
「フリーターでも結婚できるのかな?」と不安をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
こちらの記事では、フリーターが結婚した後に必要になる費用や、フリーターが結婚率を上げるポイントを解説しております。
将来的に結婚を考えているフリーターの方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。




この記事の目次
フリーターで結婚できるかは相手次第
結論から言いますと、フリーターが結婚できるかどうかは、交際相手の価値観や考えによって変わります。
フリーターの一番の懸念事項は経済的に不安定な点ですが、「金銭面は自分が頑張って支えればいい」と相手が考えれば、フリーターであっても結婚は可能でしょう。
また、将来的に子供が欲しいか否かという点によっても、捉え方が大きく異なってきます。
子育てには、多額のお金が必要になるからです。もし「子供は欲しくない」という相手であれば、自分たちに必要なお金さえあれば生活はできるため、フリーターでも結婚のハードルは下がります。
子育てにかかる費用については「フリーターが結婚後に必要になるお金は3つ」で後述するので参考にしてください。
ただ、交際相手が認めてくれたとしても、相手の家族や親族がフリーターとの結婚を快く思わない場合もあります。
年齢層が高いほど正社員や大企業勤務といった安定性を好み、世間体も気にする傾向があるためです。
そんな親世代が子供の幸せを願う一心で、フリーターとの結婚を許さないケースは少なくありません。
繰り返しになりますが、相手やその両親の捉え方次第ではフリーターが結婚できる可能性もあります。しかし実際には、フリーターが結婚を許される相手に出会う確率は高くはないと言えるでしょう。
その原因は、フリーターが給与を含め、さまざまな面で正社員よりも不安定な立場に置かれているからです。
フリーターの結婚率は?
労働政策研究・研修機構の調査によると、フリーターの結婚率は、20代後半男性が7.4%、20代後半の女性が39.1%です。
以下の表は、正社員とフリーターの結婚率を男女別に比較したものです。
◆男性における正社員とフリーターの結婚率
年代 | 男性(正社員)の結婚率 | 男性(フリーター)の結婚率 |
---|---|---|
20~24歳 | 8.6% | 2.6% |
25~29歳 | 31.7% | 7.4% |
30~34歳 | 57.8% | 13.6% |
40~44歳 | 73.9% | 24.7% |
◆女性における正社員とフリーターの結婚率
年代 | 女性(正社員)の結婚率 | 女性(フリーター)の結婚率 |
---|---|---|
20~24歳 | 3.3% | 10.9% |
25~29歳 | 19.7% | 39.1% |
30~34歳 | 43.3% | 63.2% |
40~44歳 | 57.6% | 82.1% |
参考:(独)労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状② 平成24年版「就業構造基本調査」より」
男性正社員は40代前半で結婚率が7割を超えるのに対し、フリーターは3割未満にとどまります。
一方、女性はどの世代でもフリーターの結婚率が高い傾向にあります。。
フリーターのままだと結婚しづらい理由
フリーターでも結婚はできますが、正社員よりは結婚しづらいと言われています。
ここでは、フリーターが結婚しづらいと言われる4つの理由について解説します。
なぜフリーターのままだと結婚がしづらいのか、その背景を知り、自分にとって最適な選択を考えてみましょう。
お金の工面が大変そうだと相手から思われるから
フリーターのままだと結婚しづらい理由は、お金の工面が大変そうだと相手に思われるからです。
以下の表は、学歴別に正社員とフリーターを含む非正社員の生涯賃金の差を示しています。
◆正社員の生涯賃金の違い
最終学歴 | 男性(正社員)の生涯賃金 | 女性(正社員)の生涯賃金 |
---|---|---|
大卒 | 2億5,150万円 | 2億190万円 |
高卒 | 2億880万円 | 1億5,440万円 |
◆フリーターを含む非正社員の生涯賃金の違い
最終学歴 | 男性(非正社員)の生涯賃金 | 女性(非社員)の生涯賃金 |
---|---|---|
大卒 | 1億4,750万円 | 1億2,050万円 |
高卒 | 1億2,950万円 | 1億810万円 |
参考:労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計2024」
正社員は非正社員より生涯賃金が高く、特に男性でその差が顕著です。
男性の大卒正社員と高卒非正社員の差は約1億2,200万円にのぼり、雇用形態が収入に大きく影響していることが分かります。
生涯賃金に大きな差があることで「フリーターだと将来のお金の工面に苦労しそう」と相手に思われてしまうと、結婚をためらわれるかもしれません。
収入の不安定さが相手にとってプレッシャーとなるから
フリーターのままだと結婚が難しくなるのは、収入の不安定さが相手の負担になる場合があるためです。
例えば、フリーターの収入が不安定になりやすい状況は以下のとおりです。
- 契約打ち切りやシフト削減により収入が減る
- ボーナスや昇給がほとんどないため、安定的に収入を増やしにくい
- 病気やケガで働けなくなり、その期間の収入が途絶える
収入が少なくなると、相手側は次のような不安を抱えやすくなります。
- 相手の収入が途絶えた際、自分が家計を支えなければならない
- 住宅ローンやマイホーム購入が難しくなる
- 病気や急な出費に対応する余裕がない
こうした収入の不安定さが相手にとって負担となり、フリーターとの結婚に踏み切れないのです。
