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IT業界とは?スキルを活かせる就活生に人気の業界で仕事をしよう

IT業界とは?スキルや技術を活かせる就活生に人気の業界で仕事をしよう

IT業界は就活生にも人気の高い業界です。一方で「システム開発」「ソフトウェア」「ハードウェア」「プログラミング」「テック」など、用語を聞いても具体的にどういう意味を指すのか、IT業界の企業がどんな仕事をしていてどのような職種があるのかなどについて、くわしく知らない人も多いのではないでしょうか。この記事では、IT業界の分野や、IT業界で働くメリットなどについて解説します。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

IT業界とは

IT業界とは

IT業界の概要と、業界の主な分野について知りましょう。

IT業界とは

ITとは「Information Technology」の略です。日本では情報技術と訳され、ITはコンピュータやデータ通信に関する技術を総称してこう呼ばれています。

ITは私たちの社会を支える重要な技術であり、今やインターネットやスマートフォンなどは生活になくてはならない存在となっています。家電、自動車、ゲームなどにも最新のIT技術が使用されているのです。

多くの企業はITを有効的に活用し、業務の効率化やビッグデータとAIを活用した新規事業の開発を図っており、ITは全ての産業に欠かせないものとなっています。

IT業界の分野

IT業界の主な分野の特徴について、それぞれご紹介します。

ハードウェア業界

パソコンを構成する、目に見える機器のことをハードウェアと呼びます。そのため、ハードウェア業界とは、パソコンを動かすために必要なコンピュータ本体、キーボードやマウス、モニターなどの開発、製造を行う業界ということになります。

以前まではハードウェアと言えば、パソコンを構成する部品や装置のことを指していました。しかし、現在ではIoTの普及が進み、パソコン以外のさまざまなものがインターネットに繋がっています。

こうした背景から、IT関連技術を利用できる携帯電話やスマートフォン、家電、ゲーム機なども、ハードウェアのひとつとして考えられるようになりました。ですので、コンピュータ以外の製品を開発する企業でも、ハードウェア系企業に含まれることもあります。

ソフトウェア業界

ハードウェアは手に触れられるものなど物理的なものを意味していましたが、ソフトウェアは目に見えないという特徴があり、ハードウェアの対比語とされています。

ソフトフェアはパソコンを動かすデータやプログラムのことであり、これがなければパソコンを動かすことはできません。ソフトウェアは、システム全体を管理する「オペレーティングシステム/OS」と、特定の目的のために作成されたプログラム「アプリケーションソフト(応用ソフトウェア)」に分けられています。

パソコンやスマホ上で動作するセキュリティソフトや経営管理ソフト、各種アプリケーションなど、ソフトウェアを多用なニーズに合わせて開発するのが、ソフトウェア業界の特徴です。

情報処理サービス業界

情報処理サービス業界は企業や公的機関から依頼を受け、システムの企画運用を行います。情報処理サービスは「システムインテグレータ(SIer)」とも呼ばれ、顧客企業が抱える課題を聞き出し、必要なシステムを企画、提案をするのが仕事です。

また、システム導入に際し、必要なハードウェアの調達やソフトウェアの開発も行い、完成後はシステムを維持するためのシステム保守やシステム運用も請け負います。情報処理サービスは受託開発企業となり、大企業のシステム開発を手掛ける場合、長期間にわたって企業の支援に携わる大規模プロジェクトになります。

Sierの中には経営コンサルティング部隊を新設し、顧客企業の活動の効率的な進め方や経営における組織づくりなど、課題解決のためのコンサルティング業務を行っていることもあるようです。

WEBサービス業界

スマートフォンやパソコンの普及に伴い、インターネットを通じて色々なことができるようになりました。ネット上には、ショッピングサイトやスマホのゲーム、電子書籍、キュレーション、ポータルサイト、知り合いと情報をシェアできるSNSなど、様々なサービスがあります。WEBサービス業界とは、それらのインターネットサービスを提供する業種のことです。

