東京が向いている人とは、と思っている方も多いのではないでしょうか?
実は、東京が向いている人はいろいろな特徴があります。
なぜなら、金銭面や生活面、仕事が関係するからです。
こちらの記事では、東京が向いている人の特徴や向いていない人の特徴を解説しております。
こちらの記事を読むことで、自分が東京に向いているのかを知ることが出来ます。気になった方は是非最後まで読んでみてください。
東京が向いている人の定義
「東京が向いている人」というのは、そもそもどのような人を指すのでしょうか?定義はさまざまですが、ここでは「東京で暮らすことに向いている人」と定義して、話を進めていきます。
日本のみならず、世界的にも大都市とされる東京は、ほかの都市にはない特殊な一面がいくつもあります。この先では東京に向いている人の特徴をお伝えしますので、「地方から東京で暮らすことを夢見ている人」「東京で仕事を探している人」はぜひ参考にしてみてください。
東京が向いている人の特徴
東京が向いている人の特徴を7つ紹介します。
- 新しい出会いを楽しめる人
- あまりホームシックにならない人
- 成長意欲がある人
- プライベートを充実させたい人
- 稼ぎたいと思っている人
- いろいろな仕事に出会いたい人
- 金銭管理が出来る人
では、それぞれの特徴について見ていきましょう。
特徴1:新しい出会いを楽しめる人
東京は、新しい出会いを楽しめる人に向いています。なぜなら日本全国、あるいは世界から多くの人が集まる場所だからです。
東京にある大学や、本社を構える会社には、さまざまなバックグラウンドを持った人が集まります。考え方や価値観が異なる人との出会いは刺激的ですし、そうした新しい出会いを楽しめる人にとっては、東京で暮らす毎日は常に新鮮な日々となることでしょう。
特徴2:あまりホームシックにならない人
あまりホームシックにならない人も東京に向いています。なぜなら東京は、いわゆる「ご近所付き合い」が淡泊なケースが多く、人と人との深いつながりはそこまで期待できない場所だからです。
その点、むしろ東京の淡泊な人間関係に溶け込める人は、大きなストレスを感じることなく過ごしていけるでしょう。
特徴3:成長意欲がある人
成長意欲がある人も東京に向いています。なぜなら、東京は可能性に満ちた場所だからです。
東京には世界的な大企業や、大手芸能事務所などが多数集まっています。才能ある人材が活躍できる場所も多いことから、ほかの地域に比べると「お金持ちになりたい!」「有名になりたい!」と考える人も多い傾向にあります。
つまり意欲的な人が多いため、成長意欲が高い人にとっては良いライバル関係のもと、お互いに切磋琢磨していける可能性があるのです。
特徴4:プライベートを充実させたい人
プライベートを充実させたい人も東京に向いています。なぜなら東京は、世界的に見ても娯楽施設の“聖地”とも呼べる場所だからです。
新宿や渋谷といった世界有数の繁華街、その他にも映画館や劇場、コンサートホールやショッピングモールなど、数多くの商業施設が東京に集まっています。休みの日に行く場所に困ることもないため、プライベートを充実させたい人は楽しい毎日を送れるでしょう。
特徴5:稼ぎたいと思っている人
稼ぎたい人にも東京はおすすめです。なぜなら、東京には大企業が集まっているからです。
上場企業サーチ発表の2022年6月時点のデータによると、東京に本社を置く上場企業は2,033社で、これは上場企業全体の52%にあたります。つまり約半数の大企業が東京に拠点を置いており、こうした企業は平均年収も高い傾向にあるため、総じてほかの都市よりも稼げる可能性が高いのです。
参考:上場企業サーチ|日本の各都道府県の株式会社数と上場会社数(最終更新日:2022年06月30日)
特徴6:いろいろな仕事に出会いたい人
いろいろな仕事に出会いたい人も東京に向いています。なぜなら業界・職種問わず、さまざまな企業が東京で求人を募集しているからです。