フリーターの結婚や婚活について知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
相手の親が反対する場合があるから
フリーターが結婚しづらい理由として、相手の親が反対する場合があるからです。
結婚相手同士が納得していても、親や家族が同じように受け入れてくれるとは限りません。
親が結婚を心配するのは、主に以下のようなことです。
- 生活が安定せず、将来困るのではないか
- この先の人生をしっかり考えていないのではないか
- 結婚や家庭を支える覚悟が足りないのではないか
親は子どもの幸せを思うからこそ、結婚相手に経済的な安定を求める傾向にあります。
結婚相手のフリーターが将来を考えていなかったり、貯金を貯めていなかったりすると、親が不安になるのは当然でしょう。
結婚を考える際には親の心配にどう向き合うかも考えなければなりません。
相手が正社員であれば価値観の違いが生まれやすいから
結婚相手が正社員の場合、価値観の違いが生じやすいと考えられます。
フリーターは収入が不安定で毎月の貯金も限られるため、将来の見通しを立てにくい傾向があります。
一方、正社員は安定した収入があり貯金もしやすいため、将来の計画を立てやすいでしょう。
正社員は将来に向けて現実的に考えられるからこそ、フリーターとの間で価値観のズレが生まれやすくなるのです。
浪費しがちなフリーターだと、正社員のパートナーにとって不安の原因になりかねません。
こうした価値観のズレが結婚後の生活や家計に影響するため、事前の話し合いが大切です。

フリーターが結婚後に必要になるお金は4つ
フリーターが結婚相手としてポジティブに捉えられない一番の原因は、経済的に安定していないことです。
フリーターは正社員に比べて昇給額が少なく、ボーナスの面でも大きな差があります。
また、非正規という雇用形態のため、比較的簡単に解雇が可能な存在であることも影響しているでしょう。
では、実際に結婚した場合、どのような費用が必要なのか見ていきましょう。
結婚後のマネープランを把握することで、フリーターを継続するか否かを決定する判断材料になるはずです。
金銭的に一定の余力を持つことは心にも余裕も生み、結婚後の生活を円満に送る大切な要素になるので、しっかりと考えてみて下さい。
それでは、結婚後に必要になる主なお金について解説していきます。主な費用は、以下の3つです。
- 一般的な生活費
- 子育てに必要な学費
- 場合によって必要になる介護費
1つずつ解説していきます。
一般的な生活費
「生活費」とは、文字通り生活のために必要になるお金です。
切り詰めれば節約は可能ですが、ある程度の余裕がなければ疲弊してしまい、結婚生活に影響を及ぼしかねません。そこで本記事では、日本人の平均的な家庭の生活費を軸に考えることとします。
総務省の「家計調査年報(家計収支編)」によれば、2020年の2人以上の世帯消費支出は以下のようになります。
費目 | 支出(円) |
---|---|
消費支出 | 277,926 |
食料 | 80,198 |
住居 | 17,374 |
光熱・水道 | 21,836 |
家具・家具用品 | 12,708 |
被服および履物 | 21,836 |
保健医療 | 14,296 |
交通・通信 | 14,296 |
教育 | 10,293 |
教養娯楽 | 24,987 |
その他 (交際費、仕送り等) | 47,088 |
表の通り、まず生活費全体で月々必要な金額は、平均で約28万円です。
厚生労働省の調査によれば、非正規雇用の月額の平均賃金は男性で約19万円、女性で約17万円であることから、仮にフリーター同士で結婚する場合は、かなり切り詰めなければならないでしょう。
性別 | 年収 | 月換算 |
---|---|---|
男性 | 266万円 | 18.9万円 |
女性 | 200万円 | 16.7万円 |
また、注意しなければならないのが、このデータはあくまで全国の平均値であることです。
特に「住居」の項目については、持ち家か賃貸かで大きく値が異なるでしょう。
さらに賃貸の場合、都市圏と地方でも金額が変わってきます。
東京都の2LDKの賃貸相場は23区外でも5万円を超えるので、東京に住みたい場合はさらにお金が必要になります。
【参考】アパマンショップ「東京都 二人暮らし向け賃貸マンションの家賃相場」
子育てに必要な学費
子供を持ちたい場合は、子育てにかかるお金も必要です。
子育ての費用は、生活費との切り分けが難しいため、明確な金額は算出できません。
そこで今回は、子供にかかる学費に絞って必要な金額を考えることとします。
文部科学省の調査によると、2018年における学種別の学習費総額は以下のとおりです。

【参考】「子供の学習費調査ー平成30年度子供の学習費調査(5p)」
上図をもとに、幼稚園から高等学校まで通った場合の学習費の総額を計算すると、以下のようになります。
- すべて公立の場合:542万円
- すべて私立の場合:1830万円
さらに上記の金額を元に子供が18歳で自立すると仮定して、18年間の平均で月々の負担額がいくらになるか計算してみましょう。
総額 | 1年あたり | 1ヶ月あたり | |
---|---|---|---|
すべて公立 | 542万円 | 30万円 | 2.5万円 |
すべて私立 | 1830万円 | 102万円 | 8.5万円 |
すべて公立へ通わせたとしても、子供一人あたり月々2.5万円の学費が必要なことが見えてきました。
子供が大学に進学する場合は、さらに総額は高くなります。
また、上記の金額には部活動や習い事の費用は含まれていないので、子供が希望すればさらに金額は膨らむでしょう。
繰り返しになりますが、この金額はあくまで「学習」にかかる費用のみであり、養育費は別途必要です。
