GPAは大学の成績評価制度のことで、就活では企業に提出することがあります。
「GPAが低いと就職に不利?」「GPAは企業の採用にどれくらい影響するの?」などの疑問を感じている学生もいるかもしれません。
そこでこの記事では、GPAが就活でどの程度影響するのかや、企業がGPAを見る理由、GPAが低い場合にできる対策方法などをご紹介します。
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GPAとはなにか
GPAは大学の成績評価制度のことです。GPAと就職活動の関係性、算出方法、GPAが重視されやすい企業などについて知りましょう。
GPAの意味や算出方法
そもそも、GPAとはどのようなものなのでしょうか。
GPAとは
GPAはGradePointAverageの略であり、欧米の大学を中心に採用されている成績評価制度です。GPAによる成績評価制度では、大学に入学してから履修した全ての講義の成績点を平均化します。
このGPAの値が高いほど優秀な成績であると評価され、なかには一定水準以上のGPAを卒業要件とする大学もあります。
GPAの算出方法
GPAの算出方法は各大学によって異なりますが、例えば成績表に上から良い順に「ABCDE」の5段階で評価する大学の場合、Grade Point(GP)はA評価が4点、B評価が3点という形になります。
GPAは、次の計算式で算出が可能です。
- (Aの単位数×4+Bの単位数×3+Cの単位数×2+Dの単位数×1+Eの単位数×0)÷総取得単位数
科目数でなく、単位数を用いる点に注意する必要があります。
では、具体的な数値を用いてGPAを算出してみましょう。
- 履修科目は全部で5つ
- 全て1科目2単位
- 成績表示はB、C、D、E、A
上記の条件では(3×2+2×2+1×2+0+4×2)÷10で、GPAは2.0となります。
今回紹介した例ではA~Eの5段階評価ですが、大学によっては6段階評価の所もあります。仮に同じ5段階評価でも成績をAとするかBとするかの基準点は異なるため、違う大学の学生同士でGPAを比較してもあまり意味はありません。
新卒採用でGPAはどれくらい影響する?
新卒採用の選考において就活生にGPAを提供してもらう企業は多いものの、企業はどれくらいGPAを重視しているのでしょうか。
就活の合否にはそこまで影響しない
結論からいうと、GPAはそれだけで合否を決めるほど影響力の強いものではありません。日本経済団体連合会による「2018年度 新卒採用に関するアンケート調査結果」には、企業が選考にあたって特に重視した点(5つ選択)がまとめられています。
この調査結果によると、GPAなどの履修履歴学業成績は20項目中18番目とかなり低く、成績を重視すると回答した企業は4.4%のみです。
企業の就活でGPAが重視されにくい理由
企業がGPAをあまり重視しない理由として、GPAは判断材料として扱いづらい点が挙げられます。高得点で単位を取得すればGPAの値は高くなりますが、大学や科目によって高得点の取りやすさが異なるのでGPAで学生を比較するのはむずかしいのです。
ただし、選考で迷ったときにGPAが判断材料に使われることはあります。たとえば2人の学生のどちらを採用するか迷った時にGPAの高い学生が選ばれる可能性はあるため、高いのに越したことはありません。
また学業成績を重視している企業が4.4%あるのも事実で、理系の研究職やコンサルタントなどでは、GPAの成績が重視されやすいといえます。
GPAが重視されやすい企業は?
