正社員として働くよりもフリーターの方が稼げるのではないかと感じている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、本当にフリーターの方が稼げるのかについて、正社員との収入・昇給額・賞与などの差を比較して解説していきます。
合わせて、フリーターが稼げるようになるための具体的な方法や、正社員になるメリット、デメリットについても分かりやすく解説しますので、収入を増やしていきたいと考えているフリーターの人は参考にしてみてください。
この記事の目次
フリーターの方が稼げる?
フリーターと正社員では、正社員の方が高収入である傾向にあります。「令和4年賃金構造基本統計調査の概況」によると、正社員の平均月収は32万8000円、フリーターを含む非正規労働者の平均月収は22万1000円です。
しかし、フリーターの方が正社員よりも稼げるのではないかと感じている人は少なくありません。そこで、実際に公的なデータを見て、これらの働き方にどういった給料の差があるのか、理解を深めていきましょう。
ここではフリーターと正社員における収入・昇給額・賞与の3点で比較をしていきます。
フリーターと正社員の収入の差
国税庁が発表した「令和3年分民間給与実態統計調査」では、フリーターよりも正社員の方が、年収にしておよそ300万円多く稼げていることが分かります。
ちなみに、このデータの正社員以外とはフリーターももちろん含まれますが、派遣社員や契約社員といった雇用形態の働き方も含まれている点には注意してください。
平均給与(千円) | 内正社員(千円) | 内正社員以外(フリーター)(千円) | |
平成24年 | 4,080 | 4,674 | 1,680 |
平成25年 | 4,136 | 4,730 | 1,678 |
平成26年 | 4,150 | 4.777 | 1,697 |
平成27年 | 4,204 | 4,849 | 1,705 |
平成28年 | 4,216 | 4,869 | 1,721 |
平成29年 | 4,322 | 4,937 | 1,751 |
平成30年 | 4,407 | 5,035 | 1,790 |
令和元年 | 4,364 | 5,034 | 1,746 |
令和2年 | 4,331 | 4,957 | 1,762 |
令和3年 | 4,433 | 5,084 | 1,976 |
フリーターと正社員の昇給額の差
令和5年賃金構造基本統計調査によると、フリーターと正社員の年齢ごとの平均給料を比較すると以下の表のようになります。
正社員(千円) | フリーター(千円) | |
〜19歳 | 192 | 170 |
20歳〜24歳 | 228 | 194 |
25歳〜29歳 | 263 | 216 |
30歳〜34歳 | 294 | 221 |
35歳〜39歳 | 327 | 220 |
40歳〜44歳 | 354 | 220 |
45歳〜49歳 | 374 | 217 |
50歳〜54歳 | 394 | 222 |
55歳〜59歳 | 404 | 221 |
正社員の場合、年齢を重ねるにつれて昇給していることが見て取れます。昇給額にして概算で年間1万円以上は月収ベースで上がっていると言えるでしょう。
一方、フリーターの場合は年齢を重ねても昇給額がほぼないことがわかります。
20歳の時の給料と50歳の時の給料でほとんど差がありませんので、昇給額の差でみても、フリーターは正社員よりも稼ぎにくいと言えます。
フリーターと正社員の賞与の差
フリーターと正社員の収入に大きな差が出る理由の1つとして、賞与(ボーナス)の有無も挙げられます。
まず正社員の平均賞与について、先程のデータを元にまとめてみると以下の通りになります。
平均賞与(千円) | |
平成24年 | 590 |
平成25年 | 609 |
平成26年 | 625 |
平成27年 | 648 |
平成28年 | 645 |
平成29年 | 680 |
平成30年 | 697 |
令和元年 | 703 |
令和2年 | 646 |
令和3年 | 666 |
直近10年のデータを見てみても、正社員の場合は平均して賞与を60万円から70万円ほどもらえていることが分かります。
