「第二新卒の意味を知りたい」と思っていませんか?
この記事では、第二新卒とはそもそも何か、また就職後いつまでの時期を指す言葉なのか、などについて解説していきます。また、同年代の若手社員がどういった理由で転職を考えるのか、そのトップ5を紹介すると共に、転職成功に向けて押さえておきたいポイントもお伝えします。
紹介する内容をもとに、第二新卒についての理解を深めていきましょう。
- 第二新卒とは「学校卒業後、新卒扱いで企業に入社した若者」を指す言葉
- 第二新卒と呼ばれるのは新卒で企業に入社した後「3年以内」の求職者のことが一般的
- 第二新卒から正社員転職を成功させるポイント5選で転職を成功させよう!
この記事の目次
第二新卒について理解を深めよう
まずは第二新卒とは何か、について解説します。次の3つについてお伝えしますので、まずは知識として押さえていきましょう。
- 第二新卒とは?
- 第二新卒はいつまでを指すのか
- 既卒やフリーターとの違い
では、それぞれについてお伝えします。
第二新卒とは?
第二新卒とは、学校卒業後、新卒扱いで企業に入社した若者を指す言葉です。転職市場で主に使われる言葉で、「社会人経験が少ない求職者」を示す際に使われます。なお「新卒」とは新規卒業者の略で、学校を卒業したその年に就職する人のことを指します。
第二新卒はいつまでを指すのか
明確な定義はありませんが、新卒で企業に入社した後「3年以内」の求職者が第二新卒と呼ばれることが一般的です。大学卒業時の年齢が通常は22歳のため、そこから3年後の「25歳まで」を第二新卒として扱う、といった考え方もあります。
既卒やフリーターとの違い
第二新卒と既卒、そしてフリーターの違いは次のとおりです。
- 第二新卒:新卒で就職し、3年以内に転職を考えている人
- 既卒:新卒で就職せず、学校をそのまま卒業した人
- フリーター:主にアルバイトで生計を立てている人
どれも「社会人経験が少ない人」を指す言葉ではありますが、厳密にはそれぞれ違いがあります。第二新卒の場合には「企業に就職して働いている」という点が既卒、フリーターと大きく異なる点と言えるでしょう。
第二新卒が入社後3年以内で辞めてしまう理由トップ5
第二新卒が会社を辞めてしまう理由について、厚生労働省が発表したデータをもとに「トップ5」を紹介します。
- 1位:人間関係がうまくいかなかったから
- 2位:いろいろな会社で経験を積みたかったから
- 3位:満足のいく仕事内容でなかったから
- 4位:会社の将来に不安を感じたから
- 5位:賃金が低かったから
では、それぞれの理由について見ていきましょう。
※「20~24歳」の数値をもとにランキングを作成
1位:人間関係がうまくいかなかったから
まず1位に挙げられるのが、人間関係の問題です。たとえば、教育担当の先輩との相性が合わない、上司にパワハラまがいの行為をされている、といった理由から転職を考える若手社員は少なくありません。
または、特定の誰かが苦手というわけではなく、配属された部署の年齢層が高く、自分ひとりだけが話に入れず孤立してしまう、といったケースも見られます。その他、社内ではなく、会社が懇意にしている取引先の社員の対応にどうしても耐えられない、といったパターンも考えられるでしょう。
2位:いろいろな会社で経験を積みたかったから
2位は、いろいろな会社で経験を積みたいといった理由です。特に、新入社員に与えられる仕事は基本的な業務が中心なため、成長意欲が高い人にとってはモチベーションが上がらないことも多いかもしれません。また、大学の友人がイキイキと働いている様子を耳にして、「自分は何でこんな簡単な仕事しかさせてもらえないんだろう……」と不満ばかり募っていってしまうケースもよく見られる光景です。
なお就活で大企業に入社できたとしても、その会社を3年以内に辞めてしまう人は珍しくありません。これは大企業は社員が多く、仕事が細分化されていることが影響しています。つまり若手社員に与えられる仕事がかなり簡単、または仕事量が少ない、といったことに対して、働く意欲が下がっていってしまうのです。
3位:満足のいく仕事内容でなかったから
