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珍しい仕事とは?メリットや就くためのポイントも解説!

珍しい仕事とは?メリットや就くためのポイントも解説!

珍しい仕事はあるのか、また、どのような仕事なのか、という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?実は、珍しい仕事は世の中にたくさんあります。そして、珍しい仕事は今もどんどん増え続けています。

この記事では、珍しい仕事の種類や珍しい仕事に就職するポイントについて紹介しています。本記事を読むことで珍しい職種を知ったり、珍しい仕事に就くためのポイントを押さえたりすることができるようになっています。珍しい仕事への就職を成功させたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

珍しい仕事20選

珍しい仕事20選

今回は、珍しい仕事として20の職業を、仕事内容、未経験からでも始められるか、どのような人に向いているのか、仕事上の注意点、平均年収という5つの観点から、それぞれご紹介します。

珍しい仕事の場合、難易度は職業によってまちまちであること、求人(募集)が少ない・本業として十分な収入を得ることが難しい仕事も多い点は理解しておきましょう。珍しい仕事をしたい方は、できるだけ、リスクの少ない形で始めることを検討することをおすすめします。

仕事1:YouTuber

インターネットや動画が定着した、現代ならではの仕事です。Googleアカウントの「マイチャンネル」から、撮影した動画を公開(アップロード)し、再生回数による広告収入や、企業案件などで収入を得る仕組みになっています。

ジャンルはさまざまで、ニュースや事件などの考察動画もあれば、料理、子育て、旅、商品紹介、特定分野の職業や勉強に関する動画など、非常に幅広くなっています。興味のあるジャンルの情報を発信したい人、動画編集の基本スキルがある人に向いています。

動画撮影・編集能力のある人であれば、未経験でも誰でもスタートできます。年齢や経験、職歴や学歴も問われないため、チャンスはある仕事です。ただし、収益化するハードルは高く、仕事として続けていくには苦労も伴うことは理解しておきましょう。YouTuberの年収は大きく異なるため、一概に平均年収は出せませんが、0円の人もいれば数億円稼ぎだす人もいるなど、あらゆる職業のなかでもかなり収入幅が広いことは間違いありません。

仕事2:酪農ヘルパー

酪農ヘルパーとは、酪農家が休みを取るときに、その業務を代行する仕事です。主に子牛の世話やエサやり、清掃、搾乳などを行います。酪農家は牛という命を扱う仕事のため、基本的には完全な休暇が取りづらい仕事ですが、病気や冠婚葬祭、またはリフレッシュのための旅行などで休みを取ることはあります。

男女比率としては男性が約9割、女性は約1割程度と男性の割合が高い仕事ですが、女性も歓迎されています。基本的には、全国のヘルパー利用組合や農協などに就職します。動物の世話にやりがいを感じる人、責任感の強い人におすすめです。

未経験からスタートする人がほとんどで、一般社団法人酪農ヘルパー全国協会という団体があり、そこから体験実習などに参加することが可能です。体力や技術も求められる仕事のため、体験してみてから決めるほうが良いでしょう。たとえば、長い休憩時間を挟んで早朝・夕方~夜間にかけて働くなど、通常の会社勤めなどとは勤務体系が異なる点に注意が必要です。

TCA東京ECO動物海洋専門学校「酪農家の助けになる酪農ヘルパーになるには?資格や給料、仕事内容を紹介!」によると、酪農ヘルパーの年収の目安は320~480万円程度です。

仕事3:スタントマン

スタントマンは、映画やドラマなどの危険なアクションシーンを代わりに演じる仕事です。たとえば、カーアクションや殺陣、爆破、飛び降りたり水に入ったりするなどのシーンです。男性が比較的多い仕事ですが、女性のスタントマンも活躍しています。

スタントマンになるのに決まったルートはありませんが、養成学校などで基礎を学ぶ人も比較的います。スポーツ系の学校を出たり、スタントマン事務所に所属したりすると、比較的仕事に就きやすいかもしれません。

高い身体能力がある人、通常では味わえない刺激を得たい人に向いています。危険を伴うだけでなく、収入面も不安定になりやすいことが予想されるため、よほど強い信念ややる気がなければ難しい仕事かもしれません。

