ジェイックに出会うまで
私はもともと臨床工学技士として医療の現場に携わっていました。人の命を預かる責任感が大きく、次第に自分の中で「この仕事を本当に続けられるのだろうか」という不安が募っていったのです。精神的にも追い詰められてしまい、結果的に自信を喪失し休職。そこで「医療そのものを離れて、まったく別の業界へ飛び込もう」と決断するほどに思いつめていました。
ただ、転職先を探そうにも、これまで医療畑でしか働いたことがなく、他業種の働き方を知りません。失業手当が切れるタイミングも迫っており、「早く次の仕事を見つけないと」という焦りもありました。ハローワークで情報を集めながらも、自分一人では心細いと感じていたとき、検索で見つけたのがジェイックでした。
定着率92.1%の秘訣
利用者限定の入社後サポート
※2023/2~2023/7に入社した人材の3か月定着率
転職を決意する前の日常と葛藤
医療系の仕事はやりがい自体は大きかったのですが、人命を扱う以上、失敗の許されない現場に常に身を置くストレスは計り知れません。最初は「人の役に立ちたい」「感謝されると嬉しい」と張り合いを感じていたのに、精神的な負荷が積み重なるうちに次第に自信を失っていきました。
それなら「違う医療現場に行けば解決するのか」と考えたこともありましたが、いくら職場を変えても「責任の重さ」という根本は変わらない。そこで職種自体を変えようと思い立ったのです。しかし、「実際に他の業界でやっていけるのか」「未経験の自分を雇ってくれる企業などあるのか」という不安だらけの状態。失業手当をいつまでもあてにするわけにもいかず、焦りだけが増していきました。
焦りと決断:転職を決めた一番の理由
いちばん大きなきっかけは、「失業手当が切れる」という時間的リミットでした。収入が途絶える前に行動しなければ、生活が立ち行かなくなるのは明白です。また、医療に戻るのではなく、まったく違う分野へ転職するという目標をはっきりさせたのもこの時期でした。以前から「対人よりは対物を扱う仕事が向いているかもしれない」「自分にはコツコツと細かい作業をするほうが向いている」と感じていたからです。ただ、いざ違う業界へ転職すると決めたものの、具体的にどんな企業があるのか、どんな職種があるのかはさっぱり分かりません。ハローワークをこまめに利用しながらも、自宅のパソコンやスマホで「未経験に強い転職」「未経験 製造業 求人」などと検索をくり返す日々でした。
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未経験OKを求めてジェイックへ
そんなときに目についたのが「ジェイック」という就職支援サービスの評判でした。ランキングサイトをいくつか見ていると、ジェイックの名前が目立っていて、「未経験OKの企業をたくさん扱っている」という情報を繰り返し目にしたんです。
さらに、ジェイックには無料就活講座で就職活動の基礎を学べる仕組みや、「集団面接会」で書類選考なしに複数の企業と出会えるというメリットがあると知り、「まったく新しい業界を目指す自分にも合っているかもしれない」と思いました。ハローワークで求人を見つけるだけでは踏ん切りがつかなかったのですが、「しっかりサポートしてもらえそう」という安心感から、まずは面談を申し込んでみました。
視野が広がった初回面談
初回の面談では、「医療系から製造系に移りたい」と話したところ、担当者が非常に親身になってヒアリングしてくれました。「中には医療機器を扱う企業もある」「そもそも業界を変えたい理由は何か」といった具体的な質問を通して、自分でも曖昧にしていた希望や不安が整理できたように思います。
私自身、面接があまり得意ではないことや、「医療から一歩離れて自分の気持ちを立て直したい」という漠然とした願望をもっていましたが、担当者は「やる気」や「細かい作業が得意」という部分をきちんと拾ってくれました。また、「根気強く業務をこなせるなら、製造や機械オペレーター系は向いているかもしれない」とアドバイスをもらえたことで、「なるほど、そういう働き方もあるのか」と視野が広がったんです。
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カレッジと集団面接会の学びと苦戦
