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大学中退者の今を聞かせてくれ|その後は就職できた?体験談を紹介

大学中退者の今を聞かせてくれ|その後は就職できた?現実は?

大学中退者の今を聞かせてくれと検索した方の多くは、特にこれから大学を中退しようか悩んでいる人は、既に大学を中退している人が今、どこで何をしているのか気になることでしょう。
結論、大学を中退しても適切にキャリアを歩んでいくことができます。

この記事では、大学中退した人が現在どのように働いているのか、就職カレッジ®︎が独自でインタビューした体験談を交えつつ解説します。
特に大学中退を考えていて、将来の就職が不安で一歩を踏み出す勇気がないという人は記事の内容を参考にしてみてください。

  1. 不動産会社の営業職として働くTさん
    お客様の感謝の言葉にやりがいを感じつつ、将来に向けて資格取得を目指す
  2. 社風の良い輸入車ディーラーに就職できたHさん
    社員の人柄に惹かれた会社に就職。心地よい社風の中で日々やりがいを感じている
  3. 専門商社の営業職として活躍するMさん
    風通しがよく明るい社風の会社に感謝しつつ、一人前の営業パーソンを目指している
  4. 老舗メーカーでいきいきと働くDさん
    最初は苦手だった商談にも自信がつきはじめ、成長に喜びを感じている
  5. 風通しの良い会社に就職した女性のMさん
    コミュニケーションが円滑な職場で、幅広い仕事を任せてもらえるまでに成長している
中退した方専門の就職支援サービス
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大学中退者の今を聞かせてくれ【体験談から知る現実】

大学中退者の今を知るために、ここでは就職カレッジ®︎が独自でインタビューした体験談を5つそれぞれ要約してご紹介します。

各体験談の最後には、より詳しいインタビュー内容をまとめた記事のリンクもありますので、ぜひ大学中退者がどのような現在を送っているのかの参考にしてみてください。

  1. 不動産会社の営業職として働くTさん
    お客様の感謝の言葉にやりがいを感じつつ、将来に向けて資格取得を目指す
  2. 社風の良い輸入車ディーラーに就職できたHさん
    社員の人柄に惹かれた会社に就職。心地よい社風の中で日々やりがいを感じている
  3. 専門商社の営業職として活躍するMさん
    風通しがよく明るい社風の会社に感謝しつつ、一人前の営業パーソンを目指している
  4. 老舗メーカーでいきいきと働くDさん
    最初は苦手だった商談にも自信がつきはじめ、成長に喜びを感じている
  5. 風通しの良い会社に就職した女性のMさん
    コミュニケーションが円滑な職場で、幅広い仕事を任せてもらえるまでに成長している

体験談1. 不動産会社の営業職として働くTさん

大学中退をした体験談の1人目は、不動産会社の営業職として働くTさんです。

Tさんは、大学に入学してからは講義だけでなく、趣味にサークルにと大忙しの毎日で、非常に充実していました。まさに私が理想としていたような大学生活を謳歌していた中、家族から突然家計が厳しい状況であることを打ち明けられました。

父は自営業をしていたのですが、どうやら私を大学に入れるために無理して働いていたようです。そんな状況を知らずに大学生活を楽しんでいた自分に罪悪感を感じ、真剣に考えた結果大学を中退することにしました。

中退後は父の自営業を手伝うために働き始めました。いわゆる職人見習いとしての日々を過ごしていたのですが、給与や社会を知りたいという気持ちが強くなり、1年ほど父を手伝った後に民間企業へ就職するといった選択を選びました。

就職エージェントを使い就職活動を始め、前々から気になっていた不動産会社の求人を紹介してもらい、見事内定をもらうことができました。実際に不動産会社の営業職として働いてみると、日々成長できていることを感じます。

最近は一人でお客様を担当させてもらえるようになり、日々お客様から感謝の言葉をもらうことをやりがいにして働いています。これからは宅地建物取引士の資格を取り、店長やその上の管理職も目指していきたいです。

今は希望と意気込みとやる気しかありません。「這いつくばってでも進んでやるぞ!」という気持ちでこれからも頑張っていきます。

玉木 諒さんの就職成功体験談 – ジェイック 就職カレッジ®︎

体験談2. 社風の良い輸入車ディーラーに就職できたHさん

大学中退をした体験談の2人目は、社風の良い輸入車ディーラーに就職できたHさんです。

Hさんは、あまりよく調べないまま大学に入学してしまったこともあり、入学当初からネガティブな気持ちで大学生活を過ごしていました。なんとか2年は大学に通い続けたのですが、3年の時に長期実習があり、どうしてもモチベーションを維持できずに中退を決意しました。

