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名刺交換ですが、自分の名刺交換の仕方はマナーとして正しいだろうか?と、疑問や不安に思うことはありませんか? 正しい名刺交換の仕方は、社会人だからこそ抑えておきたい必須マナーといえます。名刺交換の仕方について今一度、学び返すことで知識を得ることができます。その知識は仕事をよりスマートにしてくれ、社会的にも認められることで出来る企業人としての称号を与えてくれるでしょう。
名刺とは
一枚の名刺は宝石に例えると原石そのものです。原石は多方面から加工することによってその付加価値の付き方が違ってきます。何億、何十億、何兆と莫大な利益をもたらす可能性を秘めているアイテム、それが名刺です。
名刺には会社の名前、役職、自分の名前、勤務先住所、連絡先(会社の代表番号・FAX番号・メールアドレス)といった情報が記載されています。利益をもたらす可能性を秘めているからこそ名刺は企業人にとってなくてはならない必須アイテムの一つです。
名刺は自分がその会社に所属している人間であることを証明してくれる会社の身分証明書といえます。一枚の名刺により大まかに自分はどういう人物であるかを他人に知ってもらうことができます。いわば名刺はもう一人の自分であり、自分の分身でもありますので、取り扱いには十分注意する必要があります。
名刺を配る目的
名刺は自分と相手との連絡先交換のためだけに配っているわけでありません。では人はなぜ名刺を配るのでしょうか?仕事の新規開拓のため、仕事を円滑に進めるため、異業種交流のためなど、人によってその目的はさまざまです。 名刺は配る目的により名刺のもつ意味までもが違ったものになってしまいます。
目的は違ったとしても自分の身元を提示することにより、相手に自分を知ってもらうことができます。名刺をもらった人は、名刺に記載されている情報により安心感を得て、相手への信用度を増します。
名刺は広告塔
名刺は相手に渡すと必ず受け取ってもらえることから、一番手軽な方法で自分を宣伝してくれる重宝なものです。名刺交換は個人対個人で行うこともあり、自己アピール度は増します。
また名刺は文字での広告となるため、相手の視覚へダイレクトに情報が伝わります。視覚からの伝達は、口からの伝達と比較して信用性が高くなります。 経費面からしても一枚あたりの単価を安く抑えられますし、あらゆる面で最高の広告アイテムといえます。
名刺交換の意味
名刺交換する意味
名刺交換は初対面の人同士が行う初の共同作業です。初めて会った人に名刺を差し出し、一枚の名刺に記載されている情報から自分をアピールし知ってもらうことで、名刺はコミュニケーションの糸口をつけてくれます。たかが名刺、されど名刺ということです。
名刺交換により相手の情報を掴め、相手が信用できる人物であるかどうかを見極めることができ、お互いを確認し合うことができます。信用できる相手とのコミュニケーションはさらに深まって両者の関係性は、次なるステージへと進むことになります。
名刺交換は相手とのコミュニケーションの第一歩です。コミュニケーションステージがランクアップするごとにすそ野は広がり名刺交換の機会も並行して増えるものです。 お互いの関係性はさらに深まりそれと同時にお互いを信用する度合いも上がります。
名刺交換は人脈づくり
企業人の中でも特に営業職の方は一日に行う名刺交換の機会は数多くあります。 名刺交換でいただいた名刺はファイルにして大切に保管されていることでしょう。 企業人にとっていただいた名刺の数は、自分の仕事の実績に値するといえます。
いただいた名刺の数が増えるごとに会社から任される仕事内容のグレードはアップしているものです。その変化は上昇気流にのったプラスの変化をみせていきます。
名刺は一人歩きをしません。会社でのポストが高くなればなるほどに人脈の層は厚くなります。名刺交換で得た人脈は企業人としての努力の証であり、誇りとなります。
