面接では清潔感が重要になります。履歴書や職務経歴書を準備するというのは当たり前です。それらが無ければスタートすることができません。では、質問を変えます。あなたは面接で相手にどんな印象を持って欲しいですか? 答えは簡単ですね!? 相手、つまり面接をしてくださる面接官に、「好印象を持って欲しい」のですよね。あわよくば、その場で内定を出して欲しいくらいです。「面接では笑顔が大切」というのは基本中の基本。ところが、面接官は笑顔よりあることを重視しています。さて、何だと思いますか?
面接で大切なのは清潔感だった
就職活動や転職活動で最も大切なのは第一印象。そして「笑顔」よりも大切なもの、その答えは “清潔感” です。実際に、次のようなことが徹底できてないことが理由で不採用になったケースも… 「爪アカが溜まっていた」 「靴がボロボロで汚かった」 「肩にフケが落ちていた」 特に営業職や接客員など、常に人と会う仕事の場合、清潔感がないとお客様が不快に感じてしまいます。面接の前には、必ず次の清潔感チェックを行いましょう!
面接での清潔感演出で徹底! 3つのポイント
1. 爪を整える
男性の場合、爪先の白い部分が見えないくらいに切りましょう。爪の中の汚れも落としてください。女性の場合、透明や薄いピンクのマニキュアはOKです。ただし、剥げがあるとむしろ不潔な印象を与えてしまうので要注意。派手なマニキュアやネイルはNGです。
2. ニオイに気を配る
香水はつけないのが基本ですが、盲点なのが口臭。面接前に食事をとる場合、ニンニクなどニオイの強い料理は避けましょう。食後はミント系のガムを噛むと安心です。もちろん入浴は済ませましょう。
3. 就活スーツなどを前日までに整える
面接当日は何かとバタバタするもの。前日までの準備がマストです。アイロンがけした綺麗なシャツ、スーツを揃えましょう。忘れがちなのが靴。「靴は人を表す」との格言もありますし、丁寧に磨いておきましょう。かかとのすり減りも修理しておくとさらに良いです。
おまけ! 筆者推奨の清潔感演出テクニック
前述した内容は一般的なものですが、筆者が今までの社会経験の中で、実際に使ってよかったテクニックを軽く伝授させていただきます。
① 爪のお手入れ(男女兼用)
面接直前、履歴書や職務経歴書の準備に追われ、ホッと一息ついた頃、爪の表面がガサガサで輝きがないことに気付く。移動を考えると無駄に時間を浪費できない状況。そんな時は、お財布の中に「感熱紙タイプのレシート」があれば大丈夫! レシートのザラザラした面で爪を磨けば、まあ、不思議! 爪がピカピカです。お試しあれ。
② ニオイのチェックと即席対策
ニオイは、身体と着衣、そして持ち物の3つが発生源になります。身体ですと、頭皮・口内・脇の下が最も気になるニオイの発生源です。近くにニオイを確認してくれる人がいる場合、お願いしてチェックしてもらいましょう。そして、ニオイがあったのなら、面接に出かける前にシャワーを浴びましょう。夏場は、入浴後に身体を乾かしてから、SEA BREEZE で制汗することをオススメします。
そして口臭ですが、同じくチェックしてもらいましょう。そして、問題があることが確認できたら、面接の直前にタブレット型の清涼菓子(例:ミンティア)を口に含み、口の中で溶けたら喉を潤す程度に水を飲みましょう。水が肝です。口の渇きは新たな口臭を発生させやすくなります。 チェックする人がいなくて、自身でもわからない場合は、全部対策しておきましょう!
③ 身だしなみについて
決まったルールが存在しない身だしなみ。しかし、染髪や華やかな髪飾りは『許せる』という範囲があっても、面接時に推奨している企業は皆無。そのため割愛。危ないのは、新品のリクルートスーツで臨み、「糸がつきっぱなし」「型紙が襟に残っている」といったしょうもない部分。最近では、社章を付ける位置に花のようなピンが入っていて、非常にオシャレなものも有りますが外していきましょう。 その他、胸ポケットにスカーフを入れたり、カフスをつけて行ったり。あれ? これは大丈夫なのかな? と思ったらやらないことが一番。余計な装飾はしないこと!
まとめ
これらは一部の要素ではありますが、求人を探すこと精一杯で、書類選考で通過して舞い上がり、基本的なことに目が行き届かなくなりがちです。そのため、少しの手間で清潔感をグッと上げて、良い状態で面接へ臨みましょう! もちろん、前夜はゆっくりと寝て体を休めることも大事ですよ。
こんな人におすすめ!