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受け身な人に向いてる仕事10選!向いていない5つの仕事も紹介

受け身な人に向いてる仕事10選!-自分に合った仕事へ転職しよう-

受け身な人に向いている仕事はあるの、と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

実は、受け身な人に向いている仕事はあります。

なぜなら、受け身な人にも強みが存在するため合った仕事があるからです。

こちらの記事では、受け身な人の強み・弱みやおすすめの仕事を解説しております。

こちらの記事を読むことで、受け身な人に向いている仕事を見つけることができます。気になった方は、是非参考にしてみてください。

受け身な人に向いてる仕事10選

受け身な人が強みを発揮しやすい仕事を紹介します。興味のある仕事についてはぜひ詳しく調べてみてください。

1. 地方公務員

地方公務員は住民の要望に応える仕事のため、受け身な性格の人に向いています。

部署によって仕事はさまざまですが、地方公務員の基本的な業務は「住民のサポート」です。

つまり自分から何かアクションを起こすというより、住民の声や希望をもとに仕事をするため、積極的に行動するのが苦手な人でも働きやすい仕事といえるでしょう。

出典:厚生労働省「地方公務員(行政事務) – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

2. 事務

事務はマニュアルをもとに仕事をすることが多いため、受け身な性格の人に向いています。

ある程度決められた手順に沿って、ミスなく業務を行うことが求められます。そのため、主体的な行動よりも正確に作業をする丁寧さなどが必要になります。

  • データの入力
  • 書類のファイリング
  • 備品整備

営業職などのサポートがメインのため、自己主張の強い人よりも、周りの社員と協力して働ける受け身な人にこそ向いている仕事といえるでしょう。

出典:厚生労働省「一般事務 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

3. 医療事務

医医療事務はマニュアル化された作業が多いので、受け身な性格の人に向いています。

患者の受付や会計処理などが主な仕事ですが、これらの業務は手順が決まっているため、自分から新たに何かを生み出すような仕事ではありません。

医師や看護師の指示に従って行動することも求められるので、受け身な性格の人のほうが活躍しやすい仕事ともいえるでしょう。

出典:厚生労働省「医療事務 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

4. プログラマー

プログラマーは、プログラムの仕様書をもとに仕事をすれば良いため受け身な性格の人に向いています。

プログラミングと聞くと「何か新しいものを創造する」というイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし実際には、システムエンジニアからの指示通りにプログラムを作成していくことが主な仕事です。

そのため新しいアイデアを出したり、積極的に行動したりすることが苦手な人でも安心して働けるでしょう。

出典:厚生労働省「プログラマー – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

5. インフラエンジニア

インフラエンジニアはITシステムを支える裏方的な仕事のため、受け身な性格の人に向いています。

目立つ仕事ではありませんが、さまざまなシステムやアプリケーションを動かす土台を作る大切な仕事です。

サーバーの構築やネットワークの設定などの作業は手順が決められているため、マニュアル通りに作業を進められる人であれば大きな問題なく働けます。

そのため、受け身の人でも挑戦しやすい仕事といえるでしょう。

出典:厚生労働省「システムエンジニア(基盤システム) – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

6. 在宅ワーク

在宅ワークは、指示された業務をこなすだけで良い仕事もあるため受け身な人に向いています。

在宅ワークとは「自宅にいながらできる仕事」を指す言葉です。

その仕事内容は多岐にわたりますが、データ入力や画像の加工など、指示どおりに対応することが求められる仕事も少なくありません。

家の中でひとりで働けるので、対面でのコミュニケーションが苦手な人でもストレスなく働きやすいのもメリットです。

7. カスタマーサポート

カスタマーサポートはマニュアルをもとに顧客に対応する仕事のため、受け身な性格の人に向いています。

メインの仕事は、顧客からの問い合わせなどを電話で受け、疑問点の解消に向けたサポートを行うことです。

基本的には「顧客からのよくある質問集」や「受け答えマニュアル」を参照しながら回答するため、その場で臨機応変に対応する場面はそこまで多くありません。

そのため、自分で考えて行動するのが苦手な人におすすめの仕事といえるでしょう。

8. 製造業

製造業はマニュアル化された作業が多いため、受け身な性格の人に向いています。

仕事内容は多岐にわたりますが、ライン作業や検査、設計など、特に工場内の仕事は手順が決められているケースがほとんどです。

製品づくりに集中することが求められるため、工場内の従業員と直接やり取りする機会も多くありません。

そのため、人と積極的に関わることが苦手な人に向いている仕事といえるでしょう。

出典:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査の概況|第5-1表 産業、年齢階級別賃金及び対前年増減率(p.10)

