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INFJ(提唱者)が生きづらいと感じる理由7選!性格や対処法を解説

INFJ(提唱者)が生きづらいと感じる理由7選!性格や対処法を解説

INFJ(提唱者)生きづらいと感じる理由には、高い理想と現実とのギャップから生じているものや、内向的な性格のために、周囲とのコミュニケーションがうまくいかないために生じているものが多くあります。

この記事では、INFJ(提唱者)が生きづらさを感じる理由を紹介したうえで、それぞれの状況に応じた対処法も解説します。

INFJ(提唱者)の性格の特徴とは

INFJ(提唱者)とは「16 Personalities性格診断」がしめす性格傾向の中でも、全人口に占める割合が少なく稀なタイプです。

「強い信念を持つ理想主義者」と言われているINFJ(提唱者)ですが、実際にはどのような思考や振る舞いをするのでしょうか。

この章ではまず、INFJ(提唱者)の性格と特徴を詳しく解説していきます。

INFJ(提唱者)の性格の特徴

INFJ(提唱者)の人は、理想主義者的な一面があります。
時として頑固に自分の理想を主張し、人と衝突することがありますが、一方で冷静な判断力、周囲の人への思いやりもあるため、結果的にバランスのとれた判断をすることが可能です。現状に流されず、もちまえの思考力や分析力を活かしてユニークな考えを生み出すこともあるでしょう。

また、INFJ(提唱者)の人は、頻繁に内省することで、自分を成長させたいと望んでいて、その向上心こそが行動力の源となります。

人間関係においては、表面的で広い付き合い方よりも、心を開いた一部の相手と理解し合える穏やかな関係作りが得意です。

INFJ(提唱者)の強み

INFJ(提唱者)には次のような強みがあります。

  • 思考力
  • 人と深く付き合う
  • 粘り強さ
  • 情熱的

INFJ(提唱者)は、理想をかかげて行動する情熱と、冷静な思考力を持ちあわせています。

問題に直面しても、その背景や周囲の価値観などを総合的にふまえた現実的な判断ができます。こうした能力は大きな強みであり、周囲からも評価されるでしょう。
また、人間関係では相手の思いに寄り添う共感力や優しさを活かして、深い付き合いをすることが得意です。粘り強く、簡単にはものごとを投げ出さない気質を持つので、長期的に所属するグループでも信頼を得られるはずです。

INFJ(提唱者)の弱み

INFJ(提唱者)には次のような弱みがあります。

  • 内向的
  • 頑固
  • 心身の健康を軽視しがち
  • ストレスの発散が下手

INFJ(提唱者)は、内向的で、本来は積極的に交友関係を広めることは苦手だといえます。その反面、人に対する思いやりが深いため、自分の気持ちを抑えてしまい、ストレスを抱える場合があります。このような精神的に不安定な状態は、INFJ(提唱者)の弱みです。

「理想主義的な気質」と「思いやり気質」のバランスを保つことは容易ではありません。そのため、INFJ(提唱者)は、自分だけで問題解決をしようと頑張り、心身のセルフケアを軽視しがちです。

INFJ(提唱者)の性格について以下の記事で詳しく解説しています。

INFJ(提唱者)タイプとは?意味や特徴、よくある質問を解説!

INFJ(提唱者)が生きづらいと感じる理由7選

INFJ(提唱者)は「理想主義的な気質」と「内向的な気質」をあわせ持っています。2つの気質には相反する要素があり、心のバランスを保つのは至難のわざです。

ここから生じるストレスが、誠実なINFJ(提唱者)が生きづらいと感じる根源にあるといえます。

この章では、INFJ(提唱者)が生きづらいと感じる7つの理由と、その原因について解説していきます。

1. 表面的な人間関係が苦手としている

人間関係において、INFJ(提唱者)は内向的であり、積極的に他者と接触することが苦手です。

そもそも他人に対する関心が低く、あえて交友関係を広げる努力はしないため、周囲から社交的でないと思われがちです。
一方で、INFJ(提唱者)は、心を許した人とは深い人間関係を築きたいと考えています。