「思い描いていた仕事と違った」といった理由から、すぐに転職を考える若手社員もいます。たとえば、パソコンの前でコツコツと作業できると考え、プログラマーとして入社したものの、実際は関係者との調整作業が多くて精神的に参ってしまった、といったケースなどが挙げられるでしょう。
いわゆる「ミスマッチ」と呼ばれるものですが、若手社員としては入社前にその仕事について深く理解していなかった、企業側としては、入社者に対して仕事の「良いこと」しか伝えていなかった、ことが主な原因です。特に、自分に向いていない仕事を週5日行うというのは、人によってはストレスがかなり貯まっていくものです。結果として「こんな仕事をずっと続けるくらいなら辞めたい」と考え、入社してすぐに会社を去っていく若者が多いのです。
4位:会社の将来に不安を感じたから
会社の将来への不安から、早期に転職を考える若手社員も少なくありません。会社の売上が下がっている、ボーナスがカットされた、といった現実を前にすれば、誰だって「このまま働き続けても大丈夫かな……」と不安を覚えていってしまうものです。特に、この先が長いからこそ、若手社員には漠然とした不安が襲ってくることでしょう。
こうした不安は、大企業に勤めている社員でも例外ではありません。名目上は「早期退職制度」といった形で、実質的にはリストラを断行する有名企業のニュースを見たことはありませんか?主なターゲットは40~50代の社員ではありますが、若手社員からしても「ゆくゆくは自分も対象になってしまうかも……」といった不安は拭い切れません。そして、より安定して働ける会社を見つけようと転職活動を始めていくのです。
5位:賃金が低かったから
第二新卒が転職を考える理由として、給料の低さも挙げられます。特に中小企業・ベンチャー企業の中には、業務量に見合わない薄給で社員を働かせるところもあり、働く身としてはフラストレーションだけが貯まっていく、といったケースは散見されます。
また、残業代の未払いなどのコンプライアンス違反、または「出張代は自腹」といった社内の独自ルールを前にして、「これでは生活していけない」と落ち込んでいってしまう人も多いかもしれません。なお国土交通省が発表したデータによると、23歳~25歳時点での平均月給は男女別に以下のようになっています。
年齢 | 男性 | 女性 |
23歳 | 277,100円 | 249,600円 |
24歳 | 288,000円 | 257,200円 |
25歳 | 298,900円 | 264,900円 |
上記はあくまで平均の値ではありますが、自分の給料が同年代よりも高いのか、安いのか、を判断する一つの材料としてみてください。
第二新卒のメリット
ここからは、第二新卒として転職するメリットをお伝えします。
- 企業の選択肢が多い
- ミスマッチを減らせる
- 会社の雰囲気に溶け込みやすい
第二新卒の“武器”は、若さ、そして仕事経験を多少なりとも積んでいる、ということです。これらを活かすことで、より理想的な環境で働ける可能性があります。
では、それぞれのメリットについて見ていきましょう。
企業の選択肢が多い
1つ目のメリットは、応募できる企業の選択肢が多いことです。
一般に、中途採用では「即戦力」が求められます。つまり専門的なスキルがあったり、経験が豊富だったりする人が採用される傾向にあるため、新卒採用のような「ポテンシャル」が重視される採用とは異なります。そのため受けられる企業数は必然的に減ってしまいますが、第二新卒の場合、まだまだ「ポテンシャル」を評価してくれる企業が多く、色々な企業に挑戦しやすい、といった側面があるのです。
また、企業側が「若手人材を採用したい」という意欲が強いことも、第二新卒にとっては追い風に働きます。就職みらい研究所発表の「就職白書2019」を見ると、新卒採用の目標採用数を達成できた企業は47%となっており、およそ半数の企業がいわゆる「定員割れ」の状態です。そのため新卒では取り切れなかった若手人材を中途で採用しようと考える企業が多く、第二新卒の転職市場は活況を呈している、という現実もあるのです。
ミスマッチを減らせる
