就職留年が就職活動に悪影響を及ぼさないか、心配だと感じる人も多いのではないでしょうか?たとえ就職留年をしていたとしても、応募先の選び方やコツを意識すれば、正社員として内定を獲得することが可能です。
この記事では、就職留年にどのようなデメリットがあるのかの理解を深めつつ、内定を獲得するために知っておきたい知識を解説します。
この記事の目次
就職留年に至る理由
就職留年は「就職活動をするため、意図的に留年すること」を指しますが、似たような言葉に就職浪人(卒業してから就職活動を始めること)というものがあります。この記事では、就職留年に絞って解説をしていきます。まずは、就職留年に至ってしまった理由の種類と、選考への影響度合いについて見ていきましょう。
部活やサークルに没頭していたから
説明のしやすさ | ★★★☆☆ |
選考通過率への影響度合い | ★☆☆☆☆ |
本来就職活動をするべきタイミングで、部活やサークル活動に没頭してしまったことによる就職留年は毎年一定数見られます。
特に運動部だと、大会の日付があらかじめ決められていますので、就職活動を上手く並行して進められていなければ内定が獲得できなくなるかもしれません。
この場合は、就職留年をしてしまった理由が明確であることから、面接における説明のしやすさがあります。
加えて、部活やサークルに注いでいた行動力を就職活動に振り切りやすく、就職留年による企業からのネガティブ要素を払拭できる可能性が高いと考えられます。
第一志望や大手企業に落ちたから
説明のしやすさ | ★★☆☆☆ |
選考通過率への影響度合い | ★★★★☆ |
現役生の時に行きたいと思っていた企業への内定が取れなかったからという理由で、就職留年に至るケースも珍しくありません。
就職留年をする理由としても明確ではありますが、選考において説明が難しく、うまく説明できないとネガティブな印象を与えかねない点に注意が必要です。
なぜなら、この理由を面接で素直に話してしまうと、「○○会社の選考で見送りになったということは、能力が不足しているのではないか」「入社したとしても、自分のやりたいことを優先して行動するのではないか」など、企業側の不信感に繋がってしまうことがあるからです。
また、一度落ちた企業に就職留年を経てもう一度応募することは可能ではあるものの、落ちた理由をはっきりさせ、意味のある就活対策ができなければまた落ちてしまいます。特に大手は厳しい競争率であり、「就職留年をしてまでもう一度応募してくれた」などの考慮はありませんので、注意してください。
休学や留学で就職活動の時間が取れなかったから
説明のしやすさ | ★★★★☆ |
選考通過率への影響度合い | ★★☆☆☆ |
自己成長のための休学や留学をしていて、就職活動への時間が取れずに就職留年に至ってしまう場合もあります。
この場合は、選考においてそのまま理由を説明しても好意的に受け取られるケースが多く、選考通過率を下げるような影響は受けにくいと考えられます。
もちろん、「学校が面倒だから休学した」「遊ぶために留学した」など、勉学や成長に繋がらないようなケースだとネガティブな印象を与えてしまいます。「留学をしてこのような語学力を身につけた」「休学をしてチャレンジしたかった○○に取り組んだ」など説明できれば、そのまま自己PRとしても話せるでしょう。
単位は足りてるのにやる気が出なかったから
説明のしやすさ | ★☆☆☆☆ |
選考通過率への影響度合い | ★★★★★ |
ただやる気が出なかったからという理由で、就職留年をしてしまうケースも見られます。この場合、留年後の就職活動での説明は非常に難しく、かつ、企業にネガティブな印象を確実に与えることになります。
理由を取り繕ってもボロが出てしまう可能性もありますので、この理由で就職留年をした場合は、後ほど解説する「就職留年をしていても入社しやすい業界」に応募することがおすすめです。
ただし、心の病や家庭の事情など、自分ではどうしようもない要因で無気力になってしまうこともありますので、自分を責めることはやめましょう。
就職留年のメリット
就職留年にはいくつかメリットがあります。
ただ、以下のようなメリットは、学校卒業から期間が経つにつれて無くなり、最終的に不利になってしまうことを認識しておきましょう。
就職活動を通じた知見が豊富
特に就職留年をした直後のタイミングであれば、就職活動の知見が他の人よりも豊富というメリットがあります。
「どのタイミングでインターンや本選考が進むのか」「自分が応募を検討していく業界はどこか」など、あらかじめ知見がある状態で就職活動に臨めるのは大きな強みと言えるでしょう。
ただ、もともと就職活動に真剣に取り組んでおらず、知見がなければこのメリットは享受できません。
