ENFJ（主人公）と相性の良い性格まとめ！恋愛・仕事の相性や向いてる職業も解説

ENFJ（主人公）の相性の良い性格タイプは自分にない価値観を持ち知識や考え方をアップデートしてくれる人で、相性の悪い性格タイプは協調性が低く端どう行動を好むタイプです。
自分の診断結果を用いて他の16の性格タイプとの相性を知ることで、恋愛や苦手なタイプへの対処、適職を見つけることなどに活かしていくことができます。

この記事では、ENFJ（主人公）と相性の良い・悪い性格タイプを解説するとともに、恋愛や仕事面にフォーカスした相性の関係性をまとめてご紹介します。
また、ENFJ（主人公）に向いてる職業についても解説しますので、自分の性格タイプから相性を知りたいという人は参考にしてみてください。

※本記事で解説する相性は学術的根拠ではなく、各タイプの性格的における一般的理解に基づいて解釈しています。

この記事の目次

1 ENFJ（主人公）と相性が良い性格タイプは？
2 ENFJ（主人公）と相性の悪い性格タイプは？
3 ENFJ（主人公）の恋愛における相性一覧
4 ENFJ（主人公）の仕事における相性一覧
5 ENFJ（主人公）に相性の良い職業
6 ENFJ（主人公）の相性に関するよくある質問
7 まとめ

ENFJ（主人公）と相性が良い性格タイプは？

ENFJは強いカリスマ性とリーダーシップが特徴的な性格です。コミュニケーション能力が高いだけでなく、常に他人に対して気配りができることから、多くの人に慕われる傾向にあります。

まずは、ENFJと相性が良い性格タイプについて解説していきます。

ENFJ（主人公）と相性が良いのは自分にない価値観を持っている性格

ENFJは生まれつきのリーダー気質を有した性格ですので、価値観の違うあらゆる人と上手くコミュニケーションを取れるといった特徴があります。加えて、自分たちが掲げる理想に向かって、チームで一丸となって突き進んでいくような行動力と推進力を持ち合わせています。

ENFJが大切にしている価値観としては、「自分が常に正しいと思うことをする」ことであるため、自身の軸がはっきりしている反面、視野がやや狭くなってしまうこともあるのが弱点です。

このことから、ENFJと相性が良いのは自分にない価値観を持っている人が挙げられます。今まで自分が考えたことのない価値観を持っている人と対峙することにより、知識や考え方がアップデートできるので、より人間として成長していけるでしょう。

ENFJ（主人公）と相性の良い性格タイプはISTJ,INTJ,ESTP

ENFJが持っていない価値観を持っているような性格タイプ、つまりENFJと相性が良い性格タイプとしては、ISTJ,INTJ,ESTPの3つが挙げられます。

管理者タイプのISTJは、実直さと誠実さが強みであり、与えられたミッションを忠実にこなす日本人に最も多いと言われている性格です。ENFJが掲げる目標に対して真面目についてきてくれるため、一緒に行動していてストレスを感じることがないでしょう。
また、理想主義的なENFJと現実主義的なISTJとは価値観が異なりますので、ENFJは新しい考え方を知るきっかけも見つけられます。

建築家タイプのINTJは、あらゆる物事を戦略的に考えて実行していく参謀タイプの性格です。ENFJが理想とする目標を実現するための計画を立てるのに適しており、信頼できる右腕として活躍してくれる期待が持てます。
ENFJは人々を動かすことが得意ですが、どうやって実現に持っていくかという細かな調整や戦略立てが苦手な傾向にあります。そうしたENFJの弱点をINTJが補完してくれるということもあり、非常に相性の良い組み合わせと言えます。

起業家タイプのESTPは、行動力とセンスに優れているのが特徴で、リスクを積極的に取ることで新しい物事を進める性格となっています。ENFJが考えつかないような行動や思考をする性格となっており、一緒に行動することで自分の価値観を大きくアップデートできるでしょう。

ENFJ（主人公）とISTJの相性

ENFJとISTJは、全ての組み合わせの中でも最も最高とも言える相性です。ENFJが持っていない価値観をISTJが持ってくれていますので、特に何かを集団で成し遂げたいという時に心強い仲間となってくれることでしょう。

両者は物事を検討する時に重視するポイントが異なります。ENFJは組織全体が成功することを重視するのに対して、ISTJは自分に与えられた指示をこなすことを重視します。

