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引きこもりにおすすめの在宅ワーク12選!開始時のポイントも解説

引きこもりに在宅ワークはおすすめできるのか?メリットやデメリットも紹介

「引きこもりを脱却して働きたいけど、どんな仕事を選べばいいのかわからない…」

働きたいと考えている引きこもりのなかには、上記のような悩みを抱えている方もいると思います。

結論、引きこもりの方は在宅ワークから始めてみることも検討してみましょう。現在の生活スタイルのまま仕事ができるうえ、在宅ワークをすると職歴になるからです。

とはいえ「在宅ワークってどんな仕事があるの?」「どの仕事を選べばいいの?」という疑問をもった方もいるでしょう。

そこで、本記事では引きこもりの方におすすめの在宅ワークをまとめました。

記事を読めば、それぞれの仕事の内容や魅力が明確にわかるでしょう。

「引きこもりでも働きたい…」と考えている方は、最後まで読んでみてください。

記事のPoint
  • 引きこもりにおすすめの在宅ワークは、動画編集・Webライター・データ入力など
  • 引きこもりでも在宅ワークがおすすめな理由は、家にいながら仕事ができる・気軽に始めやすい・職歴になるから
  • 引きこもりが在宅ワークをする際のポイントは、プライベートと仕事をはっきり分ける・仕事を途中で投げ出さないなど
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引きこもりにおすすめの在宅ワーク12選

引きこもりの方のなかには「在宅ワークに興味はあるけど、どんな仕事があるのかわからない…」という方もいるのではないでしょうか。

そこで、最初に引きこもりにおすすめの在宅ワークを紹介します。

  1. 内職
  2. 動画編集
  3. YouTuber
  4. データ入力
  5. Webライター
  6. プログラマー
  7. ゲームテスター
  8. Webデザイナー
  9. アフィリエイト
  10. イラストレーター
  11. アンケートモニター
  12. ハンドメイド商品の販売

職歴や資格がなくても始めやすい仕事や、未経験から挑戦しやすい仕事をピックアップしました。それぞれの仕事内容やおすすめポイントを紹介しています。

本項目をチェックすれば、それぞれの仕事の特徴やメリットがはっきりわかるでしょう。

上記の在宅ワークから、あなたにとって取り組みやすそうなものを選んで始めてみてください。

1. 内職

在宅ワークと聞いて、内職を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか。

内職とは、自宅で企業から依頼される軽作業をおこなう仕事です。

内職の仕事内容
内職系の仕事は、以下のように多岐にわたります。

  • シール貼り:商品のパッケージや郵便物にシールやラベルを貼る
  • カプセル詰め:プラスチックのカプセルに商品と説明書を詰める
  • 宛名書き:手紙や封筒に手書きもしくはパソコンで宛名を書き込む
  • 梱包作業:商品を袋や箱に詰める・ダイレクトメールを封筒に入れる
  • アクセサリー制作:ビーズや天然石を用いてピアス・ネックレスを作る
  • ティッシュの広告入れ:ポケットティッシュのポケットに広告を入れる
  • パーツの組み立て:マニュアルに沿って文房具やキーホルダーなどの部品を組み立てる

内職のメリット・注意点
多くの内職では高度なスキルを求められないため、在宅ワーク未経験の方でも比較的取り組みやすいでしょう。
コツコツとした手作業が中心なので、黙々と作業することが得意な方や、手先の器用さに自信がある方におすすめです。

ただし、1件あたりの単価が安いため、まとまった額の報酬を得るには、ある程度の作業量をこなさなければいけません。

必要なスキル・集中力
・手先の器用さ
おすすめポイント・パソコンがなくても取り組める
・特別なスキル
・経験がなくても始めやすい
注意点・単価が安い
・単純作業が多く、専門的なスキルを身につけづらい
・自分で材料を取りに行かなければいけない場合がある

2. 動画編集

動画編集は、撮影済みの映像素材を編集して、一つの完成した動画作品に仕上げる仕事です。

企業のプロモーションビデオやSNS用のショート動画、ウェディングムービーなどの編集をおこないます。

動画編集の仕事内容
具体的な仕事内容は案件により異なりますが、主な仕事内容は以下のとおりです。

  • 依頼主の要望をヒアリング
  • 映像素材のカット・つなぎ合わせ
  • BGMや効果音の挿入
  • テロップや字幕の挿入
  • カラー補正
  • ノイズの除去
  • エフェクトの挿入

動画編集のメリット・注意点
動画編集と聞くと「なんだか難しそう…」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、最近では動画編集のスキルを解説しているオンラインの学習サイトやYouTubeなどが充実しているため、基礎的な技術であれば独学で習得可能です。
また、近年はYouTubeやInstagramなどの発達に伴い、動画編集の需要が拡大しており、クラウドソーシングを中心に案件が数多く見られます。
そのため、未経験の引きこもりの方でも挑戦しやすいでしょう。

普段から動画を見ることが好きな方や、デザインに興味がある方におすすめです。また、細かい作業が多いので、地道な作業が苦にならない方にも向いています。

ただし、動画編集を始めるには専用のソフトやパソコンが必要です。

初期費用がかかってしまうことが気になる方は、最初は無料の編集ソフトを使うことも検討してみると良いでしょう。

必要なスキル・デザインスキル
・動画編集ソフトの操作スキル
・コミュニケーション能力
おすすめポイント・案件が豊富
・独学で基礎的なスキルを習得できる
・スキルを伸ばせば収入アップを狙える
注意点・パソコンや動画編集ソフトが必要

