いわゆる「右脳派な人」に向いてる仕事は、ものづくりなどのクリエイティブ系、アイデアなどが評価される仕事、センスが問われる仕事などです。直感やひらめきに優れているため、それを活かした仕事に就くのがおすすめです。この記事では、右脳派な人に向いてる仕事、強みや弱み、特徴について解説します。
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この記事の目次
右脳派な人に向いてる仕事
右脳派な人に向いてる仕事は、以下があります。
- デザイナー全般
- 放送(構成)作家
- 商品企画
- 美容師
- 似顔絵師
- スタイリスト
- 芸能プロダクション社員
- フォトグラファー
- インテリアコーディネーター
- 俳優
右脳派な人に向いてる仕事について、それぞれ見ていきましょう。
向いてる仕事1.デザイナー全般
グラフィックデザイナー、パッケージデザイナー、インダストリアルデザイナーなど、右脳派な人は、デザイナー全般に適性があります。
理由としては、美的センスが重視される仕事であるためです。視覚的に効果のある表現にする必要があるため、右脳派な人に向いてる仕事といえます。
注意点としては、デザイン会社は少人数で回していることが多いためいそがしくなりがちな点、クライアントの要望に応えたものにしなければいけない点です。
向いてる仕事2.放送(構成)作家
番組の企画のアイデアを出したり、台本を作成したりする仕事です。番組ではなくお笑い芸人などに作家がつき、ネタを見て意見を言ったり台本を書いたりすることもあります。アイデアを思いつきやすい右脳派な人に向いてる仕事といえます。
近年は民放テレビ局よりもインターネットテレビやYouTubeなどの企画で、放送作家の需要が高まってきているといえます。放送作家は具体的な演出、構成作家は全体の流れなどを考えますが、ふたつの職業に明確な違いはなく、両方の役割を兼ねていることもあります。
注意点としては、社員として募集しているところは少ないため就職して働きたい場合は不向きな点、働き方が不規則になりがちであるという点です。
向いてる仕事3.商品企画
メーカーなどで新商品を考えたり、すでにある商品を改良したりするためのアイデアを出し、実際の企画に落とし込んでいく仕事です。
日常生活で見聞きしたものからヒントを得たり、直感で「こういう商品が求められているのではないか」と考えたりすることもできるため、右脳派な人に向いてる仕事のひとつです。
ただし、ただアイデアを思いつけばよいというわけではなく、予算などの面もクリアしたり、関係各所にプレゼンして理解や納得をしてもらったりすることも求められます。
向いてる仕事4.美容師
美容院やサロンでお客様の髪を切ったり、染めたり、パーマをかけたりする仕事です。ただ技術があればよいだけでなく、完成形をイメージしたりお客様に合った提案をしたりする必要があるため、右脳派な人に向いてる仕事のひとつです。
美容院に就職して働くことが多いですが、経験を積み、独立して顧客から依頼があったときだけ美容院を間借りして働いたり、自分でサロンを開業したりする人もいます。
注意点としては、店舗に所属する美容師の数はそれほど多くないため休みが少ないことがある、上下関係がしっかりしていて立っている時間も長いなど、イメージよりも体育会系の職業であるという点です。
向いてる仕事5.似顔絵師
街中や商業施設などで、お客様の似顔絵を描く仕事です。美大やデザイン系の専門学校などを卒業していなくても人物画であればなれるため、右脳派な人に向いてる仕事です。
一人でもくもくと描くというよりもお客様とのコミュニケーションも必要になるため、話すことが好きな人のほうが適性があるといえます。ただ似せるために上手に描くだけでなく、その人特徴をデフォルメしてインパクトを出す、などの工夫も必要になります。
注意点としては、基本的には給与水準がそれほど高くない点、そもそも求人自体があまりないという点です。
向いてる仕事6.スタイリスト
芸能人やモデルなどがテレビや雑誌、広告などで着る洋服や小物を準備してコーディネートする仕事です。特定の芸能人を専属で担当しているスタイリストもいます。自分のセンスを行かせるため、右脳派な人に向いてる仕事です。
事務所に所属するか、スタイリストにアシスタントとしてついて仕事を覚え、独立するかのいずれかのケースが多いといえます。
