
フリーターでも中途採用枠で企業は採用を考えるため、正社員に転職するのが難しいといわれています。その大きな理由の一つとして、面接官への印象が悪くなりやすいということが挙げられます。
しかし、面接官が何故フリーターの採用を敬遠しがちなのかについて、しっかりとした知識を身に着けて対策すれば、フリーターでも十分に正社員に転職することは可能です。
ここでは、その採用担当者の心理面や効果的なアピールの方法、フリーター向けの求人の選び方などの情報について紹介します。
- 「中途採用されやすいフリーターの特徴4選」を具体的に解説
- 中途採用では即戦力を期待される。フリーターとしての職歴を活かせる仕事を選ぼう
- 職歴の無い仕事を目指すなら、未経験OKの求人がオススメ




この記事の目次
中途採用でフリーターから正社員転職は難しい?
中途採用でフリーターから正社員転職が難しい理由には、以下の理由があります。
- 即戦力が求められる傾向があるから
- 正社員経験のある人材がライバルとなるから
- 募集人数が少ないから
- 採用期間が短い
理由1:即戦力が求められる傾向があるから
中途採用枠でフリーターから正社員に転職するのが難しい理由は、中途採用は新卒者枠で募集された人材よりも即戦力としての働きが求められることが多いからです。求人票の応募条件には、「営業経験2年以上」「法人営業の経験がある方」と書かれていることがあります。
したがって、その仕事に精通した技能や資格を持っている人や、前職がその仕事に近いものであった人などが採用されやすいのです。
しかし、中途採用の求人の中に「未経験歓迎」と書かれたものがあり、業界や職種の経験がなくても応募することができます。求人サイトで「未経験歓迎」の条件で検索したり、転職エージェントに未経験で応募できる求人を紹介してもらいましょう。
フリーターに特化した転職支援がおすすめ!
弊社ジェイックの転職支援サービスは、フリーターの転職支援に強みを持っています。
フリーターから中途採用で、経験よりも人柄や意欲を重視して採用している企業への転職に成功した実績が多数あります。
フリーターの転職支援経験豊富なアドバイザーが、転職活動の相談や面接対策を行いますので、ぜひ相談してみてください。
理由2:正社員経験のある人材がライバルになるから
先ほど中途採用にも「未経験歓迎」の求人があると説明しましたが、未経験歓迎の求人で応募する場合、「第二新卒」などと呼ばれる正社員経験のある人材がライバルとなります。
フリーターも第二新卒も、ポテンシャル重視で採用することは同じですが、企業はビジネススキルや正社員経験を経て得た忍耐力のある人材を求める傾向があります。
そのため、正社員経験のないフリーターは、選考で不利になりやすいと言われています。
理由3:募集人数が少ないから
新卒採用は、数十名~数百名と募集している企業が多いですが、中途採用は数名の募集であることが多いです。
そのため、倍率が高くなり、書類選考の通過率も低くなります。
新卒採用の書類選考通過率は50%と言われているのに対し、中途採用の書類選考通過率は30%前後と言われています。さらに未経験だともっと書類選考通過率は下がります。
フリーターから正社員に転職するなら、少なくとも5社は応募し、履歴書や職務経歴書でのアピールが重要となります。
理由4:採用期間が短い
新卒採用では長期間をかけて選考が行われるのに対し、中途採用では必要な人材を短期間で採用することが求められることが多いです。このため、企業は迅速な選考プロセスを行う一方で、転職者にとっては企業が求めるタイミングに合わない場合、選考から外れるリスクが高まります。
また、採用期間が短いためにじっくりと準備する時間が取れず、面接で実力を十分に発揮できないケースも見られます。このような採用スピードの差異が、転職活動の難しさにつながっています。


卒業3年以内であれば中途ではなく新卒枠で応募が可能な企業も
学校を卒業してからすぐでなくても、3年以内という限定付きで既卒として「新卒枠」で採用試験を行ってくれる企業も存在します。
