
23歳フリーターで正社員になることは可能です。なぜなら、23歳であれば若くて伸びしろがあり、正社員経験がなくても入社後の成長を期待して採用される可能性があるからです。
この記事では、23歳のフリーターが正社員就職を成功させるための具体的な方法を徹底解説します。未経験からでも挑戦しやすいおすすめの職種、 効果的な就職活動の進め方、 そして企業に響くアピールポイントまで、 あなたの疑問や悩みを解決します。
「そろそろフリーターを卒業したい」「安定した収入とキャリアを手に入れたい」と考えているなら、ぜひこの記事を読んで、一歩踏み出す勇気に変えてください。




この記事の目次
23歳フリーターは就職に有利?市場価値とリアルな現状
23歳フリーターは、年齢の若さから企業の採用対象として前向きに検討されやすく、就職に有利といえる状況にあります。
20代前半は成長の余地が大きく、企業の考え方や仕事の進め方を吸収しやすい年代と見られやすいためです。育成を前提に採用でき、人件費を抑えやすい点も企業側のメリットといえるでしょう。
さらに、大卒・高卒から数年のタイミングであれば第二新卒として扱われやすく、企業の多くが採用を予定している領域に入ります。加えて、フリーター経験がある場合でも既卒枠で応募できる可能性もあります。
このように、23歳という年齢は「若手」「第二新卒」「既卒」といった複数の枠で評価されやすい時期です。具体的な就職方法や目指しやすい仕事を知りたい方は、このまま読み進めてみてください。
20代前半というだけで企業が採用したい理由(ポテンシャル採用)
20代前半が採用されやすい理由は、伸びしろが大きいと企業から判断されやすいためです。社会人経験が浅い分、業務の進め方や企業文化を柔軟に吸収でき、将来的な成長を見込んだ「ポテンシャル採用」の対象になりやすいからです。
以下の表は、年齢別の転職入職率をまとめたものです。
| 年齢階級 | 転職入職率(男女の平均を算出) |
|---|---|
| 19歳以下 | 20.6% |
| 20~24歳 | 13.8% |
| 25~29歳 | 15.9% |
| 30~34歳 | 11.7% |
| 35~39歳 | 9.2% |
| 40~44歳 | 8.5% |
| 45~49歳 | 8.3% |
参考:厚生労働省「令和6年雇用動向調査結果の概況」
全体として年齢が上がるにつれて入職率は低下する傾向がありますが、その中でも20〜24歳は13.8%と高い水準に位置しています。このことから、若年層は企業から「採用しやすい人材」と見られていると言えるでしょう。
また、若手は育成しやすく人件費も抑えやすいため、企業にとって将来を見据えた採用対象になりやすいのも理由の一つです。さらに詳しく知りたい方は、このまま読み進めてみてください。
伸びしろが大きいと企業から思われやすいため
企業が20代前半の就職希望者を採用したいと考える理由の一つは、これからの成長を期待できる存在だと見られやすいためです。社会人経験が少ない段階であっても、意欲や姿勢次第で伸びていく余地が大きく、長期的に育成できる人材として評価されやすい傾向があります。
実際に、厚生労働省の調査では、フリーターを正社員として採用する際に企業が重視しているのは「経験」だけではないことが示されています。
企業が、15〜34歳のフリーターを採用する際に重視している主なポイントは、以下のとおりです。
| 重視した項目 | 割合 |
|---|---|
| 職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神 | 68.7% |
| マナー・社会常識 | 59.8% |
| コミュニケーション能力 | 52.5% |
| 組織への適応性 | 33.4% |
| 専門的知識・技能 | 19.9% |
| 学歴・経歴 | 7.9% |
参考:厚生労働省「平成30年若年者雇用実態調査の概況」
この結果から、企業は経験やスキルよりも、意欲やコミュニケーション力といった「これから伸びる要素」を重視していることが分かります。こうした資質を持つ人材の方が教育しやすく、将来の戦力として成長を期待できると考えられているためです。
企業の考えを吸収してもらえると判断されやすいため
20代前半は他社での就業経験が少ない場合が多く「前職ではこうだった」といった固定観念を持ちにくい年代です。そのため企業側は、自社の仕事の進め方や価値観を素直に吸収してもらえると判断しやすくなります。
さらに、早い段階から企業文化に慣れてもらうことで、将来的にリーダーや管理職として育成しやすい点も大きなメリットです。自社のやり方が自然に身についている人材は組織への理解も深まり、会社として信頼して任せやすい存在へと成長していきます。