ただし、単独で仕事をするというよりも多くの人とかかわる仕事になるため、右脳派であっても社交性があまりない人には不向きといえます。
向いてる仕事7.芸能プロダクション社員
芸能プロダクションに就職し、所属する芸能人に関する業務をする仕事です。マネージャーになったり、イベント制作にかかわったり、ファンクラブの運営を担当したり、グッズのアイデアを出したり、スカウトしたりすることもあります。
右脳派な人のひらめきやセンス、共感力などが活かされることも多く、向いてる仕事といえます。華やかな業界に身をおくため、その点でも楽しさを感じられるでしょう。
早朝や深夜の勤務もあるなど不規則である、クライアントとの会食などの付き合いもある、あちこち飛び回ることもあり仕事がハードになりがち、などの点には注意が必要です。
向いてる仕事8.フォトグラファー
商業写真やアート写真などを撮影する仕事です。人物や商品、風景など、カメラマンによって得意ジャンルは異なります。
事務所に所属するケースと、フリーランスとして働くケースがあり、写真の学校などに通って自分で写真を売り込んだりコンテストで入賞したりする人もいれば、写真の知識がない状態でフォトグラファーに弟子入りし、アシスタントからはじめる人もいます。
人の感情を動かすような写真を撮ったり、人や商品などを魅力的に見せるセンスなどが必要になったりするため、右脳派な人には向いてる仕事です。ただし、重い機材を長時間持ったり野外で長時間撮影することもあったりするため、タフさは必須といえるでしょう。
向いてる仕事9.インテリアコーディネーター
クライアントの希望に合ったインテリアを準備したり、空間づくりのアドバイスをしたりする仕事です。住宅のみならず、商業施設やオフィスなどのコーディネートをすることもあります。
インテリアコーディネーターの資格を取得して働く人が多く、試験に合格してから就職先を探す方法と、まずはリフォーム会社や設計事務所などに就職して実務経験を積んでから、資格合格を目指すケースがあります。
空間認知能力に長けている右脳派な人に向いてる仕事ですが、クライアントのニーズを引き出したりコミュニケーションを取りながらすすめていく能力は必要といえます。
向いてる仕事10.俳優
映画やドラマ、舞台などに出演し、割り当てられた役を演じる仕事です。役に入り込んだり「こう演じればおもしろい」と考えて演じたりできる右脳派な人に向いてる仕事です。
俳優になるためには、養成所や専門学校など演劇が学べる機関に通う、オーディションを受ける、劇団に入る、などがあります。未経験でもオーディションに合格して役を射止めることもできますが、まれなケースです。
生まれ持ったセンスも必要になるほか、売れるまで時間がかかったり、収入が少ない時期が長く続いたりするため、それでもやりたいという情熱を持っていることが大切です。
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右脳派な人の強みと弱み-向いてる仕事を探す前に-
右脳派な人の強みと弱みを知り、自分に向いてる仕事を探してみましょう。
右脳派な人の強み
右脳派な人の強みとしては、以下があります。
強み1.アイデアを思いつくのが得意
右脳派な人は、アイデアを思いつく能力が高いことが多いです。多くの人を喜ばせたり支持されたりする企画を考えることができる人も少なくありません。
右脳が発達していると感性が鋭くなるため、ふだんからさまざまなことに刺激を受けているため、それらの情報なども頭の中で結びつけて、最適なアイデアを出すことができます。
強み2.センスがいい
センスは、誰もがすぐに身につけられるものではありません。おしゃれであるなど外見のセンスだけでなく、職場での言葉遣いや人付き合い、仕事のやり方などにもセンスがあらわれます。
右脳派はセンスがよい人が多く、その能力を仕事そのものに活かす以外にも、会社の印象をよくしたり業務にプラスになるようなことをしたりすることにもつながります。
強み3.共感を呼びやすい
右脳派な人は、人から共感されやすいといえます。アンテナが鋭く「なんかこれいいかも」「こういうのが世の中に求められていそう」「こうしたら喜んでもらえそう」という感覚を持っているためです。
右脳派な人がつくった成果物が高く評価されたり、予想よりもヒットしたり、クライアントから感謝されたりすることは少なくないでしょう。