誠実で相手の思いに共感することが得意なので、時間を掛ければ穏やかな関係を築けるはずです。ただ、コミュニケーション能力が低いため、自分の思いが伝わらず苦戦することもあるでしょう。その場合は、相手が理解してくれないことにストレスを感じるはずです。

2. 理想主義のため、現実とのギャップを感じてしまう

INFJ(提唱者)は理想主義者です。「社会を良くしよう」という思いが強いがゆえに、理想と現実の間にギャップを感じることも多いでしょう。

日頃から善悪に対する明確な基準を持っているINFJ(提唱者)は、現状に流されることなく、自分の考えを見つけることができます。
ただ、強引に自分の意見を通したり行動に出ることはせず、現状を把握したり、周囲の考えに傾聴する冷静さも持っています。

総合的にバランスをとって判断した結果、理想に対する情熱にブレーキを掛けることも。それは情熱的なINFJ(提唱者)にとっては悔しさが募る行為かもしれません。

3. 共感力が高いため、人よりストレスを感じやすい

INFJ(提唱者)は内向的で自分に対する興味が非常に強いという特徴があります。一方で共感力も高く、常に周囲の人たちへの配慮や気配りをしているため疲弊しがちです。

正しいと思い判断したことが、全ての人にとって良い結果をもたらすとは限りません。

特定の立場の人に過度に共感し、行動力や判断力が低下してしまうと、求めていた結果を得られないこともあるでしょう。
また、コミュニケーションが苦手なINFJ(提唱者)は、相手の考えを深読みし、過剰に心配していることもあります。意識的にクールさを保つことも必要でしょう。

4. 実際の行動よりも思考活動が多くなってしまう

INFJ(提唱者)は内向的な性格なので、行動に移す前にあらゆる情報を集めて、計画や戦略を思考します。
その結果、他者にとっては簡単な行動であっても、本人にとっては大変な思考活動を経て行動しているケースがあります。

戦略や計画、失敗したときの対策にいたるまで思考するため、大きな失敗は少ないはずです。それは周囲からの信頼獲得にもつながります。
ただ、小さな失敗は問題ではなく、スピード感が大切なケースも多々あります。

真面目なINFJ(提唱者)にとって、思考活動を臨機応変に省略することは難しく感じるかもしれません。

5. 内向的でコミュニケーション能力が低い傾向がある

INFJ(提唱者)の内向的な気質がゆえに、人に率直な意見を伝えることができない傾向があります。

観察力や分析力も高いINFJ(提唱者)は、周囲の状況を理解しようと心掛けた結果、相手の立場に配慮しすぎてしまいがちです。そのため、自分の思いを抑えて、伝えることを早々と断念してしまうこともあるでしょう。

INFJ(提唱者)は浅く広い人間関係の構築には興味がないため、積極的に人と関わることはしません。そのため、コミュニケーション能力が磨かれていないことも多く、このことは、相手との意思疎通をさらに難しくするでしょう。

6. 人と違うことを感じる場面がある

性格タイプとして稀有であるINFJ(提唱者)は、自分の考えや行動が周囲から理解を得られないことも多く、そのことが理由で生きづらいと感じることもあります。

INFJ(提唱者)の多くは、日頃から「自分は多くの人とは違う」「自分は特別である」と認識しています。

独自の価値観や独創的な発想は、INFJ(提唱者)の大きな強みでもありますが、コミュニケーションがあまり機能していないと、共感を得られず周囲から浮いてしまうかもしれません。

環境に馴染めない状態が続いたり、疎外感を感じることが、ストレスにつながるでしょう。

7. 孤独感を感じやすい

内向的な性格であるINFJ(提唱者)は、一人で内省する時間を大切にするあまり、自分の世界に没頭しがちです。そのため、ふとしたきっかけで、周囲との距離に気づき、孤独感を感じることがあります。
また、INFJ(提唱者)は、積極的に交友関係をひろげる必要性は感じていませんが、一方で、心を許す相手との間には深い絆を求めています。相手に期待している共感が得られなかったり、自分が理解されていないと感じても、孤独や不安を抱きやすいでしょう。

