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ニートにおすすめの仕事探しの方法7選!メリット・デメリットも解説

ニートにおすすめの仕事探しの方法7選!メリット・デメリットも解説

「ニートの状態からどうやって仕事を探せばいいかわからない…」

こうした悩みを抱えていませんか?

そこでこの記事では、ニートにおすすめの仕事探しの方法を7つ紹介します。

それぞれの方法のメリット・デメリット、就職サービスを使うポイントも解説しますので、就職活動に迷いを感じている人は参考にしてみてください。

ニートの仕事探しの方法7選

ニートが仕事を探すときにおすすめの方法を7つ紹介します。

  1. ハローワーク
  2. ジョブカフェ
  3. 職業訓練
  4. 就職エージェント
  5. 求人サイト
  6. 派遣会社
  7. クラウドソーシング

それぞれのサービスの特徴やメリットなどもお伝えしますので、自分に合った方法を見つけましょう。

ニートにおすすめの仕事を知りたい人は次の記事もチェックしてみてください。

ニートにおすすめの仕事13選【向いている仕事の特徴も解説】

1. ハローワーク

ハローワークとは国が運営する「公共職業安定所」のことで、全国に設置されています。

ハローワークでは、次のようなサービスを無料で受けられます。

ハローワークのサービス(例)
  • 職業相談
  • 求人紹介(オンライン)
  • 就職セミナー

ハローワークを使いたい場合は、住んでいる地域を管轄するハローワークに足を運び、求職の申し込みをしましょう。

ハローワークの場所は以下のページで確認できます。

厚生労働省「都道府県労働局(労働基準監督署、公共職業安定所)所在地一覧

ハローワークの使い方のポイント担当者に積極的に相談する
メリット・求人数が多い
・国が運営しているので信頼性が高い
・地元企業の求人が見つかりやすい
デメリット・求人の質が低い場合がある
・高年収求人が少ない
・手続きに時間がかかる場合がある

ハローワークについては以下の記事も参考になります。

ハローワークへ初めて行く人!服装/持ち物/利用の流れを徹底解説

ハローワークのニートにとっての活用ポイント

ニートがハローワークを使うときは、ハローワークの職員に積極的に相談することが大切です。

なぜなら、就職成功につながる有益なアドバイスを受けられるからです。

たとえば「社会人経験がないので不安」といった悩みを相談することで、担当の職員はあなたの状況を理解し、未経験者が就職するコツを具体的に教えてくれる可能性があります。

ハローワーク利用のメリット

ハローワークの主なメリットは、次のとおりです。

ハローワークのメリット
  • 求人数が多い
  • 国が運営しているので信頼性が高い
  • 地元企業の求人が見つかりやすい

ハローワークは全国の求人を扱っているため、数ある就職サービスの中でトップクラスの求人数を誇ります。

「未経験歓迎」の求人も多いので、ニートでも就職できる求人が多数見つかるでしょう。

ハローワーク利用のデメリット

ハローワークの主なデメリットは、次のとおりです。

ハローワークのデメリット
  • 質が低い求人が紛れている
  • 高年収求人が少ない
  • 手続きに時間がかかる場合がある

ハローワークには、基本的にはどの会社も求人を掲載できます。

労働条件が悪い「ブラック企業」の求人が紛れている可能性もあるため、求人に応募する際は注意が必要です。

2. ジョブカフェ

ジョブカフェは若者向けの就職支援施設です。

都道府県が運営しており、主に34歳以下を対象に次のサービスを無料で提供しています。

ジョブカフェのサービス(例)
  • 職業相談
  • 就職セミナー
  • 職場体験

ジョブカフェを利用したい場合は、まずは自宅近くのジョブカフェに行き、利用者登録を行いましょう。

ジョブカフェの場所は以下のページで確認できます

厚生労働省「ジョブカフェにおける支援

ジョブカフェの使い方のポイント就職セミナーに積極的に参加する
メリット・就活について気軽に相談しやすい
・就職セミナーを受講できる
・キャリアカウンセラーに相談できる
デメリット・対象年齢が限られている(主に34歳まで)
・ハローワークより求人数が少ない
・待ち時間が長く発生する可能性がある

