ENFP(運動家)に向いてる仕事を知りたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
最近話題の16 Personalities診断でENFP(運動家)という結果が出た人も多いと思います。
この記事では、ENFP(運動家)の性格特性を仕事上の長所と短所で切り分けた上で、ENFP(運動家)の人に向いてる仕事を12選にしてご紹介します。合わせて、ENFP(運動家)と相性の良い上司や職場の特徴、キャリア形成など仕事に関する情報を幅広く解説します。
ENFP(運動家)という診断結果から仕事のことを色々と考えてみたいという人は、この記事の内容を参考にしてみてください。
- ENFP(運動家)に向いている仕事には、キャリアアドバイザー、コピーライター、販売職などがある
- ENFP(運動家)の性格には、様々な人とコミュニケーションを取るのが得意、鋭い観察力があるといった特徴がある
- ENFP(運動家)の強みは好奇心、洞察力の強さなど。弱みは楽観的すぎたり、集中力が欠けるときがあるなど
- 営業職
強みであるコミュニケーション力を活かせる - キャリアアドバイザー
鋭い観察力で適切なアドバイスができる - 商品企画
世の中のトレンドを読むのに鋭い観察力が活かせる - マーケティング職
トレンドに対する観察力や洞察力が求められる - 事務職
コミュニケーション力がある事務職というポジションで活躍 - Webプロデューサー
高いコミュニケーション力でメンバーを束ねることができる - コピーライター
対象の特徴を表現するのに極めて高い観察眼や洞察力が求められる - 動画配信者
トレンドを読み切る観察眼、トーク力が必要とされる - 販売職
来店客のニーズを把握する洞察力、コミュニケーション力が求められる - ホテルスタッフ
ホスピタリティとともに高いコミュニケーション力が求められる - 管理栄養士
患者の体調に合わせた食事設計には観察力や洞察力が重要 - 介護職
利用者のタイプに合わせた柔軟なコミュニケーション力が求められる
この記事の目次
ENFP(運動家)とは
診断結果を忘れてしまった人のためにも、ENFP(運動家)とはそもそもどんな性格傾向かについて触れておきましょう。ENFP(運動家)とは16 Personalities診断における診断結果の一つで、テストに用いる以下4つの項目の頭文字をとった性格タイプのことを言います。
- 外交型(E) 内向型(I)
- 感覚型(S) 直感型(N)
- 思考型(T) 感情型(F)
- 判断型(J) 知覚型(P)
つまり、ENFP(運動家)とは自分の直感と熱量を武器に、様々な人とコミュニケーションを取るのが得意で、かつ人との関わりの中で鋭い観察力を発揮できるといった性格傾向と言えます。
また、ENFP(運動家)には「ENAFP-A」と「ENAFP-T」の2種類に分けられ、それぞれ若干タイプが違います。
- ENAFP-A:自己主張型。自分の言いたいことをはっきりズバズバ伝えるので、ストレスを抱え込みにくい
- ENAFP-T:慎重型。言いたいことがあっても自分で抱え込んでしまうため、ストレスを抱えやすい。ENAFP-Aよりも若干ネガティブに物事を捉える傾向
この記事では、そんなENFP(運動家)の人と仕事の関係について分かりやすく解説していきます。
また、ENFP(運動家)タイプの意味や特徴について以下の記事で詳しく解説しています。
ENFP(運動家)に向いてる仕事12選
ここからは、ENFP(運動家)の人に向いてる仕事を12選にしてご紹介します。
仕事のおおまかな内容や平均年収についても触れますので、自分の性格に向いてる仕事を探したい人は参考にしてみてください。
- 営業職
└強みであるコミュニケーション力を活かせる - キャリアアドバイザー
└鋭い観察力で適切なアドバイスができる - 商品企画
└世の中のトレンドを読むのに鋭い観察力が活かせる - マーケティング職
└トレンドに対する観察力や洞察力が求められる - 事務職
└コミュニケーション力がある事務職というポジションで活躍 - Webプロデューサー
└高いコミュニケーション力でメンバーを束ねることができる - コピーライター