一方、フリーターの賞与の実態について見てみると、厚生労働省が発表した「令和元年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況」おいて、そもそも賞与の支給制度が適用される会社が全体の35.6%しかないことが分かっています。
正社員の賞与支給制度が適用される会社は9割弱となっていますので、そもそもフリーターだと賞与が存在しないということが言えます。
このように、正社員の多くがもらえている賞与を受け取れないといった点も踏まえて、フリーターは正社員よりも稼ぐことが難しい働き方であると言えます。
フリーターの方が稼げると言われてしまっている理由
国のデータを見てみても、正社員よりもフリーターの方が稼げるとは言えない状態ということが分かりますが、人によってはフリーターの方が正社員よりも稼げるというケースも見られます。
フリーターの方が稼げると言われている理由としては、以下の2点が考えられます。
- 20代前半では収入の差がほとんどないから
- 時給の高い仕事があるから
これらの理由について詳しく解説していきます。
20代前半では収入の差がほとんどないから
厚生労働省のデータによれば、20代の前半のうちは正社員であってもフリーターであっても、稼げる収入の差はほとんどないことが分かっています。
特に正社員の大卒初任給は令和4年の時点で22万8,000円となっているのに対し、フリーターの平均月収は厚生労働省の調査上では22万6,600円となっていますので、22歳〜24歳の年齢であればフリーターの方が稼げる状況にあると言えます。
ただし、先ほどデータでも見た通り正社員は昇給額の幅がフリーターよりも大きかったり、賞与が支給されるといった特徴がありますので、結果的に年齢を重ねていくにつれて、正社員とフリーターの稼げる金額に大きな差が出てきます。
20代前半はフリーターの方が平均的にも稼げているという事実だけで「フリーターの方が稼げる」と言われていると考えられます。
時給の高い仕事があるから
正社員の仕事を時給換算し、フリーターの時給と比較することでフリーターの方が稼げると言われるケースも見られます。
例えば、正社員の求人の中には月給20万円を切るような求人も存在します。
仮に1ヵ月20日間働き、月給20万円で正社員として勤務している場合、日給は1万円として計算できます。
正社員である以上1日8時間は最低でも働いているはずなので、時給換算すると1,250円となります。
一方、フリーターとしてアルバイトの求人を見てみると、時給が1,500円以上で募集されているようなものも少なからず見られます。こうして正社員の時給とフリーターの時給を単純に比較をすると、フリーターの方が稼げると言うこともできるかもしれません。
ただし、先ほども解説した通り正社員は長く勤めれば勤めるほど基本的に給料が上がっていくような傾向になっていますので、中長期的に見たときに1時間あたりで稼げる金額は正社員の方が高くなる傾向にあります。
加えて、正社員はボーナスが支給されることが多いため、月給ではなく年収でみると正社員の方が稼げると言えるでしょう。
フリーターと正社員の収入以外の違い
フリーターと正社員には、収入以外にも以下のような違いが見られます。
- 社会的信用
- 昇格やスキルアップ
- 安定した雇用
フリーターと正社員の比較をする際は、どちらの方が稼げるかという観点だけでなく、上記のような観点でも働き方を考える必要があります。
それぞれ詳しく解説します。
社会的信用
正社員として働くことで、フリーターでは得られない社会的信用を高めることができます。
社会的信用とは、経済力や社会的地位によって証明される信用力のことであり、主に金融機関のローン審査や、婚活や恋愛などにおける異性からの目といった観点で影響をしてきます。
よくある例で言えば、マッチングアプリに正社員として登録するかフリーターとして登録するかによって、マッチング率が大きく変わるといったケースが見られますし、金融機関のローン審査であれば、正社員でないとそもそも審査の申し込みができないと言ったこともあります。
昇格やスキルアップ
フリーターとして働いていても、キャリア上でアピールできるようなスキルを身に付ける事は難しいのが実態です。加えて、どれだけ真剣にバイトに励んでいたとしても、昇格できてバイトリーダー止まりといった事実があります。
一方、正社員として働くことで、転職時にアピールできるスキルを身に付けられるだけでなく、実績を認められて役職者に昇格するといったことが可能になります。
