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ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事15選!性格から分かる適職一覧

ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事は、文字通り人に接することが多く、人を楽しませたり喜ばせたりする仕事です。

しかし、シンプルに見えるESFPの特徴も、感性の鋭さや発想力など様々な側面を持っており、活かせる仕事は豊富にあります。

こちらの記事では、ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事や業種、向いていない仕事や、ESFP(エンターテイナー)の傾向にあった強み弱みの活かし方を解説していきます。

ぜひ、就職活動や普段の仕事に役立ててください。

記事のPoint
  • ESFP(エンターテイナー)に向いている仕事には、コメディアン、美容師、写真家などがある
  • ESFP(エンターテイナー)の性格は、好奇心旺盛で、人を楽しませるのが大好きなパフォーマータイプ
  • ESFP(エンターテイナー)の強みは人を楽しませる力、アイデア力など。弱みは計画性のなさ、論理性の弱さなど
  1. 営業 
    強みである社交性、コミュニケーション能力、臨機応変な対応が活かせる
  2. 人事
    コミュニケーション能力、人を魅了する力が採用活動や人員配置の場面で役立つ
  3. 幼稚園、保育園の先生 
    優れた観察力、現実を見据える力、他者を気遣える力が発揮できる
  4. 小学校、中学校の教諭
    他者をサポートする能力、寛容さが求められる
  5. フィットネストレーナー
    人をよく観察し具体的なアドバイスを行うことができる
  6. コメディアン
    個性的なネタを作る発想力、人とは違う視点で物事を見る観察眼が求められる
  7. 客室乗務員
    細やかな気配り、コミュニケーション能力が発揮できる
  8. 美容師
    強みである優れた美的センスを活かし、クリエイティブな活動ができる
  9. YouTuber
    人を楽しませる力とともに、冷静な分析力、マーケティング的な発想も必要
  10. イベントプランナー
    行動力、臨機応変さ、チームワークで仕事を進める力が評価される
  11. ツアーガイド 
    好奇心旺盛で学習意欲が高い性格が適している
  12. 写真家 
    強みである美的センス、アーティスト性が発揮できる
  13. 販売 
    鋭い観察力で来店客のニーズを汲み取ることができる
  14. ホールスタッフ
    人を楽しませることにやりがいを感じる性格が適している
  15. カスタマーサクセス
    長期的に顧客と関係性を構築するの社会性が求められる
ESFP(エンターテイナー)の就活の進め方
ESFP(エンターテイナー)の就活の進め方

ESFP(エンターテイナー)の人とは?

それでは、ESFP(エンターテイナー)というタイプについて詳しく見ていきましょう。

ESFPの16 Personalities性格診断とは?

まずはじめに「16 Personalities性格診断」について簡単に解説します。

「16Personalities性格診断」は、人の興味や関心の方向・ものの見方などの傾向から、その人の「本質的な性格の類型」を探る診断テストです。ネット上で手軽に行えるテストもあり、自分の性格やタイプについて知りたい人や、自己分析の参考として受ける人も増えているようです。

この記事で参照している「16Personalities性格診断テスト」は無料で診断できるサイトで、回答に要する時間は約12分ほどです。

たとえば、下記のような質問項目が約60件、用意されています。

  • 自分の心より自分の頭に従うことが多い
  • グループで何かをするのが好き
  • 色々なことに興味がありすぎて、次に何に挑戦するか決めがたい

質問にすべて回答すると、あなたが16タイプの分類のどれに該当するかの診断結果が表示されます。

次に、タイプの名称にある「4文字のアルファベット」は、それぞれ「4つの指標」における「2つのタイプ」の組み合わせを表しています。

興味・関心の方向内向型(I)外交型(E)
物事の見かた感覚型(S)直観型(N)
判断のしかた論理型(T)感情型(F)
物事への姿勢判断型(J)知覚型(P)

上記「4つの指標」における「2つのタイプ」の組み合わせは16通りになり、それが16種類のパーソナリティとされています。

また、「MBTI(エム ビー ティー アイ/Myers-Briggs Type Indicator)」という性格検査もあります。

「MBTI」とは、ユングのタイプ論をもとにした、世界45カ国以上で活用されている国際規格に基づいた性格検査です。「MBTI」の公式サイトによれば、「『16Personalities性格診断テストはMBTIとは全く別のものであり、ISTJやENFPなどアルファベットをつかってタイプを表しているのはMBTIをまねたもの』とされています。その点については、どうぞご承知おきください。

なお、この記事は「16Personalities性格診断」に依拠して解説をしていきます。「MBTI」について知りたい場合は、日本MBTI協会の発信をご参照ください。

一般社団法人 日本MBTI協会

ESFP は何の略?意味は?

それでは、この記事で解説する「ESFP(エンターテイナー)タイプ」について解説します。

ESFPは、先ほどの指標では下記の分類となります。

  • 興味・関心の方向…外向型(E:Extroverted)
  • 物事の見かた…感覚型(S:Sensing)
  • 判断のしかた…感情型(F:Feeling)
  • 物事への姿勢…知覚型(P:Perceiving)

ESFPは、外向型(E)、感覚型(S)、感情型(F)、知覚型(P)の4つの特徴を持つタイプです。

ESFP(エンターテイナー)の性格的な特徴

ESFP(エンターテイナー)は好奇心旺盛で、人を楽しませるのが大好きなパフォーマータイプです。他のタイプと比べると、最も研ぎ澄まされた観察眼と美的感覚を持つ人たちです。服装からインテリアにいたるまで、優れたセンスが光ります。

フレンドリーな外向型(E)なので、社交の場の中心にいることが多くなります。コミュニケーション能力が高く、仲裁や駆け引きに長けています。人と一緒に過ごすことを好み、複数の人とチームワークで物事を進めるのが得意です。

また、感覚型(S)であることの特徴として、目の前で起きていることに対峙し、冷静に判断することができます。現実的に考えることができるタイプです。

感情型(F)であることから、他者に対して寛容であることも魅力の一つです。周りの人を励ますためには時間と労力を惜しまず、人々を巻き込んでいくのが得意です。

知覚型(P)の自由さや臨機応変なところも強みですが、一方で「極端に熱しやすく冷めやすい」「計画性が無い」「規則やルールを軽視しがち」という面もあります。目先の楽しみを味わうために、やらなければいけない義務や役割を無視してしまう傾向があるのは、ESFPタイプの最大の課題です。