ミスマッチを減らせることも、第二新卒が転職するメリットの一つです。この場合のミスマッチとは、「思っていた仕事と違った」といったことを指します。
実際に社会人として働いてみると、学生の頃と比べ、会社や仕事についての理解が進むものです。人によっては「自分は意外とコツコツとした仕事が苦手なんだな」「オフィスが騒がしいのがどうしても苦手……」といったことも見えてくるでしょう。そして、こうした実感をもとに次の会社を選ぶことで、次は自分に合った会社を選択できる可能性が高まるのです。
ちなみにネガティブな理由だけでなく、「営業の仕事が想像以上に楽しかったので、もっと実力を評価してくれる会社で働きたい」といったポジティブな理由から、より自分に適した環境を求めて転職を決めるのも一つの考え方と言えるでしょう。
会社の雰囲気に溶け込みやすい
他の世代には見られないメリットとしては、会社の雰囲気に溶け込みやすい、といったことも挙げられます。
たとえば大学入学後にテニスサークルに入り、その雰囲気に馴染めずに3ヶ月で辞めたとします。そして次は軽音サークルに入り、その雰囲気がテニスサークルとは全く異なっていたとしても、意外にすんなりと溶け込めるものです。一方でテニスサークルで3年過ごし、そこからいざ雰囲気の違う軽音サークルに飛び込んだ場合、その空気感のギャップに耐えられない可能性があるでしょう。
このように、人は良い意味でも悪い意味でも、その環境に染まっていってしまう傾向にあります。これは、会社も同じです。特に会社ごとに社風、いわゆる「カラー」は異なるので、そのカラーに馴染めるかどうかは、仕事をする上でかなり大切なポイントといえます。
その点において第二新卒は、まだまだ1社目のカラーに染まり切ってはいません。つまり「わが社の雰囲気にもすんなりと馴染める可能性が高い」と面接官から判断される可能性があるため、企業の社風に合うかどうか、という観点で見ると他の年代よりも転職のハードルは低いと言えるのです。
第二新卒のデメリット
第二新卒が転職するメリットを見てきましたが、良い面もあれば悪い面もあるものです。いざ転職活動を始めた後に「あれ、こんなはずじゃなかった……」と後悔しないためにも、次にお伝えするデメリットもしっかりと理解しておきましょう。
- 「また辞めるのでは?」と不安を持たれてしまう
- 経験に乏しいので「即戦力」とは見られにくい
- 転職回数が増えてしまうリスクがある
では、それぞれについて解説します。
「また辞めるのでは?」と不安を持たれてしまう
1つ目のデメリットは、「また辞めるのでは?」と不安を持たれてしまうことです。そもそも企業としては、採用に多くのお金を使っています。そのため、こうした費用を無駄にしないためにも、そして会社に貢献してくれる人を採用するためにも、すぐに辞めてしまう人よりかは、長く働いてくれる人を採用したいと考えているものです。
一方で第二新卒の場合、新卒で入った会社を短い期間で辞めようと考えています。なかには入社してすぐに会社を辞めることを考える人もいますが、こうした人に対し、「イヤなことがあったらすぐに逃げてしまう人なのでは?」と忍耐力を疑う採用担当者は少なくありません。
こうした懸念を面接の受け答えなどで払拭できれば採用される可能性はありますが、「結局はウチも辞めてしまうかもしれない」と捉えられてしまうと、なかなか内定をもらえない、といった状況に追い込まれてしまう場合があるのです。
経験に乏しいので「即戦力」とは見られにくい
「即戦力」としては見られにくい、といったことも第二新卒が転職する際に感じるデメリットの一つです。
前述のとおり、企業としてはすぐに活躍してくれそうな人材を採用したい気持ちがあります。一方で第二新卒を採用する場合には、どちらかというと「社内の若手人材を増やしたい」といった意向が強いのが現実です。そのため新卒採用と同じ基準で評価する傾向があり、この場合、どんなに1社目でスキルの習得などに励んでいたとしても、新入社員と同列の扱いを受けてしまう可能性があるのです。
場合によっては前職の実績を認めてもらえず、その会社の新卒社員と給料が同じ額、といったことも珍しくありません。もちろん会社によっては給料に差をつけてもらえるところもありますが、多くの場合「即戦力」としては認めてくれず、給料アップなどは期待できないことは覚悟しておきましょう。
