なくならない仕事に就職したいと願う人にお役立ち、AIやロボットに淘汰されない将来性のある仕事やその特徴を紹介します。せっかく就職活動をするなら長く働ける仕事が安心です。時代の変化を正しく読み取り、将来に希望をもてる仕事を探しましょう!
※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合
なくならない仕事って何?
まず最初に今後しばらくはなくならないと言われている具体的な職業の一部を理由とともに紹介します。
2015 年 12 月 2 日株式会社野村総合研究所のニュースリリースより「人工知能やロボット等による代替可能性が低い 100 種の職業」を参考
なくならない仕事_1.教師、講師
教育系の仕事は常に人にかかわる仕事なので、高度なコミュニケーションスキルが求められます。そのためAIや機械が人間の代わりに行うことは困難だと考えられます。人と関わっていく中で生徒の人間性を育てることも、教育の大きな目的です。人間性を育てるには人間同士の深いコミュニケーションが欠かせませんから、教育系の仕事は人間の得意分野で今後もなくならないと言えるでしょう。
なくならない仕事_2.医師・看護師・介護職員・カウンセラー
医師・看護師・介護職員・カウンセラーなど医療系・介護系の仕事はこの仕事も常に人と関わり、臨機応変かつ繊細なコミュニケーションが求められる仕事です。カルテの管理や画像処理、要介護者の移動の手助けをするなど、仕事の一部に機械を利用することは既に行われていますが、重要な部分には人間が欠かせない仕事です。
なくならない仕事_3.芸術家・作家・職人・料理人
これらの仕事には機械が苦手とする発想力や想像力、センスが必要です。センスや長年の経験から培われた勘などといった、作り手も受け取り手も簡単に言葉で表現できないようなものが作品の魅力の一つとして価値を高める場合があります。芸術作品を見て「すごく上手っていうわけじゃないのに何か魅力的だな」、「上手く説明はできないけど、この作家さんの作品にはいつも惹かれちゃうな」と感じた経験はないでしょうか。そのような個性や味があることで価値を増していくような職業は、機械には難しい仕事ですね。実際AIの作った小説や音楽も登場していますが、まだ人間が生み出した作品には遠く及ばないと言われています。
なくならない仕事_4.マネジメント職全般
会社経営を始め、部署やプロジェクト、店舗などのマネジメント職などが該当しますが、「責任を取る」「意思決定をする」「部下を育成する」などの場面では絶対に人間が必要です。どんな仕事に就くにしても、将来的にマネジメントする立場を目指すことで、職を失う可能性が低くなるのではないでしょうか。
なくならない仕事_5.営業
値引き交渉や開発中の新商品残り在庫数など、営業担当者が知っている情報は企業機密のものも多くインターネットに公開できないため、ビックデータとして活用できません。また、顧客それぞれの要求レベル、理解レベルに合わせて専門的な情報をわかりやすく説明することもAIにはまだまだ荷が重いでしょう。知識豊富な営業マンはこれからもまだまだどの会社でも活躍する仕事であるといえます。
なくならない仕事、その特徴
「なくならない仕事」の特徴を把握することで、将来性のある仕事を探しやすくなります。ここでは3つの特徴をまとめました
なくならない仕事の特徴_1.発想力や想像力が必要な仕事
発想力や想像力は、なくならない仕事の重要なキーワードです。AIやロボットは人間がプログラミングしたものを正確にこなすのには向いていますが、ものを生み出すという作業は苦手です。過去の情報から未来を予測することは不可能ではありませんが、全く何もない状態からAI自身が何か新たなアイディアを出したり、物事から何かを連想したりすることはできないと言われています。したがって発想力や想像力の求められるクリエイティブな仕事は人間の方が得意で、将来もなくならないと考えて良いでしょう。
なくならない仕事の特徴_2.人間味、その人らしさや人間味が求められる仕事
機械でなく人間がやってこそ面白みの出る仕事、すなわち音楽や芝居、スポーツなどがこれに当たります。音楽や芝居はその人の個性が活かされてこそ魅力を発揮できるものであり、単に物事を完璧にこなせば良いというわけではありません。
それは、楽譜通りの正確な音程で歌を歌うことのできる歌手が必ずしも売れるとは限らないのと一緒ですね。スポーツだって、全て機械化されてシミュレーションのようなもので見せられたら、応援しているチームがどれだけ連勝を重ねたとしても面白みはなくなってしまいますよね。機械には感情や情熱といったものがなく、人の心を動かすような個性を持たせるのは非常に困難です。そのため、人間が個性を発揮して人に感動を与えるような仕事は将来もなくならないと考えられます。
