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自己PRで協調性を伝える時の注意点【状況・職種別】11の例文

自己PRで協調性を伝える時の注意点|状況・職種別に例文も紹介

自己PR協調性をどのようにアピールすればいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。

協調性をアピールする時は、しっかりとエピソードを練らなければかえって面接官にネガティブな印象を与えかねません。

この記事では、自己PRで協調性をアピールする時に知っておきたい注意点や、具体的な例文11個について解説します。

協調性とは?

協調性とは?

そもそも自己PRでアピールするような協調性とは、どのようなものを指すのでしょうか。

ここでは、就職活動や転職活動の場において企業に求められる協調性について解説します。

周りの人と協力できる力のこと

協調性とは「周りの人と協力できる力」のことを指します。

転じて、ある課題に対して関係する様々な立場の人の納得を得ながら、目的達成のために尽力できる力とも捉えられています。

ちなみに、協調性とチームワークという二つの言葉の意味は、若干違いを持ちます。

チームワークという言葉の意味は「チームの中で業務を円滑に進めるための力」であり、リーダーの指示の範囲で自分にミッションはもちろん、チームメンバーのサポートをすることを指します。

対して協調性は、その範囲がチームに限らず、また主体的に周囲のメンバーに働きかけていくことを意味しますので、チームワークよりも協調性の方がより重要なアピールポイントだと言えるでしょう。

とはいえ、両者の言葉は時に逆転して理解されていることも珍しくはありませんし、同じような意味として受け取られることも少なくないので、神経質に捉えずに自分の言葉で伝えやすい方を選択して大丈夫です。

企業は協調性を大切にする人を求めている

企業は組織で事業拡大をしているため、必然的に協調性のある人材を求めています。

現に日本経済団体連合会(経団連)が調査した新卒採用に関するアンケート調査結果によれば、企業が選考で特に重視している点として、「コミュニケーション能力」「主体性」「チャレンジ精神」に次いで「協調性」がランクインしています。

企業が求人応募者に求めている協調性とは、自分から周囲の関係者に働きかけて課題解決をしていくような「積極的な協調性」となります。

与えられた環境で空気を読んで仕事をするといった「消極的な協調性」はアピールポイントとしては弱いため、自己PRの際は積極的な協調性をアピールするよう心がけてください。

協調性がない人だと思われると見送られることも

繰り返しにはなりますが、会社員は組織単位で仕事をするため、どんな人でも一定の協調性を求められます。

そのため、協調性がなく個人プレーしかできないような人だと面接官に思われてしまえば、見送りになることも十分に考えられます。

協調性を自己PRするということは、自分が応募先企業の一員になっても問題なく仕事をこなしていけることのアピールに繋がりますので、非常に大切な長所の一つなのです。

自己PRで協調性を伝えるメリット

ここからは、自己PRで協調性を伝える3つのメリットについて解説します。

メリット1. 円滑に仕事ができる人材だとアピールできる

協調性をアピールすることで、会社組織において円滑に仕事ができる人材だとアピール可能です。

会社で仕事をしていく上で、人間関係は非常に重要になります。

例えば事務職の人で別の部署の担当者に提出物を依頼する際、相手の部署の都合も認識した上で依頼をかけるといった協調性を発揮できれば、ただ事務的に依頼するよりもスピーディーに提出を受けられる可能性が高まります。

事務職以外でも協調性を発揮することでスムーズに仕事ができる場面は多々あります。

特に社内の関係者が多くなりやすい「事務職」「企画職」当たりは協調性のアピールが重要になってくるでしょう。

メリット2. 組織の生産性を上げられる人材だとアピールできる

協調性の高い人材が組織の中に一人でもいると、その組織の人間関係を始め、仕事の効率や他部署との連携など、様々な観点で生産性の向上が期待できます。

そのため、協調性をアピールすることで、組織全体の生産性を高められるような人材だとアピールすることが可能です。

特に会社ホームページなどから、社員同士の連携や人間関係の良さをアピールしているような社風が汲み取れる企業であれば、協調性のアピールがよりプラスにはたらくかもしれません。

