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ニートが正社員に受からない原因と対策を解説!就職成功のコツも

ニートが正社員に受からない原因と対策を解説!就職成功のコツも

「ニートが正社員に受からない原因を知りたい」と思っていませんか?

この記事では、応募数が足りていない、大企業や有名企業を中心に受けているなど、ニートが正社員に受からない原因と対策を紹介しています。

正社員就職を成功させるコツもお伝えしますので、書類選考や面接に落ちることが続いて気分が沈んでいる方はぜひ最後までご覧ください。

ニートからの正社員就職は本当に受からない?

ニートのおよそ5人に1人が正社員就職を実現しているため、ニートからの正社員就職は不可能ではありません。

労働政策研究・研修機構の調査をもとに「1年前に無職状態だった人(無業・非家事非通学・無配偶で卒業者)」の現状を見てみると、正社員に就職した人18.0%となっています(15歳~34歳男女計)。

全ての人が正社員就職を果たしているわけではありませんが、こちらのデータを見る限り、ニートであっても正社員として内定をもらえる可能性はあるでしょう。

※出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③-平成29年版「就業構造基本調査」より-」p.105

【年代別】ニートからの正社員就職率

ニートからの正社員就職率を年代別に見てみると、男性は「20代後半(22.0%)」、女性は「20代前半(22.7%)」がそれぞれトップとなっています。

【年齢別】「1年前に無職状態だった人」の正社員就職率

男性女性
10代後半16.1%16.4%
20代前半20.6%22.7%
20代後半22.0%18.3%
30代前半12.5%10.7%
30代後半9.8%8.4%
40代前半7.9%7.1%
40代後半6.1%10.2%

出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③-平成29年版「就業構造基本調査」より-」p.105

正社員就職率は20代がピークで、30代以降になると低下していく傾向も見られます。

30代・40代には非正規の働き方をあえて希望している人が多いことも考えられますが、上記のデータを見る限り「年齢を重ねるにつれて正社員就職は厳しくなる」といえそうです。

【学歴別】ニートからの正社員就職率

ニートからの正社員就職率を学歴別に見ると、男女ともに「大学院卒」がトップで、次に「大卒」が続きます。

【学歴別】「1年前に無職状態だった人」の正社員就職率(15~34歳)

男性女性
中卒4.1%3.8%
高卒12.0%5.7%
専門学校卒(1~2年未満)23.9%23.9%
専門学校卒(2~4年未満)23.3%29.0%
短大・高専卒33.5%29.7%
大卒33.7%33.3%
大学院卒41.9%47.2%

出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③-平成29年版「就業構造基本調査」より-」p.105

たとえば男性の正社員就職率は「大学院卒」が41.9%、「中卒」は4.1%となっており、その差はおよそ10倍です。

女性も同様の傾向が見られるため、ニートからの正社員就職率には学歴が大きな影響を与えていることが分かります。

ニートが正社員に受からない原因と対策

「正社員の採用試験になかなか受からない…」と落ち込んでいるニートの方に向けて、5つの原因と対策について解説します。

ニートが正社員に受からない原因

  • 応募数が足りていない
  • 大企業や有名企業を中心に受けている
  • 面接で緊張してしまう
  • 受け身な姿勢が面接官からマイナス評価を受けている
  • 「どの企業でもいいんだろうな」と面接官に思われている

応募数が足りていない

正社員になかなか受からないニートの方の中には、そもそも応募数が足りていないというケースが少なくありません。

興味を持てる求人が少ないことや、求人を調べたり、会社ごとに履歴書を送ったりすることを面倒くさく感じることから、なかなか求人に応募できない方も多いでしょう。

とはいえ、こうした状況では受かる可能性があった会社への応募のチャンスを逃してしまうことも多く、結果的に内定が遠のいてしまうのです。

具体的にはニートの場合、働いていない期間があるぶん「仕事に対する意欲が低いのではないか」「採用しても長く続かないのではないか」と懸念されることから企業から敬遠されてしまいがちです。

