職歴なしでも就職はできるの?と不安な人はいませんか?職歴なしであっても就職は可能です。 職歴なしでも履歴書の書き方次第で採用担当者が目を留めるアピールをすることが可能ですし、履歴書なしでも就職する方法もあるからです。
本記事では、履歴書や職務経歴書の書き方や職歴なしでも印象をアップできる方法について紹介しています。職歴がないから就職できないかも…と不安なあなた。大丈夫です!
この記事の目次
職歴なしの定義は?
「職歴」は学校卒業後の入退社の履歴を指し、「職歴なし」は、正社員・契約社員を経験していない人を指します。 そのため、正社員に応募する際の履歴書は、契約社員以上の職歴を表記するのが一般的です。
ただし、履歴書に記載すべき就業経験はケースバイケースとなるのが実際のところです。アルバイト・パート経験しかなかったとしてもその経験を自己PRに生かせそうな場合はアルバイト就業経験を記載したほうがいい場合もあります。
- 正社員の経験はないが1年以上の長期アルバイトをしていた
- 志望業界・職種に関連するアルバイトをしていた
- リーダーなどの役職についていた
正社員・契約社員経験のない、いわゆる「職歴なし」であったとしても、上記にあてはまる人は、書き方に工夫は必要となりますが、職歴欄にその就業経験を記載することを検討してみましょう。
「職歴なし」の応募書類の書き方
職歴なし=正社員・契約社員の経験がない人の応募書類の書き方について、アルバイト経験の有無に応じて解説していきます。
応募書類1:履歴書の書き方
履歴書の書き方_アルバイト経験がある場合
アルバイト経験がある場合は、アルバイト入社であることを明記した上で、以下のように書きましょう。
アルバイトの数が多く書ききれないという人は、半年以上の勤務歴があるものを優先して記入するようにしましょう。また。このアルバイトについて聞かれても話すことがないな、嫌ですぐやめてしまったな、というようなものは書くメリットよりデメリットのほうが大きいので記入しないようにしましょう。
履歴書の書き方_アルバイト経験がない場合
職歴欄に記入することがない場合の書き方には、以下の2種類があります。
履歴書の自己PRや志望動機欄で仕事をしていなかった理由を説明し「職歴なし」をカバー・フォローしていくことが大切です。
応募書類2:職務経歴書の書き方
職務経歴書の書き方_アルバイト経験がある場合
アルバイト経験がある場合は、経歴や職務内容について、(アルバイトとしての経験であることを断ったうえで)一般的な正社員の職務経歴書と同じような形式で記入しましょう。アルバイトの場合、正社員と比べると仕事内容が見劣りしてしまうことがあるため、記入内容に一工夫必要です。
例えば
- アルバイトでの具体的な成果、表彰歴
- アルバイトで工夫したこと
- 成果を認められての昇給経験
- 応募先で生かせそうな仕事内容、スキル、資格
- アルバイトで使用していたPCソフト
上記のような内容を盛り込むことで、応募先に入社意欲や、入社後のポテンシャルをアピールすることができます。
職務経歴書の書き方_アルバイト経験がない場合
働いた経験のない人は冒頭に「職歴:なし」と書くことになりますが、下記の項目も職務経歴書に作ることで、採用担当者に興味をもって書類に目を通してもらえる確率が高まります。
- 資格、スキル
- 自己PR
自己PRの項目に盛り込むべき内容は下記です。
- 働いていなかった期間に取り組んでいたこと、その成果、または反省
- 志望動機、応募先企業への共感
- 入社後どのように仕事に取り組んできたいか、将来の展望
働いたことがないからと言って応募前からあきらめてしまうのは早計です。職務経歴書を活用して自分をしっかりアピールしていきましょう。
職歴なしの書き方をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。
職歴なしの就職が難しい理由3選