大学中退後は2年間くらいフリーターとして生活しました。少し公務員試験の勉強もしたのですが、どこも受からなかったので民間企業への就職を考えるようになりました。そんな中、大学中退者の就職支援をしている就職カレッジ®︎に出会い、就職支援サービスを利用し始めました。

いろいろ会社を見ていく中で、「この人の下で働いてみたい」と感じることのできた会社に入社が決定しました。輸入車ディーラーの会社だったのですが、実はあまり自分は車のことを知りませんでした。しかし、入社してみたら想像以上に雰囲気の良い会社でした。

営業職なのですが競争意識みたいなものが良い意味でなく、みんなで成果をあげようと社員同士が助け合う雰囲気で、日々自分が社会人として成長できている実感があります。

もちろん仕事は大変ですが、その分やりがいもありますし、今では自分自身も車が好きになってしまいました。販売する車に愛着を持って販売できていて、できるだけ早く独り立ちして社内表彰に選ばれたいと思っています。

廣中悠樹さんの就職成功体験談 – ジェイック 就職カレッジ®︎

体験談3. 専門商社の営業職として活躍するMさん

大学中退をした体験談の3人目は、専門商社の営業職として活躍するMさんです。

Mさんは、高校までスポーツをしていたこともあり、スポーツに関連する仕事に就きたいと考え理学療法士の資格が取れる大学に入学しました。

しかし、理学療法士のことを知れば知るほど自分には向いていないと感じるようになり、次第に他の仕事の方が向いてると感じるようになった結果、大学を中退することにしました。

その時には成果が目に見えてわかる営業職に興味を持っていたので、就職支援サービスを活用し、アドバイザーから自分に合いそうな企業の求人をたくさん紹介してもらいました。結果的に最終的にインテリアの総合商社の会社に就職でき、自分の願いを実現することができました。

職場の雰囲気は非常に明るく、社員全員が自分に優しく接してくれます。分からないことを聞くと丁寧に教えてくれますし、風通しの良い働きやすい環境だと思っています。また、私のように中途で入社してくる人も多く、引け目を感じるようなこともありません。

今までの学歴や経歴ではなく、日頃の仕事ぶりを評価してくれる会社なので、大学中退も良い選択だったのかなと今では思っています。

今はまだ研修期間なので先輩のサポートしかしていませんが、自分一人で営業に出るようになったら、自運の売り上げ目標を自分で立て、絶対に達成するという意気込みを持って頑張れる営業パーソンになっていきたいです。

宮崎駆さんの就職成功体験談 – ジェイック 就職カレッジ®︎

体験談4. 老舗メーカーでいきいきと働くDさん

大学中退をした体験談の4人目は、老舗メーカーでいきいきと働くDさんです。

Dさんは、小さい頃から小説家になりたいと思っていて、大学に入学してからも小説を書いては賞に応募するといったことを続けていました。しかし努力は実ることなく、気づいた時には大学5年生になってしまっていました。

大学を留年してからは、本当に小説家を目指し続ける毎日でいいのか自問するようになり、将来についての不安を強く感じるようになりました。考えていった結果、小説家になる夢を諦め、同時に大学に通う意味も分からなくなり、中退することに決めました。

大学中退してから半年後には就職サービスに登録し、アドバイザーにカウンセリングをしてもらいつつ自分に合いそうな求人に応募をしました。結果的に老舗メーカーの会社に営業職として内定をもらうことができました。

入社半年が経った今、新規のお客様を開拓する営業をしています。最初はなかなか話を聞いてくれなかったお客様が徐々に商談をしてくれるようになり、成長と嬉しさを感じています。

今後はもっと多くのお客様を担当できるよう、もっと営業実績を出していきたいと思っています。

社会人として働いている今、大学中退に劣等感を感じる必要はないなと心から思っています。

D・Nさんの就職成功体験談 – ジェイック 就職カレッジ®︎

体験談5. 風通しの良い会社に就職した女性のMさん

大学中退をした体験談の5人目は、風通しの良い会社に就職した女性のMさんです。

Mさんは、大学は第一志望ではない福祉系の大学に通っていました。2年生までは頑張って通ったのですが、福祉は自分には合わないと感じるようになりました。そんな中、小さい頃から続けているスキーで膝の靭帯を損傷し、入院生活を送ることになりました。その中で大学に通う意識が薄くなり、大学を中退することにしました。