場合によって必要になる介護費
結婚をすれば、自分の親だけでなく結婚相手の両親の介護費用についても、将来を見据えて考えておかなければなりません。
さらに先の将来を考えれば、親世代だけでなく、自分自身や結婚相手の介護が必要になることもあるでしょう。
介護が必要になれば、介護サービスを利用したり介護施設に入ったりする費用が発生します。
また、家で介護をする場合でも、介護器具など環境を整えるだけでそれなりの資金が必要になります。
生命保険文化センターによれば、介護を始めるにあたって必要な一時費用(住宅改造や介護用ベッドの購入など)は次のようになります。

【参考】生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査(p96)」
令和3年の調査結果では、一時金だけで平均74万円もの費用がかかっています。
さらに月々の介護にかかる費用についても次の図のように表され、令和3年では平均月額8.3万円もの介護費用が算出されています。

【参考】生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査(p96)」
ゆとりある老後を過ごすための生活費
結婚後に必要になるのは、ゆとりある老後を過ごすための生活費です。
老後の資金が足りなくなると、相手の貯蓄に頼らざるを得なくなります。
共に老後資金を使うことで、早く底をつくリスクが高まるでしょう。
厚生労働省の調査によると、正社員が定年する際の平均退職金支給額は1,000万円以上とわかりました。
具体的な数値は、以下の表のとおりです。
学歴・職種 | 退職金(勤続20年以上かつ45歳以上の退職者) |
---|---|
大学・大学院卒(管理・事務・技術) | 1,896万円 |
高校卒(管理・事務・技術職) | 1,682万円 |
高校卒(現業職) | 1,183万円 |
参考:厚生労働省「令和5年就労条件総合調査概況」
フリーターは退職金をもらえない場合がほとんどなので、貯金をコツコツと貯めておかなければなりません。
退職金がもらえなくて困ったフリーターの方は、年金額を増やすのをおすすめします。
社会保険に加入しているフリーターは将来もらえる年金額が増えるため、老後はゆったり過ごせる場合が高まるでしょう。
国民年金にのみ加入しているフリーターの場合、65歳から受け取れる年金は月約6.6万円です。
一方、社会保険に加入している会社員は、国民年金に厚生年金分が加算されるため、平均で月約14.6万円受け取れます。
社会保険は勤務時間や日数が基準を超えていなければ加入できません。
ゆとりのある老後を過ごしたい方は、体が動くうちにしっかり働いて老後に備えておきましょう。
フリーター同士が結婚するメリット・デメリット
フリーター同士で結婚を検討している方もいるでしょう。
ここでは、フリーター同士が結婚するメリット・デメリットを紹介します。
結婚後の生活をイメージしながら、自分たちにとって最適な選択を考えてみてください。
メリット1:休みを合わせやすい
フリーター同士で結婚する場合、休みを合わせやすいのがメリットです。
平日の日中に予定を入れたり、旅行のための連休が取れたりなど、時間の融通が利きやすくなります。
正社員は決まった休日が多く、急な予定変更がしにくい傾向があります。
特に、繁忙期には休日出勤や突発的な業務が入り、プライベートの予定を調整せざるを得ない場面も出てくるでしょう。
フリーターならお互いの働き方に合わせてスケジュールを組みやすいため、比較的自由にプライベートの時間を確保できます。
デメリット1:貯金がたまりづらい
フリーター同士で結婚した場合、貯金がたまりづらいのがデメリットです。
以下の表は、正社員同士とフリーターを含む正社員以外の夫婦の給与を比較したものです。
◆正社員同士の夫婦がもらえる1ヶ月の給与
年代 | 男性 | 女性 | 合計 |
---|---|---|---|
20代前半 | 23万2,200円 | 22万4800円 | 45万7,000円 |
40代前半 | 38万200円 | 29万6,600円 | 67万6.800円 |
60代前半 | 37万2,400円 | 29万400円 | 66万2,800円 |
◆正社員以外(フリーターを含む)の夫婦がもらえる1ヶ月の給与
年代 | 男性 | 女性 | 合計 |
---|---|---|---|
20代前半 | 20万2,000円 | 18万9,800円 | 39万1,800円 |
40代前半 | 24万5,600円 | 20万7,600円 | 45万3,200円 |
60代前半 | 28万5100円 | 20万8,900円 | 49万4,000円 |
参考:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 雇用形態別にみた賃金」
例えば、40代のフリーター同士では、正社員との合計額の差は約22万円にもなります。
全体的に見ても、フリーターの収入は横ばいで貯蓄を増やしにくい状況です。
デメリット2:社会的な信用度が低くなりやすい
フリーターは社会的信用が低く、住宅や車のローンを組んだり、クレジットカードを作れない場合があります。
フリーターが正社員に比べて平均年収が低いことや、解雇が容易であることから、安定的な収入が見込めないと捉えられてしまうためです。
ローンが組めないことで、住宅や車などは何十年と貯金してからでないと購入できなくなってしまいます。
また、住宅ローンを組むと所得税控除が受けられる制度があり節税に効果的ですが、ローンが組めないフリーターはこのような優遇制度も利用できません。
フリーターの彼女と結婚するメリット・デメリット
結婚を考えるうえで、相手の働き方や収入の安定性は大切なポイントです。
ここでは、フリーターの彼女と結婚するメリット・デメリットを紹介します。