9. 配達

配達の仕事は「決められた場所に荷物を届ける」という明確な指示があるため、受け身な性格の人に向いています。

基本的には担当エリアや配達ルートが決められているため、その指示通りに荷物を運べばOKです。

お客様と直接話すことがない非対面での配達も増えているので、ひとりで黙々と作業を進めたい人にとっても働きやすい仕事といえるでしょう。

出典:厚生労働省「フードデリバリー(料理配達員) – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

10. 大企業の一般職

大企業の一般職は定型的な業務が多いため、受け身な性格の人に向いています。

会社によって異なりますが、電話対応や書類作成といった事務系の仕事をメインに行います。

ベンチャー企業や中小企業ではマニュアルがないことも多く、自分で考えて行動することが求められるケースも少なくありません。

一方で大企業はマニュアルがしっかりと整備されている会社が多いため、指示されたことを的確にこなしていく仕事をしたい人は大企業への就職を目指してみましょう。

受け身な人に向いてる仕事の3つの特徴

受け身な人に向いている仕事の特徴を3つお伝えします。

  1. ルーティンワークがメイン
  2. 1人でできる作業が多い
  3. ノルマを課されない

1. ルーティンワークがメイン

ルーティンワークがメインの仕事は受け身な人に向いています。

決まった手順やマニュアルに沿って作業を進めれば良いため、自分から積極的に行動を起こしたり、判断に迷ったりする場面が少ないからです。

たとえば、次のような仕事はルーティン作業を任されることが多いでしょう。

  • 事務
  • インフラエンジニア
  • カスタマーサポート
  • 工場作業(ライン工・検品など)


上記のような仕事は自分のペースで黙々と作業を進められるため、周囲を気にせずに仕事に集中できる、というメリットもあります。

そのため、対人関係のストレスを感じやすい受け身な人でも安心して仕事に取り組めるでしょう。

2. 1人でできる作業が多い

自分のペースで仕事を進められるため、周囲とのコミュニケーションを最小限に抑えられるからです。

1人で作業を進めたい人は、次のような仕事をチェックしてみましょう。

  • プログラマー
  • 在宅ワーク
  • 配達

これらの仕事は1人で作業に取り組む時間が長いため、周囲に気を遣ったり、ペースを乱されたりすることがほぼありません。

そのためチームプレーが苦手な人や、周りに人がいると集中できない人にもおすすめです。

3. ノルマを課されない

受け身でも働ける仕事を探している人はノルマを課されない仕事も検討してみましょう。

目標達成のプレッシャーを感じることなく、自分のペースで仕事に取り組めるからです。

営業職のような仕事は高いノルマを課されることが多い一方で、次のような仕事は厳しいノルマが設定されていないことがほとんどです。

  • 地方公務員
  • 医療事務
  • 一般職


これらの仕事は成果を数字で評価されるケースが少ないため、営業などに比べると精神的な負担もそこまで感じません。

心にゆとりを持って働きたい人は、上記のような仕事にチャレンジしてみましょう。

受け身な人に向いていない仕事5選

ここまで、受け身な人に向いている仕事について解説してきました。

一方で、受け身な人が働いてしまうと大きなストレスを感じてしまう仕事も存在します。

受け身な人に向いていない仕事を5つ紹介しますので、就活や転職をするときの参考にしてみてください。

  1. ホールスタッフ(接客)
  2. スポーツインストラクター
  3. 保険営業
  4. 看護師
  5. 経営コンサルタント

1. ホールスタッフ(接客)

