中卒に仕事はないと感じる人も多いのではないでしょうか?実は中卒でも働ける仕事はありますし、正社員として働ける求人も見つけられます。
この記事では、これから仕事をしたいと思っている中卒の方が就職を成功させるための方法について解説します。
この記事の目次
中卒に仕事はないって本当?
中卒には仕事がないと世間で言われることもありますが、それは本当なのでしょうか?ここでは、中卒に仕事はあるのか、ないのかについて、データの視点から見ていきます。
中卒で正社員として働く割合は3割強
厚生労働省の「厚生労働統計」によると、各最終学歴別における正社員の割合は以下の通りとなっていました。
最終学歴 | 中卒 | 高卒 | 専修学校卒 | 高専・短大卒 | 大卒 |
正社員割合 | 35.4% | 56.3% | 66.6% | 66.2% | 80.9% |
このデータより、中卒でも3割強の人が正社員として働いているという事実が判明しましたので、「中卒に仕事がないわけでははない」と断言できます。
ただ、高卒以上に比べると正社員割合が低いことから、正社員として働く中卒は高卒以上に比べて少なく、中卒に仕事はないと言われていると考えられます。
※割:10割を100%とした時、その内何%を占めるかを表す単位のこと。
3割であれば30%であることを示す。
中卒の給与が低いという現実はある
中卒でも正社員として働いている事実はあるものの、中卒の平均給与は低いという事実もまた存在します。
最終学歴 | 中卒 | 高卒 | 大卒 |
初任給 | 約15万円 | 16万7,400円 | 21万200円 |
平均年収 | 309万9,400円 | 336万7950円 | 384万1,500円 |
引用「株式会社ジェイック:中卒の平均年収と初任給を紹介【中卒で高収入を得る方法も解説】」
中卒の平均年収が低いのには、以下の二つの理由が考えられます。
- 非正規雇用(正社員ではない働き方)の人が多いから
- 明確に中卒と高卒以上で仕事内容を分けており、提示している給与が異なるから
これらの原因を解消し、中卒でも正社員としてしっかりと稼いでいくために必要な知識について、後ほど解説していきます。
中卒の年収については、こちらの記事も参考にしてみてください。
中卒直後の就職内定率は84.4%
厚生労働省が公表した「令和元年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ」によれば、中学校卒業直後の就職内定率は84.4%となっています。
つまり、中学校卒業後に就職をしたいと考える10人に8人は就職ができているということです。
この内定率はハローワークの紹介経由によるものなので、正社員だけとは限りませんが、それでも「中卒に仕事がないことはない」と言えるでしょう。
ただ、同調査結果での高卒の就職内定率は99.3%となっていますので、やはり中卒の就職活動は苦戦しやすいことが考えられます。
しっかりと準備をしなければ、いくら中卒が応募できる求人を見つけても選考を進めることは難しいでしょう。
中卒に仕事はないと言われる理由
中卒と仕事についてデータを用いて解説した通り、中卒でも正社員として働くことはできますし、事実として中卒で働いている人は多くいます。それにも関わらず、なぜ中卒に仕事がないと言われるのでしょうか?
