大学中退してしまうと就活方法がわからず悩んでしまいますよね。そもそも大学を中退してしまうと就職活動が不利になると不安な方も多いでしょう。
実は大学中退後の就活には6つの就活のやり方があります。大学中退からの就活を成功させている方は、これらのやり方をしっかり押さえている方が多いです。
この記事では、大学中退後の就活がなぜ不利だと思われているのか、そして不利にならないようにするためにはどうすればよいのかを解説しています。この記事を読めば、大学中退という経歴でも大きなハンデを負うことなく就活を始められるでしょう。
- 「大学中退したけど、3年以内は新卒扱い」とは限らないので、要注意!
- 大学中退後に就職に成功した人は全体の約3割、正社員就職をしていない人も半数近く
- 大学中退後の就活を有利に進めるやり方は、資格の取得や中退理由の伝え方を工夫すること、求人が多い時期を狙うことなど。
この記事の目次
大学中退しても新卒扱いになる?
厚生労働省「3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!」にある通り、国は、卒業後3年以内の既卒者を新卒として扱うよう企業に通達しています。これは、在学中に就職活動をしても就職先が決まらなかったなど、なんらかの理由で既卒者となった人たちに対して不利益な扱いをしないことなどが目的です。
大学中退者の最終学歴は「高卒」になりますが、大学中退をしても高校を卒業して3年以内であれば、便宜上は「高校を卒業して3年以内の既卒者=新卒」として扱われるという考え方になります。
しかし実際は、大学中退者は新卒ではなく中途採用扱いになるのが一般的です。「大学は中退したけれど、3年以内は新卒扱いしてもらえるから大丈夫だろう」という意識でいると、通常の新卒の学生と大きく差がついてしまうことになりかねません。
こちらの動画では、大学中退者の就職ハードルについて解説しています。4分ほどの動画で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
大学中退後の就活は厳しいのか
大学中退後の就活は厳しいと言われがちですが、実際にはどうなのでしょうか。大学中退者の就職率と、企業側/中退者側それぞれから見た大学中退の就職について解説します。
大学中退者の就職率
独立行政法人労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究」によると、大学中退後に正社員就職できた人と就職までの期間は、以下の通りです。(一部抜粋)
- 大学中退から3か月以内:10.4%
- 大学中退から3年以内:11.8%
- 大学中退から3年後:2.4%
- 時期不明(大学中退後に就職したが、就職までの期間は不明):8.1%
- 正社員移行なし:45.7%
いかがでしょうか。大学中退後に就職に成功した人の割合は合計32.7%で、全体の約3割程度にとどまっています。一方で、大学中退後に正社員就職をしていない人も半数近くにのぼっています。
大学中退者の就職が難しいといわれる理由
一般的に大学中退者の就職が難しいと言われがちな背景には、企業側と本人側のそれぞれに、以下の理由があることが考えられます。
【企業目線】またすぐに辞めそうだと思われているから
大学中退者は、大学を辞めているという点で「うちの会社もすぐに辞めるのでは?」と懸念されがちな部分はどうしてもあります。
企業は、採用活動や人材育成に一定のコストをかけています。とくに新卒や社会人経験のない中退者・既卒者の場合、採用時にはスキルや知識がないことがほとんどです。そのため、入社後に育てていくことを想定している企業が大半です。
即戦力ではない人材に時間やお金をかけた結果、成果を出さないうちに早期離職されてしまうことは、企業として損失です。そのリスクを避けたい企業は、大学中退者を早期離職のリスクが高いと見なし、採用に慎重になっていっていることも少なくないといえます。
【本人目線】就活の進め方がわからないから
大学中退者の就職が決まりにくいのには、そもそも就活の方法がわかっていないケースが一定数あります。
大学中退者の就職は簡単ではありませんが、中退という経歴は、要は「就職する」までのハードルが上がるだけです。つまり、就職してからは関係なくなるケースがほとんどです。大学中退であることにとらわれすぎず、正しい就活方法を身につけることができれば、就職できる可能性はアップするのです。