中退後は就職サイトで求人を見ていたのですが応募条件を満たすことができず、何もできない日々が続いていました。その中で大学中退者向けの就職カレッジ®︎を見つけて、活用することにしました。

多くの会社と出会っていく中で、良い雰囲気だと面接で感じられた不動産会社に正社員として就職することができました。非常に風通しがよく、社員全員で一丸となって頑張る文化があるので、様々な部署の人が垣根を超えてコミュニケーションを取っているのが非常に働きやすいです。

今は会社の中でも新しい部署で物件の管理やホームページの更新、総務系の仕事など幅広く担当させてもらっています。自分にあっている仕事だと思いますし、グループ会社の同好会に参加してプライベートも充実できています。

※こちらの体験談は就職カレッジ®に参加された女性からのインタビューを元に作成されました。

大学中退してよかったと感じるケース【大学中退者の今を聞かせてくれ】

ここまで五人の大学中退者の体験談を見てきましたが、結果的に全員が自分らしく社会人として働けていることが分かりました。同時に、今振り返ってみると「大学中退という選択も悪いものではなかった」という声も多く見られます。

五人の体験談を踏まえ、ここからは大学を中退してよかったと感じられるケースを3つご紹介します。

勉強どころではないほど経済的に厳しい

大学に通うためには相応の学費を支払う必要がありますが、経済的に厳しくなってしまい、勉強どころではなくなるケースが考えられます。

特に親からの支援が受けられず、奨学金も利用できないような場合、自分がアルバイトをして学費を稼いで大学に通う必要が出てきます。

大学は人生の夏休みとも言われますが、そうとは言っても卒業するためにたくさん勉強をしなければなりませんし、サークルやゼミ活動などを楽しみたいという気持ちも出てくるでしょう。それにもかかわらず、経済的に厳しい状況が続くと精神的に弱っていってしまいます。

そんな中で大学に通い続けていると、モチベーションが維持できなくなり留年などに繋がります。大学で得られるはずだったものも得られなくなることが考えられるため、このようなケースは大学を中退した方が良いかもしれません。

大学に対する理想と現実のギャップが大きい

大学入学前には理想を持っていたものの、いざ大学に入学したら現実とのギャップに大きくモチベーションを下げてしまうことがあります。

勉強したいと思っていたことが、実は自分には向いていなかったという体験談は先ほどもいくつか見られましたので、大学中退者のあるあると言っても良いでしょう。

理想と現実のギャップを感じ、モチベーションが低下すれば当然勉強する意欲もなくなります。頑張って大学を卒業する意味が分からなくなり、留年を繰り返すということもあるでしょう。そうなってしまうくらいなら、大学を中退して社会人デビューした方が、結果的に良い人生を送れるかもしれません。

中退してまでやりたいことを見つけられた

大学は専門的な分野の勉強を学ぶ場所ですが、進学した学部が自分にマッチしているとは限りません。中には、大学の勉強よりもやりたいことを見つけられるといったケースも往々にしてあるでしょう。

大学よりも優先したいと思えるほど興味が持てるものを見つけられることは、非常に良いことです。中には自分がどんなことに興味を持てるのか分からないと悩む人もいるほどです。

やりたいことを見つけられ、そのために行動力を発揮できるというのであれば、大学を中退しても後悔はしないでしょう。

大学中退は人生終了ではない理由【大学中退者の今を聞かせてくれ】

大学中退を検討している人の中には、このままだと人生が終了してしまうのではないかと不安に感じている人もいるでしょう。しかし、先ほどご紹介した体験談から分かる通り、大学を中退したとしても正社員として就職することはできます。

ここからは、大学を中退してもなぜ人生が終了してしまわないのかといった点について、その理由を3つ解説します。

1. 全国的に人手不足だから

大学中退しても求人が全くないということは、現代の日本の構造から考えてほぼないと言えます。日本は少子高齢化で働ける人の数がどんどん減っていっていますが、求人数は増え続けているのが現状です。

