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ブライダル業界の研究!結婚式に関われるブライダル業界を解説

ブライダル業界の研究。結婚式に関われるブライダル業界を解説!

ブライダル業界は特に女性に人気の高い就職先の一つです。しかし、結婚式に関わる仕事だということは知っていても具体的な業務内容について詳しく知る就活生は少ないのではないでしょうか。この記事では華やかなイメージのあるブライダル業界について実際のところを解説していきます。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

ブライダル業界とは。業界の現状と動向は?

ブライダル業界とは。業界の現状と動向は?

ブライダル業界と聞けば、結婚披露宴やその準備に関わる事業が真っ先に思い浮かびますが、新婚家具や新婚旅行、ブライダルジュエリーなどもブライダル業界といえます。ブライダル業界で働くことの魅力は、お客様の喜びを間近で実感できることがあげられます。幸せそうな新郎新婦の姿を目にすることで、自分の仕事に誇りを感じられるでしょう。満足度の高い結婚式・披露宴を行うためには、お客様のニーズはもちろん最新のトレンドにも敏感であることが必要です。

ブライダル業界の現状

晩婚化が進み、結婚しないという選択をするカップルも増えている中、ブライダル業界の現状はどのようになっているのでしょうか。景気に左右されやすい業界でもあるので、ブライダル業界の動向を詳しく見てみましょう。

結婚式の数は減っているものの一組当たりの単価は上昇

厚生労働省の調査では、2007年頃は1年に70万組以上のカップルが結婚式を挙げていました。しかし、挙式をするカップルの数は緩やかに減少し、2018年以降は1年に60万組未満にまで落ち込んでいます。しかし、2007年頃と比較して初婚年齢も上がり新郎新婦の経済力も高くなっているため、招待客一人当たりの費用は増加しています。

高価な結婚式が増加

結婚式をしないカップルが増えているものの、結婚式をするカップルは理想の挙式をするためにハウスウエディングやリゾートウエディングなど、お金をかけた結婚式を行う傾向があります。そのため、ブライダル業界の売上は緩やかに上昇しています。

年号の改元による結婚特需

2019年に年号が令和に改元されると、「令和婚」としてブライダル業界に特需をもたらしました。しかし、歴史的なイベントにちなんだ一時的なものなので、結婚式を挙げるカップルの飛躍的な増加を望むのは難しいでしょう。

ブライダル業界の動向

では、ブライダル業界は今後どのように変化していくのでしょうか。

ブライダル業界の競争が激化する

日本は少子化が進んでおり、今後はさらに婚姻数が減少するでしょう。そのため、ブライダル業界内で顧客の取り合いとなり、競争が激化していくことが予想されます。

サービスの多様化が求められる

豪華な結婚式だけでなく、定額制やカジュアルなものなどリーズナブルな結婚式も増加しています。そのため、顧客のニーズに合った結婚式に対応できる、また他とは違うオリジナリティがあるなど、サービスの多様化が求められます。

事業の多角化が進行

異業種からブライダル業界に参入する企業も増えており、結婚披露宴だけでなくホテルの建設やレストラン、サロンなどを含む総合的な事業を展開する企業も増えています。また、日本にとどまらずアジア圏を視野に入れたグローバルなブライダル業に進出している企業もあります。しかし、事業を多角化するためには資金力が必要となるため、中小企業にとって厳しい時代になっていくでしょう。

ブライダル業界の仕事が向いている人ってどんな人?

ブライダル業界の仕事が向いている人ってどんな人?

どんな業界にも向き・不向きがあるものです。ここではブライダル業界が向いている人の特徴を解説していきます。

ブライダル業界の仕事が向いている人の特徴1.落ち着いている人

ブライダルの仕事が向いている人の特徴としては、落ち着いていることがあげられます。冷静で落ち着いた対応ができると、顧客に安心感を与えることができ、信頼して任せようという気になってもらえます。新郎新婦が満足できる結婚式を作るには、信頼関係の構築が大切です。忙しない印象を与えたり早口で話したりするのではなく、丁寧にゆっくり話すようにすると落ち着いた印象を与えられるでしょう。知識が豊富で何でも任せられる人だと、新郎新婦の信用を勝ち取ることができます。

また、新郎新婦からのクレームや話の食い違いによるミスなどがあった場合も、落ち着いている人なら冷静に対処できます。焦るような場面でもどっしりと構えていられる人は、ブライダル業界に向いています。