キャリアガーデン「スタントマンの仕事内容・なり方・年収・資格などを解説」によると、スタントマンの年収は300万円程度が目安です。

仕事4:デバッガー(ゲームテスター)

リリース前のゲームをプレイし、不具合を探して報告する仕事です。修正後、不具合がなくなっているかなどもチェックします。基本的には、ゲームの制作会社や、専門の会社で働くことになります。

デバッガーの多くは未経験者からのスタートで、アルバイトスタッフも多くいます。なかにはデバッガーとして経験を積み、ゲームの企画・開発などの部署へ異動する人もいます。ゲーム好きな人はもちろん、変化に気づきやすく忍耐力のある人に向いています。

一見「ずっとゲームができておもしろそう」と思われがちな仕事ですが、あくまで「仕事」としてゲームをプレイするため、ただゲームが好きというだけでなく、客観的な目線で品質チェックをすることが求められます。

なお、デバッガーの仕事のみの正社員求人は少なく、アルバイト求人の場合、時給1000~1300円程度が相場です。

仕事5:転売ビジネス(せどり)

安く仕入れた商品をその金額以上の価格で販売し、利益を得る仕事です。現在は、いわゆるフリマサイトなどを活用して収入を得る人もいます。

高値で売れやすい商品としては、限定のシューズや洋服、アイドルやアーティスト・ゲームやアニメのグッズ、キャラクターグッズなどが考えられます。倉庫や店舗などが必要ないぶん、低コスト・低リスクでスタートできるという特徴があります。モノの売買が得意な人、マメな人に向いています。

基本的には誰でもスタートできますが、ノウハウがないと思ったよりも稼げなかったり、そもそも、高値で売れる商品を入手できなかったりすることもあります。よほど安定した収入を稼げるようになれば別ですが、基本的には、副業として始めることから考えたほうがよいでしょう。

ノマド家「セドラー(転売ヤー)になるには?平均年収や稼ぎ方を解説」によると、せどりの平均年収の目安は500~600万円程度です。

仕事6:ドローン操縦士

ドローン操縦士は、人が直接侵入することができない場所などを、ドローンを操作することによって動画・写真撮影する仕事です。たとえば「絶景」と言われるような場所や、高いところから建物全体などを見たいときなどに使用されます。操縦や運転が好きな人、好奇心旺盛な人に向いています。

ドローン操縦士になるためには、ドローン検定(無人航空従事者試験)と呼ばれる試験に合格する必要があります。試験自体は筆記のみのため、きちんと対策すれば、合格のハードルはそこまで高くはありません。

専門技術や、航空法に基づいたルールを順守する必要があるため、プロとしての自覚や責任感が求められるでしょう。

ドローンスクールナビ「ドローン操縦士の年収・平均給与は?需要や今後の将来性について」によると、ドローン操縦士の平均年収は300~530万円程度です。

仕事7:遺品整理士

遺品整理士とは、遺族などからの依頼を受け、亡くなった人の家の荷物の整理や仕分け、清掃などをするのが主な仕事です。荷物が多く家族だけでは片づけられない、死後の手続きなどで忙しく片付けまで手が回らないなどの背景もあり、ニーズの高い仕事となっています。

片付けが好き・得意な人、適切な判断力がある人に向いています。遺族の気持ちを汲んだ対応が求められる仕事です。高齢化社会の日本では、今後も需要のある仕事になることは間違いないでしょう。

遺品整理士は、一般社団法人遺品整理士認定協会が認定する資格で、通信講座を受講することで取得できます。業務には法令遵守が求められるほか、力仕事などになることもあるため、ある程度向き不向きはあるでしょう。

葬儀のデスク「遺品整理士の仕事とは?仕事内容やなるための方法を解説」によると、遺品整理士の平均年収は約400~800万円です。

仕事8:いのちの電話相談員

いのちの電話相談員は、自殺などを考えて追い込まれている人からの電話に応答し、話を聞いて励ましたり、共感したりして、相談者に思いとどまってもらうことが目的です。命を絶とうとしている人の最後の砦となるケースもあり、責任は重大です。そのぶん、ほかでは得られないやりがいを感じられるでしょう。