3. YouTuber

YouTuberは、YouTubeで自作の動画を投稿し、収入を得ている方のことを指します。

YouTuberの仕事内容
YouTuberの主な仕事内容を以下にまとめました。

  • コンテンツの企画
  • 撮影
  • 編集・公開準備
  • 投稿した動画の分析・改善

YouTube動画を作成する際には、まず多くの方に見てもらえるよう魅力的な企画を考えるところからスタートします。

動画のジャンルは、料理・筋トレ・旅行・メイクなど、配信者によってさまざまです。

企画が決定したら、撮影・編集をおこない、動画を投稿します。

動画を投稿してからも、再生回数を増やすために分析・改善する作業が欠かせません。

YouTuberのメリット・注意点
引きこもりの方がYouTuberになるメリットは、自分の好きなこと・得意なことを活かして稼げる点です。
たとえば、ゲームが好きならゲーム実況、キャンプが好きなら愛用しているキャンプ用品の紹介などのような動画が考えられます。
あなたの好きなことを動画にして世界中の人々に発信し、お金を得られるため、やりがいを感じられるでしょう。

また、顔出しなし・匿名でも問題なく始められる点も良いところです。自分の顔や本名を出して活動することに抵抗がある引きこもりの方でも始めやすいでしょう。

加えて、チャンネル登録者数や再生回数が増えていけば、広告収入で大きく稼げるチャンスがあります。

影響力が上がれば、案件やスポンサーによって収入を得ることも可能です。

ただし、収益化にはある程度時間がかかるため、結果が出ない間も粘り強く動画を投稿し続ける必要があります。

必要なスキル・企画力
・撮影スキル
・動画編集スキル
おすすめポイント・自分の好き
・得意をお金にできる
・顔出しなし
・匿名でも始められる
・広告収入や企業案件で大きく稼げる可能性がある
注意点・収益化までに時間がかかる
・過激な内容を投稿すると炎上のリスクがある
・スマートフォンやパソコン、動画編集ソフトが必要になる

4. データ入力

データ入力とは、クライアントから渡されるデータをひたすら入力していく仕事です。

データ入力の仕事内容
データ入力の仕事の主な例を以下にまとめました。

  • 音声データを文字に起こす
  • 手書きの書類をデータ化する
  • 名刺などの顧客情報を入力する
  • ネットで簡単なリサーチをおこない、検索結果をまとめる

入力する際には、Excel・Word・Googleドキュメント・Googleスプレッドシート・企業の専用システムを利用します。

データ入力のメリット・注意点
データ入力は、特別なスキルを求められることがなく、キーボードが打てればできる案件が多い点が特徴です。
パソコンとインターネット環境さえ整っていれば始められるので、未経験の方でも始めやすいでしょう。
学歴や年齢を問わない案件が多いため、経歴に自信がない引きこもりの方に適しています。

黙々と作業ができるので、コミュニケーションが苦手な方やコツコツ仕事することが好きな方におすすめです。タイピングスキルに自信がある人にも向いています。

ただし、単価が低い点がデメリットです。

とはいえ、データ入力は「1件あたり〇円」のような歩合制の仕事が多いので、タイピングに慣れてスピードアップすれば、効率よく稼げるようになるでしょう。

必要なスキル・集中力
・正確さとスピード
・タイピングスキル
おすすめポイント・特別なスキルがなくても取り組みやすい
・パソコンとネット環境があれば始められる
注意点・単価が安い
・企業の大事なデータを扱うので、取り扱いに注意が必要

5. Webライター

Webライターは、インターネット上に掲載する記事を執筆する仕事です。

Webライターの仕事内容
Webライターの主な仕事内容を以下にまとめました。

  • リサーチ
  • 構成案の作成
  • 執筆
  • 入稿
  • リライト

執筆する記事の例は以下のとおりです。

  • YouTubeの台本作成
  • ECサイトで販売する商品の説明文
  • 企業のWebサイト上に掲載するコラム

クライアントによって依頼される業務は異なります。

上記の業務をすべて任されることもあれば、一部のみを担当することもあるので、おさえておいてください。

Webライターのメリット・注意点
Webライターは、パソコンやネット環境があれば挑戦できるので、参入障壁が低いといえるでしょう。
クラウドソーシングや求人サイトを中心に、Webライティングの案件が豊富にあるため、未経験でも仕事を獲得できるチャンスは十分にあります。
ゲーム・ガジェット・美容など、あなたの得意なジャンルを選んで挑戦してみましょう。

さらに、SEOやセールスライティングなどのスキルを身につければ、収入アップを目指せます。

また、執筆スピードを伸ばしていくことで執筆できる量を増やしていけば、ライター1本で食べていくことも可能です。

文章を書くことが好きな方や、向上心がある方に適しています。

ただし、初心者のうちは単価が低くなりがちなので、最初からたくさん稼げるわけではありません。

稼げるようになるまでには、ある程度の時間が必要であることをおさえておきましょう。

必要なスキル・SEOスキル
・リサーチスキル
・ライティングスキル
・セールスライティングスキル
おすすめポイント・案件が豊富
・初期費用を安くおさえられる
・自分の得意なジャンルを選んで始められる
・スキルを伸ばせば収入アップも期待できる
注意点・最初は稼ぎづらい面がある
・納期があるため、スケジュール管理が必要

6. プログラマー

プログラマーは、システムエンジニアが設計した仕様書に基づいてプログラミングをおこなう仕事です。

プログラマーの仕事内容
JavaScript・Java・Pythonといったプログラミング言語を用いて、コンピュータに指示を出し、さまざまなシステムやソフトウェアを作ります。
プログラミングだけではなく、設計どおりに動作するかのテストや不具合を見つけて修正するデバッグ作業もプログラマーの仕事のひとつです。