また、いくら就職活動に関する知見があったとはいえ、そのメリットが活かせるのは就職留年直後の一年のみです。
それ以降、年数を重ねるに従ってこのメリットは無くなっていく点に注意しましょう。
新卒枠で選考を進められる可能性がある
就職活動において、新卒枠か既卒(中途採用)枠のどちらで選考を進めるかは、以下のように大きな違いがあります。
新卒枠 | 既卒(中途採用)枠 | |
募集人数 | 時には数百名規模になるほど多い | 1名採用など、枠が少ない |
求められるスキル | 業務を進めていくポテンシャルや性格 | 実務経験 |
書類選考の通過率 | 高い | 低い |
スケジュール | あらかじめ決まっており、準備に時間がかけられる | 募集期間は企業によって異なり、急に募集が無くなることもある |
このように、新卒枠は既卒(中途採用)枠よりも内定獲得がしやすい状況にあります。新卒枠で選考に進むためには、「学校を卒業→即入社」ができる状況でなければいけませんので、就職留年により新卒枠で応募できるというメリットがあります。
ただ、卒業して数年経過してしまえば、就職留年をしていたとしても新卒枠としては選考に進めなくなってしまいます。
既卒枠として就職活動を進めていくのであれば、ジェイックの就職支援サービスの利用がおすすめです。詳しいご紹介については以下のリンクをチェックしてください。
就職留年のデメリット|就職留年はやめとけと言われる理由
いくつかのメリットはあるものの、やはり就職留年はできることならすべきではありません。ここでは、就職留年をすることによるデメリットについて解説します。
既に就職留年をしてしまっているという人は、これらのデメリットを理解した上で就職活動を進めていくようにしましょう。
応募資格を満たさない募集が出てくる
就職留年をすることで、応募資格を満たさない求人が発生してしまうといったデメリットがあります。
また、表向きの募集要項には書かれていなかったとしても、就職留年をしているというだけで他の新卒就活生よりもネガティブなイメージを受ける可能性もあるでしょう。
もちろん、就職留年した理由が明確かつポジティブなものであれば、選考通過率に影響を受けないかもしれません。
ただ、同じ経験人柄スキルを持っていて、就職留年の有無だけが違う人を比較した時、就職留年をしていない人の方が採用されやすいと考えられます。
このことから、就職留年をしていること自体がデメリットとして働いてしまうと言えるでしょう。
面接で突っ込まれやすい
就職活動の面接において、多くの企業では履歴書の経歴と年数をチェックしています。
特に経験のある面接官だと、年齢からその人がストレートで進学卒業した時のタイミングを瞬時に計算できてしまいます。
企業は、できる限り業績に貢献してくれそうな人を採用したいと考えていますので、懸念がある場合はそのことについて必ず面接で聞いてきます。
就職留年は計算するだけで「留年しているかどうか」がバレてしまいますので、面接で突っ込まれやすい要素だと言えます。
この時しっかりと就職留年をした理由を説明できなければ、選考においてマイナス評価に繋がってしまいます。
就職活動に焦りにくくなっている
就職留年は、心境の変化という意味でもデメリットがあると言えます。
就職留年したということは、ストレートで進学して就職したという人よりも、1年の余裕をもって就職活動に挑めたことになります。
逆を言えば、就職活動において長い時間をかけて就職したという経験が、「就職活動は、じっくり時間をかければいい」という思考に繋がってしまっていると考えられます。
そのため、就職留年した人がこれから就職や転職しようとした時、仕事探しに焦らなくなってしまいやすいと言えるでしょう。
就職留年をしていても入社しやすい業界
就職留年は、その経験だけで応募先が限られてしまうことがあると解説しました。
しかし、年齢や学歴よりも実力を重視するような業界であれば、就職留年をしていても入社しやすい傾向にあります。
就職留年をしていてなかなか選考に通過しないという人は、以下のような業界を検討してみてください。
不動産業界
不動産業界は、常に人手不足の会社が多いため、就職留年に関係なく入社しやすい業界です。
これから不動産業界を目指すのであれば、「施工管理」か「ハウスメーカー営業」の二つがおすすめです。
施工管理とは、建設現場において工事がスケジュール通りに完了するよう、各所と調整を行う仕事です。
減らない建築需要に対し、施工管理経験者の数が圧倒的に少ないことから、慢性的に人手不足となっています。
仕事内容としては現場仕事になりますので、体力や精神力を使いますが、その分給料も高く手に職がつけられるといった特徴があります。
ハウスメーカー営業は、街中でよく見る不動産屋さんの営業をイメージすると分かりやすいかもしれません。
