やんちゃだった子供時代
子どもの頃は、いい子ではなかったですね、いわゆる悪ガキでした。
パワーがあり余ってて、発散してたんだと思います。
中学まではそんな感じで、部活の先輩にもため口で、上下関係も軽んじてたんですけど、高校に入ってからやっと、目上の人を尊重する意識が芽生えました。
年長者から学ぶことってすごく多いんですよね。
例えば今、僕は26才なんですけど、50才の方から何か教えていただく時は、24年分の経験を自分がいただけるのと同じことだと思っています。
それってすごくありがたいことですよね。
そう考えると、やっぱり目上の人を尊重する大切さに、高校時代に気付けて本当によかったです。
友達に世界史を教えたことがきっかけで、世界史の先生を目指す
高校時代は、世界史がすごく好きで、自分でずっと勉強してました。
それである時、友達2人が「世界史がわからない」というので、教えてあげることになって、なんと、その2人が学年で2位と3位をとったんです。
僕が教えた友達が良い点数を取ったことは、もちろん嬉しかったんですけど、2人とも「世界史の面白さがわかった!!」って言ってくれたのが本当に嬉しくて。
僕は世界史について、「こんなに奥が深くて楽しいものはない」と思っていたので、その世界史の面白さを友達に伝えることができたことが一番嬉しかったですね。
それがきっかけで、「将来は世界史の先生になりたい」と思うようになりました。
「世界史の先生」という夢に向かって邁進するも、在学中の試験合格は難しかった
「世界史の先生になる」という目標ができたので、大学は人文学部に進み、教師になるための勉強をしてました。
夢に迷いがなかったので、一般の企業への就職活動はしてませんでしたね。
ただ、正規採用の教師になるには、年に1回の教員採用試験に合格する必要があり、この試験に落ちると次の年まで試験がありません。
そして、高校の正規教員の倍率は非常に高く、大学生が現役で合格するのは至難の業なんです。
僕も、残念ながら健闘及ばず、現役合格はできませんでした。
彼女との将来を考えて、就職を決意
現役で正規教員になれなかった場合、大学卒業後は、非常勤や臨時採用の枠で、学校に勤務しながら来年の試験に向けて勉強するのが一般的です。
僕も大学卒業後は、非常勤で働きながら夢を追いかけてました。
そんな状況が1年半くらい続いた頃、高校卒業時からずっと付き合ってる彼女と、将来について話し合う機会がありました。
大学卒業から1年半、一般的には、まだ結婚を意識するには早い年齢かとも思いますが、付き合って5年になる僕たちにとっては、そろそろ将来のことを考えるタイミングでした。
付き合いが長いので、お互いに思ってることをしっかり話し合うことができて、僕の中で「将来は彼女と一緒に人生を歩んでいきたい、彼女と結婚したい」という思いが明確になりました。
そして、彼女もそう思ってくれてることが分かったんです。
そうやって、彼女と将来について話す中で、「自分一人の人生じゃないんだ。
いつまでも夢を追いかけてないで正社員として就職しよう」と、夢をあきらめて就職することを決意しました。
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意気込んでカレッジに参加するも、最初は空回り
就職を決意したものの、ずっと先生を目指して、そのための勉強に専念していたので、就職活動については知識ゼロの状態でした。
右も左もわからず、とりあえずネットで検索する中で、ジェイックを見つけて、「無料でいろいろ教えてもらえる」という点にひかれて、カレッジ受講を決めました。
カレッジでは講師の方が、自分たちのことを考えて授業をしてくれてることが、すごく伝わってきました。
「講師の方が割いてくれてる時間や、期待に応えたい!」と、参加してる僕も、自然と熱が入りました。
・・・ただ、入ったばかりの時は「自分の人生がここで決まる」という気負いがあって、「自分が自分が」となってましたね。あまり周りが見えていなかったです。
カレッジが始まる前に、アドバイザーの方と面談をして、「積極的にコミュニケーションを取る」という目標を立てて、参加者の一人ひとりに、自己紹介をしたり、趣味を聞いてノートにメモしたりしたんですが、人によってはちょっと引いてるような反応もありました。
僕としては、「アドバイザーに目標を宣言したからには、きちんとやり遂げなければ!」という意識で、積極的にコミュニケーションをとってたんですけど、ちょっと気負いすぎていたかもしれません。
そんなこともあって、最初は他のカレッジ生と、自分の意識との違いにもやもやしたり、自分自身に対しても、「自分のやってることは結局、自己満足に過ぎないんじゃないか」と自問自答したりして、ちょっとやる気が空回りしてしまってる感じでした。
アドバイザーのフィードバックで、悩みを断ち切ることができた
もともと、割と人に気を遣う性格で、人のために良かれと思って自分が何か行動した時に、後から、「良かれと思ってやったけど、あれって正解だったのかな?