そして、困っている人を誰よりもサポートしますが、自身が抱える問題に取り組むことは苦手で、衝突を避けようとする傾向もあります。

時には自分自身にしっかり向き合い、将来に向けて必要な準備を整えることができれば、弱みを克服できるでしょう。

ESFP-AとESFP-Tの違い

ESFP(エンターテイナー)タイプは、さらに「ESFP-A」と「ESFP-T」の2タイプに分類されます。

ハイフンの後に付いている「A」は「自己主張型」、「T」は「慎重型」を意味しています。

それぞれの特徴は下記の通りです。

「ESFP-A」の特徴

「自己主張型」のESFP-Aは前向きで、みずから行動を起こせるタイプです。周囲の人に頼られるリーダー的な要素もあります。ただ、自信が過剰気味になってしまう場合があることには要注意です。自己主張をしすぎないよう気を付けましょう。目先の目標だけにとらわれ、大事なポイントを見過ごしてしまわないよう注意すると良いでしょう。

「ESFP-T」の特徴

「慎重型」であるESFP-Tは、他者の感情に寄り添えるタイプです。勤勉で目標達成への努力を惜しまず、周囲から信頼が寄せられる傾向にあります。

やや敏感で不安定な気質があるため、外部からの刺激に対して過度に反応してしまうところがあります。ただ、人の気持ちや痛みが分かるからこそ、人に優しくできる面もあります。

ESFP(エンターテイナー)タイプの意味や特徴について以下の記事で詳しく解説しています。

ESFP(エンターテイナー)タイプとは?意味や特徴、よくある質問を解説!

日本におけるESFP(エンターテイナー)の割合

16personalitiesの公式サイトで公表されているデータによれば、日本におけるESFPの割合は6.02%となっています。

また、性格傾向を細分化した「T(神経型)」と「A(自己主張型)」で見てみると、ESFP-Tは3.08%、ESFP-Aは2.94%の割合で存在しています。

32タイプのうち、それぞれ10番目と13番目に多く、日本人にはやや多めの性格と言えるでしょう。

日本での各タイプの割合については以下の記事で詳しく解説しています。

日本人の16パーソナリティの割合ランキング!日本人のタイプの特徴を解説

出典:Japan Personality Profile | Country Personality Profiles | 16Personalities

ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事15選

ここからは、ESFP(エンターテイナー)タイプの性格的要素に適性がある仕事を15種類、ご紹介していきます。

ESFP(エンターテイナー)は、どんな相手とも明るくコミュニケーションが取れることに加えて、自分の趣味や特技を存分に活かすような仕事に適性が高いため、フィットネストレーナーや美容師、ツアーガイドなどの仕事に向いています。

  1. 営業 
    └強みである社交性、コミュニケーション能力、臨機応変な対応が活かせる
  2. 人事
    └コミュニケーション能力、人を魅了する力が採用活動や人員配置の場面で役立つ
  3. 幼稚園、保育園の先生 
    └優れた観察力、現実を見据える力、他者を気遣える力が発揮できる
  4. 小学校、中学校の教諭
    └他者をサポートする能力、寛容さが求められる
  5. フィットネストレーナー
    └人をよく観察し具体的なアドバイスを行うことができる
  6. コメディアン
    └個性的なネタを作る発想力、人とは違う視点で物事を見る観察眼が求められる
  7. 客室乗務員
    └細やかな気配り、コミュニケーション能力が発揮できる
  8. 美容師
    └強みである優れた美的センスを活かし、クリエイティブな活動ができる
  9. YouTuber
    └人を楽しませる力とともに、冷静な分析力、マーケティング的な発想も必要
  10. イベントプランナー
    └行動力、臨機応変さ、チームワークで仕事を進める力が評価される
  11. ツアーガイド 
    └好奇心旺盛で学習意欲が高い性格が適している
  12. 写真家 
    └強みである美的センス、アーティスト性が発揮できる
  13. 販売 
    └鋭い観察力で来店客のニーズを汲み取ることができる
  14. ホールスタッフ
    └人を楽しませることにやりがいを感じる性格が適している
  15. カスタマーサクセス
    └長期的に顧客と関係性を構築するの社会性が求められる

営業 [ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事 1/15]

ESFP(エンターテイナー)は、様々な人と円滑にコミュニケーションが取れる性格のため、営業職に向いています。

営業職は、法人や個人などあらゆる人に対してサービスを提案して契約を取ってくる仕事となります。そのため、ESFP(エンターテイナー)のコミュニケーション能力の高さを存分に活かすことができるでしょう。

特に、ESFP(エンターテイナー)の人であれば契約実績に追われ続けるというスタイルではなく、顧客と楽しく会話をしていたらおのずと契約が取れていたといったことも少なくなく、働く上でのストレスがかかりにくい点もメリットといえます。

①平均年収439万円
必要なスキル・商品に関する専門知識
・コミュニケーション能力
・忍耐力
・観察力
・論理的思考力
③仕事に就くためには?・企業の営業職求人に応募する
④関連する資格・特に資格は必要とされない

人事 [ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事 2/15]

ESFP(エンターテイナー)は、人と人とのコミュニケーションが大事になってくる仕事で特に強みを発揮できる性格のため、人事に向いています。

人事の仕事は材料活動や社内育成など、あらゆる人に関わる仕事です。

ESFP(エンターテイナー)であればどの性格タイプよりもコミュニケーション能力が高いため、人事として高い成果を残していけるでしょう。

①平均年収746万円
必要なスキル・パソコンスキル
・情報収集力
・プレゼンテーション力
・時間管理能力
・連携・調整力
③仕事に就くためには?・企業や団体などに採用され人事課などに配属される
④関連する資格・社会保険労務士
・キャリアコンサルタント
・メンタルヘルス・マネジメント検定
・人事総務検定

幼稚園、保育園の先生 [ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事 3/15]

ESFP(エンターテイナー)は、共感性が非常に高く、相手の立場に合わせてコミュニケーションを取ることが得意なため、幼稚園や保育園の先生に向いています。

幼児は大人のコミュニケーションが通じないため、うまくやりとりするのが難しい存在です。

しかしESFP(エンターテイナー)は言葉だけでなく、相手の気持ちを汲み取って行動ができる性格ですので、他の人が苦戦してしまう幼児とのコミュニケーションをうまく進められます。

①平均年収397万円
必要なスキル・保育の知識
・コミュニケーション能力
・子供を大切に思う気持ち
・責任感
③仕事に就くためには?・保育士の養成課程のある学校や施設を卒業するか、保育士試験に合格する
④関連する資格・保育士資格

小学校、中学校の教諭 [ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事 4/15]