しかし、周囲に中退者が少なく情報に乏しい、何から始めればよいのかわからないなどの理由から、なかなか就職できていない中退者も少なくないでしょう。
大学中退の就職について知りたい方は、ぜひ以下の記事を参考にしてください。
大学中退者の就活を有利に進める6つのやり方
大学中退者であっても、就活をして企業に就職することはもちろんできます。ただし、就活に際して意識しておくべき点はいくつかあります。大学中退者が就活を有利に進めるために知っておくとよい6つの就活のやり方をご紹介します。
- 資格を取得する
希望の仕事に有利な資格であれば、多少時間やお金をかけ取得するのもおすすめ - できるだけ早く就活を始める
大学中退後のブランク期間を短くできるだけでなく、社会人としてのスタートも早まる - 中退した理由をポジティブに伝える
ネガティブな理由で中退した場合はポジティブに変換。嘘の理由を伝えるのはNG - 就活サイト(就職エージェント)を活用する
就職支援講座や、面接のサポートなど、大学中退者に特化した就職支援が受けられる - ハローワークを活用する
就職に必要なスキル・知識を習得できる職業訓練などを活用 - 求人が多い就活時期を狙う
一般的には1〜3月頃、6月、10月などに求人が多く出る傾向にある
やり方1.資格を取得する
まず、大学中退者は資格なしでも就職可能です。
「大学中退という経歴だから、少しでも就職しやすいように資格を取得したほうがよいのでは?」と迷っている方もいるかもしれません。しかし実際には、資格なしで就職できている大学中退者もたくさんいます。
一方で、希望の仕事をするために資格が必要・または資格があったほうが採用されやすいのであれば、資格を取得する意義は十分にあります。多少時間やお金がかかったとしても、長期的に考えればよい結果につながりやすいでしょう。
大学中退者が資格を取得するメリットなどについて、以下の記事でご紹介しています。
「資格なしで就職すべきか、資格を取得して就職すべきか」と迷っている大学中退者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
やり方2.できるだけ早く就活を始める
前述の通り、すでにやりたい仕事が決まっていて、希望職種に就くために大学中退後に資格を取得することは、就職に有利な方法です。
一方で、なんとなく資格取得を目指すのであれば、大学中退後はできるだけ早く就活を始めたほうがよいといえます。たとえば簿記や宅建などの資格を取得しても、資格に関連する仕事でない限り、就職において特にプラスにはならないかもしれません。
早めに就活を開始することで大学中退後のブランク期間を短くできるだけでなく、社会人としてのスタートも早まります。
やり方3.中退した理由をポジティブに伝える
大学中退の理由は、なるべくポジティブに変換して伝える準備をしておきましょう。「サボっていたら単位を落とし進級できなかった」「なじめなかった」などのネガティブな理由の人もいるかもしれませんが、それらを正直にそのまま伝える必要はありません。
ただし、大学中退の理由で嘘をつくのはNGです。たとえば、本当は個人的な事情で中退したのに「病気をして通えなくなった」「学費を払えなくなった」などの嘘の理由にして切り抜けようとしてしまうことです。
「辞めずに済む方法は本当になかったのか」などと聞かれたときに自信を持って答えられず、大学中退の理由が嘘であると見抜かれてしまう可能性が高くなります。
就活における大学中退理由の効果的な伝え方は、以下の記事でくわしくご紹介しています。
就活をするうえで、履歴書や面接における大学中退理由を上手にアピールしたい方はぜひ参考にしてみてください。
やり方4.就活サイト(就職エージェント)を活用する
大学中退者の場合は自力で就活をがんばるよりも、民間の就活サイト(就職エージェント)を活用したほうが就職への近道となることも少なくありません。
ジェイックは、大学中退者に特化した就職支援を実施しています。中退者の方を対象とした就職支援は、以下5つの特徴を持つサービスです。
- 大学中退者などの就職に特化
- 中退者に特化した就職支援講座
- 中退者を採用したい20社と面接
- 手厚い入社後のサポート
ジェイックは大学中退者の正社員就職成功実績が豊富にあり、就職活動~入社後の定着に至るまで、中退者の方が自分に合った企業で活躍できるようになるためのサポートを実施しています。
