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自己PRでコミュニケーション能力をアピールするには?例文9選!

自己PRでコミュニケーション能力をアピールするには?例文9選付き

自己PRコミュニケーション能力をアピールしたいと考えているものの、具体的にどのような文章で書けばいいか分からないという人も多いのではないでしょうか?

この記事では、自己PRでコミュニケーション能力についてアピールするための方法や注意点具体的な職種別の例文9個について解説します。

これから就職活動を考えているという人は参考にしてみてください。

記事のPoint
  • コミュニケーション能力とは、「聞く力」「伝える力」「人と協力する力」
  • 「自己PRでコミュニケーション能力を伝える時の注意点」を参考にしよう
  • 「自己PRでコミュニケーション能力を伝える例文」を職種別に9種類、紹介します

コミュニケーション能力とは?

コミュニケーション能力とは?

コミュニケーション能力をアピールした自己PR例文解説の前に、就職活動におけるコミュニケーション能力とはどういったものなのかについて解説します。

会社で働く際に必ず必要になる重要な能力

就職活動で重視されるコミュニケーション能力とは、他の人と円滑な意思疎通を行い業務を進めていける力のことを指します。

コミュニケーション能力をさらに分解すると、「聞く力」「伝える力」「人と協力する力」の3つに分かれ、いずれも会社という組織で働いていく以上、欠かせない能力であると認識されています。

学生時代のコミュニケーション能力と言えば、「場を盛り上げられるような会話が得意である」という認識をされていたかもしれませんが、社会人におけるコミュニケーション能力はそういったものではありません。

むしろ、「相手がどう思っているのか」といった感情を察する能力や、自分が思っていることを認識の齟齬なく正しく伝えられるかといった能力の方が大切です。

このように、自己PRでコミュニケーション能力をアピールする時は、学生時代の感覚でいてはしっかりと魅力として映らないことがありますので注意しましょう。

コミュニケーション能力を重視する企業は多い

コミュニケーション能力を選考で重視している企業は非常に多いです。

日本経済団体連合会(経団連)が公表している「新卒採用に関するアンケート調査結果」によれば、企業が選考時に重視する要素として16年連続でコミュニケーション能力が第一位となっています。

つまり、コミュニケーション能力を自己PRすることは、選考において非常に大切であると言えます。

ちなみに同調査結果は以下のような順位となっています。

2位以下と大きな差があることからも、いくつか長所があるという人であれば、コミュニケーション能力を特にアピールすることがおすすめです。

「選考時に重視する要素」の上位5項目ポイント
コミュニケーション能力82.4%
主体性64.3%
チャレンジ精神48.9%
協調性47.0%
誠実性43.4%

引用「一般社団法人日本経済団体連合会:2018年度新卒採用に関するアンケート調査結果

コミュニケーション能力がないと就職は難しい

コミュニケーション能力は自己PRの項目として非常に有効ですが、コミュニケーション能力そのものがないと就職することは難しいでしょう。

面接そのものがコミュニケーションをする場というのはもちろんですし、会社という組織で働く以上、自分以外の社員とコミュニケーションを取る場面も多くあります。

また、営業職やサービス職のように、人とコミュニケーションを取ることが仕事であれば、なおさらコミュニケーション能力が重要になります。

会社で円滑に仕事と向き合える人材であることをアピールするためにも、この記事でこれから紹介するポイントを意識して自己PRを作成してみてください。

自己PRでコミュニケーション能力をアピールすべき職業

コミュニケーション能力はどんな仕事でも大切なスキルですが、特に自己PRでコミュニケーション能力を盛り込んだ方がいい職業があります。

ここでは、自己PRでコミュニケーション能力をアピールすべき職業を3つ解説します。

1.営業職

営業職は高いコミュニケーション能力が必要な職業として知られています。

自社の抱えているモノやサービスをお客さんに買ってもらうためには、コミュニケーション能力を発揮してしっかりと相手にメリットを感じてもらわなければいけません。

また、営業における提案活動は、ただ商品の特徴や詳細を説明だけすればいいというものでもありません。

「なぜその商品をお客さんが買う必要があるのか」「今お客さんが感じている課題はどんなもので、その商品でどのように解決できるのか」など、正しいコミュニケーションを繰り返した先に契約が待っています。