ここではその理由について5点紹介します。
理由1.中卒を対象にした求人が少ない
企業の立場から考えてみれば、同じ採用コストをかけるなら、できる限り能力の高い人を採用したいと考えるはずです。
そう考えると、残念ながら「あえて中卒が欲しくて求人募集をかける企業はほとんどない」と言えるでしょう。
また、この理由は数字上のデータからも読み取れます。中卒も対象となる場合は、求人の募集要項に「学歴不問」と書かれることが基本です。
大手求人サイトのdodaで検索してみると、全ての求人約11万件に対し、学歴不問の求人は約5万件強と、およそ半分しかないことが分かります。
このように、イメージ・数字の両方の観点が原因で中卒に仕事がないと思われている可能性があるのです。
理由2.継続することが苦手だと思われているから
現代の日本では、中学校を卒業した大半の人が高校に進学します。そのため、中卒であることは特別な事情がない限り「何らかの問題があって、普通のことができない人」だと思われてしまう可能性が高いでしょう。高校中退で中卒になったケースも同様です。
企業は基本的に採用した人には長く働き続けてもらいたいと考えていますので、「高校受験の勉強や高校生活が続かなかった中卒が、長く働き続けるのは難しいだろう」と思われてしまいます。
そうなれば、採用コストを無駄に発生させないためにも、中卒を積極採用することが少なくなり、結果として中卒に仕事はないと言われることにつながる、とも考えられます。
理由3.中卒で働く人数が少ないから
繰り返しにはなりますが、企業の採用活動にはコストがかかっていますので、できる限りそのコストを抑えて採用しようと考えています。
加えて、そもそも中卒で働こうとする人は、先ほどご紹介したのデータから約3割であることが分かりますので、「中卒をターゲットにしてもそもそもの母数が少なく、積極的に採用活動をかけることはコスト高に繋がってしまう」とも考えることができます。
つまり、そもそも割合が少ない中卒を積極的に採用しようとするのは効率が悪いと判断され、中卒を採用しようとする企業が減っていると考えられるのです。
理由4.任せられる仕事が少ないから
日本企業は特定の何かを極めるような“スペシャリスト”ではなく、幅広い業務をまんべんなくこなせる“ゼネラリスト”を求められる傾向にあります。そのため、選考においても様々な仕事に適性がある人物が採用されやすい傾向にあります。
しかし、中卒は集中力や継続力が低いと思われているため、中卒のまま仕事に就くと、いわゆる単純作業しか任せてもらえないことが多いのが現実です。仕事の一環として「単純作業も含まれる」ではなく、「単純作業がメイン」になってしまう可能性がどうしてもあります。
つまり、任せられる仕事が少ない人物を採用する意味は無いとも考えられ、結果的に中卒を採用しようとする仕事が無くなってしまうのです。
理由5.学習能力が低いと思われているから
社会人は学校のような勉強はほとんどありませんが、仕事内容そのものを学習していく必要はあります。
これには地頭の良さが大きく影響してきますが、中卒は「地頭は良くない」と思われてしまいやすく、高卒以上を採用しようとする企業が増えていると推測できます。これはやはり、日本ではほとんどが「高卒以上」であることが関係しているでしょう。
中卒に仕事がないことはない|中卒が仕事を探す方法
ここからは中卒が仕事を探す方法について解説します。主に4つの方法がありますので、自分に合いそうなものを選んで利用してみてください。
また、これらの方法は並行して利用しても問題ありませんので、仕事の選択肢を増やすためにも、できる限り多くの方法を取り入れることがおすすめです。
方法1.ハローワーク
ハローワークは中卒の仕事探しでは比較的メジャーな方法です。
仕事の探し方 | ・ハローワークの担当者と話し、求人を紹介してもらう ・ハローワークにある端末で求人を検索する |
特徴 | ・担当者に就職相談ができる ・中小企業の求人が主 ・比較的地元に根ざした勤務地の求人が多い |
気をつけること | ・相談員の質にムラがあると言われている ・ハローワークに足を運ばなければならない |
おすすめな人 | ・地元で就職したい人 ・とりあえず就職活動を始めてみたい人 ・中小企業に就職したい人 |
ハローワークでは、求人検索だけでなく、就職相談や技能実習、就職活動に関わるさまざまなセミナーなどが用意されていますので、「就職したい」とぼんやり思っている段階でも問題なく仕事探しを始められるでしょう。
ただし、ハローワークで出会える求人が限られているだけでなく、就職サイトや就職エージェントよりもコストをかけずに採用できることから、求人の質にムラがあることが多いのを認識しておく必要があります。
方法2.就職サイト
就職サイトは、民間企業によって運営されており、とにかくたくさんの求人を見比べられる方法です。
仕事の探し方 | ・登録して希望条件に沿って求人を検索する |
