目立ちたがりな性格の人には向いてる仕事がたくさんあります。ストレスなく、長く働くためにも、自分に向いてる仕事に就職することは非常に大切です。
この記事では、目立ちたがりな人に向いてる仕事を16選にしてご紹介します。
合わせて、仕事内容や平均年収についても解説していますので、これから仕事を探したいと考えている人は参考にしてみてください。
この記事の目次
目立ちたがりに向いてる仕事の特徴
目立ちたがりな人は、とにかく自分が注目されている状態であればあるほど力を発揮できる傾向にあります。そのため、物理的に多くの人の目に触れるような仕事であったり、実績が公になるような仕事と相性が良いと言えます。
ここでは、まず目立ちたがりな性格の人に向いてる仕事の特徴についてご紹介します。
仕事の実績が数字で表しやすい
仕事において目立てる瞬間。それはMVPや優秀者といった表彰をされるタイミングが代表的です。中でも業務の実績が数字で表しやすい仕事であれば、表彰時に多くの人から羨望の眼差しで見られるため目立つことが可能です。
このような「実績が数字で表される」「頻繁に表彰される機会がある」という条件を満たす仕事として真っ先に思い浮かぶのは営業職でしょう。
営業職は同じ全営業職が数字の実績を追っていますので、「その人がどれくらいすごいか」が実績を見ればすぐに判断できます。そのため、表彰機会に恵まれやすく、実績さえ出せれば社内でいくらでも目立つことができるはずです。
また、営業職のように数字が実績の大半を占める仕事は、実績次第ですぐに昇格することも可能なため、より目立てる機会を増やしていけるのも嬉しいポイントです。
人の目に触れる機会が多い
物理的に人の目に触れる機会が多い仕事は、目立ちたがりな人にとって天職とも言えるでしょう。
具体的には、大勢の前でプレゼンするような講師業であったり、多くの就活生に対して自社の魅力を伝えるような人事職が適職と言えます。
人の目に触れる機会が多い仕事としてはビジネス系職種だけでなく、写真家やデザイナーといったクリエイティブ系の仕事もおすすめになります。自分の作品を多くの人が見て、その感想をSNSで投稿してくれている様子を目の当たりにすれば、目立ちたがりの人は承認欲求を満たせるでしょう。
社会に対する影響力が強い
どんなビジネスと向き合う仕事かによって、社会に対する影響力は大きく変わってきます。特に個人を相手にするようなBtoCビジネスよりも、会社対会社のやり取りになるBtoBビジネスの方が一般的に社会への影響力は強いとされています。
具体例でいうと、広告代理店などは影響力のある仕事の一つです。自分の取り組んだプロジェクトによって消費者を動かすことができますので、直接自分が面に出なくとも実質的に目立てているという実感が持てるでしょう。
社会に対してどれくらいの影響力を発揮できるかは、仕事だけでなく属する会社によっても大きく変わります。
本当に目立つことができる仕事に就きたいのであれば、仕事内容だけでなくそれぞれの企業がどのようなビジネスをしているのか企業分析することも重要ですので認識しておきましょう。
目立ちたがりに向いてない仕事や職場の特徴
目立ちたがりな人がストレスを感じる状況は、自分が目立たない状況に居続けることです。そのような仕事に就き続けていると、やがて仕事や会社に対して大きな不満を抱えることになり、早期退職にも繋がりかねません。
ここでは、目立ちたがりに向いてない仕事や職場の特徴を解説します。自分に合った働き方をするためにも、それぞれ必ず押さえておいてください。
裏方業務が多い仕事
目立ちたがりな人は、自分を見てもらえない状況が長続きするにつれてストレスが溜まっていく傾向にあります。
そのため、裏方業務が多かったり、そういった業務が大半である仕事に就職すると、高い可能性で業務にも支障が出てくると考えられます。
もちろん仕事は一人の力では絶対に進められないものです。どんな仕事であっても様々な役割の人が関わっていますので、裏方業務もこの世になくてはならない仕事です。