仕事を通じて自己成長を感じられるかといった違いも、フリーターと正社員の働き方で大きく異なるポイントです。
安定した雇用
フリーターという働き方は決して安定しているものとは言えません。
そもそもシフトに入れなければ働きたくても働けない状況が続いてしまいますし、バイト先の経営状況によっては、突然解雇を言い渡されてしまうことも少なくありません。
安定した雇用という観点でいうと、正社員の場合は会社が突然のリストラをする事は基本的にできないようになっています。加えて、業績が悪化して会社が倒産してしまったとしても、失業手当という形で一定期間の収入は保証されているといった違いがあります。
安定的に働けるかどうかは精神的な安定にも繋がってきますので、給料以外の点においてもフリーターより正社員の方がメリットのある働き方と言えます。
フリーターが稼げるようになるための方法
正社員とフリーターの平均給与の比較について解説してきましたが、平均はあくまでも平均に過ぎないため、努力をすればフリーターでも平均給与以上に稼ぐことは可能です。
具体的には、以下のような方法を試すことで、今以上にフリーターとして稼げるようになると考えられます。
- 掛け持ちをしながらシフトにたくさん入る
- 時給の高い仕事を探す
- スキルを身につけて在宅ワークに取り組む
- 正社員として就職する
それぞれ詳しく解説します。
掛け持ちをしながらシフトにたくさん入る
フリーターが今以上に稼いでいくためにできることとして、シフトに入る時間を増やすといった手段が考えられます。昇給があまり見込めない働き方になるため、働く時間を長くするのが稼ぐために最も必要な行動だと言えるでしょう。
ただし、フリーターの場合は同じ職場だとシフトに入れる時間に限界がありますので、複数のバイト先を掛け持ちしてシフトに多く入るといった方法が考えられます。
日中働ける職場を複数見つけることに加えて、夜勤のバイトも掛け持ちして多くシフトに入ることができれば、フリーターであっても今以上に稼げるでしょう。
時給の高い仕事を探す
働く時間を増やす以外の方法で言えば、今よりも時給の高い仕事を探して採用してもらうといった方法も考えられます。
例えば、家庭教師や塾講師といった専門的な知識を求められるようなバイトは、平均して時給が高い傾向にあります。また、工事作業員や工場作業員といった夜勤で働けるようなバイトだと、夜間手当として時給を引き上げることもできるでしょう。
ただ、時給の高いアルバイト求人はその分応募が多く、採用をしてもらえる率も高くなってきますので、しっかりと面接対策をすることが重要になってきます。
在宅ワークに取り組む
フリーターが稼ぐ方法としては、アルバイト以外の手段も考えられます。
具体的に言えば、在宅ワークに取り組んで稼ぐ手段を増やすといった方法も有効でしょう。
未経験からでも取り組みやすい在宅ワークとしては、以下のようなものが例として挙げられます。
- シール貼り
- ポイ活
- アンケートサイト
- 覆面調査員
- データ入力
- 文字起こし
- コールセンター
- スキル販売
中には一定のパソコンスキルが求められるケースもありますが、これらの手段であればフリーターであっても取り組みやすく、かつシフトに入ることなく家でお金を稼いでいくことが可能です。
在宅ワークでどれぐらい稼げるかについては、案件によって異なります。
ただ、在宅ワークに取り組もうとするときは、最初に高額な情報商材を購入させられるような危険な案件には取り組まないように注意してください。
正社員として就職する
フリーターが今よりも安定して稼いでいきたいのであれば、正社員になるのが最もおすすめできます。
先ほど解説した通り、フリーターよりも正社員といった働き方の方が、給料も昇給額も大きいだけでなく、賞与でまとまったお金を稼ぐことも可能になります。
フリーターしかしたことがない人が正社員になれるのか不安に感じている人もいるかもしれませんが、「フリーターという事実が選考の評価に影響しない」と回答している企業も少なくありませんし、正社員経験がない未経験者を歓迎するような求人も多く募集されていることから、しっかりと対策をすれば正社員になることは可能です。
少しでもフリーターから正社員になることに不安を感じているような人は、フリーターの就職支援実績が豊富な就職エージェントの利用を検討してみるのも良いでしょう。