転職回数が増えてしまうリスクがある
転職回数が増えてしまうリスクがあることも、デメリットとして挙げられます。
一般に企業の採用担当者は、求職者のこれまでの転職回数を気にする傾向にあります。事実、リクナビNEXTの調査によると、採用担当者が気にする転職回数としては次のような結果も出ています。
- 1回:2%
- 2回:8%
- 3回:40%
- 4回:16%
- 5回:12%
- 6回:4%
- 7~9回:2%
- 10回以上:1%
- 気にならない:15%
「3回」が断トツで多いことが分かりますが、これは転職回数が3回の人は採用を見送る可能性がある、といったことを意味します。この点において、たとえば新卒で入った会社を1年で退職し、さらに次の会社も1年で退職してしまった場合には、20代の時点で転職回数が「2回」です。すると「3回」までは“リーチ”の状態となり、その先の転職活動に影響が出てしまう可能性があるのです。
リクナビNEXT|転職回数が多いと不利?年代別の転職回数と採用実態
第二新卒から正社員転職を成功させるポイント
第二新卒のデメリットについても紹介してきましたが、ポイントを押さえて対策を打つことで、転職成功を叶えることができます。
具体的には、次の5つのポイントを意識してみましょう。
- 長期的なキャリアを考える
- 仕事に対する向き合い方を伝える
- ポータブルスキルをアピールする
- 「貢献したい」という意欲を伝える
- 多くの求人を比較検討する
では、それぞれについて解説します。
長期的なキャリアを考える
まず大切なのは、長期的なキャリアを考えることです。なぜなら、企業が第二新卒に対して抱く「すぐ辞めてしまうのでは?」といった不安を払拭できるからです。
そもそもキャリアとは、簡単に言うと「入社後のステップ」のことを指します。たとえば営業職の場合には、次のようなビジョンを描けるかもしれません。
- 入社後3年:営業地区をまとめるリーダーに昇格
- 入社後5年:プレーヤーと後輩育成ポジションを兼務
- 入社後10年:役職者として新規事業立ち上げに貢献
いわゆる入社が「ゴール」になってしまっている人は、こうしたキャリアを具体的に描くことができません。一方で企業としては長く働いている人を求めているため、5年後・10年後に目指したい姿などを面接で質問することで、「長く働く意思があるかどうか」を判断しようとします。そのため特に第二新卒ほど、入社後のステップを考え、明確にアピールすることが大切なのです。
仕事に対する向き合い方を伝える
面接という点で言うと、仕事に対する向き合い方を伝えてみるのもおすすめです。向き合い方とは、「先輩からの教えは必ずメモしている」「誰よりも早く会社に来て新聞を読むことで、その日の最新のニュースをチェックしている」といったことです。
そもそも第二新卒は仕事経験が少ないので、これといったスキルや経験を持っていないケースがほとんどです。そして企業としてもそれは理解しているので、むしろ自信満々に「これを成し遂げました!」とアピールする人を敬遠してしまう傾向もあります。
一方で「教えをメモしている」「最新のニュースをチェックしている」といった行動に関しては、謙虚な姿勢や仕事に対する意欲が伝わりますし、実際に転職してからも同様の姿勢で業務に取り組んでくれるかもしれない、といったポジティブなイメージも浮かびます。こうしたイメージは「ポテンシャル」とも言い換えられますが、「活躍してくれそう」といった印象を面接官に与えることができれば、内定に近づくことができるのです。
ポータブルスキルをアピールする
自分の強みが何か分からない場合には、ポータブルスキルをアピールすることも意識してみてください。ポータブルスキルとは「持ち運べるスキル」を意味する言葉で、たとえば次のようなスキルが挙げられます。
- コミュニケーション能力
- 問題解決力
- 論理的思考力
- 交渉力
- プレゼン能力