ESFP(エンターテイナー)は、コミュニケーション能力が高いだけでなく、難しいことでもわかりやすく説明する能力に長けていますので、小学校や中学校の教諭にも向いています。

勉強を教えるためには、ただ教科書を音読すれば良いのではなく、相手の理解度に応じて説明をしていくことが大切です。

ESFP(エンターテイナー)は共感性が高いため、授業の質も高くなることが期待でき、教師として生徒から信頼を置かれる存在になるでしょう。

①平均年収699万円
必要なスキル・教育全体への理解
・指導教科などの専門的な知識や技能
・コミュニケーション力
・倫理観
③仕事に就くためには?・大学などで所定の単位を取得し小学校教諭免許、中学校教諭免許を得る
④関連する資格・小学校教諭免許
・中学校教諭免許

フィットネストレーナー [ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事 5/15]

ESFP(エンターテイナー)は、どんな物事でも楽しく人に教えることができるため、フィットネストレーナーに向いています。

フィットネスをしたいと考えている人は様々なニーズを持っていますが、共通して楽しく体を動かすことに向き合いたいと思っています。

ESFP(エンターテイナー)は自分の経験や知識を活かし、相手を楽しませながらトレーニングを進められるでしょう。

①平均年収415万円
必要なスキル・スポーツやスポーツインストラクターとして知識
・救急法やスポーツ医学に関する知識
・マネジメント能力
③仕事に就くためには?・スポーツクラブ、フィットネスクラブなどの求人に応募する
④関連する資格・CPR(心肺蘇生法)ライセンス
・健康運動指導士
・健康運動実践指導者

コメディアン [ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事 6/15]

ESFP(エンターテイナー)は、相手が笑っている姿を見ることに強いやりがいを感じる性格のため、コメディアンに向いています。

ESFP(エンターテイナー)は、個性的でインパクトのあるネタを作る発想力にも長けていますので、性格的にもマッチしている仕事と言えるでしょう。

加えて、複数人のユニットで活動する際も、ユニット内のコミュニケーションを円滑に進める役割を担えます。

①平均年収ピンキリ
必要なスキル・トーク力
・空気を読む力
・積極性
・社交性
③仕事に就くためには?・養成所、専門学校などに入る
・タレント事務所に入る
・YouTubeなどを利用し活動する
④関連する資格・特に資格は必要とされない

客室乗務員 [ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事 7/15]

ESFP(エンターテイナー)は、文化や国籍にかかわらずコミュニケーションを取ることが得意なため、客室乗務員に向いています。

客室乗務員は様々な人種を相手にする仕事ですが、ESFP(エンターテイナー)であれば相手の文化や価値観の違いを理解した上でコミュニケーションを取ることができるため、結果的に仕事を円滑に進められるはずです。

①平均年収534万円
必要なスキル・語学力
・コミュニケーション能力
・体調管理能力
・冷静な判断力
③仕事に就くためには?・航空会社の客室乗務員求人に応募する
④関連する資格・秘書検定

美容師 [ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事 8/15]

ESFP(エンターテイナー)は、コミュニケーション能力だけでなく優れたセンスや発想力を強みとしている性格のため、美容師に向いています。

美容師は仕事柄、様々な人と会話をすることになりますが、ESFP(エンターテイナー)の人であれば相手に不快感を与えない会話を楽しむことができ、たくさんの固定客を作ることもできるでしょう。

①平均年収380万円
必要なスキル・美容師としての技術
・トレンド調査力
・接客能力
③仕事に就くためには?・美容師国家資格を取得して美容師の求人に応募する
④関連する資格・美容師国家資格

Youtuber [ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事 9/15]

ESFP(エンターテイナー)は、目立ちたがりで人から注目されるような状況に達成感ややりがいを感じる性格のため、YouTuberに向いています。

とにかく人を楽しませることを重視できれば活躍できる仕事のため、ESFP(エンターテイナー)の性格的特徴と非常にマッチした仕事だと言えます。

ESFP(エンターテイナー)の独創性やオリジナリティーあるセンスも活かしやすい点も、YouTuberが向いてる仕事の理由です。

①平均年収800万円
必要なスキル・動画撮影技術
・編集技術
・コミュニケーショ能力
・情報収集能力
③仕事に就くためには?・YouTubeに登録し、規定の広告収入が発生する条件をクリアする
④関連する資格・YouTubeパートナープログラム

イベントプランナー [ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事 10/15]

ESFP(エンターテイナー)は、今までの事例や過去にとらわれない柔軟な発想ができますので、イベントプランナーに向いています。

また、イベントプランナーは様々な立場の人とコミュニケーションを取る必要がある仕事ですが、ESFP(エンターテイナー)であればコミュニケーション能力も高いため、仕事を円滑に進められるはずです。

①平均年収623万円
必要なスキル・想像力
・コミュニケーション能力
・トレンド調査力
・体力
・調整力
③仕事に就くためには?・イベント制作会社の求人に応募して正社員就職する
④関連する資格・特に資格は必要とされない

ツアーガイド [ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事 11/15]

ESFP(エンターテイナー)は、異なる文化の人とも円滑にコミュニケーションを取れる性格のため、ツアーガイドに向いています。

ESFP(エンターテイナー)の人がツアーガイドになれば、観光客に対してユーモアを交えながらガイドができますので、旅行の満足度も高まることが期待できます。

①平均年収394万円
必要なスキル・語学力
・社交性
・時間管理能力
・コミュニケーション能力
③仕事に就くためには?・旅行会社のツアーガイド求人に応募する
・ツアーコンダクター派遣会社の求人に応募する
④関連する資格・旅程管理主任者

写真家 [ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事 12/15]

ESFP(エンターテイナー)は、自身のセンスを活かして働ける業務で強みを最大限に発揮できますので、写真家に向いています。

写真家は自分が撮影した写真を作品としてクライアントに納品したり、展示したりする仕事です。自分の写真を見て多くの人が喜んでいる姿を見れば、ESFP(エンターテイナー)は、強いやりがいを感じられるでしょう。

①平均年収350円
必要なスキル・カメラ、写真の専門知識とスキル
・観察力
・行動力
③仕事に就くためには?・広告制作会社、広告代理店などカメラマン求人に応募する
・画像提供サイトに素材とし登録し契約の使用料金を稼ぐ
・フリーのカメラマンとして働く
④関連する資格・フォトマスター検定
・写真技能士

販売 [ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事 13/15]