メリット3. 柔らかな印象を与えることができる

自己PRで協調性をアピールすると、多人数で行動をすることが好き・得意であるという自己認識があると伝えることになります。

チームメンバーと一緒に頑張ろうとするような思考の持ち主だと思われますので、転じて「優しく朗らかな人物」というイメージを与えることができます。

常に他部署と一緒になって仕事をしていくような職種での選考であればもちろんメリットに働きますが、個人の力を重視しているような営業職だとあまりいいアピールに繋がらない可能性がありますので、協調性という単語の言い換えなどを検討した方がいいかもしれません。

自己PRで協調性を伝える時の注意点

ここからは自己PRで協調性を伝える時の注意点について3つ解説します。

これから自己PRを作ろうとしていて、協調性を取り上げようか悩んでいる人は参考にしてみてください。

注意点1. 企業が求めている協調性を正しく理解する

協調性をアピールするにあたり、企業が求めている協調性がどんなものかを正しく理解しておくことが重要です。

企業が求めている協調性とは、「『価値観や立場が異なる人とも』協力して仕事を進められる力」です。

この『価値観や立場が異なる人とも』というのが重要視されています。

仕事は規模が大きくなればなるほどステークホルダーと呼ばれる関係者が増えていきます。例えば、ある施策を始めようとした時、売り上げを上げられる部署Aにとっては歓迎されるものの、負担が増える部署Bにとっては否定的な目をされることもあり得るでしょう。

このように、メリットデメリットや目標が異なる関係者を取りまとめてプロジェクトを推進していくような協調性が企業から求められているのです。

もし「仲良い人と一緒に高め合いながら頑張れる」などといったエピソードを自己PRで伝えても、上記の理由から評価されにくいどころか、「同じ立場の人としか協調性が発揮できないのではないか」とネガティブな印象を与えかねませんので注意しましょう。

注意点2. エピソード次第では「受け身の人材」だと思われることも

本記事の一番最初で解説した通り、協調性には「積極的な協調性」と「消極的な協調性」の2種類があり、消極的な協調性は企業にマイナスイメージを与えてしまいます。

どちらの協調性で企業に伝わるかは、自己PRのエピソード内容次第です。

自分から協調性を発揮していったような自己PRをしなければ、うまくアピールできないことがある点に注意してください。

注意点3. 協調性という言葉を言い換えるのも検討する

協調性という言葉だけが先行し、企業に誤解して伝わらないようにするためにも、協調性を言い換えた表現も検討してみてください。

協調性の言い換え表現には次のようなものがあります。

  • 気配りができる
  • 人の立場に立って物事を考えられる
  • 傾聴力がある
  • チームワーク力を活かして目標達成できる
  • どんな人ともすぐに打ち解けられる

自分の性格や特徴を鑑みつつ、自分の強みを最もアピールできる言葉に変換することで、より企業に伝わりやすい自己PRになるでしょう。

自己PRで協調性を伝える時の具体的な流れ

自己PRで協調性を伝える時は、次のような流れで構成するようにしましょう。

この流れを無視して思ったことから書き始めてしまうと、結局何がアピールポイントなのかが分からないという事態になりかねません。

流れ1. 書き出しは結論から

協調性に限らず、自己PRをする時は常に結論から書き出すことを意識してください。

「私の強みは協調性です」のように書き始めることで、企業側はどんなアピールポイントがあるのかが明確になり、後に続く文章も理解しやすくなります。

また、この書き出し部分で協調性にプラスαの情報も盛り込むと、さらにアピールポイントがはっきりします。

「私は常にどんな立場の人とも協力して物事を進められる協調性があります」などの書き出しにすることで、協調性がネガティブイメージとして伝わるのを防げます。

流れ2. 具体的なエピソードを交える

続いて、自分の協調性を発揮した具体的なエピソードを伝えます。

このエピソードの内容によって「自分がどのような人間なのか」「どのような協調性があるのか」「採用された後も再現性を持って協調性を発揮できるのか」など多くの評価がされることになります。

