Nさんの就職成功体験談

学生時代は、就活はせず、海外にいくためのお金を貯めていた

学生時代、就活はしませんでした。

大学2年の時にロンドンに旅行に行ったのがきっかけで、海外に興味を持ち始めたからです。ロンドンは1週間の旅行だったのですが、「もっと長く滞在して、いろんな世界を見てみたい」と思ったんですね。

それで、大学4年の初め、周囲が就活を始めた頃に「自分は卒業したら海外に行こう」と決めて、就活はせず、アルバイトに力を入れてお金を貯めました。

こういうとカッコよく聞こえるかもしれませんが、…本音を言うと、「まだ働きたくない」という気持ちもあったと思います…。

卒業後、貯めたお金でワーキングホリデーへ。帰国後はリゾートバイトを始める

卒業後は、まず卒業後すぐに短期留学でフィリピンに3か月、そして一旦帰国してまたお金をためてワーキングホリデーでカナダに半年間行ってました。

カナダでは半年間、1人で滞在してたのですが、オーロラがきれいに見える地域に滞在できて、めちゃめちゃ良かったです。

本来ワーキングホリデーは一年間なのですが、オーロラをみたりして、予定よりも早く資金面が苦しくなり、半年で終えました。

カナダから帰国した後、また海外に行くお金を貯めるために、リゾートバイトに応募しました。

“ワーホリとか海外旅行に行きたい人がよくリゾートバイトをしている”という情報をネットで見て、「いい経験にもなるかな」と思ったんです。

居心地の良かったリゾートバイト。このバイトが就活するきっかけに

リゾートバイトは3か月で辞める予定だったんですが、結構居心地の良い職場だったのと、働いていたホテルにお願いされたこともあって、結局1年間働きました。

上司的存在の方が自転車とかキャンプが好きで、よく連れて行ってもらいましたね。人間関係は本当に良かったです。

…ですが、続けるうちに、「そろそろ就職しよう！」という気持ちに変わっていったんです。

リゾートバイトって、派遣やバイトを長く続けてる人も多いので、いろんな年代の人がいるんです。

その中に38歳の派遣の方がいたんですが、その人が、24歳くらいの正社員の女性にきつく怒られてるのを目撃して…。

それを見て、「自分だったら耐えがたい」と思い、それで就活することに決めました。

その頃、働いていたホテルから、「ウチに就職しませんか？」という誘いもいただいたんですが、そのホテルは僕の地元から４時間かかるところにあったので、「正社員で働くなら、もっと地元に近いところがいいな」と思って、1度自分で就活してみることにしました。

地元に戻ってきて、すぐに就活をスタート！

地元に帰ってきて、2～3日休んですぐに、いくつかの人材紹介会社や、就職支援をしている会社に登録しました。そのうちの1つがジェイックです。

一番最初に面談したのがジェイックだったのですが、面談で就職カレッジのことを聞いて、「ここを使って就職しよう！」と決めました。

無料で就活講座を受けられるし、書類選考なしでたくさんの企業と一気に会えると聞いたので、自分で進めるよりも自分に合った企業を見つけやすいかな、と思ったんです。

それで、同じ日に他の紹介会社の面談もあったのですが、全てキャンセルしました。

カレッジで印象に残っているのは飛び込み実習。今も活きているのは『習慣の大切さ』

就職カレッジの研修で一番印象に残っているのは、飛び込み実習ですね。きつかったので（笑）。

古びたビルは入りにくかったので避けましたが、雰囲気の良さそうなビルやオフィスは頑張って訪問しましたよ。

特に良い結果は出せませんでしたが、あの時しか経験できないようなことを経験できて良かったと思います。

※飛び込み実習は、2019年3月に廃止されました

研修で学んだ内容で今も活きてると思うのは、習慣を身に付けることの大切さを学べたことですね。

研修中、「毎日、これをする」といったルーティンワークを自分で決めて、できたかどうかチェックする用紙があったじゃないですか。あれを今でも続けてるんです。

最近は「毎日、読書をする」というのをルーティンワークにしているのですが、そこで『7つの習慣』の本を読んだんです。

『7つの習慣』の考え方はカレッジでも学んだので、読書をしながらカレッジの時を思い出して、初心に帰ることができました。

ルーティンワークは、やっているといろいろな気づきがあるので、今後も続けていきたいですね。

カレッジ修了後、希望の会社に無事就職。事業内容への興味と、社長の魅力で選んだ

研修後、集団面接会に参加して、今の会社、株式会社創（つくる）に出会いました。

注文住宅の建設やリノベーション、販売を行っている会社です。

私はもともと家に興味があったので、「個別面接に進んだらいいな」と思っていたら、運よく個別面接に進めて。

その個別面接が面白くて、社長が面接してくださったのですが、面接後に、「今、新しい事務所の内装をリニューアルしてるから、一緒に見に行こうよ」と言って、社長が車を運転して連れて行ってくれたんです。

私は本当にびっくりして、「面接でこんなふうに現場に連れて行ってくれる会社ってあるんだ！」って（笑）。

あとウチの会社は、家を建てる際、床材や壁材に無垢の木や沖縄のサンゴのぬりかべだったりといった、いわゆる自然素材を使ってるんです。

そんなところにも魅力を感じて、入社を決めました。

今の仕事は、戸建て注文住宅を希望するお客様の対応や、希望に合わせた間取りの設計

今は、戸建て注文住宅を希望するお客様の対応や、希望に合わせた間取りの提案を行っています。

家に関する知識は全然なかったので、最初の1か月ぐらいはＣＡＤ（キャド。住宅の設計や製図を支援するソフト）の使い方を学び、それからお客様対応のやり方を教わりました。

入社5か月目ぐらいから自分のお客様を持つようになって、これまでに4～5名のお客様を対応させていただいてます。

イチから家の設計に携われて、その家が残るのがやりがい。職場の雰囲気もいい

仕事の魅力は、イチから家の設計に携われて、その家が形として残ることだと思います。

お客様一人ひとり、「家をこんなふうに使いたい」「こんな間取りがいい」といった希望が全然違うので、その希望を図面に落とし込んでいく過程が楽しいですね。

あと、職場の雰囲気がすごく良いので働きやすいです。

仕事のオン・オフのメリハリがしっかりしていて、休憩中は会話が絶えないような明るい雰囲気ですし、上司とのコミュニケーション量も多いので相談もしやすいですね。

仕事で大変なことは、覚えることが半端なく多いことです。

いろんなことができるようになる半面、実践で学ぶだけでは追いつかないので、自分で勉強したりもしていますね。読書もその一環です。

まずは1棟契約をとるのが目標。夢は、自分で設計したログハウスを建てること

まだ自分で契約をとったことがないので、まずは1棟、契約を取りたいですね。

そこからどんどん成長できたらな、と思ってます。

プライベートでは、遠い将来ですが、自分の家で完全なログハウスじゃなくてもいいのですがログハウス風の家を建てたいです！

就活中の皆さんへの一言メッセージ

「働こう！」と思ったのであれば、すぐに行動することが本当に大切だと思います。

その時に動かないと、結局ダラダラ過ごしてしまって、その生活に慣れると、「このままでも別にいっか」と思ってしまいますよね。

そうならないためにも、働こうと思った時の気持ちを大切にして就活を進めていってほしいです！

その時にジェイックが最初の面談相手ならラッキーです。

ほかの就職支援の会社に面談に行くことなく、時間も無駄にせずに済みます。（笑）