それぞれの特徴を理解し、将来の生活設計を考えていきましょう。
メリット1:家事や子育てを女性にまかせられる
フリーターの彼女と結婚すると、家事や子育てを女性にまかせられます。
正社員よりも働く時間を調整できるため、家庭に時間を費やす働き方が可能です。
例えば、相手がフリーターなら、子どもの送り迎えや急な体調不良にも対応しやすくなります。
正社員と違って残業や転勤の影響を受けにくいからこそ、安定して家のことを任せられるでしょう。
このように、家事や子育てを女性が担えば、男性は仕事に専念しやすい環境を整えやすくなります。
デメリット1:余裕のある生活ができない場合がある
フリーターの彼女と結婚すると、収入を大きく増やせない場合があります。
特に子育て中は出費が増えるため慎重なやりくりが必要です。
以下の表は、正社員夫婦と男性正社員・女性非正社員の給与の違いを示したものです。
◆正社員同士の夫婦がもらえる1ヶ月の給与
年代 | 男性(正社員) | 女性(正社員) | 合計 |
---|---|---|---|
20代前半 | 23万2,200円 | 22万4,800円 | 45万7,000円 |
40代前半 | 38万200円 | 29万6,600円 | 67万6,800円 |
60代前半 | 37万2,400円 | 29万400円 | 66万2,800円 |
◆男性正社員・女性正社員以外の夫婦がもらえる1ヶ月の給与
年代 | 男性(正社員) | 女性(正社員以外) | 合計 |
---|---|---|---|
20代前半 | 23万2,200円 | 18万9,800円 | 42万2,000円 |
40代前半 | 38万200円 | 20万7,600円 | 58万7,800円 |
60代前半 | 37万2,400円 | 20万8,900円 | 58万1,300円 |
参考:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 雇用形態別にみた賃金」
女性がフリーターの場合、正社員夫婦よりも世帯収入が低く、支出次第では経済的な余裕が持ちにくくなるでしょう。
デメリット2:男性一人の稼ぎに頼られる場合がある
フリーターの彼女と結婚すると、男性一人の稼ぎに頼られやすいのがデメリットです。
女性に貯金がないと、男性の負担が増えてしまいプレッシャーを感じやすくなるでしょう。
以下の表は結婚時の就業状況についてあらわしていますが、共働きの正社員夫婦が多いとわかります。(妻の調査時年齢が50歳未満の初婚同士の夫婦が対象)
西暦 | 夫(正社員)と妻(パート) | 夫(正社員)と妻(正社員) |
---|---|---|
2002年 | 12.5% | 61.1% |
2010年 | 15.9% | 59.7% |
2021年 | 20.5% | 60.9% |
参考:国立社会保障・人口問題研究所「現代日本の結婚と出産 第16回出生動向基本調査」
現在は夫の収入だけに頼る家庭は少数派だからこそ、昔よりも「1人の力で家族を養っていかなければならない」というプレッシャーは少ないはずです。
ただ、女性がフリーターであれば正社員よりも収入が少なくなるため、家庭によっては生活がギリギリになる場合があります。
お互いが収入面や家事、育児を支え合いながら生活していくことに関しては、女性がフリーターであったとしても変わらないでしょう。
デメリット3:出産や子育て中は収入が減る場合がある
フリーターは、出産や子育ての期間中も、実際に働かなければ給料がもらえません。
正社員であれば、女性の場合は出産予定日の6週間前、出産後8週間の休暇が取得可能です。
休暇中は原則として給料は支払われませんが、給料の5〜7割に相当する給付金を、健康保険や雇用保険から受給できます。
また、男性も正社員であれば育児休暇が取得でき、こちらも勤務先の雇用保険から「育児休業給付」として、月給の5割から7割程度が受け取れる仕組みです。
フリーターは、このような制度を受けられるケースは稀なため、休んだ分だけ収入が減ってしまいます。
フリーターの彼氏と結婚するメリット・デメリット
フリーターの彼氏との結婚を考えている場合、経済面や将来のことが気になる方も多いでしょう。ここでは、フリーターの彼氏と結婚するメリット・デメリットを紹介します。
結婚後の現実を理解し、後悔しない選択をしましょう。
メリット1:女性は仕事に集中できる
フリーターの彼氏と結婚すると、女性は仕事に集中しやすいというメリットがあります。
共働きの場合は女性が家事を担うことが多くなりますが、夫がフリーターであればその負担を軽減できるでしょう。
令和4年の女性の就業者数は3,024万人と前年より22万人増加していますが、男性の就業者数は前年より12万人減少して3,699万人ほどでした。(参考:厚生労働省「令和4年の働く女性の状況」)
昔よりも女性の社会進出が当たり前になっています。
また、家計診断・相談サービスのオカネコが行った「結婚と子育てに関する意識調査」によると、夫が専業主夫の家庭は5.9%と、決して珍しい存在ではないとわかりました。
女性の就業者が増える中、フリーターの彼氏が家事や育児を担うことで、女性は仕事に集中しやすい環境が整います。
仕事に専念したい方にとって心強い存在となるでしょう。
メリット2:記念日やイベントを大事にしてもらえる
フリーターの彼氏と結婚すると、記念日や特別なイベントを大事にしてもらえるというメリットがあります。
フリーターはシフト制で働くことが多く、休みの調整がしやすいため、予定を柔軟に合わせることが可能です。
例えば、誕生日や結婚記念日、旅行の計画など、大切な瞬間をふたりで過ごしやすくなります。
特別な日にはしっかり時間を確保し、お祝いをする余裕が持てるでしょう。
ふたりの時間をしっかり持てることは、良好な関係を築くために重要です。
