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ニートでも安心!ニートの面接必勝法は?

ニートでも安心!ニートの面接必勝法は?

ニートの方が就活する際に、一番苦手に思っているものは面接かもしれません。面接ではどのような質問が出るのか、どう応えていいのか。

事前に用意していても、いざ面接となると焦ってしまいますよね。ここでは、ニートの方でも安心して面接に挑めるよう、その必勝法について紹介します。

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ニートが面接で心がけておくこととは

どんな人でも、面接は緊張するものです。ニートを脱出しようと面接を受ける場合、その緊張感はさらに高まり、どんなことを聞かれるかなどの不安もいっぱいあるでしょう。

面接を受ける際は、様々なことに気を配らなければいけません。それでは、面接には何が必要なのでしょうか。

ちゃんとしたリクルートスーツや挨拶の方法、所作など多々ありますが、まずはこのような心がけをもって挑んでみて下さい。

堂々とする

ニートだからといって萎縮する必要はありません。「ニートだから下に見られるだろう」なんて、不安を持つ必要もありません。

「現在、自分はニートである!しかし、脱出しようとしている!」と、今自分がニートであることは受け入れて、それがどうした、という気持ちで堂々として挑みましょう。

それだけで自信があふれ、しっかりと働けるような印象を持ってもらえます。

自信がなく、おどおどとした態度では、面接官も「会社に馴染めなさそうだな」という印象を持つでしょう。自信のない態度は損にしかなりません。

受かるための面接にしない

面接に受かるために、思ってもいないことを喋ってしまう。そして就職した後にミスマッチがおきてすぐに退職してしまった。

このようなことが起きないためにも、面接に受かるための受け答えを考えるのはやめておいたほうが後々のためです。

正直に話すと内定が出ないかもしれない。と不安に感じて嘘をつくより、ありのままを受け入れてくれる企業を探してみましょう。

すべて正直に話しても「うちにはあなたが必要です」と言ってくれる企業が見つかるはずです。

ニートでも採用する会社は多々あります。そういった会社の多くは、あなたの学歴や職歴ではなく、今後どうやって生きていきたいと思っているのか、頑張って働いてくれそうか、そんな部分を見ています。

ですから、経歴をごまかす必要はないのです。また、面接官が喜びそうな言葉を選んで面接を受ける必要もありません。

「御社であれば自分の実力を発揮できると思い~」といったような、ありきたりの答えでは受かるものも受からなくなってしまいます。

しかし、あなたの得意なことややっていきたいこととマッチすれば、その言葉は嘘ではなくなります。嘘ではないと伝われば、面接官の心には必ず届くでしょう。

正直に、これまで働いてこなかったこと、これからは一生懸命働きたいと思っていることを伝えましょう。

また、社会に出るのが初めての場合はそのむねを伝え、初めてなのでなるべくコツコツできる仕事を選んだ、といったようなことを話したほうが好印象になることは多々あります。

本音を話す

上記と同じようなことですが、とにかく嘘はいけません。それが経歴の面であれば、経歴詐称につながることもあります。

実際には働いていなかったのにさも働いていたようによそおい、前職があるように嘘をついてしまったとしましょう。

経歴を調べる会社の場合、履歴書に書かれていることに嘘はないか調査をすることがあります。そこで嘘が発覚すれば、その会社から内定を受けることはほぼありません。

ニートであることよりも、嘘をついて本音を画すほうが会社側から見ると問題です。大事な場面で嘘をつく性格とわかってしまったら、何も期待されなくなってしまうでしょう。

働く意欲がどうしても出ずに働けなかった、心身の問題で働くことが難しかったなど、本当のことを話して下さい。

そしてなぜこれから働かなければいけないのか、どうして働く意欲がうまれたのかも正直に話しましょう。

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ニートが面接時に聞かれる「空白期間」の答え方は?

