中退して人生は終わり・・・じゃない！

1.これまでの経緯

私は昨年9月に家庭の経済的な理由で、大学を中退しました。その後は喫茶店と居酒屋でアルバイトをしながらフリーターをしていたのですが、今年の4月から奨学金の返済が始まったことで、アルバイトだけでは生活が厳しいと感じました。そこで「就職をしよう」と決め、ジェイックに登録をして今に至ります。

2.閉ざされてしまった、保育園の先生への道

小さい頃から、保育園の先生になりたいという夢がありました。私自身が幼少期に保育園へ通っており、園の先生がすごく大好きだった気持ちを今でもはっきり覚えています。だから小学生の頃には、保育園の先生になりたいという思いがはっきりとありました。

中学、高校とその思いは変わらず、大学も保育系の大学に進学し、このまま憧れの保育園の先生になれると思っていたのですが、そんな矢先に経済的な事情で大学を中退せざるを得なくなってしまいました。

中退を決めたときは、これまでずっと保育系に進むという選択肢1本しか考えてこなかったので、これからどうしようかと、目の前が真っ暗になりました。

大学を卒業せずとも子供に関わる仕事をなんとか出来ないかと思い、ゼミの先生に相談すると、パートとして週3～4日保育園の先生のサポートのような仕事であれば存在すると教えてもらえました。ただ、正規社員としての採用ではないことから、経済的な安定も、将来的なキャリアの広がりもないということだったので、一旦は子供と関わる仕事は諦め、まずは経済的な安定を得るために、一般企業へ就職しようと、決意をしました。

3.初めての就職活動の始まり

何より不安だったのは、中退をしてしまっていても就職できるのかということでした。

まずネットで求人を探してみることから始めたのですが、そこで目にしたのが「大卒限定」や「要資格」などの文字でした。あまりにも多くの求人にそのような表記があったので、「あぁ、私はやっぱり子供と関わる仕事はもちろん、正社員として働くのは無理なのか。」と、絶望的な気持ちになりました。

ところがその後、もう少し調べたり友人に相談したりする中で、そもそも私が新卒で求人を探していたことが間違いだったとを知り、中退した場合は中途採用扱いになるのだと理解しました。

そこから新卒求人を探すのではなく、中退者の就職について調べるようになり、その流れでジェイックを知り、登録しました。

4.ジェイックと出会ってからの就職活動

WEBサイトを見ると、中退者でも就職成功率がすごく高いと書いてあり、とにかくまずはちゃんと就職できるようにサポートしてほしいというのが、何よりジェイックに期待していたことでした。

それまではそもそも中退してから、何をすればよいのか、どうすれば就職できるのかもまったく分からない状態で居たので、藁にも縋るような思いだったと思います。

ジェイックではまずは、面談ではなくオンラインセミナーに参加しました。

セミナーを通して世の中にどんな業界・職種があるのかが分かりましたし、資料も分かりやすかったので、自分にどんな仕事が向いているのか、考える良いきっかけになりました。

そしてセミナーが良かったので、面談も受けてみました。

面談はセミナーとは違いマンツーマンでじっくり相談をさせていただいたので、新しい学びをたくさん得られた時間でした。

挙げればキリがないのですが、特に印象に残っているのは就職時期に関してでした。

私はそれまでなんとなく、来年の4月に入社できるように、それに向けて動いていければ良いかなくらいにしか考えていませんでした。しかし面談の中で、4月に向けて就職活動をする人は多いので、なるべく早く動いていたほうが採用率が上がるということや、中退者の場合、別に4月入社にこだわる必要はないということを教えてもらいました。

それを言われてすごく納得しましたし、逆にその情報を知らなければ、ただ無駄に4月までダラダラ過ごしていたかもしれないと思うと、本当にありがたい気づきをいただいたと思います。

またこういった情報提供だけでなく、私の現状や悩みをじっくりと聞いてもらえたことも印象的でした。

これまでの経緯から、今私が何に不安を感じているかなどをしっかり聞いてもらえたことで、話しながら私自身も少しずつ頭の中が整理できてきました。

こうしてマンツーマンでいろんな情報をくれたり、相談に乗ってくれたりするうちに、面談を受ける前はまだ就職活動を本格化するほどの覚悟は決まっていなかったのですが、面談後にはこれから頑張っていこうという、ある種の覚悟のようなものが生まれました。

そういったこともあって、面談の中で勧められたジェイックの就活講座を通して就活を進めることに決めました。

私が受講したときは1クラス30人もいたので、一緒に就活を頑張る仲間がこんなにもいるという感覚は、とても心強かったです。クラスメイトの中には、講師の方からの質問に積極的に答える人が居たり、講座を通してどんどん成長していく人が居たので、私自身にとっても良い刺激となりました。