職歴なしからの就職はやっぱりキビシイ?「キビシイ」の中身を知ることで、対策できることがあるかもしれません。
理由1.年齢相応の常識・ビジネスマナーが身についていない
職歴がないと年齢相応の常識やビジネスマナーを身につける機会がなく、自分に自信がないという人も多いのではないでしょうか。未熟さは、はきはきとした受け答えや明るい表情なのでかなりカバーできますが、社会人経験のある人に比べて不利になりがちなのは否めません。
理由2.即戦力になりえない
全員職歴なしがあたりまえの「新卒採用」ならともかく、職歴のある人と同じ土俵で戦わなければならない中途採用では、企業もある程度の即戦力を期待していることが多く、職歴なしはハナから採用対象外になってしまうことがめずらしくありません。仮に即戦力を期待しない、ポテンシャル採用だと言われても、職歴ありの人に経歴やふるまいがどうしても見劣りしてしまうことがあります。
理由3.コミュニケーション能力に難あり
無職・ニート歴が長いと人と接する機会が少なくなり、会話のキャッチボールがどうしても下手になってしまうようです。面接の受け答えがスムーズにいかないことで、面接官が応募者の実務能力を不安に思えば、次の選考に進むことはできません。
コミュニケーション能力に自信がないという人は、コミュニケーションが苦手な人に向く仕事もあるのでそういった中から仕事を探すのも良いでしょう
職歴なしをカバー!プラスの印象を与える方法
職歴がなくても就職活動で自分をアピールする方法はあります。ここでは5つの方法を紹介していきます。
方法1.志望動機でアピール
志望動機は業界・企業・職種の3つの角度から、それぞれを選んだ理由を考えてまとめましょう。企業研究は必須です。説得力のある志望動機を堂々と話すことができれば、志望動機の内容以上に「やる気」「要約力」「プレゼン力」などをアピールすることになります。
志望動機の書き方は上記の記事を参考にしてみてください。
方法2.人柄でアピール
就職活動と言っても結局は人対人。自分を好きになってもらわないと何も始まらないところがあります。自分の性格のなかでもポジティブな面が良く伝わるような見せ方、伝え方を考えましょう。職歴がない、自信がないからと言って面接官に対して自虐しすぎるのは考えものです。
方法3.資格をアピール
資格はあなたの努力を表すものです。保持資格はどんどんアピールしましょう。
方法4.仕事に関係のあるスキルや経験をアピール
趣味やボランティアなどで、仕事に活かせそうな経験がある場合はこちらも積極的に書きましょう。また正社員としての職歴はなくてもアルバイト経験はあるという人はアルバイト経験も伝え方によってはアピール材料となります。
方法5.丁寧に書いたきれいな履歴書でアピール
意外とばかにできないのが履歴書のきれいさ、文字の丁寧さです。履歴書のきれいさが採用を左右することはありませんが、汚さ、雑さが不採用につながることはままあります。履歴書は丁寧に書いてください!
職歴なしの人が履歴書なしで就職する方法は?
就職支援サービス、就職エージェントによっては履歴書などの書類を用意せずとも優良企業との面接が叶う場合があります。
例えば私たちジェイックは職歴なしの人や、正社員歴の浅い人に特化した就職支援サービスを提供している会社なのですが、「JAIC(ジェイック)」の最大の特徴は以下の2つです。
- 優良企業を書類選考なしで紹介
- 就職活動に必要な知識や準備をする研修を無料で提供
職歴なしの人が自信をもって就職活動を進められるように全力でサポートいたしますので、ぜひ私たちのサービスをご活用ください。
職歴なしについて、まとめ
履歴書に書ける職歴がないと就職するのが難しいのではないかと悩んでしまっている人も多いですが、職歴なしでも履歴書や職務経歴書で自己PRをすることは可能です。また、就職エージェントによっては履歴書などの書類を準備せずとも優良企業と面接が可能です。職歴なしだからといってあきらめず、企業に自分の熱意をしっかりと伝えて、入社できるように頑張りましょう。