INFJ(提唱者)が生きづらいと感じた際の対処法7選

INFJ(提唱者)が生きづらいと感じる理由は様々ですが、その性格や特徴を分析することで、自分にあった対処法が見つかるはずです。

この章では、INFJ(提唱者)が、日頃から意識するとよいことや、前向きな気持ちで生活するためのコツなどを含め、生きづらいと感じた際のおすすめの対処法について詳しく解説していきます。

1. 自分の性格や特性を理解する

生きづらいと感じてしまったときの有効な対処法として、自己分析があります。

生きづらさの理由を明確にするためには、まず「自分がどのような時になにを感じるのか」「なぜそう感じるのか」などに注目し、自分の性格、強みと弱み、向きと不向きなどを知る必要があります。

理想主義者であること、内向的な性格など、あらゆる傾向を自覚し認めてあげることで、客観的な視点から自分がぶつかっている壁を知ることができ、納得感を得られるはずです。

2. 自分の感情や状態を表現する機会を持つ

自分の感情を表現する趣味や、時間の過ごし方を取り入れることは、INFJ(提唱者)の生活にとってスパイスとなります。

「日記をつける」「興味のあるテーマについて構想を練る」など、自分の価値観を表現したり、独創性を活かす過ごし方は、多くのINFJ(提唱者)にとって楽しい時間でしょう。

アートに触れるのもおすすめです。美術鑑賞は作品に触れた時の心の動きを楽しむものであるため、自分の内面に関心の強いINFJ(提唱者)にとっては、有意義な時間に感じられるかもしれません。

3. お互いに理解し合える人を作る

INFJ(提唱者)は、深い人間関係を築くことで、孤独感を解消する傾向にあります。表面的な人間関係が苦手なため、積極的に交友関係を広げたり、輪に加わることはありません。

そのため、ふとしたきっかけで、自分を理解してくれる人が周囲にいないと思い、孤独に感じるでしょう。

コミュニケーションが不得手とはいえ、人に対する思慮深さや洞察力は人一倍あることから、心を開いて頼りに思ってくれる相手を見つけることは難しくないはずです。

4. 積極的に自己開示をする

INFJ(提唱者)は、コミュニケーションが得意ではなく、積極的に自己開示しない傾向にあります。
しかし、周囲から「何を考えているのかわからない」と思われてしまうと、ますます人との交流が希薄になり、孤独感が助長するでしょう。

相手に理解してもらえないだろうと感じると、気持ちを抑えてしまう傾向に拍車がかかり、これこそが悪循環の原因です。

「価値観は人それぞれ。理解してもらえなくて当然」と割り切って、まずは自己開示することを心掛けてみましょう。

会話の糸口さえあれば、共感性が高く優しいINFJ(提唱者)は、優れた聞き手となり、充実した会話に発展するかもしれません。

5. 相手に感情移入しすぎないようにする

INFJ(提唱者)は、その思慮深さや優しさがゆえに、相手に感情移入し過ぎることがあります。

必要以上に自分ごととして思い悩み、神経をすり減らしてしまうのではなく、客観的で冷静でいられるよう、相手との距離を保つようにしましょう。

コミュニケーションが苦手なので、そもそも相手の真意を聞かずに深読みしている可能性もあります。
また、共感力はINFJ(提唱者)の長所ですが、軽い共感の方が、かえって相手の気持ちを軽くするケースもあるはずです。

6. 自分の理想から目標を設定する

INFJ(提唱者)は、理想主義者です。強い理想をかかげて行動することに生き甲斐や情熱を感じる傾向にあります。自分の中にある理想から、叶えるべき目標を設定することで、気持ちが高揚し、生きることに対して前向きな気持ちになるでしょう。

INFJ(提唱者)は内向的な性格なので、本来、関係の薄い他人より、自分に対して強い関心を持っています。夢中になれる目標を前にして、人間関係の悩みや孤独感は些細な問題に感じられるかもしれません。

