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仕事のやりがいとは?仕事のやりがいを得るための具体的な方法

仕事のやりがいとは?仕事のやりがいを得るための具体的な方法

仕事やりがいがなくやる気が出ない」「仕事にやりがいを持つためにはどうすればよいのか」と考えている方もいるのではないでしょうか。仕事にやりがいを感じられれば、あなたの自己実現や成長につながったり、満足いく人生を送ることができたりするでしょう。

この記事では、仕事のやりがいとは何か、仕事にやりがいを持つための方法についてご紹介します。

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仕事のやりがいとは何か

仕事のやりがいとは何か

独立行政法人労働政策研究研修機構の「労働政策研究報告書No.176」を見ると、仕事のやりがいは、以下のような要素であることが考えられます。

  • 人や社会に役立つこと
  • 能力発揮・自律性
  • 達成感・成長
  • キャリアアップ・賃金上昇

全てを満たすことはむずかしいこともありますが、これらの要素が多いほど、仕事のやりがいを感じやすいといえます。

引用:独立行政法人労働政策研究研修機構「労働政策研究報告書No.176」

また、以下の要素も、仕事のやりがいに関係してくることが多いでしょう。

  • 周りからの賞賛や感謝

仕事のやりがいを構成するそれぞれの要素について、具体的に見ていきましょう。

人や社会に役立つこと

「人や社会に役立つこと」とは、具体的には以下の通りです。

  • 仕事が社会に役立っていると感じる
  • 仕事が人の役に立っていると感じる

自分の仕事が社会や人にとってよい影響を与えるものである実感や手応えを持てることは、やりがいと密接に関係しているといえます。誰しも「役に立ちたい」という欲求は少なからず持っていて、それを実現しやすいことのひとつが仕事です。

仕事は、多くの人にとって人生において一定の時間を占めるものです。「この仕事をやって意味があるのだろうか」「こんな作業は時間の無駄ではないか」などと考えながら働くのは、多くの人にとって苦痛になってしまうでしょう。

自分が取り組んだ仕事が会社の業績に貢献したり、お客様を喜ばせたり、社会によい影響を与えたりすることは、ダイレクトに仕事のやりがいに結びつくでしょう。

能力発揮・自律性

「能力発揮・自律性」とは、具体的には以下の通りです。

  • 仕事の手順や方法を自分で決められる
  • 仕事において自分の個性や能力を発揮できる

仕事を始めて覚えるまでは、研修を受けたり周囲の人から教えてもらったりすることになります。ですがある程度仕事ができるようになってからも、決められた通りの方法でしか仕事をすることが許されていない環境は、仕事のやりがいを感じにくく苦痛になることがあります。

自分の優れた部分を仕事で発揮できることも大切です。たとえばコミュニケーション能力が高い人は営業や接客販売など、人のサポートをすることが得意な人は総務(事務)などに適性があるでしょう。

得意なことやほかの人よりも上手にできることを仕事にすれば楽しく働くことができ、成果も出やすいでしょう。

達成感・成長

「達成感・成長」とは、具体的には以下の通りです。

  • 仕事に充実感や達成感が感じられる
  • 仕事を通じて成長を実感できる

「収入のため仕方なく働いている」という感覚では、どんなに仕事をしても、手応えを感じにくくなってしまいます。また、そのような環境で長く働くことはおすすめできません。

ひとつの業務を終えたり成功させたりすることで、充実感や達成感が感じられる仕事を選ぶべきです。業種や職種などは関係なく、自分にとってやりがいを感じられればそれでよいのです。

また「いつまで経っても同じことしかできない」というよりも、働くなかで少しずつステップアップしていき、できることを増やしたり以前よりも上手にできたりするようになることで、成長を実感できる仕事を選んだほうがよいでしょう。

キャリアアップ・賃金上昇

「キャリアアップ・賃金上昇」とは、具体的には以下の通りです。

  • キャリアアップや昇進の道筋が明確である
  • 勤続年数などに応じて賃金が上昇していく

たとえば、最初は先輩や上司のサポート業務や手伝いなどからスタートしても、経験を積んでいくにつれて一人で任せてもらえるようになったり、いずれは後輩や部下などを持ったりするようになっていきます。リーダーや管理職など、役職がつくこともあるでしょう。

ずっと同じ仕事やポジションではなく、キャリアアップできたり昇進できたりする環境のほうが、仕事のやりがいを感じやすいといえます。

昇給も、モチベーションアップには大きな要素となります。勤続年数だけでなく、実績や仕事ぶりなどが認められて昇給する企業もありますが、長く働くことで確実に昇給が見込める環境ならば、日々の仕事にも意欲的に取り組めるでしょう。

周りからの賞賛や感謝

「周りからの賞賛や感謝」とは、具体的には以下の通りです。

  • 仕事で感謝されたりお礼を言われたりする
  • 周囲から憧れられるような仕事である

Unipos「感謝と仕事に関する調査」によると、全国2064名の20〜30代の働く男女への調査で、仕事のなかで感謝の言葉をかけられる頻度が高い人の73.8%が、仕事の目標達成していることがわかっています。また「仕事において感謝される頻度が高い」と感じている人の75.2%が、週1回以上感謝の言葉をかけられていると回答しています。

引用:Fringe「上司からの日頃の感謝が若手のパフォーマンスに影響!?『感謝を言われる頻度が高い人』ほど目標達成していることが判明〜勤労感謝の日を前に『感謝と仕事に関する調査』を実施~」