一部の職種でGPAが重視される場合がありますが、基本的に、日系企業でGPAを重視する企業は多くありません。
一方で、外資系企業ではGPAを重視する傾向にあります。なぜ、外資系企業ではGPAを重視するのでしょうか。
そもそもGPAは、欧米の大学を中心に採用されている成績評価制度です。とくにアメリカはGPA制度の導入率が高く、大学だけでなく高校でも用いられています。さらに、アメリカでは大学院に進むとき、奨学金に応募する時など様々な場面でGPAが利用されています。
このように、GPAが一般的に普及しているという背景があるため、外資系企業は採用試験でもGPAを参考にして採用者を決めることが多いのです。
外資系企業の中には「GPAが~以上」と足切りラインを設けている企業もあります。GPAが低いことで選考の場に立てない可能性もあるので、外資系の企業を受けるつもりであれば入学時からGPAを高く保つように意識するべきでしょう。
GPAが就活以外で使われるケース
GPAが就活以外で利用されるのは、おもに以下のようなケースがあります。
留学の出願
日本の大学に在籍したまま海外の大学に一定期間留学する、海外の大学に編入する、日本の大学を卒業してから海外の大学院に留学するなどの場合、出願の際に日本の大学のGPAを提出することがあります。
アメリカの場合は世界の大学の成績をGPAに換算する制度がありますが、イギリスやオーストラリアなどほかの大学や大学院では、日本でGPAの成績が出ていない場合や評価段階が異なる場合など、出願がむずかしくなってしまう可能性もあるため、事前に必ず確認しましょう。
給付型奨学金の申請
独立行政法人日本学生支援機構では、大学2年生以上が給付型奨学金を申請する際に「GPA(平均成績)等が在学する学部等における上位2分の1の範囲に属すること」という学力基準を設けています。
給付型奨学金は貸付型とは異なり、返済の必要がない奨学金です。そのぶん、目に見えるGPAの内容を基準に、成績が優秀な学生に給付したいという意図が考えられます。
大学院の入試
大学院への進学を希望する場合、出願する際にGPAを提出することがあります。大学院の場合は、おもに内部推薦、外部推薦、一般入試の3種類があり、その順番でGPAの成績が影響しやすいといえます。
一般入試の場合は筆記試験と面接の結果で合否が決まるのが一般的なため、GPAは参考程度となることが多いでしょう。
GPAは理系の大学院進学に影響する?
理系の大学院では、大学に併設されている大学院に内部進学をするケースがあります。そもそも理系の学生は、大学卒業後に就職せず、大学で取り組んでいた研究を続けたり知識を深めたりするために、大学院へ残る層が一定数存在します。
内部進学の場合、大学時代のGPAが優秀であれば、内部推薦で筆記試験、または筆記試験と面接が免除されたり、GPAが高い学生から優先して大学院の研究室を選べたりするケースもあります。
理系の大学に通っていて大学院への内部進学を考えている場合、そのほかの大学院に進学するよりも、GPAが影響する可能性があると考えておいたほうがよいでしょう。
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GPAを新卒採用で提出する理由
提出したGPAから企業が知りたいことや、企業が判断するGPAの基準などについて知りましょう。
企業が新卒採用でGPAを聞く理由
企業が新卒採用でGPAの提出を求めるのには、以下のような理由があります。
GPAは学生を知る手がかりのひとつ
GPAの高い低いだけで合否を決める企業は少ないものの、GPAの提出を求める企業は少なくありません。
なぜ、企業は新卒採用でGPAを聞くのでしょうか。それはGPAが就活生の学業への姿勢、専攻科目などを知る手がかりになるからです。
大学によって基準は違いますが、GPAからは学業に対する姿勢を読み取ることが可能なので、就活生の人柄を知る材料の1つになります。たとえば、GPAが高ければ大学の講義をぼんやりと受けていたのではなく、4年間真面目に取り組んできたことが推察できます。
採用する側としても、4年間真面目に学業に取り組んでいた学生は、仕事に対しても真摯に向き合って働いてくれることが期待できます。
また、GPAではどの科目で何点を取得したかが分かるため、就活生の専攻科目とその成績が把握することが可能です。専攻科目とその成績がわかれば、就活生の持っている知識やスキルが自社の業務内容とマッチしているかどうかの確認に役立ちます。
GPAが高い・低いの基準は?