ジョブカフェのニートにとっての活用ポイント

ニートがジョブカフェを使うときは、就職セミナーに積極的に参加しましょう。

なぜなら、就活の基礎知識や面接対策などを一から学べるからです。

セミナーによっては企業の人事担当者と直接話せるなど、知らない業界について深く学べる機会も多数用意されています。

ジョブカフェのメリット

ジョブカフェの主なメリットは、次のとおりです。

ジョブカフェのメリット
  • 就活について気軽に相談しやすい
  • 就職セミナーを受講できる
  • キャリアカウンセラーに相談できる

ジョブカフェはその名の通り、「カフェ」のようなアットホームな雰囲気の場所です。

就職経験がない若者の利用も多いので、ぜひ気軽に足を運んでみましょう。

ジョブカフェのデメリット

ジョブカフェの主なデメリットは、次のとおりです。

ジョブカフェのデメリット
  • 対象年齢が限られている(主に34歳まで)
  • ハローワークより求人数が少ない
  • 待ち時間が長く発生する可能性がある

ジョブカフェは、基本的には34歳までの利用者を対象としています。

35歳以上の場合は、年齢制限がないハローワークの利用がおすすめです。

3. 職業訓練

職業訓練は、就職に必要な知識やスキルを習得できる公的制度です。

求職者は原則無料で様々な分野の職業訓練を受けることができ、希望者は職業紹介などのサポートも受けられます。

職業訓練で身につくスキル(例)
  • 事務スキル
  • 溶接技術
  • CADによる図面の作成

職業訓練に参加するには、事前にハローワークでの「求職申込み」が必要です。

その後、面接や筆記試験に合格することで職業訓練に参加できます。

受講には条件があるため、自分が受講資格を満たしているか気になる人はハローワークで確認しておきましょう。

職業訓練の使い方のポイント就きたい仕事を明確にしておく
メリット・無料または安価にスキルアップできる
・就職支援を受けられる
・資格取得を目指せる
デメリット・訓練中は無収入の期間が続く可能性がある
・必ず受講できるわけではない
・訓練内容が自分に合わない場合がある

職業訓練を活用するニートにとってのポイント

ニートが職業訓練に参加するときは、就きたい仕事を明確にしておくことが大切です。

どんな仕事に就きたいか考えておくことで、自分に合った訓練を見つけやすくなるからです。

たとえば「ものづくりに関わりたい」という気持ちが強い人は、溶接や機械加工などの受講を検討してみましょう。

職業訓練のメリット

職業訓練の主なメリットは、次のとおりです。

職業訓練のメリット
  • 無料または安価にスキルアップできる
  • 就職支援を受けられる
  • 資格取得を目指せる

テキスト代や交通費が発生する可能性がありますが、職業訓練に関してはそれ以外の費用はほぼかかりません。

お金の面で苦労している人にとっては、特にメリットに感じられるでしょう。

職業訓練のデメリット

職業訓練の主なデメリットは、次のとおりです。

職業訓練のデメリット
  • 訓練中は無収入の期間が続く可能性がある
  • 必ず受講できるわけではない
  • 訓練内容が自分に合わない場合がある

職業訓練の期間は3~6ヶ月が多く、その間は収入が途絶えてしまうリスクがあります。

人によっては「職業訓練受講給付金」を受け取れるので、訓練中の生活費が不安な人は受給資格を満たしているかハローワークに確認してみましょう。

4. 就職エージェント

就職エージェントは、専任のキャリアアドバイザーが就職活動をサポートしてくれるサービスです。

利用者は、次のようなサービスを全て無料で受けられます。

就職エージェントのサービス(例)
  • キャリアカウンセリング
  • 求人紹介
  • 選考対策
  • 企業との調整作業の代行

就職エージェントの利用には登録が必要です。使いたいエージェントの公式サイトに行き、氏名や住所などを登録フォームに入力しましょう。

その後、アドバイザーと対面やWeb上などで面談することで、希望条件にマッチする求人を紹介してもらえます。

就職エージェントの使い方のポイント担当者と頻繁にコミュニケーションをとる
メリット・企業とのやり取りを代行してもらえる
・応募書類や面接のアドバイスを受けられる
・求人を紹介してもらえる
デメリット・紹介される求人が少ない可能性がある
・担当者との相性が合わない場合がある
・希望していない求人を勧められることがある