「新卒枠」は上記のような「中途採用枠」と違い、ポテンシャルや将来性重視の観点から採用を検討するため中途採用よりはフリーターの雇用率は高いといえます。
実際に、既卒が新卒枠で入社しているケースは少なくありません。厚生労働省の調査によると、新卒枠で既卒者が応募可能だった割合は72%に上っています。
項目 | 割合 |
---|---|
新卒枠で既卒が応募可能だった割合 | 72% |
応募した既卒のうち、採用にいたった割合 | 40% |
実際に応募した既卒者が採用に至っているケースもあるため、新卒枠への応募は挑戦する価値があるでしょう。


フリーターが中途採用で転職する方法
フリーターが中途採用で転職するには、「求人サイト」「転職エージェント」「ハローワーク」を使って求人に応募する方法があります。
それぞれの方法のメリット、デメリット、どんな人に向いているかを説明します。
方法1:求人サイトで「未経験歓迎」の求人に応募する
フリーターが中途採用で正社員に転職するには、正社員の求人が掲載されている求人サイトで、「未経験歓迎」の条件で検索し、求人に応募する方法があります。
中途採用の求人は「営業経験2年以上」「法人営業の経験がある方」など、実務経験が応募条件に記載されていることがあるため、「未経験歓迎」の条件で検索し、応募条件をチェックしましょう。
求人サイトは、「雇用形態」「勤務地」「業界・職種」「年収」などで条件を絞って検索することができるため、自分の希望条件に合う求人を見つけることができます。いろんな求人を見ることで、どんな転職先があるのか情報収集することもできます。
求人サイトを使って転職活動をする流れは以下のようになります。
- 求人を検索する
- 気になった求人に応募する
- 企業の人事担当者からの連絡を待つ
- 案内に従って、履歴書・職務経歴書を提出する
- 書類選考結果の連絡を待つ
- 書類選考通過の連絡が来たら面接の日程調整をする
- 面接を受ける(複数回)
- 面接結果の連絡を待つ
- 内定通知書・条件通知書を確認し、内定承諾の連絡をする
フリーターが求人サイトを使い、中途採用として「未経験歓迎」の求人に応募するメリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット | ・自分のペースで応募できる ・求人を検索しやすい |
デメリット | ・競争率が高い場合がある ・企業とやりとりする必要がある |
方法1のメリット:自分のペースで応募できる
自分のペースで応募できる点は、求人サイトで応募するメリットの一つです。求人サイトでは、いつでもどこでも応募できるため、自分の都合に合わせられます。
フリーターは勤務時間や生活リズムが不規則になりやすいため、自分のペースで応募できる環境は魅力的です。また、複数の求人を比較しながら進められるため、情報収集から始めたい場合にも最適です。
自分で応募求人を見つけたいフリーターの方は、求人サイトを利用しやすいと言えるでしょう。
方法1のメリット:求人を検索しやすい
求人サイトを活用すると、中途採用の求人を検索しやすいメリットがあります。求人サイトは検索機能が充実しているため、職種や条件、勤務地など、自分に合った条件を絞り込みやすい点が特徴です。
また、働く際に重要視する項目は人それぞれ異なるからこそ、誰でも求人を効率良く探せる点は大きなメリットです。求人サイトはさまざまな求人をすべてチェックできるため、求人を見ているだけでも仕事の理解が深まるでしょう。
方法1のデメリット:競争率が高い場合がある
フリーターが求人サイトで中途採用に応募すると、競争率が高くなる場合があります。掲載求人をすべてチェックできるからこそ、人気のある職種や条件の求人には応募が集中しやすいためです。
募集がすぐに締め切られる可能性もあるため、早めの応募が欠かせません。スピード感を持って素早く行動することが、求人サイトで未経験歓迎の求人に応募するうえで重要です。