とにかく人とコミュニケーションを取ることが重要な仕事ですので、営業職に応募する時はコミュニケーション能力の高さを存分にアピールすることがおすすめです。

2.事務職

事務職もコミュニケーション能力をアピールすべき職業の一つです。

事務職は誰とも話さずに与えられた仕事だけを黙々とこなせばいい職業だと思っているかもしれませんが、実は一定のコミュニケーション能力が求められる職業です。

例えば、経理であれば、営業担当が提出してきた経費申請で不備があった時にコミュニケーションが必要ですし、分業して経理処理を行う際には課のメンバーと協力し合うような力も発揮する必要があります。

集中して真面目に作業に取り組めるというのも事務職にとって必要な素養の一つではありますが、コミュニケーション能力も伝え方によっては十分魅力的なポイントとしてアピールできるでしょう。

3.ITエンジニア

ITエンジニアはプログラミング技術を使ってシステムやアプリの開発を行う仕事ですが、個人のプログラミングスキルはもちろん、コミュニケーション能力も非常に大切な職業となってきます。

大規模なシステム開発になれば、複数のITエンジニアが作業を分担して開発に取り組むこととなりますが、納期通りに開発を行うためにも互いの進捗確認をするためにコミュニケーションをよく取ります。

その際にコミュニケーションが上手く取れないと、自分の作業がどこまで進捗しているかが伝えられず、結果としてプロジェクト全体の遅延に繋がってしまいかねません。

多人数の関係者と一緒に仕事をする機会の多いITエンジニアであれば尚更、コミュニケーシション能力が大切となってくるのです。

ちなみに、ITエンジニアのコミュニケーション方法は会社にもよりますがチャットが多くなる傾向にありますので、対面とはまた異なるコミュニケーションに注意をしなければいけません。

自己PRでコミュニケーション能力を伝える時の注意点

多くの職業で重要になるコミュニケーション能力ですが、自己PRに盛り込む際はいくつか注意点があります。

ここでは、自己PRでコミュニケーション能力を伝える時の注意点について解説します。

自己PRとすることで逆効果になることもある

コミュニケーション能力は就職において大切であることは間違いありませんが、自己PRとして敢えて伝えることでネガティブな印象を持たれてしまう可能性があります。

何故なら、コミュニケーション能力とは抽象度が高く、具体的にどんな能力を持っているかが伝わりづらいからです。

加えて、「何もアピールできることがないからコミュニケーション能力をアピールするしかなかったのではないか」と思われる可能性もあります。

そのため、コミュニケーション能力をアピールする時は、エピソードの具体性を上げたり、他人よりもコミュニケーション能力が優れていると考える理由などを合わせて伝えるように気をつけましょう。

言い換えた言葉を使うようにする

先ほど解説した通り、コミュニケーション能力という単語は曖昧な意味を持ちますので、コミュニケーション能力の中でも特にアピールしたいポイントに絞ることが大切です。

そのためにも、コミュニケーション能力を言い換えた言葉を使うようにするのがおすすめです。

コミュニケーション能力を言い換えた表現には、以下のようなものが挙げられます。

何をアピールするか言い換え表現
聞く力・傾聴力を持って会話できる
・相手の本心を引き出すのが得意
・常に互いのメリットは何かを伝え合うようにしている
伝える力・説得力があると言われる
・分かりやすく説明するのが得意
・よく人に教える立場であった
人と協力する力・人の立場になって物事を考えられる
・多くの関係者と一緒に行動できる
・価値観の違う人とも分かり合える

このような言い換え表現を、自分の伝えたいエピソードに応じて使い分けることで、より自分らしいコミュニケーション能力の自己PR文章を作れるでしょう。

面接での言動に特に注意する

コミュニケーション能力をアピールするのであれば、面接における言動すべてに気をつける必要があります。

自己PRで「コミュニケーション能力があります」とアピールしておきながら、受け答えに自信がなかったり、会話が噛み合わないような回答をしてしまえば、「本当にコミュニケーション能力がアピールポイントなのか」と面接官に疑われかねません。

一度面接官に疑われてしまうと、その後信頼を取り戻すことは非常に難しいため、見送られる可能性も高まってしまいます。

コミュニケーション能力をアピールするのであれば、どんな状況にも動じないように面接対策をしっかりと行っておく必要があります。

自己PRでコミュニケーション能力を伝える効果的な流れ

ここからは、自己PRでコミュニケーション能力を伝える時の効果的な流れについて解説します。

どんなに素晴らしいエピソードを持っていたとしても、この流れを意識して自己PRをしないと何をアピールしているのかが上手く伝わらない可能性がありますので、確認しておくようにしてください。