就職エージェント利用のニートにとってのポイント

ニートが就職エージェントを使うときは、担当者と頻繁にコミュニケーションをとることを意識しましょう。

連絡を密にとることで自分の状況や希望を深く理解してもらうことができ、最適な求人紹介やアドバイスを受けられるからです。

就職エージェント利用のメリット

就職エージェントの主なメリットは、次のとおりです。

就職エージェントのメリット
  • 企業とのやり取りを代行してもらえる
  • 応募書類や面接のアドバイスを受けられる
  • 求人を紹介してもらえる

企業への応募書類の送付や、面接日程の調整、給与交渉など、こうした企業とのやり取りを就職エージェントは全て代行してくれます。

就職エージェント利用のデメリット

就職エージェントの主なデメリットは、次のとおりです。

就職エージェントのデメリット
  • 紹介される求人が少ない可能性がある
  • 担当者との相性が合わない場合がある
  • 希望していない求人を勧められることがある

自分に合わない就職エージェントを使うと、求人の紹介を受けられない可能性があります。

ニートの場合は未経験就職に強いエージェントを使うなど、自分に合ったサービスを選びましょう。

5. 求人サイト

求人サイトは、インターネット上で求人を検索できるサービスです。

就職エージェントのように担当者はつかないため、基本的には自分一人で求人の検索や応募、面接対策などを行います。

とはいえ就職ノウハウを詳しく記載している求人サイトも多いので、就職活動が初めての人は以下のような情報をチェックしておきましょう。

求人サイトで確認できる就職ノウハウ・知識(例)
  • 自己分析の方法
  • 求人を検索するコツ
  • 履歴書の書き方
  • 面接マナー

求人に応募する際は登録が必要ですが、求人検索や就職ノウハウの確認だけであれば登録なしでも利用できます。

求人サイトの使い方のポイント自己分析をしっかりと行う
メリット・就活をマイペースに進められる
・時間や場所を選ばずに利用できる
・気になる求人にすぐに応募できる
デメリット・企業とのやり取りを自分で行う必要がある
・自分に合った会社を見つけるのが難しい
・選考対策などの個別のサポートを受けられない

求人サイトのニートにとっての活用ポイント

ニートが求人サイトを利用するときは、自己分析をしっかりと行っておきましょう。

求人サイトには膨大な数の求人情報が掲載されているため、なんの考えもなしに検索してしまうと「どの求人が自分に合うんだろう…」と迷ってしまう可能性が高いからです。

自己分析のやり方は以下の記事で解説しています。

自己分析とは?簡単なやり方や自己分析のメリットを解説

求人サイト利用のメリット

求人サイトの主なメリットは、次のとおりです。

求人サイトのメリット 就活をマイペースに進められる
時間や場所を選ばずに利用できる
気になる求人にすぐに応募できる

求人サイトは専任のキャリアアドバイザーがつかないぶん、一人でマイペースに就活を進めやすいのがメリットです。

誰かに干渉されるのが好きではない人は求人サイトを利用しましょう。

求人サイト利用のデメリット

求人サイトの主なデメリットは、次のとおりです。

求人サイトのデメリット
  • 企業とのやり取りを自分で行う必要がある
  • 自分に合った会社を見つけるのが難しい
  • 選考対策などの個別のサポートを受けられない

求人サイトは、基本的には一人で就職活動を進めるサービスです。

企業とのやり取りに自信がない人は、企業との調整作業を代行してくれる「就職エージェント」を利用しましょう。

6. 派遣会社

派遣会社とは、企業に人材を派遣するサービスを提供している会社です。

たとえば派遣会社に登録しつつ、派遣先(別の会社)で働く、といった形が一般的です。

この場合、派遣先の社員と同じような時間・場所で働きますが、給料は派遣元の会社から支払われます。

派遣会社を利用するには、まずは派遣会社への簡易的な登録が必要です。

その後、希望条件や職歴といった詳しい情報を伝える「派遣登録会」に参加し、担当者から仕事の紹介を受ける、といった流れを経て就業先が決まります。

派遣会社の使い方のポイント希望条件を明確にする
メリット・就業後もサポートを受けられる
・未経験就職を成功しやすい
・正社員に登用される可能性がある
デメリット・正社員よりは給料が低い
・雇用が安定しているとはいえない
・福利厚生が充実していない場合がある