ベテランを採用するよりも人件費を抑えやすいため
20代前半で未経験や経験が浅い状態から就職する場合、ベテランを採用するよりも企業側の採用コストは抑えやすい傾向があります。経験者はスキルや実績がある分、年収が高くなりやすく、採用時の負担も大きくなりやすいからです。
例えば、企業が人材紹介会社を通じて採用する場合、一般的に採用者の年収の約30~35%が紹介手数料として発生します。年収が高い経験者ほどこの費用も増える一方、経験が浅い若手は年収水準が比較的低く、採用コスト全体を抑えやすくなるでしょう。
そのため企業にとっては、将来の成長を見込める20代前半の人材は費用面でもバランスが取りやすく、採用のハードルが下がりやすい存在といえます。
大卒・高卒から数年。第二新卒枠に滑り込めるラストチャンス
第二新卒枠とは、卒業後に一度就職した若手を対象にした採用枠のことです。23歳は卒業から数年のタイミングにあたり、第二新卒として見られやすい年代です。実務経験があれば、基本的なビジネスマナーを身につけていると判断されやすいでしょう。
さらに、第二新卒は企業の採用意欲も高い状況です。以下の表は第二新卒人材の今後の採用予定をまとめたものですが、第二新卒を「採用予定」とする企業は全体の80.9%にのぼっています。
| 区分 | 割合 |
|---|---|
| 積極的に採用する予定 | 33.7% |
| 積極的ではないが採用予定 | 47.2% |
| 採用予定はない | 11.3% |
| 未定 | 7.9% |
参考:マイナビ「企業人材ニーズ調査2024年版」
第二新卒枠は新卒入社から3年以内に転職活動する方を対象としている場合が多いため、短大を卒業した方にとっては第二新卒として評価してもらえるラストチャンスになり得ます。第二新卒枠が活用できる今のタイミングで動けば、正社員就職の選択肢を広げやすくなるでしょう。
23歳フリーターなら既卒枠での応募も可能
既卒枠とは、卒業後に正社員として就職していない人や、一定期間が経過した若手を対象とした採用枠です。正社員経験がある人を想定した第二新卒枠とは異なり、正社員経験がなくても応募できる点が特徴です。
既卒者を受け入れる企業も一定数あり、厚生労働省の調査では応募可能な事業所の割合が71%、そのうち採用にいたった割合は13%となっています。(参考:厚生労働省「労働経済動向調査(令和7年8月)の概況」)
応募できる選択肢が広がることで、23歳フリーターでも正社員として採用される可能性が高められるでしょう。
23歳フリーターのメリット
23歳フリーターのメリットは、働く予定を自由に立てやすい点です。勤務日や時間を調整しやすく、平日に予定を入れたい場合でも自分のペースで働きやすい特徴があります。
また、正社員に比べて責任の重い仕事を任されにくく、負担を抑えながら働ける点もメリットです。ミスがあった場合も社員に相談しながら対応できる環境が多く、安心して仕事を続けやすいでしょう。
フリーターの働き方にはこのようなメリットがあります。自分の生活スタイルや将来の方向性に合わせて働き方を考えたい方は、次の内容も参考にしてみてください。
1.働く予定を自由に立てられる
23歳フリーターのメリットは、働く予定を比較的自由に立てられる点です。正社員の場合は勤務日や勤務時間が固定されていることが多く、平日に予定を入れたい場合でも周囲に配慮しながら休みを取る必要が出てきやすいといえます。
一方でフリーターは、あらかじめ休み希望を出せる職場も多く、予定を空けておきたい日があっても調整しやすい環境にあります。自分のペースで働きたい人や、平日に外せない予定が入りやすい人にとっては、フリーターの方が自由度は高いと言えるでしょう。
2.責任の重い仕事は避けられる
23歳フリーターには、責任の重い仕事を任されにくいというメリットがあります。職場では正社員がクレーム対応や判断が必要な業務を担当している場面を目にすることも多く、自分はそこまでの責任を負わずに働けると感じやすいでしょう。
また、フリーターの場合はミスをしても店長や社員に相談しながら対応できることが多く、一人で抱え込まずに済むケースもあります。
責任の重い仕事に負担を感じた経験がある人や、シンプルな業務の方が続けやすい人には、フリーターの働き方の方が合っていると感じやすいでしょう。
3.気になる仕事にチャレンジできる
23歳フリーターのメリットは、気になる仕事にチャレンジしやすいという点です。接客だけでなく、事務や軽作業などさまざまな仕事を経験し、自分に合う分野を探せます。