└対象の特徴を表現するのに極めて高い観察眼や洞察力が求められる - 動画配信者
└トレンドを読み切る観察眼、トーク力が必要とされる - 販売職
└来店客のニーズを把握する洞察力、コミュニケーション力が求められる - ホテルスタッフ
└ホスピタリティとともに高いコミュニケーション力が求められる - 管理栄養士
└患者の体調に合わせた食事設計には観察力や洞察力が重要 - 介護職
└利用者のタイプに合わせた柔軟なコミュニケーション力が求められる
営業職[ENFP(運動家)に向いてる仕事 1/12]
営業職は、企業や個人に対して商品・サービスを提案し、契約を取ってくる仕事です。業務の大半はコミュニケーションとなりますので、ENFP(運動家)の高いコミュニケーション力が存分に活かせるでしょう。
また、営業職はどうしても月単位で目標予算を追っていかなければならない仕事のため、ストレスを感じやすい仕事です。しかし、ENFP(運動家)はいい意味で楽観的思考を持っていますので、ストレス耐性が高くメンタルを一定水準で保ちやすいはずです。
営業職は未経験からでも挑戦できる求人が非常に多いため、キャリアアップや社会人デビューに最も向いてる仕事でもあります。後に解説する「ENFP(運動家)の人が向いてる職場」の内容も確認した上で、自分らしく働けそうな営業職の求人を探してみるのがおすすめです。
①平均年収 | 447万円 |
②必要なスキル | ・商品に関する専門知識 ・コミュニケーション能力 ・忍耐力 ・観察力 ・論理的思考力 |
③向いてるポイント | ・コミュニケーション力が特に活かせる ・楽観性でストレスを感じにくい |
③仕事に就くためには? | ・企業の営業職求人に応募する |
④関連する資格 | ・特に資格は必要とされない |
キャリアアドバイザー[ENFP(運動家)に向いてる仕事 2/12]
キャリアアドバイザーは、自身のキャリアに悩む相談者に対して適切なカウンセリングを行いつつ、相談者に向いてる仕事を紹介するといった業務を行います。
相談者の細かな言動の変化に対し、ENFP(運動家)の鋭い観察力を発揮することで適切なアドバイスが可能になるでしょう。
加えて、相談者をしっかり観察すればその人が思ってもいなかったような求人が向いていることも分かるため、文字通り相談者の人生を大きく変えることも可能です。
また、ENFP(運動家)の明るさが相談者の悩みや不安を取り除くことに繋がりますので、キャリアアドバイザーとしても評価されやすく、ENFP(運動家)の人に向いてる仕事と言えます。
①平均年収 | 551万円 |
②必要なスキル | ・豊富な職業・社会経験、またはその知識 ・コミュニケーション能力 ・分析力 |
③向いてるポイント | ・鋭い観察力が適切なアドバイスに繋がる ・明るいアドバイスで相談者の不安を取り除ける |
③仕事に就くためには? | ・キャリアコンサルタントの養成講習を受ける ・ハローワーク、人材派遣会社などのキャリアコンサルタント求人に応募する |
④関連する資格 | ・キャリアコンサルティング技能検定 |
商品企画[ENFP(運動家)に向いてる仕事 3/12]
商品企画は、既存の商品の改善や新たな商品の企画開発を行う仕事です。実際に顧客が手に取る商品・サービスを企画するため、常に世の中のトレンドに対して高い観察力を発揮することが求められます。
商品を開発する上では、企画者である自分以外にも多数の関係者が存在します。ENFP(運動家)の人であれば高いコミュニケーション力を持っていますので、異なる部署との連携をスムーズに進められるといった点でも向いてる仕事と言えるでしょう。
①平均年収 | 646万円 |
②必要なスキル | ・分析力 ・企画力 ・情報収集能力 ・創造的能力 ・プレゼンテーション能力 |
③向いてるポイント | ・トレンドを読んだ商品を企画できる ・関係者が多いがコミュニケーション力でカバーできる |
③仕事に就くためには? | ・企業に就職し商品企画開発の部署に配属される |
④関連する資格 | ・特に資格は必要とされない |
マーケティング職[ENFP(運動家)に向いてる仕事 4/12]