転職サイトdodaの公表している転職求人倍率を見てみると、2023年12月の調査では3.22倍であることが分かっています。これは、就職を希望する人ひとりに対して求人が3件以上あるということを示していて、言い換えれば求人が有り余っている状態ということになります。

応募先に困らない以上、就職できないということは理論的に考えにくいため、人生が終了することは少ないと言えるのです。

2. 学歴不問の求人が多く募集されているから

大学を中退すれば、学歴は自ずと高卒になります。確かに高卒だと大卒以上を募集する求人には応募できなくなってしまいますが、学歴不問で募集する求人はたくさんあります。

文字通り学歴不問の募集求人には大学中退者も応募できますので、内定を獲得するチャンスもあります。

例えば転職サイトのリクナビNEXTで学歴不問の求人を検索してみると、2万件弱がヒットします。職種としても営業職や事務職、ITエンジニアまで幅広い求人が見つけられますので、仕事の選択肢も決して少なくありません。

3. 高卒で働く人も多くいるから

大卒中退者は高卒の学歴になるという話をしましたが、実際に高卒から社会に出て働く人はたくさんいます。

キャリア教育支援協議会の調査によれば、令和3年卒の高卒者のうち15万人は高校卒業後に就職していることが分かっています。

また、そもそも高卒は年代にもよりますが、均すと約3割いるとも言われています。日本では職が見つからずに路頭に迷っているという人は多くありませんので、逆説的に高卒でも働いて生活できていることが分かるでしょう。

これらの理由から、大学を中退しても人生終了にはならないと言えます。

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大学中退から就職できる人の特徴【大学中退者の今を聞かせてくれ】

大学中退は人生終了にはならないものの、だからといって楽観的に考えていては就職することは難しいでしょう。ご紹介した体験談から分かる通り、今真剣に働けている人は自分から現状を変えようと行動することが大切になってきます。

ここからは、大学中退から就職できる人の特徴について3つ解説します。

1. 中退後すぐに就活を始められる

大学中退者が就職できるかどうかは、スピード感が一つ大切な要素となってきます。大学を中退し、フリーターとしての空白期間が長くなればなるほど就職率が下がっていくことは、厚生労働省のデータからも分かっています。

具体的には、中退後のフリーター期間が6ヶ月以内であれば就職率は64%、7カ月〜1年になるとこれが58%まで減少します。また、3年を超えると一気に50%以下まで下がることもデータで出ています。

空白期間が長くなるにつれ、面接官からの心象も悪くなってしまいますので、大学中退後はできるだけ早く就職活動をするよう心がけてください。

無職期間が長いと転職に不利?ブランク期間の平均と良い過ごし方

2. 親としっかり話し合える

体験談から分かる通り、大学を中退して就職の道を選ぶ決断には、親と相談している人が多い傾向にあります。やはり大人になっても、親の後押しがあることで次のステップに進めるという人は少なくはありません。

また、学費を親に出してもらっているという人は、中退の相談は必ず行いましょう。親との相談を避け、なんとなく言い出せないまま中退してしまうと、親に隠れてフリーターとしてなんとか生きようとしてしまい、結果的に空白期間が長くなることが考えられます。

3. どんな企業にも興味を持てる

日本には非常に多くの会社がありますが、就職する会社はその中でも一つだけです。体験談にもある通りまずは色々な会社に興味を持って話を聞いてみるというのがおすすめです。

実際に会った社員の人に惹かれてその企業への就職を決めるというケースは、大学中退者のみならず新卒者でもよくあることです。

行動をしなければ就職することは一向にできません。好奇心を持って就職活動に臨むことで、自分に本当に合った企業を見つけられる可能性は格段に高まります。ぜひ大学に進学した時の気持ちを思い出して、就職活動を始めてみてください。

大学中退から就職できない人の特徴【大学中退者の今を聞かせてくれ】

先ほどとは反対に、大学中退から就職がなかなかできないような人の特徴を3つご紹介します。

1. フリーターとして長く生活してしまう

フリーターとして長く生活すると、空白期間が長引いてしまうこともあり以下のようなデメリットが考えられます。

  • 正社員として働く意欲が低いと思われやすい
  • 昇給することがほぼできない
  • 体を壊すと欠勤扱いになり給料が無くなる
  • 仕事でのスキルは身につかない
  • 面接でアピールするポイントがなくなってしまう

