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仕事が嫌で吐き気がする原因と辞めたいときの対処法を解説

仕事が嫌で吐き気がする原因と辞めたいときの対処法を解説

「仕事に行こうと家を出ると吐き気がする」「会社の前に着くと吐き気がする」「仕事のことを考えると吐き気がする」このような症状が続くようなら適切な対処が必要です。この記事では仕事が嫌で吐き気がする原因と辞めたい時の対処法を解説します。

具体的な対処法と辞めた後後悔しないための方法も合わせて解説しました。

この記事を読めば、自分の現状と対処法がわかり安心できるので参考にしてみてください。

仕事が嫌で吐き気がするのは重度のストレスの可能性あり

吐き気がするほど仕事が嫌な場合は、重度のストレスを抱えている可能性があります。ストレスが身体や精神的な不調に現れるほど深刻だからです。

たとえば、仕事のことを考えるだけで吐き気や動悸が起こったり、強い抑うつ状態や無気力感に襲われたりするといった症状が長く続いているなら危険です。

また、「自分には価値がない」「すべてを投げ出したい」といったネガティブな思考が強まるケースもあります。

このような状態が長く続いていると、うつ病や適応障害などの心の病にかかってしまうかもしれません。

吐き気だけでなく精神的な落ち込みが強かったり、自然と涙が出てしまったりなどする場合は重度のストレスを抱えている可能性があるでしょう。

自分の状態を知るためのセルフチェック

仕事が嫌で吐き気がする場合は、自分がどのような状態にあるのか不安になる人もいるでしょう。ここでは、自分の状態を知るためのセルフチェックを紹介します。

  • 食欲がなくなったり、眠れない日が続いている
  • 仕事を考えると憂鬱で涙が出ることがある
  • 誰かに相談したいが、どうしていいか分からない

これらに当てはまる場合はかなり精神的に追い詰められている可能性があるので、注意が必要です。

食欲がなくなったり、眠れない日が続いている

今まで好きだったものが食べられなくなったり、夜ぐっすり眠れない日が続いたりといった状態であれば注意が必要です。

たとえば以下のような症状がないでしょうか。

  • なかなか寝付けない
  • 夜中に何度も目が覚めてぐっすり眠れない
  • 吐き気や胃の不快感が強く食欲がなくなった

これらの症状が続いている場合、大きなストレスや不規則な生活習慣などにより自律神経のバランスが乱れ、体や心に不調が現れる自律神経失調症になっている可能性もあります。

場合によっては、病院で治療を受ける必要があるかもしれません。

参考:一般社団法人日本臨床内科医会「自律神経失調症」
参考:千葉県医師会「自律神経失調症」

仕事を考えると憂鬱で涙が出ることがある

仕事のことを考えると憂鬱で涙が出るといった症状がある場合、かなり精神的に追い詰められているかもしれません。

涙が出るのはストレスや疲労が限界にきて、キャパオーバーになっているサインだからです。

ストレスが限界で感情の制御ができなくなっており、この状態を無視して頑張り続けるのは危険です。うつ病や適応障害などの心の病になる可能性もあります。

仕事を考えると涙が出るのは、深刻な状態であると認識しておきましょう。

誰かに相談したいが、どうしていいか分からない

通常の状態だと、ストレスがたまってきたら家族や友人に相談して発散することもできるでしょう。

しかし、限界までストレスをためてしまうと、その判断すらできなくなってしまうことがあります。

視野が狭くなり、相談したくても何から話したらいいのか、誰に話したらいいのかわからず動けなくなってしまいます。

それほどまでに疲労困憊し、ストレスが溜まっていると考えられるでしょう。誰かに相談したいが、どうしていいかわからないのは危険な状態だと言えます。

仕事が嫌で吐き気がする原因

仕事が嫌で吐き気がする原因はさまざまな状況が複雑に関係しています。我慢して仕事を続けるのはつらいことでしょう。

問題を解決するためには原因を知ることが大切です。ここからは、仕事が嫌で吐き気がする5つの原因について解説します。

以下を読めば、吐き気がする原因がわかり解決策を見つけるヒントになるでしょう。

職場環境のストレス

職場環境のストレスが蓄積されると仕事が嫌になり吐き気がする場合があります。環境が悪ければ、そこにいるだけで精神的な負担が大きいからです。

たとえば、緊張感・プレッシャーが漂っていて、ネガティブな空気感があり職場の雰囲気が悪い場合。そのような環境で働いていると、いつも気が張り詰めていて、ストレスがたまりやすいでしょう。

