定時で帰れる仕事に絶対就きたいと思っている方も、これから仕事を探す人の中には、多いのではないでしょうか?
定時とは、就業規則で定められている「1日で働かなければならない時間」のことであり、定時帰りができる仕事であれば残業をしなくて済むため、多くの人に人気となっています。
この記事では、定時で帰れる仕事をランキング形式で紹介しつつ、残業の少ない楽な仕事に就くコツや注意点を解説します。
- 定時で帰れる仕事10選の、平均年収・就職に向いてる人・就職のしやすさを紹介
- 定時で帰れる仕事にはメリット・デメリットがある。両方をしっかり理解しておこう
- 定時で帰れる楽な仕事に就く3つのコツ【自己分析、企業研究、就職エージェント活用】
この記事の目次
定時で帰れる仕事ランキング
さっそく、定時で帰れる仕事ランキングを発表します。
それぞれの仕事において、平均年収や就職に向いてる人、就職のしやすさをまとめていますので、仕事選びの参考にしてみてください。
なお、このランキングは本記事独自のものとなります。
※平均年収は、こちらを参照しました
平均年収ランキング(165職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】
1位:事務職
平均年収 | 334万円 |
向いている人 | ・オフィスの中だけで仕事をしたい人 ・パソコン作業が苦ではない人 |
就職のしやすさ | ★★★★☆ |
事務職は、会社の事務作業を担う仕事であり、どんな仕事をするかによって「経理・総務・労務・人事」といった仕事名称に分かれます。
1日の仕事量があらかじめ分かっていることに加え、突発的な業務が発生しにくいこともあり、ほぼ確実に定時で帰れる職場が多くなっています。
仕事はほとんどデスクワークになりますので、オフィスの中だけで仕事が完結しますし、パソコンスキルや管理スキルを身につけることも可能な人気の仕事です。
2位:工場作業員
平均年収 | 365万円 |
向いている人 | ・同じ仕事をし続けるのが好きな人 ・働く目的はお金を稼ぐことという人 |
就職のしやすさ | ★★★★★ |
工場作業員は、ものつくりをする工場に
おいて、組み立てや検品といった単純作業をし続ける仕事です。
仕事内容がルーティンワークとなっているだけでなく、1日の作業件数が決まっていることもあり、定時で帰れる職場がほとんどとなっています。
定時で帰って、ある程度のお金が稼げればいいという人におすすめですが、スキルを身につけることがやや難しいので、キャリアアップや年収アップを目指したい人には少し向かないかもしれません。
3位:ビルメンテナンス職
平均年収 | 409万円 |
向いている人 | ・機械を触る仕事をしたい人 ・夜勤のシフトでも体調管理ができる人 |
就職のしやすさ | ★★★☆☆ |
ビルメンテナンス職は、大型商業施設やオフィスビルに設置されている、空調や電気設備のメンテナンスを行う仕事です。
設備機器の突然の故障があれば残業が発生してしまう可能性がありますが、仕事のほとんどは定期点検となります。また、24時間体制のシフトを組んでいる職場であれば、仕事の終わり時間が決まっているため、定時で帰ることがほぼ確実に可能です。夜勤のシフトがあることもありますので、体調管理や体力の消耗は感じやすいかもしれませんが、慣れれば問題はないでしょう。
資格を取得して資格手当を毎月もらうということも可能であり、働きやすさと稼ぎやすさを両立できる仕事となっています。
4位:販売職
平均年収 | 324万円 |
向いている人 | ・一日中 立ち仕事でも大丈夫な人 ・好きなブランドやモノに囲まれて仕事がしたい人 |
就職のしやすさ | ★★★★★ |
販売職は、販売店舗のスタッフとして、レジ打ちや接客、店舗運営を行う仕事です。
ほとんどの店舗には営業時間が定められているため、事務作業が膨大でない限り定時で帰れるのが魅力です。
1日中立ち仕事をすることも多いですが、好きなブランドやモノに囲まれて働けるため、精神的なストレスを感じにくいでしょう。
人手不足となっている企業も多く、就職しやすいのもメリットの一つです。
5位:介護職
平均年収 | 323万円 |
向いている人 | ・直接 人から感謝の言葉をかけられたい人 ・体力仕事でも大丈夫な人 |