プログラマーのメリット・注意点
プログラマーになるには、プログラミングスキルが必要なので、なかには「自分にはスキルがないから無理…」と感じてしまう方もいるかもしれません。
しかし、現在ではプログラミングを学べる書籍やWebサイトが充実しているため、独学でもスキルを身につけることが可能です。

また、オンラインのプログラミングスクールもあるため、引きこもりの方でも自宅にいながらプログラミングを学べます。

プログラマーは、学歴や職歴よりも身につけたスキルが重視される傾向にあるので、経歴に不安がある引きこもりの方でも挑戦しやすいでしょう。

また、在宅プログラマーの場合、クライアントとはメールやチャットでやり取りすることが基本なので、対面でのコミュニケーションに不安がある方でも問題ありません。

ただし、IT業界は技術の進歩が早いため、プログラマーとして活躍し続けていくためには常に新しい技術を学び続ける必要があります。

そのため、勉強することが苦にならない方や成長意欲がある方におすすめです。

必要なスキル・集中力
・根気強さ
・プログラミングスキル
おすすめポイント・専門性が高い分、高収入を目指せる
・独学やオンラインスクールでプログラミングを学べる
注意点・常に最新の技術を学び続ける必要がある
・バグが発生した際には根気強く原因を追究する必要がある

7. ゲームテスター

ゲームテスターは、リリース前のゲームを実際にプレイして、バグや不具合がないかチェックする仕事です。

近年は、ゲームを使ったスポーツ対戦競技「eスポーツ」が注目を集めています。

ゲームのバグや不具合が勝敗を左右する可能性も考えられるため、ゲームテスターは大きな役割を担っているといえるでしょう。

ゲームテスターの仕事内容
ゲームテスターの主な仕事は、ゲームの品質を確かめることです。

具体的な仕事内容を以下にまとめました。

  • バグの有無をチェックする
  • 操作中に不具合が生じないか確かめる
  • バグや不具合を開発者へ報告する
  • バグや不具合が解消されているか再度テストする

ゲームテスターのメリット・注意点
ゲームテスターのメリットは、遊びや趣味を仕事にできる点です。
働くことに抵抗がある引きこもりの方でも、遊びの延長線上で仕事ができるため、比較的とっつきやすいといえます。
特別なスキルは求められないので、未経験の方でも挑戦しやすいでしょう。

また、リリース前のゲームをいち早く体験できるため、ゲーム好きの方におすすめです。

ただし、ゲームをプレイするからといって、自由に遊べるわけではありません。

クライアントから指示された操作を繰り返す作業も多いので、おさえておきましょう。

案件によっては、長時間のプレイを求められることもあるため、ある程度の体力・集中力は必要です。

必要なスキル・体力
・集中力
・細かい違和感に気づく力
おすすめポイント・遊びや趣味を仕事にできる
・リリース前のゲームを真っ先に体験できる
注意点・自由にプレイできるとは限らない
・長時間のプレイが求められる案件もある

8. Webデザイナー

Webデザイナーは、クライアントから依頼されたWebサイトのデザインを制作する仕事です。

Webデザイナーの仕事内容
Webデザイナーの仕事内容を以下にまとめました。

  • ヒアリング・企画:クライアントの要望を考慮し、サイトのコンセプトを決める
  • サイト画面の作成:操作性を配慮しながらサイト画面のデザインを設計する
  • コーディング:デザインをもとにコーディングする

まずは、クライアントの要望をヒアリングして、サイトのコンセプトを決めるところからスタートです。

サイトのコンセプトが決まったら、サイトの画面デザインを実際に設計していく工程に入ります。

最初に決定したコンセプトはもちろん、ユーザーが使う際の操作性にも配慮しながらデザインを作成しなければいけません。

デザインの制作時には、IllustratorやPhotoshopなどのグラフィックソフトを用いて、サイトの色合いや装飾を決めていきます。

クライアントからデザインの合意が取れたら、HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語を用いてサイトを制作する段階です。

コーディングは「コーダー」と呼ばれる専任者が担当する場合もあれば、Webデザイナーがおこなうケースもあります。

Webデザイナーのメリット・注意点
Webデザイナーは、特別な資格が必要なく、知識やスキルがあれば挑戦することが可能です。
なかには、スキルの習得に不安がある方もいるでしょう。しかし、近年はWebデザインスクールが多く登場しており、未経験からでも学べる環境が充実してきています。

また、書籍・学習サイト・YouTubeを通して独学でスキルを身につけることも可能です。

コーディングができるようになると、収入アップが期待できます。

ただし、Webデザインのトレンドは移り変わりが早いため、変化に対応するためには絶えず勉強し続けなければいけません。

流行に敏感な方や好奇心旺盛な方、発想力がある方は、チャレンジしてみると良いでしょう。

必要なスキル・デザインスキル
・ソフトの操作スキル
・プログラミングスキル
・コミュニケーション能力
おすすめポイント・コーディングができると収入アップを目指せる
・書籍やスクールをはじめ、スキルを習得する方法が多い
注意点・デザインのトレンドを学び続ける必要がある
・デザインソフトを使いこなさなければいけない

9. アフィリエイト

アフィリエイトとは、自分で運営しているブログの記事内に掲載した広告から商品・サービスを購入・利用してもらうことで、成果報酬を得る仕組みです。

アフィリエイトの仕事内容
アフィリエイトの主な仕事内容を以下にまとめました。

  • 競合調査
  • 記事の執筆
  • 専用のシステムに入稿
  • アフィリエイト広告を記事内に貼る
  • アクセス状況の分析・改善など

Webライターと仕事内容は近いですが、アフィリエイトブログを運営する場合は、競合調査から執筆・アクセス分析まで、すべて自分一人でおこなうことがほとんどです。

アフィリエイトのメリット・注意点
アフィリエイトは、Webライターや動画編集のようにクライアントワークではないため、納期に縛られることがありません。
また、サーバーやドメインにお金がかかる場合もありますが、利用するサービスによっては無料で始めることも可能です。