これらとは逆に「持ち運べないスキル(アンポータブルスキル)」とは、特定の業界や職種のみに使用できるスキルのことで、専門スキルとも言われます。
繰り返しにはなりますが、中途採用は「即戦力」が求められるので、一般に専門スキルを持った人が採用される傾向にあります。だからといって「自分には専門スキルがない……」と諦める必要はありません。上記に挙げたようなポータブルスキルを伝えることで、「自分はどの環境でも働いて行けます」といったアピールにつなげられます。ポテンシャルを示す意味でも、ぜひ積極的に伝えていくと良いでしょう。
「貢献したい」という意欲を伝える
志望動機や転職理由をどう伝えるかで悩む第二新卒は少なくありませんが、真っ先に盛り込みたいのは「貢献したい」という意欲です。理由としては、面接官の期待に応えられるからです。
そもそも、多くの第二新卒の転職理由は「上司との関係が良くなかった」「給料が低かった」といったネガティブな理由が中心です。転職理由に良い悪いはありませんが、採用する企業側としては、あくまで「自社の力になってくれる人物かどうか」をチェックしています。
つまり転職理由は何であれ、活躍してくれそうなイメージが浮かべば採用する、ということです。逆に「環境を変えたくて転職を考えました」「給料の高さに惹かれました」と“本音”を伝えても、面接官の心には響きません。少し厳しい言い方をすると、企業は転職者の希望を叶える場所ではないからです。
そのため本音は一旦脇に置いておき、まずは「具体的にこうした形で働いていきたい」といった入社後のイメージを膨らませましょう。その上で選考の段階では、「貢献したい」という思いを伝えることに意識を向けてみてください。
多くの求人を比較検討する
第二新卒が転職を成功させるポイントとして、多くの求人を比較検討することも大切です。なぜなら、転職先の会社で後悔するリスクを減らせるからです。
そもそも新卒の会社でしか過ごしていないと、その会社や、担当している仕事についての理解は進んでも、他の業界や別の仕事については全く知らない、といった状態になりがちです。また社会人経験が浅いからこそ、現職の悪い部分ばかり目についてしまい、一方で他の会社の良い部分だけが見えてしまう、といったこともあり得ます。
特にイメージだけで会社を捉えてしまうと、入社後にギャップを感じ、またすぐに転職してしまいかねません。そのためまずは多くの求人を比較検討しつつ、自分にとって働きやすい会社はどこか、どういった仕事に適性がありそうか、といったことを考えてみることが大切なのです。
「そもそも求人はどうやって探せばいいんだろう?」と迷ってしまう場合には、次のサービスの利用を検討してみましょう。
- 転職エージェント
- 転職サイト
- わかものハローワーク
では、それぞれについて説明します。
転職エージェント
転職エージェントとは、キャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれるサービスのことです。たとえば大手のエージェントにもなると日本全国の求人を扱い、その中から自分の希望する条件に合った企業をキャリアアドバイザーがピックアップして紹介してくれます。求人探しの手間が省けるだけでなく、自分では思ってもみなかった業界や職種を紹介してくれることもあるので、視野が広げられる可能性もあるでしょう。
転職サイト
転職サイトとは、求人情報がずらっと掲載されたWebページのことです。転職エージェントとは異なり、サポートはつきませんが、そのぶんマイペースに求人を探せます。転職サイトによっては業界・職種問わずさまざまな求人を扱っており、それらを簡単に検索できるので、空き時間などにサクッと求人を確認したい人に特に向いているサービスと言えるでしょう。
わかものハローワーク
わかものハローワークとは、主に35歳未満で正社員就職を希望する若者を支援する国の機関です。「就職ナビゲーター」と呼ばれる担当者が二人三脚で転職を支援してくれることが特徴で、現職で抱えている悩みなども気軽に相談できます。中小企業や地元企業を中心に求人も紹介してくれるので、仕事探しの一環として利用してみるのがおすすめです。
第二新卒の転職には、エージェントを使おう!