一方で正社員の場合、別の仕事に挑戦するには転職が必要になり、入社・退職の経歴が増えると短期離職と見られる可能性もあります。
その点、フリーターは柔軟に仕事を経験できるため、将来の方向性を見極めやすい働き方といえるでしょう。
23歳フリーターのデメリット
23歳という年齢はまだ若いですが、キャリアのスタートを切らないままでいると、将来的なキャリアパスに影響を与えるかもしれません。
多くの企業は若い人材を求めており、経験が少なくてもポテンシャルを見込んで採用することがあります。しかし、年齢が上がるにつれて、未経験での就職のハードルが高くなることが考えられます。
そこで、このままフリーターを続けるデメリットについて解説します。
1. 正社員よりも給与が低い
フリーターは、正社員と比べて給与水準が低いことが多いです。アルバイトでは昇給の機会が少なく、将来的な経済的安定も望みにくいです。
正社員になれば、昇進やボーナスによって、より高い収入を得ることが可能です。
23歳で正社員としての仕事を始めると、若いうちから経験を積むことができ、長期的に見て収入が増える可能性も高まります。
正社員とフリーターの月給の比較
厚生労働省の調査によると、以下のように、雇用形態によって月給には明確な差が見られます。
| 年齢階級 | 正社員 | 正社員・正職員以外 |
|---|---|---|
| 年齢計 | 34.8万円 | 23.3万円 |
| ~19歳 | 20.1万円 | 17.9万円 |
| 20~24歳 | 23.7万円 | 19.7万円 |
| 25~29歳 | 27.2万円 | 21.9万円 |
| 30~34歳 | 30.8万円 | 22.1万円 |
| 35~39歳 | 34.0万円 | 22.1万円 |
| 40~44歳 | 36.6万円 | 22.2万円 |
| 45~49歳 | 39.0万円 | 22.7万円 |
| 50~54歳 | 40.3万円 | 22.3万円 |
| 55~59歳 | 42.0万円 | 22.8万円 |
参考:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査の概要」
23歳が含まれる「20〜24歳」の月給を見ると、正社員23.7万円に対し、正社員以外は19.7万円と月収に差があります。
さらに年齢が上がるほど差は広がり、30代以降では毎月10万円前後の開きが生じています。フリーターの場合、年齢を重ねても賃金が大きく伸びにくい傾向がある点も特徴です。
正社員とフリーターの賞与の比較
正社員とフリーターでは、賞与(ボーナス)にも大きな差があります。以下の表は、正社員と正社員以外(フリーターを含む)の年間賞与額を比較したものです。
| 正社員・正職員以外 | ||
|---|---|---|
| 年齢計 | 108.6万円 | 24.9万円 |
| ~19歳 | 17.2万円 | 1.4万円 |
| 20~24歳 | 44.0万円 | 5.5万円 |
| 25~29歳 | 75.4万円 | 10.3万円 |
| 30~34歳 | 91.4万円 | 10.7万円 |
| 35~39歳 | 108.4万円 | 12.9万円 |
| 40~44歳 | 122.4万円 | 15.0万円 |
| 45~49歳 | 131.3万円 | 15.6万円 |
| 50~54歳 | 139.8万円 | 15.1万円 |
| 55~59歳 | 145.5万円 | 18.5万円 |
参考:e-Stat「令和6年賃金構造基本統計調査」
23歳が含まれる「20〜24歳」では、正社員は約44万円に対し、正社員以外は約6万円と大きな差があります。
こうした差が生じる背景には、賞与制度の有無も関係しているといえるでしょう。厚生労働省の調査では、賞与支給制度が導入されている割合は正社員が86.8%、パートタイム労働者は29.3%にとどまっています。(参考:厚生労働省「令和元年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況」)
正社員とフリーターの生涯年収の比較
ここでは、23歳時点の平均賃金をもとに年収を算出し、その金額が65歳まで続いた場合の生涯年収を比較していきます。
まずは、23歳が含まれる「20〜24歳」の平均賃金を使い、1年間の収入を見ていきましょう。
【計算に使用したデータ】
- 正社員:月給23.7万円、年間賞与44.1万円
- 正社員以外:月給19.7万円、年間賞与5.6万円
【年収の算出方法】
- 正社員の年収=(月給23.7万円 × 12か月)+賞与44.1万円=328.5万円