そのため、極論ENFJのチームメンバーが全員ISTJであれば、組織として大きな物事であってもスムーズに進めていけると考えられます。

このように一緒に行動するのにふさわしい組み合わせですが、性格傾向を示すアルファベットの共通点が一つしかないため、時間をかけて仲良くなる必要がある点はあらかじめ認識しておいてください。

ENFJ（主人公）とINTJの相性

ENFJとINTJは、どちらも将来をよくするために行動することが好きな性格です。また、両者ともビジョナリーな性格であることから、共通となる話題さえ見つけられれば二人で長時間語り明かすといったことも珍しくありません。

性格傾向としては内向型と外向型という点で異なりますが、ENFJは多くの人とコミュニケーションを通して調整役にまわり、INTJは一人で黙々と計画立てをするといった役割分担ができます。そのため、性格傾向の違いで衝突することは少ないでしょう。

もし喧嘩してしまったとしても、お互い理知的な性格ですのですぐに和解することが可能です。仕事でも恋愛でも非常に良い相性の組み合わせと言えます。

ENFJ（主人公）とESTPの相性

お互いに外向型の性格ですので、初対面であっても仲良くなるまでのスピードが非常に早く、一緒にいて常に刺激をもらえる相性と言えます。

ESTPが自由奔放な行動をしても、ENFJが強い包容力で包み込むことができるため、衝突に発展することは少ないでしょう。

また、ENFJは目標の達成可能性をできるだけ高めた上で行動しますが、ESTPは多少リスクがある状況であっても行動に移すといった考え方の違いがあります。

そうした価値観の違いをENFJは吸収し、自分の思考力をアップデートすることができますので、人として成長することにも繋がると考えられます。

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ENFJ（主人公）と相性の悪い性格タイプは？

ENFJはどんな価値観を持っている人であっても、高いコミュニケーション能力とカリスマ性で仲を深めることができます。そのような聖人君子のようなENFJであっても、相性の悪い性格タイプはいくつか存在します。

ここからは、ENFJと相性が悪い性格タイプについて解説します。

ENFJ（主人公）と相性が悪いのは単独行動しがちな性格

ENFJは生まれつきのリーダー気質であるため、組織やチームが一致団結している状態を特に好む傾向にあります。自分がリーダーとなる組織のメンバー一人一人の目標が統一されていて、かつその目標のために個人が頑張れている状況を作れるよう尽力するのがENFJの立ち振る舞いの特徴とも言えるでしょう。

こうした性格傾向があることから、ENFJと相性が悪いのは単独行動をしがちな性格となります。いくら正しいことをしていたとしても、組織から逸脱するような行動を取るようであれば、ENFJはストレスを抱えることになります。

また、ENFJは基本的にどのような人にも優しいですが、一度自分から離れるような行動を取るような人には厳しい対応を取りがちです。単独行動する一人のせいで組織が散り散りになることも考えられますので、非常に相性が悪いと言えます。

ENFJ（主人公）と相性の悪い性格タイプはISTP,INFJ,ESFP

ENFJと相性が悪いのは単独行動をしがちな性格となりますが、実際に単独行動を取りがちな性格タイプとしてはISTP,INFJ,ESFPの3つが挙げられます。

巨匠タイプのISTPは、目の前の物事に対して黙々と作業を進めるエンジニア気質の性格です。自分が興味を持ったことにしか全力を出さない傾向が見られ、内向型であることから組織とコミュニケーションを取って物事を進めるといったことを苦手とする傾向が見られます。
こうした性格ということもあり、リーダーとして組織をまとめようとするENFJと対立してしまうことも少なくなく、お互いがお互いに苦手意識を持つといったこともあり相性は最悪とも言えます。

提唱者タイプのINFJは、自分の考える理想像を掲げるために一人で考えることを好む性格です。組織の方向性よりも自分が正しいと考えることを大切にする傾向にあることから、ENFJとの相性が悪いです。
ただ、お互いに考えていることや大切にしたいと思っている価値観は似ているので、上手くコミュニケーションが取れれば強力な仲間となってくれることでしょう。

エンターテイナータイプのESFPは、行動力とコミュニケーション能力に優れており、周囲の人に対してユーモアを届けるような面白い性格です。しかし、本能的に行動しがちなことに加えて、熱しやすく冷めやすいタイプであることから、集団で何かをすることに弱みが見られます。
いくら人気者気質のESFPであっても、みんなで乗り越えることを大切にするENFJから見ると「秩序を大切にしない自由人」という見え方になってしまいますので、相性としては悪い部類に入ります。