特徴 | ・数万件単位の求人の中から自分の希望にあった仕事を見つけられる ・絞り込み条件として設定できる項目が多い ・いつでもどこでも求人検索ができる |
気をつけること | ・高卒以上もよく利用するサービスのため、中卒が選考に通過できる可能性が低くなることもある ・どんな仕事をしたいかあらかじめ決めておかないと、求人検索自体ができない |
おすすめな人 | ・やりたい仕事がぼんやりとでも決まっている人 ・自分一人で就職活動を進めていく自身のある人 ・スマホで就職活動を進めていきたい人 |
就職サイトではたくさんの求人の中から仕事を探せるといったメリットがあるものの、実際に応募をしてからは全て自分一人で対応しなければいけません。
面接の日程調整や企業との連絡などをどうすればよいかわからず、戸惑ってしまうこともあります。
ある程度自分のやりたい仕事が固まっている人であれば、就職サイトの利用がおすすめです。
方法3.就職エージェント
就職エージェントでは、あらゆるサポートを受けながら就職活動を進めることができます。
仕事の探し方 | ・カウンセリングを受け、自分に合っている求人の特徴を特定してもらえる ・担当者から求人を自動的に紹介してもらえる |
特徴 | ・就職活動におけるあらゆるサポートをしてもらえる ・自分の希望に合った求人を自動で紹介してもらえる ・サービスごとに得意な業界や仕事が異なる |
気をつけること | ・就職活動で常にエージェント担当者とやり取りが必要になるので、相性の問題がある ・多くの場合は内定まで時間がかかる |
おすすめな人 | ・就職活動が不安という人 ・サポートを受けながら就職活動を進めたい人 ・どんな仕事が自分に合っているか分からない人 |
就職エージェントではあらゆるサポートを受けられます。自分でどんな仕事に就きたいか分かっていない人でも安心して就職活動を進めることができます。
また、自分に合った求人を紹介してもらえますので、アルバイトなどが忙しくて就職活動にかける時間が少ないという人でも問題ありません。
ちなみに、一口に就職エージェントと言っても、それぞれのサービスで得意としているユーザーは異なります。中卒向けのサポートが受けられないエージェントもあるため、注意しましょう。
中卒やフリーターの方には、弊社ジェイックが運営する就職エージェントがおすすめですが、詳しくは後ほどご紹介します。
方法4.企業ホームページ
どうしても行きたい企業がある場合は、企業ホームページから仕事を探すのも一つの手です。
仕事の探し方 | ・気になる企業のホームページを検索する ・「採用情報」などのページから募集職種を見つける |
特徴 | ・やる気をアピールできる可能性がある ・企業の理解を深めることができる ・他の方法では見つけられないような仕事があることも |
気をつけること | ・全ての企業で採用情報のページが用意されているわけではない ・ホームページには記載がなく、就職サイトなどで募集をしているケースもある |
おすすめな人 | ・絶対に行きたい企業があるという人 ・やる気をアピールしたい人 ・書類準備から面接対策まで全て自分一人で就職活動を進められる人 |
行きたい企業のホームページに興味のある仕事が載っていれば、そのまま応募できます。
企業側からすれば、わざわざ検索して応募してきてくれたという印象を受けるので、やる気をアピールすることにも繋がるでしょう。
ただし、中小企業などはホームページが更新されていないことも多く、「実は就職サイトに求人が掲載されていた」ということも珍しくはありませんので、企業ホームページだけで仕事探しをするのは避けた方がよいでしょう。
中卒に仕事がないことはない|中卒が仕事を探す時のポイント
中卒が仕事を探す時は、方法だけでなく次のようなポイントにも意識することで、選考の通過率を上げられるでしょう。
ポイント1.学歴不問の求人を検索する
中卒が仕事探しをする時は、学歴不問の検索条件をつけるようにしましょう。
学歴不問とは、応募条件に学歴が関係ないということであり、中卒でも採用される可能性の高い求人であると判断できる言葉です。
就職サイトで求人検索する場合、学歴不問と書かれていない求人に中卒が採用される可能性は非常に低いと考えられますので気をつけてください。
また、就職エージェントを活用している場合、選考に通過する可能性のある求人が紹介される傾向にありますので、自ずと学歴不問の求人が紹介されているケースが多くなっています。
ただ、紹介された求人票は一通り目を通し、エージェントにも「この求人は学歴不問か」を確認しておくといいでしょう。
ポイント2.求める条件を絞りすぎない
中卒が仕事を探すなら、求める条件を絞りすぎないことも大切です。
ただでさえ中卒が応募できる求人は少ないので、会社の知名度や年収、休みなど、とにかく条件をつけて求人検索をしてしまうと、応募できる求人が無くなってしまうことも考えられます。