アフィリエイトブログのジャンルは、投資・プログラミング・VODなど多岐にわたり、あなたの好きや得意を活かして稼げます。

ただし、収益化にはある程度の時間がかかるので、辛抱強く記事の執筆・改善を繰り返す作業が必要です。

自分のペースで働きたい方や継続力のある方、文章を書くことが苦にならない方に向いています。

必要なスキル・SEOスキル
・ライティングスキル
・マーケティングスキル
おすすめポイント・無料でも始められる
・自分のペースで働ける
・自分の好き
・得意を活かせる
注意点・収益化までに時間がかかる

10. イラストレーター

イラストレーターは、クライアントから依頼を受けてイラストを制作することが主な仕事です。

イラストレーターの仕事内容
イラストレーターの詳しい仕事内容を以下にまとめました。

  • クライアントの要望をヒアリングする
  • 要望に合わせたデザインのサンプルを作る
  • サンプルをクライアントに見せてOKが出たら清書する
  • クライアントに納品・必要に応じて修正する

本・雑誌・ポスターといった紙媒体に加え、商品パッケージやソーシャルゲームのイラストを手がけることもあります。

他には、企業ロゴやLINEのオリジナルスタンプを制作する案件もあるので、おさえておきましょう。

基本的には、IllustratorやPhotoshopなどの専用ソフトを用いてデザイン制作することが多いですが、案件によっては手描きで作成することもあります。

イラストレーターのメリット・注意点
イラストレーターは資格よりもスキルを重視されるため「資格がないから不安…」という引きこもりの方でも挑戦しやすいでしょう。
ただし、ある程度デザインソフトを使いこなすスキルは必要です。

とはいえ、書籍・Webサイト・オンラインスクールを活用すれば、基礎的なスキルは十分に身につけられるでしょう。

加えて、あなたが描いたイラストにファンがついて人気が高まると、報酬アップも期待できます。

正社員だけではなく、アルバイト・フリーランスなど、さまざまな働き方ができる点もメリットです。

イラストを描くことが得意な方は挑戦してみると良いでしょう。

必要なスキル・デザインソフトの操作スキル
・クライアントの要望をくみ取る力
おすすめポイント・資格がなくても挑戦できる
・ファンが増えると収入アップを狙える
注意点・デザインソフトを使いこなす必要がある

11. アンケートモニター

アンケートモニターは、依頼主からのアンケートに回答することで報酬を得る仕事を指します。

アンケートモニターの仕事内容
アンケートモニターの仕事は、スマートフォンやパソコンを使ってアンケートに回答するというシンプルなものです。
なかには、無料で送られてくる商品やサンプルを使用した感想を回答する商品モニターの案件もあります。

アンケートモニターのメリット・注意点
アンケートモニターは空いた時間で作業できるため、スキマ時間に効率よく稼ぎたい方におすすめです。

面接がない案件が多いので「面接で経歴のことを聞かれたらどうしよう…」と不安な方や、対面でのコミュニケーションが苦手な方に向いています。

しかし、単発案件が多いため、クラウドソーシングサイトやアンケートサイトでこまめに仕事を探さなければいけません。

また、案件1件あたりの単価は低いので、まとまった額を稼ぐにはある程度数をこなす必要があります。

とはいえ、特別なスキルがなくても始められるので、働いた経験が少ない引きこもりの方でも取り組みやすいでしょう。

アンケートモニターに挑戦して自信をつけたうえで、他の仕事に挑戦することも悪くない選択肢といえます。

たくさん稼ぎたい方は、アンケートモニターと他の仕事を並行しながら取り組むことも良い方法です。

必要なスキル・特別なスキルは不要
おすすめポイント・面接がない案件が多い
・スキルがなくても始めやすい
・スキマ時間に効率よく稼げる
注意点・1件あたりの単価が低い
・単発案件が多いので、頻繁に仕事探しが必要

12. ハンドメイド商品の販売

ハンドメイド商品の販売は、自分で作った作品を売って報酬を得る仕事を指します。

ハンドメイド商品の販売の仕事内容
名前のとおり、ハンドメイド商品を作って、フリマアプリやネットショップで販売することが主な仕事です。
扱えるカテゴリーは、アクセサリー・ポーチ・編み物・子供向けのバッグなど多岐にわたります。

ハンドメイド商品の販売のメリット・注意点
ハンドメイド商品の販売は、特別な資格やスキルがなくても始められるので、技術や経歴に自信がない引きこもりの方でも始めやすいでしょう。
自分が作った商品を売って稼ぐことにやりがいを感じる方には適した仕事です。
ものづくりが好きな方や手先が器用な方は、挑戦してみてください。

必要なスキル・手先の器用さ
おすすめポイント・人気が出れば月10万円以上稼げる
・特別な資格がなくても始められる
注意点・売れなければ収入はゼロになる
・ハンドメイド商品を作る手間がかかる

引きこもりに在宅ワークをおすすめできる理由

現在、引きこもりの人はどのくらい存在するのでしょうか?