GPAを重視する外資系では、基本的にGPAが高い方が有利に働きます。また、GPAが低すぎると足切りされる恐れもあります。
ではGPAが高い・低いの基準はどこにあるのでしょうか。GPAの平均値について説明すると、成績評価の方法は大学によって異なりますが、AやSなどの一番いい評価に対し4.00、EやFなどの一番悪い評価に0.00をつける場合が多くあります。
AやSの評価をもらえる学生は少なく、真ん中あたりの評価をもらう学生が多いため、GPAの平均は2.4~2.8くらいだと言われています。このGPAの平均を考慮すると、3.0以上あれば優秀、3.5以上あれば非常に優秀だといえるでしょう。
逆にGPAが2.0以下だと勉強不足、学業に力を入れていないという印象を与える可能性が高くなります。GPAが低すぎると、採用面接の際に理由を聞かれることがあるため注意しましょう。
最近は履修履歴が注目されている
学生の学業への向き合い方を見るために、GPAのかわりに履修履歴が注目されています。
履修履歴とは、履修した科目の履歴のことです。2017年卒の就職活動のタイミングで、経団連がスケジュールの変更とともに「履修履歴の活用」を呼びかけました。この経団連の動きに伴い、履修履歴に注目する企業も登場しています。
企業は、どのような意図で履修履歴を活用しているのでしょうか。企業側には履修履歴を基に面接の中で「学生が興味を持っている学問」「なぜその学問に興味を持ったのか」などの質問をして、人物像を把握する意図があります。
アルバイトやサークル活動などの課外活動からわかる人物像だけでなく、学業への向き合い方も含めて多角的に学生の人物像を把握したいという狙いもあります。このように、履修履歴を学生の人物像を知るためのツールとして活用する企業は増えていく可能性が高いといえます。
企業がGPAでチェックしている点
GPAの成績を採用活動で企業が見る場合、おもに以下のことをチェックしています。
基本的な学力
GPAは大学の平均成績をあらわしているため、基本的な学力を見る際の参考になります。基礎学力は適性検査でも見ることができるものの、大学4年間を通した学力を見たい場合には、GPAがチェックされることがあるでしょう。
学びへの姿勢
GPAが高いということは、きちんと大学で勉強をしていたことの証明になります。学生時代は遊びやサークル、アルバイトなどに夢中になり、学業がおろそかになったりする人もいます。
人間性
大学では、いくら試験結果がよくても、出席日数が足りていない、遅刻が多い、提出物を出さないなどの場合、成績が下がってしまうことがあります。GPAが高い学生は、そのようなことをせず真面目に授業に取り組んでいたという誠実さを評価されることがあります。
仕事への適性
たとえば英語を使った仕事の場合、TOEICなどのスコアのほかに、英語に関する授業のGPAの結果も参考にするでしょう。また、企画職を希望しているのに、企画に関係する履修科目のGPAが極端に低い場合、適性を疑われてしまうこともあるかもしれません。
ひとつの指標
大手企業などの場合はエントリー数が多いため、どこかで足切りをする必要があります。たとえば書類選考の段階で似たような学歴や能力の学生がいた場合、どちらかを選ぶ際に、GPAが低かった方を落とすという可能性はゼロではないでしょう。
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GPAが高い学生が就活する際のメリット
GPAの成績が高い学生が就活をするメリットには、おもに以下があります。
学業に真面目に取り組んでいた証明になる
GPAで高い成績を取ることは、簡単なことではありません。学生の本分である学業に真面目に取り組んでいたことを数字で伝えられるため、まず企業側にマイナスの印象を与えることはないでしょう。
アピール材料のひとつにできる
人によっては、部活やサークルなどの活動で優れた実績を残したり、特筆すべきことをしてこなかったりした学生もいるでしょう。しかし、GPAが高いということは、企業への立派なアピール材料のひとつにできます。
採用の決め手になる可能性もある
たとえば企業が次の選考に進める応募者を決める場合や、最終面接後に採用者を決める場合などにおいて、GPAの成績が高いことが決め手となることがあります。勉強ができることと仕事ができることはイコールではないにせよ、評価対象になる可能性はあるといえます。