頻繁に求人サイトを訪れるのが難しい場合は、なかなか良い求人が見つからず、応募を進められない状態が続く可能性があるでしょう。
方法1のデメリット:企業とやりとりする必要がある
求人サイトから応募すると、企業と直接メールや電話でやり取りする必要があります。やり取りの際は、返信のタイミングや文面、ビジネスマナーに注意が必要です。
また、選考の日程調整も自分で行う必要があります。フリーターとして働きながら対応しなければいけないため、負担を感じることもあるでしょう。
ビジネスマナーに意識を向けた連絡とスケジュール管理を徹底すれば、求人サイトを活用しやすくなるはずです。
方法2:転職エージェントを使う
転職エージェントは、無料で転職活動をサポートしてくれるサービスです。
履歴書や職務経歴書の添削、面接で想定される質問への回答を一緒に考えたり、本番と同じようなシチュエーションで模擬面接をしてくれるため、選考への通過率が上がります。
自分で調べながら履歴書や職務経歴書を書いたり、面接対策をするよりも、プロのアドバイスを聞いた方が転職活動がスムーズに進みます。
転職エージェントを使って転職活動をする流れは、以下のようになります。
- 転職エージェントとの面談の日程調整
- 面談で現在の状況や経歴、転職先の希望を話す
- 求人を紹介してもらう
- 履歴書・職務経歴書を作成・添削してもらう
- 求人に応募してもらう
- 書類選考通過後、企業との面接の日程調整をしてもらう
- 面接対策をしてもらう
- 面接を受ける
- 面接結果の連絡を待つ
- 内定通知書・条件通知書を確認し、内定承諾の連絡をする
中途採用でフリーターが転職エージェントを使うメリットとデメリットは、以下のとおりです。
メリット | ・担当者から転職支援を受けられる ・非公開求人を紹介してもらえる |
デメリット | ・担当者と合わない可能性がある ・応募をうながされる場合がある |
方法2のメリット:担当者から転職支援を受けられる
転職エージェントを活用すると、担当者から転職支援を受けられます。主に転職エージェントが行っているサポートは、以下のとおりです。
- 求人紹介
- 応募書類添削
- 面接の日程調整
- 面接対策
- 条件交渉
- 内定後のフォロー
また、ハローワークでは求人紹介や面接対策などは対応しているものの、企業との条件交渉や入社まではサポートしてくれません。フリーターの方にとって、一連の転職活動をサポートしてくれる転職エージェントの利用は、内定獲得に向けて有効な選択肢と言えます。
自分一人で転職活動を進めるのが難しいと感じるフリーターは、転職エージェントの活用を検討してみましょう。
方法2のメリット:非公開求人を紹介してもらえる
非公開求人を紹介してもらえる点は、転職エージェントを活用するメリットの一つです。非公開求人とは、求人サイトや企業のHPなどで、一般公開されていない求人を指します。企業が求人を一般公開しない理由は、以下のとおりです。
- 良い条件の求人を求人サイトに載せると応募が殺到する可能性が高いから
- 良い人が見つかればすぐ募集をストップする予定だから
- 競合他社に募集ポジションをチェックされたくないから
つまり、非公開求人は一般公開されている求人と比較すると、好条件の求人が多い傾向にあります。
フリーターにとっては自力で見つけにくい好条件の求人に出会えるチャンスが広がるため、情報収集が苦手な方でも転職活動を進めやすくなるでしょう。
方法2のデメリット:担当者と合わない可能性がある
フリーターが転職エージェントを活用するデメリットの一つとして、担当者と合わない可能性があります。転職エージェントでは専属の担当者が付くため、担当者との相性が合わなければ転職活動がスムーズに進められません。
具体的には、以下のような担当者にあたると、転職活動でストレスを感じる場合があります。
- 連絡が遅い
- 希望する条件と異なる求人を紹介してくる
- 転職活動を急かしてくる
担当者と合わない場合は変更を申し出るなど対策を取りましょう。
方法2のデメリット:応募をうながされる場合がある