しかし、目立ちたがりな性格に裏方業務が向いてるかというと話は別です。裏方である以上、表舞台には出ることができないため、その仕事を本当にやりたいという場合を除き、ストレスを溜めながら働くことになるでしょう。
常に均一な対応や作業結果を求められる仕事
仕事の種類としては、「同じ業務を行う定型的な仕事」と「次々と新しい業務に向き合う不定型的な仕事」の二つに分けることができます。
目立ちたがりな人は良くも悪くも「仕事で実績を残して認められたい」という欲求を人一倍持っていますので、自分でしか進められない非定型的な仕事との相性がいい傾向にあります。
従って、同じ業務だけに向き合う仕事に目立ちたがりの人が就いてしまうと、「この仕事は自分がやる必要がない」と感じやすくなり、結果的にすぐに退職することが考えられます。
常に同じ業務を同じクオリティで求められるかどうかは、仕事次第で決まってきます。この記事の後半では、目立ちたがりに向いていない仕事も具体的にご紹介しますので、合わせて参考にしてみてください。
表彰する文化がない職場
冒頭で解説した通り、目立ちたがりの人は自分が注目される状況であればあるほど幸福感を感じます。
具体例として営業職を用いて解説しましたが、営業職であっても表彰制度がそもそもない職場は少なくありません。
表彰制度は、会社が従業員のモチベーションアップを目的として設けていることがほとんどであり、表彰はもはや企業文化とも言えるでしょう。そのため、表彰する文化がない会社や職場では、仕事で目立てる機会が大幅に減ってしまいます。
会社によって、煌びやかなホールを借りて表彰を行うところもあれば、通常の朝礼などでさらっと済ませるところもあります。基本的に表彰する文化に力を入れている会社は、企業ホームページでその様子を大々的に広報しています。目立てる会社かどうかを知るためにも、応募を検討する企業のホームページは必ず確認しておきましょう。
目立ちたがりに向いてる仕事16選
ここからは、目立ちたがりに向いてる仕事を具体的に16選にしてご紹介します。
中には特別なスキルやセンスが必要なものもありますが、仕事選びの参考にしてみてください。
また、これを機に自分の好きなことに本気で向き合ってみるのもいいかもしれません。仕事内容と自分の能力や性格を照らし合わせながら、納得できる仕事選びをしましょう。
インフルエンサー
インフルエンサーは、自分の行動や考えの一つ一つが社会に大きな影響を与える人のことを指し、仕事の名称としても使われることがあります。
ひと昔前の「有名人」とは異なり、今ではSNSやネットから誰でもインフルエンサーになれるため、目立ちたがりが挑戦しやすいのが特徴です。一度バズることができればインフルエンサーの仲間入りができ、企業からのPR案件やスポンサー報酬などで稼ぐことが可能です。
もちろん実力主義の世界なので、青天井に稼ぐこともできれば収入がいきなり無くなるといったこともあり得ます。
また、とにかく目立つ仕事のため炎上するリスクが大きい点についてもしっかり認識しておかなければなりません。
向いてるポイント | ・バズれば一気に人気者 ・趣味や特技をそのまま目立たせられる |
平均年収 | ピンキリ |
配信者/動画投稿者
配信者や動画投稿者もインフルエンサーの一種です。特に配信者については年々増えてきており、視聴者も多くなっていることから目立てる機会が増えています。
収益源としては広告収入や視聴者からの投げ銭が大半になります。有名配信者は月に日本の平均年収以上を稼げるとも言われていますが、それ以外の人は月に数百円も稼げないケースはザラにあります。
ただ、趣味をそのまま仕事にできたり、目立てる幅もイベントやテレビなど様々あるのが魅力です。
挑戦する場合は、いきなり専業から始めるのではなく、まずは暇な時間に配信作業に挑戦してみると良いでしょう。「軌道に乗ってきたら専業にすることも考える」といった進め方の方が、生活を安定させる意味でおすすめです。
向いてるポイント | ・インターネットからイベント、テレビまで活躍できる ・注目を浴びやすく目立てて稼げる可能性がある |
平均年収 | ピンキリ |
芸能マネージャー