就職のしやすさ | ★★★★★ |
介護職は、介護が必要なお年寄りや障がいを持つ人に対して、介護サービスを提供する仕事です。
3Kの仕事として知られていますが、基本的に定時で帰れる職場が多いのが特徴です。例えば、老人ホームなどの施設型介護職であれば、介護サービスを提供する時間があらかじめ決まっていますし、訪問介護であれば夜遅くは物理的に働けません。
シフト制を組んでいる職場もありますので、求人をしっかり見極めれば、残業がゼロ時間という働き方も可能になるでしょう。
6位:警備・清掃職
平均年収 | 311万円 |
向いている人 | ・長時間 人と会話しなくても大丈夫な人 ・決められた仕事を決められた通りに進められる人 |
就職のしやすさ | ★★★★★ |
警備職は、特定の場所の監視をし続けることで、事故や事件を未然に防止する仕事です。また、清掃職は毎日決まった場所で決まった時間に掃除をして、環境整備に励む仕事です。
どちらも仕事内容が非常に単純であることに加え、業務内容が毎日ほぼ同じのため、残業が発生する要因が極端に少ないのが特徴です。
毎日毎日同じ仕事の繰り返しのため、スキルが身につくことはありませんが、定時で帰れる仕事に就きたい人にとっては、非常に魅力的な仕事と言えるでしょう。
7位:受付職
平均年収 | 294万円 |
向いている人 | ・誰に対しても笑顔で会話ができる人 ・会社の顔として仕事ができる人 |
就職のしやすさ | ★★☆☆☆ |
受付職は、オフィスビルや企業の受付に座り、来客者の応対をする仕事です。
会社の営業時間外では仕事をすることがありませんので、こちらもほぼ100%定時で帰ることが可能です。
業務内容的にも、ハキハキと笑顔で誰に対してもコミュニケーションできる能力が必須となるほか、立ち振る舞いを誤ってしまえば企業損失にも繋がりますので、非常に重要な仕事でもあります。
受付職の求人はなかなか募集されることがありませんので、就職のしやすさは低めです。
募集がされたらすぐに応募できるよう、受付職として基本的なマナーを有していることを示す「秘書検定」などの資格を取得しておくのがおすすめです。
8位:コールセンター
平均年収 | 306万円 |
向いている人 | ・ハキハキと分かりやすく話せる人 ・電話でのコミュニケーションが苦手ではない人 |
就職のしやすさ | ★★★★☆ |
コールセンターは、自社のサービスを利用している顧客の問い合わせに対して、主に電話で回答をする仕事であり、カスタマーサポートと言われることもあります。
職場によっては電話だけでなく、メールやチャットでのサポートをすることもあるため、電話が苦手であっても働ける可能性があります。コールセンターの問い合わせ受付時間は、基本的に定められているため、残業が発生しにくく、定時で帰れる仕事と言えます。
ただし、業務時間中にクレームの電話が来ることもあり、精神的な負担は一定感じかねないことを認識しておきましょう。
9位:ごみ収集員
平均年収 | 329万円 |
向いている人 | ・ルーティン業務が得意な人 ・3Kな仕事でも大丈夫という人 |
就職のしやすさ | ★★★☆☆ |
ごみ収集員は、自治体ごとに決められた曜日に、決められた種類のごみを収集し、処分場まで運ぶという仕事です。ルーティンワークの仕事ということもあり、定時で帰れることがほとんどです。
また、他の特徴として「定時の時間が早い」職場もあることが挙げられます。ごみ収集の時間は基本的に早朝となっていますので、朝早くに出勤して、夕方前には終業という、朝型の働き方ができる職場もあります。
ただ、3Kの仕事に分類されるだけでなく、これといったスキルが身につくわけでもありませんので、他の仕事も並行して見ていくのがおすすめです。
引用:求人ボックス 給料ナビ/ごみ収集の仕事の年収・時給・給料
10位:公務員
平均年収 | 630万円 |
向いている人 | ・地頭が良い人 ・幅広い知識を学んで仕事に活かせる人 |
就職のしやすさ | ★☆☆☆☆ |
公務員は、市役所を始めとした公共施設で、様々な業務に携わる仕事です。公共施設は必ず営業時間が定められているだけでなく、業務内容もあらかじめ決められたものしか行いませんので、定時で帰れる仕事のイメージも強いのではないでしょうか?
