東京・銀座の、社風の良いWeb広告代理店
日本画家になりたくて、東京芸大を目指して4年浪人してました。東京芸大は、6浪とか7浪とかして入る人も珍しくなくて、中には10浪してる人もいます。僕は予備校に通っていたのですが、3浪の時に「一番脂が乗ってる時期だから頑張ろう」と言われるような、そんな世界でした。
しかし結局、東京芸大には受からず、他の美大に進学しました。専攻は、日本画ではなく、「美術を社会でどう役立てるか」を学ぶ学科です。
…美術って、続けるのにお金がかかるんです。でも売れるかどうかは全くわかりません。僕の友人にも、“高い志を持ちつつも、お金が続かずやめた”という人がたくさんいます。
それで僕は、絵を描く技術そのものよりも、それを社会で活かす方法とか、ビジネスとして成立させる方法を学ぶことに興味が移ったんです。
美大卒業後は、仲間たちと美術の活動。しかしお金にならず、就職を考え始めた
大学卒業後は、すぐには就職せず、友人と一緒に美術ツアーを企画したり、美術関係の文章を書いたりしていました。「就職しなくても、何とかやっていけるんじゃないか」と思ってたんです。でも、それでお金を稼ぐのはやっぱり難しくて、どんどん貯金が目減りしていって…。「就職したほうがいいかな」と思い始めて、卒業から1年ぐらい経った27歳の時に、初めての就活を始めました。
貸し画廊の会社に就職。毎日200件の電話営業を頑張るも、試用期間で解雇に…
自分で就活して、貸し画廊をやっている会社に就職しました。個人の画家さんに「個展を開きませんか?」とお誘いする仕事です。この仕事が結構ハードで、全国の、趣味で絵を描いている60歳以上の方から、定期的に個展を開いているような人まで、電話リストに従って1日200件ぐらい電話をかけるんです。
美術の「美」の字もない仕事で、一時期は、泣きながら家に帰って、帰宅後は次の日が来るのをおびえながら夜を過ごす、といった毎日を過ごしました。それでも与えられたミッションをこなそうと頑張っていたのですが、1か月やった時に目標数字に達してなくて…。試用期間終了と同時に解雇されてしまいました。
解雇されたのはショックでしたが、その1か月間で、お客さんからお金をいただくことの難しさとか、お客さんの興味をひける話し方とか、そういうのを少し学べたので、それは良かったと思っています。
定着率92.1%の秘訣
利用者限定の入社後サポート
※2023/2~2023/7に入社した人材の3か月定着率
解雇後、すぐに情報収集開始。ジェイックは、とても魅力的に映った
会社を解雇された次の日に、「次へいこう」と思って情報収集を始めました。で、検索していたらジェイックを見つけて、登録した感じです。軽い気持ちで登録したのですが、登録後にお電話をいただいて、説明会に誘っていただいたので、参加してみることにしました。
説明会で就職カレッジの話を聞いた時は、「めっちゃいいな!」と思いましたね。画廊の会社で学べたこともありましたが、1か月で解雇されたので、自信が持てる状態ではありません。
それで僕は、「もう一度誰かに教えて欲しい」「教えてもらうためには会社に入る必要がある」「でも、会社に入るための知識はどうすれば得られるのか…??」と、たくさんの疑問をもっていたので、就活のしかたや仕事の基本についてしっかり教えてもらえるカレッジは、とても魅力的に映ったんです。
印象的だったのは飛び込み実習。その他のワークで自己理解を深められたのも良かった
カレッジの研修で印象に残っているのは飛び込み実習です。目標を掲げながらがむしゃらにやって、短い時間の中で気持ちが上がったり下がったり…。どんな時に自分がどうなるのかがわかる、貴重な経験だったと思います。飛び込み以外でも、カレッジには自己理解が進むようなワークがたくさんあるので、良かったですね。
…自己理解、自分のことを深く考える、自分を見つめ直す機会って、人生の中でもそんなにないと思うんですよ。就活はその機会の1つで、カレッジはそれをしっかりできる環境を用意してくれるので、ありがたい場所だったなと思います。
※2019年3月、飛び込み実習は廃止されました。