内閣府が公表した推計値では、15~39歳では54万1,000人、40~64歳ではさらに多く61万3,000人が引きこもりの状態にあるとされています。7割以上が男性で、7年以上引きこもる人の割合が増加しています。

出典:内閣府/令和元年版 子供・若者白書「長期化する引きこもりの実態」

また、引きこもるようになった理由の55.3%が「退職」や「職場での人間関係」など就労に関するものでした。

このような状況下で、有効な改善策のひとつに上げられるのが「在宅ワークという働き方」です。

在宅ワークが引きこもりの方におすすめできる理由は、主に以下の3つです。

  1. 引きこもりながら仕事をすることができる
  2. 気軽に始めることができる
  3. 在宅ワークをすると職歴になる

それでは、ひとつずつ解説していきます。

【理由1】引きこもりながら仕事をすることができる

引きこもっている人のなかには、働きたいという気持ちはあるけれど「外に働きに出るのは億劫」「病気やケガのために外で働くことができない」という方もいます。

在宅ワークであれば、引きこもった状態のままでも仕事ができます。たとえば、インターネット環境があればできる仕事であれば、通勤せずとも自宅で勤務が可能です。

引きこもりから一気に「通勤が必要な働き方」を目指すのが困難でも、「在宅ワーク」であれば引きこもり状態のまま仕事が始められるのです。自宅で働くことができれば、就業へのハードルがぐっと下がるのではないでしょうか?

【理由2】気軽に始めることができる

会社員やアルバイトよりも気軽に始められることも、引きこもりの方に在宅ワークをおすすめする理由です。

若年層の引きこもりの方には、高学歴ではないこと、学校を中退していること、就業経験がないことから、就職に前向きになれない人もいることでしょう。会社員はもちろん、学歴や職歴が不問のアルバイトでも、履歴書の提出を求められることはあります。

在宅ワークであれば、たとえば「クラウドソーシング」という方法もあります。クラウドソーシングとは、企業がインターネットを介して不特定多数に向けて業務を発注する雇用形態です。仕事の受注・発注から報酬の支払い・受け取りまで、すべてインターネット上で行われます。さらに、下記のような特徴から、在宅ワークの中でも特に気軽に仕事を始められるため、利用者が増加しています。

  • 職歴・学歴不問、未経験可の仕事が多い
  • 単発の仕事が多く、自分にできそうなレベルの仕事からトライできる
  • インターネット環境とパソコンまたはスマホがあれば始められる

クラウドソーシングなら学歴を問われることはほぼありませんし、履歴書が不要な場合がほとんどです(専門知識やスキルが必要な仕事では、経験が問われることもあります)。また、未経験者でもできる簡単な仕事もたくさんあります。

さらに、単発の仕事も多いので、長く続けられるかどうかを不安に思う必要はありません。お試しでやってみて「これならできそう」と思えば続けても良いですし、自分に合わないと感じたら他の種類の仕事を探したり、クラウドソーシングでの仕事自体をやめることも自由です。

このように、出社や継続的な勤務が必要とされる仕事に比べて在宅ワークの方が、もっと気軽に「あなたに適した仕事」を試しながら探せるのです。

【理由3】在宅ワークをすると職歴になる

将来、就職したいと考えたときに、職歴が無いことや無職期間について尋ねられることに不安を感じている人も多いでしょう。

でも、在宅ワークで仕事をしていれば、それは立派な職歴として履歴書に記載できます。職場に出勤する働き方だけが職歴になるのではありません。

現在はフリーランスとして在宅ワークを本業にしている人も多く、さらにコロナ禍により在宅ワークがより広範囲に普及したため、在宅ワークの社会的な位置づけが以前よりも向上しています。

引きこもりであっても職歴があれば、将来の就職・転職活動で有利になりますし、無職の期間を減らしたり無くしたりできます。

引きこもりが在宅ワークをするメリット

引きこもりの人が在宅ワークをするメリットについて、主なものを3つご紹介します。

【メリット1】ニートではなくなる

在宅ワークをおすすめする最大の理由は、在宅ワークを始めた時点で「あなたがニートではなくなる」ことです。

厚生労働省によるニートの定義は「非労働力人口のうち、家事も通学もしていない人」、つまり収入が発生する仕事・家事・通学のいずれも行っていない人のことです。

在宅ワークは対価として報酬が支払われるため、ニートには該当しなくなります。ニート状態から抜け出したことから自己肯定感や自信が得られますし、心身の健康にも良い影響が期待できるでしょう。

【メリット2】通勤する必要がなくなる

通勤が不要になることも、在宅ワークのメリットです。特に満員電車での通勤や、車通勤での渋滞に悩んでいる方には、大きな魅力が感じられることでしょう。

通勤という行為そのものが無くなり、通勤に掛かる時間がゼロになります。職場用の服・靴・バッグなども不要です。毎朝、髪型や身だしなみを整える必要もありません。何より、「決められた時間に、決められた場所に居なければならない状態」ではなくなります。

また、職場への出勤がなくなることで、人と直接は顔を合わせることなく仕事ができます。基本的に在宅ワークでは、メール・チャット・電話などを使って業務連絡をします。引きこもりの方には、職場での人間関係に悩んで働けなくなった人が多いことは、前述のとおりです。上司や同僚、顧客や取引先など、多くの人たちと対面でやり取りを行う職場勤務とは異なり、在宅ワークであればさまざまなツールを介し必要最低限の業務連絡に留められるため、コミュニケーションや人間関係における苦痛を軽減できる可能性があります。

【メリット3】スキルを身につけることができる

在宅ワークを始めることで、新しい知識やスキルを習得できます。

もちろん、知識やスキルを身に付けるには、勉強や努力を適切に行うことが前提です。ただ、「仕事を通じて、あなた自身が成長できる環境に身を置けること」こそがメリットなのです。

たとえば、文章を書くスキルについて考えてみましょう。いくつか仕事を受けているうちに、読みやすい文章の書き方や、一定の時間内に書き上げるコツが身につくでしょう。また、記事を書くための情報収集や調査をする中で、さまざまな分野の知識を得ることもできます。

他にも、データ入力の仕事で経験を積み、タイピングスピードが速くなった人もいます。データ入力は出来高制であることが多いため、タイピングの速度アップは収入アップに直結するスキルです。

