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【例文つき】フリーターから正社員への就活での志望動機の書き方

【例文つき】フリーターから正社員への就活での志望動機の書き方

フリーターから正社員に就職する場合、志望動機はどう書けばいいの?と思っていませんか?フリーターから正社員への就活では、志望動機で意欲を伝えることがポイントとなってきます。

この記事では、フリーターから正社員への就活での志望動機の書き方を例文付きで解説します。また、志望動機を書く際の注意点やポイントについて説明するので、ぜひ参考にしてみてください。

志望動機を作成する際の基本構成

 フリーターから正社員を目指すためには、しっかりと志望動機を構築することが重要です。ここでは、基本的な構成を具体的に示します。志望動機は企業に対する自分の思いを伝える大切な部分ですので、一つ一つの要素を丁寧に書き上げることが成功の鍵となります。

結論

志望動機を構成する際、まずは結論を明確に述べることが大切です。「私が御社(貴社)を志望した理由は~」「私は~ので、御社(貴社)を志望しました。」といった形で、最初に一言で志望理由を伝えましょう。

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根拠となる具体的なエピソード

次に、結論を裏付けるために、具体的なエピソードを盛り込みます。

例えば、応募先の業界や職種に興味をもったきっかけや、活かしたい自分のスキルがその会社でなら発揮できる理由などを伝えると良いでしょう。

また、実際にその会社の商品を使ってみたり、店舗に訪問したりし、良いと思ったところを伝えるのも良いでしょう。

将来的な目標と展望

最後に、将来的な目標と展望を伝えます。志望動機で、一方的に自分の希望を伝えるだけでは、アピールになりません。

自分が入社後にどのような目標をもって取り組むのか、どのように貢献するのか伝え、入社後に活躍できるイメージを伝えることが重要です。

フリーターの就職での志望動機の例文

例文1:販売職志望の場合

  私が御社の販売職を志望する理由は、これまでのアルバイト経験を活かし、より専門的な知識とスキルを身につけたいからです。2年間、アパレルショップでアルバイトをし、接客スキルや商品管理のスキルを磨いてきました。特に、新商品の提案やディスプレイの工夫において、売上向上に貢献できたことに大きなやりがいを感じました。御社は、顧客とのコミュニケーションを大切にし、さらに若手でもディスプレイや店舗のレイアウトなどを任せていただける社風なので、接客スキルや商品管理スキルをさらに磨き、売り上げアップに貢献したいと考えています。

例文2:事務職志望の場合

  フリーターとしての経験を活かしながら、より専門的なスキルを習得するために御社の事務職を志望しました。これまで飲食店でのアルバイト経験を通じて、顧客対応や在庫管理などの基本的な事務作業を学びました。また、ExcelやWordといったソフトウェアの操作も習得し、さまざまなデータを効率的に管理するスキルも身に付けました。正社員としての雇用でさらにキャリアを積み上げ、将来的には部署のリーダーとして組織の改善に貢献したいと考えています。

例文3:営業職志望の場合

  これまでカフェでのアルバイトを通じて培ったコミュニケーション能力を武器に、御社の営業職で更にスキルを高めたいと考えております。アルバイトでは新商品やサービスについてのお客様への提案を担当し、多くのフィードバックを通じて説得力のあるプレゼンテーションを行うコツを掴みました。御社のビジョンに共感し、正社員として長期的に取り組むことで、自分の成長と共に会社の成長にも貢献できると確信しています。

フリーターから正社員を目指す際の志望動機のポイント

初めてフリーターから正社員を目指そうとする人が志望動機を作る際、特に以下の点には注意が必要です。

  • 誤字脱字は入念にチェックする
  • 具体的な内容を心がける
  • テンプレートや例文をコピペしないこと
  • 応募先企業や職種とマッチするか
  • 前向きな姿勢をアピールする
  • どの企業にもあてはまる志望動機になっていないか

