1.ジェイックに登録するまでの経緯
私は在学中、会計士の資格取得のために勉強をしていたので、就職活動をせずに卒業をしました。しかしいざ卒業してからというもの、勉強のモチベーションを維持することが難しかったことから、悩みに悩んで民間就職へ切り替え、ジェイックに辿り着きました。
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2.想像以上に難しかった会計士の資格勉強。そして挫折。
私は大学に在学していた時から、会計士の資格取得に向けた勉強をしていたので、在学中は就職活動をしませんでした。そして卒業を迎え、周囲の友達が就職する中、引き続き夢に向かって勉強に打ち込んでいました。
ところが、黙々と勉強を続けていくうちに、立ち止まってしまうことが増えました。
なぜかと言うと、ただでさえ広い試験範囲の中に、どうしても興味の持てない苦手科目が含まれていたからです。最初こそ夢を叶えるために乗り越えるべきハードルとして、なんとか食らいついていたのですが、試験日が迫れば迫るほど、その科目に対するプレッシャーを無視できなくなっていきました。
会計士は自ら憧れて追いかけていた夢でしたが、そこに至るまでにまったく興味の持てない科目も網羅しなければならないのは、想像以上の苦痛だったのです。
それでも、目の前の試験に向けて一生懸命に苦手科目へ向き合い続けていました。ところが、周りの友達が就職するのを横目に浪人生活を送るというのは少なからず焦る気持ちがありました。それに加えて、試験の命運を左右する苦手科目の存在は、徐々にストレスへと形を変えていきました。
試験日が近付くごとにどんどん気持ちが落ちていったある時、ふと「この勉強生活をいつまで続けないといけないのだろうか」と、将来への不安に猛烈に襲われました。その瞬間、「もうこれ以上は無理かもしれない」と自分の限界を悟り、夢を諦めて民間就職へ切り替える決意をしたのです。
突然の進路変更に、最初は両親も戸惑っているようでした。ただ、私の意思の固さを察したのか、最終的には私の好きなようにしなさいと背中を押してくれたので、私も夢への気持ちに区切りをつけて、初めての就職活動に乗り出しました。
3.そして始まった就職活動
就職活動を始めるにあたって、まずは情報収集をしました。ところがその時に初めて、自分の置かれている状況が、思っていたよりも厳しいものだと気付かされました。
どうやら学校を卒業して学生の身分ではない私は『既卒』という扱いになり、そして既卒での就職活動というものは、就職の間口がかなり狭いため、正社員への道のりがハードになりやすいということを初めて知ったのです。
ちなみに人によっては、既卒の立場でありながらも翌年4月の入社、つまり新卒枠を目指して就職活動をすることもある、という情報も目にしました。
ところが私は『現役大学生の中にひとりポツンと、就職活動をせずに卒業してしまった既卒の自分』が、面接官から選ばれるイメージがどうしても沸きませんでした。
だから私は新卒としてではなく、手探りながらも既卒として就職活動をする道を選びました。
その後、既卒として就職活動を始めるにあたり、まずは片っ端からエージェントに登録しました。誰もが知る有名なエージェントから、聞いたことのないエージェントまで、ジェイックも含めて数社、まずは面談を受けてみることにしたのです。
最初に面談を迎えたのは、既卒や第二新卒向けの就職を支援している、とあるエージェントだったのですが、結局そのエージェントを使って就職をすることはありませんでした。
まず面談では、私の心の準備が整わないまま、ものすごいスピードで話が進んでいきました。夢を諦めて、次に目指したい仕事や、やりたい仕事のイメージが湧いていない私の気持ちをしっかりと聞いていただけないまま、「就業未経験のあなたに紹介できる求人はこれしかありません。人気の事務職は絶対無理です。」と、私の気持ちは終始置いてけぼりのまま案内が進んでいきました。
それでもなんとか「そもそもやりたい仕事がわからないのですが…」と、気持ちを伝えると一旦止まってくださったのですが、面談後に「この中に興味のある求人はありますか?」と、たくさんの求人が次々に送られてきました。