これから就活を検討している大学中退者の方や、すでに就活をしているけれどなかなかうまくいかないという方は、ぜひジェイックへご相談ください。
やり方5.ハローワークを活用する
大学中退者の就活方法に、ハローワークの利用があります。ハローワークというと「失業者が再就職のために通う場所」というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、中退者などの若年層にも広くサービスを実施しています。
たとえば、就職のために必要なスキルや知識を習得できる「職業訓練」や、3か月の使用期間を経て正社員などの雇用へ移行できる(※雇用形態は求人による)「トライアル雇用制度」などの制度を活用し、大学中退からの就職を目指すことも可能です。
ハローワークを利用したからといって、ハローワークの求人に応募して就職しなければいけないわけではありません。どんな企業でも求人を出せるぶん求人の質にも差があるため、就活のひとつの選択肢として活用することをおすすめします。
大学中退者のハローワークの活用方法について、以下の記事でくわしくご紹介しています。
大学中退者がハローワークを利用することのメリットや利用方法などについても触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。
やり方6.求人が多い就活時期を狙う
就活は、求人が多いタイミングを狙って動くのがおすすめです。一般的には1〜3月頃を狙うのが良いといわれています。
日本は3月決算の企業が多く、4月から始まる新年度に向けて人員を確保しようとする企業が多いからです。また、新入社員の研修が終わる6月や、人事異動のタイミングに合わせた10月なども多いといわれています。
効率良く就活を行うためには、企業のニーズを把握したうえで、就活のタイミングを合わせることも成功させるコツといえるでしょう。
ただ、この時期は求人が多い分、応募も増える時期でもあります。しっかりと準備をして就職活動に挑みましょう。
大学中退者が就活で企業選びをする際のコツ3つ
ここからは、就活を進めていくにあたって、内定を獲得するために大切な企業選びのコツを解説していきます。
新卒と比較するとハンデのある状況でも、しっかりとポイントを押さえて就活を成功させましょう。
1. 大手・有名企業以外も視野に入れる
大学中退者は、大手・有名企業以外も視野に入れましょう。大手企業や有名企業は採用人数に対して応募件数が多く、大卒であっても採用のハードルは高いです。また、大手企業は応募条件に「大卒以上」と記載があり、大学を中退していると応募すらできません。
しかし日本には、大手企業だけではなく多くの企業が存在します。厚生労働者では常用労働者1,000人以上を大企業としており、国内の大企業の割合は0.3%のみで、中小企業が全体の99.7%を占めています。
つまり、誰もが知っている有名企業や、大手企業だけにこだわりすぎるのはおすすめできません。就活をより効率良く進めるためには、中小企業やベンチャー企業などの幅広い視野で求人情報を調べるようにしましょう。
実際に求人情報を見ると、中小企業やベンチャー企業にも独自の理念や価値観、魅力的な社風の企業があります。自身が理念や社風に共感でき、理想の自分に近付くための企業を選ぶようにしましょう。
2. 未経験者歓迎の求人も受ける
大学中退者は、未経験者歓迎の求人も受けましょう。企業によっては、求人票に「未経験者歓迎」という記載があります。しかし、業界や職種によって未経験が挑戦しやすいかは、全く異なります。
未経験が挑戦しやすいといわれる業界には、以下が挙げられます。
- IT通信
- 広告メディア
- 不動産
- 建設関係
- コンサル
- 会計
- メーカー
- サービス
- 商社
- 流通
- 小売
- 金融
- 保険
また、特に未経験から挑戦しやすい職種は、営業、事務、テレオペ、コールセンターなどがおすすめです。
このような業界・職種は、仕事への積極性や熱意、柔軟性などを重視している傾向にあるので、学歴を気にする必要はありません。また、未経験者向けの研修制度や、知識を習得できるサポート体制がしっかりしているので、働きながらスキルや知識を習得できます。
3. 自分の強みや得意を活かせる求人を受ける
職種を選ぶ際は、自分の得意なこと、好きなこと、他の人に負けない強みを活かせる職種に応募することも選択肢のひとつです。
