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美容師からの転職でおすすめの仕事とは?転職するならエージェントに登録しよう

美容師からの転職でおすすめの仕事とは?転職するならエージェントに登録しよう

美容師をやめて転職したい」という方もいるのではないでしょうか。美容師はやりがいのある仕事である反面、年収が低かったり労働時間が長かったりするなどの点から、長く続けていくのが厳しいと感じている方もなかにはいるかもしれません。サロンでスタイリストとして働く以外にも、元美容師の活躍の場はたくさんあります。

この記事では、美容師からの転職でおすすめの仕事や美容師経験を活かせるおもな職種や業界、転職活動のための対策方法などについてご紹介します。

記事のPoint
  • 「美容師からの転職でおすすめの仕事 4選」の仕事内容を解説
  • 美容師から転職する人が多い理由は、「低給料」「休日が少ない」「職場環境」「健康上の理由(手荒れ、腰痛など)」
  • 美容師から異業種への転職は可能。20代は若いというだけで、異業種への転職は有利

美容師からの転職におすすめの仕事

美容師からの転職におすすめの仕事

美容師からの転職でおすすめの仕事について、まずはご紹介します。

美容メーカー・ディーラーの営業職

化粧品やヘアケア用品など、美容に関する商品を扱うメーカーの営業職として働くのは、ひとつの選択肢として有効です。美容師の場合、店舗で使用しているシャンプーやヘアワックス、トリートメントなどを、店頭で販売しているところも少なくありません。それらの商品をお客様にすすめて買ってもらえることが多かったという人の場合、メーカーに転職してもよい成績をあげられる可能性が高いでしょう。

また、シャンプーなど美容院で使用する商品の卸売りをする美容ディーラーの営業職もおすすめです。美容院という実際に働いていた場所が取引先となるため、業界のことも理解できていることから、関係性を築きやすいといえます。

美容系以外の営業職

美容系以外の営業職も、美容師からの転職に向きます。営業は美容師時代に培ったコミュニケーションスキルを活かせる仕事となるため、ジャンルに限らず適性があるといえるでしょう。

売れる営業マンは相手の話を聞ける人なので、美容師時代にお客様の話を聞くことが多かった人や、お客様の好みや希望などをヒアリングするのが得意だった人は、とくにおすすめです。インセンティブなどがある営業職を選んだ場合は売れればそのぶん稼げるので、うまくいけば美容師時代よりも年収があがることも考えられます。ただし、ノルマが厳しいところは精神的なプレッシャーが大きいこともあるため、企業選びには注意が必要です。

サービス業(接客業・販売職)

美容師資格を活かせるサービス業と、それ以外のサービス業についてご紹介します。

美容師免許を活かす仕事

美容師免許を活かして働ける仕事としては、以下が考えられます。

アイリスト

まつエクやまつげパーマを行うアイリストは、美容師資格が必要なので資格を活かせます。美容院ではなくアイリッシュサロンなどで働くことも可能になるため、美容院以外の場所で働きたい人にもおすすめです。注意点として、アイリストは業務委託の募集も少なくないため、その場合は収入が不安定になることもあります。固定給のほうがよい場合には、社員の求人を探すことをおすすめします。

ブライダル美容師

新郎新婦の着付けやヘアメイク・セットなどを担当する仕事です。結婚式の場合、とくに女性のヘアメイクや和装などは華やかなものになるため、自分の経験やセンスを活かしやすいでしょう。職場としては、ブライダルサロンやホテルの美容室などがあります。ただし仕事は土日祝日がメインとなるため、週末に休みたい人には不向きです。事前打ち合わせやリハーサルが夜になることもあるなど、やや不規則になることもあるでしょう。

接客経験を活かす仕事

具体的には、下記のような転職先が考えられます。

  • アパレル
  • 宝石販売
  • ブランドショップの販売員
  • 家電量販店の販売員
  • 飲食店
  • ホテル
  • スーパー
  • サロン(エステ、ネイルなど)
  • 美容部員

美容師も接客業のひとつであるため、感覚的にはあまり変わらないかもしれません。自分自身が興味のある業界を選ぶのが一番ですが、美容師経験を活かせる業界としては、自分の美的センスが役立ったり、自分からお客様に提案ができたりする場が考えられるでしょう。

事務職

美容師とはまた違ったデスクワークとなりますが「オフィスで働いてみたい」という方には適性があります。「実は人と話すのはそれほど得意ではない」「座り仕事がいい」という人は、事務職のほうが働きやすいケースもあります。

事務職は基本的にどの企業にもありますが、自分が興味のある業界を選んだほうが仕事のモチベーションはあがりやすいでしょう。未経験OKの職場もありますが倍率は高くなりがちなため、資格を取得する、事務の仕事に関する勉強をしておく、20代などなるべく早いうちに転職するなどの対策が必要となってきます。

美容師からの転職の実態

美容師からの転職の実態

美容師から転職する人が多い理由や、美容師を辞めてほかの職種や業界に転職するメリット・デメリット、美容師からの転職のコツについてご紹介します。

美容師から転職する人が多い理由

幻冬舎GOLD ONLINEの記事によると、美容師の離職率は1年目で50%、3年以内で80%、10年目で92%にものぼるというデータがあります。

引用:幻冬舎GOLD ONLINE

美容師を辞めて転職する人が多い理由には、以下が考えられます。

理由その1:給料が低い

厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」を見てみると、美容師(理容師)の平均年収は311万4000円です。月収は、25万5100円となっています。一般的なサラリーマンの年収と比較すると、やや低めの水準となっていることがわかります。また、年齢を重ねても大幅な昇給や給料アップなどは見込みにくいといえます。