また、上司や同僚からのいじめやパワハラを受けている場合。そこで働くのは強い心理的負担を感じるでしょう。

いじめやパワハラは大きなストレスとなる上に、加害者はそのような意識がないことも多いです。

根本から問題を解決するのは難しく、このような職場環境で働いていたら、仕事が嫌になるのも無理はないでしょう。

過剰な仕事量による長時間労働

長時間労働は、ストレスや疲労の蓄積をもたらす大きな要因です。疲労の蓄積や不規則な生活、睡眠不足などを引き起こし、メンタルヘルスに悪影響を与えるでしょう。

厚生労働省の過労死等防止啓発によると長時間労働は、脳・心臓疾患との関連性が強いという医学的知見が得られています。

いわゆる過労死ラインと呼ばれる月80時間以上の時間外・休日労働が認められる場合は、業務における心理的負荷による精神障害で、正常な認識ができなくなる可能性が高いとも言われています。

その結果、仕事が嫌になり、吐き気などの症状を引き起こしてしまうでしょう。

過剰な仕事量による長時間労働は仕事が嫌で吐き気がする原因となります。

参考:厚生労働省「過労死等防止啓発」

睡眠不足や生活リズムの乱れ

睡眠不足、生活リズムの乱れも吐き気の原因になるでしょう。残業続きで睡眠不足になったり、接待や飲み会で夜遅くなったりして生活リズムが乱れると、自律神経が乱れて消化不良を起こすからです。

睡眠不足だと疲労とストレスを解消できません。また、休日に睡眠不足を取り返そうと寝溜めすることで、生活リズムが乱れるという悪循環に陥ってしまいます。

不規則な生活をしていると、「体内時計」と呼ばれる生体リズムが狂ってしまいさまざまな不調が起こります。

消化不良を起こし、吐き気や胃の不快感といった症状が出る可能性もあるでしょう。

大きなストレスや不規則な生活が原因で心や体に不調が起きる自律神経失調症になってしまう可能性が高いです。

参考:千葉県医師会「自律神経失調症」

自分のスキルや適性に合わない仕事をしている

自分のスキルや適性に合わない仕事をしていることも原因の1つです。

仕事の成果を感じられず、自分の存在意義を見失っていたり、自分に合わない仕事を無理に続けて心身に負担がかかっていたりするからです。

たとえば、企画などのクリエイティブな仕事が得意な人が、マニュアル通りのルーティーン作業をやっていて成果ややりがいを感じられないといったケースがあります。

また、人と接することが好きで接客業をしていた人が、異動で管理部門に配属されシステムと数字を相手にするようになってしまった場合。自分に合わない仕事に慣れず、ストレスがたまるといったケースもあるでしょう。

このように自分のスキルや適性に合わない仕事をしていると心身に負担がかかります。その結果、仕事が嫌になり、吐き気がする原因となってしまうでしょう。

うつ病や適応障害を発症している

仕事が嫌で吐き気がする場合、うつ病や適応障害が原因である可能性があります。病気の症状として吐き気がすることがあるからです。

正確にはうつ病と適応障害は違う病気ですが、症状は似ています。たとえば以下のような症状があります。

  • 憂鬱な気分がずっと続いている
  • 強い不安が押し寄せてくる
  • 眠れない
  • 食欲がなくなる
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 腹痛

どちらもストレスが限界を超えたときに発症することが多い病気です。ストレスの原因は仕事であることも多いでしょう。

職場環境や過剰な業務量、上司からのパワハラなど、仕事には強いストレスとなる要因があります。

ストレスを受け続けると心が限界を迎え、うつ病や適応障害を発症し、吐き気をもよおす原因となってしまうでしょう。

仕事が嫌で吐き気がすることを理由に辞めたいときの対処法

仕事が嫌で吐き気がする状態が続くと心身ともにつらくなってしまいます。仕事を辞めたくなるのも無理はありません。

とはいえすぐに仕事を辞めるのはリスクが高くおすすめできません。まずは、辞めたいときにやることがあります。ここでは、具体的な対処法を紹介するので参考にしてみてください。

ストレスの原因を探る

まずはストレスの原因を整理すると良いでしょう。原因によって対処法が変わるからです。

ストレスを感じる原因を知ることで、その状況を避ける対策ができるでしょう。たとえば以下のような原因が考えられます。

原因内容
業務内容が原因の場合・担当している業務が適性にあっていない
・業務量が多すぎるストレスになっている業務がある
人間関係が原因の場合・苦手な同僚や上司がいる
・同僚から嫌がらせをされている
・チームにうまく馴染めない
職場環境が原因の場合・職場の雰囲気が悪い
・上司からパワハラを受けている
・ノルマのプレッシャーが強い