マーケティング職は、自社の商品やサービスがもっと効率的に売れるような施策を検討・実行する仕事です。データ分析から視察立案、論理的思考力を始めとした幅広いスキルが重要になる仕事ですが、ENFP(運動家)の高い好奇心があれば着々と成果を出していけるはずです。
また、マーケティング職では常に顧客やトレンドのことを考えて業務を進めていく必要があります。従って、トレンドに対する観察力や洞察力が求められるという点でも、ENFP(運動家)の長所と相性がいい仕事と言えます。
①平均年収 | 646万円 |
②必要なスキル | ・分野や業種、業界に対する専門的知識 ・パソコンスキル ・分析力 ・プレゼンテーション能力 |
③向いてるポイント | ・トレンドに対する観察力が求められる ・データ分析から施策立案など幅広いスキルが必要 |
③仕事に就くためには? | ・マーケティングリサーチ会社や企業のマーケティング部門の求人に応募する |
④関連する資格 | ・社会調査士 |
事務職[ENFP(運動家)に向いてる仕事 5/12]
事務職は、会社の事務作業を一手に担う仕事です。大きい規模の会社になってくると、経理や総務、労務など事務職の中で役割分担が細分化されていることもあります。
事務職と聞くと単純作業の業務ばかりと感じるかもしれませんが、意外と業務の幅は広く、関連する法律知識や会計知識を習得することが重要な仕事でもあります。
ENFP(運動家)の人であれば、率先してスキルを習得していくことができますので、他の人よりも早く成果を残せるでしょう。
また、事務職はその仕事の特性上コミュニケーションが得意という人は若干少ない傾向にあります。ENFP(運動家)の人であれば、「コミュニケーション力のある事務職」という珍しい人材として重宝されるポジションになれるため、管理職への昇格も期待できるかもしれません。
①平均年収 | 343万円 |
②必要なスキル | ・コミュニケーション能力 ・パソコンスキル ・時間管理能力 |
③向いてるポイント | ・コミュニケーション力がある事務職というポジションで活躍できる ・やることは意外と多く、幅広く業務を覚えていくことが重要 |
③仕事に就くためには? | ・企業の事務職求人に応募する ・人材派遣会社などに登録し事務職の仕事に応募する |
④関連する資格 | ・ビジネス・キャリア検定 ・コンピュータサービス技能評価試験 ・マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS) ・簿記 |
Webプロデューサー[ENFP(運動家)に向いてる仕事 6/12]
Webプロデューサーは、Webサイトの制作において企画立案や制作、運用などの関連業務全てを含めたプロジェクトの総責任者として働く仕事です。
多くのプロジェクトメンバーを束ねてWebサイトの制作に向き合うことになりますので、ENFP(運動家)の高いコミュニケーション力を活かすことができるでしょう。
また、Webサイトを作る上では様々なスキルを持った人を束ねる必要があるため、それらのスキルを持っておけると業務をよりスピーディに進めることにも繋がります。
ENFP(運動家)の人であれば幅広いスキルを習得することに強みが発揮できますので、あらゆる役割の人とスムーズなやり取りが可能です。
①平均年収 | 430万円 |
②必要なスキル | ・Web制作に関する知識 ・コミュニケーション能力 ・マネジメントスキル ・マーケティングスキル |
③向いてるポイント | ・プロジェクト成功のためにはコミュニケーション力が重要 ・スキルを多く持っていると仕事をスムーズに進めやすい |
④仕事に就くためには? | ・Web制作での現場経験を積む ・Webディレクターからプロデューサーに昇格する |
⑤関連する資格 | ・Webクリエイター能力認定試験 ・HTML5プロフェッショナル認定試験 ・ウェブ解析士 |
コピーライター[ENFP(運動家)に向いてる仕事 7/12]
コピーライターは、商品やサービスを一言で表すクリエイティブ系の仕事です。一言で対象の特徴を表現しなくてはなりませんので、極めて高い観察眼や洞察力が求められるという点でENFP(運動家)に向いてる仕事と言えます。
また、コピーライターが単独で仕事を進めるということは基本的になく、常にチームで仕事を進めていくことになります。従って、ENFP(運動家)の弱みでもある「一人で仕事を進めるのが苦手」という短所は心配する必要がないのもポイントです。