自分がどんなに仕事に懸命に取り組んだり成果をあげたりしても、特に周囲から何も言われないということばかりでは、やる気をなくしてしまうことがあります。「よくやっているね」「ありがとう」「助かったよ」など、社内外から言ってもらえるような環境であれば「これからもがんばろう」と思えるでしょう。

周囲から憧れられるような仕事であることも、やりがいを感じるひとつの要素になり得ます。それは必ずしも「大手企業に勤めている」「高収入である」などだけではありません。

「有名企業との取引を担当している」「メジャーな商品やサービスを取り扱っている・仕事でそれらに関わっている」「自分の会社がメディアに取り上げられている」なども、周囲から「すごいね」と言ってもらえる要素となり得るでしょう。

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仕事のやりがいを得るための2つの方法

仕事のやりがいを得るための2つの方法

仕事のやりがいを得るには、以下の方法がおすすめです。

  • 今の仕事にやりがいを見出す
  • やりがいのある仕事に就職する

仕事のやりがいを得るためのふたつの方法について、それぞれご紹介します。

1.今の仕事にやりがいを見出す

現在働いている仕事のなかで、やりがいを見出す方法です。「今の仕事にやりがいがない」と感じている方は、まずは以下の方法を試してみましょう。

今の仕事の楽しいところを書き出す

なんとなく働いていたり、それほど仕事にやりがいを感じていなかったりする場合、今の仕事で楽しいところを書き出してみることをおすすめします。どんな仕事でも、よく考えればいくつかは出てくるはずです。

たとえば、居酒屋で接客の仕事をしている場合「おすすめメニューを店舗やお客様に提案する」「お客様とのやりとり」などが楽しいと感じているとします。

自分が楽しいと感じる要素は、適性のある部分でもあります。楽しいと感じることを理解し、そこにより力を入れることで自分の強みを伸ばして仕事の幅が広がったり、仕事の成果をあげやすくなったりするでしょう。

今の状況で変えられることはないか見直す

今の仕事にやりがいを感じていない場合、そのままにするのではなく、やりがいを感じて働けるように変えられることはないか考えてみましょう。

たとえば今の部署でやっている仕事がつまらないと感じている場合、異動制度があれば、希望を出すことで違う部署への異動が叶うかもしれません。

これまでの仕事のフローを見直し、雑務などが多い場合はやらなくてもよい業務を削減し、本来の業務に力を注げる時間を増やす、なども有効な方法です。

ほかに夢中になれることを見つける

自分なりに工夫をしても仕事にやりがいを感じられない場合「仕事は収入を得るための手段」と一旦割り切り、仕事以外で夢中になれることを探すのもひとつの方法です。

「仕事がつまらない」と感じているのに、そのことばかりモヤモヤと考えていても状況は変わりません。その場合は会社(職場)の外に目を向けてみることで、頭を切り替えられるはずです。

趣味やサークルの集まりに参加したり、新たに習いごとを始めたり、スクールや講座などに通ったりするのもよいでしょう。会社とは違う自分を発見したり、会社以外の居場所ができたりすることで、これからどう仕事をしていくべきか考えるきっかけにもなるでしょう。

2.やりがいのある仕事に就職する

今の仕事を続けるのではなく、やりがいのある仕事に就職する方法です。やりがいのある仕事として考えられる職業としては、以下があります。

  • 弁護士
  • 医師・看護師
  • .Webエンジニア
  • 警察官
  • YouTuber
  • プロゲーマー
  • プロスポーツ(アスリート)選手
  • 通訳・翻訳
  • コピーライター
  • 人事
  • 保育士
  • 営業
  • バイヤー
  • 編集者・デザイナー
  • 広報・PR
  • 芸能関連
  • 研究開発
  • 製造
  • 接客・販売
  • 総務(事務)・経理
  • 公務員

上記のやりがいのある仕事については、以下の記事で詳しくご紹介しています。

やりがいのある仕事TOP22-フリーターからやりがいのある仕事に就職する方法-

正社員としてやりがいのある仕事をしたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

自分だけの仕事のやりがいを見つけよう

仕事のやりがいをどこに感じるかや、やりがいを持てる仕事は人それぞれです。要は「自分がやりがいを感じられる仕事」であればよいのです。そのためには、以下を試してみることをおすすめします。

  • 自己分析でやりがいを見つける
  • 自己分析や就職で悩んだらアドバイザーに相談する

やりがいを感じられる仕事を見つけるためには、自己分析が重要になってきます。自分の特性や強み、傾向などを知ることで、自分に合った仕事が見えてきます。そのうえで就職活動をすれば、ミスマッチなども減らせるでしょう。

とはいえ、自己分析や自分に合った会社を見つけて就職することは簡単なことではありません。特に、現在フリーターなどをしていて正社員経験がない方の場合はなおさらです。ジェイックでは、経験豊富な就職アドバイザーが正社員就職を支援します。「正社員としてやりがいのある仕事がしたい」とお考えの方は、ぜひご相談ください。

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ABOUT US
古庄 拓執行役員兼マーケティング開発部長
株式会社ジェイック執行役員兼マーケティング開発部長。IT業界・コンサルティング業界等への転職支援からキャリアを開始。大学キャリアセンターとの就職支援プロジェクト(2021年2月末:102大学と連携)、新卒の就職支援事業、リーダー研修事業など、複数サービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。新卒の就職、中途の転職、また企業側の採用・育成事情に詳しい。 7つの習慣R認定担当インストラクター、原田メソッド認定パートナー、EQPI認定アナリスト等