小学校から12年間バスケ。家計を助けようと、高校では勉強もバイトも頑張った
小学校1年から高校3年までの12年間、ずっとバスケをやってました。3つ上のお姉ちゃんも小学生からバスケをやっていて、私もお家に一人になるのが嫌でバスケを始めたんです。小学校の時は市の選抜に選ばれました。
高校の時は学業とアルバイトに集中するために、週5の部活動ではなく、クラブチームに所属して週2ほどやってました。私は3歳の時から父だけのひとり親家庭で、高校も公立に落ちて私立に行ったので、家にお金の余裕がなかったんです。
それで、生活費の一部やクラブチームの会費、自分のお小遣いぐらいはアルバイトで稼ごうと、高校に入ってすぐから飲食店でのアルバイトを始めました。
高校では勉強も頑張りました。私の高校は、“3年間の成績を一定以上取得すると学費が免除になる”という制度があったので、それを目指したんです。
結果、頑張りが実って、学費免除を受けることができました。
父の勧めで大学に進学。大学進学は諦めていたので嬉しかった
私の頑張りを評価してくれたのか、お父さんから「大学に行ってみたら?」と言われました。大学進学は完全に諦めていたので嬉しかったですね。
それで高3の夏頃からバイトを辞めて受験勉強に専念し、翌年、無事に一般受験で入学することができました。私も嬉しかったですし、お父さんもとても喜んでくれました。
学部は、英語が好きだったので外国語学部を選びました。
順調に見えた大学生活のスタート。しかし入学直後、「留学が必須」であることを知った
無事に入った大学でしたが、入学直後のガイダンスで「卒業するには留学が必須」ということを聞きました。
私の代から大学のカリキュラムが変わり、“2年の後期から3か月以上の留学に行かなければ卒業できない”決まりになってしまったんです。
留学費は大学が払ってくれるわけではないので、自分で捻出しなければなりません。
それで、「2年の夏までになんとか貯めよう」と思って、塾講師とアパレル販売のバイトを始めました。
サークルも一応入ったのですが、バスケのようなチームスポーツだとアルバイトに専念しづらいので、個人スポーツであるバドミントンサークルを選びました。
頑張ってバイトしたものの、留学費を貯めることができず、やむなく中退を決意
バイトだけでなく、大学では奨学金も借りてたんですが、さすがに留学費までは用意できませんでした。
留学の時期、2年の後期が近づくにつれ「何か良い方法はないか?」とすごく悩みましたが、解決策は見つからず…。
それで「中退するしかないかな」と考えるようになったんです。
英語は好きでしたが、特に「外国で働きたい」とか「英語を使って仕事をしたい」とかの気持ちは強くなかったので、「トータルで考えたら、無理して大学に行かなくてもいいのかな」と…。
中退については姉や友達にも相談して、姉からは「4年間行くことが全てではない」と後押ししてもらいました。
それでいろいろ悩んだあげく、2年生の7月の頭ぐらいに、「前期が終わる8月いっぱいで退学しよう」と自分で決めました。
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中退を決めた段階でジェイックへ。その時はカレッジ参加はしなかった
ジェイックの説明会には、中退を決めて間もなくの頃に参加しました。中退はまだしていなかったのですが、中退すると決めた時から、頭の中が「働かなきゃ」って感じになってしまって。
ジェイックの説明会に行って少し経った頃に実際に中退して、またそのあとすぐに、ジェイックの就職アドバイザーの小平(こだいら)さんに面談してもらいました。それが8月頃ですね。
小平さんとの面談では、私自身、やりたいことが特にないことに気づきました。
それで「一度しっかり考えたい」と思ってカレッジへの参加はその時はお断りして、「参加すると決心したら連絡します」と伝えてその日の面談は終わりました。
…仕事って結構大事ですし、正社員になったら大学のように簡単には辞められないじゃないですか。
今回みたいなことを繰り返さないために、今度こそ真剣に向き合わなきゃいけないと思ったんです。今まで流れに任せて来てしまっていたので、一度しっかり考えたいなと思って…。
最初の就職相談から2か月後。就職意欲が高まり、カレッジへの参加を決意