- 正社員以外の年収=(月給19.7万円 × 12か月)+賞与5.6万円=242.0万円
次に、この年収が23歳から65歳まで続くと仮定し、生涯年収を試算します。
| 区分 | 年収 | 就業年数 | 生涯年収(概算) |
|---|---|---|---|
| 正社員 | 328.5万円 | 42年 | 1億3,797万円 |
| 正社員以外 | 242.0万円 | 42年 | 1億164万円 |
このように、正社員とフリーターの生涯年収には3,000万円以上の差が生じます。
フリーターのままで働き続けると、日々の生活は成り立っても貯蓄や将来への備えが十分にできない可能性が高いです。働き方の違いは、長期的な収入や安定性に大きく影響するといえるでしょう。
参考:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査の概要」
2. 収入が不安定
フリーターとしての生活は不安定な側面があります。アルバイト先の都合でシフトが変わることが多く、安定した収入を得るのが難しい場合もあります。
また、閑散期や不景気な時に、真っ先にシフトを削られたり解雇されたりするのは、非正規雇用の従業員です。
正社員であれば、固定給で雇用保険なども充実しているため、収入面の不安は少なくなるでしょう。
3. 社会的信用性が低い
定職に就かないことで社会的な信用が低下する恐れがあります。例えば、賃貸契約やローンを組む際に不利になることがあります。
実家暮らしをやめて一人暮らしをしたいと思ったとき、結婚して住宅ローンを組みたいと思ったときに、困る可能性があるため、将来のためにも就職を考えた方がいいでしょう。
23歳フリーターの就職事情
23歳フリーターの就職事情は、高卒と大卒でも異なります。次は、高卒、大卒それぞれの就職事情について解説します。
高卒フリーターの場合
高卒の場合、就職において学歴が重視されることは少ないですが、応募条件に「大学卒以上」と記載された求人があります。
そのため、「学歴不問」と記載された求人を探して応募していきます。
学歴不問の求人を探すには、求人サイトで「学歴不問」の条件にチェックをつけて検索したり、就職エージェントから学歴不問の求人を紹介してもらいます。
高卒フリーターの面接では、「なぜフリーターを選択したのか」を聞かれることが多いです。
「やりたいことがなくてなんとなく」といった回答では、働く意欲が低いのではないかと懸念されるため、フリーター経験から学んだこと、就職しようと思った理由をセットで伝え、就職に対して前向きであることを伝えましょう。
大卒フリーターの場合
23歳の大卒フリーターの場合、卒業後3年以内であれば新卒枠で就職できることもあります。
なぜなら、厚生労働省が、卒業後少なくとも3年間は新卒枠で応募ができるようにすることを推奨しているからです。
新卒枠に、既卒者が応募できるようになっている企業は増えているので、新卒枠の求人を探してみるといいでしょう。
参考:【事業主の皆さまへ】卒業後3年以内の既卒者は、「新卒枠」での応募受付を!
23歳の大卒フリーターの就職面接では、「なぜ就職しなかったのか」「なぜフリーターになったのか」が聞かれます。
就活に失敗した理由、短期離職した理由などを話せるようにしておき、そこから学んだことを伝えましょう。
23歳フリーターの就職でアピールすべきこと
1. 意欲
23歳フリーターの就職では、意欲を伝えることが重要です。
なぜなら、企業は23歳のフリーターに対して、「働く意欲が低く、すぐに辞めてしまうのではないか」と懸念しやすいからです。
また、企業は入社後に積極的に学んで成長することを期待しています。
そのため、フリーターから正社員になりたい理由、応募企業を志望した理由を伝え、具体的なエピソードを交えながら、自分がその企業でどのように貢献したいのかをしっかり伝えましょう。
2. コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルは、フリーターの就職で重視されやすいポイントです。
なぜなら、コミュニケーションスキルはどの業界でも求められる基本的な能力であり、製造、建設、小売・販売など、多岐にわたる職種で必要とされるからです。
面接の際には、過去のアルバイト経験などを通じて培ったコミュニケーションスキルを具体的に説明し、どのようにそのスキルを活かして企業に貢献できるかを明確に述べると良いでしょう。
加えて、面接では、相づちを打ったり、明るくハキハキと話すことを意識し、コミュニケーションが上手くできることをアピールしましょう。
3. ビジネスマナー
フリーターの就職では、以下のようなビジネスマナーも見られています。