芸能マネージャーは、テレビに出るような芸能人を担当するマネージャーとして働く仕事です。仕事の内容は様々ですが、一貫して「担当する芸能人をとにかく売れっ子にする」というのがミッションになります。
日程調整や営業、芸能人の心のケアから雑務まで幅広く対応することになり、とにかく高いコミュニケーションスキルが求められます。
その反面、常に芸能界に身を置くことになるため優越感を感じやすく、上手くいけば自分が表舞台に立つことも十分可能です。
目立つだけでなくやりがいも追い求めたいという人にぴったりの仕事と言えるでしょう。
向いてるポイント | ・間接的にテレビに関われる ・有名マネージャーになれば自分が表舞台に出れることもある |
平均年収 | 341万円 |
イラストレーター
イラストレーターは、クライアントに自分で描いたイラストを納品したり、自分でイラストを商品にして販売したりする仕事です。
イラストの腕前があることは当然のこと、現在ではSNSでの発信〜ファン獲得が非常に重要になってくるため、目立ちたがりな性格はプラスにはたらきます。
実績やファンが増えれば自分のイラストの個展実施や画集販売も可能になるなど、実績でいくらでも目立つことができるといった特徴があります。
イラストを描くのが好きで、ある程度の実力があることを自負している人は、イラストレーターとして活躍してみてもいいかもしれません。
向いてるポイント | ・自分の作品を世に発信できる ・売れっ子になれば自分の絵のファンもできる |
平均年収 | 333万円 |
写真家
写真家は、自分の写真をクライアントに納品したり、作品として発表したりする仕事です。雑誌の表紙の撮影や映画のキービジュアルの撮影など、写真作品が必要な場所ではどこでも活躍することができる点が特徴です。
自分の写真は世間の目に触れることになりますし、写真の隅には自分の名前を載せることもできますので目立つことが十分にできる仕事と言えるでしょう。
また、写真家として有名になればテレビ取材を受けることもありますので、写真が好きで目立ちたいという人に向いてる仕事と言えます。
向いてるポイント | ・クリエイティブに大きな影響を与えられる ・プロカメラマンから有名になった人も多数 |
平均年収 | 352万円 |
Webライター
Webライターは、Webメディアに掲載される記事を執筆する仕事です。記事の種類によっても異なりますが、中には執筆者として自分の名前や写真も合わせて掲載できるため、自分が書いた文章であることを公開できる案件もあります。
また、メディアへの露出が増えてくると自分の記事のファンが増えることもあり、SNSを通じてインフルエンサーのように発信できるようになるWebライターも存在します。
Webライターとして人気が出ると、さらに他のメディアからの執筆依頼を受けることにつながり、平均年収以上の収入を得られるケースもあります。
良くも悪くも自分の文章ひとつで世の中に影響を与えることもできるため、目立ちたがりな性格に向いてると言えます。
向いてるポイント | ・インターネットに発信する仕事で常に目立てるチャンス ・有名になればインフルエンサーとしても活躍できる |
平均年収 | 448万円 |
ITエンジニア
ITエンジニアは、プログラミング言語や幅広いIT知識を用いてシステム・アプリの開発を行ったり、システム・サーバーの運用保守を行ったりする仕事です。
近年ITエンジニアの需要は上がり続けているため、ITエンジニアの経験があるだけで就職先に困らないとさえ言われています。
一見ITエンジニアは目立たない裏方仕事だと思われがちですが、ITエンジニア同士の勉強会が盛んに開催されており、自分の技術をシェアする機会が実は多いです。
勉強会で講師のように発表する機会もあることから、新しいことを知って伝えるような目立ち方が可能です。
向いてるポイント | ・実績やスキルが横並びで比較しやすい ・自分のスキルをプレゼンする勉強会も多数存在 |
平均年収 | 442万円 |
広告代理店