間違っても自己PRにおいてエピソードを全く伝えないことのないように注意してください。

また、エピソードにおいては具体的な数字を使うことがおすすめです。

「協調性を発揮した結果、店の売り上げが110%になった」「周囲の人と協力したことで、

作業にかかる時間が半分になった」など、数字を用いて実績を伝えることにより、状況を知らない面接官がそのエピソードの重要性をイメージしやすくなります。

具体的なエピソードがないという人は、後ほど解説する例文や対処法の欄を参考にしてみてください。

流れ3. 協調性が応募先でどのように活かせるかを示す

エピソードの後は、自分の協調性が応募先の企業でどのように活かせるのかを伝えます。

このセンテンスこそが自己PRになりますので、できる限り力強い言葉遣いができるように文章を作成していきましょう。

また、どのように活かせるかについて、求人票はもちろん、企業のホームページや事業内容を理解した上で作成することがおすすめです。

企業の大切にしている価値観や業態と自分の協調性がマッチしていることを伝えられれば、採用される可能性を高められるでしょう。

自己PRで協調性を伝える時の例文|状況別4選

ここからは、自己PRで協調性を伝える時の例文について解説します。

まずは状況に応じた4つの例文です。そのままコピペするのではなく、あくまで参考に留めるようにしてください。

状況別1. 新卒の場合

新卒の就職活動で協調性をアピールする自己PR例文は以下の通りです。

「私は違う価値観の人とも一緒になって物事を進められる人間です。

大学のゼミで、私がチームリーダーとなって○○という研究の論文をまとめることになりました。チームは3人だったのですが、研究を進めていくと3人の主張が異なり、収集がつかない状況になってしまいました。そこで私は自分の意見をただ押し通すのではなく、3人の主張を改めて整理し、研究内容とどれが一番相応しいのかをしっかりと話すようにしました。結果、私ではない意見を採用することになったのですが、その論文は学会でも評価されることとなりました。

この協調性を活かし、貴社で働く上でも様々な価値観を持つ社員みなさまと協力しながら、○○事業のプロジェクトを成功させられるような人材になっていきたいと思います。」

新卒の場合は社会人経験がありませんので、できる限り「大きな課題に対して自分の協調性を発揮した」というエピソードを盛り込むと良いでしょう。

状況別2. 転職の場合

転職活動で協調性をアピールする自己PR例文は以下の通りです。

「私は常に周囲に気を配りながら仕事のできる協調性が強みです。

現職では営業事務担当として営業のサポートをしていますが、営業担当が間違って契約書をもらってきてしまい、事務担当や再契約を行う営業担当の工数がかさんでいるといった問題が発生していました。そこで私はもっと事務担当も営業担当も効率的に業務ができるように、契約書を事前に自動で確認できる仕組み作りを提案し、実行しました。

その結果、営業担当が契約書を間違ってもらってきてしまう回数は激減し、事務担当一人の月当たり工数を5時間削減することができました。

この経験を活かし、貴社の事務職においても、常に周囲に気を配りながら業務効率の改善を積極的に行い、事業発展に貢献していきたいと考えています。」

能動的に協調性を発揮して、具体的な業務効率の削減時間も伝えられており、転職先でも再現性が高いスキルをアピールできています。

状況別3. アルバイトをしているフリーターの場合

アルバイト経験で協調性をアピールする自己PR例文は以下の通りです。

「私は常に協調性を意識して仲間と協力することができます。

ピーク時は常に満席になるような居酒屋でアルバイトをしていましたが、自分の持ち場の領域を超えて常に一緒のシフトのメンバーのことを気にかけて働くようにしていました。自分の手が空けば自分から注文を取りに行ったり、他のバイトが休憩に入れていなかったらその分自分の負担を増やしたりなど、とにかくピークを乗り切るために自分ができることを積極的に行うよう心がけていました。

貴社に入社した後もこの協調性を活かし、周りに困っている人がいたらできる限りサポートして、組織一丸となって業務に取り組んでいけるよう頑張っていきたいです。」

アルバイトという受動的な仕事の中で、自分にできることを探して積極的に行動していく協調性がアピールできています。

状況別4. 留学した人の場合

留学経験で協調性をアピールする自己PR例文は以下の通りです。

「私は違う価値観の人とも協調性を持ってコミュニケーションができる人間です。

大学生の時1年間留学をしたのですが、学校でのグループワークでは多国籍のメンバーがいたこともあり議論が全くまとまっていませんでした。

そこで私はグループのリーダーとして、意見をあまり言えていない人が積極的に発言できる雰囲気を作ったり、主張が強い人は周りの意見も聞くように説得したりすることに努めました。

始めは統率が取れていないグループでしたが、粘り強く取り組みを続けたことで徐々に全員が和気藹々と会話できるようになり、最終的にワークを毎回計画通りに進められるようになりました。

