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島崎株式会社 | 勤続年数12年目

森さんの就職成功体験談

さん

男性 大卒
森さんの就職成功体験談
Before

Before

2月まで内定ゼロの大学4年
After

After

アパレルでの企画や資材調達

現在の会社に入社して12年

ーージェイックに出会ったきっかけは覚えていらっしゃいますか?

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大学生の頃も就職活動はしていたんですが、早い時期にいただいた内定は辞退していて。

気が付いたら3月になって、卒業じゃん…って。さすがに「どうにかしなくちゃ」と思って出会ったのがジェイックで、「タダで研修をしてくれる」ということに興味を持ちました。

入社からもう12年経ったと思うと、すごいですね。

営業カレッジ(※現在は就職カレッジに名称変更)の研修は、今も無料でやってるんですね。こういった研修をタダで受けられるってすごいことですよ。もう一回行きたいぐらいです(笑)。

学生時代は、自転車と旅行が中心

ーー入社後のお話もお聞きしたいのですが、まずは中高生の頃についてお聞き出来ますか?

とにかくたくさん遊んでましたね…。部活は、中学はバレーボール部、高校は帰宅部でどこにも所属せずでした。

高校でもバレーボール部に入ろうとしたり、演劇部とかもたまに参加はしてたんですけど、定着せずでしたね(笑)。

でも元々自転車が好きだったんで、1人で自転車で色々と行っていました。

高校までの通学も片道15キロぐらいあるんですけど、自転車で行って。結構、距離はありましたが、好きだったので楽しかったですね。

ーー大学進学の時は、どういった感じでしたか?

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大学には、一浪して進学しました。私は地理が好きだったので、地理が学べる大学・学部を受けました。

現役時は落ちてしまいましたが、それでも私はその大学で地理を学びたかったので、一浪することにしました。一浪後、無事に合格し、その大学の地理学科に進学しました。

ーー地理に興味があったのは、なぜですか?

元々、自転車であちこち行くのが好きで、旅行も好きだったんです。旅行の時に地図を見て、変な地名の場所を発見したり。電車に乗るのも好きでした。それで地理に興味をもったんですね。

ーー大学時代はどんな感じでしたか?

授業は、1限はあまり出てませんでしたが、1限以外は結構出てましたね。ちゃんと起きて、ちゃんとノートも取って、成績もそこそこ良かったです。

サークルには入らなかったんですが、旅行好きが集まる部活に入りました。部活で行った旅行で一番良かったのは北海道で、毎年行くぐらい好きでしたね。1年の時は電車で行きましたが、4年の時は、原付バイクで東京から1か月ぐらいかけて北海道まで行って…。楽しかったですね。

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就職活動なんて簡単だと思ってました。

ーージェイックに出会う前の学生時代の就職活動はいかがでしたか?

みんなが始めるぐらいの時期に、とりあえず始めようと思って就活を始めました。

建築系が良いと思って就活を始めて、大学4年の夏にはもう、建築系の会社2社から内定をもらってましたね。

建築系がいいと思った理由は、父親の仕事が建築系だということと、私の専攻が地理で、建築と関わりのあって、それでですかね(笑)。

でも、強く志望してたわけではなく、漠然と「良さそうかな」と思っていたぐらいでした。

それぐらいの気持ちだったので、内定をもらったものの、2社とも辞退しました。

ーー辞退した理由は何だったんですか?

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辞退した理由としては、「配属先が地方」というのが嫌だったのと、あと、早々に内定をとれたことで「他の会社ももっと見てみたい」という気持ちが芽生えたというのもありますね。

当時の僕は、「就活なんて簡単だ。今この会社で焦って決めなくてもいい」「みんなは内定もらってすぐに就職先を決めてるけど、自分はそういうタイプではないし」という気持ちでした。

ーーそのまま、内定がないまま学生生活を続けてしまったんですね。

そうなんです…内定を辞退した後は、恒例の夏の北海道旅行をしたりして、気づいたらもう4年生の2月。あと2か月で卒業、という時期になっていました。

そこで初めて「このまま就職出来なかったらマズイな」と焦り始めたんです。私はあんまり焦ったりするタイプではないんですが、さすがにもうマズいと思いましたね。

それで色々と就職について探していて、ジェイックを見つけたんです。タダの研修なら良いかと思って、説明会に申し込みました。

ーー最初に説明会に申し込みをされた時から、ジェイックの研修に参加するつもりでしたか?

「研修で一般的なビジネスマナーを学べるならいいな」と、最初からある程度は参加するつもりでしたが、同時に「タダとは書いてあるけど、怪しいな」とも思ってました(笑)。

でも説明会で話を聞いて、本当にタダで研修を受けることが出来て、企業を紹介してもらえることが分かったので、研修に参加することに決めました。

研修は、年齢の近い人が多くて結構面白かったですね。一緒に研修を受けていた仲間たちの存在は、本当にありがたかったです。

ーー就職を決めた企業への志望度はどのくらいでしたか?

ジェイックの面接会に来ていた会社には「行きたい」と思った会社が何社かありましたが、当社はその中の1社でした。面接会に来ていた当社の社長と取締役の2人の人柄や雰囲気が「いいな」と思ったんですね。で、内定をいただいたので、この会社に入社することに決めました。

日本でのものづくりにこだわって仕事をしたい

ーー森さんが入社された会社は、どんな会社なんですか?