なくならない仕事の特徴_3.臨機応変なコミュニケーションが求められる仕事
臨機応変なコミュニケーションが求められる仕事もなくならない仕事といえるでしょう。
AIや機械は事前にプログラミングされていないことには対応することが困難なため、突発的に起こる予測不可能な事態に臨機応変に対応することが苦手です。特に人間の感情が絡むような仕事はAIや機械が代わりに行うことは難しいとされています。人と接することが好き、コミュニケーションに自信がある、という人は自信をもってその能力を磨き続けていくようにしましょう。
※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合
なくならない仕事を見つける方法
これから長く働いていくには、将来なくなるリスクの低い職業を選ぶことが大切です。
では、将来なくならない仕事を見つけるにはどのような行動を取るべきなのでしょうか?具体的な方法を解説します。
方法1.鮮度の高い情報を得る
将来を予測するためには、まず現状を正確に把握することが必要です。そのためには日頃の情報収集が欠かせません。テクノロジーの進化や労働に関する政策などのニュースに目を通し、信頼できる新しい情報を積極的に取り入れることが大切です。情報は国内のものだけに限らず、海外ニュースにも同様に気を配りましょう。グローバル化が進んでいる現代においては、どこかの国でなくなった職業は日本でもいずれなくなってしまう可能性が高いのです。常に情報収集をして仕事がなくなるかもしれないと予想できている場合と、何も知らずにいきなり仕事がなくなるのとでは、その仕事がなくなるという結果は同じでも取れる対策が全く違ってきますね。少しでも早く未来に備えた行動が取れるよう、新しい情報には敏感になっておきましょう。
方法2.市場予測を含めた業界研究・企業研究を行う
業界研究や企業研究も、将来なくならない仕事を選ぶことにつながる重要な行動です。今後は業界や企業を分析する際に、「市場予測」の視点も加えることが必要になってくるでしょう。今後も伸びていく可能性のある市場なのか、機械に取って代わられるような業種ではないかを冷静に考えてみることで、長く働ける仕事に出会う可能性は高まりますね。現状だけでなく未来の市場のあり方や成長性に目を向けてみるといった、広い視野で分析することが大切です。そうすることで業界や企業についてより具体的に把握でき、より良い企業選びに役立てることができるでしょう。
方法3.プロに相談する
将来なくならない仕事を選んでできるだけ長く働くためも、情報収集と業界・企業研究は大切にしましょう。ですが、これら全てを一人で行うのには不安もありますよね。そんな時は就活で不安が出てきた時には一人で悩まずに、プロに相談するのも一つの手段です。ジェイックの無料相談では専任の就職アドバイザーが、将来のことも考えた就活を力強くサポートします。
↑なくならない仕事について考える関連記事はコチラ
「なくならない仕事」に関するよくある質問
将来もなくならない仕事の一部をご紹介すると、教師など人に教える仕事、 医師や介護職など人を助けたりケアしたりする仕事、芸術家や職人のように人間の創作力が必要なものなどです。くわしく知りたい方は「なくならない仕事って何?」をご覧ください。
なくならない仕事の特徴として、人間味やコミュニケーション、発想力を要するなど、いわゆる機械には担うことができない能力が必要という点が見られます。具体的に知りたい方は「なくならない仕事、その特徴」をご覧ください。
なくならない仕事に就職するためには、将来的にも世の中から必要とされるような職業を選ぶことが大切になってきます。ジェイックの「就職カレッジ」にご参加いただくことで、長期的なキャリアを見据えた就職活動ができます。
なくならない仕事、つまり時代が変化しても必要とされる仕事を見つけるのは、簡単なことではありません。ジェイックなら「就職相談」でそういった仕事についてのお話をさせていただくことが可能ですので、ぜひお申込みいただくことをおすすめします。
※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合
⇓⇓25卒・26卒の方はコチラ⇓⇓
教師・講師 / 医師、看護師、介護職員、カウンセラー / 芸術家、作家、職人、料理人 / マネジメント職全般 / 営業…