ホールスタッフはお客様対応が中心の仕事のため、受け身な性格の人にはおすすめできません。

注文を受けたり、料理や飲み物を提供したりするなど、ホールスタッフには常に臨機応変な対応が求められます。

マニュアルはありますが、以下のように柔軟な対応が求められる場面も少なくありません。

・混雑時に席までスムーズに案内する
・ドリンクをこぼしてしまったお客様に対応する

店舗によっては老若男女問わずさまざまなお客様が来店するため、一人ひとりの状況に合わせたコミュニケーションも必要です。このようにホールスタッフはどんな状況でも適切な対応が求められる仕事のため、「ルーティン作業を黙々としていたい」といった受け身な性格の人には向いていないでしょう。

2. スポーツインストラクター

スポーツインストラクターはお客様に積極的に働きかける場面が多いため、受け身な性格の人にはおすすめできません。

一人ひとりのレベルや体力に合わせた運動メニューの作成や指導をする仕事ですが、それだけでなく、運動のモチベーションを高めることも重要な役割です。

そのためには次のような場面でお客様に積極的に話しかけ、運動の楽しさを伝えたり、励ましたりすることが必要です。

・運動が苦手なお客様に声をかけて安心感を与える
・グループレッスンで参加者を盛り上げ、一体感を作り出す

スポーツインストラクターは、お客様のモチベーションを高め、トレーニングやレッスンに継続的に参加してもらうように自ら働きかけることが多い仕事です。

そのため、受け身な性格の人は苦労する可能性が高いでしょう。

3. 保険営業

保険営業は自ら顧客を開拓し、積極的に提案をする必要があるため受け身な性格の人にはおすすめできません。

保険営業の仕事は、顧客のライフプランやニーズをヒアリングし、最適な保険商品を提案することです。

ただし待っているだけでは新たな顧客を獲得できないため、次のような方法でアプローチしつつ、保険商品の必要性を理解してもらう必要があります。

  • 見込み客に電話をかけ、アポイントメントを取る
  • 自宅や職場を訪問し、保険商品を提案する
  • セミナーやイベントを開催し、新規顧客を獲得する

保険営業は高いノルマが課されているケースも多いため、目標達成に向けた自主的なアクションも強く求められます。

以上のことから、受け身な性格の人には不向きの仕事といえるでしょう。

4. 看護師

看護師は臨機応変な対応が求められる仕事のため、受け身な性格の人にはおすすめできません。

患者の病状は常に変化することもあり、次のような柔軟な対応が必要です。

  • 患者の容態の変化に気づき、医師に報告する
  • 患者の不安に寄り添い、精神的なケアに努める

医師や、他の看護師とも連携して仕事を進める必要があるので、看護師には協調性も欠かせません。

一方で受け身な性格の人のなかには、周りに気を遣いつつ、自ら積極的にコミュニケーションを取ることが苦手な人も多いはずです。

看護師は柔軟性や協調性が特に必要な仕事のため、受け身な人は苦労する可能性が高いでしょう。

5. 経営コンサルタント

経営コンサルタントは自ら積極的に提案や助言をする必要があるため、受け身な性格の人にはおすすめできません。

企業(クライアント)の課題を分析し、経営戦略や業務改善などの提案をするのが経営コンサルタントの仕事です。

適切な提案をするためには徹底した情報収集が欠かせず、以下のように経営層や社員を巻き込んだ働きかけも必要です。

  • 提案内容を経営陣に理解してもらうためにプレゼンを行う
  • 企業の担当者と連携して現場社員の意見をヒアリングする

経営コンサルタントには論理的な思考力が求められますが、それ以上に必要とされているのがリーダーシップや行動力です。

一方で、受け身な性格の人はチームを引っ張っていくことや、周りを巻き込んでいくことが苦手な人が多いため、経営コンサルタントの仕事にストレスを感じる可能性が高いでしょう。

受け身な人が仕事を探す3つの方法

ここまで、受け身の人に向いている仕事を紹介しました。では実際に上記の仕事に就職するにはどうしたら良いでしょうか。本章では上記の仕事に就くための具体的な行動を3つご紹介します。