いのちの電話相談員は、1年半の養成講座を受けたのちに認定されます。そのため、未経験の状態からでもスタートできます。

注意点としては、いのちの電話相談員は無報酬のボランティアであるという点です。今回ご紹介しているような、報酬を受け取ることができる「仕事」ではないため、ライフワークとして、またはなんらかの形で社会の役に立ちたいなどの動機がある人におすすめです。

仕事9:代行サービス

運転や買い物、家事、ペットの世話、フードデリバリー、退職手続きの代行など、その人に代わってその行為をする仕事です。

家事代行や「UberEats」など、よく知られるようになってきたサービスも、すべて代行サービスです。UberEatsならば自転車かバイクがあれば始められますし、その他の代行サービスも、研修などがあることがほとんどです。代行サービスのニーズは年々高まっていて、今後も市場が拡大していく可能性が高いでしょう。

基本的には、代行サービスの会社に登録したり、雇われたりすることで仕事を開始できます。研修やマニュアルなどが用意されていることも多くあります。空いている日やスキマ時間のみなど、自分の都合に合わせて働きやすい仕事でもあります。ただし、個人を相手にすることがほとんどのため、トラブルには注意が必要です。

求人ボックス給料ナビ「家事代行の仕事の年収・時給・給料」によると、代行業の平均年収は424万円です。(家事代行・正社員の場合)

仕事10:治験

新しい薬やワクチンなどが世に出る前に、その安全性や副作用、効果などを確認するために、その薬を飲んだり注射を打ったりしながら一定期間を過ごす仕事です。治験で特に問題が見られなければ、その薬やワクチンは承認申請を経て、いずれ世に出ることになります。

治験は、基本的には健康な人で基準を満たしていれば誰でも取り組めますが、「〇歳まで」「非喫煙者のみ」など、条件が限られているケースもあります。期間中は、宿泊を伴うことが多くなります。

ただし、募集は不定期かつ期間は一週間以上に及ぶこともあり、リスクもゼロではないため、「短期間で効率よく稼ぎたい」「定職に就けない事情がある」という人に限られる仕事かもしれません。治験でもらえるお金は「給料」という扱いではなく、「謝礼」「協力金」などと呼ばれ、1日であれば1~2万円程度が目安です。入院等を伴う治験であれば、10万円程度になることもあります。

仕事11:レゴマスター・ビルダー

ブロック玩具「レゴ」の施設「レゴランド・ディスカバリー・センター」に勤務し、レゴの専門職としてワークショップの講師をしたり、大きな作品を制作したりする仕事です。

マスター・ビルダーになるためには、コンテストで優勝する必要があります。マスター・ビルダーは世界に数えるほどしかいないと言われており難易度は非常に高く、卓越した技術が求められます。

かなりの高倍率にはなるものの、もし選出されれば、希少性が高くやりがいのある仕事ができるでしょう。レゴの経験はもちろんのこと、デザイン系の技術や知識などがあると有利に働くことがあります。

給料BANK「レゴ職人(レゴビルダー)の給料年収や手取り額、初任給を解説!」によると、レゴマスター・ビルダーの平均年収は418万円~549万円です。

仕事12:ひよこ鑑定士

にわとりの雛の性別を識別する仕事で「初生雛鑑別師」とも呼ばれます。勤務先は孵化場が多く、卵を産むメス、食用の鶏肉になるオスというように、商業目的で育てるための選別をします。

公益社団法人畜産技術協会が主催する養成講習を受け、試験に合格する必要があります。受講資格として「満25歳以下」「視力1.0以上(矯正可)」という条件があるため、注意が必要です。

一般的に「珍しい仕事」として紹介されることも多いひよこ鑑定士ですが、実際になるまでの道のりは簡単ではありません。研修生として研修を受ける必要があるなど、一人前になるまでには時間を要します。平均年収.jp「ひよこ鑑定士の平均年収」によると、ひよこ鑑定士の平均年収は約500~600万円程度です。