書き出しは結論から

自己PRを作成する際は、必ず結論から伝えるようにしましょう。

「私はコミュニケーション能力に強みがあります」など、自分のアピールポイントが何なのかを最初に伝えることで、後に続くエピソード部分がイメージしやすくなります。

また、コミュニケーション能力をアピールする場合は、書き出しでプラスαのアピールポイントも合わせて伝えられるのがベストです。

「私はどのような立場の人とも協力して物事を達成できるコミュニケーション能力があります」など、どのようなコミュニケーション能力があるかを明確にすることで、より自分らしさを伝えることが可能です。

具体的なエピソードを必ず交える

結論を伝えた後は、そのアピールポイントを発揮した事例のエピソードを必ず伝えます。

繰り返しになりますが、コミュニケーション能力は抽象度の高い言葉なので、エピソード部分で「具体的にどんなコミュニケーション能力があるのか」「コミュニケーション能力をどのように活かしたのか」を伝えないと、アピールポイントが定まりません。

また、エピソード部分では「なぜ自分はその行動を取ったのか」「その結果どうなって、どのように感じたのか」などもできる限り具体的に、かつ簡潔にまとめるようにします。

この時、そのエピソードを体験していない面接官によりイメージを持たせるためにも、具体的な数字を使って実績を伝えられるのがベターです。

「売り上げが前年比で120%に向上した」「2日かかっていた作業が1日でできるようになった」など、数値の基準はどんなものでもいいので、コミュニケーション能力を発揮した結果を分かりやすく伝えられるようにしましょう。

応募先企業でどう活かしていきたいかを伝える

自己PRの最後には、コミュニケーション能力を応募先企業でどのように活かしていきたいかを伝えます。

「事業の発展に貢献したい」「もっと多くの人とコミュニケーションを取って、一流の営業マンとして活躍していきたい」など、自分が感じていることを自分の言葉で力強くアピールしましょう。

この部分が最も自己PRの中で大切になりますので、できれば会社ホームページや求人票などから、どのようにコミュニケーション能力を発揮していける人材を欲しているかを推測し、それに沿ったアピールができると評価されやすくなるでしょう。

自己PRでコミュニケーション能力を伝える例文|職種別9選

ここからは、自己PRでコミュニケーション能力をアピールする時の例文を職種別に紹介します。

ここでの例文はあくまでも書き方の参考に留め、自分の言葉で自己PRを作成するように心がけるようにしてください。

1.法人営業職

法人営業職に応募する時のコミュニケーション能力を自己PRする例文は以下の通りです。

「私は常に互いにとって望ましい結果になるようにコミュニケーションを取れます。

イベントサークルで活動していた時、私はイベントのスポンサー獲得をする担当をしていました。

例年スポンサーの獲得には苦戦していたのですが、それは今まで実施するイベントの説明だけをしていたことが原因だと気づきました。

そこで私はスポンサーになることのメリットを数字で分かりやすく伝えられる資料を作成し、企業が出資する意義を唱えるように提案をするように仕組みづくりを考えました。

このこともあり、スポンサー額を前年比で150%まで伸長させることができました。

私はこのコミュニケーション能力を活かし、貴社の法人営業職として常にお互いの事業が成長できるような提案をしていきたいと思っています。」

コミュニケーション能力の具体化ができており、法人営業職として大切なマインドを持っていることが分かる自己PRになっています。

2.個人向け営業職

個人向け営業職に応募する時のコミュニケーション能力を自己PRする例文は以下の通りです。

「私は人の悩みを引き出すようなコミュニケーションが得意です。

家庭教師のアルバイトをしていた時、生徒がなかなか勉強に取り組んでくれないといった課題がありました。

私自身の解説力が足りないのかと思い、親御さんに頼んで1日会話するだけの日を設けてみたところ、生徒が学校で勉強できないことを馬鹿にされ、勉強そのものが怖くなってしまったことを話してくれました。

その日から勉強するそのものの意味や、勉強したことが社会にどのように活かされているのかを交えながら教えるようにしたところ、勉強に興味を持ってもらえるようになり、成績も順調に上げることができました。