労働条件の悪い企業を無理に選ぶ必要はありませんが、変な偏見を持たず、フラットな目線で求人を探すようにすることで、前向きに就職活動を進められるのでおすすめです。
ポイント3.クチコミは参考程度にする
就職活動においてクチコミを検索する人も多いですが、参考程度に留めるようにしましょう。
ネットのクチコミでは悪いことばかりに目が行ってしまうだけでなく、自分の都合のいいように解釈をしてしまう可能性があり、目線が偏る危険性があります。優良企業でも辞める人は必ずいるように、その会社に自分がマッチしなかったからといって、必要以上に悪いクチコミを書く人がいるのも事実です。
あきらかに悪いクチコミしかない企業はやはり避けたほうがよく、最低限の評判を把握しておくことは大切です。しかし、応募先をしっかり自分の目で比較するためにも、ネットのクチコミを信じすぎないようにしてください。
中卒に仕事がないことはない|中卒におすすめの仕事ランキング
ここからは、中卒におすすめの仕事を独自のランキングにしてご紹介します。
これから挙げる仕事以外にも中卒におすすめの仕事はありますので、気になる人は以下の記事も合わせて参考にしてみてください。
※平均年収参考「doda:平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」
※求人数参考「doda」
※求人倍率参考「doda:転職求人倍率レポート(2021年7月)」
1位:営業職
営業職は個人や法人に対してモノやサービスを買ってもらう仕事です。
平均年収 | 442万円 |
学歴不問の求人数 | 9,388件 |
向いている人 | ・コミュニケーションが得意な人 ・頑張って稼ぎたい人 ・相手のことを思いやれる人 |
向いていない人 | ・人と会話したくない人 ・イレギュラーに対応するのが苦手な人 |
求人倍率 | 1.92倍 |
営業職はさまざまな業界で募集されている職種なので、求人倍率も2倍近くなっており、中卒でも採用されやすいといった特徴があります。
また、学歴不問の求人数も1万件程度あり、比較検討がしやすいのもポイントです。
※求人倍率:求職者一人に対して求人がどれくらいあるかを示す指標。
求人倍率が2倍であれば、求職者の数の2倍の求人があるということになる。
2位:飲食店スタッフ
飲食店スタッフは、レストランや居酒屋でスタッフとして働く仕事です。
平均年収 | 295万円 |
学歴不問の求人数 | 482件 |
向いている人 | ・将来自分のお店を持ちたい人 ・学歴に関係なく昇格したい人 ・見知った土地で働いていきたい人 |
向いていない人 | ・サービス業をしたくない人 ・規則的に休みたい人 |
求人倍率 | 0.55倍 |
飲食店スタッフは同じく中卒も多い仕事なので、学歴に関係なく昇格できる可能性が高いのがポイントです。
昇格できれば平均年収よりも高い収入を得られることもあります。また、将来的に自分の店を持ちたいと考えている人にもおすすめの仕事です。
正社員として飲食店スタッフになれば、店長になれる可能性も高く、店舗経営のために必要な知識や経験を積むことが可能です。
3位:介護職
介護職は、障がい者や高齢者といった介護サービスの利用者に対して介護サポートを行う仕事です。
平均年収 | 295万円 |
学歴不問の求人数 | 306件 |
向いている人 | ・人を思いやる心が強い人 ・誰かの助けになる仕事をしたい人 ・腰を据えて働きたい人 |
向いていない人 | ・人に触れるような仕事をしたくない人 ・体力仕事をしたくない人 |
求人倍率 | 1.74倍 |
少子高齢化社会の日本において、介護のニーズは非常に高い一方で人手不足のため、中卒でも採用されやすいといったメリットがあります。
また、これからも介護が必要となる人は多くなりますので、仕事に困ることなく長く働けるのも特徴です。加えて、介護に関する資格を取得することで昇給を狙えるのもポイントです。
4位:警備職
警備職は、オフィスビルを始めとした建物の安全を守る仕事です。
平均年収 | 312万円 |
学歴不問の求人数 | 131件 |
向いている人 | ・トラブルに強い人 ・立ち仕事が苦でない人 ・人と話すのが苦手という人 |
向いていない人 | ・同じ仕事をし続けるのが苦痛な人 ・面倒ごとに巻き込まれるのは嫌な人 |
求人倍率 | 0.55倍 |
警備職は勤務先によって室内で働くこともできますので、空調の効いた場所で警備業務ができる可能性もあります。ルーティンワークが比較的多いため、そういった仕事がしたい人にもおすすめです。
業界の特性上、若者よりも定年退職後のシニアなど、比較的平均年齢が高くなりやすいのも特徴的です。夜勤ありの職場もあるため、不規則なシフトでも大丈夫な人は働きやすいでしょう。
5位:ITエンジニア
ITエンジニアはパソコンを使ってシステムやアプリを開発したり運用する仕事です。
平均年収 | 452万円 |