相手にとっては迷惑だったかも。
結局は偽善や自己満足なのでは」って、悩むことがよくあったんです。カレッジでもやっぱり、そういうことが結構あって。
でも、アドバイザーの黒川さんが、すごく親身に話を聴いてくれて、その上で、「他のカレッジ生が、山中君の影響を受けていい方に向かっているよ」とか、「このことに対して山中君にすごく感謝してたよ」とか、逐一フィードバックしてくれたんですよね。
それで次第に、「自分のやってることは、自己満足かもしれないし、間違いもあるかもしれない。
それでも、自分の気持ちに正直になってもいいんだ」と、開き直ることができました。人のために役に立ちたいという気持ちを、迷いなく素直に行動に移せるようになったんです。
それがカレッジに参加して、僕自身が一番大きく変わったところですね。
集団面接会での社長の話に感銘を受け、入社を決める
今、僕が働いている会社は、ミクセルという、研究者の研究を支援する会社です。
具体的には、医療・理化学機器、試薬、消耗品の製造、販売をはじめとして、研究まわりのさまざまなことを支援しています。
この会社に入った決め手は、集団面接会での社長の話に感銘を受けたことです。
カレッジで自己分析をしていく中で、自分は働くことを通して、「世の中の役に立ちたい」という思いを持ってることに気づきました。
「今まで自分が社会に支えられて生きてきたので、今度は自分が社会に還元していきたい。
それができるような会社に入りたい」と思って集団面接会に参加したんです。
そんな中、ミクセルの社長が、「会社として、社会をよくしていきたい」という思いを熱く語ってくれて。
その熱量と思いがすごく胸に刺さって、「こういう会社で自分も働きたい!」と心から思って、この会社を選びました。
実際に入社してみると、やっぱり「世の中の役に立ちたい」という自分の思いと、すごくマッチした会社でした。
社長をはじめ幹部や先輩社員の方が、皆さん、何でもすごく丁寧に教えてくれるし、サポート体制もすごく手厚くて、「いい会社を紹介してもらえてよかった!」と本当に感謝してます。
「世の中の役に立ってる実感」が、夢への未練を忘れさせてくれた
最初僕は、営業として入社しました。
弊社の営業は、大学の先生や研究者のサポートをするのが仕事です。
僕は文系だったので、「研究」というのは未知の世界で、分からないことが多くて不安でした。
でも上司が、「まずはこうした方がいいよ。こういう時はこうしたらいいよ」とこまめにアドバイスをしてくれて、困った時もかなり手厚くサポートしてくれたので、無理なく楽しく、研究の世界にもなじむことができました。
・・・実をいうと、先生になる夢をあきらめて就職することになったので、最初は少し未練がありました。
でも、営業としてお客様に頼ってもらえるようになってくると、少しずつ「お客様のためになることで、間接的に社会の役に立っている」という実感を持つことができて、そうした実感が、夢への未練を徐々に忘れさせてくれました。
社長の信頼に応え、営業からバックオフィス部門へ
そんな感じで、営業の仕事にやりがいを持って取り組んでましたが、入社して2年と少したったころ、社長から、「経理や総務、人事などのバックオフィス部門を任せたい」と言われました。
営業の仕事は、社会の役に立っているという実感をダイレクトに得られる仕事だったので、自分では、他の職種にキャリアチェンジすることは全く考えてませんでした。
でも、経理や総務、人事などのバックオフィスの仕事は、社員への給与や、取引先への支払いなどを全て担う、社内の非常に重要な仕事です。
それを任せたいということは、社長や会社が、僕のことをとても信頼してくれているということですよね。
それがすごく嬉しくて、信頼に応えたいと思ったので、「是非やらせてください」と、営業からバックオフィス部門へのキャリアチェンジを決めました。
「世の中の役に立つ」という夢と、結婚の両方を実現
経理に移って、もうすぐ1年になります。
まだまだわからないことも多くて、東京支店の経理の方にいろいろ教えてもらいながら、協力しながらやってます。
経理とか総務って、直接お客様とは関わらないんですけど、会社の中では縁の下の力持ちなんです。
ここがしっかりしてないと、会社もまわらないですし、営業もうまく営業できないので、すごくやりがいを感じています。
それから、私事ですが、就職を考えるきっかけになった彼女と、先日無事に入籍することができました。
もともと、「彼女と一緒に今後の人生を歩んでいきたい」と考えたことがきっかけで就職を決めたので、こうして良い会社に巡り合え、安定した生活の中で無事結婚することができて、本当に良かったです。
世界史の先生になるという夢はあきらめましたが、結果的に「世の中の役に立ちたい」という自分の思いにマッチする会社に入って、やりがいのある仕事をしながら、結婚という目標もかなえることができたので、今すごく幸せです。
妻も、一時は夢をあきらめた僕が、今、やりがいを持ってイキイキと仕事をしてることを、すごく喜んでくれてます。
就活生へのメッセージ
就活は自分から主体的に行動したり、目的意識を持って行うのが大前提ですが、その上で、ジェイックのスタッフは、一人ひとりの就活生に寄り添って、親身になってサポートしてくれます。
僕自身、最初にジェイックを見つけた時は、「ここがだめだったら、次に行けばいいや」という軽い気持ちで参加を決めました。
でも、カレッジを受けてみると、講師の方をはじめ、アドバイザーの方も、企業の営業担当の方も、ジェイックのスタッフ皆さんが本当に親身になって対応してくれたんです。
ちょっとした悩みや疑問も、気軽に相談できる体制が整っていたので、自分自身も変わることができたし、すごくいい環境で就職活動をすることができました。
カレッジに参加して本当に良かったと思ってます。
もし今、就活に困っているのなら、「カレッジを受けてみたい」とか、そういう気持ちだけでも、気軽に一歩踏み出して、ジェイックに相談してみてください!
その一言が、自分のマインドや、人生を大きく変えるきっかけになるかもしれません。
是非一歩踏み出して、カレッジで勉強して、良い社会人生活を送ってください。
定着率92.1%の秘訣
利用者限定の入社後サポート
※2023/2~2023/7に入社した人材の3か月定着率
Interview
私たち、未経験から就職できました!
93.5%の就職希望者が
就職アドバイザーに相談してよかったと
アンケートをいただいています。
※1.2022/3/17-2023/4/20の当社就職相談参加者のうち アンケート回答者(1.974人)中、相談に満足されている参加者の割合