それぞれ基本的な内容にはなりますが、今一度しっかりと理解しておいてください。

誤字脱字は入念にチェックする

志望動機は履歴書に記載することになりますが、企業に提出する応募書類については、誤字脱字がないかを入念にチェックするようにしてください。

どれだけ素晴らしい内容が書かれていたとしても、誤字や脱字があるだけでビジネスマナーを疑われることになりますので注意が必要です。

誤字脱字がないか不安な人は、就職エージェントを使って応募書類の添削を受けるのもおすすめです。

具体的な内容を心がける

志望動機でエピソードを伝える場合は、具体的な内容になるよう心がけてください。

曖昧な表現にしてしまうと、自分の思いがうまく企業に伝わらずアピールに失敗してしまうことが考えられます。

特にバイト先での実績を志望動機に盛り込むような場合は、具体的な数字を入れることをおすすめします。

テンプレートや例文をコピペしないこと

この記事では、フリーターから正社員を目指すにあたっての志望動機の例文をいくつか紹介しましたが、この記事の例文に限らず志望動機を作る際はテンプレートや例文をコピペしないように徹底してください。

志望動機は自分が考えていることを明確に記載しないと、うまく企業へのアピールには繋げられません。テンプレートや例文はあくまでも参考程度に留めるようにし、自分なりの言葉で志望動機を作り上げていきましょう。

どうしても自分で志望動機を作ることが難しいと感じるのであれば、就職エージェントのサポートを利用してみるのもおすすめです。

応募先企業や職種とマッチするか

志望動機を書く際には、応募先の企業や職種と自分の経験やスキルがどのようにマッチしているかを明確に示すことが大切です。企業研究をしっかり行い、その企業が求めている人物像やスキルについて理解しましょう。その上で、「私は、アルバイトでの〇〇の経験を活かして、営業職として活躍していきたいと考えています。」というふうに、自分のスキルや経験がどう企業のニーズに合致しているかを伝えます。これによって、企業側も「この人なら長期的に働き、成長しそうだ」と感じることでしょう。

前向きな姿勢をアピールする

企業が正社員に求めるポイントの一つは、前向きな姿勢です。志望動機には、自己成長意欲や新しい環境でチャレンジする意欲をしっかりとアピールしましょう。例えば、「現在のフリーターとしての経験を活かし、仕事の責任範囲を広げ、さらに成長していきたい」といった形で、前向きな気持ちを表現します。また、就職理由には、「安定性を求めるだけでなく、仕事を通じて組織に貢献し、自分自身も成長したい」といった、長期的なビジョンを持っていることを示すことが大切です。

どの企業にもあてはまる志望動機になっていないか

志望動機を書く際に気をつけたいことの一つが、どの企業にもあてはまる一般的な内容になっていないかどうかです。企業は自社に対する興味や共感、そして具体的な貢献が見込めるかどうかを重視します。そのため、応募する企業に特化した内容を盛り込むことが大切です。例えば、「御社の〇〇な理念に共感し、〇〇な事業に強い関心を持っています。私の〇〇な経験を活かし、御社に貢献したい」といった具体的な取り組みや共感ポイントを明示すると良いでしょう。

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志望動機のNG例とその改善方法

抽象的な表現を避ける

 フリーターから正社員を目指す志望動機を記述する際には、抽象的な表現を避けることが重要です。例えば、「この会社で成長したい」や「役立ちたい」といった漠然とした表現は、応募者が具体的にどのように会社に貢献できるかを明確に示しません。企業は具体的なスキルや経験、そしてそれらをどのように活かすのかを知りたいと考えています。

 適切な志望動機の例としては、「過去に接客業で培ったコミュニケーション能力を活かし、貴社の顧客満足度向上に貢献したいです」といった具体的な表現が求められます。このような具体例を用いることにより、アピールポイントが明確になり、企業に対して自身の価値を伝えられます。

