既卒・第二新卒向けの就職支援事業を展開する株式会社ジェイック(所在地:東京都千代田区、代表取締役:佐藤剛志)は、大学中退者向け就職支援プログラム「セカンドカレッジ(※)」の受講生にアンケートを実施し、244名の有効回答を集計しました。
「セカンドカレッジ(※)」とは大学中退者向けに、研修から集団面接までを無料で提供するサービスです。
当サービスの受講生に対して行ったアンケートで、大学中退者の過半数は入学4年目以降に中退をしていることが明らかとなりました。
これは大学入学後、ある学年までは単位をあまり取れていなくても進級ができる制度を敷いている大学が多く、結果的に4年生となって通常年限で卒業できず中退しているといった中退者像があると考察します。
※現在、セカンドカレッジは「就職カレッジ® 中退者コース」へ名称変更しています。
アンケート概要
- 対象:大学中退者就職支援サービス「セカンドカレッジ(※)」受講生
- 期間:2017年8月~2019年1月
- 方法:アンケート用紙による調査
- 地域:東京提出数:244名(男性196・女性48)
- 実施機関:株式会社ジェイック
文部科学省の「学校基本調査」によると2018年度の大学・短大の進学率が過去最高の57.9%となり、「大学全入時代」と言われて久しくなった一方、大学に入学したものの「学業不振」「家庭の経済的事情」といった理由で大学を中退する学生が年間約8万人いることが同省2014年調査「学生の中途退学や休学等の状況について」より明らかとなり、大学中退が社会問題として捉えられるようになっています。
この状況を踏まえ、当サービスを2017年8月29日に開始し、2018年12月までに365名が受講しています。
そして受講生及び、就職先の満足度を上げていくため、社会問題となった中退者の現状を明らかにすることを目的に、受講生の生の声を継続して収集しています。
今回、当社の大学中退者向け就職支援プログラム「セカンドカレッジ(※)」の2017年8月から2019年1月の受講生へのアンケート(全244名回答(男196,女48))の分析を行い、入学後何年目に中退しているのか、という質問から4年目以降が過半数という事実が明らかになりました。
これは同期や友人が就職を始める年齢でもあり、就職しなければならないという危機感を持って中退していることがわかります。
実際に、当サービスにはそういった受講生が多数集まっております。また、本受講生の5人に1人は女性であり、大学を中退した女性の就職意欲の高さもわかりました。
※現在、セカンドカレッジは「就職カレッジ® 中退者コース」へ名称変更しています。
大学中退者就職支援サービス「セカンドカレッジ(※)」
「セカンドカレッジ(※)」は、当社サービスである既卒・第二新卒の人材を研修してから企業へ紹介をする「就職カレッジ®」から派生したサービスです。
講義は、主体性を高めるため、受講生が能動的に取り組める“アクティブラーニング型”で進行されます。
また、自身のミッションの設計や、コミットメント力を身に付けられるプログラムを強化しています。入社後、即戦力となるためのビジネスマナー講座や営業研修も用意しています。
セカンドカレッジ(※)概要
就職支援講座では、社会人としての考え方、社会のルール、ビジネスマナーや、社会において求められる常識等、社会人としての基礎力が取得可能です。
また、正しい履歴書の書き方や面接のロールプレイング、自己分析、就職活動で抑えるべきポイント講座等の就職活動スキルを取得することができます。
- 期間:7日間(平日のみ)
- 時間:9時30分~17時30分
- 受講料:無料
- 開催地:東京
- 参加資格:正社員で働く意欲のある、大学を中退した29歳以下の方
集団面接会概要
未経験者が一カ月に面接を受けられる企業数は平均で4~5社程度と言われていますが、当社の集団面接会では20社以上の中退者に理解のある企業へ書類選考無しで、面接をすることができます。
また面接者のほとんどが社長を中心とした、採用決定権を持つ方です。※飲食店、投資用不動産、介護、アミューズメント、生命保険等の業界は紹介いたしません。
- 期間:2日間
- 時間:13時~17時
- 受講料:無料
- 開催地:東京
- 参加資格:セカンドカレッジ(※)を修了した方
セカンドカレッジ(※)就職までの流れ
無料の就職支援講座(7日間)でビジネスマナー等を学んだ後、メーカー・商社・IT・アパレル・広告などさまざまな業界の約20社の企業に紹介します。
※現在、セカンドカレッジは「就職カレッジ® 中退者コース」へ名称変更しています。