無口な人に向いてる仕事というものはどのくらいあるのでしょうか?
無口で人見知りという人は、仕事選びでどんな職業を選べばいいのか悩んでしまうものです。仕事選びを間違えれば、ストレスのかかる毎日を過ごすことにもなりかねません。
そこでこの記事では、無口や人見知りという人に向いてる仕事を12個、平均年収や仕事内容とともにご紹介します。
反対に向いてない仕事についても触れますので、これから仕事を探したいと思っている無口・人見知りの人は記事の内容を参考にしてみてください。
この記事の目次
無口な人に向いてる仕事の特徴
具体的な職業をご紹介する前に、まずは無口な人に向いてる仕事の特徴を3つご紹介します。
これらの特徴を持つ仕事であれば、無口な人がストレスを感じずに自分らしく働ける可能性が高まります。できればいずれかの特徴のある仕事に応募することがおすすめです。
主にパソコンを使ったデスクワーク
パソコンを使ったデスクワークは、業務時間の大半でパソコンに向き合うことになりますので、同僚や上司とのコミュニケーションが少ないといった特徴があります。
そのため、無口な人であっても淡々と作業できれば仕事上高い評価が期待できるでしょう。
デスクワークとしては、事務職が最もイメージがつきやすいと思います。パソコンを使った事務処理がメインの仕事で、コミュニケーションが発生するとしても事務連絡程度のため、最低限の会話をこなせば問題ありません。
加えて、デスクワークの仕事はリモートワークできる職場も少なくないため、自宅など一人で仕事に集中できるのも無口な人に向いてるポイントと言えます。
データや書類を扱う仕事
データや書類など、人以外の「モノ」と向き合う時間が多いような仕事も、無口な人に向いてる仕事の特徴です。
無口な人の多くは、人と会話することに疲れてしまったり、できる限り会話をする時間を短くしたいと考える傾向にあるため、人と向き合う時間が少なければ物理的に会話する機会を減らせます。
また、データや書類を扱う仕事であれば、一人で集中して作業をしていても当然上司からネガティブに思われることはありません。つまり、コミュニケーションが苦手であっても、作業さえしっかり自立してできれば評価される仕事ということです。
データや書類を扱う仕事は限られていますので、この後ご紹介する具体的な仕事を合わせてチェックしてみてください。
裁量権が大きい仕事
裁量権とは、上司などの判断を仰がずに自分の判断だけで選択できる範囲のことを言いますが、無口な人は裁量権が大きい仕事の方が向いているとも考えられます。
無口な人の特性として、「自分一人で物事を判断することができる」「他人に良い意味でも悪い意味でも依存することなく行動できる」というものが挙げられます。
そのため、裁量権が大きい仕事であれば自己完結した仕事の進め方ができるのです。言い換えれば、他の社員とのコミュニケーションをせずとも仕事が進められると言えるでしょう。
もちろん、裁量権が大きい仕事は高いスキルが求められますし、リーダーやマネジメントなどコミュニケーションが不可欠な仕事も多くあります。
自分がどの程度無口なのかをしっかり認識しておかないと、裁量権が大きくても向いてない仕事になる可能性もありますので注意してください。
無口な人が避けるべき仕事・職場の特徴
会社はたくさんの人が集まった組織であり、組織として業績を上げていくにはコミュニケーションが重要となります。そのため、無口であることは就職において不利になりがちです。
特に、次のような特徴を持つ仕事や職場だと、無口な人であっても頻繁なコミュニケーションが求められるため、仕事をすることが億劫に感じる可能性があります。求人探しの際はできれば避けた方が良いでしょう。
人とのコミュニケーションが主となる仕事
職業によって仕事の進め方のスタイルは大きく異なりますが、中には人とのコミュニケーションが仕事の大半を占めるものもあります。イメージしやすい職業で言えば、営業職が挙げられます。
そのような仕事は、相手と会話をして業務や施策を進めていくことになりますので、無口な人にとって毎日強いストレスを感じる要因になり得ます。
加えて、コミュニケーションのミスが生じてしまえば会社に損失を与えることにも繋がりかねないため、上司からコミュニケーションスキルの低さを厳しく叱責されることもあるでしょう。
業務上どれくらいコミュニケーションが求められるかは職場環境によっても異なるため、不安であれば面接の場で仕事の進め方について聞いてみるのもおすすめです。
人とコミュニケーションを取らない仕事に就くメリットデメリットや具体的な仕事例については、以下の記事で詳しく解説しています。
チームでの緊密な連携が求められる仕事
仕事によっては、一つのプロジェクトに対して複数人で業務を分担して向き合う進め方をするものもあります。