婦人向けの肌着メーカーです。いわゆるアパレルメーカーですね。

本社は埼玉ですが、私は東京の神楽坂の事業所で働いています。神楽坂はお洒落な店が多くて、店に入ったら有名人のサインが置いてあった、なんてこともあって面白いですね。

森さんの画像4

当社がやっている事業は、自社ブランドの「Fleep(フリープ)」という商品を扱う事業と、通販などの販売業者向けに、肌着の企画・デザインから資材調達・縫製までを行うODM事業のおもに2つです。

ーー森さんは、どちらの部門を担当されていますか?

私はODM部門に属しているので、販売業者や自社のデザイナーと打ち合わせをしながら時期や流行、素材の特徴などを考えて商品をカタチにしていく、というのが仕事になります。

工場が、日本だけでなく中国とベトナムにもあるので、それらの国とやりとりすることもありますね。12年の間にいろいろな企業を担当させていただいて、今では社内で一番多くの顧客企業をもつようになりました。

ーーすごく活躍されているように見えますが、入社から今までで、大変だった時期はありますか?

入社直後からしばらくの間ですね。入社してからこの会社の雰囲気に慣れるまでは大変でした。

今は違うのかもしれませんが、当時のジェイックの講義は「明るい挨拶や元気さが大切」というものだったんです。

でも当社は、暗いわけではないんですが、穏やかでおっとりした社風。そこでギャップを感じたりしていました。

ーー社風になれるまでが大変だったんですね。

私は5月に入社したので同期もいないし、先輩たちも忙しそうで、私も先輩への相談に慣れていない…、そんなこともいろいろあって大変だったんだと思います。

自分にはまだ何もできず、もどかしい気持ちもありました。そんな状況がしばらく続きましたね。

けど今は、その雰囲気にも溶け込んでいます。溶け込んだから12年も続けられてるんですね(笑)。

ーー仕事で面白いと感じるのはどういったところですか。

日本製のものを作っているというところです。中国・ベトナムにも工場はありますが、自社ブランドの肌着は日本の自社工場で作っています。

多くの企業が工場を丸ごと中国などに移す中、当社は日本製にこだわっているほうなので、日本の工場で、日本製のものを作っているということに面白さを感じます。

あと、その日本の自社工場が、東日本大震災の被害を受けた岩手県の陸前高田市にあるんです。

そこではたくさんの地元の社員が縫製から検品まで行っているのですが、そこにも意義のようなものを感じます。

この地震は、私の仕事に対する考え方を変えたきっかけにもなったように思いますね。

ーーどういったきっかけになったのでしょうか。

陸前高田の工場は高台にあるので、震災の直接の被害はなく、社員も全員無事でした。

でも「親戚が被災した」とか、「命は助かったけど仮設住宅に移った」とか、色々と大変な方もたくさんいて。

けど、そんな人たちも、工場で仕事をしている時は本当にすごく元気で…。

そんな姿を見て、「自分ももっと頑張らなきゃ」って思ったんです。

ーー工場の方々に元気をいただいたんですね。

その頃の私は、仕事ができない自分をもどかしく感じていたり、日本の工場がどんどん海外に移っていく現状を残念に思っていた時期でした。

でも、ウチの会社が日本でモノづくりを続けていられるのは、こんな状況でも頑張っている工場の皆さんのおかげだ…。そう思ったら感動してしまって。

こういう人たちと一緒に日本製の製品を作ることに対して、そんなうわついた気持ちでやっててはいけないな、と強く思ったんです。

ーーそういった経験が森さんの今の仕事に繋がっているんですね。

そうですね。良いものを真摯に作り続けている会社の一員として、自社製品を広めたいなとか、そういう気持ちに繋がっています。

ウチの社員はみんなすごく真面目というか、素直で優しくて、本当に良い人ばかりだと思うんです。

入社した時は、そこに逆にとまどいを感じたりもしたのですが(笑)。

この社風は商品にも表れていて、自社ブランドの「Fleep(フリープ)」は、柔らかくて肌に優しいところが特長なので、社員同士でも「私達の商品には優しさが詰まってるよね」と話したりするんですよ。

ーー社風の良さと、自社製品・日本製への誇り、これらがあって12年間頑張れてこれたのですね。

そうですね。労働環境も、土日休みで有休もとれて、平日も夜7時ぐらいには帰るので、とても良いと思います。

ホワイト企業すぎて心配になるぐらいです(笑)。最近は数年で転職する人も多いですが、同じ会社で12年も続けていられるというのは、やっぱり恵まれてると思いますね。

経歴ではなく、自分が頑張れるコトを基準に仕事を選んでほしい

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ーーこれから就職する方に向けてへのメッセージをお願いします。

私は大学受験で一浪していて、大学4年生の卒業時にも就職先が決まっていませんでした。

そんな私も、面白さや意義を感じられるこの仕事に出会い、もう12年続けています。

だから一浪したとか、大学卒業時に就職先が決まっていないとか、そういった自分の履歴を気にするんではなくて、本当に好きなように仕事が出来て、自分が頑張れる所を見つけてくださいと言いたいですね。

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