貴社の保険営業職では、人に相談しにくいお金の話をしていくことになります。

私のコミュニケーション能力を活かし、どんな悩みでも引き出して信頼してもらえる、人生のパートナーのような営業担当になっていきたいです。」

自身の体験と保険の営業職の仕事内容を上手く噛み合わせて自己PRができている例文です。

3.事務職

事務職に応募する時のコミュニケーション能力を自己PRする例文は以下の通りです。

「私には様々な人と円滑にコミュニケーションが取れる強みがあります。

アパレルショップの店員として2年間働いているのですが、10代から60代まで様々な年代の方が日々来店されます。

お客様一人一人、自分だけで服を選びたい人もいれば、どんな服が合うかアドバイスを求めるような人もいたので、できる限り相手の求めているコミュニケーションを推測して応対することを心がけていました。

事務職として働く上で、同じ部署はもちろん、他部署の社員ともコミュニケーションを取っていくことは非常に大切だと感じています。

私の強みであるコミュニケーション能力を活かし、円滑に事務作業をこなすのに欠かせないような人材へと成長していきたいです。」

この自己PRでは、特に「どのように強みを活かしていくか」を力強くアピールできています。

4.接客業

接客業に応募する時のコミュニケーション能力を自己PRする例文は以下の通りです。

「私は昔から人に何かを勧めることが得意でした。

新作の映画の魅力や新商品のブランドのアイテムなど、どんなジャンルのものでも魅力的なポイントを見つけ、人に分かりやすく伝えることに一種の楽しみも感じています。

貴社の店舗は様々な種類の商品が店舗に並んでおり、来店される方のニーズも人それぞれだと思っています。

そんなお客様に対し、自分の強みを活かして商品を魅力的に伝えることで、お店の業績貢献はもちろん、お客様に小さな幸せを届けられるような仕事に取り組んでいきたいです。」

エピソード部分はやや弱いですが、接客業として大切な「お店の利益とお客様の幸せ」の両方が意識できており、接客スタッフとしての活躍がイメージできる例文となっています。

5.飲食業

飲食業に応募する時のコミュニケーション能力を自己PRする例文は以下の通りです。

「私は吹奏楽部のパートリーダーとして常にパートメンバーの気持ちを考えてコミュニケーションを取っていました。

演奏の調子が悪い時は相談に乗ったり、逆に調子がいい時はその調子を周りのメンバーに伝播できるように声かけをしてもらったりすることで、常にいいコンディションでパート運営ができました。

このこともあって、私の代で初めて関東大会のアンサンブルコンテストで金賞を受賞できました。

私の強みを活かし、いずれ店長になった時も、働いている社員やアルバイト全員に気を配り、モチベーションを上げられるようなコミュニケーションを徹底していきたいと思います。」

店長になるというキャリアプランまで自己PRに絡ませられており、前向きな印象を受ける自己PR例文です。

6.ITエンジニア

ITエンジニアに応募する時のコミュニケーション能力を自己PRする例文は以下の通りです。

「私は学生時代のゼミで、コミュニケーションを行うことの大切さを学びました。

ゼミでは研究に当たってゼミ生で作業を分担していたのですが、頻繁に進捗を自分から聞くようにし、研究結果が思い通りの成果になるかどうかをマネジメントしていました。

しっかりとコミュニケーションを取れていたこともあり、研究結果は学会でも高い評価をいただくことができました。

この経験を活かし、ITエンジニアとして大きなシステムを開発していく上でも、開発進捗を意識して時にはサポートもしながら納期を守れるように意識していきたいです。」

ゼミでの活動内容とITエンジニアの仕事内容をリンクさせて自己PRできている例文です。

7.公務員

公務員に応募する時のコミュニケーション能力を自己PRする例文は以下の通りです。

「私はどんな人とも分け隔てなく会話できるコミュニケーション能力があります。

学生団体でボランティアをしていた時は、老若男女問わず様々なタイプの人と会話をする必要がありました。

初対面の相手にも臆せずに自分の考えを伝える経験を積んだことで、卒業時には学生団体の代表にもなることができました。

市役所で働くことになれば、幅広い年代の方と会話をしていく必要があります。

強みであるコミュニケーション能力を活かし、市民が安心できるようなまちづくりに貢献していきたいと思っています。」

この例文のエピソード部分を自分の経験に応じてボリュームを持たせることで、難易度の高い公務員の書類選考も通過が期待できるでしょう。

8.教員

教員に応募する時のコミュニケーション能力を自己PRする例文は以下の通りです。

「私はコミュニケーション能力が組織の団結に最も重要だと思っています。

ダンスサークルに所属していた時は、10人規模で振り付けを揃えるのに苦労していました。各々の技術は低くははずだったのですが、どれだけ練習してもキレのある踊りにならず、徐々にメンバーも険悪な雰囲気になってしまいました。