ただ、就職するためには公務員試験を受験しなければなりませんので、就職のために勉強をする必要があります。また、公務員試験の試験範囲は非常に幅広く、専門的な内容となっていますので、生半可な勉強で合格することはできません。
定時で帰れる仕事ではあるものの、就職の難しさは本ランキングでトップとなるため、できれば他の仕事の中から応募先を検討していくとよいでしょう。
引用:ユーキャン/公務員の給料はいくら?平均額や、年代別・種類別の違いまで解説
定時で帰れる仕事・職種の特徴
定時で帰れる仕事や職種には、いくつか特徴があります。
ここで紹介する特徴を満たす仕事であれば、先ほどご紹介したランキング以外でも定時で帰れる可能性がありますのでチェックしておきましょう。
やることがあらかじめ決まっている
ルーティンワークのように、毎日どれくらいの仕事をどのようにこなしていけばいいのか決まっている仕事であれば、定時で帰れる可能性が非常に高いです。
そもそも定時で帰れずに残業をすることになる理由には、以下のようなものが挙げられます。
- 人手不足で一人当たりの仕事量が多すぎる
- 当初想定していたよりも時間がかかる仕事が多い
- 突然仕事を振られる
このような事態が頻発するような仕事だと、残業が多くなります。
一方、やることがあらかじめ決まっている仕事であれば、従業員一人当たりが捌く仕事量に当てをつけられるので、定時内でその日の仕事を完了させられるのです。
イレギュラー対応が発生しにくい
営業やITエンジニアなどの仕事だと、突発的な顧客対応や案件対応などが生じるため、1日の仕事量が急に増え残業に繋がります。
その点、イレギュラー対応が発生しにくい仕事、言い換えれば「他の人の影響で自分の仕事量が変わることのない仕事」であれば、残業が発生しにくいため、結果的に定時で帰れるようになります。
シフトや受付時間が定められている
シフトや受付時間が定められているというような場合も、定時で帰れる仕事の特徴です。
シフト制で業務に当たっている場合は、業務を引き継ぐ相手が自分の定時終わりの時間に出勤してきます。正しく引き継ぐことができないと、引き継がれた相手が仕事にならなくなってしまうため、逆に残業ができないということに繋がります。
また、受付時間が決まっている仕事であれば、受付時間終了後はそもそも仕事が存在しなくなるため、残業をして取り組まなければばらないという事態に陥りようがありません。
シフト制の仕事は夜勤があったり、受付時間が定められている仕事は客商売であったりと、向いていない人にとっては働くのが難しい仕事の可能性もありますので、「この仕事に向いているのか」をしっかりと判断して求人を検討していくようにしましょう。
定時で帰れる仕事に就くメリット・デメリット
定時で帰れる仕事に就くことは、メリットしかないように感じるかもしれませんが、実はデメリットも存在します。
長く働くことを前提に就職活動を進めていきたい人は、特にここで解説するメリットとデメリットについて理解しておきましょう。
定時で帰れる仕事に就くメリット
まずは、定時で帰れる仕事に就くメリットについて解説します。
メリット1.精神的な負担が少ない
定時で帰れる仕事に就ければ、休息を取る時間を十分に確保できるようになります。
残業がない仕事であっても、仕事上でストレスを感じることは少なくありません。しかし、どれだけ仕事で精神的な負担を感じても、十分に休息を取れれば、メンタルも回復させられます。残業が長い仕事だと、仕事の疲れも取れないまま次の日を迎えることになり、メンタルを落ち込ませかねません。
精神的にも気楽に働けるというのは、非常に大きなメリットと言えます。
メリット2.ワークライフバランスを意識してメリハリよく働ける
定時で帰ることができれば、家でゆっくりとできる時間が多くなります。家族と過ごすこともできますし、テレビやゲームなどの趣味に時間をかけることもできますので、ワークライフバランスを意識して生活することができます。
仕事自体に楽しさややりがいを感じられなかったとしても、プライベートが充実していれば、精神的なバランスを取ることができるでしょう。働く時は働く、リラックスする時はリラックスするなど、メリハリをつけて働きたいなら定時で帰れる仕事がおすすめです。
メリット3.空いた時間で自己研鑽が可能
プライベートの時間が増えることを活かし、業務時間後に自己研鑽に励むことも可能です。
スキルアップのために資格取得の勉強を行うことはもちろん、副業に取り組んで年収アップを目指すこともできます。将来的に生活水準を上げることにも繋がりますので、新しい人生を歩むきっかけにもなるかもしれません。
定時で帰れる仕事に就くデメリット