家が欲しいと考えているお客様に対して、物件を提案し、購入してもらうというシンプルな営業職です。
こちらも体力的にハードな仕事ですが、歩合給が高い傾向にあり、やればやった分だけ年収が上がるという特徴があります。
IT業界
IT業界は、特に実力主義の風土となっていますので、就職留年に関係なく入社できる可能性が高いです。
ただ、エンジニアやプログラマーといった技術職に応募する場合は、論理的思考能力が特に求められることになりますので、しっかりと面接対策をしておく必要があります。
また、「文系からIT業界に入社できるのか」と不安に感じるかもしれませんが、実際に理系ではない人もIT業界で活躍している人は多くいますので問題ありません。
自己分析と企業研究さえしっかりできていれば、内定獲得は可能です。
自己分析や企業研究の方法を就職活動のプロに教わりたいという人は、就職エージェンの利用を検討してみてください。
公務員
高い学歴の人しかなれないと思われがちな公務員ですが、実は高卒や就職留年をしていても就職できる仕事となっています。
例えば市役所などに勤める地方公務員の場合は、公務員試験というペーパー試験と面接に合格する必要がありますが、一般的な受験資格で代表的なものは年齢制限となっています。
高卒程度の枠で応募する場合は20代前半、大卒程度の枠なら30歳前後と、就職留年をしていても応募資格を満たせるケースがほとんどです。
公務員試験の学習範囲は広いので、実際に就職留年をして試験対策を行う人もいます。
既卒の人でも年齢制限を満たしていれば採用される可能性は十分にありますので、公務員を検討してみてもいいでしょう。
就職留年が不利になりやすい業界
就職留年をしていると、一部の人気業界では就職が不利になってしまうこともあります。
特に以下の3つの業界に就職を希望している場合は、面接対策により一層力を入れていく必要があるでしょう。
金融業界
金融業界の中でも、特に銀行については就職留年が不利になりやすいと考えられます。
銀行は新卒一括採用をメインに人材獲得をしている傾向にあり、大手の銀行になればなるほど「ストレートで学校を卒業したか」が重視されがちです。
就職留年の理由によっては、選考において相当なマイナスイメージになりかねませんので注意しましょう。
ただ、生命保険会社や証券会社の場合は、就職留年の有無よりも「営業活動の数をこなせる行動力や粘り強さがあるか」や、「大切なお金を預けてもいいと思われるコミュニケーション能力があるか」などの性格面が重視される傾向にあります。
両者の会社ともに中途採用も積極的に行われていますので、就職留年していても入社できる可能性は一定見られます。
大手総合商社業界
財閥系と言われるような、大手総合商社業界は就職留年していると入社しにくいと言えます。
そもそも大手総合商社業界はトップレベルの人気業界です。応募をしてくる就職活動生も有名大学を卒業し、かつ、コミュニケーション能力や学生時代の実績、英語力といった強みがある人がメインです。そういった人たちが全員、必ずしも仕事ができるわけではありませんが、基準として、全体的なバランスが一定以上の人を採用する傾向はあるでしょう。
特に新卒就活の際はポテンシャルを重視して選考が進められますが、就職留年していると、どうしてもストレートで進学している人の方がポテンシャルの高い人材だと思われやすくなってしまいます。
就職留年をしている場合で、商社の仕事に興味があるのであれば、大手総合商社業界にのみ応募先を絞るのではなく、中堅専門商社も検討してみるのがおすすめです。
中には、法人向けのビジネスが主軸で、ニッチな分野でのトップシェアといった専門商社も存在し、大手総合商社よりもやりがいを持って働けることも珍しくありません。
インフラ業界
電気水道ガスといったインフラに携わる業界も、就職留年が選考に悪影響をもたらしやすいと言えます。
大手総合商社と同じく、インフラ業界はその安定性や待遇の高さから多くの就職活動生に人気を得ています。
就職留年をした理由にもよりますが、地頭の良さやコミュニケーション能力の高さをアピールできなければ、内定獲得は難しいでしょう。
このように、人気業界企業であればあるほど、就職留年をしていることがネガティブな結果に繋がりかねないということを認識しておく必要があります。
就職留年を面接で聞かれた時のOK例・NG例
就職留年をしている場合、高い確率で就職留年をした理由を面接で聞かれます。
面接で望ましい受け答えができなければ、選考に通過する可能性を低くしかねませんので、ここでは面接の受け答えのOK例とNG例についてご紹介します。
あくまでも例になりますので、自分が就職留年をした理由と照らし合わせて回答を準備するようにしてください。
Q.なぜ就職留年をしたのですか?