そのため、譲れない条件を3~5個に絞り、少しでも興味を持った求人には積極的に応募していきましょう。また「未経験歓迎」「ブランクOK」と求人票に記載のある仕事など、高いスキルがそこまで求められない仕事に優先的に応募することもおすすめです。

対策:まずは11社以上を目標に応募する

ニートから正社員を目指す場合、まずは11社以上を目標に応募しましょう。応募数が多ければ多いほど、採用される可能性が高まるからです。

リクルートエージェントの調査によると、転職決定者の求人応募数は「11〜30件」が3割以上とトップです(※)。

こちらのデータには即戦力となるスキルを持ち、ブランクなしの求職者も含まれているため、ニートの方は最低でも11社以上の応募を目指しましょう。

※出典:リクルートエージェント

大企業や有名企業を中心に受けている

大企業や有名企業ばかり応募していることも、ニートからの正社員就職に受からない原因といえます。なぜなら、内定のハードルが非常に高いからです。

ネームバリューがある大企業の場合、数十倍〜数百倍の採用倍率になるケースも珍しくありません。人気で倍率が高いだけでなく、ライバルには、即戦力となるスキルを持った経験者や、1社で長く働いた経験のある人などもいます。空白期間があり、経験が浅いニートは不利になってしまいがちです。

このように大手企業や有名企業への就職ハードルはかなり高いので、大企業や有名企業を中心に受けていると内定はなかなか手に入らないでしょう。

対策:「ユースエール認定企業」をチェックしてみる

大企業や有名企業以外にも目を向けたい方は、「ユースエール認定企業」をチェックしてみましょう。

ユースエール認定企業とは、若者の採用・育成に積極的で、若者の雇用管理の状況などが優良な中小企業として厚生労働大臣が認定した会社のことです。

こうした企業は「若手を一から育てていく」という方針を掲げている傾向が多く、仕事未経験者向けの研修も充実しています。スキルが高い即戦力人材だけでなく、無職期間が長い人も採用の対象としているケースも多いので、就業経験が浅いニートの方でも採用される可能性があるでしょう。

以下のページでは認定企業が掲載されているので、応募する会社の選択肢を広げたい方はぜひ確認してみてください。

ユースエール認定企業一覧

面接で緊張してしまう

面接で緊張してしまうことが原因で面接に通過できず、正社員の採用試験に受からないニートの方も多いでしょう。

緊張すると頭が真っ白になったり、言葉に詰まったりして、本来の力を発揮できない方は少なくありません。しかし、こうして緊張すると「人前で話すことが苦手なのでは?」「社内外の人と円滑なコミュニケーションを築けないのでは?」と企業から思われてしまう可能性があります。