たとえば大学時代に英語を学んでいて英会話ができるレベルなら、語学力を活かせる業種や職種を選べば、自分の強みを活かせます。このように今まで身に付けてきた知識や特技は、たとえ大学を中退したとしても、あなたにとっての大切な武器となります。
しかし、得意なことや志望業種がある人ばかりではなく「自分の強みってなんなんだろう……」と悩む人も多いと思います。そんな時は、「自分が好きなこと」や「自分が楽しいと思うこと」を書き出してみましょう。
自分が何気なくやっていたことが、客観的に見ると強みだと気づくきっかけにつながるかもしれません。
大学中退後に就活をする3つのメリット
先ほど、大学を中退し、就活をするデメリットについて説明しました。
一見マイナスに思われがちな中退ですが、良い面もあります。ここからは、大学を中退し就活することで得られるメリットについて解説していきます。
1.自分のやりたいことに専念できる
夢や目標が明確な場合は、大学を中退することで卒業を待たずに自分のやりたいことを始められます。
たとえば、自分で起業をすると決めたり、フリーランスとしての生活を選んだりした人や、海外留学を決意した人がいるかもしれません。
このように、夢や目標が明確であれば、大学で目標とかけ離れた内容を学ぶよりも、自分の夢に近づくような時間の使い方をしたほうが、理想の自分に近づきます。
これは全くマイナスに感じることはなく、むしろ大きなメリットです。また、早く収入を得て自立したい人にとっても、今まで学業に費やしていた時間に働くことで収入を増やせるでしょう。
2.同級生より早く社会人経験が積める
大学を中退して早く社会に出ることで、仕事の経験や知識をいち早く身に付けられます。
学歴を重視していない企業であれば、大学を辞めて働くことでさまざまな知識や経験を積めるので、自立を目指す人にとっては大きなメリット。
しかし、社会人になれば誰でも経験やキャリアが積めるわけではなく、結局は自分の努力次第です。大卒でも、早期入社や内定者インターンなどで業務経験を積み、入社後すぐに即戦力として活躍する人もいるので、それなりの努力が必要です。
周りよりも少し早いタイミングで社会に出るからには、業務知識はもちろん社会人としてのビジネスマナーを覚えて有意義な時間の使い方をしましょう。
3.新しい環境でリスタートできる
新しい環境で出会う人は、あなたの過去を知りません。大学を辞めてしまった事実は、あなたにとってはマイナスなことかもしれませんが、新しい環境ではあなたの過去の出来事を知っている人はいないのです。
これから出会う人が見ているのは、今のあなたです。過去の出来事は、これからの自分には関係ありません。これからのなりたい自分に近づくために新しい自分で、新たな気持ちでスタートさせましょう。
大学中退後に就活をする4つのデメリット
大学を中退してしまうと、就活が不利になるというイメージを持っている人は多いのではないでしょうか?
ここからは、具体的に大学を中退すると就活にどのようなデメリットが生じるのかを詳しく解説します。
1.最終学歴が高卒になるため仕事の選択肢が減る
大学を中退してしまうと、最終学歴が高卒になってしまい、仕事の選択肢が減ります。
実際に就活サイトの求人票を見てみると、採用を円滑に進めるために大学卒業を応募条件としてることが多いです。
そのため、応募の選択肢の幅が狭まってしまったり、応募ができたとしても、総合職としての採用枠がなかったりします。一度大学を中退してしまうと、大卒としての就職活動の機会を失い、高卒の一般応募として就活を進めていく必要があります。
すべての企業が大卒以上を必須条件としているわけではないため、大手や有名企業以外の情報も集め、広い視野で就活を進めていくことが重要です。
2.大卒に比べると給与が低くなる可能性がある
高卒は、大卒に比べると給与が低くなる可能性があります。実際に文部科学省が発表したデータを見ると、20〜24歳の平均給与は高卒が19万9,000円、大卒が22万9,400円です。
高卒 | 大卒 | 賃金の差 | |
---|---|---|---|
20〜24歳 | 19万9,000円 | 22万9,400円 | 3万400円 |
25〜29歳 | 22万4,100円 | 26万700円 | 3万6,600円 |
30〜34歳 | 24万7,100円 | 30万1,200円 | 5万4,100円 |
35~39歳 | 26万5,300円 | 34万6,000円 | 8万700円 |