就職留年の事実が判明した場合に、面接官から真っ先に聞かれやすい質問です。
他にも「大学卒業まで5年かかっているようですが?」といった聞かれ方もします。
OK例:○○に力を入れすぎてしまったため、就職留年をする判断をしました
部活動やサークル、アルバイトなどに注力したことが原因で就職留年した場合に使える受け答え例です。
なにかに没頭できるという人は、「就職した後も仕事に没頭してくれるのではないか」と選考官から好印象を受ける可能性があります。
また、ゼミや研究室などの勉強に力を入れていた場合は、さらに真面目さや勤勉さのアピールにも繋がるでしょう。
NG例:就職活動が上手くいかなかったからです
就職活動が上手くいかなかったからという理由だけで就職留年をするのは、周りから見れば「努力ができなかった人」「行動が極端すぎる人」と認識されてしまう可能性があります。
また、「他の会社が採用しなかったような、魅力の薄い人材」だと感じられてしまうこともあり、選考官に大きな不安を与えることになるでしょう。
Q.就職留年している間は何をしていましたか?
深堀りで聞かれやすいのが、就職留年をしていた時にどんなことに取り組んでいたかです。
「何もありません」は当然NGですが、回答例についてみていきましょう。
OK例:英語の勉強に励みながら、就職活動に役立てるため、先に就職した同期から話を聞き回っていました。
就職留年をしている時でも自己研鑽を行っていることや、就職活動のため友人に話を聞き回る行動力が見られるOK例です。
反省を活かして真剣に就職活動に取り組んでいることが伝えられており、「就職留年=不真面目」という印象は払拭できるでしょう。
NG例:アルバイトをして社会経験を積んでいました
アルバイトは、社会人からすれば社会経験とは言い難いです。
自分の就きたい職業につながるようなアルバイトであれば別ですが、なんとなくバイトをしていただけの場合、「1年間、アルバイトしかしてこなかったのか」と思われてしまいかねません。基本的には、この回答はしないように心がけてください。
Q.就職留年を経てどんなことを感じましたか?