ブライダル業界の仕事が向いている人の特徴2.人と関わることが好き

ブライダルの仕事は、人と関わることが好きな人に向いています。ブライダル業は接客業であるため、高いコミュニケーション能力が求められます。新郎新婦のニーズを引き出すためには、積極的に話しかけどんな結婚式にしたいのか話してもらわなければなりません。楽しく会話している中で、彼らの本音が聞けることもあります。また、新郎新婦への対応だけでなく、サービスを外注する場合は出向してきた人たちともコミュニケーションをとる必要があります。ブライダル業界は様々な職種が協力し合って結婚式を作り上げるため、思いのほか関わる人が多いのです。

人と関わったり、人と話したりするのが好きというのは、生まれ持った特質のようなものです。努力してもなかなか習得できるものではないので、人見知りの人はブライダル業界の仕事は難しいといえるでしょう。

ブライダル業界の仕事が向いている人の特徴3.笑顔で明るい

笑顔で明るい人も、ブライダルの仕事に向いています。結婚披露宴は新郎新婦の晴れの舞台です。暗くて湿っぽい人よりも、場がパッと華やかになるような明るい笑顔の人のほうが適任です。新郎新婦も、暗い印象の人に結婚披露宴の相談をしても楽しく挙式するイメージがわきません。明るく幸せなオーラを発している人は、素敵な結婚披露宴にしてくれるだろうと新郎新婦の信頼を得ることができます。新郎新婦の笑顔を引き出すためには、まずは自分が明るい笑顔で楽しいムードを出す必要があります。結婚式を挙げようというカップルは幸せな気分で相談に来ているため、ムードを壊さないように明るく接することが重要です。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

ブライダル業界の仕事を職種別に解説!

ブライダル業界の仕事を職種別に解説!

ブライダル業界には様々な仕事があります。代表的なものをそれぞれ解説していきます。

ブライダル業界の仕事その1.ウエディングプランナー

ブライダル業界の仕事の種類はたくさんありますが、その中で最も代表的な仕事といえるのがウエディングプランナーです。ウエディングプランナーは結婚式のプランを立てるだけでなく、営業や運営も行う総合プロデューサーのような仕事となります。

ウェディングプランナーは「営業」する

ウエディングプランナーは、結婚式を挙げたいカップルに、自社の挙式プランや式場の良さをアピールします。結婚式の相談に訪れるカップルは、複数の会社を比較して最終的にベストなところに決めるため、ウエディングプランナーの営業力が問われます。

ウェディングプランナーは「企画」する

営業が功を奏しカップルに選ばれたら、結婚式の企画を行います。新郎新婦の要望を取り入れながら、式の段取りを決めていきます。日程や招待客の人数、料理、演出など、細かいところまで新郎新婦に納得してもらえるプランを提案することが求められます。

ウェディングプランナーは「運営」する

結婚式の当日は、企画した通りに結婚式が行われるよう現場で指揮をとります。何らかの問題が発生した場合はスムーズに事が運ぶように便宜を図るなど、スタッフとコミュニケーションを取りながら結婚式の運営を行います。

ブライダル業界の仕事その2.ドレスコーディネーター

ドレスコーディネーターは、新婦のウエディングドレスやお色直しのドレス、新郎のタキシードなど、衣装をコーディネートする仕事です。

ドレスコーディネーターは衣装だけではなく小物もコーディネートする

ドレスコーディネーターはドレスだけでなく、アクセサリーなどの小物も含めトータルで新郎新婦の衣装をコーディネートします。結婚式当日のヘアメイクや新郎新婦の好み、結婚式のコンセプトなどを考慮し、満足してもらえる衣装を提案します。希望に合うコーディネートをするためには新郎新婦の話をしっかり聞きださなければならず、コミュニケーション能力の高さも問われます。

ドレスコーディネーターは衣装を手配する

ドレスコーディネーターは衣装選びの相談にのるだけでなく、衣装の手配も行います。レンタルの場合がほとんどですが、オーダーやセミオーダーなど衣装を購入する新郎新婦もいます。それぞれに合わせた対応をする必要があります。

ドレスコーディネーターに有利な資格

ドレスコーディネーターにはブライダル衣装の知識はもちろん、ファッションセンスやカラーセンスも求められます。特別な資格がないと就けない仕事ではありませんが、認定ドレスコーディネーターやブライダルコーディネート技能検定などの資格があると有利です。

ブライダル業界の仕事その3.バンケットサービス

バンケットサービスは、結婚式当日にゲストが心から楽しめるようサービスを提供する仕事です。

バンケットサービスといえばゲストへの料理の提供

バンケットサービスの主な仕事は、ゲストへの料理の提供です。レストランのようにただ料理を運ぶだけではなく、全てのテーブルに同じタイミングで提供することが求められます。そのほか、ゲストを席に案内したり、トイレの場所を教えたり、進行を行ったりなどの仕事も行います。また、結婚式が始まる前のセッティングや最後の後片付けも仕事に含まれます。