優れたコピーライティングの実績を積んでいけば、会社に勤めずともフリーランスとして稼いでいくことも可能です。
文字や文章はどんな人でもかけますので、商品やサービスの特徴を一言で表すのが得意という人であれば、コピーライターを目指してみてもいいかもしれません。
①平均年収 | 572万円 |
②必要なスキル | ・コピーライティングスキル ・問題解決能力 ・時代を先取りするセンス ・斬新で柔軟な発想力 |
③向いてるポイント | ・極めて高い観察眼や洞察力が求められる ・ほとんどはチームで仕事を進めていく |
③仕事に就くためには? | ・広告会社、企業の広報部門等のコピーライター求人に応募する |
④関連する資格 | ・特に資格は必要とされない |
動画配信者[ENFP(運動家)に向いてる仕事 8/12]
動画配信者は、動画投稿サービスなどのプラットフォームで生配信を行い、広告収入や投げ銭をもらって報酬を得る仕事です。
どんな内容を配信するかは人それぞれではありますが、基本的にはトレンドに乗って配信すると視聴される可能性がありますので、トレンドを読み切るENFP(運動家)の観察眼が活かせるでしょう。
加えて、動画配信者として人気を出していくにはトーク力であったり、趣味や特技の幅の広さなどに強みがある必要があります。この二つについてはENFP(運動家)の人が素養として既に持っていますので、結果的に動画配信者として成功しやすいと言えるかもしれません。
ただ、動画配信者は稼げる時と稼げない時で収入に雲泥の差が出てきます。加えて、やればどんな人でも稼げるという仕事でもないため、最悪の場合収入が長期間ゼロになるというリスクもありますので注意してください。
①平均年収 | ピンキリ |
②必要なスキル | ・動画編集スキル ・コミュニケーション能力 ・ストレス耐性 ・臨機応変なあ対応力 |
③向いてるポイント | ・トレンドに乗った動画配信が重要 ・トーク力や得意な幅の広さが人気に直結する |
④仕事に就くためには? | 自分の配信するジャンルを定めて配信をする |
⑤関連する資格 | 必須になる資格はなし |
販売職[ENFP(運動家)に向いてる仕事 9/12]
販売職は、スーパーやアパレルショップなどの来店客に対して接客をしたり、レジ打ちや品出し・商品発注をしたりなど店舗スタッフとして働く仕事です。
来店客に対してコミュニケーションを取ることも珍しくありませんが、ENFP(運動家)の高い洞察力で来店客のニーズを汲み取るといった強みを発揮できます。
販売職として働くと、ゆくゆくは店長などマネジメントのポジションにつくこともあります。ENFP(運動家)のコミュニケーション能力があれば、店舗内外のあらゆる人と円滑にコミュニケーションが取れるため、自分の成果を引き上げていくことも可能です。
①平均年収 | 325万円 |
②必要なスキル | ・コミュニケーション能力 ・営業力 ・臨機応変な対応力 ・情報収集力 |
③向いてるポイント | ・高い洞察力で来店客のニーズを瞬時に把握できる ・接客においては様々なタイプの人とコミュニケーションを取る必要がある |
④仕事に就くためには? | ・未経験からでも募集している求人に応募する |
⑤関連する資格 | ・資格がなくても働くことはできる ・販売士検定 ・接客サービスマナー検定 |
ホテルスタッフ[ENFP(運動家)に向いてる仕事 10/12]
ホテルスタッフは、ホテルのフロントで受付をしたり、宿泊室のメイキングや宿泊客へのサービスなどを担う仕事です。ホスピタリティとともに高いコミュニケーション力が求められることから、ENFP(運動家)の長所が活かせる仕事と言えます。
また、ENFP(運動家)観察力に優れていますので、宿泊客の行動を先回りしたプラスアルファのおもてなしをするのも得意です。宿泊客から高評価を受けやすく、実績も認められやすいといった点でもENFP(運動家)に向いてる仕事です。
①平均年収 | 292万円 |
②必要なスキル | ・ホスピタリティ ・コミュニケーション能力 ・語学スキル ・ |