仕事13:謝罪コンサルタント

謝罪コンサルタントはいわゆる「謝罪のプロ」で、企業の不祥事やトラブル、炎上などに対し、適切な対処法をアドバイスしたり、記者会見の指導や謝罪文書を添削したりして被害を最小限に押さえる仕事です。「危機管理コンサルタント」と呼ばれることもあります。

謝罪コンサルタントになる方法としては、専門のコンサルティング会社に就職するか、コールセンターなどに勤務してその実体験からメソッドなどを作り、独立するなどの選択肢が考えられます。

企業を相手にしたりイレギュラーな事態に対応したりするため、ビジネススキルやマナーが求められることから、社会人経験がある人の方が望ましいといえるでしょう。

ジョイキャリア職業ナビβ版「防災・危機管理コンサルタント」によると、防災・危機管理コンサルタントの平均年収は410万円です。

仕事14:錠前技師

家の鍵や金庫の鍵などが開かずに困っている顧客に対し、鍵の作成や解錠などを通じてトラブルを解決する仕事です。自宅や会社のドア、ロッカー、駐車場でのインロックなど、ニーズの高い職業といえます。

錠前技師は、専門の会社に就職し、研修などを受けることでなることができるため、未経験からでもスタートしやすい仕事といえるでしょう。また、数は少ないものの、ピッキング技術などを教える学校に通ってから就職するケースもあります。

「鍵を開ける」という特殊技術を駆使して仕事をする分、コンプライアンスを守る強い意識や、セキュリティへの専門知識なども求められます。平均年収.jp「鍵師の平均年収」によると、錠前技師の平均年収は約384万円程度です。

仕事15:在宅ナレーター

YouTube内の広告や動画、企業の動画などに、解説などのナレーションをつける仕事です。自宅で必要な機材を準備することで、スタジオなどへ行かなくても録音が可能です。声優を目指している人や、自分の声に自信がある人に向いています。

在宅ナレーターが担当するのは比較的短めの動画も多く、報酬もそこまで高額でないものも多いですが、コツコツと実績を積むことで収入を得続けられるようになっていきます。

本業でナレーターをしている人、舞台経験やナレーターの勉強をしていた人などの副業としてや、未経験からでもクラウドソージングサービスなどを介して仕事を受け、経験値を上げていく方法もあります。収入はバラバラですが、月数千円程度の人もいれば、月10万円以上稼ぐ人もいます。

仕事16:切手デザイナー

日本で流通しているすべての切手のデザインをする仕事です。印刷業者などをはじめ外部との調整なども多いため、きめ細やかさやコミュニケーションスキルも求められる仕事です。

幅広い世代が使用する「切手」というアイテムだからこそ、多くの人に親しみを持ってもらえるデザインにするため、意見を柔軟に取り入れるなどのバランス感覚が必要な仕事です。

基本的には、日本郵便に勤務することになります。求人は不定期かつ、数名しか採用されていないため倍率は高く、非常に難易度が高い仕事といえます。デザインの技術や知識がある人、ある程度デザイナー経験がある人に向いています。年収は、日本郵便が提示する額となります。

仕事17:納棺師

納棺師とは、亡くなった人の遺体を清めたり、状態を管理したり、思い出の品や必要な品などを棺に納める儀式を担当する仕事です。儀式の内容は、地域によって変わってきます。

ご遺体を扱う仕事になるため、繊細さ丁寧さが特に求められる仕事です。また、故人や遺族の想いを汲んで対応できる臨機応変さも大切です。

葬儀関係の専門学校などもありますが、資格は必要ないため、未経験からでも葬儀会社へ就職し、そこから実務を覚えていくことが可能です。葬儀系の仕事のなかでも、直接故人と向き合う仕事のため、人によってはメンタル面に影響を及ぼしてしまう可能性はあります。

キャリアガーデン「【2021年版】納棺師(おくりびと)の給料・年収は?」によると、納棺師の年収の目安は300~400万円です。

仕事18:ゲーム実況者

ゲームをプレイしながら配信し、その様子を実況で伝えたり解説したりする仕事です。現在は「子どもが将来なりたい仕事」としても人気があります。実際には、長時間の収録や編集作業など、地道な努力が必要な仕事でもあります。