このように、大学を中退してからフリーターを続けると様々なデメリットが考えられます。大学中退によって解放され、自由に生きたいと考える気持ちは分かりますが、将来のことを考えるのであればなるべくフリーターの期間を短くしましょう。

2. 一人だけで就活を進めてしまう

大学中退者はどうしても正しい就職活動の方法を知る機会がありません。

高卒や大卒から就職する場合は、学校のガイダンスや支援を受けて就職活動をすることができるため、基礎的な知見に恵まれることになります。

しかし、大学中退者は待っているだけではいつまで経っても就職支援を受けることはできないのが現実です。

体験談では就職支援のサポートサービスを使っている人が多かったように、特に大学中退者についてはアドバイザーがマンツーマンでアドバイスをしてくれるような就職エージェントを活用するのがおすすめです。

3. むやみに勝ち組にこだわってしまう

年収はいくら以上がいい、こういう仕事をするのは負け組だなど、仕事に対して極端な固定観念や現状に合っていない条件を求めすぎてしまうなど、勝ち組になることにこだわっていると応募先をいつまでたっても見つけられません。

確かに就職先に条件や希望を求めることは大切なことではありますが、できるだけフラットに、幅広く求人を比較検討するつもりで就職活動をするようにしてください。

具体的には、求人に求める条件を一つだけ絞り、その他の条件には優先順位をつけ、ある程度条件を緩和していくように求人を探していくのがおすすめです。

大学中退から就職を成功させるコツ【大学中退者の今を聞かせてくれ】

大学中退者が就職活動を成功させるコツとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • 未経験歓迎・学歴不問の求人に応募する
  • 自己分析と企業研究を欠かさない
  • 少しでも気になったら応募する
  • 就職エージェントを活用する

これらのコツを意識するだけでも、就職成功率を大きく上げることができるでしょう。ここからは4つのコツについてそれぞれ詳しく解説していきます。

未経験歓迎・学歴不問の求人に応募する

大学中退者が就職活動をする時は、中途採用枠で選考を進めることになります。中途採用枠の求人については、新卒の求人よりも検索条件が豊富にあることが特徴です。

その中でも、大学中退者の場合は未経験歓迎かつ学歴不問の求人に応募するのがコツです。未経験歓迎の求人は、その名の通り職種経験のない人の応募も歓迎している求人であり、就職後は未経験者向けの研修などで業務をイチから学べる会社である可能性が高いです。

また、学歴不問求人であれば、大学中退という経歴がマイナスになりにくくなります。むしろ、学歴不問の求人には高卒や中卒も応募してくる確率が高まるため、大学に入学したことがあるという経験がプラスになることもあるでしょう。

自己分析と企業研究を欠かさない

就職先と自分の希望のミスマッチを防ぐためにも、自己分析と企業研究は欠かさずに行うのがコツです。

自己分析とは、今までの経験を棚卸しし、強みと弱みを明らかにすることで自分に向いてる仕事を知ったり、自己PRポイントを明らかにしたりするために行う分析です。

しっかりと自己分析をすることにより、面接での自己PRに具体性が増し、面接官から評価を受けやすくなるのが特徴です。

また、企業研究とは応募先の企業ホームページや求人票、就職口コミサイトなどを網羅的に見て就職前後のギャップを少なくするために行う調査のことを言います。

企業研究をしっかりできていると志望動機の肉付けに繋がるため、熱意をアピールすることができます。

いずれも少しポイントを抑えれば誰にでもできるものですので、以下の記事も参考に取り組んでみるのがおすすめです。

自己分析とは?簡単なやり方や自己分析のメリットを解説

企業研究のやり方で就活が変わる?自分に合ったやり方を見つけよう

少しでも気になったら応募する

大学中退者の就活のコツは、とにかく行動することです。そのため、少しでも気になる求人を見つけることができたら、迷わず応募するようにしましょう。

特に大学中退者が就活をすることになる中途採用枠では、一人当たりの応募数が新卒よりも多いのが特徴です。中には就職成功者の平均応募社数は20社以上というデータもあります。

これは、中途採用枠がそもそも1枠しかないということがザラにあり、書類選考でもどんどん見送りになることがあるからだと考えられます。

就職エージェントを活用する

就職成功率を少しでも引き上げたいのであれば、就職エージェントの活用がおすすめです。

就職エージェントに登録することで、自分専任のアドバイザーがつき、就職活動の基礎的な流れやカウンセリングを行ってくれます。それだけでなく、自分にマッチしている求人をいくつも紹介してくれるため、自分から求人を探す手間を省くことが可能です。