社会人になった今では、エージェントの方の対応は建設的なコミュニケーションだったと思うのですが、当時進路を切り替えたばかり、しかも初めての就職活動に絶賛ドキドキしていた私にとっては、そのコミュニケーションがあまりにもスピード感があって、私の気持ちを置いてけぼりにされているような感覚があったのです。
それでもどんどん話を進められていくので、NOと言えなかった私は、気が付けば面接当日を迎えていました。もちろんその求人に納得していたわけでも、その企業に入りたいと思っていたわけでもないまま面接の場を設けられてしまったので、当然面接も上手くいかず、ただただ疲労に満ちたまま終えました。
そんな苦い経験があったので、初めての面接に挑戦させていただけたことには感謝しつつも、そのエージェントのお世話になることは辞めました。そして傷心の中、次のエージェントの面談として迎えたのがジェイックだったのです。
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4.否定せずに私の不安を受け止めてくれた面談
ジェイックでの面談は、とにかく私の不安に共感し、寄り添ってくれた時間でした。
直前にお世話になったエージェントで、ゴリゴリと進められて不安だったと話すと、ただただ「それは不安でしたね」と共感してくれたり、夢を諦めてからまだやりたい仕事を見つけられていないと話すと、「そうですよね、まだやりたい仕事なんて考えられないですよね」と、寄り添ってくれました。
更に、私が会計士を諦めて就職活動を始めたことを、前向きに受け止めてくれたのも印象的でした。
それまでの私は、やりたい仕事が見つけられていなかったり、面接が上手くいかなかった経緯から、イマイチ就職活動が前進している感覚が湧いていませんでした。だから時には『資格取得の道を諦めた選択は間違っていたのでは…』と、不安が膨らむこともありました。
ところが、ジェイックのアドバイザーの方に「就職活動を始めただけでも素晴らしいことですから、まずは自分のペースで進めていいんですよ」と、今の私を前向きに受け止めていただいたことで、『自分の選択は間違っていなかったんだ』と自信を持つことができましたし、『やりたい仕事が見つかっていない現状を焦らなくてもいいんだ』と安心することができました。
だから自分のペースでしっかりと準備をして、納得感を持って企業との面接に臨みたいという気持ちで、ジェイックの就活講座を受けることにしました。
5.学びが多かった就活講座
就活講座は想像していたよりもしっかりとした場で、オンラインの学校のようでした。
時間厳守であったり、細かな報連相を求められたりと、大人として当たり前だけれどなかなかできないことを徹底的に身に付けられるよう丁寧に指導してくださったので、良い意味で緊張感を持って受講することができました。
ちなみに、当時感じたことというよりは「今振り返ると…」と思えることなのですが、この講座で学んだ内容が就職した今、活きていると感じることが度々あります。
例えば私の入社先はリモートワークもできるので、社内での会議だけでなく、取引先の方とオンラインで打ち合わせをすることがあります。その際、zoomの使用方法やオンライン会議での話の聞き方など、実務に沿ったビジネスマナーを講座で教わっていたので、入社してからスムーズにリモートワークに慣れることができました。
他にも、講座で口酸っぱく教わった報連相の仕方も、仕事で活かせるシーンが何度もあったので、講座で教わる内容は仕事をする上で大切な内容が多かったのだな、と振り返っています。
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6.いよいよ迎えた集団面接会
集団面接会はとにかく緊張していましたし、各企業との面接時間もあまり長くなかったので、気付けば終わってしまっていた…という感覚です。
そんな怒涛の時間の中でも、気持ちが惹かれる企業が1社ありました。
そこはシステム関連の企業で、事前に見せていただいた求人票に記載されていた住所が、自宅から近かったことが最初に興味を持ったきっかけでした。
加えて、システムエンジニアでの募集だったので、「IT系の勉強なんてしたことが無いけれど、エンジニアの仕事ができたらなんだかかっこいいかも!」と、面接会の前からその企業と、エンジニアという仕事に興味を抱いていました。
そして迎えた面接会。