このように在宅ワークを通じて体得したスキルや知識は、いずれ就職・転職する際にもきっと役立つことでしょう。

引きこもりが在宅ワークをするデメリット

続いて、引きこもりの人が在宅ワークをするデメリットについても解説します。主なものを3つご紹介します。

【デメリット1】仕事上のやり取りが難しい

【メリット2】の中で紹介した「職場で人と直接会わなくて済む気楽さ」や「仕事の人間関係・コミュニケーションの煩わしさから解放される」ことと表裏一体になるのですが、仕事をする上で生じた疑問・迷い・トラブルなどを解決するためのやり取りについて、在宅ワークは職場での勤務よりもやや難しくなったり、より多くの時間や手間が掛かるでしょう。

職場であれば、近くにいる上司や同僚にすぐ相談したり尋ねれば数分で解決できるのに、在宅ワークでは相手の状況によってはそこまでスピーディに解消できないこともあります。電話やビデオ通話を介して口頭でやり取りできればまだ良いのですが、それが難しい場合はメールやチャットツールで文章を作り、相手からの返信を待たなければなりません。

自宅でひとり働くのは気楽な反面、「分からない時にすぐ相談できない」「仕事の悩みを共有できない」「ちょっとした雑談でリラックスする機会も失われる」というような点にストレスを感じる人もいるでしょう。

【デメリット2】人との関わりが減る

多くの人が集まる職場では、自分の担当する業務に直接関わらない人たちとも接する機会があります。一方、在宅ワークでは、あえて他部署や多職種のメンバーを集めたリモート会議や懇親会を設けない限り、担当業務に関わる人との最低限のコミュニケーションに留まります。

職種によっては「今日一日、誰とも話していない」という日が続き、物足りなさや寂しさを感じたり、仕事の張り合いやモチベーションの減退につながる恐れもあります。

ただ、コミュニケーションの取り方や量の好みは本当に人それぞれであるため、「人と接するのが苦手」「仕事に必要なコミュニーケーションがしっかり取れれば問題ない」という方にとっては、人との関わりが減る方がむしろ健全に続けられる働き方になるでしょう。

あなたのコミュニケーションに対する感覚や嗜好性は、あなたにしか感じられません。世間一般の常識や「こうでなければならない」という先入観に惑わされず、「あなたが快適にコミュニケーションを取れる働き方」を実現してください。

【デメリット3】運動する時間が減る

「テレワーク中に太った」という声がネット上で多く聞かれ、いわゆる「コロナ太り」が話題になりました。実は通勤時の徒歩異動や職場内での活動が、現代人にとっては運動習慣のひとつになっているのです。

在宅ワークでは通勤がないのでカロリーを消費できなかったり、職場での人目がないため仕事中についお菓子をつまみ食いをしたりと、運動不足や肥満につながる要素が増えます。

また、人目にさらされない事から外見への関心が減ったり、ビジネス向けの服装を着なくなったことで体形の変化に気付きにくい点にも注意が必要です。

在宅ワークをする人は、自ら強制的に運動習慣を作らなければ、確実に運動不足になります。特定のスポーツを定期的にしていたり、散歩が日課になっている場合は良いのですが、そうした運動習慣が無い人は意識的に新習慣を作りましょう。

たとえば「仕事の開始前と終了時に、ラジオ体操を行う」「ランチの前に室内でステッパーを使って15分歩く」「就寝前に30分、ヨガやストレッチをする」など、【運動する時間帯・運動の種類・所要時間の3点】をあらかじめ決めるのがおすすめです。

そして一度決めたら、それを毎日続けましょう。毎日続けることで自然と習慣化され、いちいち「運動しなければ…」「でも面倒くさいな…」などと逡巡したり、腰が重くなるのを防げます。

引きこもりにおすすめする在宅ワーク5選

引きこもりの方には、次の条件にあてはまる在宅ワークがおすすめです。

  • 職歴や資格が必要ない
  • 無料、あるいは低予算で始められる
  • 仕事内容が比較的に簡単なもの

この章では、上記の条件に該当する、おすすめの在宅ワークを5つご紹介します。

  • 1)Webライティング
  • 2)動画編集
  • 3)イラストレーター
  • 4)データ入力
  • 5)アフィリエイト

それでは、順番に詳しく見ていきましょう。

1)Webライティング

Webライティングは、Web上に掲載される記事を書いたり、編集やリライトをする仕事です。プログラミングのような専門知識やハイスペックなパソコンも必要ないため、未経験からでも取り組みやすい職種です。

webライティングは、クラウドソーシングサイトでも多くの案件が毎日更新されているので、初心者からベテラン向きまで幅広い仕事があり、自分の習熟レベルにあった仕事から始められます。

具体的なwebライティングの案件には、次のような内容があります。

  • ブログ記事の作成
  • 商品やサービスレビュー記事の作成
  • シナリオ作成
  • セールスレター作成
  • 電子書籍の製作

上記の中でもブログ記事作成の案件数は多く、比較的書きやすいため初心者にもおすすめです。

Webライティングの報酬は「文字単価×文字数」で算出されるケースが多くあります。初心者は文字単価0.3〜0.5円が相場で、時給500円くらいしか稼げない案件もあります。ただ、初心者のうちは単価が低めでも「このテーマなら自分にも書けそう」という案件からスタートし、経験を積むことを優先するのがおすすめです。実績を積んで、徐々に高単価の案件にチャレンジしてみると良いでしょう。

ライターとしての実力がつき、業務量も増やせれば、専業で生計を立てることも可能です。特定の分野に特化した知見があれば安定した収入を確保することもでき、月収30万円以上稼ぐWEBライターも存在します。