集団面接会を経て、Web広告代理店の株式会社ゴンドラに入社
研修修了後、集団面接会に参加して、株式会社ゴンドラというWebの広告代理店に就職しました。Web広告の企画や運用、Webサイトの制作、それとSNS上のユーザーの動きを分析するような事業の3つをメインでやっている会社です。
この会社を選んだ理由は3つぐらいあるのですが、1つめは、僕がこの会社のことを、ジェイックに行く前から知っていて、好印象を抱いていたことです。ジェイックに行く前、自分で少し就活した時にこの会社のホームページを見て、「すごく綺麗なホームページだな」と思い、記憶に残ってたんです。その時は受けなかったんですが、ジェイックの集団面接会にゴンドラが来ると聞いた時は、テンションが上がりましたね。
それ以外の志望理由としては、僕の父が広告関係の仕事をしているので広告の仕事に興味があったことと、僕がずっと美術をやっていたので、クリエイティブな仕事に関わりたい気持ちがあったことです。それらが重なって、「ぜひこの会社に入りたい」と思いました。
「顧客第一」の価値観を全員がもっているのが魅力。尊敬できる上司や先輩も多い
ウチの会社のいいところは、クライアントファースト、顧客第一、という価値観を全員が共有しているところですね。上司は常に「クライアントファースト」の視点で指導してくれますし、自分が何か迷った時も、その視点で考えられます。一貫した価値観を皆が持っているというのは、すごく良いところだと思います。
あとは、挑戦を大切にする社風であることや、社内のコミュニケーションが活発なこと、尊敬できる上司や先輩が多いことも、この会社の魅力ですね。そういう中で仕事ができるのはとてもありがたいと思っています。
今の仕事は、クレジットカード会社のWeb広告担当
今は、クライアントであるクレジットカード会社のWeb広告担当をしています。カードの入会者を増やすために、どんな広告をどれぐらい出すか、企画から実施、数値分析、改善提案まで行っていく仕事ですね。単に配信するだけでなく、配信した結果の考察までお客さんに伝えるのが広告代理店の価値なので、結果を分析するスキルがとても重要だと感じています。
最近嬉しかったのは、社会人1年目の人たちで競うプレゼン大会で優勝したこと
最近、当社がお世話になっている会社が主催する、新人向けのプレゼン大会に出場したんです。いろんな業界の新人たちが、100人以上の聴衆を前に〝これまでの失敗や挑戦“についてプレゼンするのですが、その中で僕が優勝したんですよ。
僕は以前、美術ツアーとかをしていたので人前で話すのは割と慣れているのですが、優勝したことは社長や先輩からもすごく褒められて、嬉しかったですね。
今の仕事を通じて得た知見やスキルを、いつか美術の世界に活かしたい
将来の夢は、今の仕事を通じて得た知見やスキルを、美術の世界に活かすことです。今の僕は、昔の自分では得られなかった、Webやテクノロジーの知見やスキル、リソースなどを得ることができます。「美術出身の人間にもそういう人がいるんだよ」というのを皆に示して、今の経験を古巣の美術業界にフィードバックできるような、そんな存在になれたらと思っています。
…もちろん目先の目標は、上司のようなWebの知識や分析スキル、そしてお客さんと上手にコミュニケーションをとる力をつけることです。今の僕はまだ全然なので、これからも頑張っていきたいです。
最後に、就活中の皆さんへ
今は大変な時期かもしれません。ですが経験してきた事は必ずどこかで活かせると思っています。共に頑張りましょう!
定着率92.1%の秘訣
利用者限定の入社後サポート
※2023/2~2023/7に入社した人材の3か月定着率
Interview
私たち、未経験から就職できました!
93.5%の就職希望者が
就職アドバイザーに相談してよかったと
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※1.2022/3/17-2023/4/20の当社就職相談参加者のうち アンケート回答者(1.974人)中、相談に満足されている参加者の割合