転職エージェントを活用すると、応募をうながされる場合があります。転職エージェントは内定先の企業から報酬が支払われるため、利用者に応募をしてもらいたいと考えがちです。
転職が初めてのフリーターが希望していない求人に応募すると、最終的に選考を辞退する可能性があるため、不要な時間と連絡の手間がかかってしまうでしょう。
転職エージェントから応募をうながされても、自分の希望に沿っているか、焦らずに判断する姿勢が大切です。
弊社ジェイックでも転職支援を行っているので、ぜひ相談してみてください。
方法3:ハローワークに相談する
フリーターから正社員に転職するには、お近くのハローワークに相談する方法もあります。
ハローワークは、国や自治体が運営している公的な転職支援機関です。転職相談やハローワークの求人データベースに掲載されている求人の閲覧・応募などができます。
ハローワークは、全国各地にあり、企業は無料で求人掲載できるため求人が豊富です。
ハローワークを使って転職活動をする流れは以下のようになります。
- ハローワークに求職者登録をする
- 求人データベースで求人を探すor窓口で求人を紹介してもらう
- 履歴書・職務経歴書のセミナーを受けるor窓口で相談する
- 希望する求人の応募状況の確認
- 採用担当者と面接の日程調整
- 面接
- 面接結果の連絡を待つ
- 内定通知書・条件通知書を確認し、内定承諾の連絡をする
参考:ハローワークインターネットサービス「就職活動の進め方」
フリーターが中途採用を目指す際に、ハローワークを利用するメリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット | ・地元で働ける求人が見つかる ・職業訓練校の相談ができる |
デメリット | ・混雑している場合がある ・労働条件の良くない求人もある |
方法3のメリット:地元で働ける求人が見つかる
ハローワークは地域密着型の求人が多いため、地元で働きたいフリーターにとって魅力的なサービスです。大手の求人サイトに掲載されていない中小企業など、地元ならではの求人に出会える可能性があります。
実際に、ハローワークは全国に544所もあります。(参考:厚生労働省「公共職業安定所(ハローワーク)の主な取組と実績(令和7年4月)」)それぞれの場所に求人が集まるため、地元企業とのネットワークが広がりやすいと言えるでしょう。
住み慣れた地域で働きたい人や、地元に貢献したいと考える人にとって、ハローワークの利用は有効な手段になります。
方法3のメリット:職業訓練校の相談ができる
職業訓練校の相談ができる点は、フリーターがハローワークを利用するメリットの一つです。職業訓練校とはスキルアップや技術習得など、就職に役立つ能力を身につけられる公的な制度です。(参考:厚生労働省「ハロートレーニング」)
ハローワークでは、職業訓練校の相談や受講、就職支援までの一貫したサポートを受けられるため、安心して利用できます。
中途採用で求められるスキルの習得や、手に職をつけたいと考えているフリーターにおすすめと言えるでしょう。
方法3のデメリット:混雑している場合がある
ハローワークは、地域や時間帯によって混雑している場合があります。特に月曜日・金曜日の開庁直後や、お昼休み後は混雑する可能性があります。一方で、週半ばの平日や15〜16時頃は、比較的空いている場合もあるでしょう。
また、ハローワークが混雑している場合、1時間程度待ち時間が発生する可能性があるため、余裕を持った行動が重要です。ただし、混雑しやすい時間帯に訪問した場合であっても必ず長時間待つわけではありません。
ハローワークを利用する際は、比較的空いている時間帯を狙うと、効率よく利用ができるでしょう。
方法3のデメリット:労働条件の良くない求人もある
労働条件が良くない求人もある点は、ハローワークを利用するデメリットの一つです。ハローワークは無料で求人を掲載できる仕組みだからこそ、求人の労働条件もさまざまです。ハローワーク側は以下の求人を受理しているため、1社ずつ細かく労働条件をチェックしているわけではありません。