2)動画編集

動画編集の仕事も、在宅ワークにおすすめです。

具体的な仕事内容は案件により異なりますが、カット編集、テロップ挿入、音楽挿入、効果音挿入、画像挿入などのスキルは必要です。これらのやり方を教えてくれるYouTube動画もありますので、独学で基礎的なスキルの習得が可能です。スキルが向上し、案件をひとつずつ着実に行っていけば、動画編集で生活費を稼ぐことも可能です。

仕事をするには動画編集ソフトが必要です。動画編集ソフトには無料のものと有料のものがあるので注意しましょう。無料のソフトはAviUtl、iMovie(対応OS Mac)などがあり、有料のソフトには、Adobe Premiere Pro、Final Cut Pro Xなどがあります。最初は無料のソフトから始めるのが良いでしょう。自分は動画編集の仕事が好きで適性もあると感じられてから、ハイレベルで優良なソフトを使いましょう。

まずは自分でYouTube動画を作り編集をしてみると良いでしょう。その動画を発注元に見てもらい、案件の獲得を目指しましょう。

3)イラストレーター

イラストを描くのが得意な方は、イラストレーターとして在宅ワークができるかも知れません。YouTubeのサムネイル、Twitterのアイコン、企業のロゴ製作、オリジナルキャラクターの作成など、さまざまな案件があります。

業務委託として単発の案件を行ったり、アルバイトや派遣社員として時給制で仕事を受けるケースもあります。特に高単価で需要があるのはゲームのイラストです。

ただ、ペンタブやイラストソフトなどの基本的なツールが必要にはなります。また、業務内容によってはAdobeソフトのPhotoshopやIllustratorなどのスキルが求められ、ハイスペックなパソコンも用意しなくてはなりません。発注元によってはパソコンや周辺機器を用意してくれる場合もあるようなので、問い合わせてみるといいでしょう。

4)データ入力

データ入力作業とは、クライアントから指定されたデータをExcelや専用システムに入力したり、入力したデータの集計を行う仕事です。具体的な案件としては、名刺入力、アンケート集計、ネットショップへの商品登録などがあります。

キーボードが打てればできる案件がほとんどであり、就業経験や高度なパソコンスキルがなくても始めやすい在宅ワークです。データ入力は「1件につきいくら」という歩合制の仕事なので、タイピングに慣れてスピードがアップすれば効率よく稼げるようになります。正確かつスピーディーに作業をこなせる人はクライアントの信頼を獲得し、単価アップも期待できます。

データ入力の仕事は、クラウドソーシングでも多数の案件が掲載されています。特に経歴を聞かれることもないので、引きこもりの方でも応募が可能です。

また、営業事務や経理事務のような業務を在宅で行うケースも増えています。これまで事務職として働いた経験があれば、採用される可能性が高いでしょう。

データ入力のような仕事は、学歴や年齢を問わないことが多く、人柄重視で採用されます。

在宅は働いている様子が分からないので、「その日に与えられた仕事をきちんと完了させたか」「ミスなくできているか」などがシビアに問われます。

5)アフィリエイト

アフィリエイトとは、成果報酬型広告のことです。自身が運営するブログやサイトに広告を掲載し、その商品が購入されたりサービスが利用されることで成果報酬が得られます。

アフィリエイトを行うには、ASPと呼ばれるアフィリエイト広告を紹介しているサービスを利用するのが一般的です。具体的には、以下のようなサービスに登録すれば、アフィリエイトを始められます。

  • クリック報酬型アフィリエイト:Googleアドセンス
  • 成果報酬型アフィリエイト:amazonアソシエイト,楽天アフィリエイト,A8.net

上記以外のASPも存在しますので、「アフィリエイト おすすめ」などで検索すると良いでしょう。ただし、ASPに登録するためには自身のブログ・サイトが必要で、基本的に審査が行われます。特に、Googleアドセンスやamazonアフィリエイトは審査が厳しいので、その点は認識しておきましょう。

アフィリエイトは、利用するサービスによっては無料で始めることが可能なので、収入や貯金がない引きこもりでも元手を心配する必要がありません。ここまでご紹介した仕事とは異なり、依頼者からの報酬が確実に発生するタイプの仕事ではありません。軌道に乗れば、高収入や、既存記事からの不労収入も夢ではありませんが、アフィリエイトで稼げない人の方が大多数です。中にはアフィリエイトだけで月100万円以上稼いでいる方も存在するので、やり方によっては非常に多くの収入を得ることは可能です。

「発信したいことがある」「アフィリエイトについて勉強する意欲がある」という人は、ぜひチャレンジしてみてください。

引きこもりが在宅ワークをする際のポイント

引きこもりの方は、なるべく簡単な内容の在宅ワークから始めましょう。最初から難易度の高い仕事をしてうまくいかなかった場合、「また失敗したらどうしよう」と不安になったり、「もう仕事はしたくない」と考えてしまい、せっかくのモチベーションが失われてしまうからです。自分にできそうな内容の案件から始めて実績をコツコツ積みあげれば、在宅ワークに対する自信が持てるようになるでしょう。

他にも、引きこもりの人が在宅ワークを始める際のポイントを、3つご紹介しましょう。

【ポイント1】プライベートと仕事をはっきり分ける

在宅ワークは魅力の多い働き方ですが、難しい部分もあります。そのひとつが「プライベートと仕事をはっきり分けること」です。あなたの仕事ぶりを監視する人がいないため、ついネットやスマホで仕事に関係ない情報を見てしまう人もいるでしょう。また、やるべき家事が目に付いて気になることもあります。