ESFP(エンターテイナー)は、あらゆる人と適切にコミュニケーションが取れる性格のため、販売職に向いています。

来店客によっては、コミュニケーションをとって欲しい人もいれば、取って欲しくないと考える人もいます。

ESFP(エンターテイナー)は、高い共感性を活かして来店客の考えを瞬時に把握できますので、満足度の高い接客が期待できます。

①平均年収334万円
必要なスキル・コミュニケーション能力
・ヒアリング力
・情報収集能力
③仕事に就くためには?・企業、ショップなどの販売職求人に応募する
④関連する資格・特に資格は必要とされない

ホールスタッフ [ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事 14/15]

ESFP(エンターテイナー)は、相手がしてほしいことを考えた上でコミュニケーションが取れる性格のため、ホールスタッフに向いています。

ホールスタッフはその場の状況に応じて柔軟に対応を取ることが求められますが、それにはESFP(エンターテイナー)の共感性の高さが活かせます。

対話力だけでなくユーモアも持ち合わせていますので、リピーターも増やしていけるでしょう。

①平均年収328万円
必要なスキル・コミュニケーション能力
・接客サービススキル
・体力
③仕事に就くためには?・レストラン、ホテルなどのホールスタッフ求人に応募する
④関連する資格・特に資格は必要とされない

カスタマーサクセス [ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事 15/15]

ESFP(エンターテイナー)は、相手の悩みを瞬時にキャッチして安心させられるようなコミュニケーションを得意としていることから、カスタマーサクセスに向いています。

カスタマーサクセスは長期的に顧客と関係性を構築していくことが求められますので、ESFP(エンターテイナー)のコミュニケーション能力の高さはそのまま大きな強みとなります。

①平均年収308万円
必要なスキル・コミュニケーション能力
・課題を見つける力
・問題解決能力
③仕事に就くためには?・関わりたい業界のカスタマーサービス求人に応募する
④関連する資格・SUCCESSGAKO 実戦カスタマーサクセス by SUCCESS LAB
・SUCCESSGAKO 認定カスタマーサクセス by SUCCESS LAB
・Pulse + by Gainsight

出典:厚生労働省「職業情報サイト jobtag」

ESFP(エンターテイナー)の就活の進め方
ESFP(エンターテイナー)の就活の進め方

ESFP(エンターテイナー)に向いてる業種

①生活関連サービス業

生活関連サービス分野には、以下のような業種が含まれています。

  • 洗濯・理容・美容・浴場業…洗濯業、理容業、美容業、公衆浴場業、エステティック業など
  • その他の生活関連サービス業…旅行業、家事サービス業、衣服縫製修理業、物品預かり業、火葬・墓地管理業、冠婚葬祭業、食品賃加工業、結婚相談・結婚式場紹介業、写真プリント、現像・焼付業

ESFP(エンターテイナー)タイプは、気配りが求められる仕事に適性があるため、生活関連サービス業界での仕事に向いています。

②教育業

教育分野には、以下のような業種が含まれています。

  • 学校教育…幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、高等教育機関(大学・短大・高等専門学校)、専修学校、各種学校、幼保連携型認定こども園
  • その他の教育・学習支援業…図書館、博物館、美術館、動・植物園、学習塾、教養・技能教授業(音楽・書道・茶道・生花・外国語会話・スポーツ等)

ESFP(エンターテイナー)タイプは、他者の思考や感情を繊細に汲み取ることができ、さらに自分の知識や技術を喜んで他者に提供します。これらの傾向は、教育・指導する仕事に適性が高いと言えるでしょう。

③娯楽業

娯楽分野には、以下のような業種が含まれています。

  • 娯楽業…映画館、劇場・劇団・楽団・演芸・スポーツ興行団、競輪競馬等競走場・競技団、スポーツ施設提供業(フィットネスクラブ・ボウリング場ほか)、公園、遊園地、テーマパーク、遊技場、ダンスホール、マリーナ、カラオケボックス

ESFP(エンターテイナー)タイプは好奇心に溢れ、楽しむことに秀でているため、娯楽分野に向いています。抽象的なことよりも、目の前のリアルな状況を大切にする傾向や臨機応変に対応できる特徴も、エンタテインメント業への適性と言えるでしょう。自分自身が楽しむことも好きですが、裏方として「人を楽しませること」を探求できるところも、これらの業種に適しています。

④小売業

小売分野には、以下のような業種が含まれています。

  • 小売業…各種商品小売業(百貨店・総合スーパーなど)、織物・衣服・身の回り品小売業、飲食料品小売業、機械器具小売業、その他の小売業、無店舗小売業(通信販売、訪問販売、自動販売機による小売)

ESFP(エンターテイナー)タイプは、実務に秀でた交渉上手であるため、各種の卸売業・小売業界での仕事に向いています。

卸売・小売業は、同業他社との市場競争に常にさらされているタフな業種です。コミュニケーション能力が高く営業の達人であるESFPの適性が、発揮できる業種です。

ESFP(エンターテイナー)には向いてない仕事

ESFP(エンターテイナー)タイプは、社交性とコミュニケーション能力に優れている反面、ルーティンワークや一人で進めるスタイルの仕事を苦手とする面もあります。

そんなESFPにあまり向いていない仕事ですが、具体的な特徴としては以上の3点があげられます。

  • ①単独作業が多い仕事
  • ②長期的な計画や戦略性が必要な仕事
  • ③理論や抽象概念に基づく仕事

それでは、詳しく見ていきましょう。

①単独作業が多い仕事

ESFP(エンターテイナー)タイプは、単独で業務にあたる時間が長い仕事にはあまり向いていません。

具体例をあげるとすれば、向いていないのは下記のような職業です。

  • システムエンジニア
  • Webライター
  • CADオペレーター

これらの仕事には、ひとりで進める作業が他の職種よりも多い傾向があります。

ESFPは、その社交性を活かして複数人のチームワークで仕事を進めることを得意としていますので、それを活かせる仕事を選択した方が良いでしょう。

②長期的な計画や戦略性が必要な仕事

ESFP(エンターテイナー)タイプは、長期的な計画や戦略性が必要な仕事に向いていません。具体例をあげるとすれば、下記のような職業です。

  • 経営コンサルタント
  • プロジェクトマネージャー

これらの仕事には長期的な計画や戦略の立案と、それらを着実に実施していく能力が求められています。

ESFP(エンターテイナー)タイプは、長期的な計画立案や遂行をあまり得意としていない傾向があります。「物事への姿勢」が知覚型(P)であることから、計画性が高く長期に渡り進められる業務スタイルよりも、突発的な物事に臨機応変な対応が求められるスタイルを好みます。