「はじめての転職で不安」「自分のような第二新卒のサポートに強い転職エージェントを使いたい」といった思いを抱いていませんか?「転職をしたいけど、周りに相談できる人もいない……」といった方も多いかもしれません。
こうした場合は、第二新卒を多く支援してきた実績を持つ、私たちジェイックの活用を検討してみてください。第二新卒の転職を知り尽くしたからこそできる万全のサポートで、あなたの転職活動がスムーズに進むお手伝いをさせていただきます。
具体的には次のサポートを含め、全て無料で利用できます。
- 実際に足を運んだ企業のみを紹介
- 無料就活講座を受けられる
- マンツーマンの徹底サポート
では上記のサポートについて、それぞれの内容をお伝えします。
実際に足を運んだ企業のみを紹介
若手人材を採用したい企業の求人を紹介します。そして求人をただ紹介するだけでなく、紹介する企業には担当者が実際に足を運び、「この会社なら安心して紹介できる」と判断した会社しかおすすめしていません。そのため「次の会社では長く働いてきたい」と考える方の期待を満たす求人にも、きっと出会えるはずです。
無料就活講座を受けられる
無料の就活講座も受講できます。こちらの講座では、履歴書の対策方法や、面接通過のポイント、社会人のビジネスマナーをはじめ、転職活動に役立つ知識やノウハウを学べます。「転職が初めてで、何から手をつければいいか分からない……」といった方は、ぜひ受講してみることをおすすめします。
マンツーマンの徹底サポート
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【Q&A】第二新卒のよくある質問に回答
では最後に、第二新卒の転職で多くの人が抱く質問に回答します。
- 第二新卒から未経験の業界・職種には転職できない?
- 第二新卒の転職で大手に行くのは難しい?
- 高卒でも第二新卒と言われる場合はある?
気になる質問があれば、ぜひチェックしてみてください。
第二新卒から未経験の業界・職種には転職できない?
未経験の業界や職種に転職できる可能性は十分あります。理由としては、年齢的にも若いので企業としても一から教育していけると考えていること、また特定の業界や職種に染まり切っていないため、新しい仕事にも柔軟に対応しやすいためです。
第二新卒の転職で大手に行くのは難しい?
現実的には難しいと言えます。そもそも大手企業は新卒採用の時点で採用数が確保できている場合が多いですし、入社後に退職する若手社員も少ないので、いわゆる「穴埋め」のための中途採用が行われるケースがほぼないからです。
ただし、たとえば特定の分野で専門的なスキルを持っていたり、理系出身で研究職としての知見などを持っていたりする場合には、それらを“武器”として大手企業に挑戦できる可能性はあるでしょう。
高卒でも第二新卒と言われる場合はある?
高卒であっても、第二新卒と呼ばれる場合はあります。具体的には、高校卒業度にすぐに働き始めた人で、就業後3年以内の場合には、転職の場面では第二新卒として扱われることがあります。
まとめ
第二新卒の意味を改めてお伝えすると、以下の通りです。
第二新卒:新卒で就職し、3年以内に転職をしようとしている求職者
会社をすぐに辞めるという点において、第二新卒は「忍耐力がない」として懸念を持たれてしまう可能性もあります。一方で何と言ってもその若さ、そして多少なりとも仕事経験を積んでいる、という点は強みです。今回お伝えしたポイントも踏まえつつ、転職成功に向けて歩みを進めていきましょう。
こんな人におすすめ!
- 自分に合った仕事や場所を見つけたい
- ワークライフバランスを重視したい
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