特定のファンがついて登録者が増えたり、再生回数が回ったりするようになれば知名度が上がり、企業からの案件なども来るようになります。継続力がある人、発信力に長けた人に向いています。

ゲーム実況者は、異業種からの転身者や未経験者なども多い職業です。独学で技術や話し方、見せ方を覚えたという人も少なくありません。そのため、広くチャンスのある仕事ではあるでしょう。ある程度仕事として成り立つレベルであれば年収は数百万円程度、場合によっては1000万円を超えるケースもあります。

仕事19:探偵

依頼を受け、特定の人の身元調査や人探し、企業の信用調査、または詐欺などの疑惑を追いかけ、真実を調査する仕事です。調査は長期間に及ぶこともあり、場合によっては潜入調査や、対象者に接触して調査をしたりもします。

基本的には、オールジャンルというよりは、特定の分野に特化した、または強いケースが多くなります。基本給にプラスして成功報酬などがつくことも多く、重要な証拠などを押さえることができれば、収入アップも期待できます。

探偵になるのに、資格は必要ありません。探偵事務所や興信所などに勤め、実務を覚えれば未経験でもスタートできます。ただし、体力や精神力、忍耐力を要するため、適性がないと続けていくのは大変になるでしょう。求人ボックス給料ナビ「探偵の仕事の年収・時給・給料」によると、探偵の平均年収は419万円です。

仕事20:ゴルフボールダイバー

ゴルフボールダイバーは、ゴルフ場のコース内にある池に直接潜り、落ちたボールを回収する仕事です。元ダイビングインストラクターなどが従事するケースもあります。

一回の勤務時間は3~4時間程度と比較的短く、落ちたボールを販売もできるため、比較的高収入を得られるチャンスもあります。また、ゴルフボールダイバー専業ではなく、水槽の清掃や船舶のメンテナンスなどの業務を兼ねることもあります。

ゴルフボールダイバーは、潜水士の資格がなければできません。また、ダイビングの正しい技術や知識は必須のため、まったくの未経験から始めることはかなり難しいでしょう。水深が深い池も多く視界も悪いため、リスクがある仕事であることは理解しておきましょう。dmenuマネー「池ポチャしたボール回収する「ゴルフボールダイバー」は高収入?」によると、ゴルフボールダイバーの平均年収は500~600万円程度です。

珍しい仕事のメリット

珍しい仕事のメリット

珍しい仕事をすることによる3つのメリットについて、それぞれご紹介します。

肩書のインパクトが強いため印象に残る

珍しい仕事というだけあって、世の中全体を見ても、その仕事をしている人の割合は少なくなります。たとえば「私の仕事はゲーム実況者です」「スタントマンをやっています」という人が身近にいるケースは、それほど高くないのではないでしょうか。