- 元気に挨拶ができるか
- 相槌やリアクションができるか
- 服装や身だしなみに乱れがないか
- 遅刻しないか
これらの基本的なビジネスマナーがなっていないと、印象が悪くなってしまいます。
特に、第一印象が重要なので、笑顔で元気よく挨拶することを意識してみてください。
23歳フリーターの就職におすすめの職種5選
就職はしたいけれど、何の仕事がしたいか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、23歳フリーターの就職におすすめの職種を紹介します。
1. ルート営業
ルート営業は、既存の顧客に対して定期的に訪問し、商品の受注や提案を行う仕事です。
ルート営業のメリットとしては、既存顧客への営業が中心なので新規開拓に比べてストレスが少なく、関係性を深めやすい点が挙げられます。
また、固定のルートを回るためスケジュールが比較的安定しています。デメリットとしては、成果が見えにくく、成績が上がらない場合にジレンマを感じることがあります。
給与水準は平均的には年収300万円〜400万円程度ですが、経験や企業によって異なります。
2.法人営業
法人営業は、企業を対象にして商品やサービスを提案・販売する仕事です。成約すれば大きな売上に繋がる可能性が高く、トータルで高い収入が見込めます。
法人営業は、23歳のフリーターでも未経験からチャレンジできる企業が多いです。
デメリットとしては、新規開拓のプレッシャーが大きいことと、顧客対応が難しいことです。給与水準は年収400万円〜600万円と高めですが、インセンティブによる浮き沈みもあります。
3. 販売職
販売職は、店舗で商品を販売し、接客を行う仕事です。メリットとしては、アルバイトでの接客経験が活かせるため、早期に活躍出来る点です。
デメリットとしては、立ち仕事で体力を使い、休日や夜間も働かなければならないことが多いです。給与水準は年収250万円〜350万円程度ですが、店舗の業績によって変動します。
4. コールセンター
コールセンターの仕事内容は、電話を通じて顧客対応や商品説明を行うことです。オフィス内の座り仕事なので、体力に自信がない方でも安心です。
また、コールセンターの受付時間が決まっているため、比較的残業は少ないこともメリットです。
デメリットとしては、クレーム対応が多く精神的に疲れることがあります。給与水準は年収250万円〜350万円ですが、夜勤やシフトによって変動する場合があります。
5. 施工管理
施工管理は、建設現場で工事の進行具合を管理し、安全や品質を確保する仕事です。技術と経験を積んでいけば高収入が期待でき、資格を取得すればさらなるキャリアアップが望めます。
建設業の仕事ですが現場作業は行わないため、23歳のフリーターでも、資格なしで未経験から挑戦できる分野です。
施工管理のデメリットは、長時間働くことが多く、現場でのトラブル対応も求められるためストレスがかかりやすいことです。給与水準は年収400万円〜600万円程度ですが、経験と資格により大きく変わります。
23歳フリーターが正社員になるまでの6ステップ
23歳フリーターが正社員を目指すなら、まず自己分析を行うことが重要です。自分の強みや価値観を整理しておけば、焦って仕事を選んでしまうのを防ぎ、納得感のある就職活動につなげられます。
次に、業界研究を通じて自分の特性が活かせる仕事を具体的にイメージし、就職サービスへ登録して応募できる準備を整えていきます。求人情報を集めながら職種を絞り込めば、行動に移しやすくなるはずです。
そのうえで履歴書・職務経歴書の作成や面接対策を進め、最終面接を通過した後は条件を確認して入社を判断します。段階的に進めれば、ミスマッチを防ぎながら正社員就職を目指せるでしょう。
各ステップの具体的な進め方を知りたい方は、このまま読み進めてみてください。
1.自己分析を行う
23歳フリーターが正社員を目指すなら、まず自己分析に取り組むことが重要です。
何も決めないまま就職活動を始めると「早く就職しなければ」という焦りから仕事を選んでしまい、入社後のミスマッチにつながる可能性があります。短期間で離職してしまえば、再び就職活動をやり直すことになりかねません。
まずは、次のような方法から自己分析を進めてみましょう。
- アルバイト経験の中で得意だった業務や評価された点を書き出す
- 楽しいと感じた仕事、苦手だった仕事を振り返る
- どのような働き方をしたいか(安定・収入・働きやすさなど)を整理する
- 向いている仕事のスタイルや職場環境を考える
こうして整理した内容は、職種選びや志望動機づくりにそのまま活かせます。自分の強みや希望を言葉にしておけば、納得感のある就職活動につながるはずです。