面接官の方へ率直に、未経験の私でもエンジニアの仕事ができるようになるものかと質問してみると、「入社してから勉強して、エンジニアとして頑張っている初心者メンバーがいるので大丈夫ですよ!」と、励ますような言葉をかけていただきました。
未経験でも新しい分野に挑戦できることは、やりたい仕事を探していた私にとって非常に魅力的でしたし、何よりもそうして未経験者を受け入れてくださる社風や、温かく話してくださる面接官の人柄の良さに心から惹かれた私は、その企業を第一志望にして個別面接の準備を進めました。
せっかく惹かれる企業に出会えたので、なんとか面接で上手く話したい一心でジェイックのスタッフさんに相談すると、何度も何度も話す内容を添削してもらえました。
しかもどのスタッフさんに相談しても「話す内容はOK!あとはこの部分をこう言い変えるともっと良くなると思いますよ」と、ポジティブな指摘をしてくださったので、相談しやすかったです。
そうした丁寧なサポートのお陰もあり、面接でもしっかりと話すことができ、無事に内定をいただくことができました。「こんな私でも内定をもらえるのか!」と感動したことや、親に内定の報告をしたら「早!」と驚かれたことを、今でも鮮明に覚えています。
7.心理的安全性がある企業に入社して
その後無事に入社して数カ月が経ち、今に至るのですが、入社前から想像していた通り、勉強の日々です。ITの分野にまったく縁がなかったので、そもそもの業界知識やIT用語をたくさん頭に詰め込んでいくのは、もちろん大変に感じることもあります。
ただ、面接の時から感じていた『社員の人柄の良さ』に助けられることが多いので、大変ながらも頑張れています。
例えば、わからないことがあると隣の席の先輩に質問するのですが、いつ、どんなときに声を掛けても優しく丁寧に教えてくださいます。
それだけでなく、今はまだあまり仕事で関わりが無い年の離れた社員の方からも、オフィスですれ違う時に必ず「元気?」と、一言声をかけて気遣ってくださります。
そうした先輩方の優しさに触れていくうちに、新人としての緊張が少しずつ解けてきて、最近は素の自分を出せることが増えてきましたし、その度に「素のあなたの方がずっといいよ、もっと出していいんだよ」と温かく受け入れてくださるのです。
そんな温かい会社に入社できて本当に良かったと感じているので、1日でも早く周りの先輩方と同じようにプロジェクトに加わって、会社に貢献できるようになることが、今の私の目標です。
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8.ジェイックをオススメしたい人
私がジェイックを使って良かったと思うことは、求職者に無理をさせず、マイペースに就職活動をすることを許してくれることです。
私は元々マイペースですし、やりたい仕事がわからなかった分、慎重に就職活動を進めたいと考えていました。だから、じっくり決めることを許容してくれて、寄り添ってくれるジェイックのサポートには安心感がありましたし、結果的に納得感を持って就職することができました。
そういった面から、まだやりたいことが分からなかったり、進路が決まっていない方にとっては、オススメできるエージェントだと思います。
それからもう1つ、これからジェイックを利用しようか悩んでいる方にお伝えしたいのですが、ぜひ「とりあえずやってみる」という気持ちを大事にしていただきたいです。
私は上述の通り、システムエンジニアの仕事はまったくの未経験でしたが、「まずやってみよう」と思い、その気持ちをまっすぐ企業に伝えたことで、内定をいただくことができました。そして入社した今も、慣れない分野の勉強にも、前向きに向き合うことができています。
ですから『案ずるより生むが易し』の言葉通り、新しいことに臆するのではなく、「まずはやってみよう」と思うことがとても大切なのだと思います。
もし挑戦してみて違うと思ったら、その時は軌道修正すればいいだけですから、未経験な領域にもぜひ積極的に挑戦してみていただきたいです。陰ながら応援しています!
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※1.2022/3/17-2023/4/20の当社就職相談参加者のうち アンケート回答者(1.974人)中、相談に満足されている参加者の割合