ENFJ（主人公）とISTPの相性

ENFJとISTPは、性格傾向を示すアルファベットが全て異なるということもあり、考え方や価値観が真逆とも言え、相性としては最悪の組み合わせです。

ISTPはとにかく自分が納得できるものづくりをしたいと考える性格ですので、組織で協力して物事に向き合っていくという感覚をあまり強く意識していません。加えて、自分の作業を邪魔してくるような人に対して拒絶反応を取りがちなため、ENFJとは水と油の関係と言えます。

ENFJからすれば対話を無意識のうちに避けたいと感じてしまうこともあり、もしISTPと一緒に物事を進めていかないといけない状態になるのであれば、誰か他の人もセットでチームを組むのが良いでしょう。

ENFJ（主人公）とINFJの相性

ENFJとINFJは、外向型と内向型という根本的な部分だけが真逆で、あとの性格傾向や価値観は同じといった組み合わせです。お互いに物事を深く考え、大きな理想を掲げるといった行動傾向は同じものの、外向型と内向型の違いによって衝突してしまう機会が多くあるでしょう。

また、INFJはコミュニケーション能力に乏しい傾向にありますので、ENFJはINFJが何を考えているのか読み取れないことがあります。その状態でENFJがリーダーとしてINFJに声かけをしてしまうと、「おせっかいで面倒な人」だと感じられることも考えられます。
下手にコミュニケーションを取ると関係性が悪化してしまうこともありますので、ENFJはINFJに対して常に適度な距離感を保っておくことがポイントです。

ENFJ（主人公）とESFPの相性

ENFJとESFPは外向型という共通点以外、物事の考え方や価値観が真逆となる組み合わせですので、相性としては悪い部類となります。加えて、ESFPは自分の興味関心があること以外には全力で頑張れないといった弱みがENFJにとってネガティブに映ります。

もし、ENFJの掲げる目標がESFPの興味の対象とならなかった場合、ESFPはENFJの指示やお願いを聞くことはなくなるでしょう。加えてESFPは他人と同調して盛り上がるといった傾向もありますので、ESFPを皮切りに組織が崩壊してしまうこともあります。

ENFJがESFPと一緒に物事を進めていかなければ鳴らなくなった時は、正面からしっかりとコミュニケーションを取り、これからやろうとしていることに興味を持ってもらえるように頑張ることが大切です。

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ENFJ（主人公）の恋愛における相性一覧

ここからは、ENFJの性格相性について細かい関係性に切り分けて詳しく解説していきます。まずは、ENFJの恋愛における相性について、それぞれの性格タイプで見ていきましょう。

ENFJ（主人公）が恋愛において相性が良いのはESTP,ENTJ,ISFJ

ENFJはどんな人とも良好な関係性を築きやすい性格ですので、恋愛においても比較的モテる傾向にあります。その中でも特にENFJと恋愛的な相性が良いのはESTP,ENTJ,ISFJの3タイプです。

起業家タイプのESTPは、恋愛においてはENFJを常に刺激してくれるパートナーとなることが期待されますので、関係性が長続きしやすいといった特徴があります。
興味関心があらゆる物事に対して発揮されることもあり、デートではENFJを色々な場所に連れて行ってくれるでしょう。

指揮官タイプのENTJは、ENFJと同じリーダー気質の性格ということもあり、共感できるポイントがたくさんあります。一緒にいて居心地の良さを感じられることでしょう。
また、ENFJもENTJも大きな物事に対して手を取り合いながら頑張っていきたいと考える特徴を持っていますので、一緒に人生を歩む結婚相手としても相性が良いです。

擁護者タイプのISFJは、献身的にパートナーを支える性格であることから、恋愛においてENFJの心強いサポーターとなってくれることでしょう。ENFJが仕事やプライベートで悩んでいても優しく話を聞いてくれるため、精神的なストレスを和らげてくれるオアシスのような存在だと感じられるはずです。

ENFJ（主人公）が恋愛において相性が悪いのはISTP,ISFP

反対に、ENFJと恋愛相性が悪いのはISTP,ISFPの2タイプが挙げられます。

巨匠タイプのISTPは、恋愛においてもENFJとの相性が悪いです。ISTPは恋愛関係においても自分一人の時間を大切にする傾向にあり、パートナーとしっかりコミュニケーションを取りたいと考えているENFJがストレスを溜めてしまいやすいです。
加えて、性格傾向が真逆の組み合わせですので一緒に過ごしていても価値観の違いを感じる瞬間が少なくありません。喧嘩も多くパートナーに対して恋愛感情を持ち続けることは難しいと考えられます。