企業研究を十分に行う

 志望動機を作成する際には、企業研究を十分に行うことが欠かせません。企業のビジョンやミッション、現在の取り組みについて理解していないと、表面的な理解でしか応募理由を書けず、説得力に欠けます。例えば、「安定した企業だから応募しました」という理由だけでは、長期的に働きたい意志が見えません。

 徹底的な企業研究を行い、「貴社の新製品開発に共感し、私の技術力を活かして新しい商品の企画開発に貢献したい」など、具体的な内容で志望動機を記述することが重要です。これにより、応募企業に対する理解度が高く、熱意があると判断されやすくなります。

自己中心的な理由を避ける

 フリーターから正社員を目指す際には、志望動機で自己中心的な理由を避けることが求められます。例えば、「安定した収入が欲しい」や「福利厚生が良いから」といった理由は、確かに正直ですが、企業側にとっては魅力的ではありません。企業は、応募者がどのようにして会社に貢献できるかを知りたいのです。

 志望動機では、自分のスキルや経験を通じてどのように企業に貢献できるのかを示すことが必要です。例えば、「アルバイトで培ったリーダーシップを活かし、新人教育やチームのパフォーマンス向上に寄与したいです」といった具合に、具体的にどのように役立つかを明確に伝えることで、企業側も採用の判断がしやすくなります。

正社員を目指すフリーターが志望動機で悩んだ時の対処法

最後に、正社員を目指すフリーターが志望動機を作るにあたって悩んだときの対処法を3つ解説します。

自己分析を行う

志望動機を考える際は、まず初めに自己分析を行うようにしましょう。

自己分析をすることで強みや弱みが分かるだけでなく、自分が仕事に対してどう考えているのかを言語化することができます。

自己分析をしてから志望動機を作るようにした方が、効率的に志望動機をかけるようになります。自己分析のやり方が分からないような人は、就職エージェントやハローワークなどで相談をしてみるのもおすすめです。

フリーターの自己分析のやり方!就活に活かすポイントを解説

企業理解に時間をかける

志望動機を作る上では、なぜその企業に応募したのかを伝えることが大切です。そのためにも、企業理解を徹底した上で志望動機を作成するように心がけてください。

企業理解とは、求人票や企業のホームページに加え、就職口コミサイトなどあらゆる方法を使って応募先の企業のことを調べることをいいます。

企業理解を十分にできていると、魅力的な志望動機が作れるだけでなく、自分にとって働きやすいと感じる職場に就職できる可能性が高まりますので必ず行いましょう。

就職エージェントに相談する

志望動機を作ることにアドバイスが欲しかったり、自己分析や企業理解の方法を教えてもらいたいという人は、就職エージェントに相談をするのがおすすめです。

就職エージェントに登録をすることで、自分専任のアドバイザーが就職活動全般に関するサポートをしてくれるようになります。志望動機の添削や模擬面接を実施してもらうこともできるため、希望する求人に就職できる可能性を高められます。

就職エージェントは様々なサービスがありますが、特にフリーターの就職支援実績が豊富かどうかといった観点で使うサービスを選ぶようにしてください。

志望動機の書き方が不安な方は就職エージェントに相談!

この記事では、フリーターから正社員へ就職する場合の志望動機の書き方の構成、職種別の例文、ポイントを紹介してきました。

志望動機の書き方が合っているか、企業に意欲が伝わる内容になっているか不安な方、面接が不安という方は就職エージェントを活用してみてください。

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ABOUT US
近藤 浩充常務取締役
株式会社ジェイック 常務取締役 20~30代の既卒/フリーター層の就職支援事業、キャリア教育事業の統括責任者を歴任、マーケティング開発部門の事業部長(現任)として東証上場を果たす。IT×教育×職業紹介などテックを活用し、変化し続ける顧客のニーズを追求している。【著書】社長の右腕 ~中堅企業 現役ナンバー2の告白~