東京には多くの人が暮らし、日々の生活を営んでいるため、そこにはさまざまなビジネスチャンスが生まれます。日用品の供給はもちろん、通信網や鉄道などのインフラ、そして飲食店やスポーツ施設などさまざまな仕事が存在するため、自分のキャリアについて多くの選択肢を持ちたい人にとっては可能性が広がる街といえるでしょう。
特徴7:金銭管理が出来る人
金銭管理が出来る人も東京に向いています。なぜなら、東京は“誘惑”が多い場所だからです。
繁華街や、娯楽施設など、東京には「遊び」が溢れています。そして人が多く集まる場所ということは、詐欺などの犯罪が多いことも意味します。そのため気付いたらお金がまったくない……という状況になりがちですが、そうしたなかでも財布のひもを固く結び、数ある誘惑に負けずに貯金や資産形成に励める人は安心して暮らしていけるでしょう。
東京が向いていない人の特徴
東京に向いている人の特徴をお伝えしてきましたが、一方で次のような人は東京に向いていません。
- 消極的で受け身な人
- 地元にしかない仕事にやりがいを感じている人
- 環境変化に対応できない人
- 地元愛がある人
- 穏やかに生活したい人
- ホームシックになりやすい人
- 金銭管理が出来ない人
では、それぞれの特徴についてお伝えします。
特徴1:消極的で受け身な人
消極的で受け身な人は東京に向いていません。なぜなら人間関係が淡泊な場所のため、自らコミュニティに飛び込んでいかないと、いつまでたっても独りぼっちな毎日を過ごすことになるからです。
東京には、一攫千金を夢見る人や、華やかな生活に憧れる人が多く集まってきます。モチベーション高く、アグレッシブな毎日を過ごす人も多いため、消極的な人の場合、そうした人たちに囲まれる毎日にストレスを感じてしまう可能性もあるでしょう。
特徴2:地元にしかない仕事にやりがいを感じている人
地元にしかない仕事にやりがいを感じている人も、東京には不向きです。なぜなら東京では工芸品の製造や、漁業や農業、酪農など、地方で多くみられる仕事に就ける機会があまりないからです。
こうした仕事に東京でも就いている人もいますが、会社や組織が多くないため、募集も少なめです。それであれば東京でわざわざ働く必要はなく、地元でそうした仕事を探したほうが多くの求人に出会える可能性があるでしょう。
特徴3:環境変化に対応できない人
環境の変化に対応できない人も東京は向いていません。なぜなら東京は、いわゆる「カルチャーショック」を感じやすい場所だからです。
人混みや、ビルの多さなどを前にして、地方から出てきた人が困惑するケースは少なくありません。こうした環境に適応できる人は特に問題なく暮らしていけますが、環境変化に対応できない人の場合には多くのストレスがのしかかってしまうでしょう。
特徴4:地元愛がある人
地元愛がある人も東京に不向きです。なぜなら東京は人間関係が希薄な傾向があるため、地元のような深い人間関係を築けない可能性があるからです。
地元愛が強い人の場合、生まれ育った場所や、昔からの友人や親せきなど、慣れ親しんだ環境・人間関係に強い愛着を持っていることが多いものです。一方で、東京には大学進学を機に上京してきた学生や、昼間は働きに来て、夜はベッドタウンに帰っていく人などが少なくありません。
つまり、地元のような深い関係を築きにくいため、地元愛が強い人の場合には東京での生活に物足りなさを覚えてしまう可能性が高いのです。
特徴5:穏やかに生活したい人
穏やかに生活したい人も東京は不向きでしょう。なぜなら、良い意味でも悪い意味でも「騒がしい日常」が東京では待っているからです。
東京にも、都心を離れると山や田んぼが広がり、時間がゆっくりと流れる地域は見つかります。しかしながら多くの人が想像する、いわゆる「眠らない街」と形容されるような場所では、多くの人や車が行き交い、忙(せわ)しなく毎日が過ぎていきます。
そのため「落ち着いて暮らしたい」「自然に囲まれた日々を過ごしたい」と考えている人にとっては、東京という街はある意味“真反対”な場所に感じられるかもしれないのです。
特徴6:ホームシックになりやすい人
ホームシックになりやすい人も東京に向いていません。なぜなら自分の居場所を見つけていかないと、東京での暮らしは寂しさだけが募(つの)っていってしまう可能性が高いからです。