このように面接で緊張してしまうと十分にアピールできないため、不採用の可能性が高まってしまうのです。

対策:模擬面接を繰り返す

面接に苦手意識がある方は、模擬面接を繰り返しましょう。車の運転やスポーツと同じで、面接に関しても何度も繰り返すことでコツをつかめるようになるからです。

たとえばハローワークやジョブカフェ、就職エージェントを利用すると、就活に詳しいキャリアアドバイザーが面接官役となって模擬面接を実施してくれます。

答え方のアドバイスや、緊張しないためのコツも教えてくれるので、面接で緊張してしまう方は面接練習にも取り組んでみてください。

受け身な姿勢が面接官からマイナス評価を受けている

受け身な姿勢がマイナス評価を受けており、選考で落ちてしまっている可能性もあります。

たとえば「御社でビジネススキルを学びたい」「研修が充実していることに惹かれた」といった回答は、“受け身な人材”と捉えられてしまうことが多いものです。

学ぶ意欲があることを示せているように感じるかもしれませんが、自分から学んでいくのではなく、「教えてもらいたい」という受け身な姿勢に捉えられてしまいます。

このように受け身な姿勢は「主体性や成長意欲がない」と思われやすいため、企業からの評価は下がってしまうでしょう。

対策:入社後のキャリアプランを考える

受け身な姿勢を改善したい方は、入社後のキャリアプランを具体的に伝える準備をしましょう。

たとえば「入社後どのようなスキルを身につけたいか」「将来どのような仕事に携わりたいか」といったことを面接で伝えてみてください。

入社後のことを具体的に伝えると「熱意を持って働いてくれそうだ」という良い印象を面接官に与えられるため、受け身な印象を抱かれずに済むでしょう。

キャリアプランの立て方を知りたい方は、次の記事も参考にしてみてください。

キャリアプランの立て方と面接での回答例!伝えるべきポイントとは

「どの企業でもいいんだろうな」と面接官に思われている

ニートから正社員に受からない場合、「この人はどの企業でもいいんだろうな」と面接官に思われている可能性もあります。

たとえば「どうしてわが社に応募されたのですか?」という質問に対し、「説明会で接していただいた社員の方がとても温かかった」など、どの会社でも言える内容だけを伝えるのはおすすめできません。

この場合は「当たり障りのないことを話している」と思われてしまい、入社意欲が面接官に十分に伝わらないのです。

対策:その企業独自の強みや特徴を見つける

志望度の高さをしっかりと伝えるためにも、応募前は企業研究にしっかり取り組むことが欠かせません。

具体的には企業のホームページやニュース記事などを確認しつつ、その企業独自の強みや特徴を見つけておくことがおすすめです。

たとえば「主力製品」や「この先の事業展開」、または「会社理念」などにその会社独自の個性が表れることが多いのでチェックしておきましょう。

企業研究のやり方を知りたい方は、次の記事にも目を通してみてください。

企業研究のやり方7選|具体的な方法や情報収集の手段を解説

ニートが正社員就職を成功させる6つのコツ

正社員の採用試験に受からないニートの方に向けて、就職成功率を高めるコツを紹介します。

  • 「未経験OK」の求人に応募する
  • 自分に合った仕事を知る
  • 資格勉強を始める
  • 複数の就職サービスを併用する
  • 学校卒業後3年以内の人は「新卒枠」にも応募する
  • 正社員就職を目指す人が集まるコミュニティに入る

1.「未経験OK」の求人に応募する

正社員になかなか受からないニートの方は、「未経験OK」の求人に応募することがおすすめです。採用にあたって職務経験やスキルがほぼ問われないため、ニートからでも採用されるチャンスがあるからです。

たとえば工場や営業職の求人には、未経験でも応募できる求人がたくさんあります。

正社員就職の可能性を広げたい方は、こうした求人にも目を広げてみましょう。

2. 自分に合った仕事を知る

自分に合った仕事を知ることも、正社員就職を成功させるうえで欠かせません。なぜなら、採用確率がアップするからです。

たとえばアパレルショップの販売職に人見知りの人が応募すると、会社としては「この人は本当に働けるかな…」と不安を抱いてしまう恐れがあります。

一方で工場のライン作業のように、一人で黙々と作業する仕事は「適性がある」と判断されやすいでしょう。

内定を手にしたいニートの方は、厚生労働省の「職業適性テスト Gテスト」なども活用しつつ、自分の性格や価値観に合った仕事を探してみてください。

3. 資格勉強を始める

資格を持っていることで評価を高められるため、正社員就職を有利に進めたい方は資格取得もおすすめです。

ただし、応募する仕事に役立たない資格は就職で有利にはならないため、希望職種に活かせるものを選ぶことをおすすめします。どの資格を取得するか迷う場合は、MOSや簿記など、多くの仕事で活かせる資格にチャレンジしてみましょう。

MOSは、マイクロソフトオフィス社製のWordやExcelなどの操作スキルを証明する資格で、簿記を勉強すると会計知識などが身につきます。

就職活動を成功させたいニートの方は、資格取得にも挑戦してみましょう。

4. 複数の就職サービスを併用する

複数の就職サービスを併用することも、正社員に受からないニートの方に効果的な方法です。なぜなら、より多くの求人を確認できるようになるからです。

就職サービスには、ハローワークや転職サイト、就職エージェントなどがありますが、それぞれが取り扱っている求人は異なります。

そのサービスだけの「独占求人」を保有しているケースも多いので、応募できる求人を増やしたい方は1社だけでなく、複数のサービスを併用しましょう。

5. 学校卒業後3年以内の人は「新卒枠」にも応募する

学校卒業後3年以内の人は「新卒枠」に応募できる可能性があることも知っておきましょう。

ニートが就職する際は、通常は「中途枠」で応募することになります。新卒枠は、大学生などの学校卒業予定者が主な対象ですが、会社によっては卒業後3年以内の既卒を対象としていることがあります。