そこで私は、練習を全員で休んで1日全員で遊ぶ日を設けることを提案しました。

遊ぶ中で、今まで知らなかったメンバーの良さや特徴を知ることができ、ダンスにも活かすことができました。

教員としてクラスを担任することになれば、時にはクラスの雰囲気が悪くなることもあり得ます。

そんな時は、私のコミュニケーション能力を活かし、もう一度明るいクラス作りができるように尽力していきたいです。」

コミュニケーション能力に加えて明るく朗らかな印象を与えられる自己PRです。優しい先生になれるイメージが相手にも伝わるでしょう。

9.看護師

看護師に応募する時のコミュニケーション能力を自己PRする例文は以下の通りです。

「私はコミュニケーションを取って他人と仕事を進めていくことが得意です。

喫茶店でアルバイトをしていた時は、自分の持ち場はもちろん、苦戦している持ち場の人を積極的に助けるようにしていました。これは、お客様をできる限り待たせないようにしたいという私自身の思いによるものです。

看護師として働く上で、一番大切になるのは患者が健康になることであり、誰が誰の担当だからというのは関係のないことだと思います。

しっかりと看護師同士で連携を取り、患者に最高の看護環境を提供できるように頑張っていきたいと思っています。」

コミュニケーションを大切にしながら、看護師として患者と向き合っていく強い意思が感じられる自己PRです。

自己PRでコミュニケーション能力を伝えるエピソードがない時の対処法

ここからは、自己PRでコミュニケーション能力をアピールしたいものの、エピソードがない場合の対処法を解説します。

協調性など別の長所をアピールする

コミュニケーション能力ではなく、協調性や傾聴力といった別の長所をアピールするのも効果的です。

より具体性のある意味を持つ長所に変えることで、自分自身もエピソードが思いつきやすくなるかもしれません。

自己PRでのアピールポイントを協調性に変えたい場合は、次の記事で詳しく解説していますので合わせて参考にしてみてください。

自己PRで協調性を伝える時の注意点|状況・職種別に例文も紹介

実績に繋がっている必要はない

自己PRのエピソードは数字の実績が伝えられるとベストではあるものの、すごい実績に繋がっていなければいけないということではありません。

自分のコミュニケーション能力がきっかけで感じたことや学んだことを伝えるだけでも、十分に自己PRとして成立しています。

自己PRのエピソードを作る上で大切なのは、「自分の言葉で自分の強みをアピールできているか」に尽きます。

無理に自分を良く見せようとしたりせず、等身大のエピソードを自信持って伝えるように心がけてみてください。

自己分析をしなおす

自己PRのエピソードがないということは、自己分析が足りていない証拠かもしれません。

「今まで自分はどんな時に強みを発揮してきたか」「自分の強みはそもそもどんなものなのか」といった自己分析を徹底的に行うことで、伝えるべきエピソードが見えてくるはずです。

自己分析の方法は以下の記事でも解説しています。

自己分析を就活で活かすには~基本のやり方や注意したいポイントを解説~

効果的な自己PRには、就職エージェントがおすすめ

効果的な自己PRの作り方を学びたいという人には、就職エージェントへの登録がおすすめです。

就職エージェントの利用

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まとめ

自己PRでコミュニケーション能力を伝える場合は、エピソードをしっかり作り込むことが大切です。

自己分析を行い、自分らしい強みをアピールできるように心がけましょう。

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高藤 薫キャリアアドバイザー
株式会社ジェイック:キャリアコンサルタント|就活情報、お役立ち面白情報を発信|就活YouTube「ジェイック就職カレッジ®」配信中|資格:キャリアコンサルタント・ポジティブ心理カウンセラー・7つの習慣®︎ファシリテーター