特に上京してきた当初は本心を打ち明ける友人もいなく、さらには深い付き合いを求めない人も東京には多いため、心の支えとなる人がいない辛い毎日を過ごすかもしれません。そのため「落ち着ける場所で過ごしたい」「気持ちを深いところまで理解してくれる人の存在が必要」といった人の場合には、常に不安を感じたまま東京で過ごす可能性があるでしょう。
特徴7:金銭管理が出来ない人
金銭管理が出来ない人も東京には不向きです。なぜなら東京には遊ぶ場所が多く、さらには詐欺に遭ってしまう場合もあるなど、気を付けていないと散財してしまう可能性がある場所だからです。
東京には大企業も多く、平均以上の年収を稼いでいる人も少なくありません。しかしながら、そうした人が多くのお金を持っているかと言うとそうでもなく、娯楽などにお金が消えていくことでむしろ貯金がない人も多いのです。
そのため金銭管理が苦手な人が東京で過ごすと、常にお金の面で頭を抱える毎日を過ごす可能性があるでしょう。
東京で仕事を探す方法
東京で仕事を探す方法としては、次の3つがおすすめです。
- ハローワークを利用
- 就職サイトを利用
- 就職エージェントを利用
ではそれぞれのサービスや、利用の注意点などについてお伝えします。
方法1:ハローワークを利用
ハローワークとは、厚生労働省が運営する公共施設です。施設内では求人の検索ができたり、職員に就職の相談ができたりとさまざまなサービスを受けられます。誰でも無料で利用できるので、気になる場合には近くのハローワークに足を運んでみましょう。
なお、ハローワークには中小企業の求人が多く、なかには過酷な条件で従業員を働かせる企業が紛れ込んでいる可能性もあります。そのため闇雲に応募を決めるのではなく、給料や残業時間などを事前にしっかりと調べたうえで応募することをおすすめします。
方法2:就職サイトを利用
就職サイトとは、求人がずらっと掲載されているWebサイトのことです。基本的には誰でも無料で使えますが、サイトによっては登録に審査があったり、特定の業界や職種の求人のみを扱っていたりするので目当ての求人が見つからない可能性もあります。
就職サイトでは、自分で求人を検索し、そのままサイト上で企業に応募することが可能です。「履歴書の書き方」や「面接マナー」などの情報が豊富に掲載されているサイトも多いので、こうした情報・ノウハウにもしっかりと目を通しておきましょう。
なお就職サイトには、就職活動をサポートしてくれる担当者は付きません。そのため、企業との調整作業などをすべて一人でおこなう必要がある点には注意が必要です。
方法3:就職エージェントを利用
就職エージェントとは、キャリアアドバイザーが就職活動を支援してくれるサービスです。基本的には誰でも利用でき、次のようなサービスを全て無料で受けられます。
- キャリアの相談
- 求人の紹介
- 応募書類の添削、面接アドバイス
- 企業との面接日程の調整
就職サイトと同様に、就職エージェントもサービスごとに得意としている業界などが異なります。そのため適当にエージェントを選んでしまうと、自分が希望している仕事の紹介を全く受けられない、という可能性もあるので注意しましょう。
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まとめ
東京に向いている人の特徴、そして向いていない人の特徴についてもお伝えしてきました。
東京は、他の地域とは異なる時間、雰囲気が流れる街のため、カルチャーショックを感じる人は少なくありません。一方で、地方にはない刺激的な毎日や、人やモノをはじめとする新しい出会いを前にして「東京から出たくない!」と考える人が多いのも事実です。
多くの企業が東京に本社を構え、大企業も多いので、給料などの面で少しでも良い条件の会社に入社したい人にも東京はおすすめです。今回の記事をとおして「自分でもやっていけるかもしれない」と思えた人は、ぜひ東京での新生活をスタートさせましょう!
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