③理論や抽象概念に基づく仕事

ESFP(エンターテイナー)タイプは、理論や抽象概念を扱う仕事を苦手とする傾向があります。

具体例をあげるとすれば、向いていないのは下記のような職業です。

  • マーケティング
  • 証券アナリスト
  • 学者

ESFPの「物事の見かた」は感覚型(S)で、具体的な目の前の物事を知覚することを得意としていますが、「判断のしかた」が感情型(F)であるため、理論や抽象概念を扱う仕事には不向きな傾向があります。

ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事を見つける方法

ESFP(エンターテイナー)タイプの性格や適性に合った仕事を選択できれば、キャリアにおける満足度が高まります。

向いている仕事を検討する際には、下記のようなポイントに該当するかどうかをチェックすると良いでしょう。

  • 社風、社員のコミュニケーションの雰囲気が合うか
  • 人に貢献できる仕事かどうか
  • 成長できる環境があるか
  • 顧客と直接コミュニケーションをとる機会があるか
  • 経験できる業務の幅が広いか
  • 社内のイベントなどがあるか

これらポイントを見定めるために、下記3つの側面から就活を行うことをおすすめします。ひとつずつ、解説していきます。

①現場の社員の声を多く聞く

自分に適した職場かどうかを確認するには、その企業で実際に働いている人に会ってみることをおすすめします。

感覚型(S)のESFP(エンターテイナー)タイプは人に対する感受性が強いため、ひとりであれこれ考えるよりも、現場で働いている人となるべく多く会う機会を持った方が、職場の雰囲気など受け取れる情報が多いのです。

就職セミナーや会社説明会、OB/OG訪問や知り合いのツテを頼るなど、あらゆる手段を駆使して、現場の社員の話を聞く機会を増やしましょう。

②インターンシップや派遣などその企業で働いてみる

インターンシップや派遣社員として、実際にその企業で働いてみるのも良いでしょう。

ESFP(エンターテイナー)は具体的に行動することで学習しやすいタイプであるため、実際に働いてみることで自分に向いてるかどうかを判断しやすくなります。

③ビジネスモデルをチェックする

ESFP(エンターテイナー)タイプに向いてる仕事を見つけるには、企業のビジネスモデル(業務内容や事業の方向性)を調査することも有益です。

人への貢献度の高さがモチベーションになるESFPにとって、顧客や社会に貢献していけるビジネスかどうかが重要だからです。

そうした特徴を持つ会社かどうかを基準に、企業分析をしていきましょう。

ESFP(エンターテイナー)の就活の進め方
ESFP(エンターテイナー)の就活の進め方

ESFP(エンターテイナー)が向いてる仕事を探す時のNG行動

ESFP(エンターテイナー)の人が、この記事で紹介したような向いてる仕事を探す際、以下のような行動はできるだけ避けるようにしましょう。

  1. 短期的な直感で就職先を決めない
  2. 面接官の印象だけで社風を捉えない
  3. 働き方のイメージがつかないまま就職しない

それぞれ詳しく解説します。

1. 短期的な直感で就職先を決めない

ESFP(エンターテイナー)は非常に直感に優れた性格となりますが、就職活動をする上では、短期的な直感で応募先や就職先を決めないように注意してください。

就職活動する上では、中長期的なキャリアビジョンや働く価値観を重視することが大切です。もし短期的な直感だけで就職先を決めてしまうと、就職後にミスマッチを感じて早期離職につながりかねません。

早期離職をすると次の就職も難しくなってしまうことから、どの会社であれば自分にマッチするのか入念に考えた上で応募先を決めていきましょう。

2. 面接官の印象だけで社風を捉えない

ESFP(エンターテイナー)は非常に共感性の高い性格ですが、面接官の印象だけで社風を捉えないように注意してください。

会社は非常に多くの人が働いている組織ですので、面接官はその中の1人に過ぎません。

極論を言えば、面接官だけ人当たりが良く、それ以外の人は自分にとって苦手な性格の可能性も考えられます。

社風を重視した就職活動をしたいのであれば、就職口コミサイトや就職エージェントのアドバイスを参考にして、企業研究に真剣に取り組むように心がけましょう。

3. 働き方のイメージがつかないまま就職しない

ESFP(エンターテイナー)は楽観的な性格も持ち合わせていますが、就職活動の場においてはその性格が弱みとなることがあります。特に、働き方のイメージがつかないまま就職することだけは避けてください。

同じ職種の仕事であっても、会社によって働き方は異なります。

この記事で紹介した仕事であっても、会社によってはESFP(エンターテイナー)にとって働きにくい環境であることも考えられます。

仕事の種類はもちろんですが、その会社でどうやって働けるのかといったことについては、様々な情報を収集した上で見極めることを意識してみてください。

ESFP(エンターテイナー)がマッチする職場環境

ESFP(エンターテイナー)タイプにマッチする職場環境についても考えてみましょう。

①チームワークが重視される職場

チームワークを重視するESFP(エンターテイナー)タイプには、下記のような特徴がある職場が適しています。

  • 上司や同僚から協力しあう意識が感じられる
  • 単独での業務よりも、複数人で業務に携わる割合が多い
  • 仕事を通して、人の役に立っている実感が得られる

ESFP(エンターテイナー)タイプは、多くの人と協力しながら作業を行うほうが強みを発揮できます。チームワークを重視する職場を選ぶと良いでしょう。

②カジュアルでフレンドリーな職場

他者との交流を大切にするESFP(エンターテイナー)タイプには、下記のような特徴がある職場が適しています。

  • 親しいメンバーと、和やかにコミュニケーションがとれる
  • 上司や同僚から、誠実さが感じられる
  • 社内のイベントなど、交流する機会が多い職場

人々の関係性が穏やかで、フレンドリーな雰囲気の職場であれば、ESFP(エンターテイナー)タイプの強みを発揮できるでしょう。

③人からの感謝が多い職場

ESFP(エンターテイナー)タイプには、人から感謝される機会が多い職場環境が適しています。たとえば、下記のような特徴のある仕事です。

  • 顧客に接する場面が多く、感謝される機会も多い
  • 多くの人と関わり、役に立てていることを日々実感できる

ESFPは他者に対して寛容で、困っている人を誰よりも熱心にサポートする特性があります。それを活かせる職場を選ぶと良いでしょう。

ESFP(エンターテイナー)の強み

ESFP(エンターテイナー)タイプの主な強みは、こちらの5点です。

  1. 人を楽しませる力
  2. 鋭い感性
  3. 豊富なアイデア
  4. 観察力が強い
  5. 常に前向きに物事に取り組める

それでは、順番に見ていきましょう。

①人を楽しませる力

ESFP(エンターテイナー)タイプの最大の強みは、文字通り「人々をエンターテインする(楽しませる)能力」に優れている点です。

注目を浴びるのが大好きで、どんな場でも盛り上げたり和ませたりすることができる天性の才能があります。

この能力は、あらゆる場面におけるコミュニケーションを円滑にし、人と人を繋げていくことでしょう。

②鋭い感性

ESFP(エンターテイナー)タイプは、鋭い感性の持ち主でもあります。

観察力や洞察力、物事を見極めるセンスが研ぎ澄まされているのです。これらは、ビジネスの場ではもちろん、プライベートな関係性においても役立ちます。審美眼的な意味合いだけではなく、物事の本質や核心を捉える際に活かされますので、重要な判断を行うタイミングで特に求められる強みと言えるでしょう。