- 法令に違反する内容が含まれていない求人
- 雇用関係が結ばれている求人
- 必要な条件が明示されている求人
ハローワークで労働条件の良い求人を選びたい方は、以下の選び方を参考にしてみてください。
- 求人内容を細かくチェックする
- 企業の情報を別の方法で調べる
- 職員から情報を得る
ポイントを押さえ、自分に合った条件の求人を見つけましょう。
中途採用されやすいフリーターの特徴は?面接官のチェックポイント

フリーターから正社員に転職するためには企業が望む人柄について把握し、適切なアピールを行う必要があります。ここではそれらの具体的な特徴について紹介します。
これらの特徴があるのかどうかを面接官がチェックポイントとしている可能性が高いので、自己PRや逆質問の参考にしてみてください。
忍耐力や精神の強さがある [中途採用されるフリーター1]
当然ですが、基本的に企業側はできるだけ長く働いてもらうという前提で採用を検討しています。
したがって、仮に能力が高く特殊な技能を取得している人物だったとしても転職が明らかに多い人などはあまり採用することはありません。
正社員一人を雇うのは色々な手続きが必要な上に、早期に辞められてしまうと穴埋めとして新しい人材を確保する労力もかかります。
それゆえに、どの企業も長く働いてくれるかどうかを採用基準の上位においていることが多いです。
そのような理由から、自己アピールの際には忍耐力や精神力といった要素を、具体的なエピソードを交えて話すと面接官の心象アップにつながるでしょう。
前向きで積極的な姿勢がある [中途採用されるフリーター2]
仕事においては、向上心のある人や積極的に問題解決に取り組む人の方が基本的に好まれます。
こうした性格の人は、ネガティブに物事をとらえにくいため切り替えが早く、柔軟に仕事を行う傾向があるからです。
そして、このような人材は他の同僚にもいい影響を与えやすく社内全体の雰囲気づくりへの貢献度も高いです。
他にも性格が前向きで明るい人は社内でのコミュニケーションも円滑に行えるため、報連相によるミスをおこしにくいという特徴もあります。
報連相は仕事における基本のためこれを正確に行える人材かどうかを重視している企業も多いです。
逆に性格が後ろ向きな人はコミュニケーションが比較的苦手な場合があります。
そのため、ミスが起きても自分だけで解決しようとする人もおり、仕事においては好まれないことが多いです。
したがって、面接の質疑応答の時は後ろ向きな性格だと思われないように、「でも…」といった言い訳に聞こえてしまう答え方をしないように気を付けましょう。
特に、こういう言葉は口癖になっていることがあるので、その場合は面接に望むまでには矯正しておいたほうがいいでしょう。
基本的なビジネスマナーができている [中途採用されるフリーター3]
社会ではたくさんの人と接する機会があります。たくさんの人とコミュニケーションを取る中で大事な要素の1つが、ビジネスマナーです。
ビジネスマナーは多くの場合、新卒入社した会社で学ぶことが出来るので、中途採用された人に対してマナーを教えることは稀です。
つまり、中途採用の選考を受ける人がフリーターであってもなくても面接官は、「基礎的なビジネスマナーは身についている」という前提で面接を行います。
しっかりとしたビジネスマナーを学んでいないフリーターであれば、面接までにはマナーが一通り身についている状態になっていることが望ましいです。
履歴書や面接の対策をしっかりしている [中途採用されるフリーター4]
社会人として重要視される要素の1つに、「準備する力」があります。
たとえ自分の苦手な事や、初めてすることでも、準備や対策をしっかりすることで最大限の成果が出せるよう努力することを求められます。
その「準備する力」を面接でアピールするためにも、履歴書や面接の対策はしっかり行いましょう。
具体的には、以下のような準備が挙げられます。
- 履歴書の各欄はミスなく書かれているか
- 志望動機や自己PRが読みやすく書かれているか
