
「フリーターと正社員、どちらの働き方が自分にとって幸せなんだろう」と考えたことはありませんか。
働き方の選択は、価値観やライフスタイルによって変わるものです。そのため、どちらが幸せとは一概に言えません。大切なのは、自分に合った働き方を選ぶことです。
本記事では、フリーターと正社員それぞれのメリットとデメリットを詳しく解説しています。
さらに、どちらを選んでも後悔しないためのポイントも紹介しています。
ぜひ最後までご覧ください。
この記事の目次
フリーターと正社員はどちらが幸せ?
フリーターと正社員のどちらが幸せかは、個人の価値観によります。
幸せの感じ方は人それぞれですが、一般的には次のように分けられます。
フリーターの方が幸せな人
- 好きな時間に働きたい
- やりたいことを最優先させたい
正社員の方が幸せな人
- 安定した収入が欲しい
- 社会的信用を重視したい
まずは、自分がどのような生き方をしたいのかを明確にします。
そして、あなたにとっての幸せは何かを考え、それにあった働き方を選ぶと幸福度が高くなるでしょう。
フリーターのメリット5選
フリーターには「将来が不安」「収入が安定していない」というネガティブな意見がありますが、正社員にはない魅力が多くあるのも事実です。
フリーターのメリットを5つ紹介します。
- 働く時間や場所を自由に決められる
- 正社員に比べて責任が軽い場合が多い
- 収入を自由に増やせる
- さまざまな経験を積む機会が得られる
- 短期間で仕事が変えられる
1. 働く時間や場所を自由に決められる
フリーターの大きな魅力は、自分のライフスタイルに合わせて働けることです。
例えば以下のように、働く時間や場所を自由に選びたい人にとっては、フリーターの方が幸せと言えるでしょう。
- 朝はゆっくり寝たいから、午後から働きたい
- 趣味に時間を使いたいから、週3日だけ働きたい
- カフェや旅行先で自由に働きたい
正社員は決められた時間や曜日、場所で働くのが一般的ですが、フリーターの場合は自分の生活に合わせて仕事を選べます。
近年ではリモートワークが可能な仕事も増えているため、旅行先や外出先で仕事をするなど、さらに柔軟な働き方が可能です。
2. 正社員に比べて責任が軽い場合が多い
フリーターは正社員よりも仕事の責任が比較的軽いため、ストレスを感じにくいメリットがあります。主に以下の点が該当します。
- 会社の売上や経営方針に関わるプレッシャーが少ない
- 長期的な業務や重要なプロジェクトを任せられることが少ない
- キャリアパスが限定的なため、責任の重いポジションに付くことが少ない
正社員は組織の一員として業務に関わるため、責任範囲が広く、場合によっては部下の指導や管理業務も含まれます。
一方で、フリーターは正社員のサポートとして働く場合が多いため、正社員よりも心身の負担が少ないのが特徴です。
3. 収入を自由に増やせる
働き方次第で収入を自由にコントロールできるのも、フリーターの利点です。
例えば、シフトを増やしたり、掛け持ちしたりして収入を増やしたり、時給の高い仕事を選んで効率よく稼いだりできます。
正社員は基本的に固定給ですが、フリーターの場合は「今月は出費が多いから、シフトを増やす」「年末年始の特別手当がつく時期にまとめて働く」など、収入と働き方を自由に調整できるのがメリットです。
また、深夜勤務や期間限定の高時給バイトを活用すると、短期間でまとまったお金を稼ぐことも可能です。
4. さまざまな経験を積む機会が得られる
フリーターの場合は、異なる業界や職種を柔軟に経験できるのが強みです。
例えば「次は飲食や販売の仕事をしてみたい」「今は時間があるので、短期間のイベントスタッフを経験してみたい」といった働き方が可能です。
正社員の場合、1つの会社に長く勤めることが求められますが、フリーターの場合は「気になったらやってみる」「合わなかったら別の仕事に挑戦する」という選択がしやすいのがメリットといえます。
将来を考えながら、さまざまな仕事を経験したい人にとって、フリーターはおすすめの働き方です。
5. 短期間で仕事が変えられる
正社員が転職する際は、時間と労力がかかりますが、フリーターの場合は比較的簡単に新しい仕事へチャレンジできます。
フリーターは短時間でも働ける場合が多いため、以下のように仕事を選べるのが一般的です。
- 職場環境や人間関係が合わなかったら、すぐに別の仕事を探せる
- 短期のバイトを利用して、興味のある仕事を体験できる
正社員の場合「今の仕事が合わない」「他の会社で働いてみたい」と思っても、希望の部署に必ず異動できるわけではなく、転職のハードルも高めです。
しかし、フリーターの場合はすぐに新しい職場へ移れます。自分に合った仕事を見つけやすいのも、フリーターならではの魅力といえるでしょう。
フリーターのデメリット5つ
フリーターは自由な働き方ができる反面、長期的に見るといくつかのデメリットがあります。