原因によってそれぞれ対処法を考える必要があります。以下から、原因別に対処法を紹介していくので参考にしてみてください。

業務内容が原因の場合

業務内容が原因の場合、上司に相談してみるといいでしょう。

吐き気などの症状が出ていることを伝えれば、業務の割り振りを再検討してくれるかもしれないからです。

以下から詳しく解説します。

上司に相談する

まずは、上司に現状を説明し、業務の割り振りを再検討してもらえないか相談してみましょう。

業務量が多すぎるので担当する業務を減らしてもらえないか、ストレスになっている業務をやらなくていいようにできないかなど具体的に伝えるのが大切です。

そのときに吐き気があること、体調が悪いことも一緒に伝えましょう。ただのわがままではないことをわかってもらうためです。

相談する時は、上司の人間性をよくみることをおすすめします。たとえば、体育会系の上司だと「それは甘えだ」と言われてしまうかもしれません。

逆に、穏やかな上司なら真摯に相談に乗ってくれる可能性もあります。見極めが難しいですが、上司の人間性を観察しつつ相談してみましょう。

人間関係が原因の場合

苦手な同僚や上司がいたり、うまく馴染めなかったりなど人間関係が原因の場合は、解決がなかなか難しいです。他人は変えられないからです。

とはいえできることはあります。以下から具体的な対処法をお伝えします。

苦手な同僚や上司との接触を最小限にする

まずは苦手な同僚や上司との接触を最小限にしましょう。接触を避けることで、ストレスを最小限にできるからです。

元々職場は仕事をする場所であり、無理に仲良くする必要はありません。気が乗らないランチや飲み会は断ってもいいし、世間話をしなくても問題ないでしょう。

いじめやパワハラを受けるのは困りますが、そういったことがなければ積極的に関わる必要はありません。

とはいえ、仕事上コミュニケーションをとらないといけない場面もあります。苦手な人と接するのはそのときだけにするのが良いでしょう。

挨拶や報連相など、仕事上必要な最低限のコミュニケーションだけとって、あとは無理に接触しないようにするのがおすすめです。

苦手な人との接触を最小限にするだけでもずいぶん楽になるでしょう。

部署異動を申し出る

部署異動を申し出るのも1つの手段です。苦手な同僚や上司がいる部署から離れられればストレスは大きく軽減するでしょう。

人間関係の問題は、さまざまな要因が複雑に絡み合っていることが多く、解決が難しいです。こちらに非がない理不尽なケースもありますし、人間なので相性や好き嫌いもあります。