続いて、定時で帰れる仕事に就くデメリットを解説します。
デメリットを理解せずに定時で帰れる仕事に就いてしまうと、人生の貴重な時間を無駄にしてしまうことにも繋がりかねませんので、必ず確認しておいてください。
デメリット1.収入が減りやすい
定時で帰れる仕事の明確なデメリットは、給料が減るリスクが生じることです。定時で帰ることにより、残業代が稼げなくなるため、その分の収入アップを見込むことができません。
定時を超えた分の残業代については、基本給よりも割り増しして計算されますので、収入に与える影響は少なくないのです。
加えて、定時で帰れる仕事そのものの平均年収が低い傾向にあるのもデメリットです。給料は仕事で生み出す価値に比例して上がっていきますが、定時で帰れる仕事はルーティンワークのように誰でもできる仕事のため、給料が始めから低めに設定されています。
時間が欲しいのか、お金が欲しいのか、自分はどちらを優先したいと思っているかを自問自答し、本当に定時で帰れる仕事に就くべきなのかを考えるようにしてください。
デメリット2.ゆったりと仕事できない
「定時で帰れる」と聞くと、仕事が楽そうだと感じるかもしれませんが、「定時で仕事を終わらせなければならない」と考えると、ゆったりと仕事ができないというデメリットに変わります。
定時で帰れる仕事は、基本的に同僚も定時で帰る職場が多いため、逆に残業しづらい雰囲気の可能性があります。もし、自分が仮に残業をしないと終わらないレベルのタスクを持っていたとしても、定時までにその日の仕事を切り上げなくてはならなくなります。
定時で帰れる仕事に就くことで、余裕をもって仕事をすることができないといった大変さを感じてしまうかもしれません。
デメリット3.プライベートを無駄に過ごす可能性も
定時で帰ることにより、プライベートの時間が増えること自体はメリットになりますが、その時間を無駄に過ごしてしまい、人生経験が浅くなるといったデメリットが隠れています。
資格取得の勉強や副業など、自身のスキルアップにプライベートの時間が充てられていれば問題ありませんが、定時で帰ったあとテレビを見て寝るといった生活だけをしていると、人生を無駄にしているとも言いかねません。
なにかに強制されなければ動くことができないという人であれば、逆に残業がある会社に勤め、残業で仕事のスキルを身につけていく方がいいという場合もあるでしょう。
定時で帰れる楽な仕事に就くコツ
定時で帰れる仕事は、多くの人にとって「楽な仕事」だと思われていることもあり、求人に応募が殺到しやすい傾向にあります。高い選考倍率をくぐり抜けるためにも、ここでは定時で帰れる仕事に就職するためのコツをいくつかご紹介します。
自己分析をしてどの仕事に向いているかを知る
定時で帰れる仕事といっても、自分の向いてる仕事でなければ長続きさせることはできません。また、選考倍率の高い求人に応募する際は、自分のアピールポイントを正確に理解し、面接でしっかり自己PRをしていく必要があります。
この両者を解決するためにも行いたいのが「自己分析」です。自己分析とは、今までの経験を棚卸しすることで、自分の強みと弱みを知り、仕事探しに活かす行為のことを言います。自己分析をすることで、向いてる仕事が分かるだけでなく、自己PRでアピールすべきポイントを明確にできます。
自己分析の方法はいくつかありますので、詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
企業研究をして本当に定時で帰れる会社か見極める
同じ仕事であったとしても、勤める会社が違えば働き方も変わります。
この記事のランキングでご紹介した仕事であっても、ある会社では定時で帰れるものの、別の会社では毎月残業が発生しているというケースが十分考えられます。本当に定時で帰れる仕事かどうかを確かめるためにも、企業研究は必ず行いましょう。
企業研究とは、求人票や求人広告、採用ホームページや口コミサイトなどの情報を収集することで、どのような働き方ができる企業なのかを調べることを言います。
企業研究をしっかりしないまま就職してしまうと、入社前後でギャップを感じて早期退職に繋がるということも考えられます。「定時で帰れると思っていたのに、毎日数時間残業があってつらい」ということにもなりかねませんので、入社意欲の高い企業には少なくとも必ず実施しましょう。
就職エージェントを活用する
選考通過率を高めつつ、確実に定時で帰れる仕事に就職したいなら、就職エージェントの活用が最もおすすめです。就職エージェントを利用することで、以下のようなサポートを受けながら就職活動が進められるようになります。
