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仕事が向いてないといつ判断しますか?判断の理由とその後の対策

仕事が向いてないといつ判断しますか?判断の理由とその後の対策

仕事が向いてないといつ判断しますか?

仕事が向いてないといつ判断するべきでしょうか。
仕事において「成果が上がらない」「やりがいを感じられない」「会社と合わない」といつも感じる場面が多いのなら、その仕事が自分に向いてないと判断してもよいでしょう。向いてない仕事を続けていると、

  • ミスの増加
  • 職場への適応が遅い
  • ストレスの過負荷
  • 心身の不調
  • 評価への不満
  • 職場の人間関係の悪化

が顕著に現れてきます。。

考慮すべき点として、「ミスの増加」や「職場への適応が遅い」については、スキルアップをすることで修正されることもあるため、向いてない仕事だとすぐに判断するべきではない場合があります。
一方で「心身の不調」や「職場の人間関係の悪化」など自分だけで対処や改善することが困難なものや、将来的に最悪死に至るケースについては、向いていないとすぐに判断してキャリアチェンジの方法を模索するほうがよいでしょう。

仕事が向いてないと感じる7つの時

社会人が「この仕事向いてないかも」と感じるときの7つの時についての紹介と、いつ仕事が向いてないと判断するかについて解説します。

1. 仕事のミスが多くなるなどのマイナスの面が強く出る時

ミスが増えると仕事への評価が下がり自己肯定感や仕事へのモチベーションを維持するのが難しくなるので仕事が向いてないと感じます。

業務に関するスキルや知識が一定の基準に達していない場合は、勉強や訓練によって仕事のミスを減らすことができるかもしれません。集中力の欠如によってミスが多発する場合は、心身の不調による場合がありますので、仕事や職場に向いていないと判断し、体調を整えてキャリアチェンジの道を模索する必要があります。

2. 思うような成果が出ないといったプラスの評価が乏しい時

業務に対する最低限の適性はあるものの、職場の同僚などと比べ相対的に高い評価を受けにくい場合、有用感が薄れ向上心を維持するのが難しくなり仕事が向いてないと感じます。

ミスが多くなる理由と同様に、業務に関するスキルや知識が、高い評価を得るのに必要な基準に達していない場合が考えられます。
ただし、向上のための努力をしているのにも関わらず評価が上がらない場合や、同僚や同期の者と比べて、努力の効果が明らかに低い場合は、その仕事の適性が乏しいケースがありますので、その仕事に向いてないと判断して次のキャリアに向けての準備をする必要があるでしょう。

3. 仕事の内容が事前の情報と違った時

求人情報や事前に確認していた内容と、実際に働いてみてからの状況が違っていたときは、職場への適応が難しくなるなどのストレスを生む原因となり、職場環境や仕事が向いてないと感じます。

事前に確認していた業務内容や待遇が違った場合、違法性がある場合はもちろん著しく違う場合についても、その相違について会社と確認し合う必要があります。お互いの主張が折り合わない場合は、仕事への適性が向いてる向いてないに関わらず、すぐに転職を判断する十分な理由となります。

4. 職務上のストレスから体調不良になった時

職務上の責任の重圧や業務の過負荷によって、精神疾患や身体虚弱となるなどの体調の悪化が著しいと感じたときに仕事が向いてないと感じます。

仕事が原因による体調不良の場合、特にうつ病などの精神疾患については、最悪の場合死に至るケースもあるため早急な判断が必要となります。
原因となる仕事から距離をおくことが治療の鉄則となりますので、休職や退職によるインターバルを設けて心身を休める判断が必要です。

5. 職場の人間関係で悩んでいる時

仕事や職場のことで共感し合えたり、相談できる相手がいないと行き詰まり感を感じてしまい、仕事や職場自体が楽しくなくなり仕事が向いてないと感じます。

職場の人間関係は、会社業績や評価の良し悪しが影響するケースもあるので、悪化の要因が自分の適性や性格的な特性のギャップである可能性を考慮する必要があります。
いずれにせよ修正や改善が見込めない場合は、長くその仕事を続けることで不利益が生じることになるので、向いてないと判断し転職などを考える必要があります。

6. やりがいの欠如によりモチベーションが上がらない時

仕事に対しての気持ちが全く向かず、目標意識や向上心を失ってしまうことで仕事が向いてないと感じます。

やりがいや目的意識を持つことについては、忍耐強くその仕事に従事することで積み上がっていく場合もありますが、そもそもの自分の特性と大きく違う仕事を選んでしまった場合はモチベーションを維持することが難しくなります。
低いモチベーションによって出世や昇給から遠のいてしまいキャリアを棒に振る可能性がありますので、向上心が湧き上がるような次の仕事へのステップアップを判断する必要があります。

7. 待遇への不満や将来性への不安がある時

自分が遂行してきた職務への報酬や評価が、自分の期待を下回ったときやワークライフバランスが悪いときに、仕事や職場への不満や将来性の不安を感じることで仕事が向いてないと感じます。

いま従事している仕事について考える際「5年後もその仕事を続けたいか」という疑問を自分に投げかけ、そう思えるかが判断基準になります。
業界の景気や会社の業績にも左右される仕事への成果報酬について、将来性に不安を感じるような判断材料が多い場合は業界を飛び越えての転職も判断する必要があります。

キャリアチェンジの4つの方法

仕事が向いてないと感じることについて、自身の改善や修正を検討し、それでも仕事や職場への適性が自分に向いてないと判断した場合は、キャリアチェンジに向けた行動にシフトしましょう。

以下4つのキャリアチェンジの方法を紹介します。

1. 会社内で業務内容を変える配置転換の希望を出す

勤務地や部署を変更できる会社であれば、希望を出して自分が活躍できる新天地に身を置くことができます。

2. 転職をして業界や職業を変える

自分がやりたい仕事や向いてる仕事に転職することを視野に入れて、あらためて自己理解や職業理解を深める作業をしましょう。転職のサポートサービスをしている会社を活用するとキャリアのロスやマッチングの失敗が少なくなります。

3. 起業やフリーランスとして活躍する

十分なキャリアやスキルを持っている人であれば、自分で事業を興すこともできます。簡単なことではありませんが、やりがいや自由度が高いので向いてる人にはおすすめです。

4. 資格や免許などのライセンス取得や学び直し

退職後すぐに再就職するのではなく、スキルアップやライセンス取得を目指した学習期間を経てから転職することで、新たな業界にチャレンジできたり次職での待遇の向上が期待できます。

まとめ

仕事が向いてないといつ判断するか、どういった理由で判断するかには個人差や環境の差があります。取り返しがつかないほど体調を崩したり無理をしてまで一つの仕事や会社にしがみつくのは健全ではありませんが、向いてないと思ったからといってすぐにキャリアチェンジを考えず、まず仕事の適性や職場と自分とのズレを修正できるかについて検討した上で、より良いキャリア形成が期待できる判断をしましょう。

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池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」