フリーターが正社員になるメリット
改めて、フリーターが正社員になるメリットをまとめると以下の3点が挙げられます。
- 給料が安定する
- スキルアップに応じて昇給できる
- 賞与がもらえる
それぞれのメリットに魅力を感じるのであれば、フリーターから正社員を目指してみるのがおすすめです。
給料が安定する
フリーターが正社員になることで最も大きなメリットとして考えられるのが、給料が安定するといった点です。
正社員は基本給として毎月必ず決まった金額の給料を稼ぐことが可能です。
毎月の収入が安定すれば、月々の家計を安定させられるだけでなく、プライベートに使うお金も増やしていけます。
加えて、うまくやりくりをすれば将来に向けた貯金も可能になることから、日々生活をしていく中での漠然とした不安を解消していけるといった点もメリットとして挙げられます。
スキルアップに応じて昇給できる
正社員として働くことで、スキルアップをしていくことが可能になります。
それだけでなく、スキルを身に付け実績を出せていることが会社に認めてもらえれば、フリーターよりも大きな昇給幅で月々稼げるお金を増やしていくことが可能です。
また、スキルアップだけでなく、キャリアチェンジが可能という点も正社員ならではの特徴と言えるでしょう。例えば、営業として働いていく中で事務系の仕事に挑戦をしたい場合は、異動の申請を出し、会社内で配属部署を変えてもらうといったことも選択肢になってきます。
様々な働き方を選べたり、働くことで得られるお金や経験を充実させていけるといった点は、フリーターが正社員になる大きなメリットと言えます。
賞与がもらえる
先ほど解説した通り、フリーターとして働いていても賞与がもらえることは珍しいものとなっていますが、正社員であれば賞与をもらえる可能性が高いというメリットも見られます。
賞与は会社の業績に応じて支払われる額が増減しますので、一概にいくらもらえるかは言えませんが、求人に応募する際に昨年度の賞与支払い実績をあらかじめ調べることができるため、高い賞与を狙って正社員を目指すといった選択も可能です。
フリーターが正社員になるデメリット
先程とは反対に、フリーターが正社員になるデメリットとしては以下の3点が挙げられます。
- 自由に使える時間が減る
- 収入とともに責任も重くなる
- 就職や退職がフリーターに比べて難しい
それぞれ詳しく解説します。
自由に使える時間が減る
フリーターは自分の働きたい時間に合わせてシフトを調整し、プライベートも充実させやすいといった特徴のある働き方ですが、正社員の場合は働く時間を基本的に自由に選択することは難しくなっています。
一般的に正社員として働く場合、週に5日最低でも毎日8時間は働かなければなりません。
加えて、業務の多忙さによっては残業や休日出勤が発生することもあるため、勤務日は会社と家を往復するだけといった働き方になるケースも見られます。
1ヵ月の平均的な残業時間や年間の休日数は会社によって大きく異なります。
正社員を募集する求人によっては、フリーターの時と変わらずにプライベートの時間を確保しながら働くといった働き方ができる場合もありますので、しっかりと求人を比較検討するようにしてください。
収入とともに責任も重くなる
正社員になると給料をたくさん稼げるようになる一方で、働く上での責任が多くなるといったデメリットも挙げられます。
フリーターの場合、何か大きなミスをしたとしても、店長や社員が代わりに対応してくれる傾向にあります。
正社員がトラブルを起こすと、基本的に自分で対処をする必要が出てきます。
また、仕事で一定の成果を出すことを強く求められるケースも少なくなく、仕事をする上でストレスを感じやすくなる可能性も少なくありません。
就職や退職がフリーターに比べて難しい
フリーターの場合はアルバイトという形になりますので、比較的採用がされやすいといった傾向にあります。加えて、バイト先が自分に合わなかった場合、退職をすることにハードルの高さは感じにくいでしょう。
一方、正社員の場合は書類選考も面接もフリーターより難易度が高い傾向にあります。
それだけでなく、就職をした後に退職をしたいと申し出ても、強い引き止めに合うことが少なくありません。
このように、正社員はフリーターよりも安定している一方で、就職そのものがフリーターと比較して難しかったり、辞めにくいと感じやすい点は認識しておく必要があります。