- 面接でよく聞かれそうな質問(自己PRやフリーター期間について等)にスラスラ答えられるか
- 面接中の適切なマナーが理解できているか
これらのような項目を教えてくれる環境は珍しく、自分で学びに行くしかありません。
この記事を書いている私たちジェイックでは、「自分で学ぶっていっても、どうやって転職活動の勉強をしたらいいのかわからない・・・」というフリーター向けに、転職活動全般を解説するコラムを用意しました。
もちろん、履歴書や面接対策についても紹介している上に、就活の事前準備や賢い就活方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
また、フリーターの履歴書対策について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
中途採用担当がフリーターに抱く印象

フリーターというのは採用担当者からみるとマイナスのイメージを持たれやすいです。ここでは、フリーターが何故マイナスのイメージを持たれやすいのかについて説明します。
粘り強さがない
フリーター、つまりアルバイトは比較的軽い部類の雇用契約に入ります。
任される仕事もバイトリーダーなどでない限りは正社員などよりも責任が軽いものも多いため、引継ぎや辞職などをある程度簡単に行うことができます。
職場が気に入らないとすぐに辞めてしまう人もアルバイトの中には多いです。それゆえに、アルバイトは粘り強さがあまりないという印象を受けてしまいがちです。
実際は、アルバイトといえども長期的に働く人もいれば責任感を持って仕事に取り組む人もいます。
しかし、そういった個人の背景が分からない面接官にとってはフリーターというだけで、離職率が高いものだと認識されてしまいがちだということがフリーターが転職で不利になりやすい理由の一つなのです。
正社員にならない・なれない理由があるのではないか
年齢が若ければフリーターであっても採用担当者に警戒される可能性は低いです。
何故ならば、大学を卒業してからしばらく自分のやりたいことを探すためといった理由で、身軽なフリーターとして過ごしていたという若者も珍しくはないからです。
しかしながら、ある程度長い期間フリーターとして働いていた場合は状況が変わってきます。
もし、そうした人材がいた場合採用担当者は「あまり向上心がない」や「正社員になりたくてもなれなかった具体的な理由があるのではないか」といった印象を抱きやすいからです。
したがって、フリーターが正社員に転職するためには、ある程度若い年齢の内に正規雇用への行動をした方が有利だといえます。
ビジネスマナーがない
フリーターの中には学生の頃のアルバイトをそのまま続けて、年齢を重ねてからも同じ職場でバイトを続けてきたという人は珍しくありません。
したがって、学生のままの感性で仕事をしそうだと採用担当者に思われる可能性があるのです。
仕事の中には、一度社会にでてみないと分からないような暗黙の了解やビジネスマナーが多く存在します。
しかしながら、アルバイトを長く続けてきた人はそういった社会常識を身につけられていないと思われやすく、正社員のような正規雇用を獲得する上では損になりやすいのです。
とはいえ、こうした問題は実際に面接を行って人柄をみてもらうことで緩和できるものでもあります。
もし、フリーターから正社員への雇用を目指している人は、担当採用者の前では特に常識的な言動を意識してふるまいましょう。
そうすることで常識性をアピールできれば、常識がないと判断される心配はそれほどなくなるでしょう。
仕事の成果が出にくいのではないか
仕事の内容にもよりますが、正社員に比べると低賃金であることの多いフリーターは、そこまで難しいスキルが要求されない仕事をしていることが多いです。
そのため採用担当者からは、難しい仕事を割り振ったとしてもキチンと完遂してくれるかどうか分からないため、不安に思われやすいのです。
仕事の能力が低い人は、雇用したとしても会社の生産性にプラスになりづらく、正規雇用では基本的に敬遠されます。