「ニートは既卒枠や中途採用枠でしか応募できない」と考えていると応募できる枠が狭まってしまうため、卒業後3年未満の方は新卒枠で応募できる会社も探してみましょう。

6. 正社員就職を目指す人が集まるコミュニティに入る

「正社員の採用試験に受からない…」と落ち込んでいるニートの方は、正社員就職を目指す人が集まるコミュニティに入ることも検討してみてください。

同じ目標を持つ仲間と交流することで悩みや不安を共有でき、就活のモチベーションが再び高まることが期待できるからです。

無職の若者が集まる公的な就職サービスとしては、サポステやジョブカフェなどが挙げられます。

どちらも無料で利用できるので、正社員就職のやる気を高めたい方はこうした場所にも足を運んでみましょう。

ニートからの正社員就職におすすめの仕事8選

正社員就職に受からないニートの方は、未経験者の採用が多い次の仕事も検討してみましょう。

  • 工場作業員
  • 個人営業
  • 警備員
  • 販売職
  • 介護職
  • トラック運転手
  • プログラマー
  • コールセンター

1. 工場作業員

工場作業員は未経験者でも始めやすい仕事のため、ニートから正社員就職を目指している方におすすめです。

工場作業員は、製品の製造や梱包、検品など、特別なスキルや経験が求められない作業がほとんどです。

マニュアルに沿って行う作業も多いため、仕事経験がないニートの方でも安心して働けるでしょう。

平均年収340.1万円
役に立つ資格・フォークリフト運転技能免許
・危険物取扱者
・電気工事士
向いている人・体力に自信がある人
・細かい作業が得意な人
・機械いじりが好きな人

出典:厚生労働省「工場労務作業員 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

2. 個人営業

個人営業は未経験者の募集が多いため、ニートから正社員就職を目指している方におすすめです。

個人営業はハウスメーカーや保険代理店などで募集があり、お客様に商品やサービスを提案し、契約を取る仕事を担当します。

特に20代の採用にあたっては、資格や専門性よりもポテンシャルや熱意を重視する会社が多いので、正社員になかなか受からないニートの方は個人営業も検討してみましょう。

平均年収424万円
役に立つ資格・宅地建物取引士
・FP(ファイナンシャル・プランナー)
・販売士
向いている人・コミュニケーション力が高い人
・主体的に行動できる人
・自己管理能力が高い人

出典:マイナビエージェント「個人営業|職種別平均年収ランキング

3. 警備員

警備員は入社後の研修が充実している会社が多いため、ニートから正社員就職を目指している方におすすめです。

警備員の主な仕事は、施設やイベント会場での巡回や監視、来訪者や緊急時の対応などです。

警備員の業務は「警備業法」という法律で詳しく規定されており、人々の安全を守る仕事でもあるため、実際に警備業務に入る前にしっかりとした研修を受けられる傾向にあります。

いきなり働き始めるのが不安なニートの方は、警備員を検討してみましょう。

平均年収376.1万円
役に立つ資格・施設警備業務検定
・交通誘導警備業務検定
・雑踏警備業務検定
向いている人・体力に自信がある人
・責任感が強い人
・忍耐力がある人

出典:厚生労働省「施設警備員 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

4. 販売職

販売職は入社にあたって高いスキルが求められないことが多いため、ニートから正社員就職を目指している方におすすめです。

販売職は、店舗での商品販売や接客対応、レジ業務、品出しなどを行う仕事です。

専門職や技術職のように特別な技能が必要な場面は多くないため、ブランクが長い方を含め、未経験者の採用が活発です。

アルバイトの募集も多いので、正社員に受からないニートの方はまずは非正規として働き、その後はアルバイト先に「正社員登用制度」があれば応募するのも手といえるでしょう。

