子供の頃から絵を描くのが好きで、美術系の中学を受験。そのまま大学まで進んだ
子供の頃から絵を描くのが好きで、小6の時は美大の付属中学を受験しました。
親がもともと「中学は私立にいれたい」という人で、絵の好きな私に美術系の学校を勧めてくれたんです。中高時代は、友達も先生もみんな仲が良くて、毎日楽しかったですね。
大学も、美術のほかに特にやりたいことがなかったし、これまでの友達と一緒にいたかったので、そのまま内部進学しました。
一般の大学や服飾の専門学校に行く人もいましたが、私はどちらかというと「その時が楽しければ良くて、それ以外はあまり考えない」という人でしたね(笑)
バイトは、レンタルビデオ店でやってました。あとは、アニメーション映画の作画を描くとか、劇場に絵を描くとか、美術系のボランティアなんかもしてましたね。
就活はあまりしなかったけど、舞台制作の小さな会社に決まった
就活は、4年になってもほとんどしませんでした。一応、何社かエントリーしたり、映画が好きだったので配給会社を2~3社受けましたが、それぐらいです。
「卒業したら働かなきゃ」とは思っていたものの、正直そこまでやる気がなかったんです(笑)
それでも秋になると少し焦ってきて、舞台制作の会社を受けました。舞台の企画や公演、役者のマネジメント等をしている会社です。
社員は7~8人。あと若手の役者が何人か所属していました。その会社から内定が出たので、そこにいくことにしました。
内定が出てから卒業までは、社長の誘いで、内定者バイトとして働きました。インターンのような感じですね。その期間中は何をやるのも新鮮で、バイトだから働く時間も決まっているので、そんなに大変じゃなかったですね。
入社してみると、想像以上に過酷な毎日。会社に泊まることもよくあった
社員として入社すると、想像以上に過酷な毎日が待っていました。
仕事内容は、会場手配、台本準備、オーディション準備、広報活動、チケット制作…など何でもやります。
それはいいとして、きつかったのは労働時間です。朝は11時の始業なのですが、夜は終電。終電で帰れない時もよくあって、そういう時は、会社が借りてるマンションにみんなで泊まります。
私はそこに泊まるのが嫌で、終電を過ぎた時は自腹で近所の岩盤浴に泊まっていました。
そんな生活だから、友達との連絡もあまりとれません。それも嫌でしたね。電話をもらってもなかなか返せないし、土日は遊びにいけないし…。
独特の雰囲気にもなじめなかった
あと、どうしてもなじめなかったのが、業界特有、現場特有の雰囲気です。監督のいうことは絶対で、夜、「今から飲むぞ!」と監督が言えば、どんなに遅い時間でも、仕事が終わってなくても必ず行かなきゃいけない。
で、仕事が終わらないと、「なんで終わってないんだ」と怒られる。それが日常茶飯事。
役者たちも同様で、頻繁に監督に誘われます。彼らはお金がないから、私がお金を貸すんです。でもそれが監督に知られると「おまえの仕事はそんなんじゃない。役者は役者どうしで工面すればいいんだ」と怒られる。
こうした、会社の雰囲気とか、監督と役者との板挟み感とかがすごくつらかったですね。
監督の言うこともわかるんです。あの方たちは下積み時代、お金がない中、昼夜を問わず先輩と飲みにいき、そこで多くを学んでいった。役も、与えられたものを文句言わず真剣に取り組んだ。
それぐらいやる気や根性があったし、だからこそ今の立場があるんだと思います。だから監督の言うこともわかるんですが、それでもあの雰囲気はつらかった…。
入社から半年後には、もう辞めようと思っていた
入社から半年後には、もう辞めようと思っていました。周囲には共感できる人が1人もいなくて、自分のキャラクターも失ってて、毎日、顔が死んでるみたいな状態でしたから。とにかく疲弊してましたね。
それからは、ずっと辞めるタイミングを探していました。私の性格的に、仕事を投げ出して辞めるのは嫌だったので、仕事の空くタイミングを狙ってたんです。