正面から向き合って解決しようとした結果、さらに状況が悪化してしまう場合もあるでしょう。

人間関係の問題は、距離をとるのが1番効果的です。苦手な人と離れ、接触することがなくなれば、問題は解決するでしょう。

部署異動をして新たな環境で人間関係を築いていくほうが、有効的な手段となります。

人間関係が原因の場合は、部署異動を申し出るのがおすすめです。

人事やカウンセラーに相談

苦手な人との接触を避けたり、部署異動を申し出たりしても解決ができない場合は、人事やカウンセラーに相談すると良いでしょう。

第3者に話を聞いてもらえば、客観的な意見をもらえるからです。

人事に相談すれば、部署異動や配置転換などの具体的な対策をとってくれるかもしれません。新たな人間関係を築ければ、問題が解決できるでしょう。

一方、カウンセラーに相談すれば、プロの意見を聞けます。専門的な知識を持ったカウンセラーがあなたの悩みをしっかりと聞いてくれるでしょう。

吐き気などの不調が出ていることを伝えれば、病院を紹介してくれるなど、適切な治療へと導いてくれるかもしれません。

カウンセラーはあなたの味方となり、寄り添ってくれます。問題を解決するにはどうしたらいいか一緒に考えてくれるでしょう。

職場環境が原因の場合

仕事が嫌で吐き気がする原因が職場環境だった場合、その場から距離をとることが大切です。職場にいるだけでストレスがかかるからです。

具体的には以下の対処法が有効です。

  • 有給休暇を使う
  • 休職する
  • 転職活動をする
  • 退職する

有給休暇を使う

まずは有給休暇をとりましょう。有給休暇は権利なので、会社は拒否できません。

疲れを癒すために、数日間ゆっくりと休みましょう。

休みの間は自由に過ごすのがおすすめです。ずっとやりたかった趣味に没頭してもいいですし、目覚ましをかけずにぐっすりと好きなだけ寝てもいいでしょう。

吐き気がするほど疲労が溜まっているので、ゆっくり休むことが必要です。たっぷり寝て、栄養のある食事をとり、余裕があれば軽い運動をしてもいいでしょう。

無理はせず、近所を散歩したり、ストレッチをしたりするだけでもリフレッシュ効果があります。

職場環境が原因だった場合は、有給休暇を使って仕事から離れてゆっくりと休みましょう。

休職する

有給休暇をとったけど、それでも復帰が難しければ休職するのも1つの手段です。心や体が疲れ切っていると、数日間休んだだけでは回復が難しいからです。

疲労困憊の状態では、思考力が低下して今後のことも考えられないかもしれません。思い切って数ヶ月間休みを取り、ゆっくりと体を休めましょう。

長期間仕事から離れることで、客観的にこれからのことを考えられます。

なお、休職は会社によって規定が違うので、人事や総務に確認しておく必要があります。休職中は無給扱いとなったり、休職するには医師の診断書が必要だったりする場合もあるでしょう。

生活費や信頼できる医師や病院について考えなければなりません。可能であれば人事やカウンセラーに相談して、休職の手続きを取るといいでしょう。

転職活動をする

休職後は元の職場に戻ることになります。職場環境が原因の場合、休職して症状が回復しても、戻ったらまた同じ症状が出るかもしれません。

問題を根本的に解決するために、転職活動を検討するのもいいでしょう。

その場合は、新しい職場で同じことを繰り返さないようにしなければなりません。しっかりと自己分析することが大切です。

自分は今の職場環境のどこにストレスを感じるのか、どんな職場環境ならストレスが少なく働けるのかなど、じっくりと考える必要があります。

また、転職エージェントを利用して自分に合った仕事を紹介してもらうのもおすすめです。

転職活動をして新しい職場が見つかれば、根本から問題を解決できるでしょう。

退職する

吐き気などの症状がひどい場合、退職してしばらく休むという選択肢もあります。体調が悪いまま仕事をしていたら、心の病になってしまう可能性があるからです。

病気になってしまったら、回復まで時間がかかり、以前のように働けなくなってしまうかもしれません。手遅れになる前に退職したほうがいいでしょう。

会社や職場にストレスの原因がある場合、退職することが最も効果的な対処法です。退職後は可能であれば、仕事のことは考えずゆっくりと体を休めるといいでしょう。

実家に頼れる環境であれば、戻ってしばらく静養するのもおすすめです。パートナーや家族がいれば、少し甘えて休ませてもらいましょう。

仕事よりも健康のほうが大事です。心と体が限界であれば、退職することをおすすめします。

仕事が嫌で吐き気がすることを理由に仕事を辞める前に考えるべきこと

仕事が嫌で吐き気がするような状態の場合、仕事を辞めたほうがいいでしょう。

しかし、辞める前に考えるべきことがあります。無計画に仕事を辞めてしまうと、その後の生活やキャリアに大きく影響するからです。

ここでは仕事を辞める前に考えるべきことをお伝えします。後に後悔しないように参考にしてみてください。

今後の計画を立てる

まずは、辞めた後何をしたいか考えてみましょう。無計画に辞めると無駄な時間を過ごしてしまうからです。

無職期間が長くなると、再就職の時に不利になる可能性もあります。大雑把でいいので今後の計画を立てるのがおすすめです。

たとえば、自分のやりたい仕事・自分に適正がある仕事を探すために転職活動をするのも良いでしょう。

生活費を得るためには仕事をしなければなりません。退職して時間があるうちに、新たな仕事を探すのは有意義なことです。

また、スキルアップのために資格取得に取り組むのも良いでしょう。転職活動をする時に有利になります。

体調が悪くて心身ともに疲れ切っているなら、しばらく休むのも選択肢の1つです。心と体を回復させることに集中しましょう。

このように今後の計画を立てるのがおすすめです。

自分の健康状態を知る

心療内科や内科を受診し、吐き気の原因を解明しましょう。自分の健康状態を正確に知る必要があるからです。

うつ病や適応障害、抑うつ状態などの診断書が出れば、休職や労災申請の手続きがしやすいという利点もあります。

何より、医師から適切な治療を受ける必要があるでしょう。投薬治療やカウンセリングなどを受けて、体調を治すことが最優先です。

一方、うつ病や適応障害などの深刻な状態ではないとわかれば安心感が得られます。吐き気がするような状態だと、自分は病気ではないかと心配になるのも無理はありません。

医師からの診断があれば安心できるでしょう。

このように、仕事を辞める前に自分の健康状態を知ることは重要です。

仕事を辞めずに改善できる方法を探る

仕事を辞めたいと思ったときは、まずは仕事を辞めずに改善できる方法を探してみましょう。なぜなら、仕事を辞めるのは大きな決断であり、リスクも伴います。収入がなくなりますし、次の仕事が見つかるかもわからないからです。