GPAが高い学生が就活する際の注意点
GPAの成績が高い学生が就活をする際には、以下のことに注意しましょう。
GPAが高くても油断しない
GPAの成績が極めて優秀な場合、それがアドバンテージになることはありますが「GPAが高いから採用されるだろう」と油断するのは危険です。人気企業であればあるほど優秀な学生も多くエントリーするため、気を抜かず就活に取り組みましょう。
GPAが高い=就活の成功が約束されたわけではない
GPAが高いことを評価する企業はあるものの、それは就活の成功を約束するものではありません。「こんなに勉強をがんばってきたのに、どうしてなかなか内定先が決まらないのだろう」などと悩まず、できることをコツコツやっていくことが大切です。
GPAに関心の薄い企業もある
GPAをどの程度参考にするかはその企業の基準や応募者の状況などによって異なりますが、そもそも、GPAをほとんど気にしない企業も少なくありません。企業によっては、全く合否に影響しないこともあるということも知っておいたほうがよいでしょう。
GPAを就活でアピールする方法と対策
GPAが高い学生が就活で企業にアピールする方法や、GPAが低い学生がやっておきたい対策についてご紹介します。
GPAが高い学生に有効なアピール方法
外資系企業のようにGPAを重視するところはGPAが高いだけでアピールになりますが、GPAをあまり重視していない企業も多いといえます。GPAを重視していない企業に対し、GPAの高さをアピールするにはどうすればよいのでしょうか。
まず、GPAの高さは入学してから常に真面目に学業に取り組んできたということにつながるため、勤勉さといった長所をアピールできます。
しかし、ただGPAの高さを伝えても、学業への姿勢や勤勉さのアピールとしては説得力が不十分な場合があります。たとえば学業に真面目に取り組んできたことを伝えるときは「なぜがんばることができたのか」といった裏付けエピソードもあわせて伝えることで、面接官の納得感も増すでしょう。
また、大学での専攻科目や研究分野について、入社後にどのように活かせるかを具体的に話すことで、採用側も一緒に働くイメージを持ちやすくなります。
GPAが低いときの対策方法
GPAは入学してから受講した全ての科目の成績の平均値のため、就活が始まる大学3年生からGPAを上げようとしてもむずかしいでしょう。そのためGPAが低い就活生は、GPAが低いままで就活にのぞまなければいけない可能性が高そうです。
GPAを重視しない企業も多いとはいえ、GPAが低くて不安な学生もいるかもしれません。GPAが低い場合におぎなうための対策について知りましょう。
【GPAが低いときの対策1】代わりに成し遂げたことをアピールする
面接の目的のひとつが志望学生の人間性を知ることのため、学生側も、それをふまえてアピールする必要があります。
学業以外でがんばったことを伝える
たとえば学業に力を注いでいれば、真面目さ勤勉さなどをアピールすることが可能です。ただし、採用面接では学業への取り組み以外からも人間性を見られます。
学業をおろそかにしていた人は、学業以外で成し遂げたことをアピールすることで、GPAの低さを挽回できる可能性があります。アルバイトやサークル、部活動やボランティアなどで胸を張ってがんばったと言えるエピソードを準備しておきましょう。
エピソードの伝えかたを工夫しよう
とはいえ、単にアルバイトやサークルをがんばったエピソードを伝えても、面接官へのアピールとしては弱いでしょう。学業以外で頑張ったことを通じて、自分のどのような資質を伝えたいのかが重要となります。
行動力の高さをアピールするときと、協調性の高さをアピールするときとではエピソードの内容も変わってくるでしょう。自分がアピールしたい資質と、学業以外でがんばったことを紐付けたエピソードを披露できれば、面接官にも伝わりやすいといえます。
最終的に入社後に活躍できるイメージを持ってもらえれば、GPAはさほど気にされないでしょう。
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【GPAが低いときの対策2】卒業までの道筋を説明できるようにする
GPAが低いことで「卒業できないのではないか」という心配を企業側に与えないようにしましょう。
卒業できないことを懸念する企業