③豊富なアイデア

ESFP(エンターテイナー)タイプが生み出す独創的なアイデアも、大きな強みの一つです。豊かなアイデアの源泉を持ち、クリエイティブな分野で能力を発揮できるでしょう。

これまでに無かった発想や製品・サービスを作り出すことができたり、既にある製品・サービス・方法をブラッシュアップすることにも長けています。

ESFPはこうしたことを苦もなくやってのけ、それを本人が「心から楽しんでいる」という稀有な存在なのです。

④観察力が強い

ESFP(エンターテイナー)は、人や物、周囲の状況などを観察し、瞬時に把握するといった観察力の強さが強みとなります。

社会人として働く上ではあらゆる場面で観察力が求められますので、 ESFP(エンターテイナー)が仕事上発揮しやすい強みと言えるでしょう。

特に対人関係が重要になってくるような営業職や人事、販売職などは観察力の強さが仕事の成果にも直結すると言えますので、これらの仕事に応募する際は、具体的なエピソードとともに観察力をアピールすることがおすすめです。

⑤常に前向きに物事に取り組める

ESFP(エンターテイナー)は、どんな物事であっても前向きに捉えることができるポジティブさが強みとなっています。

例えば営業職であれば、多くの人が数字に追われるプレッシャーでネガティブになりやすい一方、 ESFP(エンターテイナー)の人は、ノルマを自己成長のための1ピースとして前向きに捉えて仕事に向き合えます。

仕事は数十年に渡って続けていくものですので、メンタルを良好に保ち続けられるかが非常に大切になってきます。

ESFP(エンターテイナー)のポジティブさがあれば、どんな仕事であっても楽しんで取り組んでいけるでしょう。

仕事場での活かし方

上記3つの強みは、仕事をする上でどのように役立てられるでしょうか?

ESFP(エンターテイナー)タイプの「人を楽しませる力」は、職場でのチームワークを活性化させたり、社内外の人々をポジティブに巻き込んでいく原動力になります。

そして、その能力が製品やサービスの開発に一役買うこともあるでしょう。「鋭い感性」を活用して、いま求められていることを的確にキャッチし、「豊かなアイデア」で形にしていくことができます。それらを人々や世の中に広く発信していくポジションにも向いています。

就職や転職活動でのPR方法

就職や転職活動において、これらの強みを自己PRする例文をご紹介します。

例文1

私は「人を楽しませる」ことが好きです。

子どもの頃から周囲の人を笑わせるのが大好きでしたが、それが役に立つこともあると知ったのは、学生時代に居酒屋でアルバイトをしていた時です。

忙しい時期や時間帯はとてもハードな職場でしたが、そのことでスタッフ間のコミュニケーションが殺伐としたものにならないよう、ちょっとした気遣いや声掛けで場を和ませることを心掛けていました。

しばらく経ったころ、店長から「君が入ってからアルバイトの離職が減った。いつもメンバーを明るく元気づけてくれてありがとう」と言われ、とても嬉しかったです。

また、お客様から接客態度を褒められたり、名前を覚えてもらえたりという経験も、自分自身のモチベーションアップに繋がりました。

この強みを今後も活かしていきたいと考えています。

例文2

私の強みは、新しいアイデアを考える「発想力」です。

大学時代にボランティア・サークルに所属しており、日本各地の海岸でゴミ拾いや清掃活動をおこなうイベントを毎年開催していました。

せっかくこうした活動をおこなうのであれば、地域の観光振興にも一役買いたいと考え、活動状況をSNSで発信したり、イベントを企画して広く参加者を募ることにしました。

具体的には「ボランティアたび」と銘打って、ボランティア活動を行いながら、日本各地を旅するという企画を提案し、SNSでも募集をおこないました。

その結果、新たに10名の学生が集まり、今までよりも効率的にボランティア活動を実施することができました。

この経験から、新しいアイデアを提案し、実際に企画・実行することの意義を学びました。

ESFP(エンターテイナー)の弱み

ESFP(エンターテイナー)タイプの主な弱みは、こちらの3点です。

  1. 計画性がない
  2. 数字に弱い
  3. 論理性が弱い

これらについても、順番に見ていきましょう。

①計画性がない

ESFP(エンターテイナー)タイプは、計画通りに行動することをあまり重要視していません。

もちろん、大枠の計画が必要であることは認識していますが、「計画をそのまま実行に移す」ことよりも、その場その場の状況に応じて柔軟に対応していく方が良い結果をもたらすと考えており、また臨機応変な対応が実際に得意でもあるのです。

そうした柔軟な対応が功を奏することが多いため、計画的な行動をやや軽視したり、好まない傾向にある人も多いようです。

②数字に弱い

ESFP(エンターテイナー)タイプは、数字に対する苦手意識がある人が多いようです。

そのため、たとえば経理や財務などの数字を扱う仕事には向いていない傾向があります。

数字やデータなどの分析やよりも、人との交流や交渉事の方で強みを発揮できるタイプです。

③論理性が弱い

ESFP(エンターテイナー)タイプは「判断のしかた」が感情型(F)であるため、状況によっては論理的な判断を欠いてしまうことがあります。

特に仕事上では論理性が必要になる場面もありますので、そうした状況にある際は感情を優先させ過ぎないように心掛けると良いでしょう。

仕事場で注意すべきこと

上記3つの弱みについて、職場で注意するべきポイントを紹介します。

例えば、「計画性がない」という弱みについては、「計画にも、存在意義や一定の効果がある」と認識することで軽減されます。

計画を立てないまま、ひらめきや衝動でプロジェクトや企業を遂行すれば、なかなか思うような成果が得られないことでしょう。

計画は「敵」ではなく、いかに「味方」にして使いこなすかが重要です。

また、「数字に弱い」、「論理性が弱い」という弱みについては、それらを得意とする人物に任せるか、アドバイスを求めることをおすすめします。

就職や転職活動で損しないためのポイント

ESFP(エンターテイナー)タイプが、就職や転職活動においてもっとも気を付けたいポイントは「人や職場の雰囲気ばかりを重視してしまい、業務内容や事業の方向性がミスマッチしてしまうおそれがある」ということです。