こういう不安は、根拠のあまりない印象論ではあります。
しかし、採用担当者も人間である以上は私見が入ってしまうことも十分考えられるため、フリーターはこういった面からも正規雇用では不利であるといえるでしょう。




フリーターから正社員を目指すなら未経験向けの求人がオススメ
中途採用などと比べると、未経験歓迎と記載されている求人はフリーターでも正社員になりやすいものが多いです。
何故ならば、未経験歓迎ということは新人にじっくりと教えられる環境が整っているか、仕事の内容自体が誰にでも覚えやすい簡単なものである可能性が高いからです。
そのため、即戦力であることを前提とした雇用でないことが多いので、フリーターであっても正社員になりやすいのです。
ただし、こうした求人であっても同時期に似た仕事の経験者がくればそちらを優先する所が殆どなので、未経験者歓迎と記載されているからといっても油断せずにしっかりと企業へのアピールをしましょう。
そして、未経験歓迎の求人を中心に探すことだけでなく、これまでの段落で述べたような注意点や面接のコツなどもふまえて努力を積み重ねていきましょう。
そうすれば、フリーターから正社員へとなれる可能性はより高まるでしょう。
フリーターから中途採用で転職しやすい仕事5選
フリーターから中途採用で転職しやすい仕事を以下で5つ紹介します。
- 営業職
- 販売職
- 飲食店の店員
- 事務職
- ドライバー
それぞれの仕事の特徴を把握して、転職する際の参考にしてください。
営業職[フリーターから中途採用で転職しやすい仕事 1/5]
営業職は、自社のサービスを顧客に提案・販売することで、契約や取引を獲得する仕事です。業界によって扱う商品やサービスは異なりますが、顧客の課題を把握し、解決に導く提案力が求められます。
営業は学歴や職歴を問わずにチャレンジできる求人が多く、フリーターが中途から挑戦しやすい職種の一つです。また、成果が評価されやすく、頑張り次第で収入やキャリアアップを目指せます。
コミュニケーション力に自信のある方や、顧客の課題を解決したいと考える方におすすめの職種です。
平均年収 | 533.5〜620.4万円 |
必要なスキル | ・コミュニケーション力 ・課題解決力 ・提案力 ・汲み取り力 |
向いてる人 | ・コミュニケーションを取るのが好きな人 ・要望を汲み取れる人 ・信頼関係を築くことが得意な人 |
仕事に就くためには? | ・特別な学歴や資格は不要 ・市場動向について情報収集したり、担当する製品やサービスに興味を持つことが重要 |
販売職[フリーターから中途採用で転職しやすい仕事 2/5]
販売職は、洋服や化粧品、スポーツ用品や携帯電話などさまざまな商品を店舗でお客様に提案・販売し、購入をサポートする仕事です。接客やレジ対応、商品管理やディスプレイなど幅広い業務に対応します。
販売職は未経験のフリーターからでも始めやすい特徴があります。お客様対応を通じて、敬語やビジネスマナーを身につけられるだけでなく、コミュニケーション力も磨かれるため、将来のキャリア形成にも効果的です。
人と接することが好きで、担当する商品に興味を持てる人は販売職に向いていると言えます。
平均年収 | 361.0〜515.7万円 |
必要なスキル | ・コミュニケーション能力 ・ビジネスマナー ・担当する商品知識 |
向いてる人 | ・コミュニケーションを取るのが好きな人 ・明るくはきはきと対応できる人 ・柔軟に対応できる人 ・気配りや観察力がある人 |
仕事に就くためには? | ・特別な学歴や資格は不要 ・担当する商品の知識や市場動向のキャッチが重要 ・販売士の資格を取得すると、小売業全般を理解するうえで効果的 ・求人広告などから応募可能 |
飲食店の店員[フリーターから中途採用で転職しやすい仕事 3/5]
飲食店の店員は、接客や配膳、レジや簡単な調理補助などを行い、来店したお客様に快適なサービスを提供する仕事です。ファミレスやカフェ、居酒屋など店舗の業態によって業務内容は異なりますが、未経験のフリーターからでも始めやすい特徴があります。