ジェイックが開催しているカレッジでは、自己分析や面接対策を基礎から教わりました。特に「前職で得た経験をどのようにアピールするか」を徹底的に学べたのが大きかったです。医療系の経験も、見方を変えれば「臨機応変に機械を扱う力」「トラブルを未然に防ぐ注意力」が身についている証拠だと捉えられる。そう教えてもらえたとき、「過去の経験をまったくの無駄にはしなくていいんだ」とほっとしました。
その後、集団面接会に参加したのですが、実は総じて手応えは感じられませんでした…。この先のことを考えて不安な気持ちに包まれていた時期だったので、あまり自信を持てなかったのです。それでも、3社ほど印象に残っている企業がありました。私が話す内容を熱心に興味を持ってもらえたり、こちらの事情を理解しようとしてくれたりする姿勢が伝わってきたので、総じて自信はなかったのですが「未経験でも挑戦していいんだ」と実感しました。
決め手は対物作業と技術への興味
最終的に入社を決めたのが、金属加工の機械オペレーターの仕事です。もともと医療機器の操作は苦ではなかったし、工学系の分野に興味を持ち始めていたので、「機械を通して精密なモノをつくる」という点に強く魅力を感じました。
実際に説明を受けてみると、100分の1ミリレベルの精度を要する製品があるなど、かなりの精密作業が求められる職場のようでしたが、「だからこそ自分に向いている」と思えたんです。前職では対人コミュニケーションがメインで神経をすり減らしていましたが、今回の仕事は機械と向き合い、淡々と正確さを追求するスタイルがメイン。「根気強い作業が得意」という自分の特徴を存分に活かせそうだと感じた瞬間が、入社を決める決め手になりました。
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金属加工で自信を取り戻す
入社後は、決まった加工工程に沿って機械を操作し、直方体の金属を成形していく作業を担当しています。最初は用語や手順を覚えるだけでも大変でしたが、一度流れが分かると作業に没頭できるのが心地よいですね。自分が微調整した数値によって製品の精度が変わっていくのを見ていると、「これは面白い」と思わず夢中になります。
精密さを要するものづくりは、医療の現場とは別の意味で真剣勝負かもしれませんが、人の命に直結するわけではない分、自分のペースで技術を磨きながら「どうすればもっと効率よく、品質の高い製品をつくれるか」と考えられる余裕が生まれました。
前職で失ってしまった自信を少しずつ取り戻している感覚がありますし、「新しい仕事で成果を出せるように頑張ります」という抱負がようやく現実的な目標として見えてきました。今後は、さらにステップアップして専門知識を深めながら、任される範囲を広げていきたいと思っています。
同じ境遇の方へ
私がジェイックのサポートを通じて感じたカレッジの魅力は、未経験や経歴への不安を払拭しやすいことに尽きます。実際、カレッジや集団面接会では、休職や空白期間、大学中退といった“マイナス要素”を持っている人も多く見かけましたが、だからといって企業側に嫌な顔をされることはほとんどありません。むしろ「その期間に何を考え、これからどう活かしていくか」をきちんと話せれば、可能性を見出してくれるところが多かったように思います。
「面接が苦手」「未経験OKとはいえ本当だろうか」と疑ってしまう方ほど、ジェイックのサービスは心強いはずです。自己分析や面接練習などを通じて「こんなふうに話せば伝わるんだ」という手応えが得られますし、集団面接会で実際の企業の声を聞くことで「こういう視点を持っているのか」と学ぶ機会も得られます。
医療系から製造業へのキャリアシフトは決して簡単ではないと思っていましたが、ジェイックの研修とサポートがあったおかげで、自分の得意分野を見つめ直すことができました。もし「業界を変えたい」「経歴に自信がない」「人と関わるより、モノづくりの仕事をしてみたい」など同じような悩みがあるなら、一度ジェイックに相談してみる価値は十分あると感じています。
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