Webサービスは大別すると、個人向けのサービスであるSNS、ポータルサイト、ソーシャルゲームなどを提供する企業と、法人向けのサービスであるホームページやネット広告の制作、SEO対策やネットワークの構築などを提供する企業の2つに分けることができます。

Webサービス業界は多種多様な幅広いフィールドがあるのが特徴で、プログラミング言語を駆使してアプリを開発したり、企業のWeb担当者として自社のサービスや商品を紹介するWebサイト制作に携わったりすることもあるのです。

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IT業界で働く魅力とメリット

IT業界で働く魅力とメリット

IT業界で働くことの魅力や、どのようなメリットがあるのかについて知りましょう。

IT業界の魅力

IT業界の魅力としては、主に以下があります。

社会の構造を知れる

ITの技術は目覚ましい進化を遂げ、パソコンやケータイはどんどん便利になってきています。技術の革新は、産業だけでなく、社会の構造や人々の生活に様々な変化をもたらすのです。

今の世の中は全てIT技術によって作られたシステムによって動いており、IT業界に身を置くことにより、このようなシステムのサービスや設計、構築に携わることができます。そのため、IT業界で働くことでどういった仕組みで日常生活のサービスが成り立っているのかを知ることができるでしょう。

社会の構造を知ることで、人々が何を求めているかを理解することができ、社会のためになる新しいサービスを構築することもできるようになります。

転職しやすい

IT業界の魅力に、転職がしやすいというものがあります。ITは企業のシステムやビジネスツールだけでなく、パソコンやスマートフォン、アプリ開発など、仕事や働き方は多種多様にあります。

この業界は今後も発展されていくことが予想されており、さらなる市場拡大が見込まれ、有効求人倍率も上昇し続けていくでしょう。

一般的に在籍期間が短かったり、転職回数が多かったりする場合は、転職が不利になると言われています。しかし、IT業界では技術力が自身の価値であり、即戦力となる能力さえあれば、欲してくれる会社は少なくありません。エンジニアは需要が高いため転職先もたくさんありますし、スキルさえ身につけば、色んな企業に採用してもらうことが可能です。

ひとつの職場で腰を据えて働きたいと考える人は、安定している企業や居心地の良いホワイトな企業を見つけ、スキルを磨きながらずっと同じ職場で働くこともできます。一方、待遇が悪い、社風が合わない、会社の評価方法に納得がいかないなどの不安を感じているならば、より快適な職場環境を求めて転職をするのもよいでしょう。

IT業界では培ってきた知識や経験が他の会社でも活かしやすく、転職によって年収アップを実現しやすい業界でもあります。IT業界は実力主義の世界なので、努力してスキルさえ手に入れれば、年齢のハンディを覆し、転職でキャリアアップを目指すことが可能です。

将来長く活かせるスキルや手に職を付けたいならば、将来性が高いIT業界に転職するのがおススメと言えるでしょう。

ビジネス力がつく

ITの知識だけでなく、ビジネス力もつくというのもIT業界の魅力的な部分です。IT業界で働く上で求められる能力は、システム開発や情報技術の知識だけではありません。ITというのは、現代では日常の生活からビジネスまで深く浸透しています。

システムとはもともと顧客にサービスを提供し、生産性の向上や利益の向上を目的として導入されるものです。例えば、自社の商品やサービスをインターネット上に置いたサイトで販売するためには、売れやすいような設計やどういった商品を売るのかを考えるなど、Webの知識だけでなくマーケティングのノウハウも重要になります。

IT業界ではPC操作スキルやシステム開発するための技術力だけでなく、ビジネスインテリジェンスも必要になるのです。

業種や職種によって、必要とされるスキルは違ってくるものです。ただ、この業界に身を投じることにより、技術力だけでなく他業種のビジネスシーンで役に立つスキルというのも自然と磨くことができます。