新卒採用の就活は大学に在学している状態でおこなうため、就活の時点では大学を卒業していません。
「卒業に必要な単位をすべて取得し、あとは卒業を待つだけ」という状態で就活にのぞむのが理想的ですが、取り残した単位を抱えているという学生もいるでしょう。
このような場合、GPAがあまりに低いと「この学生はちゃんと卒業できるのだろうか」と企業から不安に思われる可能性があります。企業は学生ひとりを採用するために、時間お金人材など多大なコストをかけています。卒業できるかを気にするのは、内定を出したあとに卒業できず、企業側に損失が発生することを懸念しているからです。
安心してもらえるような説明をしよう
GPAによる評価制度は大学によって異なりますが、単位を落とした場合は基本的に0点で計算されるため、GPAも低くなりがちです。GPAがあまりに低いということは、結構な数の単位を落としてしまっている可能性があり、面接で卒業可能であるかを聞かれるかもしれません。
GPAの高い成績優秀な学生は、取り残し単位があっても「この学生なら不足分の単位も卒業までに取得できるだろう」と思われやすいでしょう。一方、GPAが低い学生は取り残し単位があったときに「単位を落とす可能性がある」と思われやすいのです。
その場合、無理のない時間割で必要単位より余分に履修をしていること、万が一単位を落としても大丈夫な状況にあることなどを説明しましょう。
【GPAが低いときの対策3】選考対策にしっかり取り組む
GPA以外に、自分の魅力を就活でアピールできるように準備に取り組みましょう。
面接対策は万全に
GPAが高いだけでは、採用したいと思ってもらうのはむずかしいといえます。たとえGPAを重視する企業でも、学生に「この人を採用したい」と思わせる魅力がなければ採用をためらうでしょう。
「この人を採用したい」と思ってもらうためには、以下のような対策をしておくとよいでしょう。
- 企業の求めている人物像に合わせて自分の人間性をアピールする
- 面接官が興味を持つようなエントリーシートの作成
- 模擬面接などで面接慣れしておく
企業の求めている人物像に合わせてアピールすることは、とても重要です。なぜなら、業界業種によって求められる人物像が異なるからです。
業界や職種に合ったアピールを
たとえば、お金を扱う金融業界や経理職では慎重さ正確さが求められる可能性が高いでしょう。一方で、ベンチャー企業やスタートアップ企業のように仕事にスピード感が求められる会社では、慎重であることはネガティブにとらえられるかもしれません。
企業の求めている人物像に合った自己アピールをするには、自己分析と業界企業研究が必須です。そしてエントリーシートの中身も重要です。面接官に「この学生に会ってみたい」と思わせるエントリーシートを作成できれば、GPAの低さをカバーできるかもしれません。
そのためには、自身の魅力を簡潔で論理的な文章で表現することが重要です。簡潔で論理的な文章にするためには、過度の修飾語は避けること、文章構成は結論→理由とすることなどがポイントです。
自己分析や業界企業研究、エントリーシートの作成に力を入れても、面接で緊張して上手く答えられなければ意味がありません。面接で自信をもって話せるように、模擬面接などで面接慣れしておきましょう。
GPAが1点台でも就職できないわけではない
結論から言うと、GPAが極めて低いからといって就職ができないことはありません。実際に、GPAが1点台でも大手企業から内定をもらっているケースもあります。
ただし、GPAが1点台で2点に満たない場合、企業にはまず「大学の成績が悪い」という印象を与えてしまうことは避けられないでしょう。
GPAが1点台の場合、ほかにアピールできることを探すだけでなく、適性検査の勉強をがんばって高得点を狙うなど、いまからでも間に合う対策を取ることをおすすめします。
就職活動は企業の求める人物像とマッチするかが大切!
GPAは就活の際に企業に提出することがあるため、低いよりも高い方が望ましいものの、GPAの高さ・低さだけで合否が決まることはありません。就職活動では、企業に合わせた対策をしっかり準備することが重要です。徹底した自己分析と業界企業研究に取り組み、企業の求める人物像とマッチするような自己アピールを心がけましょう。
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