③向いてるポイント | ・コミュニケーションが仕事の大半を占める ・宿泊客が求めていそうなことを先回りすることで満足度向上にも繋がる |
④仕事に就くためには? | |
⑤関連する資格 | ・レストランサービス技能検定 ・ホテルビジネス実務検定 ・ホテル実務技能認定検定 ・英検 |
管理栄養士[ENFP(運動家)に向いてる仕事 11/12]
管理栄養士とは、病院や診療所などの医療施設に勤め、患者一人ひとりの病気や体調に合わせて栄養メニューの指導や検討を行う仕事です。
食事の面から患者の健康を促進していくという点で、医療系の仕事に属します。
管理栄養士は患者の体調の変化を事細かに確認することにより、栄養メニューの方向性をよりよいものにしていくことが可能です。従って、ENFP(運動家)の観察力や洞察力の高さが強みとして活かせます。
加えて、栄養学は幅広い知見を習得することが求められますが、ENFP(運動家)の人は元々幅広いスキルを習得することに前向きですので、管理栄養士としての仕事を問題なく進めていけるはずです。
①平均年収 | 390万円 |
②必要なスキル | ・コミュニケーション能力 ・調理のスキル ・説明力 ・指導力 |
③向いてるポイント | ・相手の変化に気づいた食事設計が可能 ・栄養に関する幅広い知識が求められる |
③仕事に就くためには? | ・栄養士養成施設を卒業し栄養士免許の申請をする ・教育・医療福祉関係、企業などの栄養士求人に応募する |
④関連する資格 | ・栄養士免許 |
介護職[ENFP(運動家)に向いてる仕事 12/12]
介護職は、老人ホームなどで介護が必要になった高齢者や病人に対し、介護サービスを提供する仕事です。様々なタイプの利用者がいますので、ENFP(運動家)の柔軟なコミュニケーション能力が活かせるでしょう。
また、介護サービスは相手と物理的に近い距離で行いますので、洞察力がある人であれば相手の違和感にすぐ気づくことが可能です。早期のうちに体調不良に気付けたりと、利用者の安心に繋がるような働きを実現しやすいため、ENFP(運動家)の人に向いてる仕事と言えます。
①平均年収 | 397万円 |
②必要なスキル | ・体力 ・観察眼 ・調整力 ・協力意識 |
③向いてるポイント | ・利用者に対するコミュニケーションを円滑に取れる ・鋭い洞察力でTPOに応じたサポートができる |
③仕事に就くためには? | ・介護施設などの求人に応募して正社員就職する |
④関連する資格 | ・介護職員初任者研修 ・介護福祉実務者研修 ・介護福祉士 ・ケアマネージャー |
出典:厚生労働省「職業情報サイト jobtag」
ENFP(運動家)に向いてない仕事3選
ENFP(運動家)の短所を考えると、ENFP(運動家)の人にはいくつか向いてない仕事があります。ここではENFP(運動家)の人に向いてない仕事を3つ取り上げてご紹介します。
ENFP(運動家)だからといって絶対にこれらの仕事に向かないということではありませんが、就きたい仕事がはっきりしていないという人は参考にしてみてください。
1. ITエンジニア
ITエンジニアは、IT知識やプログラミングスキルを活用し、システムやアプリの開発や運用を担う仕事です。
特にこれから開発するものの設計をする際は、仕様やスケジュールについて綿密に計画立てなければなりません。もし最初の段階でしっかりと設計ができていないと、後々大問題になるようなバグを発生させることもあります。
加えて、プログラマーなどの手を動かすことが求められるエンジニアの場合は、基本的に一人で与えられたタスクをこなしていくことになります。
ENFP(運動家)は一人で仕事をすることが苦手な傾向にありますので、ストレスを感じながら働くことも考えられます。
2. 人事
人事は採用活動や社内の人事制度改訂など、会社の「人」に関係する業務を担う仕事です。基本的に業務は一人で行うことが多い仕事のため、ENFP(運動家)の短所が業務に直結してしまうという観点で向いていない仕事と考えられます。
それだけでなく、特に採用活動については自分の判断一つで相手の人生を大きく変えることも珍しくありません。
ENFP(運動家)が採用活動で楽観的な意識を持ってしまうと、不必要に他人を振り回すことも考えられるため、自分にとっても関係者にとってもマイナスな仕事をしてしまうこともあるでしょう。