それぞれの業務の進捗や作業結果などが他のプロジェクトメンバーの業務にも強く影響してくるため、常にコミュニケーションを取って緊密な連携が求められます。
このように連携が必須となる仕事だと、無口な人であっても頻繁にコミュニケーションを取る必要が出てくるため、結果的に仕事を進めていてストレスを感じる機会も増えてくると考えられます。
どうしても人と関わらないような仕事に就きたいのであれば、そのように考える理由や解決方法を知っておくことが重要です。以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。
自己PRがないと評価されづらい職場
職場によっては、同じ業務をしたとしても評価されるAさんと評価されないBさんの2パターンの人が出てくるケースがあります。
同じ作業内容なのになぜ評価される人とされない人が出てくるかというと、うまく自己PRができているかどうかが評価項目として組み入れられてしまっているからです。
上司は人間ですので、どうしても機械的に部下の評価をすることはできません。中には仲のいい部下を無意識に評価してしまう上司もいるでしょう。
そのような職場だと、仕事中常に自己PRをしておかないと評価がされないため、部下から上司に意図的なアピールをするようなコミュニケーションが頻発します。
このように、仕事の成果以外のところで評価がされるような職場だと、無口の人にとって居心地の悪い職場と感じてしまうかもしれません。
無口な人に向いてる仕事12選
ここまで、無口な人に向いてる・向いてない仕事の特徴を解説してきましたが、ここからは具体的にどのような仕事が向いてるのかについてご紹介します。
それぞれ仕事の大まかな内容や平均年収についても解説しますので、どんな仕事に応募するかの参考にしてみてください。
経理・財務
向いてるポイント | ・デスクワークで会話が少ない ・データを黙々と扱えれば評価される |
平均年収 | 507万円 |
無口な人に最も向いているのはやはり事務職です。
事務職に分類される経理・財務職は、会社のお金の動きを全て処理する仕事です。経理の仕事ではパソコンを常に使いつつ、エクセルや社内ツールを用いて数値の計算や入力をすることが大半となります。
また、財務は経理よりも一般的に仕事領域が広く、会社の決算や財務計画を策定するといった仕事を行います。
どちらの仕事もデスクワークというのと、データや書類を扱う仕事ということで無口な人に向いてる仕事と言えるでしょう。
総務・労務
向いてるポイント | ・コミュニケーションは最低限で済む ・自主的な思いやりが発揮できる |
平均年収 | 480万円 |
事務職に分類される総務職は、社内のどの部署にも属さない業務を行う仕事です。イメージとしては庶務に近い役割と言えます。
備品の購入や福利厚生の実務などが多く、コミュニケーションが発生するとしても基本的には相談されたことに答えるだけで済むので、無口な人でも対応できる範囲でしょう。
また、労務職は社員の働く環境を整える仕事で、労災や社会保険の手続きをすることが多いです。こちらもコミュニケーションを取る機会が少ない仕事ですので、マニュアルに沿って黙々と作業すれば問題ありません。
プログラマ
向いてるポイント | ・一人で黙々と作業に集中できる ・リモートワーク活用企業も多い |
平均年収 | 413万円 |
プログラマはプログラミング言語を用いてシステムの開発や運用を行う仕事です。作業内容は基本的にシステムエンジニアが設計する要件定義書で定められているため、純粋にプログラミング作業を黙々とやっていくことになります。
チーム内での進捗確認会議などは定期的にありますが、最低限の会話で済むことが大半ですのでコミュニケーションが苦手でも大丈夫です。
リモートワークを導入している会社も多く、慣れてきたら出社することなく自宅で一人作業に没頭するといった日々を過ごす生活も可能です。
データサイエンティスト
向いてるポイント | ・データを取り扱うことが主な仕事 ・スキルを身につけて高収入を稼ぐことも可能 |
平均年収 | 694万円 |
データサイエンティストは、社内課題に対して必要なデータ分析の設計を行い、データの読み解きを行って改善策を提案する仕事です。
今回紹介する仕事の中でも専門性や求められるスキルがトップレベルで高いですが、そのぶん平均年収も高いのが特徴です。
データサイエンティストはこれから社会に求められる仕事とも言われており、市場価値が非常に高い人材というのもポイント。これからスキルアップを目指していきたい無口な人は、データサイエンティストの求人に応募してみるのもいいかもしれません。
Webライター
向いてるポイント | ・コミュニケーションは最低限のものしか発生しない ・文章作成が主業務であるため、無口でも仕事に支障がない |