説明会や面接で話した人と過度に意気投合してしまったり、職場のスマートな雰囲気だけに憧れてしまうなど、やや表面的な部分で安直に判断してしまう傾向があります。

就職や転職活動においては、業務内容や会社の方向性などもあらかじめしっかりとチェックしておくようにしましょう。

また、就職や転職活動は数か月程度の長い期間が掛かるものだと、あらかじめしっかり認識しておきましょう。「早く決めたい」と焦ってしまい不本意な就職や転職とならないよう、しっかりと計画を立てたり、自分にとっての譲れない条件や軸を明確にしておくことをおすすめします。

ESFP(エンターテイナー)はどんな人と相性がいいの?

ESFP(エンターテイナー)は、どんなタイプの人と相性が良いのかについても紹介します。

「16 Personalities性格診断」の中であれば、どのタイプが当てはまるのかも解説します。

仕事面①目的・目標志向の上司

ESFP(エンターテイナー)タイプは、「目的・目標志向の上司」の元で活躍できるでしょう。過程よりも具体的な成果をしっかりと評価してくれるタイプの上司です。

「16 Personalities性格診断」では、ISTJ(管理者)タイプです。

ISTJは事実や成果を重視するタイプで、周囲から厚い信頼を寄せられています。ESFPが生み出した成果をきちんと評価し、モチベーションを上げてくれます。

両者は、理性的で現実主義的な考え方を持っているため、意思決定や問題解決においてスムーズなコミュニケーションが可能です。

また、誠実さやひたむきさが際立つISTJは、チームワークを重視するESFPにとって心から信用できる存在になることでしょう。

仕事面②論理的思考力の高い同僚

仕事面では、「論理的思考力の高い同僚」の存在も欠かせません。

INTJ(建築家)タイプは、ESFP(エンターテイナー)タイプのアイデアやチャレンジを実現可能なプランに落とし込んでくれる仲間となります。

INTJは理性的で頭の回転が速く、論理的思考を補完してくれます。両者の間には「共通の目的を持つことにより、互いの強みを合わせて取り組むことができる」という特徴があります。

ESFPは、INTJの独立心の強さを尊重しましょう。INTJには、ひとり静かに思索にふける時間が必要です。お互いのペースを乱さないようにすることで、最強のタッグが実現できることでしょう。

仕事面③ポジティブな同僚

ESFP(エンターテイナー)タイプにとって、「ポジティブな同僚」の存在も欠かせません。

「16 Personalities性格診断」では、ISFJ(擁護者)タイプです。

長期計画の策定や遂行を苦手としているESFPの弱みを補完し、ESFPのエネルギッシュな行動にポジティブな姿勢でついてきてくれます。また、ESFPが細かなミスをしてしまった際には、全力でサポートやフォローをしてくれるありがたい存在です。

一方、ESFPの明るい言動や人々を巻き込む行動力は、時に慎重すぎるISFJを後押ししてくれる頼もしい存在となるでしょう。

プライベート面①好奇心の強い人

プライベートにおける友人としてESFP(エンターテイナー)タイプと相性がいいのは「好奇心の強い人」です。

「16 Personalities性格診断」では、ESTP(起業家)タイプが該当します。

両者はともに好奇心が旺盛で、新しい物事を偏見や躊躇なく楽しめるタイプです。

似た者同士なので、良好な関係が築きやすい相性と言えます。

プライベート面②思いやりのある人

ESFP(エンターテイナー)タイプは、「思いやりのある人」と合います。

「16 Personalities性格診断」では、INFP(仲介者)タイプがあげられます。両者は、ともに感情的なつながりをとても大切にします。同じ目線で話ができるので、一緒にいて居心地のいいパートナーになるでしょう。

また、INFPは「仲介者」の名にふさわしく、人をサポートしたり、物事の本質を捉えてわかりやすく伝える能力に長けています。これらは、ESFPの弱みを的確にフォローしてくれる能力です。

ESFP(エンターテイナー)と相性が悪い性格タイプ

続いて、ESFP(エンターテイナー)タイプは、どんなタイプの人と相性が悪いのかについて紹介します。関係性をより良くするための参考にしてみてください。

相性が悪い性格タイプ①過度に批判的な人

ESFP(エンターテイナー)タイプは、目先の楽しみを優先してやらなければならないことを後回しにしたり、問題にしっかりと対処することが苦手です。

そうした弱みを遠慮なく批判してくるENTP(討論者)タイプとは、相性が悪いと言えるかも知れません。論理型(T)であるENTPは問題を解決することを重視するため、ESFPが問題に取り組まない姿勢に批判的です。

ただ、両者はともに知覚型(P)であるため、物事を現実的に捉え、実際の経験を通して新しい知識や概念を吸収することが重要だと考えます。こうした共通点があることを理解できれば、大きな衝突は避けられるでしょう。

相性が悪い性格タイプ②融通の利きづらい人

ESTJ(幹部)タイプの「ルールや約束をしっかりと守りたい」傾向は、そうしたものにあまり縛られたくないESFP(エンターテイナー)タイプと相容れないことが往々にしてあります。

自由で活動的なESFPは行動に粗が目立ったり細かいミスをしまうこともあり、ルールを重んじる人からすると、疎ましく思われてしまう可能性があるためです。

また、ESFPは計画ずくめになることを好みませんが、ESTJは堅実で計画通りに物事を進めたいため、生活リズムや価値観の違いも問題が起こりがちです。

相性が悪い性格タイプ③強く内向的なタイプ

ESFP(エンターテイナー)タイプは「強く内向的なタイプ」を苦手だと感じています。

「16 Personalities性格診断」では、INTP(論理学者)タイプが当てはまります。INTPは自分と興味・関心が同じでない人にはなかなか心を開かない傾向があります。人と積極的に関わることも、グループに所属することもあまり好みません。

ただし、両者の興味や目標が一致した場合には、両者の違いが「補い合い、助け合う関係性」になるケースもあります。

ESFP(エンターテイナー)と相性の良い性格タイプについては以下の記事で詳しく解説しています。

ESFP(エンターテイナー)と相性の良い性格まとめ!恋愛・仕事の相性や向いてる職業も解説

ESFP(エンターテイナー)の性格タイプを更に詳しく理解しよう

記事の前半でも触れましたが、ESFP(エンターテイナー)タイプの特徴は、16Personalities診断テストに用いられる「4つの対抗軸の組み合わせ」から解説されています。

