仕事がうまくいかないと悩んでいませんか?この記事では、仕事がうまくいかない人の10個の特徴と共に、対処法や、仕事がうまくいかないときにやってはいけないこともお伝えします。紹介する対処法を実践することで、自分に自信が持てるようになりますよ。
- 「仕事がうまくいかない人によくある10の特徴」で、あなたのタイプを知ろう
- 「仕事がうまくいかないときの5つの対処法」を行動編と考え方編に分けて解説
- 「仕事がうまくいかないときにやってはいけないこと5選」も参考にしよう
この記事の目次
仕事がうまくいかないときの10の原因
仕事がうまくいかない原因は、主に10個に分けることができます。
- 経験が不足している
- 苦手な仕事をしている
- ミスを繰り返してしまう
- 仕事がいつもギリギリ
- 人間関係がうまく築けていない
- 職場環境が悪く仕事に集中できない
- 完璧主義で100点を目指してしまう
- 周りのプレッシャーが大きい
- 悩みがあり仕事が手につかない・
- 運動不足で健康に問題を抱えている
では、それぞれの原因についてお伝えしますね。
原因その1:経験が不足している
仕事がうまくいかない原因として多いのが、経験不足です。
例えば、「電話の取り継ぎ」といったことを、初めからミスなく対応できるという人は少ないのではないでしょうか。電話の取り継ぎだけでも「相手側の企業名や所属している部署などをしっかり聞き、的確にメモを取り、相手が不在の場合は都合の良い時間を聞く」などよるべきことが多いです。
仕事に慣れていないから仕事ができない、といったことは少なくありません。慣れないうちはミスをしてしまうということは誰もがある話でしょう。逆に言うと「時間が経てば自然と仕事ができるようになっていた」といったことは珍しくないのです。
また、下記の記事では、仕事を覚えることが出来ない原因などについてご紹介されていますので是非読んでみてください。
原因その2:苦手な仕事をしている
苦手な仕事をしているために、仕事ができないこともあります。
「人気がある」「格好がいい」という理由で仕事を選び、本当は、自分の苦手な仕事であったというケースは多くあります。
苦手な仕事に取り組むと、楽しさを感じられません。そのため気分が落ち込み、「仕事がうまくいかない」とネガティブな気持ちになることがあります。
原因その3:ミスを繰り返してしまう
ミスを繰り返してしまうのも、仕事がうまくいかないと感じてしまう原因のひとつです。
ミスしたことに慌ててしまい、また別のミスをしてしまうといった負のループに巻き込まれることもあります。
そうしたことで、ミスを頻繁に起こしてしまい、「なんでこんなにミスを起こしてしまうのだろう・・・」という事で自己肯定感が下がってしまい、「仕事がうまくいかないな」という考えになってしまいます。
こうして自分に自信がなくなることで、仕事がうまくいかないと感じてしまうのです。
また、下記の記事では、仕事でミスをしてしまう原因やその対処方法などについて書いているので気になる方は読んで見てください。
原因その4:仕事がいつもギリギリ
提出物などを締切ギリギリに出すことが、仕事ができない原因となっていることもあります。なぜなら提出物を見直す余裕がないため、内容の質を高められないからです。
また、納期までの期間が極端に短い仕事を行っていると、一気に大きなストレスを抱えることにもなります。そこで焦りなどが生まれます。
締切が迫って焦ると、正常な判断ができなくなってしまい、普段ならしないミスをして落ち込んでしまうこともあるでしょう。
原因その5:人間関係がうまく築けていない
仕事がうまくいかない原因として、人間関係がうまく築けていないことも挙げられます。
人間関係が築けていないと、たとえば上司にミスが報告しづらく、結果として大きなトラブルに発展することもあります。周りと溶け込めないと、チームに必要ない人、つまり「仕事ができない人」といった印象を与えてしまうこともあります。
また、ジェイックでは人間関係について書かれている記事もあるので、気になった方は是非読んでみて下さい。
原因その6:職場環境が悪く仕事に集中できない
職場環境が悪いことが原因で、仕事がうまくいかないこともあります。
たとえば「同僚の話し声がうるさい」といったことが理由で仕事に集中できないこともあります。ストレスが溜まり目の前の仕事に手がつかなくなることで、仕事の成果が上げづらくなってしまうのです。