- キャリアカウンセリングを受け、自分に向いてる仕事を特定する
- 自分に合った求人を紹介してもらう
- 履歴書の添削や模擬面接の実施
- 企業との面接日時の調整代行
- 年収交渉の代行
様々なサポートを受けられたり、一部代行サポートも行ってもらえるため、非常に効率的に内定まで近づくことができます。
就職エージェントによって、担当者の質や紹介を受けられる求人の量が変わりますので、気になるサービスを見つけたら、複数並行して利用するのがおすすめです。
定時で帰れる仕事に就くために注意したいポイント
定時で帰れる仕事の特徴やメリットデメリットを理解し、就職を目指して行動をしていきたいと思ったら、次のようなポイントに注意するようにしてください。
完全週休二日制の土日休みかをチェック
いくら定時で帰れるといっても、そもそも休日が少なければ本末転倒です。
定時で帰れる仕事を探す時は、求人票の休暇の欄を必ずチェックすることをおすすめします。休暇の欄に書かれている記載事項が、「完全週休二日制」か「週休二日制」かによって、毎月の休日数が大きく変わってきます。
「完全」週休二日制の場合は、毎週必ず決まって二日の休みがある働き方になりますので、できればこちらの企業に就職したいところです。
一方、週休二日制の場合だと、1ヶ月に少なくとも1回以上週に二日休めて、それ以外の週の休みは1日あればいいということになっています。つまり、週休二日制の企業だと、完全週休二日制の企業に比べて定時の時間そのものが大幅に増えてしまうのです。
求人票で平均残業時間をチェックする
定時で帰れるかどうかは企業によって異なることを解説しましたが、どれくらいの残業が発生している企業なのかについては、求人票で確認することができる場合があります。
「月平均残業時間○○時間」という記載がされていれば、その時間分の残業は発生しうるということがあらかじめ認識しておけます。
一般的に、月平均残業時間が5時間以内程度であれば、ほぼ定時で帰れる仕事だと思って問題ありません。反対に、月平均残業時間が20時間以上となってくると、毎日1時間以上の残業という計算になりますので、定時で帰れる仕事とは言えなくなってくるでしょう。
本当に定時で帰れる仕事に就きたいか考える
そもそもの注意点ですが、自分は本当に定時で帰れる仕事に就きたいのか考えることも行うようにしてください。定時で帰れる仕事は、短期的に見れば楽ではあるものの、中長期的に見れば「スキルが身につかない」「時間を無駄にする可能性がある」「給料が低い」といった複数のデメリットがあります。
自分が仕事に対してどのような価値観を持っているかによって、この答えは変わってくるはずです。自己分析や就職エージェントの担当者への相談を通じて、後悔のしない就職を叶えられるように心がけましょう。
定時で帰れる仕事に就きたいなら、就職エージェントがおすすめ!
この記事の内容をご理解いただいた上で、「定時で帰れる仕事に就きたい」という場合におすすめなのが就職エージェントの活用です。
就職エージェントの利用
正社員就職を目指すなら、就職エージェントを上手く活用するのがおすすめです。
就職エージェントとは「キャリアアドバイザー」と呼ばれる就職支援のプロがマンツーマンで、求職者の就活をサポートするサービスです。
就職エージェントの利用が特におすすめなタイプは、「就職支援のプロに相談しながら就活を進めたい」と考える人です。これまでの経歴や自己PRに自信がない人は、就職エージェントに相談することで効率よく就活を進められますし、自信を持って臨めるようになるでしょう。
就職エージェントは、会社ごとにサービスの対象が変わります。
- 第二新卒向け
- 20代向け
- 就職未経験に強い
- 女性向け
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エージェントによってサービス内容も異なりますが、一般的には以下のサービスが利用できます。
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- 求人の申し込み
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まとめ
定時で帰れる仕事は、共通した特徴がありますので、この記事のランキングをベースに求人探しをしてみてください。
また、選考倍率が高くなることが予想されるため、少しでも有利に就職活動を進めるためにも、高い就職率の実績を誇る、ジェイックの就職エージェントの利用も検討してみましょう。
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