興味・関心の方向内向型(I)外交型(E)
物事の見かた感覚型(S)直観型(N)
判断のしかた論理型(T)感情型(F)
物事への姿勢判断型(J)知覚型(P)

ESFP(エンターテイナー)タイプは、上記の要素のうち、外向型(E)、感覚型(S)、感情型 (F)、知覚型(P)の4つの特徴を持つタイプです。

ESFP(エンターテイナー)タイプを一言で表すなら、「好奇心旺盛で人を楽しませるのが大好きな、まさに天性のエンターテイナー」です。

生まれつき好奇心が強く、美的感覚に優れています。研ぎ澄まされた観察眼と美的感覚を持ち、服装からインテリアにいたるまで優れたセンスが光ります。自由奔放な性格で、環境の変化を楽しめるタイプです。

外向型(E)で、社交の場の中心にいることが多く、たくさんの人から注目を集めることが好きです。ひとりで行動するよりも、複数の人とチームワークで物事を進めることを好みます。高いレベルのコミュニケーション能力を持ち、難しい交渉や駆け引きも難なくこなします。

感覚型(S)であることから、目の前で今起きていることに対峙し、冷静に判断・対処することが得意です。あれこれ夢想するよりも、物事を現実的に考えるタイプです。

感情型(F)の特性として、他者に対して寛容です。周りの人を励ますためには時間と労力を惜しまず、人々を巻き込んでいくのが得意です。

知覚型(P)の自由さや臨機応変なところも強みですが、一方で「極端に熱しやすく冷めやすい」「計画性が無い」「規則やルールを軽視しがち」という面もあります。目先の楽しみを優先し、やらなければいけないことをつい先延ばしにしてしまう傾向があることが最大の課題と言えるでしょう。

困っている人を誰よりも熱心にサポートするのは良いのですが、自身が抱える問題に真剣に取り組むことは苦手で、衝突を避けようとする点にも注意が必要です。

時には自分自身にしっかり向き合い、将来に向けて必要な準備を整えることができれば、これらの弱みを克服できるでしょう。

自分の性格タイプを活かす方法をアドバイス

ESFP(エンターテイナー)タイプは、公私にわたり人付き合いが良く、友人関係や恋愛も充実している傾向があります。要は「モテる」タイプです。

人あたりが良く素直な性格であるため、ほとんどの人と和やかに接することができます。多くの人と良好にコミュニケーションを取れることが、モテることに繋がるのでしょう。

ただ、人のことは熱心に気にかけたりサポートするのですが、自分が「やるべきこと」や「向き合わなければならない問題」から逃げてしまいがちなところがあります。もとは小さな問題も、放置し続ければ大きく悪化することになります。人へのサポートを「忙しさの言い訳」にせず、自分自身にしっかり向き合う時間を取りましょう。

また、長期的な展望よりも、「今、自分はどう感じているか」を重視する傾向があるので、特に恋愛においてはドラマチックな展開やスリルを求めている部分があります。パートナーに求めるものが急に変わったり、他の人に興味が移ってしまうことは、他のタイプよりも起こりがちな点には注意が必要です。

ESFP(エンターテイナー)について「よくある質問」

ESFPのあるあるって?

ESFP(エンターテイナー)タイプあるある、よく聞かれるものをいくつかご紹介します。

  • 好奇心が旺盛で、新しいことが大好き
  • 年齢・性別・業種などにとらわれず誰とでも仲良くできる
  • 行動力があるが、あまり深く考えないで動くので失敗も多い
  • じっとしているのが苦手。身体を動かすのが好き
  • 学校など多くの規則が整備されている環境は苦手
  • 自分の目で見たものしか信じない
  • ついつい、スリルや刺激を求めてしまう
  • 他人に寛容で、助けを求められれば熱心にサポートする
  • 地道にコツコツ続ける事が苦手
  • 人から必要とされたり、頼りにされることが嬉しい
  • 多くの人からの注目を集めることが好き

あなたは、いくつ当てはまりましたか?

ESFPはなぜ「エンターテイナー」と呼ばれるのか?

ESFP(エンターテイナー)は、文字通り人々を楽しませることが大好きなタイプであり、まさに名は体を表すという言葉がぴったりです。

そして、面白おかしく「楽しませる」だけでなく、辛い状況にある人たちを「励まし、癒す」という意味でも、大きな影響力を持っています。

人は「人生を楽しむために生まれてきた」ということを忘れがちですが、ESFPのフレンドリーでポジティブなエネルギーは、事あるごとにそのことを思い出させてくれる、とても貴重な存在と言えるでしょう。

ESFPは仕事ができないと言われるのはなぜ?

ネット上では「ESFPは仕事ができない」というような言説が見られます。もしかすると、このことを気に病んでいるESFPタイプの人もいるかも知れません。

まず大前提として、人に対して「仕事ができない」というような断定はするべきではありません。

その上で「なぜ、ESFP(エンターテイナー)タイプは仕事ができないと言われてしまうのか」、その理由は「計画性が無い」「規則やルールを軽視してしまう」「注意不足からミスをしてしまいがち」などの特徴があるからだと推測されます。

こうした傾向がESFPにあることは否めませんが、すべての仕事においてこうした特徴がネックになるとは限りません。

計画やルール通りに仕事を進めることが得意なパートナーや同僚と仕事をすれば良いですし、「ぜったいにミスを起こさない」ことよりも「他の誰にも真似できないアイデアやセンスがある」ことの方が求められる仕事もあります。

ESFPの「人々を楽しませる能力」や「多くの人を巻き込むチームワークの名手」を活かせる仕事を選べば、「仕事ができない」なんて誰にも言わせない活躍が期待できるでしょう。

まとめ:ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事をゲットしよう!

ESFP(エンターテイナー)タイプには、自由にチャレンジができ、多くの人とチームワークで行う仕事に適性があります。

一方で、ESFPが苦手とする計画性が重視される仕事やルーティンワークは避けた方が良いでしょう。

ESFP(エンターテイナー)タイプの強みと弱みをしっかりと理解した上で、向いている仕事を探すようにしましょう。

どんな仕事が向いているのか分からなかったり、向いている仕事の探し方を知りたい方は、就職エージェントを活用するのがおすすめです。その人の適性に合う仕事探しを、専任のエージェントに相談したりアドバイスが受けられます。

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池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」