この質問が聞かれることは多くはありませんが、しっかりと面接対策をしておきたいなら以下のOK例とNG例を確認しておきましょう。
OK例:やはり御社の○○業界へ就職する思いの強さを実感することができました
少なくとも2年間同じ業界を志望していることや、入社熱度の高さのアピールにも繋がるOK例です。
就職留年をしていたとしても、強い熱意を伝えればポジティブな印象を与えることは可能ですので、自信を持ってコミュニケーションができるよう、面接対策をしっかり行いましょう。
NG例:就職活動の重要性を学びました
就職留年で人よりも1年間余裕があるにも関わらず、就職活動の重要性が学べただけというのは非常に頼りなさを感じさせてしまいます。
就職留年を経てから就職活動に臨むのであれば、資格取得を始めとした自己研鑽などに取り組んでおくと、スムーズな受け答えもできるようになるでしょう。
就職留年の人が就職活動で気をつけるべきこと
就職留年をした人の就職活動において、以下のようなポイントは特に注意してください。
同じ企業に応募するなら自分を変えること
最初の就職活動の時に応募した企業には、就職留年をした後も同じ企業に応募できます。企業の採用担当者が変わっていることもありますし、禁止していない企業もたくさんあります。
ただし、落ちた原因を把握しないまま再び応募したとしても、同じように落ちてしまいます。抽選ではないので、「何回も応募して、運がよければ内定が取れる」ということはありません。
再応募する時は、落ちた理由を明確にし、しっかりと選考準備をするようにしてください。
就職留年を隠すことはできない
就職留年をしていることは、履歴書を見れば誰でも一発で分かってしまいます。そのため、就職留年を隠すことはできないということを認識しておくことが大切です。
就職留年をした理由を始め、しっかりと面接で話せるように準備をする意識を持っておきましょう。
周りと比較しない
友達は一足先に就職していることから、会話の中で「働いていない自分に対する焦り」を感じてしまう可能性があります。しかし、周りと比較して焦ってしまうと、自分に合っていない企業に入社することに繋がりかねません。
就職留年をしていたとしても、自分のペースで就職活動することが大切です。
就職留年の人が就職を成功させるコツ
ここからは、就職留年をしている人が就職活動を成功させるコツについて解説します。
自己分析をして自分のアピールポイントを見つける
就職留年をしていても、自分の強みをしっかりアピールできれば内定は獲得できます。
そのために必要になってくるのが自己分析です。
自己分析とは、今までの経験を棚卸しし、長所と短所を理解することで、自分らしく働ける職場探しに役立てたり、選考通過率を上げるために行う分析です。
自己分析については以下の記事でも詳しく解説していますので、合わせて確認してみてください。
企業研究をして自分に合った企業を見つける
就職留年をしている場合、そうでない人よりも高い熱意があることをアピールしたいところです。そのために重要になってくるのが企業研究です。
企業研究とは、求人票や求人広告、採用ホームページや口コミサイトを調査することで、企業の強みや将来性などを理解することを言います。
企業理解をした上で志望動機や自己PRを話せると、選考通過率を大幅に上げることが可能です。
就職エージェントを活用する
「どんな企業なら就職留年していても内定を出しているか知りたい」「自分に合っている企業や業界を教えてもらいたい」という人は、就職エージェントの活用がおすすめです。
就職エージェントに登録することで、自分専任の担当エージェントが付き、求人の紹介やキャリアカウンセリング、履歴書の添削など様々なサポートを受けられます。
現職やプライベートが忙しいという人でも、就職活動を効率的に行えるようになりますので、就職成功率も高めることが可能です。
就職エージェントによって紹介を受けられる求人が変わってくるため、気になるサービスを見つけたら複数社並行して活用することがおすすめです。
就職留年をしていても内定獲得できる!就職支援サービスとは?
就職留年をしていても正社員での内定を獲得したいなら、就職エージェントなどの支援サービスを使ってみましょう。
就職エージェントの利用
正社員就職を目指すなら、就職エージェントを上手く活用するのがおすすめです。
就職エージェントとは「キャリアアドバイザー」と呼ばれる就職支援のプロがマンツーマンで、求職者の就活をサポートするサービスです。
就職エージェントの利用が特におすすめなタイプは、「就職支援のプロに相談しながら就活を進めたい」と考える人です。これまでの経歴や自己PRに自信がない人は、就職エージェントに相談することで効率よく就活を進められますし、自信を持って臨めるようになるでしょう。
就職エージェントは、会社ごとにサービスの対象が変わります。
- 第二新卒向け
- 20代向け
- 就職未経験に強い
- 女性向け
就職エージェントを利用するときは「このサービスは自分の属性に合っているか」をよく考えて登録しましょう。複数の就職エージェントに登録しても構いません。気になるものがいくつかある人は一通り登録して、利用しながら比較・検討していくのがおすすめです。
エージェントによってサービス内容も異なりますが、一般的には以下のサービスが利用できます。
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まとめ
就職留年は、就職活動においてマイナスに働くことが多いので、しっかりと就職活動の準備をすることを意識しましょう。
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「就職 留年」によくある質問
就職留年とは「就職活動をするため、意図的に留年すること」です。「第一志望や大手企業に落ちたから」「部活やサークルに没頭していたから」などの理由がよく聞かれます。
「自己分析をして自分のアピールポイントを見つける」をはじめとして、成功のポイントは3つあります。詳しくは本記事をチェックしてみてください。