新卒の時には、たった月3万円程度の差だと思うかもしれませんが、それから10年後の35歳の給与で比較して見ることにしましょう。35歳になると高卒の平均給与が26万5,300円、大卒34万6,000円とその差は広がってしまいます。
企業や職種、本人の努力次第で給与が上がる可能性はありますが、高卒と大卒では、入社時点の給与が違うことは頭に入れておきましょう。
3.大学を中退すると社会人として扱われる
大学を中退すると、学生ではなく社会人として扱われます。今まで利用できていた学割や、奨学金などの学生だからこそ利用できていたサービスは受けられなくなり、奨学金は中退した時点で返済が始まります。
また、大学を中退したことにより、学生時代には許されていたことも通用しなくなります。そのため、学生ではなくなってしまった以上は、何かあった場合は自分で責任を取る必要があると意識し、社会人としての自覚のある行動を心がけて過ごしましょう。
4.就職時にマイナスイメージを持たれる恐れがある
大学中退後の就活は、応募先の企業からマイナスイメージを持たれる恐れがあります。
書類選考を通過して面接に進んだとしても、面接時に大学を中退した理由は必ず聞かれます。その際に面接官を納得させられるような、前向きでしっかりとした中退理由が説明出来れば、問題ありません。しかしあなたが、「講義についていけなかったから」などと正直な理由を伝えてしまうとします。すると、企業側も「入社後、仕事は続くのか」とあなたを雇うことに対して不安になり採用しないでしょう。
企業側のマイナスイメージをくつがえして内定を取るには、できる限り前向きな中退理由を伝えて、面接官を納得させることが大切です。
しっかりと準備をしてうまく自分の考えを伝えられるように、面接対策をしましょう。
「大学中退の就活」に関するよくある質問
「大学中退しても新卒扱いになる」でご紹介していますが、既卒3年以内は新卒扱いにするよう、国は企業へ通達しています。大学中退でも高卒ではあるので、表向きは、高校卒業から3年以内は新卒扱いということになります。しかし、企業側は大学中退者を新卒と見なすケースは少なく、中途採用としていることが大半です。
大学中退の経歴で就職を目指す方は、「ジェイック」のサービスがおすすめです。就職講座では中退をネガティブに捉えるのではなく、中退経験を活かした就職活動について教えています。中退者を対象とした書類選考免除の面接会に参加できるため、経歴がハンデにならず面接に臨んでいただけます。
大学中退後のブランク期間が長いと、どんどん就職に不利になってしまいます。ぜひジェイックの「就職相談」へお申し込みください。専任のアドバイザーが状況をお伺いしたうえで、今後についてアドバイスさせていただきます。
大学中退者の就活で注意すべきなのは、大学中退の理由は嘘をつかずポジティブに伝えること、就活サイト(就職エージェント)やハローワークなどの機関も上手に活用することなどがあります。くわしくは「大学中退者の就活を有利に進める5つのポイント」をご覧ください。
大学を中退する人は何人くらいですか?
2022年度末に調査された文部科学省の「大学等における令和4年度前期の授業の実施方針等に関する調査及び学生の修学状況(中退・休学)等に関する調査の結果について(周知)」によると、全国の大学生のうち中退者の総数は5万7,875人です。この数字は、全国に大学生は約300万人いるので、100人に2人程度が大学を中退していることになります。
まとめ
大学中退者の就活は、新卒や通常の転職者と比較すると就職できるまでに時間がかかりがちという点はあります。一方で、就職先を見つけるまでは大変でも、入社すればそこからは仕事を覚えながらスキルや経験を重ねていくだけですので、ほかの人と条件は同じです。「大学中退だから」と引け目を感じて何もしないままでいるよりも、早い段階で、効率的な就活の方法を身につけて行動することをおすすめします。
大学中退者の就活について、以下の記事でもくわしくご紹介しています。
大学中退者の就職における大卒との違いや、大学中退者におすすめの相談先などについても触れていますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
こんな方におすすめ!
- 学歴に自信がないから就職できるか不安
- 就職について、誰に相談したら良いか分からない
- 中退しようかどうかを迷っている
- 学歴に自信がないから就職できるか不安
- 就職について、誰に相談したら良いか分からない
- 中退しようかどうかを迷っている