右脳派な人の弱み
右脳派な人の弱みとしては、以下があります。
弱み1.理論やデータに弱い
右脳派な人は基本的に、直感や気分、ひらめきなどで行動するケースが多いといえます。そのため、理論的に説明されたりデータを出されたりしても、いまひとつピンとこなかったり、理解力が弱かったりすることがあります。
仕事を成功させて成果をあげるうえでは、客観的な事実であるデータや理論を参考にすることも大切だといえます。
弱み2.感情的になりやすい
右脳派な人は感覚や感性がするどいぶん、感情の起伏が激しいケースも少なくありません。よい方向に作用すれば問題ありませんが、ちょっとしたことに大きくショックを受けたり、腹を立てたりすることもあります。
職場でトラブルなどがあった際に感情的になってしまうと「一緒に働きたくない」と敬遠されてしまう可能性もあるため、右脳派な人は注意しましょう。
弱み3.深く考えないところもある
自分の感覚にまかせて行動することも多い右脳派な人は、ときに深く考えずに行動し、失敗してしまうこともあります。一方で左脳派な人は何事にも慎重なため、突発的な行動を取ることは少ないといえるでしょう。
「やってみないとわからない」というのも一理ありますが、仕事で深く考えずに行動してしまうと思わぬ迷惑をかけてしまうこともあるため、少し慎重になったほうがよいでしょう。
右脳派な人の特徴-向いてる仕事を探す前に-
右脳派な人の特徴について知り、向いてる仕事探しに役立ててみましょう。
特徴1.クリエイティブなことに適性がある
右脳派な人は直感やひらめき、センスに長けているため、クリエイティブなこと全般に適性があります。必ずそのような仕事に就かなくても、趣味で絵を描いたり小物などをハンドメイドしたりして楽しむこともできます。
クリエイティブな仕事に憧れる人は多いものの、誰もができる仕事ではありません。右脳派な人は、ものづくり系の仕事などで高い能力を発揮しやすいでしょう。
特徴2.人の気持ちを理解できる
左脳派な人はなにごとも理論的に考えたり分析できたりする反面、人の気持ちを理解する能力にやや欠けていることがあります。そのため、人と打ち解けたり親しくなったりするのが苦手な人もいます。
右脳派な人は共感能力が高く人の感情などを読み取る力が高いケースが多いため、職場でもよい人間関係をつくりやすいといえるでしょう。
特徴3.直感力に優れている
右脳派な人は、直感力に優れていることが少なくありません。「なんだかわからないけれどピンときた」「なんとなくこう思った」ということが実際にうまくいったり、その通りであったりすることもあります。
「これはやめておいたほうがいいと思う」という直感がはたらくこともあるため、職場でもリスクや失敗を回避できる意見を出しやすく、重宝されることがあるでしょう。
右脳派な人が向いてる仕事を見つけるためには
右脳派な人は、自分の特徴を理解したうえで、能力を発揮できる仕事を選ぶのがおすすめです。よいところはもちろん、理論やデータに弱いなどの弱点も把握したうえで仕事を探したほうがよいでしょう。それぞれのタイプに合わせて仕事をするべきなので、以下の記事でも詳しく紹介をしています。
ジェイックでは10年以上、数多くの方の仕事選びや自己分析をサポートしてきました。「自分に向いてる仕事を見つけたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
「右脳派 向いてる仕事」に関するよくある質問
右脳派に向いている仕事は「デザイナー全般」や「放送作家」など多くの仕事が存在します。もっと詳しく見てみたい方は「右脳派な人に向いてる仕事を紹介!-自分の能力を活かした職業を見つける方法-」を見てみて下さい。
右脳派の強みは「アイデアを思いつくのが得意」ということや「センスがいい」という事です。もっと詳しく見たい方は「右脳派な人に向いてる仕事を紹介!-自分の能力を活かした職業を見つける方法-」を参考にしてみてください。
右脳派が向いている仕事を見つけ出すためには、自分の特徴を理解し、自分の能力を発揮できるようなお仕事を選ぶことをおすすめします。また、もっと自分に向いている仕事を調べたい際は「あなたに向いてる仕事とは?-タイプ別に向いてる仕事を紹介-」を参考にしてみてください。
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