デメリット1:生活の豊かさは女性にゆだねられる
フリーターの彼氏と結婚した場合のデメリットは、生活の豊かさが女性にゆだねられることです。
以下の表は、男性と女性の生涯賃金の違いを学歴別にまとめたものです。
最終学歴 | 男性(正社員)の生涯賃金 | 女性(正社員)の生涯賃金 |
---|---|---|
大卒 | 3億2,730万円 | 2億5,650万円 |
高卒 | 2億6,610万円 | 1億9,430万円 |
参考:労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計2024」
大卒の女性正社員と男性正社員との生涯賃金の差は7,000万円にも及びます。
女性が出産や育児などで仕事を一時的に休む場合は収入が減ります。
生涯賃金にも差が出るのは当然と言えるでしょう。
また、課長以上の女性管理職がいる企業の割合は52.1%でした。
この数字は、約半数の企業で女性がキャリアアップしにくい環境であると受け取ることができます。(参考:厚生労働省「令和4年度雇用均等基本調査」)
ただし、そもそも女性社員がキャリアアップを望んでいない場合もあるため、昇進の機会が全くないとは言い切れません。
安定した生活を送るためには、昇進できる環境があってもなくても、女性自身がキャリアを積み、給与を上げていかなければならないでしょう。
デメリット2:男性が正社員で働けるか不安になる
フリーターの彼氏と結婚する際のデメリットのひとつに、男性が将来的に正社員として働けるのか不安を感じる点が挙げられます。
結婚前に「正社員になるつもり」と言っていたにもかかわらず、実際には就活をしていないと、将来に対する不安が大きくなるでしょう。
「特にやりたい仕事がない」「今は焦っていない」と話す場合は、すぐ正社員になる必要がないと思っている可能性があります。
ただ、年齢を重ねるほど正社員就職が難しくなる傾向にあります。
就職活動をしている様子がないと「本当に正社員として働けるの?」と疑問を持つことも増えるでしょう。
時にはパートナーが就職を後押しし、行動を促す役割を担う必要があるかもしれません。
デメリット3:周囲から心配される可能性がある
フリーターの彼氏と結婚すると、周囲から心配される可能性が高いでしょう。
収入の安定性や将来の生活設計が不透明であるため、友人や親、親戚から不安の声が上がることが考えられます。
友人や親に心配されやすい点は、以下のとおりです。
- 収入が不安定で結婚後の生活が成り立つのか
- 育児や教育費をしっかり確保できるのか
- 将来の貯蓄をどのようにしていくのか
- 親戚にどのように説明すればよいのか
結婚は本来おめでたいものですが、相手がフリーターだと素直に祝福しづらいと感じる人もいます。たとえ家族や友人が納得しても、世間から「本当に大丈夫?」と疑問を持たれることは少なくありません。
フリーターが結婚して後悔しないために考えること
いくら自分が信頼しているパートナーと結婚できたとしても、何らかの理由で後悔してしまうことが考えられます。
特にフリーターが結婚して後悔しないためには、以下のようなことを考えておくようにしてください。
- 結婚生活に向けて家事に慣れておく
- フリーターから正社員になる意識を持つ
- 自分がフリーターであることをパートナーに伝えておく
これらのことを考えないままフリーターの人が結婚してしまうと、将来的に後悔してしまう可能性も考えられます。
それぞれ詳しく解説します。
結婚生活に向けて家事に慣れておく
結婚生活は夫婦の共同作業の連続の日々です。
特に家事については、夫婦でうまく役割分担をできていないと、喧嘩の元になると言われています。
したがって、フリーターの人は結婚生活に向けて家事に慣れていくことを意識しましょう。
家事としては、基本的に掃除と洗濯と料理の3つができていれば、結婚生活を円満に進められると考えられます。
ただ、パートナーの考え方によって、どのレベルでの家事を求めているかが変わってきますので、2人で時間を作って結婚生活後の家事について話し合うこともおすすめです。
また、人によってはどうしても苦手な分野の家事があることも考えられます。
家事の得意不得意があることは人間である以上避けられませんので、あらかじめパートナーと自分の家事の得意不得意を伝えておくことも意識してみてください。
フリーターから正社員になる意識を持つ
結婚生活は様々な面でお金がかかってきます。特に将来的に子供が欲しいと考えているのであれば、安定したお金を稼ぐことが非常に重要になります。
したがって、フリーターの人が結婚をして後悔しないようにするためには、結婚を機に正社員になるという意識を持っておくことが大切です。
今はフリーターであっても生活していけるだけのお金を稼げていると考えているかもしれませんが、年齢を重ねてくるとフリーターを続けることは難しくなってくるとも言われていますので、将来の結婚生活においてお金に困るようになることもあるでしょう。
どれだけ相手を信頼し愛し合っている夫婦であっても、お金に困るようなことがあれば、喧嘩が増えてしまうかもしれません。
そうならないためにも、フリーターの人が結婚する場合は正社員になる意識を持っておいてください。
自分がフリーターであることをパートナーに伝えておく
もし自分がフリーターであることをパートナーに伝えられていない場合は、結婚する前にその事実を伝えておくようにしましょう。
もし結婚後にフリーターであることを告白するようなことがあれば、相手に対して強い不信感を持つだけでなく、場合によってはそれだけで離婚の危機になることすら考えられます。
自分がフリーターであることをパートナーに伝えるタイミングとしては、少なくともプロポーズ前であることが良いと考えられます。