3. 設計士
設計士は、建築物の基本的な設計を考えて図面におこす仕事です。建築現場では設計図が全てとなりますので、もし設計が少しでもズレていれば建築作業に大きな悪影響を与えることになります。
ENFP(運動家)は楽観性や集中力が不足しやすいといった短所を持っていますので、設計においても粗のある図面を書きかねないという点で、向いてない仕事と言えます。
ENFP(運動家)に向いてる職場の特徴
ENFP(運動家)の人が自分らしく働くためには、自身の性格に合った職場を見つけることが非常に重要です。
ここからは、ENFP(運動家)に向いてる職場の特徴を3つご紹介します。
1. 失敗を許容する文化が根付いている
ENFP(運動家)は幅広いスキルを習得するために求められる好奇心の強さが武器ですが、実際に実務でスキルを習得しようとする際は、ある程度失敗する数が増えてしまうのが必然です。
失敗を許容する文化が根付いているような職場であれば、スキルアップのためのチャレンジをしやすく、トライアンドエラーで成長スピードを格段と早めていけるでしょう。
反対に、一度失敗すると昇格が絶望的になるような厳しい職場だと、ENFP(運動家)の長所が発揮しにくくなりますので、キャリアアップどころか日々の仕事で重苦しさを感じてしまうことが考えられます。
2. 業績が右肩上がりで成長産業
ENFP(運動家)の長所を一文で表せば、アグレッシブに挑戦していくことが得意という文章になります。
業績が右肩上がりで成長産業の職場であれば、役職のポストがどんどん空きますし、新規事業にチャレンジする環境が整っていることもありますので、ENFP(運動家)が自分らしく働きやすいと考えられます。
成長産業の会社には応募が殺到しやすいため、倍率が高い点は抑えておきましょう。倍率が高く選考通過が難しい企業に応募するのであれば、応募書類や自己アピールなどを完璧に準備しておくことが求められます。
本気の就職活動が必要ということを覚えておいてください。
3. ベンチャー企業
ベンチャー企業は社員が少ない代わりに、会社全体としてコミュニケーションが活発なため、ENFP(運動家)の社交性を活かしてすぐに順応することができるでしょう。
また、会社の組織体制もまだまだ整っていない企業が多いので、社員一人が抱える仕事量やジャンルが多岐にわたることも珍しくありません。
従って、ENFP(運動家)の人であれば自分が様々な役割を持って働けるようになるため、スキルアップを人一倍早く実現できるはずです。
ENFP(運動家)の仕事における長所
仕事に対してストレスなく向き合い続けるためには、スキルや経験だけでなく性格上の相性が合っているかが非常に大切になります。
まずはENFP(運動家)の性格特徴から考えられる、仕事で発揮できる長所について3点解説します。
1. どんな相手ともコミュニケーションが取れる
ENFP(運動家)は外交的な性格特性を持っていますので、どんな相手ともコミュニケーションが取れるといった長所が発揮できます。
ほぼ全ての仕事においてコミュニケーションは最重要とも言える素質ですので、必然的に多くの仕事で活躍するための土台が整っている人材と言えるでしょう。
また、明るく楽観的という側面もENFP(運動家)にはありますので、周囲の人の中で目立つだけでなく信頼も得やすいといった特徴も存在します。
そのため、ENFP(運動家)の人はしばしばリーダーポジションを任されるケースも多いと言われています。
2. 幅広いスキルを進んで習得できる
ENFP(運動家)は好奇心が旺盛といった特徴がありますので、仕事において様々な業務に興味を持つことができ、結果的に幅広いスキルを習得しやすいといった長所が挙げられます。
仕事は単純作業のものから頭を使う創造的な仕事まで、様々な種類のものがあります。基本的に社会人ともなれば、いつまでも仕事が与えられることはなく、時には自分から仕事を取ってきたり、仕事そのものを作ったりすることも必要です。
ENFP(運動家)の好奇心とコミュニケーション力があれば、業務で疑問に思ったことや改善した方が良いと思ったことに対して、上司にはっきりと伝えることができるでしょう。