引用:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」

若いころはよくても、年齢を重ねたり結婚をしたりすると、もっと収入を上げたいと考えて美容師を辞める選択をする人が出てくることも考えられます。

理由その2:休日が少ない

労働基準法では、基本的には、労働者には週に40時間しか労働をさせることができません。さらに、1日の上限時間が8時間までの労働になるので「8時間×5日間=40時間」になります。また、1年間は52週間になるので「5日×52週間=260日」という結果になります。こちらが、1年間の勤務日数になります。一年間が365日なので、「365日×260日=105日」なので美容師は105日しか1年に休みを取ることが出来ません。

また、こちらの数字はあくまで残業なしの時間です。残業や休日出勤があると、もっと休日が少なくなることもあります。

理由その3:手荒れがひどい

美容師にとって、手荒れは大きな悩みです。薬剤やシャンプー、お湯や水などに日々触れているため、どうしても手が荒れやすくなります。ハンドケアなど対策もできるものの、肌が弱い人はなかなか改善せず、長期的な手荒れに悩まされることもあります。

理由その4:腰痛がつらい

美容師は、長時間の立ち仕事が多いです。腰痛とは、腰に負担のかかるような体制を長時間続けることにより、背中の筋肉で血管を圧迫することで起こる疾患です。特にシャンプー中やカット中に腰に負担をかけてしまう体制を続けてしまうので背中の筋肉で血管を圧迫し痛みが発生するのです。

理由その5:ブラックな職場環境もある

給料が少ない、残業が多い、休日が少ない、手荒れが辛い、立ちっぱなしで仕事をしなければならないということなどから、労働環境があまりよくないと感じる人もいるかもしれません。

美容院には小規模な個人店舗も多いことから、スタッフ一人あたりの仕事量が多くなってしまうこともあります。若いうちはそれでよくても、ある程度キャリアを積んでくると「このままいまの環境で働き続けるのはしんどい」と考え、転職を検討する人もいるでしょう。

美容師から転職するメリット・デメリット

次に、美容師から転職するメリットとデメリットを解説します。メリットだけでなく、デメリットも理解してから検討しましょう。

美容師から転職するメリット

美容師から転職するメリットは、下記のとおりです。

  • 美容時時代よりも給料が上がる可能性が高い
  • 残業が減って休みが多くなるためプライベートの時間が増える
  • 美容師は不足しているため、また戻ろうと思えば戻れる

結論、美容師はハードな仕事に分類されるため、他の仕事に転職すれば好待遇に感じる可能性が高いといえます。

美容師から転職するデメリット

美容師から転職するデメリットは、下記のとおりです。

  • 職種によっては美容師専門学校で学んだことが役立たないケースもある
  • もしまた美容師に戻った場合、ブランクがあるため苦労する可能性がある
  • 未経験の仕事や業界のルールなどをあらためて覚えなければいけない

美容師は専門職のため、ほかの仕事とはまた違った慣習があるでしょう。民間企業に転職した場合、そこでのやり方に慣れるのに苦労する可能性があります。

美容師から異業種への転職は可能

結論からいうと、美容師から別の職種へと転職することは可能です。とくに20代は若いというだけで、異業種への転職は有利です。若い人材は時間をかけて育成できるので、元美容師で未経験職種でも、比較的採用されやすいということがあるのです。

20代なら美容師を辞めても他の仕事に転職しやすく、また、もしその仕事が合わなくてもまた美容師に戻るという選択もしやすいでしょう。転職するならば若いうちに決めることをおすすめします。

美容師から転職を成功させるためのコツ

美容師から転職を成功させるコツを、以下の2つのジャンルからご紹介します。

  1. 履歴書作成
  2. 面接対策

それぞれについて解説します。

履歴書作成

美容師から転職するときの履歴書には、美容師だったときのことをアピールしましょう。前述のとおり、美容師の経験を活かせる仕事もあるからです。そして、必ず美容師から応募企業に転職したい理由も書いておきましょう。ここが不明瞭だと、書類選考に通らない危険性もあります。

面接対策

応募書類や面接の自己PRでは、美容師で身につけたスキルをアピールしましょう。コミュニケーションスキルはもちろん、傾聴力や提案力、忍耐力など、異業種でも役立てられるスキルが身についている人も多いはずです。自分がその企業に役立つ人材であることを効果的に伝えるようにしましょう。

面接のおすすめの練習方法は、下記のとおりです。

  • 友人や知人に相手になってもらう
  • スマホで録画して悪いところを直していく
  • 転職エージェントに相談する

転職エージェントは転職のプロなので、内定が出やすい面接のコツを教えてくれます。転職先の企業も紹介してくれて、応募企業ごとに面接の練習をしてくれるので内定率が高いです。転職エージェントは基本的に無料なので、上手に利用しましょう。

美容師から転職するならエージェントに登録しよう

美容師からの転職は可能です。ただし、これまで民間企業などで働いた経験がない美容師の方も多いでしょう。そのため、転職活動で具体的に何をすればよいのかわからないという方もいるかもしれません。ジェイックでは、履歴書や自己PR、志望動機作成のアドバイスや、面接対策にも対応しています。美容師で転職を検討中の方は、ぜひ一度ジェイックのキャリアアドバイザーへご相談ください。

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ABOUT US
古庄 拓執行役員兼マーケティング開発部長
株式会社ジェイック執行役員兼マーケティング開発部長。IT業界・コンサルティング業界等への転職支援からキャリアを開始。大学キャリアセンターとの就職支援プロジェクト(2021年2月末:102大学と連携)、新卒の就職支援事業、リーダー研修事業など、複数サービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。新卒の就職、中途の転職、また企業側の採用・育成事情に詳しい。 7つの習慣R認定担当インストラクター、原田メソッド認定パートナー、EQPI認定アナリスト等