原因その7:完璧主義で100点を目指してしまう
仕事がうまくいかないと悩む人のなかには、完璧主義の人が少なくありません。
完璧主義だと、どのタスクも100%の完成度を目指してしまいます。その結果、複数の仕事がある場合には手が回らず、どれも中途半端な出来となってしまうことがあるのです。
原因その8:周りのプレッシャーが大きい
周囲からのプレッシャーに委縮してしまい、仕事がうまくいかない人もいます。
「絶対に上手くやらなければ」というプレッシャーにさらされているという事も、仕事がうまくいかないといった原因にもなります。
特に責任感が強い人は、周りからの過度な期待がプレッシャーとなってしまうこともあります。そのため緊張から本来の力が出せず、仕事ができないと落ち込んでしまうこともあります。
原因その9:悩みがあり仕事が手につかない
仕事やプライベートの悩みが、仕事がうまくいかない原因となっていることもあります。
特に「仕事がうまくいかない」と悩み、余計に仕事が手につかなくなる人は多いです。仕事中にほかのことを考えていると、目の前の仕事に真剣に向き合えず、ミスも生まれやすくなってしまいます。
原因その10:運動不足で健康に問題を抱えている
仕事がうまくいかない原因が、実は運動不足にある人も少なくありません。
土日は寝て過ごしたり、動かずに食べてばかりいたりすると健康が損なわれていきます。結果として健康の悪化が仕事のパフォーマンスに影響し、仕事がうまくいかなくなってしまうのです。
仕事がうまくいかない人によくある10の特徴
仕事がうまくいかない人によくある、10個の特徴を紹介します。
具体的には、下記のとおりです。
- 基礎的なことができていない
- 時間にルーズ
- 仕事の優先順位が付けられない
- 他人と比べてしまう
- 求められている役割がわかっていない
- 上司との関係性をうまく築けない
- 周囲とコミュニケーションをとらない
- 自分への理想が高い
- 自分一人で考え込んでしまう
- 整理整頓ができていない
では、それぞれの特徴についてお伝えします。
特徴その1:基礎的なことができていない
仕事がうまくいかない人は、基礎的なことができていないことが多いです。基礎がおろそかだと、ミスが出やすくなります。
一方で仕事ができる人は、実は基礎固めに注力していることが少なくありません。そのためミスが少なく、周囲からも「仕事ができる人」といった評価を受けやすいのです。
特徴その2:時間にルーズ
時間にルーズなことも、仕事がうまくいかない人の特徴のひとつです。
時間にルーズだと、「自分の業務を効率化しよう」といった意識が生まれません。そのため業務が時間内でうまく回らず、仕事が溜まる一方となってしまうのです。
特徴その3:仕事の優先順位が付けられない
仕事がうまくいかない人は、「仕事に優先順位を付けるのが苦手」という特徴もあります。
優先順位を付けないと、目の前にあるタスクをこなすことだけに目が向いてしまいます。すると締切が迫っているものを後回しにしてしまうなど、後から自分自身が困ってしまう事態を生み出してしまうのです。
特徴その4:他人と比べてしまう
他人と比べてしまうことも、仕事がうまくいかない人の特徴です。
たとえば「周りと比べて自分はダメだ」と落ち込み、前向きに仕事に取り組めなくなる人もいます。結果として仕事が手につかず、余計に仕事ができなくなってしまうといった悪い循環に陥ってしまうのです。
特徴その5:求められている役割がわかっていない
仕事がうまくいかない人は、求められている役割がわかっていないこともあります。
役割とは、後輩の育成係や、プロジェクトのサブリーダーといったポジションのことです。仕事はチームプレーのため、役割と違うことをしていると仲間からの信頼が得にくくなります。
結果として協力も得られず、自分の仕事がうまく回らなくなってしまうのです。
特徴その6:上司との関係性をうまく築けない
上司とうまく付き合うことは、仕事を円滑に進めるうえで大切です。
なぜなら、上司は最も近くで自分自身を助けてくれる存在だからです。しかし上司との関係性が良くないと、必要なときにサポートを受けにくくなり、業務をうまく進められなくなってしまいます。
また、ジェイックでは上司に悩み相談が出来ない時の対処法などについて書いている記事があるので是非読んでみて下さい。