派遣会社のニートにとっての活用ポイント

派遣会社を使う際は、希望条件を明確にしておくことが大切です。

条件を整理しておくことで、自分の適性に合った仕事を紹介してもらいやすくなるからです。

具体的には、以下の条件を考えておきましょう。

明確にしておきたい条件
  • 時給
  • 勤務地
  • 仕事内容
  • 就業時間
  • 残業時間

派遣会社のメリット

派遣会社の主なメリットは、次のとおりです。

派遣会社のメリット
  • 就業後もサポートを受けられる
  • 未経験就職を成功しやすい
  • 正社員に登用される可能性がある

派遣会社を使うと専任の担当者がつき、仕事選びや悩み相談といった様々な場面でアドバイスを送ってくれます。

派遣先で働き始めたあとも「仕事で悩んでいることはありませんか?」といった面談を定期的に実施してくれるのも嬉しいポイントです。

派遣会社のデメリット

派遣会社の主なデメリットは、次のとおりです。

派遣会社のデメリット
  • 正社員よりは給料が低い
  • 雇用が安定しているとはいえない
  • 福利厚生が充実していない場合がある

派遣社員はサポート的な仕事が多いこともあり、派遣先の正社員よりも給料は低めです。

ボーナスがないケースもほとんどなので、給料の高さを重視している人にはおすすめできません。

7. クラウドソーシング

クラウドソーシングとは、仕事を発注したい人と、仕事を受けたい人が出会う「プラットフォーム」のことです。

高度なスキルや専門知識が必要な仕事は少なく、初心者でも取り組みやすい仕事が多数掲載されていることが特徴です。

具体的には、次のような案件が掲載されています。

クラウドソーシングに掲載されている案件(例)
  • 10問のアンケートに答えてください
  • 特定のキーワードについて3000字で説明してください
  • プレゼン資料を作ってください

案件への応募や、発注者からスカウトを受けるには登録が必要ですが、案件の検索は登録なしでも可能です。

クラウドソーシングの使い方のポイント低単価でもまずは始めてみる
メリット・自分のペースで仕事ができる
・初心者でも取り組みやすい仕事が多い
・実績を積める
デメリット・収入が不安定
・単価が低い案件が多い
・トラブルに巻き込まれるリスクがある

クラウドソーシングのニートにとっての活用ポイント

ニートがクラウドソーシングを使う際は、低単価の仕事でもまずは受けてみることが大切です。

実績を積むことで評価が上がり、仕事の受注率が高まるからです。

評価が良いとスカウトの数も増えるので、まずは仕事にしっかりと取り組み、発注者から高い評価を受けることを意識しましょう。

クラウドソーシングのメリット

クラウドソーシングの主なメリットは、次のとおりです。

クラウドソーシングのメリット
  • 自分のペースで仕事ができる
  • 初心者でも取り組みやすい仕事が多い
  • 実績を積める

クラウドソーシングには「納期までに完成させればいつ作業してもOKです」といった案件が多く掲載されています。

一人で作業を進められる仕事も多いので、時間や人間関係に縛られずに働きたい人に適しています。

クラウドソーシングのデメリット

クラウドソーシングの主なデメリットは、次のとおりです。

クラウドソーシングのデメリット
  • 収入が不安定
  • 単価が低い案件が多い
  • トラブルに巻き込まれるリスクがある

クラウドソーシングは単発の案件が多いので、固定収入を手にしたい人には不向きです。

毎月決まった額の給料を手にしたい人は、就職エージェントに登録して正社員求人の紹介を受けましょう。

まとめ

この記事では、ニートが仕事を探す方法を7つ紹介しました。

具体的には、以下の方法がおすすめです。

  1. ハローワーク
  2. ジョブカフェ
  3. 職業訓練
  4. 就職エージェント
  5. 求人サイト
  6. 派遣会社
  7. クラウドソーシング

今回紹介したメリットやデメリットを踏まえつつ、ぜひ自分に合った仕事探しの方法を見つけましょう。

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ABOUT US
池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」