さらに、模擬面接や履歴書の添削といったサポートをしてもらえるため、選考の通過率を引き上げることにも役立ちます。

就職エージェントは登録から内定獲得〜入社まで利用料金がかかることはありませんので、気になるサービスを見つけたらまずは登録してみると良いでしょう。

大学中退者の体験談から分かるおすすめの業界3選

業界によって就職難易度が変わる傾向にあり、少しでも大学中退者が就職成功率を上げたいのであれば、以下のような業界への応募がおすすめです。

  • メーカー
  • 不動産業界
  • 専門商社

これらの業界は記事冒頭でご紹介した就職体験談でも就職先として内定を獲得できています。それぞれどういった業界なのかについて解説します。

1. メーカー

メーカーは商品を製造し、販売することで利益を得ている業界です。特に大学中退者の場合はメーカーの営業職として就職するケースが多くなっています。

メーカーの営業職は、販売するものが手に取れる商品ということもあり、比較的営業しやすいのが特徴です。その商品の特徴やメリット、価格さえ覚えることができればある程度商談を進めることができるため、難しい計算などが必要ないこともおすすめポイントと言えます。

特に法人を相手にビジネスをしているようなBtoB企業であれば、働きやすさも感じられるでしょう。

2. 不動産業界

不動産業界は、建物や土地などの不動産の売買や賃貸仲介をするような業界です。不動産業界の会社がたくさんあることに加えて、ビジネスモデル的に社員を増やせばその分売り上げが伸びやすいということもあり、中途入社者を多く採用しているといった特徴があります。

特に営業職については、契約を取れたら取れた分だけ歩合給(インセンティブ)が稼げるのもポイントです。成績さえ出せれば年収が1,000万円を超えるような企業もあり、とにかく稼ぎたい人におすすめできます。

3. 専門商社

専門商社は、特定の部品や資材を仕入れてメーカーや販売店などに売るといった業界です。自社で製品を作っているわけではありませんが、売り買いをするものが明確なので社会人経験がなくても仕事を覚えやすいのが特徴です。

専門商社は文字通り特定領域の商品を専門的に売買しているため、ニッチな製品を取り扱うことも少なくありません。最初のうちは知識をつけるのに精一杯になるかもしれませんが、業務を一度覚えれば一人立ちまでが早く、働いているやりがいを感じやすいでしょう。

大学中退で後悔しないための注意点【大学中退者の今を聞かせてくれ】

最後に、大学中退をしてから後悔をしてしまわないために注意しておきたいポイントを2つ解説します。

いつまでも中退で落ち込まない

大学を喜んで中退するような人はいないはずです。多くの人が「本当に中退していいのか」と悩んだ末に決断を下しているでしょうから、中退をした自分自身に落ち込むといったことも十分考えられます。

しかし、大学を中退していつまでも落ち込んでいては、次のアクションである就職活動がいつまでたっても始められません。中退して落ち込んでいることはすぐに誰かに相談し、できるだけ早く気持ちを切り替えて就職活動を始めましょう。

人生を長期的視点で考えよう

確かに大学中退をしたその時点では、人生のどん底に落ちてしまったと思うかもしれません。しかし、体験談にもある通り中退してから今楽しく働いている人はたくさんいます。

つらい時こそ人生を長期的視点で捉え、「大学を中退したが、これから挽回していこう」などとポジティブに自分のメンタルをコントロールするよう意識してみてください。

まとめ

大学中退者の今として体験談をご紹介しましたが、どの人も生き生きと働いていることが分かります。中退してから就職活動をできるだけ早く始め、希望する会社に就職できたからこそそのような今を過ごせていると考えられます。

これから大学を中退しようか悩んでいる人は、中退した後のことも見据えた上で、今自分がやるべきことはなんなのか、しっかり考えるようにしてください。

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ABOUT US
小久保 友寛シニアマネージャー
株式会社ジェイックシニアマネージャー/中退者専門就職支援サービス「就職カレッジ®中退者コース」元事業責任者/「日本の中退を変える!」をモットーに、中退経験者のキャリア支援を続けています/中退経験をバネに、一緒に就活頑張りましょう!!