そこで、以下のような方法を試してみてください。

まず時間帯を明確に分ける

はじめに、仕事とプライベートの時間帯を分けましょう。

オフィスでは周囲の目もあり自然と強制力が働きますが、勤務時間帯が決まっていない在宅ワークの場合はあなた自身で管理をしなくてはなりません。「◯時〜◯時は仕事」「◯時から30分休憩」「◯時で勤務終了」というように、はっきり時間帯を決めましょう。

基本的には、オフィス勤務と同じ時間帯がおすすめです。昼夜逆転では睡眠や体調の管理が難しくなる人も多いですし、取引先など仕事の相手方がオフィス勤務の場合は時間帯をそろえた方が効率よくスムーズにやり取りできるからです。

とりあえずスケジュールを組み立てて実践してみる

勤務の時間帯を大まかに決めたら、プライベートの時間も含めた生活スケジュールを組み立ててみましょう。

最初はその通りにできなくても構いません。実際に試してみて、想定した計画とどのくらい食い違うかを確認し、改善点を洗い出していきます。例えば、どうしても集中力の切れる時間帯があるなら、そこを休憩時間として最初からスケジュールに組み込むというような対策があります。

また、作業や工程にデッドラインを設けるのも有効です。「◯時までに終わらせる」という締め切りを設け、そこから逆算して各工程の内容や所要時間を想定します。その段階で時間的に難しいことが判明したら、「〇時までに、この工程までは完了させる」「〇時までに最終完成までは難しいが、7割程度の仕上がりを目指す」など、現実的なスケジューリングに微調整できます。仕事を時間内で着実に進めるために、こうした工夫を取り入れてみてください。

作業しやすい環境を用意する

自宅の作業スペースが集中しやすい環境かどうかも重要です。

まず、パソコンを使用して働くなら、パソコンはもちろんネット環境や周辺機器は必要です。高額品ですので最初は最低限必要な物から入手し、収入を得てから買い足していくのも良いでしょう。

データ入力やWEBライターの仕事などは、自分のパソコンにWordやExcelなどのソフトが搭載されているかの確認も必要です。ソフト購入費用はかかりますが、初期投資しなければ仕事ができないので仕方ありません。「初期費用を絶対に回収するぞ!」という気持ちで在宅ワークに取り組みましょう。

また、在宅ワーク用のデスクと椅子も、長時間使用が苦にならない、自分に合ったものを使うのが理想的です。コロナの影響で在宅勤務をする人が増加する中、長時間の使用に不向きなテーブルや椅子を使って腰痛や肩こりに悩まされた人も増えました。特に、良い椅子は腰痛や肩こりの予防になるため、できれば実際に店舗で直接試して選ぶのがおすすめです。

ほかにも、可能であれば在宅ワーク用の個室を用意する(個室が難しければ間仕切りなどで仕事以外の物が目に入らないよう工夫する)、デスク上には必要最低限のものしか置かない、といった対策もあります。作業に集中できる環境作りを、楽しみながら進めてください。

【ポイント2】仕事を投げ出さない

当然のことではありますが、仕事は途中で投げ出さないようにしましょう。

「自分は仕事をしているんだ」という自覚を持ち、納期を守る、職務を果たすことが重要です。ひとつずつ信頼を得てこそ仕事量や依頼が増え、それに伴って収入も増加します。

そこで、途中で仕事を投げ出さないためにも、引きこもりの方が在宅ワークに挑戦する際は、マイペースで無理なくできる仕事から始めましょう。時間的な制約に縛られない生活をしてきた人の中には、「時間や約束を守るのが苦手」「物事を最後までやり遂げられない」という方もいるかもしれません。まずは「簡単な仕事」「自分のペースで無理なくできる仕事」から始めてみてください。難易度が高い複雑な仕事や、業務量が多い仕事からスタートすると投げ出したくなってしまうおそれがあります。作業量が多すぎないか、やりたくない仕事なのに無理にやろうとしていないか、事前にしっかり確認しましょう。

【ポイント3】就職エージェントも利用してみる

引きこもりの状態から、自分ひとりで仕事を探して働き始めることが怖いという方は、まず就職エージェントの支援サービスを利用するところからスタートするのもおすすめです。

エージェントが紹介する仕事は在宅ワークが可能なものに限られませんが、就職に関する基礎知識を得たり、あなたの適性がある仕事について知ることは決して無駄にはなりません。

特に、私たちジェイックは、20代の正社員就職支援に強い就職エージェントです。「フリーター・ニート・第二新卒・既卒」といった就職活動に自信がない層を専門に就職支援を行っております。

また、就職支援のプロが教える「無料就職講座」を受講いただけます。この講座では、以下のようなカリキュラムを実施しています。

  • 基本的なビジネスマナー
  • 適職を見つけるための自己分析
  • 企業研究の方法
  • 履歴書の書き方
  • 面接の個別対策

就職活動はもちろん、仕事の獲得を進めていくために必要なノウハウをまとめて学べます。

オフィス勤務・在宅ワークを問わず、できるだけ早く就職したいと考えている方は検討してみてください。サービスはすべて無料です。

まとめ

ここまで、引きこもりの人におすすめの在宅ワークについて解説してきました。

在宅ワークは自宅にいながら仕事ができ、直接人と会わなくても良いというメリットがあります。知識やスキルを高めていけば、いずれ会社に勤務しなくても生活できるだけの金額を稼ぐことも不可能ではありません。

在宅ワークには、たとえば最低限のパソコン操作など、必要とされる知識やスキルがあります。ただ、そうした知識やスキルも、今や在宅で習得できる時代です。

在宅ワークは引きこもりの人にとって、始めるハードルが比較的低いと言える働き方です。「これならできそう」と思える在宅ワークがあったら、ぜひ気軽に始めてみましょう。その際、今回ご紹介した内容が少しでもお役に立てば幸いです。

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池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」