冒険家タイプのISFPも、ENFJと性格傾向の大半が異なることから、恋愛相性が悪いと考えられます。また、ISFPは芸術的な感性を刺激される場所が好きですが、ENFJはアクティビティなどを好むためデートで楽しめる場所も異なります。
ENFJがISFPと交際するのであれば、どれくらいパートナーの趣味嗜好を受け止められるかをあらかじめ自己認識しておくことが大切になるでしょう。

ENFJ（主人公）の恋愛における他タイプとの相性

ここまでで紹介した5つの性格タイプ以外のタイプとの恋愛における相性については、以下のようにまとめられます。

恋愛や今のパートナーとの相性について悩んでいる人は、この一覧を参考にしてみてください。

性格タイプ	相性	関係性
INTJ	★★★★☆	お互いに何事も考えてから行動したり言葉にしたりする性格ですので、極めて冷静で論理的に恋愛関係を築いていけます。愛情を伝えることも怠りませんので、交際していて幸福感を感じられるでしょう。
INTP	★★☆☆☆	お互い理知的な性格ではありますが、INTPは自分の殻に籠ってしまいやすい傾向にあるため、ENFJがヤキモキしてしまう状況が増えがちになります。相当の包容力がないと喧嘩ばかりするカップルになるかもしれません。
ENTP	★★☆☆☆	恋愛において口喧嘩をしてしまいやすい性格で、ENFJが悪気なくアドバイスをしても突っかかってこられることも多く、関係性を上手く続けにくい相性の悪い組み合わせと言えます。
INFJ	★☆☆☆☆	外向型と内向型のみが真逆という組み合わせとなるため、恋愛において大切にするポイントが全く噛み合いません。将来設計の価値観も平行線が続くため、非常に相性が悪い性格タイプと言えます。
ENFJ	★★★★☆	ENFJ同士で交際すると、それぞれがパートナーに対して信頼を寄せやすく、結果として恋愛関係が長続きしやすい傾向にあります。考え方も同じなので居心地の良さも感じられるでしょう。
INFP	★★★★☆	会話が好きなENFJにとって、良き聞き役となってくれます。INFPもパートナーの話を聞きたいと考える性格ですので、仲睦まじい恋愛関係が築ける良い相性と言えます。
ENFP	★★★☆☆	行動力と社交性の高さはENFJと似通っていますが、物事の判断の仕方が異なるため、恋愛関係となるといざこざがしばしば起きることが考えられます。ただ、お互い会話が好きな性格ですので、喧嘩をしてもすぐに仲直りできるでしょう。
ISTJ	★★★★★	ENFJは自分に誠実に向き合ってくれる人が好きですが、その点においてISTJはピカイチと言えるほど相性が良いです。実直で誠実な性格であることに加え、親しき中にも礼儀ありと考えるのがISTJですので、ENFJの人は将来のパートナーとしてもおすすめできます。
ESTJ	★★★☆☆	恋愛関係を強固なものにしていきたいと考えるという点ではENFJと同じですが、ESTJはパートナーに対して束縛する癖が見られますので、交際をしていて息苦しさを感じるかもしれません。愛が重い人の方が好きというENFJであれば、この上なく相性の良い性格と言えます。
ESFJ	★★★☆☆	社交的で快活な性格である点はENFJと相性が良いですが、恋愛よりも友達関係を重視しがちな性格ですので、ENFJはもの寂しさを感じることがあります。ただ、喧嘩もすくなく二人でいる時は幸せを感じられるでしょう。
ESFP	★★★☆☆	常にパートナーを楽しませようとしてくれる性格のため、一緒にいて笑顔が絶えないカップルとなるでしょう。ただ、将来の真剣な話をしにくい性格ですので、ENFJはモヤモヤとした思いを感じることもあるでしょう。

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ENFJ（主人公）の仕事における相性一覧

ENFJの仕事における相性についても詳しく見ていきましょう。相性を知って活用することで普段の仕事の中で、連携の強化や人間関係の摩擦を減らすなどできます。

ENFJ（主人公）が仕事において相性が良いのはINFJ,ENTP,ENTJ

ENFJが仕事において相性が良いのはINFJ,ENTP,ENTJの3タイプです。

提唱者タイプのINFJは、友達や恋愛対象としての相性こそ良くないものの、仕事においてはENFJのベストパートナーと言えるほど相性が良いです。
ENFJはチームをコミュニケーションや人望でまとめ上げるリーダーですが、INFJは地力やビジョンなど頭でチームをまとめ上げる影のリーダーといった特徴があります。
ENFJが苦手とする理想像の言語化力にも長けているため、仕事において信頼のできる存在として関係性を構築していけるでしょう。