1. ハローワークを利用する

ハローワークとは全国にある「公共職業安定所」のことです。ハローワークは国が運営している公的機関で求職者と事業者双方への情報提供をしています。国の公的機関の為、サービスはすべて無料で利用可能です。

ハローワークは地元の企業や、今住んでいる場所で働きたいと考えている人に特にオススメです。ハローワークは全国に500箇所以上あり、地域に根ざした企業と求職者のマッチングを主目的としているためです。あなたの街にも必ずあるので、一度行ってみると良いでしょう。

またハローワークでは、仕事を探すだけでなく就職のためのサポートが受けられます。受け身な人でもサポートを受けることで、就活に必要な行動が自然と理解できるでしょう。

一方ハローワークのデメリットとしては、次の2つが挙げられます。

  • 求人情報が周辺地域に限られる
  • 質の低い求人が紛れ込んでいる場合がある

質の低い求人については、ハローワークの求人掲載には費用がかからないことに起因します。「人材採用にできるだけお金をかけたくない」という考えの企業の求人も載せられてしまうためです。人材への給与や採用にかかる経費を「投資」と考えず、費用を投下できない企業ほど給与が低かったり、待遇が悪かったりする可能性が高い傾向にあるので注意してください。

このような悪質な企業を避けるためには、後述する就職サイトや就職エージェントも利用し、多角的な視点で企業を見極めることをおすすめします。

2. 就職サイトを利用する

就職サイトとは、就活関連の情報をまとめたサイトです。「リクナビ」や「マイナビ」などが代表例です。新卒者限定のイメージが強いかもしれませんが、既卒やフリーター向けの就職サイトも数多くあります。全国にある多数の求人情報の中から、自分の希望条件をいくつも選択しながら求人を絞り込んでいくことが可能です。例えば上述した職種での絞り込みや「在宅ワークOK」などの条件を選択すれば、あなたに理想的な求人を効率的に見つけられます。

就職サイトの一部には自分のプロフィールを登録することで、企業の方からアプローチしてもらえる機能があります。自分からは積極的に企業にアプローチできない受け身の方には最適なシステムでしょう。就職サイトのデメリットとしては、人気企業の倍率が高くなることです。就職サイトはインターネットさえあればいつでもどこでも応募できるため、人気企業には応募者が殺到します。掲載されている求人も多いのですが、条件の良い求人は競争が激しくなるようです。

3. 就職エージェントを利用する

就職エージェントは、就職希望者にアドバイザーがつき、企業探しから就職までサポートしてくれるサービスです。一人ひとりに担当がつき、さまざまな相談やアドバイスをくれるので、受け身な人でも無理なく就職活動を進められます。

エージェントは求人情報に精通しているため、求職者の特性を見極めた上で、相性の良さそうな企業を紹介してくれるのも魅力です。自力では見つけきれなかった求人を、エージェントが紹介してくれるケースも多くあります。

転職エージェントのデメリットとしては、担当アドバイザーとのやりとりが手間と感じる場合があることでしょう。アドバイザーは求職者にマッチする企業への就職をサポートすべく面談を繰り返し実施し、選考対策を促します。これらのやりとりを、中には鬱陶しいと感じる人もいるようです。

ただ、実際にはアドバイザーを通した方が、求職者の負担が軽減される場合が多いでしょう。面接練習や応募書類の添削等のやりとりは億劫ですが、プロの目を通すことで通過率は上昇するのも事実です。自力で何社も応募して全滅するより、アドバイザーと二人三脚で志望企業を絞り、合格率を高める方が、求職者の負担も軽くなるでしょう。

ちなみに、私たちジェイックも20代のフリーターや既卒者を中心にサポートする就職エージェントです。就職カレッジ®の参加者のうち73%は正社員経験がない人ですが、無事に正社員に就職できる人が多いです。フリーターや既卒の方で正社員に就職したい場合は、情報収集に活用してみてください。

まとめ

本記事では受け身な人の強み・弱みを解説し、おすすめの仕事を紹介しました。紹介した仕事の情報を参考に自分の適正を見極めて、あなたに合った仕事を選んでください。

自分の適性がわからないという方は、エージェントや診断ツールを活用してみると良いでしょう。

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ABOUT US
池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」