学歴不問の求人数 | 14,822件 |
向いている人 | ・新しいことを覚えるのが好きな人 ・論理的に物事を考えられる人 ・何かを作るのが好きな人 |
向いていない人 | ・パソコンのことがよく分からない人 ・知らないことがあったら調べるのではなく人に聞いてしまう人 |
求人倍率 | 9.17倍 |
ITエンジニアは現在非常にニーズが伸びている仕事です。
学歴不問で実力さえあれば更なるキャリアアップを見込めますが、仕事内容として常に学んでいくことが大切なので、勉強嫌いな中卒の方にはあまりおすすめできない仕事ではあります。
中卒に仕事がないと感じている人が就活する時の注意点
中卒に仕事がないと感じている人でも、次のような3つの注意点を抑えることで就職を成功させられるかもしれません。
注意点1.資格は無理に取得する必要はない
少しでも就職活動を有利にしたいと考え、資格取得を検討する人がいますが、無理に取得する必要はありません。
もちろん業務に直結するような資格があればやる気をアピールできるものの、難易度の低い資格であれば、評価に大きく影響することは少ないと考えられます。
資格取得のために就職活動がおろそかになってしまうくらいであれば、ハキハキとしたコミュニケーションを意識したり、不自然な言動を正すなど、ほかの要素のほうが選考では重要になってくることを理解しておきましょう。
注意点2.今の状況に至った理由はしっかり整理しておく
中卒になった理由をしっかりと整理し、自分の言葉で話せるようにしておきましょう。
なぜ中卒という学歴なのか。今フリーターであれば何故高校に進学せずフリーターをしているのか。今どうして就活をしているのか。など、現状をしっかりと自分の言葉で話せるように準備しておくことで、中卒であることがネックにならない可能性があります。
特に、「なぜ中卒なのか」については、嘘をつかずに正直に話すことがポイントです。
もし自分一人で整理できないのであれば、ジェイックの無料研修がおすすめです。この研修では自己分析を学ぶことができるため、「中卒である現状を自分自身はどう感じているのか」を改めて振り返ることが可能です。
自己分析は就職活動の準備として必須です。自力で取り組むのが難しそうであれば、私たちジェイックがサポートいたしますので、まずは以下のリンクから登録してみてください。
注意点3.就職サポートが充実しているサービスを使う
中卒が応募できる先は高卒以上に比べて少ないので、できる限り就職成功率を上げていく必要があります。
そのためにも、就職サポートが充実しているサービスを利用して就職活動を進めるようにしましょう。
この記事で紹介した「就職エージェント」を活用すればよいのですが、どのサービスがいいのか分からないという人であれば、私たちジェイックが運営する就職エージェントへの登録を検討してみてください。中卒、フリーターへの就職支援に強みといった特徴がありますが、詳細についてはこの後ご紹介します。
仕事がないと悩む中卒におすすめの就職エージェントとは?
仕事がないと悩んでいる中卒の方におすすめしたいのが、弊社ジェイックの就職エージェントサービスです。
就職エージェントの利用
正社員就職を目指すなら、就職エージェントを上手く活用するのがおすすめです。
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就職エージェントは、会社ごとにサービスの対象が変わります。
- 第二新卒向け
- 20代向け
- 就職未経験に強い
- 女性向け
就職エージェントを利用するときは「このサービスは自分の属性に合っているか」をよく考えて登録しましょう。複数の就職エージェントに登録しても構いません。気になるものがいくつかある人は一通り登録して、利用しながら比較・検討していくのがおすすめです。
エージェントによってサービス内容も異なりますが、一般的には以下のサービスが利用できます。
- 求人の紹介
- 求人の申し込み
- 応募書類の添削
- 個別面談
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私たちジェイックも就職エージェントを運営しており、社会人経験が少ない人の就職支援を得意としています。
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まずは、就職やキャリアの悩みを相談したいという方でもご利用可能です。
転職エージェントの活用に興味のある人は、ぜひご検討ください。
まとめ
中卒に仕事がないということはありません。この記事で解説した仕事の探し方やポイント、おすすめの仕事などを参考にして就職活動を始めてみてください。
また、正社員就職をしたいと考えている中卒の方には、ジェイックの就職エージェントがおすすめです。30秒で簡単に無料登録できますので、気になる人はお気軽に、以下のリンクから登録してみてくださいね。