討論者タイプのENTPは、非常に頭の回転が早くコミュニケーション能力にも長けていますので、チームにとっていなくてはならない存在です。ENFJが論理的にしっかりと指示出しをすればENTPも全力で応えてくれるため、組織全体の生産性を引き上げることもできるはずです。

指揮官タイプのENTJは、ENFJと同じく高いリーダーシップを持っていますので、一緒に仕事をこなしていく仲間として信頼できるでしょう。また、カリスマ性も持ち合わせていることから、これからの道に悩んだ時に相談できる相手にもなってくれるのもENFJと相性が良い理由の一つです。

ENFJ（主人公）が仕事において相性が悪いのはENFJ,ESTJ

反対に、ENFJが仕事において相性が悪いのはENFJ,ESTJの2タイプです。

ENFJ同士で仕事に向き合うと、お互いがリーダー気質を発揮しようとしてしまう関係でチームにまとまりがなくなるといったデメリットに繋がります。当然チームメンバーはENFJ同士のやり取りで混乱してしまいますので、組織としても生産性が落ちる原因にもなるでしょう。

幹部タイプのESTJは、ENFJよりも厳しく組織をまとめ上げようとする性格のため、仕事の進め方における方向性の違いから衝突しやすい組み合わせとなります。
優秀な性格であることには間違いありませんので、ENFJがESTJと仕事を一緒に進めることになるのであれば、相手の主張を客観視して論理的に説得していくことが大切になると考えられます。

ENFJ（主人公）の仕事における他タイプとの相性

ここまでで解説したそれぞれの性格タイプ以外との仕事における相性をまとめると、以下の通りとなります。

性格タイプ	相性	関係性
INTJ	★★★☆☆	ENFJを助けてくれるような戦略家ではありますが、コミュニケーション能力が低めなため相性としては普通と言えます。ENFJは積極的にINTJに話しかけにいき、考えていることを引き出してあげる必要があります。
INTP	★★★☆☆	INTJと同じくENFJを助けてくれるような思考力を持ち合わせていますが、考えていることを中々口に出してくれないという点で相性が良いとは言い切れません。
INFP	★★★★☆	チームをまとめ上げようとするENFJの良きサポート役として活躍してくれます。また、ENFJが指示出しをしても従順に協力してくれるため、業務をスムーズに進められるでしょう。
ENFP	★★★★☆	社交的で仕事に対して情熱的に取り組める存在ですので、ENFJがまとめ上げるチームにとって良い存在感を放ってくれます。困っている人には手助けもできる性格なので、ENFJが目の届かない範囲のフォローもしてくれます。
ISTJ	★★★★★	誠実で従順な性格ということもあり、組織の一員として働くことに適しているのが特徴です。もちろんENFJがリーダーとなっているようなチームでも、自身のミッションの達成に向けて頑張れる人なのでENFJとの相性は抜群に良いです。
ISFJ	★★★★☆	献身的なサポーター気質の性格ですので、特にENFJがリーダーとしてチームをまとめ上げなくてはならない時に助けてもらいやすい組み合わせです。謙虚な性格でもあるため、リーダーとしての自分を立ててくれるといったこともあるでしょう。
ESFJ	★★★★☆	思いやりと社交性に満ち溢れた人気者タイプで、チームに一人いるだけで他のメンバーの士気が上がる傾向にあります。ENFJはESFJのおかげでチームマネジメントをやりやすくなりますので、相性は良好です。
ESTP	★★★☆☆	自分のセンスを大切にして仕事に向き合う性格であり、組織の方向性から外れて行動してしまうことがあります。ENFJに協力してくれないケースも見られるため、手を焼いてしまうかもしれませんが、一度協力関係に慣れれば非常に頼もしい仲間になってくれるでしょう。
ISTP	★☆☆☆☆	とにかく自分のやりたい目の前の仕事に集中する傾向にありますので、チームで何かをすることを軽視してしまいがちです。ENFJに反発するような言動もしがちですので、仕事における相性は最悪とも言えます。
ISFP	★★★☆☆	柔軟性があり、ENFJの急な依頼でも対応してくれるといった魅力があります。しかし、芸術的センスに特化しているような性格のため、ENFJの求めるアウトプットが出てこないこともあるでしょう。
ESFP	★★★☆☆	快活で明るくチームの雰囲気を盛り上げてくれるという点で、ENFJにとってありがたい存在となるでしょう。ただ、思考力は弱みですのでENFJがしっかりとフォローしてあげる必要があります。