更に良いなと思えたのは、受講生の中に似たような境遇の方がたくさん居たことです。私と同じように中退という経歴を持ちながら、それを乗り越えて就職しようと頑張っている人が大勢居たことで、私も負けずに頑張ろうというモチベーションに繋がりました。

就活を一人で進めるとなるとなかなか大変な部分があると思いますが、こういったモチベーションに繋がるような仕組みがあるというのは、ジェイックのサービスの良いところだと思います。

5.ついに始まった面接

就活講座が終わった後は、2日間かけて20社と話す面接会が始まりました。

講座の中で学んだ「人の印象は3秒で決まる」ということを意識し、オンラインでの面接だったのですが、顔を合わせた瞬間にしっかりと笑顔で挨拶できるよう心掛けました。

なので正直、それを20社続けるのは結構疲れたというのが正直な感想です。

ただそこにもしっかり工夫をしてくれていて、まずそもそも2日間に分けてくれているのはこれが理由なんだと後から分かりました。これを1日で20社と会うとなっていたら、かなりしんどかったのではないでしょうか。

また、事前に準備ができたというのも、いくらか気持ちがラクでした。講座中に、面接会に来る企業の求人を説明してくれていたので、ある程度どの企業と何を話すのか準備をすることができていたのは、精神的な負担をだいぶ軽減してくれました。

そんなこんなで20社との面接会を終え、私は無事に4社の企業との個別面接へと進むことが出来ました。

6.無事に内定をいただいてから、入社が決まるまで

4社の面接日程が決まっていたのですが、結果的に私はすべての面接を受けることなく、入社企業を決めました。

個別面接が始まって最初に受けた企業からは1次面接を通過させてもらえ、2次面接の日程まで決まりました。

そして2社目の面接。実はここが面接会の時点で一番気になっていた企業なのですが、うれしいことに私をとても高く評価してくださったようで、本来2次面接まであるところを、例外として1次面接の段階で、内定を出してくださったのです。

私にとってその企業は第一志望でしたし、何より1次面接の段階でそこまで私を高く評価してくださったこともとてもありがたく感じたので、他の企業は選考辞退する旨をジェイックの社員に伝え、その企業への入社を決めました。

また余談ですが、その企業については、正直面接会の前の段階では、入社したとして、自分が成果をあげられるイメージが沸かなかったので、正直志望度は高くありませんでした。

募集内容が将来の店長、副店長候補ということで、そんなに大層な仕事が私に務まるか、自信がなかったのです。

ただ結果的に面接会を通して第一志望に変わったのは、仕事内容を聞いて私の強みが活かせそうだと思ったのと、何より面接会に来ていた社員の方の人柄に惹かれたからでした。

私の話をしっかり聞いてくださりつつ、質問にも丁寧に回答してもらえたので、他の企業と比べても、すごく楽しく話せた印象があったのです。

そういった背景から第一志望に変わっているので、もしかすると面接会の「まず会ってみる」という形式ではなく、ただ求人票を渡されるだけだったら、ここまで志望度は高くなかったかもしれません。

こういったところは、少し大変でも面接会を受けることのメリットだと思います。

7.これから私が目指す道

今改めて考えると、中退して夢が閉ざされたからといって、別に私の人生が終わったわけじゃないなと思えます。

中退した当時は、これからどうすれば良いか分からず絶望状態でしたが、中退後もゼミの先生にも相談できていますし、大学時代の友だちとも、未だに仲は良いです。

子供と関わるというのも、今は安定を求めて一般企業に勤めたとしても、別に未来永劫実現しないという訳ではありません。

そう考えると、中退というのは長い人生の中の経験の1つに過ぎないので、まずは入社が決まった企業でしっかりと成長し、成果をあげながら、前を向いてやっていこうと思います。

8.ジェイックの面談を受けてみて欲しい人

私にとってジェイックと出会って一番良かったことは、就職活動を本格的に始めるきっかけをもらえたことです。

中退して不安な気持ちを抱きながらアルバイトをしていたり、なんとなく来年の4月に入社するために、不充分な情報収集をしていたり。今振り返るとイマイチ煮え切らない期間があったと思います。

そんな中でジェイックの面談を受け、そこから就活講座を受けることになったことで、一気に私の就職活動はペースアップし、気づけば就職先まで決まりました。

なので、中退してしまったとか、なんとなく変わりたいとか、スキルアップしたいけどなかなか転職には踏み出せないとか、そういうなんとも煮え切らない状況にある人にとっては、ジェイックの面談はきっと良いきっかけになると思います。

なのできっかけ作りをしたいという方は、ぜひジェイックの面談を受けてみることをオススメします。