フリーターを選択する際に、気をつけるべきポイントを5つ解説します。
- 雇用が安定していない
- 収入が低く昇進しづらい
- 社会的信用が低い
- スキルアップやキャリア形成が難しい
- 結婚が難しい可能性がある
1. 雇用が安定していない
フリーターの最大のデメリットは、仕事を突然失って収入が途絶える可能性があることです。
例えば、業績の悪化などでシフトを急に減らされたり、契約終了にされたりするかもしれません。また、景気の影響を受けやすいため、不況時に仕事が見つかりにくいデメリットもあります。
正社員の場合、会社の業績が悪化してもすぐに解雇されるケースはあまりありません。しかし、フリーターの場合は契約を簡単に打ち切られる恐れがあります。
また、体調不良やケガで働けなくなった場合の補償も少ないため、突然の収入減に対して常に備える必要があります。
2. 収入が低く昇進しづらい
フリーターは時給制の仕事が多く、長く続けても収入が上がりにくいデメリットがあります。
主な理由は次のとおりです。
- 時給が一定で、昇給のチャンスが少ない
- ボーナスや退職金がないため、長期的に見ると収入が低い
- 長年働いても、キャリアアップの道が限られている
正社員の場合、昇給や昇進による年収アップが期待できます。しかし、フリーターは同じ仕事を続けても、収入が大きく増えるケースはほとんどないのが現実です。
将来的に生活レベルを上げることが難しいため、老後の資金が不足するリスクもあります。
3. 社会的信用が低い
社会的信用が低く、多くの場面で不利になりがちなのもフリーターの弱点といえます。例えば、以下の状況で悩むフリーターは多いのではないでしょうか。
- クレジットカードの審査に通らないことがある
- 賃貸契約で保証人を求められる場合が多い
- ローンを組みづらいため、家や車の購入が難しい
フリーターの収入は安定しないため、金融機関や不動産会社からの信用が低くなりがちです。
特に、1人暮らしをしたい場合や、将来的にマイホームや車を持ちたいと考えている人には大きなデメリットになります。
4. スキルアップやキャリア形成が難しい
フリーターは専門的なスキルが身につきにくく、キャリアアップが難しいという問題があります。
多くのフリーターが抱える悩みは次のとおりです。
- アルバイトの場合は単純作業が多く、スキルが身につかない
- フリーターの経験が長いと、正社員に転職しづらい場合がある
- 職歴に強みを作りづらい
プログラミングやデザイナーなどの専門知識があると、フリーランスとして活躍できる道もあります。しかし、一般的なアルバイトの場合は、キャリア形成につながらないケースがほとんどです。そのため、将来のために何かしらのスキルを身につける必要があります。
5. 結婚が難しい可能性がある
不安定な収入と社会的信用の低さが原因で、フリーターは結婚するのが難しい可能性があります。2人の気持ちが固まっている場合でも、親や親戚、世間の目が気になるケースも多いのです。
具体的には次のように思われるリスクがあります。
- 家庭を支える経済力がないと思われる
- 収入が安定していないため、パートナーやその家族が不安に感じる
- 住宅ローンや賃貸契約の審査が通りづらいため、家を持つハードルが高い
- 「フリーターでこの先大丈夫?」という周囲のプレッシャーを受けやすい
「安定した収入があること」は、結婚を考える際に重要視されるポイントの1つです。
パートナーやその家族が、結婚相手の職業や経済状況を気にするケースは多いため、フリーターという働き方がマイナスに評価される場合もあります。
正社員のメリット5選
正社員になると、安定した雇用やキャリアアップのチャンスなどのメリットが多くあります。
フリーターと比較すると将来的な安心感があるため、収入や社会的信用の面でも優遇されやすいのが特徴です。
本章では、正社員のメリットを5つ詳しく解説します。
- 安定した収入が得られる
- 雇用が保障されている
- 福利厚生が充実している
- 社会的信用が高い
- 会社で専門的なスキルを習得できる
1. 安定した収入が得られる
正社員の最大のメリットは、毎月決まった給与が支給されるため、収入が安定していることです。具体的には以下の3点が当てはまります。
- 固定給のため、勤務時間に関係なく一定の収入が得られる
- ボーナスや昇給のチャンスがある
- 長く働くと年収が上がる場合があり、将来的な資産形成がしやすい
収入が大きく変動するリスクがないため、生活設計を立てやすいのが魅力です。また、ボーナスや各種手当のある企業に入社すると、フリーターと比較して年収の差が大きく開くのもポイントといえるでしょう。
2. 雇用が保障されている
正社員は会社が倒産したり、大規模なリストラが行われたりしない限り、簡単に解雇されないメリットがあります。例えば、契約期間の制限がなく、基本的に長く働ける点や、業績が悪化しても、すぐに職を失うリスクが低いのが大きな利点です。