全部本音で、と言われても、空白期間について聞かれてしまうと正直に答えにくいものです。これまでずっとニートでした。

同年代のみんなが働く中遊んで暮らしていました。家事手伝いもアルバイトも特に何もしていませんでした。

こんな風に正直に言いすぎてしまうと、面接はすぐに終了してしまうのではという恐怖感もありますよね。

このような質問には、嘘をつかずにしっかりと答えられるコツ、が存在しています。ニートの時期に達成した物事を相手に伝わるようにする方法を紹介します。

ニート期間に出した成果を伝える

家庭の事情や介護などで、仕事が出来ない状況の方もいらっしゃると思います。

そんな方は、家事を手伝っていました、家族の介護をしていたので体力には自信があります、などと伝えましょう。女性の場合には、違和感をいだかれにくい伝え方です。

時々、数日間のアルバイトをしていた経験があるのであれば、日雇いバイトをしていましたと伝えましょう。

「特に会社には所属していませんでしたが、こういう仕事の経験があります。」とその時のアルバイトの内容を伝えましょう。

大げさにし過ぎはNG

とはいえ、大げさにしすぎて実績が伴わないことをいってはいけません。

一日中パソコンをしていたからパソコンに詳しい、はアピールになりますが、プログラミングができないのにプログラミングに精通しています、というのはもちろんNGです。

就職した後、発言したことがどう影響するのかしっかり考えて答えましょう。

ニートが面接時に聞かれる「逆質問」の答え方は?

面接にはいくつかお決まりのことがあります。「逆質問」もそのひとつです。面接の最後に「それでは最後になにか質問はありますか?」と面接官からほぼ100%の確率で聞かれます。

この質問の時、もっとも良くないとされるのが、「特に何もありません。」と答えることと言われています。

しかしこの質問、実際には特に意味がなく「聞き逃したことはありませんか?」といったような意味で使われていることがほとんどです。

面接の最後のみで、合否が決まるということはほぼありません。面接官に会ったタイミングから面接官は始まっています。

まず、特に見られるのが服装の乱れ、見た目の印象、最初の話し方です。合否の分かれ目のポイントになるので、事前に確認して練習しておきましょう。

ですので、最後の質問で失敗したから内定が取れなかったということは殆どありません。

しかし、もしあなた以外にも面接している人がいて、どちらに決めるか悩ましい場合は、なにか差異はないだろうか?と考えた時「そう言えば逆質問の時…」ということはあるでしょう。

もしあなたが面接で落ちたとしたら、それは逆質問のせいではなく、面接官とかわされたいくつもの質問から導き出されたものです。

逆質問のことを心配するよりも、面接の最後まで気を抜かずしっかりとやりきることが大切です。

一般的な面接であればそこまで気にする必要はありません。例えば待遇面や就業時間、休日について聞き漏らしたことがあれば正直に聞いてみるといいでしょう。

それでも何も質問がない、不自然だからなにか質問をしておきたい時にはこのようなことを聞いてみてください。

  • 採用後、入社までに用意しておくべきことはありますか?
  • 採用後、入社までに勉強しておくことはありますか?
  • 私と同年代の人は働いていますか?
  • 採用後に配属される部署ではどのような業務を行うのですか?

このように、採用後についてなにか聞いてみるといいでしょう。しかし、無理やり逆質問をして、それがあまりにも模範的なものだとかえって悪い印象を与える可能性もあります。

なければない、と正直に言う度胸も必要です。

あまり質問しすぎてもいけません。採用後のことについて内定も取れていないのにいくつも聞いてしまうと、めんどうがられる可能性もあります。

ニートが面接対策ですべきこととは?

ニートの方が面接対策でしておくべきことは多々あります。少しハンデの多いニートですから、準備を怠ってはいけません。

その中でも特に大切なのが面接の練習です。先程も触れた空白期間に対する質問への答え方もそうですが、こういったものは練習を重ねることで返答の仕方もだんだんと良くなり、面接に対する自信に繋がります。

採用側が見ているのは、これまでの経歴ばかりではありません。これからこの人はどう伸びそうか、熱意を持って長く働いてくれるだろうか。

そんな点に着目しています。ですから、ニートであった事実をみとめつつ、これから真面目に頑張れる、ということを面接でアピールしなければいけないのです。

自信というものは、根拠のないところからは生まれません。面接時の自信は、練習を頑張ってきたという根拠から生じるものです。

そして面接の練習は一人ではうまくいきません。最初は一人で鏡に向かって練習してもいいですが、実践方式で模擬面接、模擬練習を受けましょう。

面接の模擬練習は、ハローワークや民間の就職支援サービスでも行っています。どのようなサービスを利用するのかは、あなた次第。

ハローワークに行くのは心理的ハードルが高いという場合は、民間の就職支援サービスを利用するといいでしょう。これまでもハローワークで就職の支援を受けているのであれば、そのままハローワークで模擬面接を受けたほうが楽かもしれません。