この経験を活かし、貴社の業務においても価値観の違う人同士が円滑に業務を進めていけるようなサポートをしていきたいと思います。」

留学では様々な国籍の人とコミュニケーションをすることになりますので、価値観の違いに壁を感じることも多くなりやすいです。

この例文では、協調性以外にも粘り強さやリーダーシップといったアピールもできており、入社後の活躍が期待できるものとなっています。

自己PRで協調性を伝える時の例文|職種別7選

続いて、職種別に自己PRで協調性を伝える時の例文を解説します。

ここではエピソード部分を省略し、結論と活かし方の文章を中心に例文を記載しますので、自分の応募したい職種があったら参考にしてみてください。

職種別1. 営業職に応募した場合

営業職に応募した時の協調性の自己PRの例文は以下の通りです。

「学生時代にラグビー部に所属していたこともあり、チームメンバーと一緒になって物事を進めることが得意です。現職ではその協調性を活かし、営業職としてチームメイトの業績を意識して行動することにより、半期の最優秀チームにも選ばれました。

貴社の営業職としては、自分の目標を当然に達成しながらも、チームや組織の業績にも気を配り、団体プレーで仕事に向き合っていきたいと思います。」

営業職は個々人のスキルが問われることの多い仕事ですが、このようにチームを統率できるような協調性をアピールできると、将来的にマネジメントになれる素質を見出され、採用される可能性も高まるでしょう。

職種別2. 製造業に応募した場合

製造業に応募した時の協調性の自己PRの例文は以下の通りです。

「私は他の人のミスを積極的にカバーしながら仕事を進めていける協調性を持っています。

学生時代喫茶店でバイトリーダーとしてアルバイトをしていましたが、新人や業務に慣れていないメンバーのフォローを率先して行うようにしていました。

サポートをしながら自分の業務をするのは大変でしたが、他の人の成長に繋がると感じて粘り強く続けた結果、バイト先の店舗が接客品質1位で表彰されることとなり、店長にも褒めていただくことができました。

この経験を活かし、貴社の製造職という品質を維持しながら分業でモノつくりをする仕事においても、チームメイトのフォローをできるような協調性を発揮して活躍していきたいです。」

製造職と喫茶店でのアルバイト経験を上手くつなぎ合わせられている例文です。

実際に協調性を活かしている姿のイメージもできるような文章構成が意識できています。

職種別3. ITエンジニアに応募した場合

ITエンジニアに応募した時の協調性の自己PRの例文は以下の通りです。

「組織で一つのモノを作る時に協調性を発揮できるのが私の強みです。

学生時代の卒業制作で自主映画を作ったのですが、私は編集分野のチームを率いることになりました。編集作業は複数人で分担しており、納期に間に合うよう週一回の進捗報告会を欠かさず行ったことで、遅滞することなく映像編集を完了させられました。

私はITエンジニアとしての経験はありませんが、卒業制作での経験を活かし、エンジニア一丸となってシステム開発ができるように協調性を発揮していきたいと思います。」

エンジニアは個人のスキルが重要と思われやすいですが、実際には多くのエンジニアが予定通り進捗しているかを管理する力も大切になっています。

この例文では、エンジニアの仕事をしっかり理解できていることも伝えられているので「仕事内容を調べた上で応募してきている」という印象を残せるでしょう。

職種別4. 販売職に応募した場合

販売職に応募した時の協調性の自己PRの例文は以下の通りです。

「私は協調性を大切にして働ける人間です。

アパレルショップで働いていた時は、自店舗のスタッフとはもちろん、他のフロアのスタッフとも積極的にコミュニケーションを取ることで、ピークタイムや目を惹くレイアウトといった情報交換を行いました。

結果として自店舗の売り上げを前年比で1.2倍にすることができました。

貴社においても、協調性を大切にして売り上げ貢献のために工夫し続けたいと思います。」

同じ販売職として働いていた経験を伝えられており、業務の親和性を協調性のアピールと共に印象付けられています。

この例文のように、もし応募先求人と同じようなバイト経験を持っていたら、できるだけエピソードとして伝えることをおすすめします。

職種別5. 事務職に応募した場合

事務職に応募した時の協調性の自己PRの例文は以下の通りです。

「私は常に相手のことを考えて行動しているので、協調性が高いといった強みがあります。

現職ではどうしたら相手が気持ちよく仕事できるか、スムーズに物事を進めるためには何を準備したらいいかなど、相手の立場を考えた行動を意識しています。

事務職は「与えられた仕事だけをすればいい」と思われやすい仕事かもしれませんが、私の強みである協調性を活かして、社内の関係者の事務周りの負担を少しでも減らせるよう、積極的に行動していきたいと思います。」