特徴その7:周囲とコミュニケーションをとらない
仕事がうまくいかない人は、周囲とのコミュニケーションを取らない傾向もあります。
職場の関係性がうまくいっていないと、誰にも相談ができず、ひとりでトラブルを抱えてしまうこともあります。結果として大きなトラブルに発展してしまうなど、業務に支障が出てしまうことがあるのです。
特徴その8:自分への理想が高い
自分への理想が高いことも、仕事がうまくいかない人の特徴です。
理想が高い人は「完璧主義」なことも多く、1つの仕事に時間をかけ過ぎてしまいます。結果としてほかの仕事に手が回らず、自分に与えられた業務をうまく進めることができないのです。
特徴その9:自分一人で考え込んでしまう
仕事がうまくいかない人のなかには、自分一人で考え込んでしまう人もいます。
考え過ぎてしまうと行動を起こせず、周りと比べてスタートダッシュが遅れます。すると先に仕事を終えた人と自分を比べ、「仕事がうまくいかない」と思ってしまうことが少なくないのです。
特徴その10:整理整頓ができていない
仕事がうまくいかない人は、整理整頓ができていないといった特徴もあります。
たとえばデスクの上が整理できていないと、資料を探すことに手間取り、仕事にかけられる時間が少なくなります。すると時間に余裕のある人と比べ、仕事の完成度が低くなってしまうのです。
仕事がうまくいかないときの5つの対処法-行動編
仕事がうまくいかないときの対処法を、行動編と考え方編に分けてお伝えします。
まず行動編の対処法は、以下の5つです。
- 助言をもらう
- 原因を洗い出す
- 身の回りを整理する
- 基礎を徹底する
- 休息をしっかり取る
対処法-行動編その1:助言をもらう
仕事がうまくいかないときは、上司や同僚に相談しましょう。
第三者の助言をヒントに、仕事がうまくいくことは少なくありません。誰かに相談すると、自分では思いもよらない解決策をもらえることもあるでしょう。
対処法-行動編その2:原因を洗い出す
原因を洗い出すことも、仕事がうまくいかないときの行動としておすすめです。
たとえば、思っていることを紙に書き出してみましょう。頭の中のモヤモヤを吐き出せるので、スッキリとした気持ちで仕事に向かえるようになります。
対処法-行動編その3:身の回りを整理する
身の回りを整理することもおすすめです。
整理すると自分にとって必要なものが見えてくるので、仕事の優先順位が付けやすくなります。デスクの上など、手が付けやすいところから片付けてみましょう。
対処法-行動編その4:基礎を徹底する
仕事がうまくいかないときは、基礎を徹底することも大切です。
まずは、業務マニュアルを改めて見直してみるだけでも大丈夫です。基礎を固めることで、小さなミスを抑えることができます。
対処法-行動編その5:休息をしっかり取る
休息をしっかり取ることも大切です。
身体も心も疲れていると頭が動かず、仕事のパフォーマンスが落ちてしまいます。休みの日は仕事のことを忘れ趣味に打ち込むなど、意識的に休息を取るようにしましょう。
仕事がうまくいかないときの5つの対処法-考え方編
次に、仕事がうまくいかないときに意識したい考え方についてお伝えします。
具体的には、下記の5つです。
- 自己評価しない
- 他人と比べない
- 80点でOK
- 「こんな日もある」と考える
- 今の環境が続くわけではない
対処法-考え方編その1:自己評価しない
うまくいかないときは、自己評価し過ぎないことが大切です。
自分では失敗したと思っても、周りは失敗とは思っていないことは意外と多いものです。仕事の成果は相手が決めるものなので、自己評価をあてにし過ぎないようにしましょう。
対処法-考え方編その2:他人と比べない
仕事がうまくいかないときは、「他人と比べない」ということも意識してください。
他人は他人と割り切ると、自分のペースで仕事ができるようになります。すると仕事に集中でき、仕事がうまく進むようになるのです。
対処法-考え方編その3:80点でOKと考える
完璧主義で何においても100点を目指してしまう人は、まずは80点を目指して仕事をしましょう。
100点を目指すことを辞めると、仕事のスピードが速くなります。すると複数の仕事が舞い込んだときにも、余裕を持って取り組めるようになるのです。
対処法-考え方編その4:「こんな日もある」と考える