辞めてから後悔しないように、仕事を辞めずに改善できる方法はないか、最後まで探してみることをおすすめします。

たとえば、フルタイムでの勤務が難しいなら時短勤務にしてもらえないか人事に相談してみるのもいいでしょう。短い時間であれば、体調と相談しながら仕事を続けることができるかもしれません。

また、比較的業務負担が軽い部署へ異動させてもらうなどの方法も考えられます。

人手不足の会社が多い現代で、会社も社員に辞められるのは避けたいでしょう。相談すれば、検討してくれる可能性はあります。

仕事を辞めずに改善できる方法がないか探ってみましょう。

辞めるメリット・デメリットを比較する

辞めたときのメリット、デメリットを比較するのもおすすめです。どちらが大きいかがわかれば、冷静に判断できるからです。

たとえば、メリットは以下のようなものが考えられます。

  • ストレスから解放される
  • うつ病や適応障害だった場合、治療に専念できる
  • 新しい環境でリスタートできる
  • ゆっくり休める

一方、デメリットは以下のようなものが考えられます。

  • 収入が一時的に途絶える
  • 次の仕事を探すプレッシャーを感じる可能性がある
  • 前職より年収が下がる可能性がある

このように、メリットとデメリットを比較することで、適切な判断ができるようになります。まずは、ノートや紙に思いつく限り、メリットとデメリットを書き出してみるといいでしょう。

自己分析をする

仕事を辞める前に、現在の仕事が今後どんなことに活かせそうか、自分はどんなことが得意か不得意か改めて自己分析をしましょう。

自己分析をしないと、次の仕事で同じことを繰り返してしまう可能性があるからです。具体的には、以下のような点を書き出して分析するといいでしょう。

  • あまり努力しないできたこと
  • どんなに努力してもできなかったこと
  • 趣味や興味のあるジャンル
  • 現在の仕事で好きな業務
  • 現在の仕事で嫌いな業務
  • 現在の仕事で達成できたこと
  • 今の仕事でストレスに感じること

上記を考えることで、自分の得意や不得意な仕事、ストレスを感じる仕事などがわかります。次の仕事で同じ悩みを抱えないために、しっかりと自己分析しましょう。

転職エージェントの利用を検討する

今の仕事を辞める前に転職エージェントを利用することを検討しましょう。吐き気がするほど嫌な仕事ではなく自分に合う仕事を紹介してくれるからです。

転職エージェントを利用すれば、以下のようなサービスが無料で受けられます。

  • 非公開求人を紹介してもらえる
  • 自分に合いそうな求人を選別してくれる
  • 履歴書・職務経歴書のアドバイスをくれる
  • 自己分析・志望動機・自己PRを一緒に考えてくれる
  • 面接のアドバイスをしてくれる
  • 面接の日程調整をしてくれる

エージェントに現在の仕事でつらいことやストレスになっている業務を伝えてみましょう。何が原因だったのか言語化してくれるかもしれません。

また、吐き気がするほど嫌な仕事を選ばないように手助けしてくれるでしょう。

まとめ

今回の記事では、仕事が嫌で吐き気がすることを理由に辞めたいときの対処法について解説しました。

  • 仕事が嫌で吐き気がするのは重度のストレス状態にある
  • 原因を突き止め、休んだり、上司や人事に相談したりする必要がある
  • 休んでも回復しない場合は転職活動を検討するのも良い
  • 症状がひどい場合は退職してしばらく休む選択肢もある

吐き気がするほど仕事が嫌な場合は、退職するほうがいいでしょう。しかし、辞める前にやるべきこと、考えるべきことがあります。

仕事が嫌で吐き気がして辞めたいときは、今回紹介した方法を参考にしてみてください。

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ABOUT US
高藤 薫キャリアアドバイザー
株式会社ジェイック:キャリアコンサルタント|就活情報、お役立ち面白情報を発信|就活YouTube「ジェイック就職カレッジ®」配信中|資格:キャリアコンサルタント・ポジティブ心理カウンセラー・7つの習慣®︎ファシリテーター