ビジネスを理解し、クライアントや見込み客のニーズに合致する的確なサービスを構築できる技術者になっていくと、システムエンジニア以外の仕事においても高いパフォーマンスを発揮することができるでしょう。

IT業界で働くメリット

IT業界で働くメリットとしては、以下があります。

エンジニアなど技術者は需要が高い

今やIT業界は、世界の中心と言っても過言ではありません。システムエンジニアがなくなってしまうと、経済活動も止まってしまうことになりますし、なくなる心配はないといえます。

IT業界は成長産業であるため、これからさらに需要は高まっていくのは確実です。システムエンジニアの日本でのニーズはとても高く、万が一会社が倒産したとしても、他のIT業界で応用できるスキルさえ身につければ食いっぱぐれる心配はないでしょう。

ただ、発展を続けるIT業界の中で生き残るためには、社会の変化に合わせて自分も柔軟に変化する必要があります。早いスピードで進化している業界でもあるため、置いてきぼりにされないように技術をアップグレードし続けることが大切です。

変化が激しいIT技術ですが、一方で古い知識の技術が必要とされなくなることはありません。時代遅れとなった古いシステムのことをレガシーシステムと呼びますが、古い知識や技術でも、IT業界には意外と仕事があるものです。

IT業界で働く時は、現在進行形の知識や将来を見据えた知識だけでなく、古い知識や基礎知識を磨くことも必要になるでしょう。

柔軟な働き方やキャリアプランも可能

IT業界で働くために必要なものは、基本的にインターネットとパソコンだけです。パソコンやネット環境さえ整っていれば、オフィスにいなくても仕事をすることができます。

在宅ワークを採用している企業ならば、自宅を就業場所として働くことができるのです。在宅ワークならば出社する必要がないので、スーツなどオフィス向きの装いをすることもなく、満員電車などの通勤のストレスから解放されます。台風や大雪の日に何時間もかけて出勤するなど、天候に左右されることもありません。

結婚や出産などのライフイベントが多い女性にとっても、IT業界は魅力的です。自宅での勤務ができれば、 家庭と仕事の両立もよりしやすくなるでしょう。

IT業界は人手不足ということもあり、スキルを身につけてしまえば、ブランクがあったとしても再就職はそれほどむずかしくありません。自由度が高い働き方を目指すならば、IT業界はおすすめの業界のひとつといえるでしょう。

職種によっては給料が高め

システムエンジニアやプログラマーになり、活躍するためには専門的な知識や技術が必要となります。そのため、職種や企業によっては、若手社員でも一般的なサラリーマンより給料が高いということもあり得ます。

インターネットビジネスは比較的新しい産業であることから、業界では若者の柔軟な発想力や抜群の吸収力が求められています。柔軟な考え方によって高いスキルを発揮できれば、性別を問わず能力を発揮できるチャンスがあるでしょう。

また、一般企業では年齢や学歴が問われることが多い傾向にありますが、IT業界の場合、ベンチャーやメガベンチャー などでは早期の出世も可能です。いち早くITのトレンド情報を手に入れ、C言語や新しい言語など使って開発できれば、着実にレベルアップができます。

成果主義を導入する企業もあり、その場合は結果を出しさえすれば、早い段階での昇給も望めるでしょう。

IT業界の需要は高い!

IT業界は、今や世の中にある多くのサービス、企業と関係しているため、必要不可欠な業界と言えるでしょう。成長産業でもありフラットな社風の企業や柔軟な勤務制度を取り入れたりしている企業も多いため、若いうちから活躍したい学生にもおすすめです。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

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ABOUT US
佐藤 裕康
株式会社ジェイック 採用メディア「Future Finder」事業部長|ジェイックに新卒入社後、マーケティング業務に従事。その後、新規事業であるダイレクトリクルーティング事業の立ち上げを経験、事業責任者へ|資格:CFW(「7つの習慣」社内インストラクター資格)