稼げるようになるためにフリーターが正社員を目指す方法
フリーターが稼げるようになりたいと感じて正社員を目指す場合は、以下のような方法が考えられます。
- ハローワークを使う
- 求人サイトに登録する
- 就職エージェントを活用する
それぞれの特徴について解説しますので、自分に合った方法で正社員を目指してみてください。
ハローワークを使う
最寄りのハローワークに行き、求職申込をすることで正社員を目指すことが可能です。
ハローワークでは、ハローワークに掲載されている求人を閲覧して応募できるようになるだけでなく、ハローワークの職員に就職相談をすることができます。
それだけでなく、不定期に実施されている就職活動のセミナーや勉強会に参加できますので、就職活動が初めてという人でも安心して正社員を目指すことができるでしょう。
ただし、ハローワークに掲載されている求人は、地元密着型の中小企業の求人が多い傾向にあります。全国で幅広い仕事を探したいという人には、求人の多さに物足りなさを感じてしまうこともありますので、他の方法と併用するのがおすすめです。
求人サイトに登録する
求人サイトに登録することで、求人サイトに掲載されているすべての求人に応募することが可能です。
求人サイトには数千から数万件以上の求人が掲載されているため、自分の希望にマッチした求人を見つけやすいといった特徴があります。
また、求人サイトの閲覧や応募は自分の好きなタイミングでスマホから簡単に行えるため、バイト先に向かう通勤時間の間で就職活動を進めることもできます。
一方、求人サイトでは自分1人で求人の比較検討や企業との連絡を進めていかなければなりませんので、初めて正社員を目指すような人だと、ハードルの高さを感じてしまう可能性があります。
就職エージェントを活用する
就職エージェントに登録をすることで、専任のアドバイザーが就職活動の面談を無料で行ってくれます。
それだけでなく、面談を通じて自分に向いている求人をアドバイザーが紹介してくれるようになりますので、求人を効率的に比較検討できるようになります。
加えて、履歴書を始めとした応募書類の添削や模擬面接の実施、企業との面接日時の調整代行など、幅広く就職活動をサポートしてもらえるため、正社員になれる可能性を最も高められる方法と言えます。
就職エージェントによってはフリーターの就職支援に特化しているサービスもありますので、少しでも気になる就職エージェントを見つけたら、まずは登録をしてみることをおすすめします。
よくある質問
最後に、フリーターによくある質問を2つ取り上げて解説します。
フリーターの方が幸せですか?
フリーターの方が幸せかどうかについては、人生でどういった瞬間に幸福を感じるかによって変わってきます。例えば、お金よりも日々のプライベートや趣味に幸福感を感じるような人であれば、フリーターという働き方がマッチしているかもしれません。
一方で、他人よりもお金を稼ぐことや、将来を見据えて行動していきたいという人だと、フリーターであることが幸せを感じる障壁になってくる可能性もあります。
フリーターはやめとけと言われる理由はなんですか?
フリーターは以下の理由からやめとけと言われる傾向にあります。
- 収入が安定しないから
- 収入が伸びないから
- フリーターの期間が長くなると正社員になりづらくなるから
- 社会人として成長を感じにくいから
- プライベートで使えるお金が少ないから
- 友人や同年代の人と比較して劣等感を抱きやすいから
正社員と比較して、フリーターはどうしてもネガティブな要素が多い傾向が見られます。
フリーターで続ける選択をするのであれば、上記のようなネガティブポイントがあることを認識しておく必要があるでしょう。
まとめ
フリーターの方が稼げるのかどうかについて、公的なデータをもとに解説しました。
平均的な給料や昇給額を見ると、フリーターよりも正社員の方が稼げる水準となっていますので、稼げるお金を重視していきたいのであれば正社員を目指すのが良いでしょう。
もし正社員を目指す就職活動に少しでも不安があるのであれば、フリーターの就職支援に強い就職エージェントを利用することがおすすめです。
就職支援のプロに相談をすることで、短期間で理想の就職を実現できるかもしれませんので、まずは就職エージェントの登録から検討してみてください。