広告代理店は、自社のサービスを広めたいと考えている企業に対してアプローチをし、適切な広告媒体やチャネル、クリエイティブを用いて消費者に広く伝える業務を担う仕事です。
広告代理店と一言で言っても幅広く、仕事としても営業からクリエイティブ系、マーケティング系をはじめ様々なジャンルに分かれます。
ただ、共通して世の中に非常に強い影響を与えるといった特徴を持っているのがポイントです。
中には広告代理店の働きによって世の中のトレンドが大きく変わることもあり、とにかく目立つ仕事をしたいのであれば広告代理店は検討してみてもいいかもしれません。
向いてるポイント | ・世の中に強い影響を与えられる ・業界内の横のつながりが強く実績次第で有名になれる |
平均年収 | 471万円 |
営業職
営業職は、企業や個人に対して自社のサービスを提案し、契約を取ってくる仕事です。
業務では常に誰かしらの顧客とコミュニケーションを取りますので、必然的に目立つといった特徴があります。
それだけでなく、営業職は実績が非常に明確に分かるため表彰文化が盛んな会社が多い傾向にあります。
毎月、四半期、毎年と一定の期間を区切って表彰式が設けられている会社であれば、実力次第で全社員の注目の的になることも可能です。
とにかく明るくポジティブで、コミュニケーションが得意な人が集まりやすい仕事であることからも、目立ちたがりが多い傾向が見られ、同僚と切磋琢磨できるような働き方が実現できるでしょう。
向いてるポイント | ・表彰文化のある会社が多い ・実績次第でいくらでも目立てる |
平均年収 | 439万円 |
コンサルタント
コンサルタントは、経営課題を感じている企業に対して解決策を提案する仕事です。
データ分析から課題特定、論理的思考やアイデア力など幅広いスキルを高いレベルで求められるため、年収が高いという特徴があります。
自分の仕事によって会社の未来を大きく変えるだけでなく、仕事を通じて社会にも強い影響を与えられることから、目立ちたがりに向いてる仕事と言えるでしょう。
向いてるポイント | ・世の中に強い影響を与えやすい ・実績を積めればインフルエンサーになることも可能 |
平均年収 | 585万円 |
広報
広報は、会社の顔としてプレスリリースを掲載したり、メディアからの取材応対をになったりする仕事です。
業務のほぼ全てが社外に対する発信ということもあり、目立ちたがりにはうってつけの仕事と言えます。
また、テレビ出演をしている企業広報担当者も少なくなく、会社員として働きながらテレビに出るといったことも十分可能です。
最近ではSNSで企業アカウントを運用し、世の中から注目を受けている広報担当者も多くなってきました。自分のやり方次第でいくらでも目立てるのも嬉しいポイントです。
向いてるポイント | ・仕事の全てが外への発信に繋がっている ・会社の顔として対応することが多くメディア出演も可能 |
平均年収 | 481万円 |
人事
人事は会社の顔としても捉えられるほど、社内外問わず注目を浴びることの多い仕事です。
社外に対して言えば、採用活動において自社のプレゼンをしたり面接官をしたりと、直接顔を見られることの多い業務が目立ちます。
自分の行動ひとつで会社の評判が大きく変わることから、目立ちたがりや良い意味でのプレッシャーを感じながら働けるでしょう。
また、社内に対しては人事制度の改定を始め、働く環境が大きく変わる施策を立案することもあり、同じく注目されやすい傾向にあります。
未経験から挑戦できる求人もありますので、気になる人は就職先のひとつとして検討してみても良いでしょう。
向いてるポイント | ・就活生の顔としてイベントに登壇することも多い ・従業員からも注目されやすい仕事 |
平均年収 | 506万円 |
研修講師
研修講師は、その名の通り研修を行う際に受講者の前に立ってプレゼンをする仕事です。
自社で研修機能を持たない場合は外部の研修会社に研修を委託することになりますが、その研修会社に就職することで研修講師として働くことが可能です。
場合によっては大きなホールのステージに立つこともでき、多くの社会人の前で話す機会もたくさん得られるでしょう。