フリーターの場合は、契約満了の理由で急に雇い止めされる可能性があるため、常に仕事を探し続ける必要があります。しかし、正社員の場合は「来月の収入がない」という不安を抱えるケースは少なく、安定したキャリアを築けるのが大きな強みです。
3. 福利厚生が充実している
正社員は、健康保険や厚生年金などの福利厚生が手厚いため、将来的にも安心感があります。
主に次の制度によって守られているのが一般的です。
- 社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険)に加入できる
- 企業によっては住宅補助や家族手当、交通費支給などの手当がある
- 有休や産休、育休などの休暇制度が整っている
正社員の場合、会社が社会保険を一部負担してくれるうえ、フリーターよりも将来の年金額が多くなるのがメリットです。また、企業によっては食事やレジャー関連の補助も設けているため、長期的に見て働きやすい環境が整っています。
4. 社会的信用が高い
正社員は金融機関や不動産業者などからの社会的信用が高いため、さまざまな点で優遇されやすいのがポイントです。例えば「クレジットカードやローンの審査に通りやすい」「賃貸契約や住宅ローンの申し込みがスムーズに進みやすい」という点が主な理由です。
フリーターの場合は収入が不安定と見なされるため、クレジットカードや住宅ローンの審査に通りづらいと言われています。しかし、正社員の場合は、そのような不安が少なくなります。
特に、マイホームや車の購入を考えている人にとって、社会的信用の高さは大きな強みになるでしょう。
5. 会社で専門的なスキルを習得できる
正社員として働くと、業務を通じて専門的なスキルを身につけられるため、キャリアアップできるチャンスがあるのも魅力です。
具体的には次の方法でスキルが身につけられます。
- 仕事の経験を積みながら、実務的なスキルを習得できる
- 研修や社内制度を活用しながら、自分の市場価値を高められる
フリーターはサポート業務や単純作業が多く、キャリアアップの道が限られています。一方で、正社員の場合は長期的にスキルを磨きつつ、専門職や管理職への道を目指せるのが大きな利点です。
また、企業によっては資格取得支援制度も用意されているため、スキルアップの環境が整っているのも強みといえるでしょう。
正社員のデメリット5つ
正社員は安定した収入や社会的信用が得られる一方で、ストレスを感じやすい状況が多いのが欠点です。
ここでは、正社員のデメリットを5つ解説します。
- 異動や転勤の可能性がある
- 勤務時間や業務内容を自由に決められない
- 長時間労働になる可能性がある
- 仕事に対する責任が重い
- スキルが会社特有のものになりやすい
1. 異動や転勤の可能性がある
正社員は、会社の都合で異動や転勤を命じられる場合があります。そのため、自分の意志とは関係なく、担当業務や働く環境を変えなければいけないのがデメリットです。
多くの正社員が以下の状況で悩んだ経験があるのではないでしょうか。
- 希望していない部署に異動させられるケースがある
- 勤務地が変わると、生活環境が大きく変わる
- 家族を伴う転居や単身赴任など、転勤が負担になることもある
企業によっては全国転勤や海外赴任があるため、将来のライフプランを立てにくい課題があります。
転勤のリスクを避けるには「転勤のない企業を選ぶ」「地域限定社員として働く」などの工夫が必要です。
2. 勤務時間や業務内容を自由に決められない
正社員は決められた勤務時間や業務内容の中で働く必要があるため、自由に働くのが難しいという欠点があります。
正社員の一般的な働き方は次のとおりです。
- 勤務時間を自由に変えるのが難しい(週5日勤務が基本)
- 希望しない仕事も任される可能性がある
- フリーターのように、辞めてすぐ別の仕事に変えるのが難しい
フリーターの場合は「週3日勤務」や「午後だけ働く」などの選択が可能です。しかし、正社員は基本的にフルタイム勤務が求められるため、自由度が低くなります。
また、自分の希望とは異なる仕事を任される場面も多いため、理想と現実のギャップを感じるケースもあるでしょう。
3. 長時間労働になる可能性がある
正社員はフリーターよりも業務量が多いため、長時間労働になりがちです。
繁忙期は残業や休日出勤が発生する可能性があるうえ、仕事のプレッシャーで精神的に疲れるケースも多いでしょう。
残業が多い業界や職種、部署の場合は、ワークライフバランスを崩しやすくなる可能性があります。
「最近は夜中まで残業することが多い」「休みの日も仕事のことを考えてしまう」といった状況になるとストレスが溜まりやすく、心身の健康に影響を及ぼすかもしれません。
4. 仕事に対する責任が重い