プロポーズしてからフリーターであることを告白すると、相手にプロポーズを受けたことを後悔させてしまうことも考えられるため、できるだけ早く告白しておくことを意識しておくと良いでしょう。
フリーターが結婚をしやすくする3つのポイント
結婚対象としてのフリーターは、どうしてもネガティブに捉えられがちです。しかし、フリーターであっても相手に不安を抱かせず、結婚しやすくなるポイントがあるので紹介していきます。
「フリーターだけど、どうしても結婚したい相手がいる」「将来的には子供が欲しい」という人はぜひ参考にして下さい。
フリーターが結婚しやすくなるためのポイントは、次の3つです。
- 夢や目標を持っているフリーターでいる
- 生活のために家事能力を上げる
- 正社員就職をする
1つずつ解説します。
ポイント1:夢や目標を持っているフリーターでいる
夢や目標のために努力している人には魅力があり、「応援したい」「支えたい」と考える人もいるでしょう。ただし、行動が伴わず、夢を語っているだけでは意味がありません。
夢や目標が具体的であり、それを実現させるために行動していれば、応援してくれる人も現れるでしょう。
また、目標達成に期限を設けることも大切です。期限をはっきりさせることで、より必死に成果を求めるようになりますし、応援する側も安心できます。
夢を追う期限としては、20代までを目安にすると良いでしょう。なぜなら、フリーターから正社員への就職を目指す場合、30歳を境に就職率が落ち始めるためです。
労働政策研究・研修機構の調査によれば、非正規雇用から正社員へ転職できた人の割合は年齢別に次のように表されます。

【参考】独立行政法人 労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・ 職業能力開発の現状 ③」
上のグラフでは、男性の場合は30歳から、女性の場合は25歳から就職の成功率が落ち始めています。このデータからも、夢を追うのは20代までと期限を決めるのがおすすめです。
あらかじめ期限を決めておくことで、冷静に判断できる一助になるでしょう。
ポイント2:生活のために家事能力を上げる
家事能力を上げて、結婚相手の仕事をサポートする役割に徹するという考え方もあります。
男性にも女性にも「自分は仕事に専念し、家事はパートナーに任せたい」と思っている層が一定数いるからです。
また、家事のスキルが身につけば自炊で食費を抑えられますし、健康的な生活が送れます。
健康に関してはお金以上に大切な要素であり、パートナーの仕事のパフォーマンスにも影響します。
家事・炊事の重要性を理解・評価してくれる相手と出会えれば、結婚後の生活が安定する可能性はあります。
ただ、家事を担当する側は金銭を稼ぐことはできないため、経済力が相対的に弱くなる点には注意が必要です。
パートナーとの関係が良好であれば問題ないのですが、そうでなくなる可能性も考慮しておきましょう。
ポイント3:正社員就職をする
「フリーターでいたら結婚するのは厳しいかも」と感じる方は、思い切って正社員就職も考えてみましょう。
正社員になれば、フリーターとしての経済的な懸念事項をほぼ解消できます。
結婚相手や親族から信頼を得られやすくなるのはもちろん、ご自身の両親にも安心してもらえるでしょう。
結婚生活が不安なフリーターがやるべきこと
結婚生活に不安を感じているフリーターの場合は、以下のような行動を試してみてください。
- パートナーと将来について話し合う
- 家計の管理や将来のライフイベントの計画をする
- いつまでに正社員就職するか決める
それぞれ詳しく解説します。
パートナーと将来について話し合う
結婚生活が不安という気持ちを感じたら、まずはパートナーと相談をするのが第一優先です。
パートナーと将来について話し合うことで、自分の不安な気持ちが解消されやすくなるだけでなく、パートナーにとっても「この人は将来のことを真剣に考えてくれている」と感じられるため、より一層2人の関係性を強めることが期待できます。
例えば、フリーターで自分にお金がないことを不安に感じているのであれば、パートナーに相談をしてみることで、2人でお金の工面をどうしていくのかといった議論をすることもできるでしょう。
結婚生活は長い期間2人で手を取り合って生活していくことになります。
少しでも不安を感じたまま結婚をしてしまうと、やがて後悔することも少なくありませんので、パートナーと相談をすることを癖付けておくと良いでしょう。
家計の管理や将来のライフイベントの計画をする
特にフリーターの場合は、収入が安定しないといったデメリットがあります。
仮にフリーターのまま結婚をして2人で生活をしていくようなことがあれば、家計がうまく回らずに苦しい生活をすることが考えられます。
お金をうまくやりくりしていくことは、円満な結婚生活において重要な要素の1つと言えます。
将来の不安を少しでも解消するためにも、家計の管理や将来のライフイベントの計画をしておくように意識してください。
例えば家計の管理であれば、家計簿アプリを日常的に使って収支を見える化しておくことが考えられますし、ライフイベントの計画で言えば、「将来子供は欲しいと考えているのか」「いつ頃子供が欲しいのか」といった点は、少なくともパートナーと目線を合わせておくと良いでしょう。
いつまでに正社員就職するか決める
フリーターのまま結婚することはできますが、結婚をしてからいつまでもフリーターというわけにはいきません。
フリーターは年齢を重ねれば重ねるほどシフトに入れる機会が少なくなっていくといった声も見られますので、安定した仕事に出来る限り早く就いておくことをおすすめします。
いつかは正社員になりたいと思って就職活動をしていても、ダラダラと正社員を目指すことになってしまい、いつまでも内定をもらえないといったことも考えられます。
したがって、フリーターの人が結婚するのであれば、いつまでに正社員就職するのかの明確な期限を決めておくと良いでしょう。