一枚の名刺交換から生まれたコミュニケーションに信用・信頼という言葉が付加され、増幅することにより生まれる人脈からは安心感を得ることができ、人脈はさらなるビジネスチャンスを生んでくれるのです。
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名刺交換、渡し方のマナー・受け取り方のマナー
渡し方のマナー
①名刺入れから名刺を出し、名刺入れの上に名刺をのせ両手でもつ
②名刺を相手に差し出して「会社名」・「所属(肩書)」・「氏名」の順に述べる 「株式会社○○・営業部(肩書)・△△▲▲」名前は必ずフルネームを述べる
③相手が差し出した名刺の高さより低い位置で名刺を差し出す (相手も同時に名刺を出している場合は、右手で名刺を差し出す)
- 名刺交換は第一印象を左右しますので、きっちりとそつなくこなす
- 名刺はテーブル越しに渡さない
- ポケットや財布から直接名刺を出さない
- 汚れのある名刺、淵の破れた名刺、折れ曲がった名刺、ヨレヨレの名刺を渡さないように名刺の状態を確認して渡す
受け取り方のマナー
①相手の名刺は両手で受け取り「頂戴します。よろしくお願いいたします」と述べる名刺入れの上に受け取った名刺をのせる
- 相手の会社名や会社のロゴマークの上に指をおいて受け取らない。この行為は相手を上から押さえつけるとみなされ事が円滑に進まなくなります
- 相手も同時に名刺を出している場合は、目上の相手よりも先に名刺を受け取らない
- 同時に名刺交換する場合、受け取るときは左手で名刺を受け取り、受け取った名刺にはすぐに右手を添える
- 目上の方から先に名刺を受け取ってしまった場合「お先にいただき申し訳ありません」と言ってはいけない⇒あくまでも名刺は目下から目上の方に渡すのがマナーです
名刺交換の順番
相手の会社に訪問した者(目下の者)から名刺を差し出します。 ビジネス上では、お金をいただく立場・仕事をいただく立場にある者が目下の者にあたります。
【例】 相手:「部長」「課長」の2人 訪問者:「係長」「新入社員」の2人 一番偉い方(肩書)から順番に行う
- 相手「部長」:訪問者「係長」
- 相手「部長」:訪問者「新入社員」
- 相手「課長」:訪問者「係長」
- 相手「課長」:訪問者「新入社員」
目下の者から差し出すことがマナーなので、【例】で言うと、訪問者の「係長」が相手の「部長」に名刺を差し出すことで名刺交換は始まり、あとは順番通りに行います。
あっという間に終わる名刺交換ですが、このあっという間がその後の自分のイメージとして相手の脳裏に刻まれてしまいます。だからこそ正しいマナーで臨む必要があります。
前述したように名刺は企業人の必須アイテムで、名刺交換からコミュニケーションが始まりビジネスへとつながっていきます。他社へ訪問する際に名刺を持参することを忘れたり、名刺をきらしていたりしては企業人として失格です。
事情により訪問して名刺を渡せなかった場合は、すぐに郵送するか、次回訪問した際に渡すことがマナーです。
名刺一枚でせっかくのビジネスチャンスを逃す結果になり得ることもあります。それほどに名刺は企業人にとって大切なものといえます。
おわりに
応募書類を送った側は書類選考の時間が待ち遠しく、不安になったり焦ったりするものです。
しかし、大企業は規模が大きい故に様々な人の許可を取り、連絡をするまでに時間がかかってしまうことや、中小企業は担当者の業務の忙しさや業務内容により、連絡が遅れてしまうことがあります。
時間がかかる理由が分かると不安も減ると思いますので、まずは冷静に待ってみましょう。
そして、面接の連絡がいただけた時には、自信をもって面接に挑めるように企業研究や志望動機をまとめて自分の力を発揮できるように事前準備をしましょう。
こんな人におすすめ!
- 自分に合った仕事や場所を見つけたい
- ワークライフバランスを重視したい
- 会社に属する安定ではなく、能力/スキルの獲得による安定を手にしたい