ややエピソード部分が薄いですが、組織全体の生産性向上に対する強い意思が感じ取られる例文となっています。

職種別6. 保育士に応募した場合

保育士に応募した時の協調性の自己PRの例文は以下の通りです。

「私は周りの人と協力して物事に取り組めるといった協調性があります。

学生時代の頃サッカー部のマネージャーをしていましたが、なかなか試合で結果を出せずに負けが続いているという課題がありました。

その課題に対し、今までの試合の録画を自分なりに分析してノートに書き出しました。また、まとめた結果を監督やコーチに共有して一緒にトレーニングメニューを考えました。

結果として、選手個々人が自分の苦手なプレーを克服し、県大会まで出場することができました。

この経験を活かし、保育士になっても他の先生と協力しながら子どもの成長のために頑張っていきたいと思います。」

協調性と共に、保育士に必要な「誰かの成長を手助けする奉仕能力」が高いこともアピールできている例文です。

職種別7. 警察官に応募した場合

警察官に応募した時の協調性の自己PRの例文は以下の通りです。

「私は団体行動をする時に協調性を大切にしています。

野球部の主将を務めていた時は、自分から率先してチームの士気を上げることはもちろん、メンバーの体調を気遣い、常に万全の体勢で試合に臨めるように心がけていました。

私の代で2回連続関東大会に出場できたのは、こうした努力を積み重ねていった結果だと感じています。

警察官として働く上で協調性は非常に大切だと感じていますので、どのような部署に配属することになっても、周囲の方々と協力して平和を守っていきたいと思います。」

警察官は上下関係が大切になる仕事ですので、協調性をアピールすることは非常におすすめです。

自分の実体験を元に協調性を伝えられる自己PRを作れるようにしましょう。

自己PRで協調性を伝えるエピソードがない場合の対処法

自己PRで協調性をアピールしたいものの、具体的なエピソードが思いつかない時の対処法を解説します。

対処法1. キラキラしたエピソードである必要はない

自己PRのエピソードはキラキラしている必要はありません。自分の強みを自分の言葉で伝えられるものであれば、どんなエピソードでも構わないのです。

もちろん「○○%目標に対して達成できた」「リーダーとして受賞できた」などの実績は、面接官から見ても評価しやすく有効ではあるものの、数字で自己PRができないと落ちてしまうということはありません。

あくまでも自分の協調性を分かりやすく伝えられるかが、エピソード部分で重要になるポイントということを認識しておきましょう。

対処法2. 別の長所を探してみる

協調性をアピールできるようなエピソードがどれだけ探しても見つからない場合は、別の長所でアピールすることを検討してみましょう。

協調性はもちろん就職活動において大切ですが、コミュニケーション能力や主体性など、他にもアピールできることはたくさんあります。

もし自分の長所が見つからずに困っているという人は、以下の記事で自己PRできる長所についてご紹介していますので、参考にしてみてください。

自己PRと長所の違いは?書き方や例文一覧・ポイントを徹底解説!

対処法3. 自己分析をしなおす

自己PRのエピソードが見つからないのは、自己分析が足りていない証拠かもしれません。「今までどんなことに価値発揮をしてきたか」「自分の本当の強みと弱みはなんなのか」など、自己分析をすることで自分の本質を明らかにすることができます。

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自己PRに迷ったら使いたい【就職エージェント】とは?

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就職エージェントの利用

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就職エージェントのサービス
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まとめ

自己PRで協調性をアピールする時は、具体的にどのような協調性なのかも合わせて伝えることが重要です。

この記事で紹介した例文を元に、自分らしい自己PR文を作ってみてください。

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高藤 薫キャリアアドバイザー
株式会社ジェイック:キャリアコンサルタント|就活情報、お役立ち面白情報を発信|就活YouTube「ジェイック就職カレッジ®」配信中|資格:キャリアコンサルタント・ポジティブ心理カウンセラー・7つの習慣®︎ファシリテーター