バンケットサービスに大切なのはチームワーク

結婚式の規模にもよりますが、バンケットサービスは数人のチームで仕事を行うためチームワークが大切です。そのため、コミュニケーション能力と共に協調性も必要となります。

バンケットサービスの魅力はゲストとのふれあい

バンケットサービスはゲストと身近でふれあえ、喜ぶ姿に直接的に関与できます。ゲストの反応がダイレクトに伝わってくるのが、バンケットサービスの醍醐味といえます。

ブライダル業界の仕事その4.フラワーコーディネーター

フラワーコーディネーターは、結婚式場を花で装飾する仕事です。

フラワーコーディネーターは会場の飾りつけやブーケの作成を行う

フラワーコーディネーターは新郎新婦の希望に合わせ、会場を花で美しく装飾します。受付や会場内のテーブル、ウェルカムボードなど、花を装飾する場所は意外に多く、フラワーコーディネーターのセンスで会場の雰囲気がガラリと変わります。また、新婦が持つブーケを作るのもフラワーコーディネーターの仕事です。結婚式のコンセプトや新郎新婦の要望、予算に合わせてコーディネートするため、話を聞き出す聴取力が必要となります。

フラワーコーディネーターにはフリーランスや花屋が多い。

ブライダル業界でフラワーコーディネーターとして活躍している人はフリーランスが多いですが、ホテルの花屋のスタッフが担当することもあります。花に囲まれた華やかな仕事ですが、大量の花を運ぶなど体力勝負のところもあるため体が資本となります。

ブライダル業界の仕事その5.ヘアメイクアーティスト

ヘアメイクアーティストは、新郎新婦のヘアメイクを担当します。

新郎新婦の衣装に合うヘアメイクを提案

ヘアメイクアーティストは、新郎新婦の要望を取り入れながら結婚式の衣装に合わせたヘアメイクを提案します。ドレスコーディネーターと連携して行うのが一般的です。新郎新婦としっかりコミュニケーションを取り、希望を聞き出し満足度の高いヘアメイクにすることが求められます。

式の最中にメイク直しもする

ヘアメイクアーティストは、結婚式が始まる前にヘアメイクを行うだけでなく、式の最中にもメイク直しを行います。結婚式では感極まって涙を流したり、ライトで顔がテカったりすることもあります。ヘアメイクアーティストは、新郎新婦が常に美しい状態で人前に立てるように目を光らせていなければなりません。また、お色直しや写真撮影に合わせたメイクなど、高い美容知識も求められます。

ブライダル業界の仕事その6.音響スタッフ・照明スタッフ

音響スタッフ・照明スタッフは、結婚式で音楽を流したり、照明を調整したりして感動的な演出を行います。ただ単に音楽を流す、照明を当てるというのではなく、新郎新婦の希望やコンセプトに合わせなければなりません。高い技術や知識が求められます。

ブライダル業界の仕事その7.ブライダルエステティシャン

ブライダルエステティシャンは、新婦が美しくウエディングドレスが着られるようにエステを施す仕事です。肌をきれいに整え、ドレスのデザインや顔や体のコンプレックスに合わせ、適切な施術を行います。半年から1年じっくり時間をかけて行ったり、1回だけのショートプランもあります。

ブライダル業界の仕事その8.ブライダルアテンダー

ブライダルアテンダーは、結婚式の当日に新郎新婦のサポートを行う仕事です。新婦のドレスの着替えを手伝ったり、歩くときにドレスの裾を持ち上げたりするほか、結婚式で必要な小物を届けたりもします。また、結婚式が始まる前は、新郎新婦とお話をして緊張した気持ちをほぐしてあげます。コミュニケーション能力の高さはもちろん、気配りやホスピタリティの高さも求められます。

ブライダル業界は人生の門出に携わるやりがいのある仕事!

ブライダル業界は人生の門出に携わるやりがいのある仕事!

ブライダル業界は、人生の門出である結婚式に携わる、やりがいのある仕事です。幸せそうな新郎新婦を相手にするため、幸せ度の高い仕事ともいえるでしょう。ブライダル業界と一口にいっても様々な仕事があり、求められる能力もそれぞれ異なります。自分に合った職種を選ぶことで、いきいきと活躍できるのではないでしょうか。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

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佐藤 裕康
株式会社ジェイック 採用メディア「Future Finder」事業部長|ジェイックに新卒入社後、マーケティング業務に従事。その後、新規事業であるダイレクトリクルーティング事業の立ち上げを経験、事業責任者へ|資格:CFW(「7つの習慣」社内インストラクター資格)