仕事中は常に多くの人からみられているため、目立ちたがりでないと務まらない仕事とも言えます。
向いてるポイント | ・常に誰かに見られる仕事で目立てる ・大規模な公演で登壇することも可能 |
平均年収 | 317万円 |
プロデューサー
プロデューサーは、映像やコンテンツ、Webメディアなど大きなものを作る時の総責任者として働く仕事です。
実務はディレクターやメンバーが担いますが、そのプロジェクトの全責任を負っていることから、メディア露出をするプロデューサーも多くいます。
分かりやすい例でいうとゲームのプロデューサーであれば、雑誌やイベントでインタビューされることも多く、自ずと目立つ仕事をすることになります。
実績を出して有名になれば、プロデューサー個人として目立つこともできるので、仕事に真剣に向き合っていきたいという人におすすめです。
向いてるポイント | ・自分の責任で社会に強い影響力を与えられる ・向き合う仕事によってはプロデューサーとして知名度を上げられる |
平均年収 | 430万円 |
テーマパークスタッフ
テーマパークスタッフは、大型テーマパークでスタッフとして働く仕事です。特にアトラクションの誘導や演出を担うポジションだと、多くの来園客から注目を浴びることが可能です。
アトラクションに関わらないポジションであっても、楽しい気分で来園しているお客さんとやり取りをすることになりますので、働いていて常に楽しい気分が味わえるでしょう。
ただ、ややハードな肉体労働になることが考えられますので、目立ちたがりという性格だけでなく、肉体労働を覚悟できるスタンスも重要になります。
向いてるポイント | ・常に誰かに注目される仕事 ・ポジションによっては数百人以上から注目されることも |
平均年収 | 360万円 |
フリーランス
フリーランスは、会社に属することなく仕事をする働き方の総称です。自分の得意な分野で好きなように働けるため、働きやすさという意味では会社員とは別格と言えます。
フリーランスは案件を獲得するために自分でSNSを運用しているケースも多く、目立ちたがりな性格が相乗効果を生み出すと考えられます。
加えて、法人化して社長となることもでき、社会に対してはもちろん友人の中でも目立てると言えるでしょう。
向いてるポイント | ・やり方次第で知名度を伸ばすことが可能 ・独立して社長になれば影響力の強い仕事もできる |
平均年収 | 400万円〜800万円(ピンキリ) |
他にも向いてる仕事の種類を知りたいという人は、以下の記事も参考にしてみてください。
目立ちたがりに向いてない仕事3選
目立ちたがりな性格の場合、向いてない仕事もはっきりとしていますので仕事選びでは注意が必要です。
特にここで紹介する3つの仕事は、目立ちたがりには向きません。まず最初はこれら以外の仕事から探してみるようにしてください。
公務員
公務員は、役所などに勤めて市民や国民のために公共サービスを提供する仕事をします。
公共サービスということもあり、全ての人に共通の対応をすることが求められるため、目立つことは必然的に求められていません。また、相対する市民や国民には色々な人がいますので、少しでも目立とうとすればクレームを入れられることも十分考えられます。
業務自体も裏方の仕事が中心で、かつ多くの公務員が働いていることからも「自分だからできる仕事」という経験はほぼほぼできないと思っていいでしょう。
事務職
事務職は会社の事務作業を担う仕事で、経理や総務、労務などの仕事に細分化されます。
業務の全ては裏方業務で、かつ常に均一な対応を求められることから、目立ちたがりな人は抑圧された環境で働かなくてはならないと言えます。
また、事務職はその業務特性から表彰文化そのものが存在しないケースが大半で、目立てる機会は全くないと思っておいた方がよいです。
「とにかく目立ちたくない」という人には事務職が適職ですが、少しでも目立ちたい欲があるのであれば事務職は避けておいた方が良いでしょう。
介護職
介護職は、介護が必要になった高齢者などに対して介護サービスを提供する仕事です。