2.業界研究をする
自己分析で興味や強みが分かっても、それを活かせる仕事が分からなければ行動には移せません。自分の特性と仕事の内容を結びつけるために、業界研究を通じて「どんな仕事が向いているのか」を具体的にイメージしていきましょう。
例えば、自己分析の結果は次のように仕事選びへつなげられます。
- 人と話すのが好き→営業・販売・接客
- コツコツ作業が得意→事務・製造・データ入力
- 体を動かす仕事が向いている→物流・介護・現場作業
方向性が見えたら、求人サイトで職種を検索し、仕事内容や応募条件を確認してみましょう。複数の求人を見比べることで、目指す職種を少しずつ絞っていけます。
3.就職サービスに登録する
23歳フリーターが正社員を目指すなら、就職サービスに登録して応募の準備を整えましょう。求人を確認できるようになり、チャンスが来たときにすぐ動けます。
就職サービス1:ハローワーク
また、23歳フリーターであれば、年齢や状況に合わせた専門サービスも用意されており、次のような支援を利用できる場合があります。
| サービス名 | 向いている人 | 主なサポート内容 |
|---|---|---|
| わかものハローワーク | おおむね35歳未満の若年層、正社員就職を目指す人 | 個別相談、求人紹介、応募書類の作成支援、面接対策など |
| 新卒応援ハローワーク | 大学・高校などの卒業者、既卒者(卒業後おおむね3年以内) | 新卒・既卒向け求人の紹介、就職相談、面接対策など |
年齢や経歴に合った窓口を活用すれば、自分に合う求人やサポートが受けられるはずです。
参考:厚生労働省「ハローワーク」「わかものハローワーク」「新卒応援ハローワーク」
就職サービス3:求人サイト
一方で、デメリットや注意点もあります。求人サイトは基本的に自分で企業を調べ、応募し、企業とのやり取りや書類作成、面接対策まで進める必要があります。サポートが付かない分、準備不足のまま選考に進んでしまう可能性もあるでしょう。
履歴書の添削や面接対策を受けたい場合は、ハローワークや就職エージェントなど、無料でサポートしているサービスを活用するのも一つの方法です。
4.履歴書・職務経歴書を作成して応募する
フリーターから正社員を目指す場合は、履歴書と職務経歴書の準備が必要です。アルバイト経験でも、担当業務や成果を具体的にまとめて応募につなげましょう。
フリーター向けの履歴書の書き方【職歴】
現在も勤務している場合と、すでに退職している場合では書き方が異なるため、状況に合わせて整理しておきましょう。
【現在も勤務している場合の記入例】
| 年 | 月 | 職歴 |
|---|---|---|
| 2025年 | 5月 | 株式会社〇〇 入社(アルバイト) |
| 現在に至る | ||
| 以上 |
【現在は勤務していないアルバイト先を書く場合の記入例】
| 年 | 月 | 職歴 |
|---|---|---|
| 2025年 | 3月 | 株式会社〇〇にアルバイトとして入社(2025年8月退社) |
| 2025年 | 9月 | 株式会社△△にアルバイトとして入社(2026年1月退社) |
アルバイト経験も立派な職歴として評価されます。履歴書全体の書き方については「フリーターの履歴書の書き方!学歴・職歴・志望動機を例文付きで解説」を参考にしてください。
フリーター向けの履歴書の書き方【志望動機】
志望動機は「入社後に何を成し遂げたいのか」から書き始めると伝わりやすくなります。そのうえで、自分の価値観や強みと企業の考え方が一致している点を示し、どのように貢献したいのかを具体的に述べましょう。
また、なぜ正社員になりたいと思ったのかというきっかけや意欲を加えると、熱意がより伝わります。「安定したいから」だけで終わらせず、将来の目標や成長意欲と結びつけることがポイントです。
【志望動機の例文】
| 貴社の〇〇という理念に共感し、長期的にお客様と信頼関係を築く仕事に携わりたいと考え、志望いたしました。アルバイトでは接客業に従事し、お客様に合わせた対応を心がけてきました。今後は正社員として責任ある立場で経験を積み、貴社の売上拡大に貢献できる人材へ成長したいと考えております。 |
志望動機の書き方についてさらに詳しく知りたい方は「【例文つき】フリーターから正社員への就活での志望動機の書き方」も参考にしてみてください。
フリーター向けの職務経歴書の書き方【職務経歴】
職務経歴欄では、アルバイト経験も「どんな業務を担当し、何を工夫したか」が伝わるように書くことがポイントです。期間・業務内容・成果をセットで整理すると、採用担当者に働くイメージが伝わりやすくなります。