自己紹介をするときなど、自分の職業の肩書が相手の印象に残りやすくなります。「変わった仕事をしている人」「ユニークな職業の人」という風に覚えてもらいやすいのです。

ほかの職業と比較すると、珍しい仕事をしていることで、人から興味を持ってもらいやすいという側面はあるでしょう。

業界内で深いつながりを作ることができる

珍しい仕事は、いわゆる「ニッチ」なものも少なくありません。そのため、意外と業界が狭く、同じ仕事をしている人と顔見知りになるのも早かったりします。

同じ業界同士で働いているということで、その仕事に関する情報交換や新しい仕事の紹介などがしやすく、人間関係を構築しやすいでしょう。

業界内で深いつながりを作っておけば、いざというときに助け合えたり悩みを相談し合えたりと、仕事をしていくうえで心強い仲間ができます。

味わったことのない刺激や経験を得られる

珍しい仕事には、その仕事でなければできないような体験ができたり、普段は見れない場所に行ける、知ることができない情報を知れるといったメリットがあります。

また、珍しい仕事をして人から感謝されたり「すごい」と言われたりすることで、自分のやっていることに自信や誇りを持つことにもつながります。

もちろん、個人情報や機密情報は厳守しなければいけませんが、普段の生活ではまずできないようなことに取り組めるため、刺激的で高揚感を感じられるかもしれません。

珍しい仕事のデメリット

珍しい仕事のデメリット

珍しい仕事をすることで起こり得る3つのデメリットを、それぞれご紹介します。

なかなか求人がない

珍しい仕事は、そうではない仕事と比較すると、圧倒的に求人数が少なくなります。その理由として、以下が考えられます。

  • 欠員募集のみなど、求人が不定期
  • 少人数で仕事を回している/限られた人数で足りている
  • 特定の資格保持者のみなど、条件に合う人が限定的
  • 雇われる仕事でないケースも多い(YouTuberなど)

珍しい仕事がしたいと思っても、そもそも、そのチャンスが非常に少ないという点は留意すべきです。あきらめず地道に求人を探したり、その仕事に就くチャンスを逃さないようにしたりなどの工夫が必要です。

仕事の話がうまく伝わらないことがある

珍しい仕事の場合、その仕事をしている人自体が極めて少ないため、自分の仕事の内容をなかなかわかってもらえず、ほかの人に伝えるのが大変になってしまうことがあります。

たとえば営業や事務など、比較的働いている人の割合が高い職種と比較すると「わかってもらえない」と孤独感を感じることが多いかもしれません。

また、ローンを組むときや家を借りるときなどに、自分の仕事を説明するのが大変になってしまうこともあり得ます。

周囲にマイナスなイメージを与えることがある

珍しい仕事はその実態が見えづらいぶん、真面目に働いているにもかかわらず、周囲からあらぬ誤解や偏見を受けてしまうこともあります。

一見おもしろそうな仕事でも、実はその大半は地道な作業であることがほとんどです。しかし、その職業のイメージなどで、理解してもらえないこともあります。たとえば、YouTuberは「楽をして稼いでいる」、探偵は「プライバシーを侵害している」など、間違ったマイナスのイメージを与えてしまうことがあるのです。

「それって仕事なの?趣味でしょ?」と言われたり、「悪いことをして稼いでいるのではないか」と疑われたりなど、その仕事への理解不足から、周囲からネガティブな目で見られてしまう可能性もゼロではないでしょう。

珍しい仕事に就職するためのポイント

珍しい仕事に就職するためのポイント

最後に「珍しい仕事に就きたい」という方のために、仕事選びや就職の際に押さえておきたい大切なポイントを3つ、ご紹介します。

自分の適性を知る

仕事で活躍するには、どんな職業であっても「その仕事が向いてるか、向いてないか」が大きな要素を占めてきます。珍しい仕事に憧れを持ったとしても、その仕事に向いていなければ、長く続けることは難しいでしょう。逆に適性があれば、珍しい仕事に就いてからも、やりがいを持って働ける可能性は高くなります。

まずは自分の強み・弱みや特性を知り、どんな仕事が向いてるのかを知ることが第一歩です。自己分析ツールや適職診断なども活用してみましょう。

他己分析をお願いする

親や友人などの近しい人に、いわゆる「他己分析」をしてもらうのもよい方法です。「自分はどういう人間だと思うか」「一緒に過ごすなかで印象的だったエピソード」などを率直に答えてもらうことで、客観的に自分を知り、仕事選びに役立てることができるからです。

たとえば「自分ではおとなしい性格だと思っていたけれど、意外と積極的なところもあるんだな」「コミュニケーション能力よりも、分析力のほうが高いかもしれない」など、他己分析を通じて、自分だけでは気づけなかった長所・短所などを知ることにつながります。

選択肢を広げる

仕事選びの選択肢を広げてみることで、思わぬ仕事と出会える可能性が高まります。「自分にはこの仕事が向いているだろう」と決めつけてしまうより、視野を広く持ったほうが、本当に向いてる仕事に出会いやすくなります。