フリーターが結婚に向けて正社員就職するメリット
フリーターが円満な結婚生活を送りたいのであれば、正社員就職をすることがおすすめです。
フリーターが結婚に向けて正社員就職するメリットとしては、以下の3点が挙げられます。
- 安定した家計を築ける
- マイホームや車を買いやすくなる
- 金銭的に余裕が出て夫婦仲が悪化しにくくなる
それぞれ詳しく解説します。
安定した家計を築ける
フリーターが結婚生活に向けて正社員就職することで、安定した家計を築けるというのが大きなメリットと言えます。
2人で生活をしていくことになると、様々な固定費や将来に向けた貯蓄が必要になってきますので、安定的に収入を得られる状況が望ましいと言えます。
もしフリーターのまま結婚生活を続けてしまうと、毎月の収入が安定しないため、将来の見通しが立ちづらくなってしまいます。そうなれば、2人で向き合わなければならない今後のライフイベントにも手を出しづらくなってしまい、後悔の残る結婚生活になるかもしれません。
結婚生活でお金の心配をすることをできるだけ避けていきたいのであれば、できる限り早く正社員就職を目指すことをおすすめします。
マイホームや車を買いやすくなる
結婚した後は、マイホームや車など大きな買い物を検討することも少なくありません。
一般的にマイホームや車はローンを組んで購入することが多い傾向にありますが、フリーターの場合だとそもそもローンの審査に通りづらくなります。
一方、正社員として働いていればフリーターよりもローン審査が通りやすくなる傾向が見られますので、結婚生活における選択肢を増やせるといったメリットにつながります。
特に将来、自分の家や車を持ちたいと考えているようなフリーターは、結婚生活のスタートを期に正社員になれるよう努力しておくことをおすすめします。
金銭的に余裕が出て夫婦仲が悪化しにくくなる
どれだけ性格的に仲が良いパートナー同士であっても、お金という人生の土台とも言える部分が揺らいでしまうと、お金が原因で夫婦仲が悪化することが考えられます。
特にフリーターの場合は毎月の収入が不安定な働き方となりますので、金銭的に厳しい結婚生活を送らなければならなくなることがあるでしょう。
フリーターが正社員になれば、安定した収入が稼げるようになるだけでなく、将来的に昇格をして収入を増やしていくことも期待できます。
やがて金銭的に余裕が出て、夫婦仲が悪化しにくくなるといったメリットにも繋がるはずです。
フリーターが結婚に向けて正社員就職するデメリット
フリーターが結婚に向けて正社員就職することには、メリットだけでなく以下のようなデメリットも考えられます。
- 夫婦二人で過ごす時間が減る
- 仕事のストレスを家庭に持ち込むリスクが高まる
- 夫婦どちらかに家事の負担が偏る可能性がある
これらのデメリットがありますが、正社員になるメリットの方が大きいと考えられますので、あらかじめデメリットを認識した上でフリーターの人を正社員を目指すといった意識がおすすめです。
夫婦二人で過ごす時間が減る
フリーターは自由に働く時間を決められる働き方のため、夫婦で休みを合わせて遊びに出かけるといったことがやりやすい点が特徴です。
一方、正社員になると働き方が固定されてしまいますので、場合によっては夫婦2人で過ごす時間が減るようなデメリットにつながりかねません。
今まで常に夫婦2人でいたような人が突然正社員になることがあれば、夫婦で過ごす時間が減ることで、精神的にストレスを感じてしまうことがあるでしょう。
できるだけ夫婦でいる時間を増やしたいのであれば、正社員就職をする際にパートナーと同じタイミングで休みが取れる職場を選ぶこともおすすめです。
仕事のストレスを家庭に持ち込むリスクが高まる
一般的に正社員として働くと、フリーターよりも仕事で受ける精神的なストレスが高くなると言われています。
そのため、結婚生活を機にフリーターが正社員就職すると、仕事のストレスを家庭に持ち込み、夫婦仲が悪化してしまうといったリスクにつながる可能性もあるでしょう。
仕事のストレスをきっかけにした夫婦喧嘩は少なくありません。
もし仕事のストレスを家庭に持ち込みたくないと考えているのであれば、あらかじめ自分なりのストレス発散方法を見つけて実践するといった動きを意識してみてください。
夫婦どちらかに家事の負担が偏る可能性がある
例えば夫婦2人とも正社員になった場合、結婚生活における家事の負担がどちらかに偏ってしまうようなことが考えられます。
結婚生活は夫婦平等で過ごすことでお互いにストレスを軽減できるという前提に立つと、家事の負担が偏ることは大きなデメリットと言えます。
もし夫婦のどちらかに家事の負担が偏ることを避けたいのであれば、結婚生活に入る前に、あらかじめ家事の分担を取り決めておくことをおすすめします。
フリーターで正社員就職をする方法
「将来の結婚を見据えて正社員就職したいけれど、就活の進め方がわからない」という人もいることでしょう。
そこで、フリーターが就活を始める第一歩としておすすめの行動を3つ紹介します。
- 方法1:ハローワークを利用する
- 方法2:就職サイトの利用
- 方法3:就職エージェントの利用
それぞれ特徴が異なるので、まずはすべて試してみて、ご自身に合うやり方で進めていくのが良いでしょう。
方法1:ハローワークを利用する
ハローワークとは、全国にある「公共職業安定所」 です。国が運営している公的機関であり、求職者と事業者双方への情報提供をしています。
また、ハローワークでは仕事を探すだけでなく、就職のためのサポートも受けられます。
自己分析や面接対策、履歴書作成はもちろん、 公的職業訓練を紹介してもらうことも可能です。
ハローワークは地元の企業や、今住んでいる場所で働きたいと考えている人に特にオススメします。