平均年収361万円
役に立つ資格・販売士
・登録販売者
・食品衛生責任者
向いている人・性格が明るい人
・人と接するのが好きな人
・コミュニケーション力が高い人

出典:厚生労働省「デパート店員 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

5. 介護職

介護職は人手不足が深刻なため、ニートから正社員就職を目指している方におすすめです。

主な仕事内容は高齢者や障がい者の生活支援で、具体的には食事や入浴の介助、見守りなどを行います。

介護人材は多くの施設で不足しており、資格なしの未経験でも正社員(正職員)として採用する施設も少なくありません。

この先も高い需要が見込める仕事なので、安定した職に就きたいニートの方も介護職を検討してみましょう。

平均年収371.4万円
役に立つ資格・介護福祉士
・介護職員初任者研修
・介護福祉士実務者研修
向いている人・聞き上手な人
・体力がある人
・気遣いができる人

出典:厚生労働省「施設介護員 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

6. トラック運転手

トラック運転手も人手不足が深刻かつ、未経験者の採用が活発なため、ニートから正社員就職を目指している方におすすめです。

主な仕事内容は、企業や個人宅への荷物の配送です。

近年はネット通販の普及によって物流業界の需要が高まっており、トラック運転手の人材不足が深刻化しています。

中型・大型免許の取得支援制度を用意している運送会社も多く、未経験者の募集に積極的な会社も多いので、ニートの方はトラック運転手も検討してみましょう。

平均年収485.3万円
役に立つ資格・大型免許
・準中型免許
・フォークリフト運転技能者
向いている人・体力に自信がある人
・忍耐力がある人
・方向感覚に優れている人

出典:厚生労働省「トラック運転手 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

7. プログラマー

プログラマーは求人が特に多い仕事のため、ニートから正社員就職を目指している方におすすめです。

プログラマーは、プログラミング言語を使ってコードを書き、システムの動作確認や修正を繰り返す仕事です。

多くのIT企業でプログラマーは不足しているため、職種未経験であっても採用する会社が多く存在します。

ちなみに、「文系だとIT企業の正社員に受からないのでは?」と不安に思う方もいるかもしれません。しかし、実際にはプログラマーとして活躍している文系出身の社員は多いので、少しでもITに興味があればぜひ挑戦してみましょう。

平均年収557.6万円
役に立つ資格・基本情報技術者試験
・応用情報技術者試験
・情報セキュリティマネジメント試験
向いている人・好奇心がある人
・学習意欲が高い人
・ものづくりが好きな人

出典:厚生労働省「プログラマー – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

8. コールセンター

コールセンターは研修が手厚い会社が多いため、ニートから正社員就職を目指している方におすすめです。

コールセンターの主な業務は、電話やメールを使っての顧客対応です。

マニュアルが整備されている会社が多く、研修を通じて基本的な対応スキルも身につくので未経験から働き始める人も多くいます。

対面での接客がないため、人見知りの方でも比較的働きやすい仕事といえるでしょう。

平均年収367万円
役に立つ資格・コンタクトセンター検定(コン検)
・電話応対技能検定
・ビジネス電話検定
向いている人・丁寧な対応に自信がある人
・人の役に立つことが好きな人
・傾聴力がある人

出典:厚生労働省「コールセンターオペレーター – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

まとめ

この記事では、ニートが正社員に受からない理由や対処法を紹介しました。

就職成功率を高めたい方は、次の6つのポイントを意識してみてください。

  • 「未経験OK」の求人に応募する
  • 自分に合った仕事を知る
  • 資格勉強を始める
  • 複数の就職サービスを併用する
  • 学校卒業後3年以内の人は「新卒枠」にも応募する
  • 正社員就職を目指す人が集まるコミュニティに入る

しっかりと対策すれば正社員就職の道は開けるので、まずは諦めずに就職活動を続けていきましょう。

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ABOUT US
池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」