【職務経歴の記入例(フリーター向け)】
| 期間 | 事業内容 |
|---|---|
| 2025年4月~現在 | 株式会社〇〇(飲食店・アルバイト) 【担当】接客対応レジ業務商品の補充店内清掃 【実績】来店客への積極的な声かけを意識し、リピーター増加に貢献 |
| 2024年6月~2025年3月 | 株式会社△△(販売・アルバイト) 【担当】商品案内在庫管理売り場づくり 【実績】売れ筋商品の配置を工夫し、売上向上につなげた |
職務経歴書の詳しい書き方は「フリーターの職務経歴書の書き方【見本・チェックリストあり】」も参考にしてみてください。
フリーター向けの職務経歴書の書き方【自己PR】
自己PRは、自分が企業でどのように活躍できるかを伝えるための項目です。正社員経験がなくても、アルバイトでの経験をもとに強みや姿勢を示せば問題ありません。
企業が求める人物像と自分の強みが一致していると、採用担当者に魅力が伝わりやすくなります。例えば「相手の立場で考えられる人」を求める企業に対し、接客アルバイトでさまざまなお客様に対応してきた経験は強みとしてアピールできます。
自分の強みを見つけるには、これまでの経験を振り返ることが大切です。どのような仕事を任されてきたか、何をして感謝されたかを書き出すとわかりやすいでしょう。
【自己PR例】
| アルバイトの接客業で、お客様の立場に立った対応を心がけてきました。年齢や性格に合わせた声かけや提案を行い、「また来たい」と言っていただけた経験があります。今後はこの経験を活かし、相手のニーズをくみ取りながら貴社に貢献していきたいと考えています。 |
自己PRの作り方や例文をさらに知りたい方は「フリーターの自己PRはバイト経験でもOK!-例文集・強み61選」も参考にしてみてください。
5.面接対策を行う
23歳フリーターが正社員を目指すうえで、面接対策は欠かせません。面接では、次のようなポイントを押さえておきましょう。
- 入室時はドアを3回ノックし、「失礼いたします」とあいさつする
- 姿勢を正し、相手の目を見て話す
- 面接官の話を最後まで聞いてから答える
こうした基本ができていないと「準備不足」「社会人としての意識が低い」と判断されやすくなります。
また、23歳フリーターの場合は「なぜフリーターだったのか」と質問されやすく、企業に納得感のある説明ができるかが重要です。理由だけでなく、経験から何を学び今後どう活かすかまで伝えられれば、前向きな印象につながるでしょう。
ここからは、理由別の伝え方を解説します。なお、面接でよく聞かれる質問や具体的な回答例については「フリーターが就職面接で聞かれることとは?質問例・回答例」も参考にしてみてください。
フリーターで働く理由:就職先が決まらなかった
「就職先が決まらなかった」という理由は、面接で特に深掘りされやすいポイントです。企業側は「なぜ決まらなかったのか」「何か問題があったのではないか」と懸念しやすいためです。
そのため、就活の開始時期や企業選びを振り返り、自分なりの反省点を認めたうえで、現在は考えを改めて行動していることを伝えると説得力が高まります。
ただし「どこも受からなかった」「決まらなかった」とそのまま伝えるのは避けましょう。努力不足や能力面を疑われやすいため、応募に向けて取り組んだ行動を示しつつ「ご縁がなかった」「方向性が合わなかった」と前向きに伝えることが大切です。
【回答例】
| 卒業後に複数の企業へ応募しましたが、当時は就職の軸が定まっておらず結果につながりませんでした。その後はアルバイトをしながら自己分析や業界研究を進め、現在は方向性を明確にしたうえで正社員就職を目指しています。 |
フリーターで働く理由:やりたい仕事がなかった
「やりたい仕事がなかった」という理由は、正社員として働く覚悟や継続意欲があるのかを不安視されやすい点です。
また、仕事について真剣に考えていなかったのではないか、理想にこだわりすぎて現実的な選択ができていなかったのではないかと受け取られる可能性もあります。
そのため、当時の状況をそのまま伝えるのではなく、どのように考え方が変わり、今は行動しているのかまでセットで伝えることが大切です。過去を振り返って学んだことや、現在は仕事に対する向き合い方が変わっている点を示せると、前向きな印象につながります。
【回答例】
| 当時は自分に合う仕事が分からず、何を基準に選べばよいのか迷っていました。その間はアルバイトをしながらさまざまな業務を経験し、自分に向いている働き方や興味のある分野を考えてきました。現在は方向性が明確になり、正社員として長く働きたいと考えて就職活動に取り組んでいます。 |