7. カウンセリングを受けてみる

INFJ(提唱者)の人が、生きづらさを感じているなら、カウンセラーに相談するのもおすすめです。

INFJ(提唱者)は、日頃から自分自身との対話を重ねていますが、理解してもらえないと感じる相手には、考えや思いを伝えず、気持ちを抑えてしまう傾向にあります。

INFJ(提唱者)の話に興味深く傾聴してくれるカウンセラーと対話することで、自分では気が付かなかった本心に気付かされるかもしれません。

就職を検討しているなら、キャリアカウンセリングを受けてみるのもよいでしょう。

まとめ

INFJ(提唱者)が生きづらいと感じる理由や場面について紹介しました。

理想があるあまり、現実とのギャップを感じやすくなっています。また、人との関わり方として深いコミュニケーションを求めていることから自分のことを理解してもらうためには意識的に自己開示をしていく必要があります。

ほかにも、INFJ(提唱者)の特性について理解を深めることで生きづらいと感じる場面の対処法を身に付けていきましょう。

よくある質問

この章では、INFJ(提唱者)が苦手なことや、イライラするポイント、合わない人のタイプなど、INFJ(提唱者)に関する代表的な質問と回答を紹介します。

前もって知っておくと、ストレスを回避できるかもしれません。ぜひ参考にしてください。

INFJ(提唱者)が苦手なことは何ですか?

INFJ(提唱者)の苦手なことには次のようなものがあります。

  • 表面的な人間関係を築く
  • 自分自身について人に話す
  • 細かな業務

INFJ(提唱者)は、浅く表面的な人とのつきあいが苦手です。コミュニケーション能力の低さも理由のひとつですが、とりわけ親しくない相手に対しては、自分について深く理解をしてもらいたいと感じていない場合もあるでしょう。

また、大きなビジョンに向かって仕事を進めることは得意ですが、細かい業務は苦手な傾向にあります。仕事においては、些細なミスで評価が下がることもあるため、日頃から再チェックなどを心がけるとよいでしょう。

INFJ(提唱者)がイライラするポイントは?

INFJ(提唱者)がイライラするポイントには次のようなものがあります。

  • 理想と現実のギャップ
  • 意義を感じない社交の場
  • 些細なミス

INFJ(提唱者)は、理想主義者であるため、大きな理想に向かって努力しているとモチベーションが上がります。

逆に、超えることが困難な壁にぶつかったり、自分自身の些細なミスなどが原因で理想から遠のいてしまうと、イライラしたり自己嫌悪におちいることがあります。

また、INFJ(提唱者)は、表面的な人間関係を好まないため、義務的な気持ちで参加した社交の場などでは、費やす時間に価値を見いだせずにイライラしてしまうかもしれません。

INFJ(提唱者)と合わない人は?

INFJ(提唱者)と相性が悪いのは、次のようなタイプの人だと考えられます。

  • 将来について意識が低い
  • カリスマ性のあるリーダー気質
  • とにかく社交的な楽観タイプ

INFJ(提唱者)は、現状に対し深く分析や思考を行い、理想的な将来に向けて進んでいこうとします。そのため、将来に対して計画性のない人や、楽観的すぎる人とは衝突しがちです。

また、カリスマ性があり周囲を引っ張っていく気質の人とは、理想主義という共通点から意気投合することもありますが、INFJ(提唱者)特有の慎重さや内向的な性格とペースが合わないかもしれません。

INFJ(提唱者)と相性の良いタイプ、悪いタイプについて以下の記事で詳しく解説しています。

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古庄 拓取締役
株式会社ジェイック取締役。IT業界・コンサルティング業界等への転職支援からキャリアを開始。大学キャリアセンターとの就職支援プロジェクト(2021年2月末:102大学と連携)、新卒の就職支援事業、リーダー研修事業など、複数サービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。新卒の就職、中途の転職、また企業側の採用・育成事情に詳しい。 7つの習慣R認定担当インストラクター、原田メソッド認定パートナー、EQPI認定アナリスト等