伝えた結果、新しい仕事が自分に回ってきやすくなりますので、新たなスキルの習得にも繋がりやすいと言えるのです。
3. 観察力や洞察力が鋭い
ENFP(運動家)は直感力がとにかく優れている性格特性ですので、他の人に対する観察力や洞察力が極めて鋭いといった長所もあります。
社会人ともなれば全員大人ですので、本心で感じていることと口に発する言葉が異なるというケースは珍しくありません。本心に気付けず、相手の言っている言葉を鵜呑みにして仕事を進めてしまえば、思わぬトラブルやミスに繋がることもあるでしょう。
観察力や洞察力は、上司から部下・部下から上司のコミュニケーションをする際だけでなく、営業など顧客折衝が必要な仕事においてお客さんの本心を探るのに活用できます。
鋭い観察力や洞察力によって得られた仮説を、同じくENFP(運動家)の長所である高いコミュニケーション力で相手に伝えます。これにより仕事がより良い方向に進むといった、望ましい仕事の進め方をしやすいことこそENFP(運動家)の長所と言えます。
ENFP(運動家)の仕事における短所
続いて、ENFP(運動家)の性格が仕事において短所としてはたらいてしまう特徴について解説します。
自分の性格の良い面だけでなく、悪い面も合わせて知っておくことにより、向いてる仕事や職場を探しやすくなります。必ずセットで認識しておくようにしてください。
1. 楽観的に捉えすぎてトラブルを生みやすい
ENFP(運動家)は明るく楽観的で、分け隔てないコミュニケーションが取れる反面、楽観的に物事を捉えすぎてしまうがあまりトラブルを生みやすいといった短所があります。
例えば1年単位で計画立てて業務を進めなくてはならない仕事の場合、ENFP(運動家)の人はおおまかなスケジュールだけ立てて、細かい部分は対応しなくてはならないタイミングでコミュニケーションだけで解決させようとしがちです。
その結果、事前に検討しておくべきだったことが後になってから山のように発生してしまい、計画通りに業務が進められなくなるといった末路も考えられるでしょう。
ENFP(運動家)の楽観性は強みでもあり弱みでもあることを理解した上で、綿密な計画立てが必要な仕事については特に就職を慎重にする必要がある点に注意が必要です。
2. 集中力が足りず仕事ができない人と思われることも
ENFP(運動家)は高いセンスを持っているため独創性が高いですが、逆に独創性が高すぎて時折自分の世界だけに閉じこもってしまう瞬間があります。
そのため、他のことに集中すべき時であっても、急に自分の人生目の前の業務ではない業務のことを考えすぎてしまうといった短所に繋がることが考えられます。
このような短所を仕事で発揮してしまうと、周囲の人から「集中力が足りず、仕事ができない人」という評価を受けることもあるでしょう。
好奇心高く、自分の感じたことを深く考えていくこと自体に問題はないのですが、ENFP(運動家)の人はまず目の前の仕事に集中するようなクセをつけることが大切になります。
3. 一人で仕事を進めるのが苦手
ENFP(運動家)の人は、仕事を成功させるためには充実した人間関係が重要だと考える傾向にあります。もちろんこの考えは長所となりますが、逆に一人だけで仕事を進めるのが苦手という短所にも当てはまります。
例えば何らかの施策を考える際、必要以上に施策のレビューを多くの人に行ってしまうため、結果的に業務全体が遅れることが考えられます。
それだけでなく、トラブル対処など自分が責任を持ってスピーディに進めていかなければならない瞬間において、この短所が悪い方向にはたらくこともあるでしょう。
ENFP(運動家)の人は他人とのコミュニケーションを重視する長所は維持したままで、自分一人で仕事を進めていかなければならないタイミングがいつかを判断するセンスを高めるようにしてください。
ENFP(運動家)と相性が良い上司の特徴
ENFP(運動家)の人がストレスなく働くためには、ENFP(運動家)の短所を補ってくれるような上司と仕事をするのが一番です。
ここでは、ENFP(運動家)の性格と相性が良い上司の特徴を3つご紹介します。
1. 細部まで丁寧に物事を進める上司
ENFP(運動家)は物事を楽観的に捉えやすいため、ストレス耐性は高いもののトラブルを生みやすいといった短所があります。