基本的に介護対象者と一対一でコミュニケーションを取るため、目立つタイミングはありません。
加えて、介護サービスは公共サービスの側面が非常に強く、変に目立つと白い目で見られたりクレームに繋がったりする可能性も考えられます。
人の生活を直接サポートするという意義深い仕事であることは間違い無いですが、目立ちたいという観点でいうと、介護職は全く適さないと言えます。
目立ちたがりが就活を成功させるコツ
目立ちたがりな性格は間接的に企業から評価されやすい素養ではあるものの、しっかりとコツを押さえて就活しなければ内定を獲得することはできません。
ここでは、目立ちたがりな人が就活や転職活動を成功させるコツについて解説します。
自己分析をして自分の長所と短所を明確にする
いきなり求人を探し始める前に、まずは自己分析をすることを徹底しましょう。
自己分析とは、自分の今までの経験を棚卸しし、長所や短所を明確にすることで向いてる仕事やアピールポイントを自己認識するために行う分析です。
自己分析をしっかりすることで、「自分がどのような時に目立ちたいと思うのか」「目立ちたいと思う理由は何か」といった点がはっきりしますので、結果的に自分が興味を持てる仕事も明らかになります。
自己分析の具体的な方法については以下の記事も参考にしてみてください。
企業研究で性格に合った働き方ができるか確認
同じ仕事であっても、働き方や文化は会社によって大きく異なります。自分らしく目立てる会社かどうかを確認するためにも、自己分析と合わせて企業研究を行いましょう。
企業研究は、応募先の求人票や企業ホームページ、口コミサイトやSNSなどから情報を収集し、実際に働くイメージを持つために行う調査のことを言います。
企業研究がしっかりできていれば入社後に悪いギャップを感じる可能性が少なくなりますので、長く腰を据えて働くことに繋がります。
企業研究の方法については以下の記事を参考にしてみてください。
就職エージェントを利用する
自分に向いてる仕事が分からなかったり、現職が忙しくてなかなか手を出せていないといった人は、就職エージェントの利用も検討しましょう。
就職エージェントに登録することで、自分の担当エージェントがついてくれて、自己分析から企業研究のやり方を教えてもらうことが可能です。
それだけでなく、自分にあった求人を紹介してもらえたり、面接日時の調整を代行してもらえたりと、幅広いサポートを無料で受けられます。
就職エージェントは様々なサービスがリリースされていますので、気になるサービスを見つけたらまずは登録してみるのがおすすめです。
目立ちたがりが就活を進める時の注意点
最後に、目立ちたがりの人が就活を進める時に意識しておくべき注意点を2つ解説します。
目立つことを仕事の軸にしない
タレントや芸能人などの一部の仕事を除き、ほぼ全ての仕事で「常に目立つこと」はできません。加えて、今回紹介した仕事であっても、目立つタイミングは頻繁には来ないものです。
そのため、目立つ瞬間まで必死に努力する必要があるというのが、そもそもの前提になります。
従って、目立つことだけを仕事選びの軸にしてしまうと、どんな会社に就職しても悪いギャップを感じることになります。
目立つことはあくまでも第二要件であり、最重視すべき第一要件は「自分の性格にあった仕事を探すこと」ということを忘れないでください。
目立ちたがりは短所になることも理解しておく
目立ちたがりな性格は、明るくハキハキと会話できるといったメリットがあるものの、仕事の好き嫌いが激しかったり、他の人を蹴落とすような意識が見られがちなどデメリットも考えられます。
就活においては目立ちたがりな性格が短所として捉えられることもありますので、その点を認識した上で履歴書や面接の準備をしましょう。
まとめ
目立ちたがりにはこの記事で紹介したような16個の仕事がまずはおすすめです。気になる仕事を見つけられたら、まずはざっくりと求人票を検索してみましょう。
また、本格的に就活を始めるのであれば、自己分析と企業研究を行うことを忘れないでください。加えて、効率的に内定獲得をしたい場合は就職エージェントの利用も検討してみてください。