そこで、私たちジェイックが運営する就職エージェントをぜひ活用ください。

就職講座の受講後、書類選考なしで数十社との面接を確約しています。一度に多くの優良企業に出会うことができるだけでなく、未経験者の就職に強いという特徴もあるため、やりがいのある仕事に出会うきっかけになるかもしれません。ぜひ、参加をご検討ください。

珍しい仕事を見つける方法

最後に、珍しい仕事を見つけるためにおすすめの方法を3つ、ご紹介します。

方法1:ハローワークを利用

ハローワークは、求人の閲覧・応募、職業相談、職業訓練の申し込み、セミナーやイベントの参加、などが可能です。ハローワークの利用が適しているのは、以下のような人です。

  • 求人を見てみたい
  • どんな職種の募集があるのか知りたい
  • スキルを身につけたい

求人の検索のみであれば、「ハローワークインターネットサービス」を利用すれば、自宅のパソコンからでも閲覧可能です。実際に応募する場合にはハローワークで手続きが必要ですが、調べるだけであれば自宅からでも利用できるため、気軽に見てみても良いでしょう。

ハローワークのメリットのひとつとして、職業訓練を受けられることがあります。条件を満たしていれば希望する講座を受講でき、スキルや知識、資格取得の準備などができるため、やりたい仕事や分野が決まっている人は活用してみても良いでしょう。

方法2:就職サイトを利用

就職サイトは、求人の検索・応募、企業とのやりとり、企業からのスカウトなどの機能を利用できるサービスです。また、運営会社が主催する合同会社説明会などに参加することも可能です。

就職サイトの利用が適しているのは、以下のような人です。

  • 就職・転職経験がある
  • 就職サイトをある程度使いこなせる
  • ほかのサービスも利用している

基本的に自分で進めていく必要があるため、完全な就職活動初心者には不向きです。一方で、ある程度情報収集が得意だったり、就活の基本が理解できている人であれば、自分のペースで就職活動がしやすいでしょう。

就職サイトのメリットとして、スカウト(オファー)機能を通じて、企業との出会いがあることがひとつ挙げられます。面接確約の求人や、応募への誘いが来ることもあるため、思ってもみなかった企業や職業を知るチャンスが増えるといえます。

方法3:就職エージェントを利用

就職エージェントは、非公開求人の紹介や応募、書類・面接対策、個別カウンセリング、企業との交渉などのサポートを受けられる民間企業のサービスです。就職エージェントの利用が適しているのは、以下のような人です。

  • 自分に合う仕事を見つけたい
  • 正しい就職活動の方法を身につけたい
  • 長期的な視野で仕事探しをしたい

就職エージェントのメリットは、プロのノウハウアドバイスを受けながら就職活動ができることです。相談しながら、将来的なキャリアを踏まえた仕事探しができます。ただ就職することを目的にするのではなく、自分の適性や強みなどにマッチした求人に出会える可能性も高まります。

弊社ジェイックは、未経験の方の正社員就職に強い就職エージェントです。短期集中型の就職講座、書類選考免除の合同面接会、就業後のフォローなど、自分に合う仕事を見つけて活躍したい方へ向けたサポートを実施しています。ぜひ、参加をご検討ください。

まとめ

珍しい仕事は、探せば意外とあります。今回ご紹介した珍しい仕事は一部であり、時代の流れや新たなニーズによって、まだまだ珍しい仕事が増えています。「向いてる仕事ややりたい仕事がない」とお悩みの方は、少し視野を広げてみるだけで珍しい仕事に出会えることもあるため、おすすめです。珍しい仕事であっても働くことには変わりありませんので、自分にマッチする仕事に出会えれば、そこでキャリアを築いていくことも可能です。

「自分に合った仕事に就職して活躍したい」とお考えの方はぜひ一度、以下よりお気軽にご登録ください。ジェイックのキャリアアドバイザーが、アドバイスさせていただきます。

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高藤 薫キャリアアドバイザー
株式会社ジェイック:キャリアコンサルタント|就活情報、お役立ち面白情報を発信|就活YouTube「ジェイック就職カレッジ®」配信中|資格:キャリアコンサルタント・ポジティブ心理カウンセラー・7つの習慣®︎ファシリテーター