そうした短所を補ってもらえるという意味でも、細部まで丁寧に物事を進められる上司と相性がいいです。
事細かに設計やスケジュールを確認してくるタイプの上司のため、ENFP(運動家)の人は最初は面倒臭いと感じてしまうかもしれませんが、当たり前の水準を上司の基準に合わせることにより仕事を格段と円滑に進められるようになるはずです。
社会人としてもプロジェクトをやり切る力を上げることができ、キャリアアップにも一歩近づくことができるでしょう。
2. チームワークに優れた上司
ENFP(運動家)は一人で仕事を進めることが苦手なため、チームで業務に向き合った方が真価を発揮できます。
チームワークに優れた上司であれば、他部署とも上手く連携してくれるため、チームで業務に当たる機会を増やしてもらえるでしょう。
こうした上司は日常的にコミュニケーション能力の高さを感じるはずですので、「この上司はコミュニケーション能力が高そうだ」と感じたら、チームで仕事をさせてもらえないか相談してみるのも一つの手です。
3. 大きなミッションを与えてくれる上司
ENFP(運動家)は好奇心が強く、どんな物事でも興味を持って接することができます。ただ、いつも同じ仕事しか与えられなければ、その好奇心を活かすタイミングが一向に訪れません。
そうやってスキルアップの機会を無くしてしまわないという意味でも、大きなミッションを与えてくれる上司とENFP(運動家)は相性が良いと考えられます。
大きなミッションを与えられれば、その分自分のスキルアップの幅を広げることに繋がるため、社会人として大きく成長することも期待できます。
ENFP(運動家)がキャリア形成で意識すべきポイント
最後に、ENFP(運動家)の人に向いてるキャリア形成について3つのポイントから解説します。
1. とりあえずやってみる精神を持つ
ENFP(運動家)の人は、分からないことであってもポジティブに挑戦してみることに強みがありますので、今まで経験したことのない仕事を振られたとしても、とりあえずやってみるといった考えを持つことがおすすめです。
分からないことに挑戦すればそれだけでスキルアップが見込めますし、自身の業務の幅を増やすことにも繋がります。
仕事を通じて少しでも成長したいと思っているのであれば、振られた仕事は全部受ける勢いで業務と向き合うようにしてみてください。
2. 自分で仮説を立てながら仕事に向き合う
ENFP(運動家)の人が強みとする観察力や洞察力ですが、意識的に使おうとしなければ強みを発揮できる機会を失ってしまいます。
自分の強みをしっかり発揮するためにも、仕事に向き合う際は自分で仮説を立てることをおすすめします。
「○○ということはXXということではないか?」「XXが考えられるのであれば、△△なども考えられるのではないか?」など観察力を持って仮説立てをすることで、ビジネスセンスも磨くことに繋がるでしょう。
ただ、ENFP(運動家)の人が仮説立てをする時は、今ある現状を観察して紐解けることに閉じることがポイントです。想像や妄想などだけで考えていては質の低い仮説立てとなりますので、成果に結びつきづらくなる点に注意してください。
3. 幅広いスキルを習得するために転職も視野に入れる
ENFP(運動家)は幅広いスキルを習得するのに向いている性格傾向ですが、場合によっては今の会社で学べることがあまりにも少ないと感じていることもあるでしょう。
成長の面で手詰まり感を感じているのであれば、中長期的なキャリア形成のためにも転職を視野に入れることも意識してみてください。
なお、転職活動を本格的に進めていく場合は、この記事で紹介した仕事を中心に検索していくのがおすすめです。
まとめ
ENFP(運動家)の人は鋭い観察力を武器に幅広いスキルを習得することに長けています。それだけでなくコミュニケーション能力も高いため、多くの仕事で価値発揮をしていける性格と言えます。
ただ、自分らしく働けるかどうかは上司や職場環境によっても大きく変わってきますので、これから就職活動や転職活動をしたいと思っている場合は、仕事以外の観点でも求人を見るようにしましょう。
ENFP(運動家)と相性の良い性格タイプやあるあるの出来事について以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。