正社員はフリーターに比べて仕事に対する責任が重いため、心が疲弊する場面が多くあります。以下の状況に直面した際「圧力を感じて心が折れそう」「気が滅入る」と思った経験はありませんか。
- 業績や成果を求められる
- ミスをすると、会社に大きな影響を与えることがある
- 部下や後輩の指導を任される場合もある
売上目標の達成を求められたり、メンバーの指導や管理を任されたりした場合は、プレッシャーを感じてつらいと思うかもしれません。
また、責任の重さが原因で精神的な負担が増加し、ストレスや疲れを感じやすくなる恐れがあります。
5. スキルが会社特有のものになりやすい
正社員として同じ会社で長く働くと、その会社でしか通用しないスキルが多く身についてしまい、転職が難しくなるケースがあります。
具体的には、以下の場合が当てはまります。
- 社内向けの業務が多く、転職市場で評価されにくい
- 会社独自のシステムやルールに慣れすぎてしまう
特に、大企業や老舗の企業では、社内の業務に特化しすぎると「このスキルは他社では使えない」と転職時に言われる可能性があります。
スキルの汎用性を高めるためには、業務の中で専門知識を磨いたり、副業や資格取得を通じて市場価値を高めたりすることが大切です。
フリーターとして幸せに生きるポイント
フリーターは自由な働き方ができる一方「このままで大丈夫だろうか」と将来に不安を感じるかもしれません。
本章では、フリーターとして幸せに生きるための2つのポイントを紹介します。
- 収入を安定させる
- スキルアップを目指す
収入を安定させる
フリーターのデメリットの1つは収入が不安定になりやすいことですが、安定した収入を確保できると安心して幸せに生きられます。
収入を安定させる方法は次のとおりです。
- 時給の高い仕事を選ぶ
- 複数の仕事を掛け持ちしてリスクを分散する
例えば、時給の高い夜勤の仕事と短期の高時給バイトを組み合わせると、正社員並みの高収入を得ることも可能です。
また、スマホ代やサブスクを見直したり、自炊を増やしたりして固定費を減らすと、より経済的に安定した生活につながります。
スキルアップを目指す
スキルを磨くと将来の選択肢が広がるため、フリーターとして幸せに生きられます。
スキルアップのためにできることは以下のとおりです。
- 職種を変えながら多くの経験を積む
- 資格を取得して、将来のキャリアにつなげる
- 人脈を広げて、新しい仕事のチャンスを増やす
多くの経験が得られると仕事の選択肢が広がるため、成長を実感しながら自分らしい働き方を選べます。
また、プログラミングやデザインなどのスキルを身につけると、高収入の仕事に就きやすくなるメリットもあります。
正社員として幸せに生きるポイント
会社員として働くと、安定した収入や社会的信用が得られる一方で、仕事のストレスや自由度の低さに悩む場面も多いと言われています。
ここでは、会社員として幸せに生きるポイントを2つ説明します。
- 中長期的な目標を設定する
- ワークライフバランスをうまく調整する
中長期的な目標を設定する
正社員としての働き方に満足感を得るためには「何のために働くのか」を明確にすることが大切です。そのため、以下のように中長期的な目標を具体的に設定しましょう。
- 3年後にはチームリーダーになり、年収を50万円アップさせる
- 5年以内に転職し、より働きやすい環境を手に入れる
- 資格を取得して、専門スキルを身につける
ただ漠然と働いていると「生活が安定していても幸せではない」と感じるかもしれません。
中長期的な目標を持つと仕事への意欲が高まり、充実した日々を送れるでしょう。
ワークライフバランスをうまく調整する
仕事とプライベートのバランスをしっかり取るように心がけると、心身のリフレッシュができるため、正社員として幸せに生きられます。
次のように時間を使うと、心身の健康や生産性の向上につながるでしょう。
- 仕事の優先順位を決めて、効率よく働く
- 休日はしっかり休んで、趣味や家族、友人との時間を大切にする
- フレックスタイムやリモートワークを活用して、柔軟な働き方を取り入れる
会社員の最大のデメリットは、仕事の負担が大きくなりやすいことです。そのため、仕事とプライベートのバランスをうまく取ると、正社員の強みである「安定」を活かしながら充実した人生を過ごせます。
まとめ
フリーターと正社員それぞれメリットやデメリットと、どちらを選んでも幸せになれる方法を解説しました。
「自由を求めつつ柔軟な働き方を求めるならフリーター」「安定やキャリアを重視するなら正社員」と、自分の価値観に合った働き方を選ぶと幸せになれます。
どちらを選んでも後悔しない選択ができるかが大切です。
理想の生き方や将来の生活設計を考えつつ、自分はどちらが合っているか、どちらが幸せになれるかを考えてみましょう。




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