全国に500箇所以上も拠点があり、地域に根ざした企業と求職者のマッチングを主目的としているためです。 あなたの街にも必ずあるので、一度行ってみると良いでしょう。
一方、ハローワークのデメリットとしては、次の2つが挙げられます。
- 求人情報が周辺地域に限られる
- 質の低い求人が紛れ込んでいる場合もある
質の低い求人については、ハローワークでは求人掲載には費用がかからないことが起因しています。
「人材採用にできるだけお金をかけたくない」「採用に費用がかけられない」という企業の求人も存在します。
人材への給与や採用にかかる経費を「投資」と考えず、費用を投下できない企業ほど給与が低かったり、待遇が悪かったりする可能性もあるので注意してください。
このようなブラック企業を避けるためには、並行して後述する就職サイトや就職エージェントも上手に利用し、多角的な視点で企業を見極めることをおすすめします。
方法2:就職サイトの利用
就職サイトとは、求人情報をまとめたサイトです。「リクナビ」や「マイナビ」などが代表例と言えるでしょう。
新卒者限定のイメージが強いかもしれませんが、既卒やフリーター向けの就職サイトも数多くあります。
多数の求人情報を検索できることに加え、自分の強みや向いている仕事といった分析ツールが用意されているサイトもあります。
また、あなたのプロフィールを登録することで、企業の方からアプローチしてもらえる機能もあります。
家にいながら気軽に求人チェックや自己分析が可能なので、まずは就職サイトに登録して試してみると良いでしょう。
就職サイトのデメリットとしては、人気企業の倍率が高くなることです。
就職サイトはインターネットさえあればいつでもどこでも応募できるため、人気企業や求人には応募者が殺到します。
掲載されている求人数も多いのですが、やはり応募は人気企業に偏る傾向にあるようです。
方法3:就職エージェントの利用
就職エージェントは、就職希望者にアドバイザーがつき、企業探しから就職までサポートするサービスです。
一人ひとりに担当がつき、さまざまな相談に対応してもらえるのが魅力でしょう。
さらにエージェントは企業からの求人を預かっているため、求職者と企業双方の特性を確かめながら、相性の良さそうな企業や職種を紹介してくれます。
求職者は転職エージェントからサポートを受けられますが、利用料は基本的に無料です。
これだけのサービスが無料で利用できるのは、転職エージェント経由で就職が決まった場合、入社先の企業がエージェントに対価を支払う仕組みとなっているためです。
入社先の企業としても、支払いは入社が決まった場合のみであることに加え、マッチング精度の高い人材が紹介されるので、メリットのあるサービスとなっています。
転職エージェントのデメリットとしては、担当アドバイザーとのやりとりが手間と感じる場合があることでしょう。
アドバイザーは求職者にマッチする企業への就職をサポートすべく面談を繰り返し実施し、選考対策を促します。これらのやりとりを、中には鬱陶しいと感じる人もいるようです。
ただ、実際にはアドバイザーを通した方が、求職者の負担が軽減される場合が多いでしょう。
面接練習や応募書類の添削等のやりとりは億劫ですが、プロの目を通すことで通過率は上昇します。自力で何社も応募して全滅するより、アドバイザーと二人三脚で志望企業を絞り、合格率を高める方が、求職者のトータルの負担も軽くなるでしょう。
私たちジェイックも、フリーター向けの就職エージェントです。
これまでに80%以上の内定率を達成するなど、高い実績を誇ります。
その理由には、就活講座でビジネスマナーや面接対策を充実させていることも上げられます。
参加者のうち73%は正社員経験がない人ですが、正社員として就職できる人が多数います。正社員で就職したい人は、ぜひ活用してみてください。
よくある質問
最後に、結婚をしようとするフリーターによくある質問を3つ取り上げて解説します。
フリーターでも結婚できますか?
フリーターであっても結婚することができます。
年齢的な要件を満たしていれば、職業にかかわらず結婚届を出すことによって夫婦になることが可能です。
ただし、フリーターとして結婚生活を円滑に進めていくことは、場合によっては難しいと考えられます。
特にお金が安定しないという点が夫婦生活にとって不安要素となりますので、将来的に家計で心配するリスクを減らしたいのであれば、正社員になることを検討してみてください。
結婚生活にお金はどれくらいかかりますか?
ゼクシィの調査によれば、結婚後の新生活でかかるお金は平均すると21.4万円とされています。
特に住居費や水道光熱費といった固定費が増えると言った調査結果になっていますので、安定した収入を稼いでいくことが重要だと言えます。
他にも、食費や生活用品を始めとした変動費も増えると言われていますので、少しでもお金に不安があるフリーターの人は、昇給や昇格も目指せる正社員になることを検討してみてください。
まとめ
ここまで「フリーターでも結婚は可能なのか?」というテーマでお話しをしてきました。
結論から言えば、結婚できるかどうかは相手の考え方次第です。
ただ、結婚後に必要な費用を考えれば、「いつまでもフリーターを続けられては不安」「本音は正社員と結婚したい」と感じる人の方が多数派でしょう。
将来を見据えて正社員就職をするか、フリーターのまま結婚を目指すかはあなた次第ですが、歳を重ねるごとにフリーターの就職成功率は低下することは心に留めておいてください。
あとから正社員に就職したいと思っても、年齢が原因で実現できないおそれがあります。
後悔しないために、ご自身が今後どう生きていきたいかを今のうちにじっくり考えてみると良いでしょう。
一人では結論が出ない場合は、私たちジェイックのカウンセラーに無料相談してみてください。




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