平均年収 | 358万円 |
Webライターは、Webメディアに掲載される記事の企画や取材、執筆を行う仕事です。いわゆる「ライター」と呼ばれる仕事であり、副業として取り組む社会人も増えてきています。
パソコンさえあればどこででも仕事ができますし、コミュニケーションが発生する機会は記事の提出と修正のタイミングがほとんどですので、無口な人でも取り組みやすい仕事と言えます。
ただ、取材の時は自分が質問して話を聞いていく必要がありますので、それなりの会話力が求められます。
特に初対面の人と会話することに拒否感を感じるような人には、Webライターの仕事は向かないので注意してください。
校閲
向いてるポイント | ・文章を読んで間違いがないかチェックする仕事 ・コミュニケーションはWebライターと同じく最低限で済む |
平均年収 | 423万円 |
校閲は、紙媒体やWeb媒体において掲載する原稿を隅々までチェックする仕事です。
正しい日本語の使い方や表現方法の指摘、原稿の事実確認などが業務となり、一見すると地味に見える仕事ながらも、製品の品質を左右する重要な仕事と言えます。
業務中は原稿とひたすらにらめっこするスタイルとなりますし、原稿を戻す時も基本はメモやチャットで行うため会話する機会がほぼありません。
文章力に一定の自信がある人であれば、無口であっても活躍できるでしょう。
Webデザイナー
向いてるポイント | ・自分のスキルを活かして黙々と作業できる ・作品で語ることができる |
平均年収 | 361万円 |
Webデザイナーは、Webメディアに掲載するイメージ画像やバナーなどのクリエイティブを制作する仕事です。クリエイティビティや専用ツールを活用する必要があるため、デザインセンスだけでなく専門知識も必要になってきます。
デザイン作業中は基本的に自分一人で黙々と作業することになるため、無口な人でも問題ありません。また、自分のデザインによってどれくらい業務に貢献できたかもはっきり数字で見えるため、評価の正当性も高いのがポイントです。
動画編集
向いてるポイント | ・パソコン作業が大半 ・コミュニケーションを取る相手が限定的 |
平均年収 | 440万円 |
動画編集は、その名の通り動画素材を編集して一つの動画を作る仕事です。多くは動画素材が提供された状態で業務が始まるため、ひたすら一人で動画を編集していくだけで仕事が成り立ちます。
コミュニケーションもチャットやメールがほとんどですので、会話量もトップレベルに少なく済むでしょう。
ただ、正社員としての募集はあまり多くなく、副業や契約社員という形で取り組むケースが多い傾向にあります。
工場スタッフ
向いてるポイント | ・作業が覚えやすくどんな人でも取っ付きやすい ・黙々と作業することで評価される |
平均年収 | 365万円 |
工場スタッフは、工場に勤務して毎日決められた作業内容を間違いのないようにこなす仕事です。どんな製品を作る工場かによって肉体負担は変わってきますので、あらかじめ求人票や企業ホームページの調査をしておくことが大切です。
作業中は私語厳禁という工場も少なくなく、無口であることが逆に求められる仕事でもあります。多少の肉体労働であっても、黙々と一人で働ける仕事をしたいのであればおすすめです。
大工・とび職
向いてるポイント | ・肉体労働だが会話は少なくて済む ・独立による年収アップも狙える |
平均年収 | 344万円 |
大工・とび職は、建築現場で実際の建築業務を行う仕事です。資材の運搬をはじめ、建築資材の組み立てなどを行うため、肉体労働が基本と思っておけば間違いありません。
肉体的な負担は大きいものの、作業中は最低限の会話だけで済みます。事実、昨今の建築現場では外国人労働者も多く見られますので、そこまで頻繁に日本語でのコミュニケーションは発生しないと言えます。
未経験からでも採用されやすく、業界としても高齢化が進んでいる仕事ですので、将来的に独立をして高年収を狙うというキャリア形成も可能な仕事となっています。
警備・清掃職
向いてるポイント | ・業務中は基本的に一人のためコミュニケーションが発生しない ・同じ品質で黙々と業務に向き合うことだけが求められる |
平均年収 | 317万円 |
警備職は、警備する場所の巡回をして安全を守る仕事です。有事の際は率先して行動することが求められますが、大半は日々同じような警備業務を行えば良いので幅広い人が取り組めるでしょう。
清掃職はその名の通り掃除をする仕事です。決められた時間に決められた場所を決められた手順に従って清掃すればよく、特別なスキルも求められないため、警備職と同じく採用されやすい仕事と言えます。
どちらの仕事も勤務中は一人で業務するといった共通点があるため、会話をする機会がそもそも存在しないというのがポイントです。