そしたら、1月にようやく、公演と公演の期間が空いている時がありまして。「ここしかない!」と思い、退職したいと伝えました。
辞めた時は、「やっと辞めれた!」という感じです。辞めれて本当に良かったです…。辞めた瞬間にその会社の記憶を全部消したくなるぐらい、つらかったので。会社からは引き止められましたが、「今じゃなきゃ絶対辞められない」と思い、固い決意で退職しました。
再びレンタルビデオ屋のバイトに。居心地は良かったけど、どこか気まずかった
退職後は、学生時代にバイトをしていたレンタルビデオ屋で、またバイトをすることにしました。
店長とはまだつながっていましたし、「戻ってきてよ」と誘われたので。その店は、仕事内容はわかってるし、知ってるスタッフもいるし、バイトだから時間の融通も聞くし…という感じですごく居心地が良かったですね。
ただやっぱり、社会人として働いている友人に会う時は気まずかったですね。
「最近、何してるの?」って聞かれた時に、「ただなんとなくバイトをしている」としか答えられない今の自分。話の深さも、正社員の友人とバイトの自分とでは、どうしても違ってきます。そういう状態なのは、モヤモヤしたものがありました。
そんな時に、たまたまバイト先の店長から「正社員として入社する気ない?」と言われたんです。
ありがたい話でしたが、「この慣れた環境でバイトから正社員になるのって、何か違う気がする」「やりやすくてラクだけど、この店舗の中で社員として働くとしたら、結構、世界狭いな…」と思って、お断りしました。
この一件があった時に、「そろそろここのバイトも終わりかな」と思い、就活に対するやる気がバリバリ芽生えてきたんです。
転職活動開始後、ある紹介会社に登録。でもピンと来ず…
転職活動では、ジェイックの前に1社、違う紹介会社に登録しました。
履歴書を持っていったら何社か紹介してくれたのですが、全然ピンと来なくて。志望動機も思い浮かばないし、そもそも私の経歴で採用してもらえるのかな?と思って。
4社ぐらいの求人票をもらいましたが、業界もバラバラで、なんでここなんだろう?と思って。結局、その求人は1社も受けずに終わりました。
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※2023/2~2023/7に入社した人材の3か月定着率
女子カレッジの説明会では、アドバイザーに好印象。参加してみたいと思った
ジェイックのことは、そのあとネットで見つけました。
(※1・2)女子カレッジの説明会に行って、説明会の具体的な内容は覚えてないんですが、就職アドバイザーの保科さんがすごくかわいいと思ったのは覚えてます(笑)。
保科さんが優しい感じで、話もわかりやすかったので、「ここは早期離職の自分にも優しく、参加しやすい環境づくりをしてくれそうだ」と思って、女子カレッジに参加してみたいと思いました。
※1「女子カレッジ®」は「ジェイック 就職カレッジ® 女性コース」へ名称変更致しました。
※2「ジェイック 就職カレッジ® 女性コース」は現在、開催されておりません。
クラスメイトは25人。同じ目的をもつ女の子たちが集まる良さを実感した
私が参加した時は、25人ぐらいのクラスでした。みんなスーツを着ていて、私も久々のスーツです。
参加する前は、なんとなく1人1人があまり話さずに授業を受けるスタイルかな、と思っていたのですが、講義開始直後から「自己紹介しましょう」とか「意見交換しましょう」とかたくさんあって、頭を切り替えました。別に嫌とかではなかったですね。
参加して実感したことですが、やっぱり、同年代の女子が、バックグラウンドは違えど就職という同じ目的をもって集まるというのは、とても良かったと思います。
年下の子に対しては偉いなと思いましたし、同い年の子とは、一緒に頑張ろうと思えました。講義の内容も良かったですが、そういう環境が良かったですね。
あと、身だしなみなど、改善すべきところをお互いにアドバイスしあえたのも良かったです。もし1日2日の講義だったら、相手に指摘するとかなかなかできないと思うんですよ。