それから2か月間ぐらい、就職についていろいろ考えました。自分は何がしたいのか、どのような雇用形態で働きたいのか…。
すると、考えているうちに、正社員になりたい気持ちがどんどん強くなっていったんです。その気持ちがすごく強くなった10月に、ジェイックに電話しました。
当時はもう本当に、社会人になりたい気持ちが強くて、「5日間で、濃い内容をしっかり学んでから就職したい」とも思っていたので、カレッジの研修には前向きな気持ちで申込みました。
研修は想像よりも厳しかったけど、仲間や就職アドバイザーの存在を励みに頑張った
研修は想像していたよりも厳しかったですが、周りの同年代の子たちが頑張っているのを見て、自分も頑張ろうと思いました。
あと、毎日、研修が終わると就職アドバイザーの小平さんが話を聞きに来てくれたので、それがすごく嬉しくて。安心できたし、心の支えになりましたね。
カレッジで学んだ内容で今も活きているのは、“メモをとることの重要性”です。
カレッジで学んだので、就職してからもたくさんメモをとるようにしてるんですが、これをするのとしないのとで、成長スピードが全然違うと思うんです。
メモを見返すと、もう一回教わったような気持ちになれますから。これは今もすごく活きてるので、学んでて良かったと思います。
研修修了後、見事、第一志望の会社に内定。雰囲気の良さに魅かれて入社した
就職が決まったのは、株式会社きめたハウジングという不動産会社です。地域密着の会社で、その地域でお家を探している人に売買物件や賃貸物件のご提案をしたり、入居後の管理をしたりしています。
私は最初から不動産業界に興味があったわけではないのですが、この会社の雰囲気の良さに魅かれて入社しました。第一志望の会社だったので、就職が決まった時はとても嬉しかったですね。
社員は本当にいい人ばかり。想像以上の雰囲気の良さに驚いた
実際に入社してみたら、想像以上に社内の雰囲気が良くて驚きました(笑
社員の皆さんもいい人ばかりで、直属の上司も、第一印象は怖いんですけど、怒らず丁寧に教えてくれます。
仕事では大変なことももちろんありますが、私が今、こうして頑張れているのは、上司や先輩方が寄り添ってくれたからだと思うので、感謝しています。
嬉しいのは、お客様にご満足いただいた時。その分、お客様のことで悩むことも
ご案内した物件をお客さんに満足してもらって「この部屋に住みたい」って言っていただけたときは嬉しいですね。
自分でお客さんを担当するようになってから、すごくやりがいを感じています。
反面、お客さんのことで悩んだり、つらくなったりする時もありますが、そこは、どれだけ自分が前向きな気持ちに持っていけるかだと思っています。
大変なことと言えば、入社当初、20代の社員が私だけだったので、先輩にどのように話しかけたらいいかわからなかった、というのはあります。
「先輩も、年下の私に話しかけづらいんじゃないか」と自分で悩んだりしてしまったり。でも、上司や先輩がすごく良くしてくれて、声もかけてくれたので、打ち解けていくことができました。
就職アドバイザーの小平さんには、入社後も支えてもらった
それと、就職アドバイザーの小平さんが、入社後も定期的に応援メッセージを送ってくださったんです。
相談する時間も嫌な顔ひとつせず設けてくださって、とても支えてもらいました。
そういうことをしてもらってると、少し気持ちが沈んだぐらいで辞めたりできないなって思いますし、採ってもらったこの会社にも、簡単な気持ちで辞めてしまっては失礼にあたると思うので、頑張らなきゃという気持ちになれますよね。
最後に、就活中の皆さんにメッセージ
就活って、自分と向き合う大事な時間だと思います。
辛いとは思いますけど、ちゃんと自分と向き合ってから一歩を踏み出せば、明るい未来が見えたり、すごい良かったなって思えるようになれると思います。
その一歩を踏み出すためには、やっぱり勇気が大事だと思います。
怖いと思うかもしれませんが、困ったらジェイックの担当者さんがすごく頼りになるので、そういった周りの人を頼りながら、自分のしたいほうに向かっていってほしいなと思います。
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