従って、無口な人の方が逆に適正の高い仕事と言え、コミュニケーション能力が低い人でも安心して取り組めるでしょう。
トラック運転手
向いてるポイント | ・業務中は常に一人のため会話することがない ・自分一人の車内空間を楽しむことができる |
平均年収 | 400万円 |
トラック運転手は、大型トラックを運転して貨物を指定場所に届ける仕事です。集中力やドライビングスキルが必要になりますが、業務中は一切会話することがないため無口な人に人気の仕事の一つです。
また、車内では当然いつも一人のため、お気に入りの音楽を流したりラジオを聞いたりできるというのも他の仕事にはないメリットと言えます。
休憩時間などもある程度自分の匙加減で決められることもあり、黙々と車を運転するような仕事をしたい人におすすめです。
無口な人に向かない仕事3選
無口な人は、コミュニケーションが頻発する仕事には向いていません。
特にここでご紹介する3つの仕事は、コミュニケーションで仕事を進めていっているといっても過言ではなく、無口な人だと仕事そのものを進められないおそれすらあります。仕事選びの際はできれば避けた方が無難でしょう。
人事
人事は従業員の人事異動の計画策定や実行業務であったり、採用活動を行ったりする仕事です。ほとんどの業務に第三者が関わってくるだけでなく、人生をも左右する業務であることからコミュニケーション内容は細心の注意を払う必要があるのが特徴です。
そのため、非常に高いコミュニケーション能力が求められ、会話頻度も特筆して多い仕事となります。分類としては企画職に属しますが、このように人事は業務上会話が多くなる仕事と認識しておいてください。
営業職
営業職は、法人や個人に対して自社製品・サービスの提案を行い、契約してもらう仕事です。いわずもがな会話やコミュニケーションが業務の9割以上を占めるため、無口な人が活躍することは非常に難しいでしょう。
会社によっては全く知らない会社や個人宅に突然訪問するといった「飛び込み営業」のスタイルを取るところも未だにあります。あまりよく調べずに飛び込み営業をすることになってしまえば、入社して1ヶ月持たずに退職するなんてこともあり得ます。
システムエンジニア
システムエンジニアは、システムの設計や要件定義を行い、プログラマへ開発指示を出す仕事です。
ITエンジニア職に分類されますが、直接クライアントとシステム仕様についての会話をしたり、同じチームのプログラマに要件の説明をしたりと、意外とコミュニケーションが多く発生します。
よくプログラマとシステムエンジニアを混同して認識している人がいますが、両者は大きく異なります。パソコンに向かってプログラミングをひたすら行うのがプログラマ、どんなシステムをどのような仕様で作るかを決めるのがシステムエンジニアです。
求人検索時には間違えないように注意しておきましょう。
無口でも面接を乗り越えるコツ
無口な人にとって、面接は非常にプレッシャーのかかるものと感じるでしょう。
面接に自信がないという無口な人は、最低限でもここで解説する3つのコツを意識しておくのがおすすめです。
無口という特性をポジティブに言い換える
無口という性格は、会社組織で働く以上どうしてもポジティブには受け取られにくいのが現実です。そのため、無口であることを逆手に取ったアピールをするのがおすすめです。
具体的には、以下のような言葉で言い換えて自己PRに役立ててみましょう。
- 私は一つの物事に集中できる強みを持っています
- 一度決めたことは絶対にやり抜く意思が強みです
- 相手の考えていることを先読みして行動をするのが得意です
無口を長所に言い換えると、「観察眼が鋭い」「相手を思いやれる」「集中力が高い」などのアピールポイントに繋がりますので覚えておいてください。
落ち着いてゆっくりと話すことを意識する
無口な人は、面接という場そのものに拒否感を感じてしまうこともあるでしょう。
確かに普段誰かと会話する機会が少なければ、面接という場で緊張して上手く話せないことも考えられます。ただ、面接であがってしまっている人はあまり魅力的な人材とは判断されません。
この現実を受け止めた上で、面接を乗り越えるコツとしては「落ち着いてゆっくり話す」ということを意識するのがおすすめです。
会話に慣れていない人は、聞かれたことにすぐ答えなければならないと考え、返って早口に支離滅裂な言葉を発してしまいがちです。
ゆっくり話すようにするだけでもコミュニケーションが苦手ということを隠せますし、落ち着いている人というプラス評価に繋がることもあるでしょう。
伝えるべきことが伝われば選考は通過できる
よく勘違いされていますが、面接で盛り上がる必要はありません。面接官と意気投合するような時間を過ごせたとしても、求められるスキルがないと判断されれば選考に落ちます。