面接時、面接官は本当に細かいところまでよく見ています。所作、目の動き、話し方、汗のかきかた、座っている姿勢や態度、服装や頭髪といった見た目もすべて合否の要素になりえます。

面接練習で必要なのは客観的な意見です。第三者に面接に対する態度をみてもらい、意見をもらいましょう。

意見を受けながら改善していくことで、正しい面接の態度が身につきます。練習を積み重ね、地道に努力していけば正社員として雇用されることも難しくはありません。

面接の練習は多ければ多いほどよいです。もちろん、本当の面接を何度も経験するのも力になります。

「ちょっと無理かもな」と思う企業から面接を受けて、だんだんハードルを低くしていくと面接でもあまり緊張しなくなってくるでしょう。

大切なのは回数をこなすための体力と、ダメ出しをされてもへこたれない心、続ける意思です。面接練習の中で何度もダメ出しされる部分はしっかりと直し、人の話に耳を傾けて悪い部分は徹底的に改善していきましょう。

面接に自信のないニートはプロの支援を受けるのがおすすめ

こういった面接の練習はどこで受けることができるのでしょうか。もちろん、知人や友人、家族に見てもらいながら練習することもできます。

しかし効率的な練習をしたいのであれば、就職に関するプロに見てもらうのが一番です。

ニート歴が長く、まず面接にたどり着くまでが大変かもしれないと感じているのなら、地域若者サポートステーション、サポステを利用しましょう。

自宅の近くにサポステがないか検索してみてください。働くことへの恐怖、面接への不安も、人間関係の構築に関する悩みもしっかり応えてくれます。

面接練習以前の問題を抱えている人にとっては、大きな支えになる可能性が高いです。働かなきゃいけないのに、恐怖が強くて何もできない方はまず訪れてみましょう。

履歴書の作成や面接の練習も行ってくれます。サポステは民間や、NPO法人が展開している事業のため、事業所によって行うことに細かな違いがあります。

自分には合わないと感じたら、別の機関を利用してみることをおすすめします。

ハローワークやわかものハローワークでも模擬面接を行っていますので、自宅近くのハローワークへ足を運んでみて下さい。

事務的な対応のほうが落ち着く、という方はこちらのほうが合っているかもしれません。

親身にされたり顔を覚えられたりするのがちょっと苦手、という人にもおすすめです。ただし、ハローワークには大勢の人が来ますので、すこし窮屈さを感じるかもしれません。

就職するまでの道を確実に示してもらいたいのであれば、民間企業が行っている就職支援サービスを受けてみましょう。

就職支援サービスでは、模擬面接だけではなくあなたにぴったりの就職先を斡旋してくれるはずです。

また、就職支援サービスの中には就職までのサポートではなく、就職後の悩みにまで応えてくれるものもあります。

そういったサービスを展開している企業のひとつが弊社、ジェイックです。本気で就職を決めたい方は、ぜひ弊社にご相談ください。

弊社が斡旋する企業の中には、職歴、社会人歴に関係なくとにかく「頑張ってくれる人」を探している企業も多くあります。正社員になるために必要なものは学歴、職歴ばかりではないのです。

ジェイックでは、面接対策だけでなく、研修や合宿を利用したビジネスマナー講座も開催しています。こちらでは就職に関するあらゆることをご相談していただけますので、お気軽に利用ください。

指導を行うのはもちろん就職に関するプロばかり。ジェイックの就職支援を受けて多くの人が正社員への道を歩んでいます。

弊社を利用しているのは同じように就職に悩んでいる方ばかりですから、研修や合宿を通して情報交換をしてモチベーションを高め合うこともできます。

利用方法はあなた次第。さまざまな支援を利用して、より早く正社員になれるよう努力していきましょう。

ニートの面接について詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。

ニートの面接は怖いものではない!空白期間の質問の答え方

まとめ

ニートが就職するために必要なものは、見栄でも嘘でもなく、正直さと堂々とした態度、そして面接練習です。

堂々とした態度になるためには、自信をつけるための練習が必要です。なんども練習して、失敗しながら前進していきましょう。

面接の練習は知人や家族を相手にせず、かならず第三者に見てもらうことをおすすめします。ハローワークやサポステ、民間の就職支援サービスを利用してみてください。

就職までの道のりは大変かもしれませんが、プロの支援を受けていればより効率よく目標を達成できる可能性があります。

誰かの手を借りたいけれど、どこから手を付けていいのかわからない。そんな時には弊社ジェイックへご相談ください。

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池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」