フリーターで働く理由:すぐ働こうと思っていなかった
「すぐ働こうと思っていなかった」という理由は、企業から就業意欲や継続して働く意思があるのかを不安視されやすい点です。
そのため、当時はすぐに働かなくてもよいと考えていたことを素直に認めたうえで、そこからどのように考えが変わったのかを伝えることが大切です。働くことの必要性を感じたきっかけや、現在は自分の意思で就職を目指して行動している点まで示すと説得力が高まります。
特に企業は「働き始めてからまた気持ちが変わるのではないか」と心配しやすいため「今は自分の意思で長く働きたいと考えている」と明確に伝えることが重要です。
そのために自己分析や業界研究、応募準備など具体的な行動をしていることもあわせて示すと、就業意欲がより伝わりやすくなります。
【回答例】
| 当時はすぐに正社員として働く選択をしていませんでしたが、アルバイトを通じて働く責任ややりがいを実感しました。現在は自己分析や業界研究を進め、正社員として長く働くことを目指して就職活動に取り組んでいます。 |
フリーターで働く理由:体調の回復を優先していた
体調の回復を優先していた場合、企業が気にするのは「正社員として継続勤務できる状態なのか」という点です。まずは体調不良だった事実を簡潔に伝え、現在は働くうえで問題がないこと、長く働きたい意思があることまで説明する流れが重要になります。
なお、病名や詳しい症状まで細かく伝える必要はありません。働ける状態にあること、就業に支障がないことを分かりやすく示すことが大切です。
【回答例(すでに回復している場合)】
| 体調を崩していた時期があり回復を優先していましたが、現在は医師から就業に問題ないと判断されています。今後は正社員として長く働きたいと考えています。 |
【回答例(通院を続けながら働く場合)】
| 体調回復を優先しながら働いてきました。現在は主治医と相談のうえ就業可能な状態で、通院も業務に支障はありません。今後は体調管理を行いながら長く働きたいと考えています。 |
6.最終面接に通過して入社を承諾する
23歳フリーターが就職活動を進めて最終面接に通過すると、内定が出され、その後は入社の意思確認や条件提示へと進みます。
提示された労働条件や給与、勤務時間などを確認し、納得したうえで入社を決めることが大切です。気になる点があれば、この段階で整理しておきましょう。
なお、条件を交渉したい場合は自分で企業へ伝える必要がありますが、就職エージェントを利用していれば担当者が間に入り対応してくれます。企業に直接伝えるのが苦手な場合は、エージェントのサポートを受けながら安心して入社準備を進められるでしょう。
23歳フリーターの就職でよくある質問
何歳までフリーターで許されるかは個々の状況によりますが、一般的には30歳を超えると正社員としての 就職が難しくなります。
一般的に、フリーターとしての生活は若いうちには許容されることが多いですが、年齢とともにその状況は厳しくなります。
特に23歳 フリーターの場合、まだ若いので転職や就職のチャンスは多いですが、将来的には正社員としての安定した仕事を探すことが重要になります。
したい仕事がない場合は、まず、自己分析を行いましょう。
これまでの経験を洗い出し、自分がどんなことに興味を持っているのか、どのようなスキルを持っているのかを明確にします。
次に、キャリアプランを作成します。自分の興味やスキルに基づいて、どのような職種が自分に向いているかを考えます。
最終的には、どんな仕事が自分に合っているか明確にするためには、実際に試してみることが重要です。仕事の経験を積んでいく中で、自分が得意な仕事、やりたい仕事が見つかってくるので、まずは少しでも興味を持った仕事に就職してみるといいでしょう。
23歳でフリーターだとやばいの?正社員経験がないけど就職できるの?と思っていませんか。
結論から言うと、就職は23歳からでも遅くはありません。
なぜなら、23歳なら入社後の成長を期待して、経験・スキルよりも人柄やポテンシャルを見て採用を行っている企業があるからです。
まとめ
23歳フリーターでも正社員就職は十分可能です。23歳は若さや伸びしろが評価されやすく、第二新卒や既卒枠も活用しやすい年代だからです。
一方で、フリーターを続けると収入や賞与、将来の安定性で正社員との差が広がりやすくなります。就職活動では、アルバイト経験を通じて得た意欲やコミュニケーション力、ビジネスマナーを具体的に伝えることが大切です。自己分析や業界研究を進め、早めに行動することが就職成功の近道です。




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