でもクラスメイトみたいな感じで1週間頑張って、そのあとに集団面接会があるからこそ、お互い、相手を想って指摘しあえる。そういうのが良かったですね。
紹介された25社は、営業とか事務とか販売とかいろいろ。幅広い職種があった
クラスに25人いて、企業も25社紹介してくれたので、すごくたくさんの企業を呼んでくれたと思いました。最初は「20社ぐらい」と聞いていたので、ありがたいと思いましたね。
企業の職種は、営業とか事務とか販売とかいろいろあって、幅広い職種があるんだなと思いました。
私はその頃、営業に挑戦してみたい気持ちがあったので、営業の求人を特に見ていましたが、営業が嫌な子にとっても選択肢はいろいろあったんじゃないかと思います。
第一志望の会社に内定!連絡をもらった時は「行きます!」と即答した
女子カレッジの研修を終えて集団面接会に参加して、第一志望の会社への就職が決まりました。
今、私が働いているのはweb系の会社で、広告代理店などクリエイティブ制作に関わる人たちが使うツールの開発や、web広告制作などを行っている会社です。
ここに行きたいと思った理由は2つあって、1つは集団面接会に来てくれた方、今のウチの営業部の部長なんですけど、彼の説明がわかりやすく、お話に納得できて、好印象を抱いたこと。もう一つは、この会社がクリエイターを応援している会社で、ものづくりをする環境で育った自分に合うんじゃないかと思ったことです。
内定の連絡をいただいた時はすごく嬉しくて、「行きます!」と即答しました。ジェイックに紹介してもらった25社の中でも第一志望の会社だったので、本当に嬉しかったですね。
今の会社は本当に良い会社。わからないことがあるとみんなが親身に教えてくれる
今の仕事は、自社開発の制作管理ツールの営業です。ツール自体が世の中にあるようなものじゃないので、それの理解とか勉強とかは結構時間かけてやりましたね。
ただ、ウチの会社は面倒見のいい人が多くて、わからなくても一人で困ったりすることはありません。
わからないことや困ったことがあったら気軽に聞ける人が多くて、聞けばすぐにアドバイスやヒントをもらえます。いい会社に入れて本当に良かったと思っています。
仕事でやりがいを感じるのは、お客さんが知りたいことを、お客さんが納得できるように説明できた時ですね。逆に大変なのは、業界も職種も未経験なので、知識がないために思うような提案ができないこと。日々勉強です。
営業で独り立ちすることが目標。将来は、仕事も家庭も両立できる女性になりたい
今の目標は、お客様に対して自信をもって一人でご提案できるようになることです。
まだ、一人で全部完結して受注できたことがないので、早く独り立ちしなきゃいけないと思います。あとは、自分が直接担当していない自社のサービスも、お客さんに合わせて提案できるようになりたいですね。
この会社で経験を積んで、将来は、仕事と家庭を両立できるような女性になりたいと思っています。
最後に、女子カレッジへの参加を検討している人へ
私自身、自信が持てず、不安に思ったこともいっぱいありました。
でも今は、「女子カレッジへの参加」という一歩を踏み出した時の自分を褒めてあげたい気持ちです。あの時、自分が勇気を出して一歩を踏み出したからこそ、こんなにいい会社に巡り合えたので。
不安な自分を励ましながら、今の自分にできることを精いっぱい頑張った結果、良い縁が舞い込んできたのだと思います。
ジェイックのスタッフもいい人が多くて、私は大好きです(笑)
この間、たまたまジェイック新宿支店の近くのお客様への訪問があって、その帰りにジェイックに寄ったんです。そしたら、スタッフの人がみんな出てきてくれて、すごくうれしかった。女子カレッジのスタッフの皆さん、みんな好きです。話しやすくて。
皆さんも不安なこととかたくさんあると思いますが、応援しています。頑張ってください!
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