フリーターとして接客経験がある人だけでなく、人と話すのが好きな人やチームで働くのが得意な人に向いています。
飲食店の店員はシフト制で働く場合が多く、働き方の柔軟性があるため、自分の生活リズムに合わせやすい職種です。
平均年収 | 327.9〜358.9万円 |
必要なスキル | ・コミュニケーション能力 ・臨機応変な対応力 ・体力 |
向いてる人 | ・明るく元気に対応できる人 ・コミュニケーションを取るのが好きな人 ・人と関わるのが好きな人 ・チームで働くのが好きな人 |
仕事に就くためには? | ・特別な学歴や資格は不要 ・パートやアルバイトからの正社員登用も可能 ・飲食店での就業経験がある場合は有利に働きやすい |
事務職[フリーターから中途採用で転職しやすい仕事 4/5]
事務職は、書類作成やデータ入力、電話・来客対応や備品管理など、企業の業務を支える仕事です。事務職には一般事務や営業事務、医療事務や介護事務などさまざまな種類があり、仕事内容や求められるスキルも異なります。
たとえば、医療事務ではレセプト業務が含まれており、医療に関する基礎知識が求められます。
事務職は基本的なPC操作やビジネスマナーがあれば挑戦しやすく、未経験からでもおすすめの職種です。黙々と作業するのが得意な人や、チームを縁の下から支えるのが好きな人には向いていると言えます。
座り仕事が中心になるため、体力に不安がある人にもおすすめです。
平均年収 | 478.3〜510.9万円 |
必要なスキル | ・基本的なPCスキル ・ビジネスマナー ・事務処理能力 |
向いてる人 | ・丁寧に作業ができる人 ・コツコツと働くのが得意な人 ・縁の下からチームを支えるのが好きな人 |
仕事に就くためには? | ・特別な学歴や資格は不要 ・PC操作が欠かせないため、基本的なPCスキルを習得しておくと有利 ・ハローワークや求人サイトから応募可能 |
ドライバー[フリーターから中途採用で転職しやすい仕事 5/5]
ドライバーは、トラックやタクシーなどの車両を運転し、荷物や人を目的地まで安全に運ぶ仕事です。配送ドライバーや送迎ドライバー、ルート配送など種類が多く、企業や業務によって勤務スタイルも異なります。
普通自動車免許のみの保有や未経験でも応募できる職種もあるため、フリーターからでも挑戦しやすい点は魅力的です。
1人で業務することが多いため、人間関係のストレスの少なさが特徴です。また、ドライバーの種類によっては荷物の積み込みや積み下ろしなどが必要になるため、体力に自身のある人にもおすすめできます。
平均年収 | 393.6〜485.3万円 |
必要なスキル | ・普通自動車免許 ・職種によっては大型免許が必要 ・安全運転への意識 ・時間管理能力 |
向いてる人 | ・運転するのが好きな人 ・人との関わりが少ない仕事をしたい人 ・体力に自信がある人 |
仕事に就くためには? | ・特別な学歴は不要 ・普通自動車免許は必須。職種によって必要な運転免許は異なる ・ハローワークや求人広告から応募可能 |
「フリーター 中途採用」によくある質問
中途採用されやすいフリーターの特徴は、4つあります。例えば、忍耐力や精神の強さがあるか?前向きで積極的な姿勢があるのか?基本的なビジネスマナーが出来ているか?履歴書面接対策をちゃんとできているか?説いた特徴です。詳しくは、本編の「中途採用されやすいフリーターの特徴は?面接官のチェックポイント」で解説をしておりますので、是非参考にしてみてください。
中途採用者がフリーターに抱く印象は、職場を転々としている、正社員になれなかった人材、社会的常識から教える必要がある、仕事能力が低いのでは?といった4つの印象があるため中途採用がされにくいのです。詳しくは、本編の「中途採用担当がフリーターに抱く印象」で解説を行っております。






当社の就職に関するコンテンツの中から、フリーターから正社員への就職活動に不安を感じている方向けに、就活で困りがちなことを解決するための記事をまとめました。