面接で大切なのは、伝えるべきことを伝えるということだけです。
自分はどのような仕事をしてきて、入社後はどのような仕事をしたいのかをはっきり伝えることを第一に考えてください。このことをしっかり伝えられれば、たとえ無口であっても選考に通過することは可能です。
無口な人でも就職活動を成功させる方法
無口な人が就職活動を成功させるには、以下の3つの方法に取り組むことがおすすめです。
自己分析をして自分の長所を認識する
就職活動をするのであれば、まずは自分自身のことを誰よりも詳しくなることが大切になります。そのために行うのが「自己分析」です。
自己分析とは、今までの経験を棚卸しし、長所と短所を言語化した上で自分自身のことをより深く知るために行う分析のことを言います。
どれだけ無口なのかを理解することや、長所としてアピールできることが本当にないのかを理解することで、仕事選びや面接でのアピール内容の調整に繋げることが可能です。
自己分析の結果はどのようなものになるかは人それぞれですが、もし「無口で受け身」という自己認識となった場合は、以下の記事の内容も参考にしてみてください。
企業研究で自分の特性を活かして働ける職場か確認
同じ仕事であったとしても、会社によって仕事の進め方は変わります。
例えば、同じプログラマーという仕事だとしても、A社では定期的にチームメンバーと交流しながら仕事を進めるというスタイルを取り、B社では指示通りの業務だけしてもらえれば良いというドライなスタイルを取っているケースに分かれることがあります。
本当に自分らしく働ける職場かどうかをチェックするためには、企業研究が重要です。
企業研究とは、求人票やホームページ、口コミサイトなどから応募先企業で働くイメージを具体化するために行う調査です。
企業研究が上手くできていないと、短期離職に繋がる可能性がありますので必ず行いましょう。
就職エージェントを活用する
就職活動の効率や成功率を上げたいのであれば、就職エージェントの活用が最もおすすめです。
就職エージェントを利用することで、担当エージェントが自己分析や企業研究のサポートをしてくれます。それだけでなく、自分に向いてる仕事の求人を紹介してくれたり、企業に推薦文を書いてくれたりと、就職成功率を高めるサポートを無料で行ってくれます。
また、無口であっても就職エージェントとの会話を通じてある程度コミュニケーションレベルを引き上げることも期待できるため、間接的に面接対策になることもあるでしょう。
就職エージェントは様々なサービスがありますが、基本的に利用料金は登録から就職まで無料です。気になる就職エージェントを見つけたら、まずは迷わず登録してみるのがおすすめです。
無口な人が就職活動で気を付けるべき注意点
最後に、無口な人が就職活動で注意すべきポイントを2つご紹介します。
これらのポイントを意識しておくだけで、就職活動を前向きに進められるでしょう。
無口は必ずしも短所とは限らない
働くことにおいて、無口というのは必ずしも短所とはなりません。むしろ無口で黙々と作業をするような人の方が求められる職場も多くあります。
そのため、無口だからといって自分は就職しづらいのではないかと思う必要はないのです。
ただ、面接の段階では企業側もできるだけコミュニケーション力のある人を採用したいと思っていますので、先ほども解説した言い換えを使って自分をアピールすることが大切になります。
このことを理解した上で自己分析や企業研究を行えば、本当に自分に合っている仕事や職場を見つけやすくなるはずですので試してみてください。
選考に落ちても自分を責めすぎない
無口な人はそうでない人に比べて、どうしても面接での自己アピールが乏しくなりがちです。そのため、選考で見送りになる回数も多くなるかも知れません。
特に転職をする場合は募集枠が少ないこともあり、思っていたよりも選考に通過しないということも考えられます。そうした時は自分を責めるのではなく、どの点が問題だったかを振り返るよう意識してください。
ちなみに、就職エージェントを使っていると、エージェント経由で面接のフィードバックをもらえるため、次の選考に活かしやすいというメリットがあります。この点からも就職エージェントの利用が無口な人にとっておすすめと言えます。
まとめ
無口な人は仕事選びを適当にしてしまうと、自分にとってストレスの大きい毎日を過ごすことにも繋がりかねません。まだどんな仕事をしたいか決まっていないのであれば、この記事でご紹介した12個の仕事からまずは検索してみるのがおすすめです。
また、無口は長所とも捉えられますので、上手く自己アピールに繋げていく意識も大切です。無口であることをどのようにアピールすれば良いのか分からないという人は、就職エージェントに相談してみましょう。