仕事がうまくいかず気分が落ち込んでいるときは、「こんな日もある」と思うようにしましょう。
悩みを引きずったまま仕事をすると、目の前の仕事に集中できません。一方で「こんな日もある」と思えると心が楽になり、仕事に新たな気持ちで臨めるようになります。
対処法-考え方編その5:今の環境が続くわけではない
「今の環境が続くわけではない」と考えることもおすすめです。
自分の異動もあるでしょうし、場合によっては転職して別の会社で働くという手もあります。今の人間関係が続くわけではないと考えると、人間関係に向いていた意識を仕事に向けられるようになります。
仕事がうまくいかないときの5つのやってはいけないこと
仕事がうまくいかないときにやってしまうと、逆効果となることもあります。
特に以下の5つはやらないようにしましょう。
- 自分を責める
- 職場以外で仕事のことを考える
- 周りに怒りをぶつける
- 暴飲暴食
- 深く考えずに転職する
では、それぞれ説明します。
やってはいけないことその1:自分を責める
仕事がうまくいかなくても、自分を責めてはいけません。
辛い状況を前に自分さえも責めてしまうと、なかなか立ち直れなくなります。
まずは一回落ち着き、「自分に今できることは?」など、できることに目を向けるようにしましょう。
やってはいけないことその2:職場以外で仕事のことを考える
職場以外で仕事のことを考えるのもおすすめできません。
仕事のアイデアなどは、リラックスしているときに思いつくことが多いものです。
仕事のことで頭が一杯のときは、意識的に仕事のことを考えない時間をつくるようにしましょう。
やってはいけないことその3:周りに怒りをぶつける
うまくいかないときに、周りに怒りをぶつけたくなる人もいるでしょう。
しかし、怒りをぶつけても状況が好転することはありません。
人間関係を壊す原因にもなるので、まずは冷静になって解決策を見つけることに意識を向けましょう。
やってはいけないことその4:暴飲暴食
仕事がうまくいかないときは、暴飲暴食にも気をつけてください。
暴飲暴食をすると、健康上のリスクが高まります。
身体に問題があると仕事のパフォーマンスも落ちてしまうので、特にストレスが溜まると食べ過ぎてしまう人は要注意です。
やってはいけないことその5:深く考えずに転職する
仕事がうまくいかないときに、転職を考える人もいるでしょう。
たしかに、環境を変えて状況が良くなることはあります。
しかし、新しい職場の人間関係などで悩み、仕事が手につかなくなる可能性もあるのです。
そのため勢いで転職するのではなく、「そもそも転職する必要があるのか?」と冷静に考えることから始めてみましょう。
何をやっても仕事がうまくいかな場合
記事をここまで読んでいただいても改善できそうにない、仕事がうまくいきそうにないと感じた場合は、下記のような行動をとってみましょう。
- 長めに休暇を取ってみる
- 部署移動を申し出る
- 転職をする
最後に、上記2つの行動についてご紹介していきます。
長めに休暇を取ってみる
仕事がうまくいかないという事は、仕事に対するプレッシャーやストレスなどを抱えているからかもしれません。
その時は、仕事が一旦落ち着いた時に、長めに休暇を取り、趣味に没頭したり旅行に行ったりとリフレッシュの時間を取りましょう。
仕事を忘れて自分のやりたいことをやるという時間を意図的に作ることが大切です。
また、下記の記事では、仕事を休みたい時に使える理由などについて書かれています。気になった方は是非読んで見てください。
部署移動を申し出る
仕事がどうしてもうまくいかないと考えている方は、もしかすると今行っている仕事があっていない、自分の希望の仕事が出来ていないという事もあるでしょう。
もし、可能なのであれば、部署の異動を申し出てみましょう。仕事の内容や環境が変わり実力が発揮できるという事も十分に考えられます。
転職をする
次に、どうしても仕事がうまくいかないという方は、転職を検討してみても良いでしょう。
仕事がうまくいかない原因は、職場の環境が少し変わるだけで改善されることも多いです。
ですが、原因が「物事にルーズ」「周囲との強調が苦手」などといったように性格的なものなのであれば、転職をしても同じ状況になってしまう事もあります。
また、下記の記事では、自分に合った仕事を探すための自己分析の進め方などをご紹介しております。是非読んで見てください。